JP2000334577A - 接合装置及び接合方法 - Google Patents

接合装置及び接合方法

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    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被接合部材Pの表裏両面からの接合を、高品
質に、かつ高能率に行うことが可能な接合装置と接合方
法とを提供する。 【解決手段】 回転駆動される摩擦接合ツールTを、被
接合部材Pの一方面側と他方面側に相対向してそれぞれ
配置し、上記各摩擦接合ツールTを上記被接合部材Pに
対して略一定の押圧力でもって押し付けるエアシリンダ
17を設けた。また表面側の摩擦接合ツールTによる裏
面側への押圧力を支持する支持ローラ21を設け、上記
表面側の摩擦接合ツールTによる裏面側への押圧力を、
上記裏面側の摩擦接合ツールTによる表面側への押圧力
よりも大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は接合装置及び接合
方法に関するものであって、特に摩擦接合ツールの回転
による摩擦熱を利用した接合装置と接合方法とに係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】摩擦接合ツールの回転による摩擦熱を利
用した接合方法は、例えば第2712838号特許公報
にも記載されているように公知である。この接合方法
は、図2及び図3に示すように、ツール本体1の先端部
にそれよりも径小なピン2を設け、上記ツール本体1の
先端面における上記ピン2の取付部の周辺をショルダ3
として構成した摩擦接合ツールTを用いる。そしてアル
ミニウム合金等の一対の被接合部材P、Pの接合部に上
記ピン2を回転させながら挿入すると共に、上記ショル
ダ3を上記接合部表面に接触させながら上記被接合部材
P、Pと上記摩擦接合ツールTとを相対移動させる。こ
のとき上記摩擦接合ツールTは、図3に示すように、被
接合部材Pの表面に垂直な軸芯に対し、その先端側が接
合進行方向の前方へと所定角度αだけ傾斜した状態に配
置し、上記ショルダ3が接合進行方向の後方側の接合部
表面に接触するようにしておく必要がある。そして上記
摩擦接合ツールTの回転によって摩擦熱が生じるが、こ
の摩擦熱によって上記接合部及びその近傍の変形抵抗を
減少させると共に、塑性流動を生ぜしめ、被接合部材
P、Pの母材組織を攪拌し、冷却後に母材組織を一体化
させることにより接合を行うのである。
【0003】ところで被接合部材Pが図4(a)に示す
ような中空部材である場合、作業能率の向上と接合によ
る変形の抑制とを目的として、中空部材の表裏両面から
接合を行う方法が採用される。このことは、被接合部材
Pが図4(b)に示すような厚板部材である場合でも同
様である。
【0004】上記のような表裏両面の同時接合を行うた
めの接合装置の一例を図5に示している。同図におい
て、30、30は接合ヘッドを示しているが、この接合
ヘッド30、30は、水平方向に延びる被接合部材Pの
上下に相対向して配置されている。これらは同一構造の
ものであるので、いま便宜上、上側の接合ヘッド30に
ついて説明する。この接合ヘッド30は、摩擦接合ツー
ルTと、この摩擦接合ツールTを回転駆動するモータ3
1とより成るもので、支持フレーム32を介して、接合
ヘッド支持架台33に支持されている。接合ヘッド支持
架台33は上下方向に延びるものであって、その側部に
調整スライド34を有し、この調整スライド34に上記
支持フレーム32が上下方向位置を調整可能に取付けら
れている。一方、上記被接合部材Pは、その上下両側か
ら、適数個の支持ローラ35・35によって、その上下
方向には拘束された状態で、図中右方向には移動可能に
支持されている。上記接合装置によれば、上下一対の摩
擦接合ツールTの上下方向位置及び溶接線に対する位置
を設定し、摩擦接合ツールTを回転駆動すると共に、被
接合部材Pを図中右方向に移動させることで、図4
(a)(b)に示した中空部材や厚板部材を上下両面か
ら同時に接合することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記接合方法におい
て、接合品質の良否を決定する因子の一つとして被接合
部材Pと摩擦接合ツールTの位置関係がある。この位置
関係とは、図3に示すように、摩擦接合ツールTのピ
ン2の先端と被接合部材Pの裏面との間隔L1、及び摩
擦接合ツールTのショルダ3と被接合部材Pの表面との
位置関係L2である。これらはいずれも0.1mm単位の
精度で制御する必要があり、もしこれら位置関係が所定
の精度を超えてしまうと目的とする接合品質は得られな
いことになる。
【0006】ところが被接合部材Pの寸法精度には、実
際問題としてバラツキがあり、例えば被接合部材Pにウ
ネリ等の変形が存する場合、図6(a)に示しているよ
うに、被接合部材Pの表面側では摩擦接合ツールTの押
込み量が不足する一方、裏面側では押込み量が多過ぎる
ことになる。そして上記押込み量が不足すると、十分な
攪拌が行えず、接合が不十分となって接合欠陥を生じ、
また逆に押込み量が多過ぎると、軟化した母材が押し出
されて接合部表面に窪みを生じる。このような不具合
は、被接合部材Pの厚み方向の寸法に変動がある場合や
局部的な変形の存する場合にも上記と略同様に生じる。
また被接合部材Pの厚さ方向の寸法が所定値よりも小さ
い場合には、上下摩擦接合ツールT、Tと被接合部材P
との間に遊びを生じ、被接合部材Pが両摩擦接合ツール
T、Tの間で遊動し、被接合部材Pの不安定な動きを生
じる危険性もある。
【0007】この発明は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、上記のよう
な両面からの接合を、高品質に、かつ高能率に行うこと
が可能な接合装置と接合方法とを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の接合装
置は、回転駆動される摩擦接合ツールを、被接合部材の
一方面側と他方面側に相対向してそれぞれ配置し、上記
各摩擦接合ツールを上記被接合部材に対して略一定の押
圧力でもって押し付ける押圧手段を設けたことを特徴と
している。
【0009】また請求項4の接合方法は、回転駆動され
る摩擦接合ツールを、被接合部材の一方面側と他方面側
に相対向して配置し、上記各摩擦接合ツールを上記被接
合部材に対して略一定の押圧力でもって押し付けること
を特徴としている。
【0010】上記における接合は、ツール本体の先端部
にそれよりも径小なピンを設け、上記ツール本体の先端
面における上記ピン取付部の周辺にショルダを設けるこ
とにより摩擦接合ツールを構成し、被接合部材の接合部
に上記ピンを回転させながら挿入すると共に、上記ショ
ルダを上記接合部表面に接触させながら上記被接合部材
と上記摩擦接合ツールとを相対移動させ、上記摩擦接合
ツールの回転による摩擦熱によって上記接合部及びその
近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性流動を生ぜし
めることにより接合を行うことを意味する。
【0011】上記請求項1の接合装置及び請求項4の接
合方法によれば、摩擦接合ツールの押圧力が略一定にな
るような状態で接合が行われる。本発明においては、被
接合部材と摩擦接合ツールとの位置関係(上記)が
一定であれば、摩擦接合ツールが被接合部材から受ける
反力は略一定となることを知見し、このような見地から
摩擦接合ツールを、被接合部材に対してその両面側か
ら、押圧力が略一定になるように押圧、接触させるよう
にしているのである。この結果、被接合部材の製作誤差
による平面度不良、板厚方向の寸法変動、あるいは局部
的な変形が存在しても、被接合部材と摩擦接合ツールと
の位置関係は略一定に保たれ、良好な接合を行うことが
可能となる。しかも従来のような摩擦接合ツールの動作
プログラムの作成のための各種計測等の余分な作業が不
要であるので、高能率に接合作業を行うことが可能であ
る。
【0012】また請求項2の接合装置は、上記請求項1
の装置において、上記押圧手段は、エアシリンダ等と、
このエアシリンダ等に供給する圧力を制御する2次圧一
定形の減圧弁とから成ることを特徴としている。
【0013】上記請求項2の接合装置によれば、簡素な
構成でもって摩擦接合ツールの押圧力を一定に保持でき
る。
【0014】請求項3の接合装置は、請求項1の装置に
おいて、上記一方面側の摩擦接合ツールによる他方面側
への押圧力を支持する支持ローラを設け、上記一方面側
の摩擦接合ツールによる他方面側への押圧力を、上記他
方面側の摩擦接合ツールによる一方面側への押圧力より
も大きくしたことを特徴としている。
【0015】請求項5の接合方法は、請求項4の方法に
おいて、上記一方面側の摩擦接合ツールによる他方面側
への押圧力を支持する支持ローラを設け、上記一方面側
の摩擦接合ツールによる他方面側への押圧力を、上記他
方面側の摩擦接合ツールによる一方面側への押圧力より
も大きくしたことを特徴としている。
【0016】上記請求項3の接合装置及び請求項5の接
合方法によれば、被接合部材は、両摩擦接合ツールの押
圧力の差でもって、支持ローラに押付けられた状態とな
り、この状態のままで相対移動する。従って、簡素な構
成でもって、被接合部材と摩擦接合ツールとの相対位置
を安定に維持でき、そのため安定した接合作業を行うこ
とが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次にこの発明の接合装置と接合方
法との具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
【0018】図1には接合装置の具体例を示している。
まず同図において、10、10は一対の接合ヘッドを示
しているが、この接合ヘッド10、10は、水平方向に
延びる被接合部材Pの上下に相対向して配置されてい
る。これらに関連する機構は略同一構造のものであるの
で、いま便宜上、上側の接合ヘッド10に関して説明す
る。この接合ヘッド10は、上記した通りの摩擦接合ツ
ールTと、この摩擦接合ツールTを回転駆動するモータ
11とより成るものであって、両者はスライドフレーム
12に支持されている。一方、13は接合ヘッド支持架
台であり、この接合ヘッド支持架台13は上下方向に延
びるものであって、その側部にボールネジ14を有し、
このボールネジ14に支持フレーム15が上下方向位置
を調整可能に取付けられている。そして上記支持フレー
ム15に設けたスライド機構16に上記スライドフレー
ム12が、上下方向にスライド自在に支持されている。
上記支持フレーム15には、下向きにエアシリンダ17
が取付けられており、そのロッド18が上記スライドフ
レーム12に接続されている。なお上記エアシリンダ1
7には、エア供給源19からエアが供給され、またその
エア圧は、2次圧一定形減圧弁のような圧力調整手段2
0によって制御されるようなっている。
【0019】一方、上記被接合部材Pは、その下側か
ら、適数個の支持ローラ21・21によって、支持され
ており、図示しない駆動源によって、図中右方向に移動
可能となっている。
【0020】上記接合装置においては、各摩擦接合ツー
ルTは、各エアシリンダ17によって、被接合部材Pに
対して、略一定の押圧力で押付けられる。またこのとき
上側の摩擦接合ツールTからの下向き押圧力が、下側の
摩擦接合ツールTからの上向き押圧力よりも、20%程
度大きくなるように、上記エアシリンダ17に供給され
るエア圧P1、P2をP1>P2としている。そうすれ
ば、上記被接合部材Pは、上記支持ローラ21・21に
対して、上記押圧力の差に略等しい押圧力でもって押付
けられることになる。
【0021】上記接合装置及び接合方法によれば、図1
に示すように、アルミニウム合金等の中空部材より成る
被接合部材Pの接合部に対して、その表裏両側から、上
記ピン2を回転させながら挿入すると共に、上記ショル
ダ3を上記接合部表面に接触させながら上記摩擦接合ツ
ールTを相対移動させることにより、摩擦熱を利用した
接合を行う。このとき各摩擦接合ツールTは上記エアシ
リンダ17によって略一定の押圧力でもって被接合部材
Pの表面に押圧、接触している。このように摩擦接合ツ
ールTが略一定の押圧力でもって被接合部材Pの表面に
押圧、接触していることによって良好な接合品質を得る
ことが可能となるが、その理由は次の通りである。すな
わち良好な接合品質を得るためには、摩擦接合ツールT
のピン2の先端と被接合部材Pの裏面との間隔L1や、摩
擦接合ツールTのショルダ3と被接合部材Pの表面との
位置関係L2(図3)を正確に保持する必要があるが、被
接合部材Pと摩擦接合ツールTとの位置関係が一定であ
れば、摩擦接合ツールTが被接合部材Pから受ける反力
は一定となるのであり、そのため逆に、摩擦接合ツール
Tを押圧力が略一定になるように上記被接合部材Pに対
して押圧、接触させれば、上記位置関係を略一定に保持
でき、これにより良好な接合品質が得られることになる
のである。この結果、被接合部材Pの製作誤差による平
面度不良、板厚方向の寸法変動、あるいは局部的な変形
が存在しても、被接合部材Pと摩擦接合ツールTとの位
置関係は略一定に保たれ、良好な接合を行うことが可能
となる。
【0022】図6(b)には、その状態を示している
が、同図のように被接合部材Pにウネリ等の変形が存す
る場合、従来は図6(a)に示すように、表面側では不
十分な接合による接合欠陥が、また裏面側には接合部表
面に窪みを生じていたが、実施形態の接合装置及び接合
方法によれば、各摩擦接合ツールTは、被接合部材Pの
変形に追従した動作をなし、これにより表裏面共に良好
な接合品質を得ることが可能となる。しかも従来のよう
な摩擦接合ツールTの動作プログラムの作成のための各
種計測等の余分な作業が不要であるので、高能率に接合
作業を行うことが可能である。
【0023】また上記においてはエアシリンダ17を用
いて各摩擦接合ツールTを被接合部材Pに押付け、また
この押付力を2次圧一定形の減圧弁20でもって略一定
になるように制御しているので、フィードバック制御を
行うような場合に比較して、その構成を簡素にできる。
しかもエアシリンダ17はその押圧力の変動が滑らかで
あって、油圧シリンダのように急激な変動を生じるもの
ではないので、接合作業には好適である。なお上記にお
いて、大幅なエア圧の変動が予想されるような場合に
は、上記減圧弁20の前位にさらに別の2次圧一定形減
圧弁を介設しておくのが好ましい。
【0024】さらにこの接合装置及び接合方法において
は、上記したように、上側の摩擦接合ツールTからの下
向き押圧力が、下側の摩擦接合ツールTからの上向き押
圧力よりも大きくなるように設定することにより、被接
合部材Pが、両摩擦接合ツールT、Tの押圧力の差に略
等しい押圧力でもって、各支持ローラ21・21に対し
て押付けられるよう構成しているので、従来(図5)の
ように、その上下両側から支持ローラでもって被接合部
材Pを支持する必要はない。そのため装置構成を簡素化
できるし、また被接合部材Pと摩擦接合ツールTとの相
対位置を安定に維持でき、そのため安定した接合作業を
行うことが可能となる。
【0025】上記実施形態においては、押圧手段として
エアシリンダ17を、また押圧力制御手段として2次圧
一定形の減圧弁20を例示しているが、油圧シリンダの
ようなものでもよく、この他にもバネ、あるいはスクリ
ュー等を用いた電気(油圧)サーボ機構のようなものも
使用可能である。また押圧手段として電気(油圧)サー
ボ機構を用いる場合には、押圧力を検出する押圧力検出
手段を設け、検出された押圧力を基準値に略等しくなる
ように制御するのが好ましい。
【0026】
【発明の効果】上記請求項1の接合装置及び請求項4の
接合方法によれば、、被接合部材の製作誤差による平面
度不良、板厚方向の寸法変動、あるいは局部的な変形が
存在しても、被接合部材と摩擦接合ツールとの位置関係
は略一定に保たれ、良好な接合を行うことが可能とな
る。しかも従来のような摩擦接合ツールの動作プログラ
ムの作成のための各種計測等の余分な作業が不要である
ので、高能率に接合作業を行うことが可能である。
【0027】また請求項2の接合装置によれば、上記装
置を簡素に構成可能であると共に、良好な接合作業が行
える。
【0028】さらに請求項3の接合装置及び請求項5の
接合方法によれば、簡素な構成でもって、被接合部材と
摩擦接合ツールとの相対位置を安定に維持でき、そのた
め安定した接合作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の接合装置及び接合方法の実施形態の
全体の概略構成を示す説明図である。
【図2】従来の接合方法を説明するための説明図であ
る。
【図3】従来の接合方法を説明するための説明図であ
る。
【図4】この発明の接合装置と接合方法の実施形態を適
用する被接合部材の例を示す説明図である。
【図5】従来の接合装置の全体の構造を示す説明図であ
る。
【図6】この発明の接合装置及び接合方法の実施形態と
従来例との接合状態を対比して示す説明図で、(a)は
従来例、(b)は実施形態のものを示している。
【符号の説明】
1 ツール本体 2 ピン 3 ショルダ 17 エアシリンダ(押圧手段) T 摩擦接合ツール P 被接合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵江 猛宏 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 川 崎重工業株式会社神戸工場内 Fターム(参考) 4E067 AA05 BG01 BG02 CA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される摩擦接合ツールを、被接
    合部材の一方面側と他方面側に相対向してそれぞれ配置
    し、上記各摩擦接合ツールを上記被接合部材に対して略
    一定の押圧力でもって押し付ける押圧手段を設けたこと
    を特徴とする接合装置。
  2. 【請求項2】 上記押圧手段は、エアシリンダ等と、こ
    のエアシリンダ等に供給する圧力を制御する2次圧一定
    形の減圧弁とから成ることを特徴とする請求項1の接合
    装置。
  3. 【請求項3】 上記一方面側の摩擦接合ツールによる他
    方面側への押圧力を支持する支持ローラを設け、上記一
    方面側の摩擦接合ツールによる他方面側への押圧力を、
    上記他方面側の摩擦接合ツールによる一方面側への押圧
    力よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2の接合装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動される摩擦接合ツールを、被接
    合部材の一方面側と他方面側に相対向して配置し、上記
    各摩擦接合ツールを上記被接合部材に対して略一定の押
    圧力でもって押し付けることを特徴とする接合方法。
  5. 【請求項5】 上記一方面側の摩擦接合ツールによる他
    方面側への押圧力を支持する支持ローラを設け、上記一
    方面側の摩擦接合ツールによる他方面側への押圧力を、
    上記他方面側の摩擦接合ツールによる一方面側への押圧
    力よりも大きくしたことを特徴とする請求項4の接合方
    法。
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