JP2000334844A - 構造体 - Google Patents

構造体

Info

Publication number
JP2000334844A
JP2000334844A JP2000108063A JP2000108063A JP2000334844A JP 2000334844 A JP2000334844 A JP 2000334844A JP 2000108063 A JP2000108063 A JP 2000108063A JP 2000108063 A JP2000108063 A JP 2000108063A JP 2000334844 A JP2000334844 A JP 2000334844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
adhesive
holding member
heads
bonded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000108063A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Morii
良浩 森井
Hiroshi Takemoto
浩志 竹本
Seiji Hoshino
誠治 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JP2000334844A publication Critical patent/JP2000334844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被接着物の取付けを高精度に行な
うことができるようにして、歩留りを高くすることがで
きるとともに生産後の被接着物の固定力の低下が生じな
い構造体を提供するものである。 【解決手段】 インクジェットヘッド11a〜11dとヘッ
ド保持部材14の間に中間保持部材13a〜13dを介装し、
中間保持部材13a〜13dを接着剤15によってインクジェ
ットヘッド11a〜11dに固定するとともに接着剤15を介
してヘッド保持部材14に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造体に関し、詳
しくは、被接着物を保持部材に接着剤によって固定する
ようにしてなる構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】被接着物を保持部材に接着剤によって固
定するようにしてなる構造体としては、例えば、カラー
プリンタ装置に設けられたインクジェットヘッドがあ
り、このプリンタ装置として、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの4色のインクを充填した4個のインク
ジェットヘッドによってフルカラーの画像を形成するも
のがある。
【0003】このプリンター装置でカラー画像を形成す
る場合には、インク液滴を噴射するインクジェットヘッ
ドをプリンター装置上に1列に並べ、各ヘッドから異な
る色のインク液滴を噴射するようになっているため、4
個のインクジェットヘッドのプリンター装置上の取付け
位置が画像品質を左右する大きな要因となる。
【0004】具体的には、図11に示すように、プリンタ
ー装置上では、4色のインク液を充填したインクジェッ
トヘッド1a、1b、1c、1dが一列に一体化(以
下、この一体化されたものを4ヘッドユニットという)
されており、この4ヘッドユニットをX方向に走査しな
がら記録紙2にインク液滴3a〜3dを噴射することに
より画像を形成するようになっている。また、記録紙2
もY方向に搬送されることにより記録紙2全体に画像を
形成することができる。
【0005】なお、図11(b)(c)にあっては、それ
ぞれ同図(a)のY方向側面図およびX方向側面図を示
しているが、個々のインクジェットヘッド1a、1b、
1c、1dがX、Y方向に所定の位置からずれている
と、記録紙2上の特定した位置にインク液滴3a〜3d
を着弾することができず、色ずれや記録紙2の外形に対
して画像領域のずれ等が生じてしまい、画像の品質が低
下してしまう。
【0006】また、個々のインクジェットヘッド1a、
1b、1c、1dがZ方向に位置ずれしている場合で
も、各ヘッド1a〜1dから記録紙2までのインク液滴
3a〜3dの到達時間にずれが生じてしまい、X、Y方
向の位置ずれと同様な画像不良が生じてしまう。さら
に、X、Y、Z軸周りの回転成分であるα、β、γ方向
の位置ずれも同様な不具合を生じてしまう。
【0007】したがって、以上のようなインクジェット
ヘッド1a〜1dの位置ずれによる画像品質不良を発生
させないために、通常は4個のインクジェットヘッド1
a〜1dの相対位置およびインクジェットヘッド1a〜
1dと記録紙2の相対位置を所定の位置ずれ量以下で固
定する必要が生じる。
【0008】通常、これらの位置精度は数μmから数10
μmが要求されており、この要求を満足するために不可
欠とされるのが、4個のインクジェットヘッド1a〜1
dの相対位置精度の必要量を維持しながら固定する技術
である。これはいくら高精度に位置調整しても、固定時
にずれると再度調整が必要になったり、分離不可能な構
成方法を採用している場合には、その部分を廃棄処分す
るしかなくなってしまい、位置調整時間が長くなったり
コスト高の原因になるからである。
【0009】従来、この固定にはネジによる固定が多く
用いられてきたが、固定時の位置ずれ量が数10μmから
数100μmと大きすぎることにより、必要精度での固定が
できなかったり、また、できたとしても位置調整固定時
間が長くなったり、歩留りが低下したりして製造コスト
高の一因になっていた。このため、現在ではネジによる
固定に比べて固定時の位置ずれ量が少ないとされる接着
剤による固定が試みられており、この接着剤による固定
には一般的に充填接着と呼ばれる方法が多く用いられて
いる。
【0010】この充填接着とは、被接着物間に位置調整
のための調整代以上の隙間があり、その隙間に接着剤を
充填して固着させる方法である。従来のこの種の充填接
着方法としては、例えば、特開平7−89185号公報
に記載されたものがある。
【0011】このものは、被接着物の形状精度の影響が
あっても、被接着物同士が当接しないように被接着物間
の隙間量を設定してあり、その隙間に接着剤を充填して
固定するものである。
【0012】また、インクジェットヘッドを紫外線硬化
型の接着剤を介してヘッド保持部材に取付ける方法とし
ては、図13または図14に示すような方法がある。
【0013】図13に示す方法は、同図(a)に示すよう
に、ヘッド63の1面に接着剤64を塗布してヘッド63をヘ
ッド保持部材65に対して位置決めし、この接着剤64を介
してヘッド63をヘッド保持部材65に固定する際に、同図
(b)に示すように、ヘッド63とヘッド保持部材65の隙
間から接着剤64に対してライトガイド66により紫外線を
照射することにより、接着剤64を硬化させてヘッド63を
ヘッド保持部材65に固定するようにしている。なお、ヘ
ッド63またはヘッド保持部材65の一方が紫外線を透過す
る材料であれば、その一方を通して接着剤64に紫外線を
照射するようにしている。
【0014】また、図14に示す方法は、同図(a)に示
すようにヘッド67の2面に、すなわち、ヘッド67を挟ん
で対称な位置に接着剤68を塗布してヘッド67をヘッド保
持部材69に位置決めし、この接着剤68を介してヘッド67
をヘッド保持部材69に固定する際に、同図(b)に示す
ようにヘッド67の一方の接着面とヘッド保持部材68の隙
間から接着剤68に対してライトガイド70により紫外線を
照射した後、同図(c)に示すようにヘッド67の他方の
接着面とヘッド保持部材69の隙間から接着剤68に対して
紫外線を照することにより、接着剤68を順々に硬化させ
てヘッドをヘッド保持部材に固定するようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の取付け構造にあっては、被接着物同士が当接
しないように被接着物間の隙間量を設定してあり、その
隙間に接着剤を充填して固定するようになっていたた
め、以下のような問題が発生してしまった。
【0016】以下、この充填接着の方法を図12に示すモ
デル図に基づいて説明するとともに、その問題点を具体
的に説明する。
【0017】図12において、4は被接着物であるインク
ジェットヘッド、5はヘッド保持部材、6は接着剤であ
り、この方法では、ヘッド4とヘッド保持部材5の隙間
に接着剤6を充填して硬化させることにより、ヘッド4
をヘッド保持部材5に固定している。
【0018】このため、ヘッド4とヘッド保持部材5を
当接させないで接着固定するには、ヘッド4側の接着面
4aの位置ばらつき量A(ヘッド4の位置調整代)とヘ
ッド保持部材5側の接着面5aのばらつき量Cが発生し
ても、ヘッド4側の接着面4aとヘッド保持部材5側の
接着面5aが当接せず、かつ、接着剤6を充填する隙間
を確保するために隙間Bが必要になる。したがって、接
着剤6の膜厚は最小でB、最大でA+B+Cになってし
まい、接着剤6の膜厚はA+Cの長さだけばらつくこと
になる。
【0019】さらに、ヘッド4側の接着面4aとヘッド
保持部材5側の接着面5aの面精度の影響でI+Jだけ
接着剤6の膜厚がばらついてしまうこともある。
【0020】一般的に、接着剤は硬化する際に収縮する
ため、接着剤の硬化後に被接着物を位置ずれさせないた
めには接着剤の塗布量をできるだけ少なくすることが重
要になってくる。ところが、上述した充填接着方法で
は、接着剤の膜厚をB以下にすることができないので、
接着剤の膜厚がBの場合に接着剤の硬化収縮での位置ず
れが許容値よりも多く発生したとしても、接着剤の膜厚
の変更で対応できなくなり、固定後の位置ずれ量の改善
ができない場合があった。
【0021】また、インクジェットプリンターとして完
成した後の輸送時や実使用時に、接着部の周囲の雰囲気
温度が上昇して接着剤や被接着物が熱膨張した場合、接
着剤と被接着物の線膨張係数の差が原因で接着部が剥離
してしまう場合がある。その際にも、接着剤の膜厚を薄
くして寸法変化量を抑えることは有効な手段となるが、
接着剤の膜厚をB以下にすることができないことによ
り、その対応手段がとれず、接着剤の剥離対策が図れな
い場合があった。
【0022】また、接着剤の膜厚がA+Cだけ発生する
ことにより、接着剤の硬化収縮量もそのばらつきに応じ
て変化することになる。これにより固定後のヘッド1の
位置もばらついてしまい、必要な位置精度が確保できな
いという場合もあった。通常、紫外線硬化型の接着剤の
硬化時の体積収縮率は5〜10%程度である。体積収縮率
が7%の場合を考えてみると、接着剤の硬化形状が正方
体の場合には、3次元各方向に約2%程度収縮すること
になる。
【0023】したがって、接着剤の膜厚に0.5mm程度の
差が生じると、硬化収縮量は各方向とも10μm程度の差
が生じることになる。被接着物を樹脂の射出成形で製作
する場合には、上述した接着剤の膜厚のばらつきA+C
は0.5mm以上になる場合が考えられるため、固定後の位
置ずれが問題となる可能性が十分にある。
【0024】以上により、従来の充填接着方法にあって
は、インクジェットヘッドの固定位置の必要精度を維持
することができない場合が発生するため、生産時の歩留
りが低下したり、固定精度不良の被接着物を廃棄処分に
しなければならず、製造コストが増大するという問題が
発生してしまった。
【0025】また、生産後に接着剤の剥離によりインク
ジェットヘッドの固定力の低下が発生してしまい、イン
クジェットプリンターの基本機能を維持できなくなって
しまうおそれがあった。
【0026】また、図13に示す取付け方法にあっては、
接着剤64の固化が終了したときに、接着剤64が収縮する
ため、ヘッド63がヘッド保持部材65に引き付けられてヘ
ッド63の位置ずれが発生してしまった。
【0027】一方、図14に示す取付け方法にあっては、
最初にヘッド67の一方の接着面の接着剤68を硬化させた
後、他方の接着面の接着剤68を硬化させるようにしたた
め、ヘッド67の一方の接着面に塗布された接着剤68が収
縮してヘッド67の一方の接着面がヘッド保持部材68に引
寄せられた状態となってヘッド67の他方の接着面が移動
せずに、他方の接着面の接着剤68が上下方向に収縮する
だけとなってしまった。このため、ヘッド67の位置ずれ
が発生してしまった。
【0028】このような不具合を解消するには、両方の
接着剤に同時に紫外線を照射することが考えられる。
【0029】以下、この点を図15〜18に基づいて詳しく
説明する。
【0030】図15に示すように、ヘッド67の2面に、す
なわち、ヘッド67を挟んで対称な位置に接着剤68を塗布
してヘッド67をヘッド保持部材69に位置決めし、この接
着剤68を介してヘッド67をヘッド保持部材69に固定する
際に、ライトガイド70によって接着剤68に同時に紫外線
を照射すると、接着剤68の硬化収縮時の内部応力を相殺
することができる。
【0031】ここで、接着剤68の収縮を異なる境界条件
に基づいて説明を行なう。
【0032】図16(a)(b)は接着剤A単体の硬化を
示す図であり、同図(a)に示すように硬化開始前の接
着剤Aに紫外線を照射すると、接着剤Aは内方に向かっ
て応力ベクトルが作用し、同図(b)に示すように収縮
を行なう。
【0033】また、図17(a)(b)に示すように、接
着剤Bを2つの被着体C、Dの間に塗布して同図(a)
に示すように硬化開始前の接着剤Bに紫外線を照射する
と、接着剤Bは上述したように内方に向かって応力ベク
トルが作用する。このとき、接着剤Bは被着体C、Dの
接着面に塗布されているため、接着剤Bの内方に向かっ
て作用する応力ベクトルによって被着体C、Dには逆方
向の応力ベクトルが作用して互いに近接する方向に移動
する。
【0034】一方、図18(a)(b)に示すように被着
体Eに対して接着剤F、Gが塗布される接着面が面対称
な位置に配設されている場合に、同図(a)で示すよう
に接着剤F、Gを塗布して接着剤F、Gを同一条件で硬
化させると、同図(b)に示すように接着剤F、Gが内
方に向かって収縮するため、被着体Eの2つの接着面に
同方向で逆向きの応力ベクトルが発生する。
【0035】以上の原理から、ライトガイド70によって
接着剤68に同一条件で、かつ上方から紫外線を同時に照
射すると、接着剤68の硬化が同時に開始される。このと
き、接着剤68の収縮を同方向で逆向きに発生させること
ができ、収縮の動きを相殺させることができる。すなわ
ち、ヘッド67の2つの接着面に同方向で逆向きの応力ベ
クトルを同じタイミングで発生させて2つの応力ベクト
ルを釣り合わせることができる。
【0036】この結果、接着剤68が硬化されてヘッド67
がヘッド保持部材69に固定される際にヘッド67が位置ず
れしてしまうのを防止することができ、ヘッド保持部材
69に高精度に取付けることができる。
【0037】しかしながら、このようにヘッド67を接着
剤68を介してヘッド保持部材69に直接取付け、接着剤68
に対して同一照射条件で紫外線を照射する場合には、後
に位置調整を行なうための調整代が必要となって接着剤
68の膜厚を小さくすることができないため、接着剤68の
内部応力を十分に小さくすることができない上に、ヘッ
ド67をヘッド保持部材69に位置決めする際に、ヘッド67
が正確な位置に位置決めできずに、ヘッド67がヘッド保
持部材69の接着面の一方側に偏った場合には、左右の接
着剤68の膜厚を同じにすることができなくなるため、同
一条件で紫外線を照射しても内部応力を相殺することが
できないという問題があった。
【0038】そこで本発明は、被接着物の取付けを高精
度に行なうことができるようにして、歩留りを高くする
ことができるとともに生産後の被接着物の固定力の低下
が生じない構造体を提供することを目的としている。
【0039】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、被接着物を保持部材に接着
剤によって固定するようにしてなる構造体において、前
記被接着物の平面と前記保持部材の平面とを、L字形状
の中間保持部材の各面との間に接着剤が均一に塗布され
た状態で該中間保持部材を介して結合したことを特徴と
している。
【0040】その場合、被接着物と保持部材の間に中間
保持部材を介装している分だけ、被接着物の接着面(平
面)と中間保持部材の接着面(平面)に接着される接着
剤と保持部材の接着面(平面)と中間保持部材の接着面
(平面)に接着される接着剤の膜厚を必要最小限で、か
つ一定に管理するだけで、被接着物の接着箇所と保持部
材の接着箇所の位置精度を厳密に管理しなくても、被接
着物の取付けを高精度に行なうことができ、歩留りを高
くすることができるとともに生産後の被接着物の固定力
の低下が生じるのを防止することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0042】図1〜8は本発明に係る構造体の第1実施
形態を示す図であり、構造体として、インクジェットヘ
ッドを例にしている。
【0043】まず、構成を説明する。図1〜3におい
て、11a〜11dはそれぞれ10面形状のインクジェットヘ
ッド(被接着物)であり、このインクジェットヘッド11
a〜11dはそれぞれ順番にシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの4色のインクが充填され、複数の吐出孔
12から各色のインク液滴を吐出するようになっている。
【0044】各ヘッド11a〜11dの平面はそれぞれL字
形状の4つの中間保持部材13a〜13dを介してヘッド保
持部材14の平面に取付けられており、中間保持部材13a
〜13dは紫外線硬化型の接着剤15によってヘッド11a〜
11dに固定されるとともに同様に紫外線硬化型の接着剤
15を介してヘッド保持部材(保持部材)14に固定されて
いる。また、この中間保持部材13a〜13dは紫外線を透
過する材料から構成されている。
【0045】また、ヘッド保持部材14は仕切部14aによ
ってヘッド11a〜11dの取付け位置が仕切られていると
ともに、下面に図示しない固定部が設けられており、こ
の固定部が図示しないプリンター本体に取付けられるよ
うになっている。なお、このプリンター本体はプリンタ
ー装置、ファクシミリ装置あるいは複写機等に装着され
るものである。
【0046】図4はヘッド11a〜11dの取付け装置を示
す図である。
【0047】図4において、21は取付け装置の定盤であ
り、この定盤21には1軸移動機構を内蔵したヘッド保持
部材移動用テーブル22が設けられており、この移動用テ
ーブル22は固定部材23によって定盤21上に固定されてい
る。この移動用テーブル22上にはヘッド保持部材チャッ
ク24が設けられており、このチャック24にはヘッド保持
部材14を位置決めして固定するようになっている。すな
わち、移動用テーブル22はチャック24でヘッド保持部材
14を把持して図4中、左右方向であるX方向に移動する
ようになっている。
【0048】また、定盤21上には移動機構固定部材25を
介して6軸移動機構26が設けられており、この6軸移動
機構26の先端部にはインクジェットヘッド11a〜11dを
把持可能なチャック27が設けられている。この6軸移動
機構26は各ヘッド11a〜11dをチャック27で把持してX
方向、Y方向、Z方向、X軸周りのα方向、Y軸周りの
β方向およびZ軸周りのγ方向に移動可能になってい
る。
【0049】また、定盤21上にはカメラ固定部材28を介
してCCDカメラ29が設けられており、このCCDカメ
ラ29は各ヘッド11a〜11dの吐出孔12を撮像するように
なっている。この撮像された画像は図示しない演算部で
演算されるようになっており、この演算結果に基づいて
6軸移動機構26でヘッド11a〜11dを移動することによ
り、ヘッド11a〜11dをヘッド保持部材14に位置決めす
るようになっている。
【0050】また、定盤21上には中間保持部材13a〜13
dをチャックで把持してX、Y、Zの3軸方向に移動す
る移動機構が設けられている。なお、図4中、30は紫外
線を照射するライトガイドである。
【0051】次に、ヘッド11a〜11dをヘッド保持部材
14に取付ける方法を説明する。
【0052】まず、チャック24上にヘッド保持部材14を
把持して、ヘッド保持部材14の右側端部がCCDカメラ
29の下方に位置するように移動用テーブル22を移動させ
る。次いで、チャック27でヘッド11dを把持してヘッド
11dをヘッド保持部材14の右側端部上に移動させ、ヘッ
ド保持部材14上に位置させる。
【0053】次いで、ヘッド11dの吐出孔12をCCDカ
メラ29で撮像し、その吐出孔12の画像の重心位置を演算
部で演算してヘッドのX、Y方向の位置計測を行なう。
また、Z方向に関しては、CCDカメラ29に内蔵してあ
る図示しないオートフォーカス装置からのZ方向のフォ
ーカス量に関する出力データに基づいて演算部で演算し
て位置を求める。
【0054】このようにしてヘッド11dの位置を計測
し、その測定結果から目標位置の移動量を算出し、6軸
移動機構26でヘッド11dを目標位置までの移動量だけ移
動させることにより、ヘッド11dの位置調整を行なう。
【0055】次いで、中間保持部材13a〜13dを移動機
構のチャックで把持してヘッド11d側に向って移動させ
る。次いで、ヘッド11aとヘッド保持部材14側の接着面
に紫外線硬化型樹脂を一定の膜厚になるように塗布す
る。このとき、CCDカメラ29によって接着剤15の膜厚
をモニターしながら接着剤15の膜厚が一定になるように
調整する。
【0056】次いで、中間保持部材13a〜13dをヘッド
11aとヘッド保持部材14の間に介装してライトガイド30
によって接着剤15に紫外線を照射することにより、接着
剤15を硬化させ、硬化終了後に中間保持部材13a〜13d
の移動機構のチャックと6軸移動機構26のチャック27を
開放して取付けを終了する。
【0057】次いで、ヘッド11dに隣接するヘッド保持
部材14部分がCCDカメラ29の下方に位置するように移
動用テーブル22をX方向に移動させた後、チャック27で
ヘッド11bを把持して上述した作業を行なうことによ
り、ヘッド11cを中間保持部材13a〜13dを介してヘッ
ド保持部材14に取付ける。以降、上述した動作を行なう
ことにより、残りのヘッド11b、11aを中間保持部材13
a〜13dを介してヘッド保持部材14に取付ける作業を行
なう。
【0058】このように本実施形態では、インクジェッ
トヘッド11a〜11dとヘッド保持部材14の間に中間保持
部材13a〜13dを介装し、中間保持部材13a〜13dを接
着剤15によってインクジェットヘッド11a〜11dに固定
するとともに接着剤15を介してヘッド保持部材14に固定
したため、ヘッド11a〜11dとヘッド保持部材14の間に
中間保持部材13a〜13dを介装している分だけ、ヘッド
11a〜11dの接着面と中間保持部材13a〜13dの接着面
に接着される接着剤15とヘッド保持部材14の接着面と中
間保持部材13a〜13dの接着面に接着される接着剤15の
膜厚を必要最小限で、かつ一定に管理するだけで、ヘッ
ド11a〜11dの接着箇所とヘッド保持部材14の接着箇所
の位置精度を厳密に管理しなくても、ヘッド11a〜11d
の取付けを高精度に行なうことができ、歩留りを高くす
ることができるとともに生産後のヘッド11a〜11dの固
定力の低下が生じるのを防止することができる。
【0059】また、接着剤15を紫外線硬化型の接着剤か
ら構成するとともに、中間保持部材13a〜13dを紫外線
が透過する材料から構成したため、中間保持部材13a〜
13dを通して接着剤15に紫外線を照射することができ
る。このため、接着箇所全域で同時に、かつ接着面に対
して垂直方向から紫外線を照射することができ、接着剤
15が硬化するまでの時間を短縮して、生産性を向上させ
ることができる。
【0060】なお、接着剤が硬化するまでの時間を考慮
しない場合には、中間保持部材13a〜13dに紫外線が透
過しない材料を使用しても良い。但し、この場合には、
被接着物の隙間に紫外線を照射して紫外線を硬化させる
必要があるため、中間保持部材13a〜13dを紫外線が透
過する材料から構成した方が好ましい。この場合には、
上述した効果に加えて、ヘッド11a〜11dに対する硬化
収縮による制御がし易くなり、固定後のヘッド11a〜11
dの位置ずれも制御し易くなる。
【0061】なお、本実施形態では、10面体形状のヘッ
ド11a〜11dを使用しているが、これに限らず、図5〜
8に示すような立方体形状のヘッド31〜34を用いても良
い。要は、接着面が1面以上あれば、特に面の数に限定
されるものではないのである。また、相対する被接着面
が平行になっていれば、面形状も特に平面に限定される
ものではなく、曲面や球面でも良い。
【0062】また、中間保持部材も4つではなく、図
6、7に示すように、1つのインクジェットヘッドに対
して2つの中間保持部材39、40から構成しても良く、ヘ
ッド1個当りに1個以上配設すれば問題はない。
【0063】また、ヘッド保持部材14に関しても、仕切
部14aに仕切られている形状に限らず、図5〜8に示す
ように平板状のヘッド保持部材35〜38であっても良い。
【0064】なお、本実施形態および図5〜8に示す態
様では、1つのヘッド11a〜11d、31〜34に対して中間
保持部材13a〜13d、39、40を複数個設けているが、こ
の中間保持部材13a〜13d、39、40は各ヘッド11a〜11
d、31〜34の中心線を挟んで対称な位置に同数個配設す
ることが重要である。
【0065】以下、具体的に説明する。接着剤は硬化す
る際に収縮するが、これにより硬化中にヘッド11a〜11
d、31〜34に対して力が発生し、ヘッド11a〜11d、31
〜34の位置が接着中にずれる場合がある。
【0066】また、接着中にヘッド11a〜11d、31〜34
の位置がずれなくとも接着剤の中に残留応力が蓄積さ
れ、接着後の熱等の衝撃でその残留応力がヘッド11a〜
11d、31〜34に作用し、ヘッド11a〜11d、31〜34の位
置がずれたり、接着部が剥離する場合がある。
【0067】このような場合に、中間保持部材13a〜13
d、39、40をヘッド11a〜11d、31〜34の中心線に対し
て両側の対称な位置に同数配設することにより、硬化収
縮による力や残留応力による力が打ち消し合う方向に同
じ量だけ作用することにより、上記の不具合が発生する
のを防止することができ、インクジェットヘッドの取付
けをより一層高精度に行なって、歩留りをより一層高く
することができるとともに生産後のインクジェットヘッ
ドの固定力の低下が生じるのをより一層防止することが
できる。
【0068】さらに、本実施形態では、ヘッド11a〜11
d、中間保持部材13a〜13dおよびヘッド保持部材14を
線膨張係数が同一または、同一に近いものを用いた材料
から構成することも考えられる。
【0069】すなわち、ヘッド11a〜11dがインクジェ
ットプリンターの内部で稼働する際や、ヘッド11a〜11
dの取付けが終了した後に輸送される場合等に、接着部
の周囲の雰囲気温度が数10℃上昇することが往々として
ある。
【0070】このような場合に、ヘッド11a〜11d、中
間保持部材13a〜13dおよびヘッド保持部材14の線膨張
に相違があると、接着部が剥離してしまうことがある。
したがって、ヘッド11a〜11d、中間保持部材13a〜13
d、ヘッド保持部材14の線膨張係数を同一、または同一
に近い材料から構成すれば、接着部に剥離が生じずに品
質を維持することができる。また、接着剤15の材料も硬
化した接着剤15の線膨張係数がヘッド11a〜11d、中間
保持部材13a〜13dおよびヘッド保持部材14の線膨張係
数と同一、または同一に近いものにすれば、上記不具合
を抑えることができる。
【0071】図9、10は本発明に係るインクジェットヘ
ッドの取付け構造の第2実施形態を示す図であり、1つ
のインクジェットヘッドに対して中間部材を1つ設けた
例を示している。なお、本実施形態では、中間保持部材
や接着剤の材料や、ヘッドの組付け装置や組付け方法は
第1実施形態と同様である。また、本実施形態では、特
に接着部分の詳細な構造を説明するものである。
【0072】図9、10において、51はインクジェットヘ
ッド(被接着物)、52はヘッド保持部材(保持部材)、
53は中間保持部材、54は接着剤である。中間保持部材53
は2ヵ所の接着面53a、53bを有しており、その接着面
53a、53bは平面で各面が直交している。また、接着面
53aはヘッド51に接着剤54によって固定されており、接
着面53bは接着剤54によってヘッド保持部材52に固定さ
れている。
【0073】このような構造を有する組付け構造にあっ
ては、図4に示す取付け装置によってヘッド51が中間保
持部材53を介してヘッド保持部材52に取付けられる。本
実施形態では、ヘッド51がヘッド保持部材52に取付けら
れた後に、ヘッド51側の接着面51aがヘッド51の位置調
整量やヘッド51の形状精度によってAだけ位置がばらつ
いた場合に、中間保持部材53をX、γ方向に移動させる
ことにより、接着剤54を所定の厚さに調整することがで
きる。ここでの接着剤54の所定の膜厚とは寸法Eである
が、ヘッド51側の接着面51aと中間保持部材53側の接着
面53aの平行度によって接着剤54の膜厚がDになる場合
もある。
【0074】この際、ヘッド保持部材52のヘッド51側の
接着面51aに相対する面52aの位置ばらつきCの影響で
接着層の膜厚の値が制約を受けることは、面52aが接着
面でないことから影響がない。
【0075】また、中間保持部材53とヘッド保持部材52
の接着層に関しては、ヘッド保持部材52の接着面52bの
位置ばらつきがHだけ発生した場合に、ヘッド51側の膜
厚を所定の値に維持しながら中間保持部材53をZ、α方
向に移動させることによりヘッド保持部材52側の接着層
の膜厚を所定の値に維持することができる。但し、ここ
でもヘッド保持部材52の接着面52bと中間保持部材53の
接着面53bの平行度により接着剤54の膜厚が変化する場
合がある。
【0076】また、ヘッド51側の接着面51aとヘッド保
持部材52側の接着面52bおよび中間保持部材53の接着面
53a、53bのβ方向の傾きによる接着剤54の膜厚の変化
は吸収できない。
【0077】以上のように、X、Y、Z、α、γ方向に
関する、ヘッド51の位置調整量、ヘッド51側の接着面51
aの位置精度、ヘッド保持部材52の面52aの位置精度、
ヘッド保持部材52側の接着面52bの位置精度による接着
層の膜厚の変化は抑えることができる。また、接着剤54
の膜厚は接着面間の平行度の影響てばらつくだけとな
り、必要最小限の膜厚に近づけることができる。
【0078】なお、本実施形態で得られる効果は第1実
施形態と同様であるため、説明を省略する。また、本実
施形態では、1つの中間保持部材53をヘッド51とヘッド
保持部材52の間に介装しているが、図10に示すように中
間保持部材61、62を分割することにより、ヘッド51側の
接着面51aの面精度による接着層の膜厚の影響の変化を
抑えることができる。
【0079】なお、本発明では、構造体としては、イン
クジェットヘッドに限らず、被接着剤と保持部材を中間
保持部材を介して接着剤によって結合されたものであれ
ば何でも良い。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、被接着物
と保持部材の間に中間保持部材を介装している分だけ、
被接着物の接着面(平面)と中間保持部材の接着面(平
面)に接着される接着剤と保持部材の接着面(平面)と
中間保持部材の接着面(平面)に接着される接着剤の膜
厚を必要最小限で、かつ一定に管理するだけで、被接着
物の接着箇所と保持部材の接着箇所の位置精度を厳密に
管理しなくても、被接着物の取付けを高精度に行なうこ
とができ、歩留りを高くすることができるとともに生産
後の被接着物の固定力の低下が生じるのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットヘッドの取付け構
造の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の取付け構造の要部正面図であ
る。
【図3】第1実施形態の取付け構造の要部分解図であ
る。
【図4】第1実施形態の取付け装置の概略構成図であ
る。
【図5】第1実施形態の取付け構造の他の態様を示す図
である。
【図6】第1実施形態の取付け構造の他の態様を示す図
である。
【図7】第1実施形態の取付け構造の他の態様を示す図
である。
【図8】第1実施形態の取付け構造の他の態様を示す図
である。
【図9】本発明に係るインクジェットヘッドの取付け構
造の第2実施形態を示す斜視図であり、(a)はその上
面図、(b)は同図(a)のF−F断面図である。
【図10】第2実施形態の取付け構造の他の態様を示す図
である。
【図11】(a)は一般的なインクジェットヘッドの配設
構造を示す図であり、記録紙とヘッドの斜視図、(b)
は同図(a)のY方向側面図、(c)は同図(a)のX
方向側面図である。
【図12】従来の充填接着方法のモデル図であり、(a)
はその上面図、(b)は同図(a)のH−H断面図であ
る。
【図13】従来のインクジェットヘッドの取付け手順を示
す図である。
【図14】従来のインクジェットヘッドの他の取付け手順
を示す図である。
【図15】従来のインクジェットヘッドの他の取付け手順
を示す図である。
【図16】(a)(b)は接着剤単体が硬化する状態を示
す図である。
【図17】(a)(b)は被着体の間に介装された接着剤
が硬化する状態を示す図である。
【図18】(a)(b)は被着体の対称な面と被着体の間
に介装された接着剤が硬化する状態を示す図である。
【符号の説明】
11a〜11d、31〜34、51 インクジェットヘッド(被
接着物) 12 吐出孔 13a〜13d、39、40、53、61、62 中間保持部材 14、35〜38、52 ヘッド保持部材(保持部材) 15、54 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被接着物を保持部材に接着剤によって固定
    するようにしてなる構造体において、 前記被接着物の平面と前記保持部材の平面とを、L字形
    状の中間保持部材の各面との間に接着剤が均一に塗布さ
    れた状態で該中間保持部材を介して結合したことを特徴
    とする構造体。
JP2000108063A 1997-03-11 2000-04-10 構造体 Pending JP2000334844A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5564597 1997-03-11
JP9-55645 1997-03-11

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19344097A Division JP3621235B2 (ja) 1997-03-11 1997-07-18 インクジェットヘッドの取付け構造および取付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000334844A true JP2000334844A (ja) 2000-12-05

Family

ID=13004565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000108063A Pending JP2000334844A (ja) 1997-03-11 2000-04-10 構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000334844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012121281A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置、及び、液体噴射装置の製造方法
WO2022009386A1 (ja) * 2020-07-09 2022-01-13 三菱電機株式会社 光モジュール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012121281A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置、及び、液体噴射装置の製造方法
WO2022009386A1 (ja) * 2020-07-09 2022-01-13 三菱電機株式会社 光モジュール
JP7028362B1 (ja) * 2020-07-09 2022-03-02 三菱電機株式会社 光モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6000784A (en) Structure and method for mounting an ink jet head
KR0156449B1 (ko) 잉크 제트 헤드 제조 방법, 상기 방법에 의해 제조된 잉크 제트 헤드, 및 잉크 제트 헤드를 구비한 잉크 제트 장치
US5221397A (en) Fabrication of reading or writing bar arrays assembled from subunits
US5198054A (en) Method of making compensated collinear reading or writing bar arrays assembled from subunits
JP6390961B2 (ja) 書込ヘッドユニットの組立装置および書込ヘッドユニットの組立方法
US9751310B2 (en) Method for manufacturing liquid ejection head
JP3850370B2 (ja) インクジェットヘッドユニットおよびその製造方法
JP3621235B2 (ja) インクジェットヘッドの取付け構造および取付け方法
JP2002079674A (ja) 液体吐出ヘッドユニット、ヘッドカートリッジおよび液体吐出ヘッドユニットの製造方法
JP4876839B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及びその製造方法並びに液滴吐出装置
JP2000334844A (ja) 構造体
JP3471573B2 (ja) インクジェットヘッドの取付け構造体の製造方法および製造装置
JP2004216816A (ja) 液体吐出記録キャレッジおよび液体吐出記録装置
JP4195986B2 (ja) ラインヘッドの製造方法
JP2008265191A (ja) 液滴吐出装置
US20060214996A1 (en) Liquid droplet discharge head and method of manufacturing the liquid droplet discharge head
WO2006030683A1 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP2006256051A (ja) 液滴吐出ヘッドバー、液滴吐出装置、及び、液滴吐出ヘッドバー製造方法
JP3971870B2 (ja) 間接接着構造体の製造方法
JP4217354B2 (ja) 間接接着構造に用いられる中間保持部材
JP2024071950A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置及び液体吐出ユニットの製造方法
JP4267281B2 (ja) インクジェットヘッド構造およびインクジェットヘッドの製造方法
JP2024050512A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、及び、液体を吐出する装置
JP2004098345A (ja) インクジェットヘッドユニット構造体およびインクジェットヘッドの製造方法
US20020148091A1 (en) Datum machining techniques for control of print cartridge to media spacing

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051129