JP2000334033A - 消臭剤 - Google Patents
消臭剤Info
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- JP2000334033A JP2000334033A JP11146786A JP14678699A JP2000334033A JP 2000334033 A JP2000334033 A JP 2000334033A JP 11146786 A JP11146786 A JP 11146786A JP 14678699 A JP14678699 A JP 14678699A JP 2000334033 A JP2000334033 A JP 2000334033A
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- activated carbon
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内、冷蔵庫等で好適に用いられる消臭剤を
提供すること。 【解決手段】 活性炭を、粘度が２０００〜１００００
０c Ｐで、化学反応性消臭機能を付加させた、ゲル状物
質に均一に分散させた消臭剤。
提供すること。 【解決手段】 活性炭を、粘度が２０００〜１００００
０c Ｐで、化学反応性消臭機能を付加させた、ゲル状物
質に均一に分散させた消臭剤。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消臭剤に関し、よ
り詳細には室内、冷蔵庫等で利用できる消臭剤に関す
る。
り詳細には室内、冷蔵庫等で利用できる消臭剤に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫、トイレ等の室内には少なからず
悪臭物質が存在し、これらの悪臭を除去するために各種
の消臭剤が上市されている。これらの消臭剤はその消臭
方法により大別してマスキング法、物理吸着法、化学反
応法に分類される。
悪臭物質が存在し、これらの悪臭を除去するために各種
の消臭剤が上市されている。これらの消臭剤はその消臭
方法により大別してマスキング法、物理吸着法、化学反
応法に分類される。
【０００３】マスキング法は悪臭よりも強い芳香性を持
った芳香剤を用いて悪臭をマスキングする方法で、マス
キングにより悪臭を感覚的に感じなくさせようとするも
のである。しかしながら本方法においては感覚的に感じ
なくなるだけであり、依然として悪臭は存在するし、芳
香成分により新たな臭いが空間に発生するという欠点が
ある。
った芳香剤を用いて悪臭をマスキングする方法で、マス
キングにより悪臭を感覚的に感じなくさせようとするも
のである。しかしながら本方法においては感覚的に感じ
なくなるだけであり、依然として悪臭は存在するし、芳
香成分により新たな臭いが空間に発生するという欠点が
ある。
【０００４】物理吸着法は椰子殻などを原料とする活性
炭等の吸着剤を用いて悪臭を吸着する方法である。本方
法においては、一度吸着された悪臭成分が温度等により
再放出されたり、低分子の悪臭物質に対する吸着性能が
劣ったり、吸着性能が低下したり能力が無くなった場合
の明確な限界点がつかみにくい等の欠点がある。
炭等の吸着剤を用いて悪臭を吸着する方法である。本方
法においては、一度吸着された悪臭成分が温度等により
再放出されたり、低分子の悪臭物質に対する吸着性能が
劣ったり、吸着性能が低下したり能力が無くなった場合
の明確な限界点がつかみにくい等の欠点がある。
【０００５】化学反応法は、例えば天然物から抽出され
た化学反応性消臭性能を有する物質をゲル状物質等に担
持させ、悪臭物質と反応させることにより悪臭を中和、
無臭化する方法である。本方法においては消臭速度が一
定であるために、急激に悪臭成分が増加した場合、物理
吸着法に比べて消臭速度が劣るという欠点がある。
た化学反応性消臭性能を有する物質をゲル状物質等に担
持させ、悪臭物質と反応させることにより悪臭を中和、
無臭化する方法である。本方法においては消臭速度が一
定であるために、急激に悪臭成分が増加した場合、物理
吸着法に比べて消臭速度が劣るという欠点がある。
【０００６】需用者は実際には各々のニーズにより、何
れかの方法を採用した消臭剤を適宜選択して使用してい
るが、どの形態においても上記の問題が存在していた。
例えば、特公昭４８- ７３３９号公報には、活性炭に過
酸化水素及び過硼酸ソーダを配合した脱臭剤が開示され
ているが、やはり能力の限界点が不明であるという欠点
を有している。
れかの方法を採用した消臭剤を適宜選択して使用してい
るが、どの形態においても上記の問題が存在していた。
例えば、特公昭４８- ７３３９号公報には、活性炭に過
酸化水素及び過硼酸ソーダを配合した脱臭剤が開示され
ているが、やはり能力の限界点が不明であるという欠点
を有している。
【０００７】特に冷蔵庫内で使用される消臭剤として
は、庫内の食品に異臭が付着するためにマスキング法は
採用されておらず、物理吸着を用いたタイプと化学反応
を用いたタイプが専ら上市されている。
は、庫内の食品に異臭が付着するためにマスキング法は
採用されておらず、物理吸着を用いたタイプと化学反応
を用いたタイプが専ら上市されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記従
来技術の問題点、特に物理吸着法の問題点を解消し、消
臭能力の限界点が明確な消臭剤を提供しようとするもの
である。
来技術の問題点、特に物理吸着法の問題点を解消し、消
臭能力の限界点が明確な消臭剤を提供しようとするもの
である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するためになされたものであり、請求項１記載の発明
は、活性炭を粘度２０００〜１０００００c Ｐ( センチ
ポイズ) のゲル状物質に均一に分散させた消臭剤を提供
する。
するためになされたものであり、請求項１記載の発明
は、活性炭を粘度２０００〜１０００００c Ｐ( センチ
ポイズ) のゲル状物質に均一に分散させた消臭剤を提供
する。
【００１０】また、請求項２の発明は、請求項１の発明
におけるゲル状物質に化学反応性消臭機能を付与させる
ことにより、低分子悪臭に対する消臭効果の優れた消臭
剤を提供する。
におけるゲル状物質に化学反応性消臭機能を付与させる
ことにより、低分子悪臭に対する消臭効果の優れた消臭
剤を提供する。
【００１１】本発明における活性炭は物理吸着能を有す
る消臭成分であり、椰子殻などを原料とするものが用い
られる、形状は微粉末状、顆粒状、ペレット状等種々存
在するが特に限定されることなく、いずれの形状でも使
用可能である。
る消臭成分であり、椰子殻などを原料とするものが用い
られる、形状は微粉末状、顆粒状、ペレット状等種々存
在するが特に限定されることなく、いずれの形状でも使
用可能である。
【００１２】本発明におけるゲル状物質はゲル化剤と
水、アルコール等の溶剤からなっており、その粘度範囲
は２０００〜１０００００c Ｐであり、好ましくは４０
００〜６００００c Ｐである。粘度が低すぎると活性炭
が沈降分離を起こしやすく、均一に分散させることがで
きない。一方粘度が高すぎると活性炭の分散自体が困難
になる。又、比重は特には限定されないが、安定性等を
考慮すると０. ６〜１.５が好ましい。
水、アルコール等の溶剤からなっており、その粘度範囲
は２０００〜１０００００c Ｐであり、好ましくは４０
００〜６００００c Ｐである。粘度が低すぎると活性炭
が沈降分離を起こしやすく、均一に分散させることがで
きない。一方粘度が高すぎると活性炭の分散自体が困難
になる。又、比重は特には限定されないが、安定性等を
考慮すると０. ６〜１.５が好ましい。
【００１３】更に、本ゲル状物質は冷蔵庫等で使用中
に、水、アルコール等が徐々に蒸発するに従って減少し
そのゲル状物質の残量により効果が判定でき、ゲル状物
質がある程度まで無くなった時点で、消臭剤の交換時期
を指示する。
に、水、アルコール等が徐々に蒸発するに従って減少し
そのゲル状物質の残量により効果が判定でき、ゲル状物
質がある程度まで無くなった時点で、消臭剤の交換時期
を指示する。
【００１４】本発明におけるゲル化剤としては、カラギ
ーナン、アラビアガム等のガム類、寒天、ゼラチン、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリビニルアルコール等の高分子物質、ベントナイ
ト等の膨潤性無機粘度鉱物等が挙げられ、各物質の濃度
調整により２０００〜１０００００c Ｐの粘度が得られ
るものであれば特に限定はされない。活性炭分散時の物
性や作業の簡便さ等を考慮するとチクソトロピー性を有
する物が好ましく、具体的にはカルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、メチルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、ポリアクリル酸ナトリウム、膨潤性無機粘度鉱物
が好ましい。
ーナン、アラビアガム等のガム類、寒天、ゼラチン、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリビニルアルコール等の高分子物質、ベントナイ
ト等の膨潤性無機粘度鉱物等が挙げられ、各物質の濃度
調整により２０００〜１０００００c Ｐの粘度が得られ
るものであれば特に限定はされない。活性炭分散時の物
性や作業の簡便さ等を考慮するとチクソトロピー性を有
する物が好ましく、具体的にはカルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、メチルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、ポリアクリル酸ナトリウム、膨潤性無機粘度鉱物
が好ましい。
【００１５】ゲル状物質に対する活性炭の添加量は特に
限定はされないが、少量の場合は消臭効果が現れ難く、
多量の場合は使用限界点が不明瞭になりやすく、更に分
散が不均一になりやすい。好ましい配合量は重量比でゲ
ル状物質１に対し活性炭０.２〜３. ０である。また、
場合によっては活性炭以外の物理吸着性能を有する物質
がゲル状物質に分散されても良い。
限定はされないが、少量の場合は消臭効果が現れ難く、
多量の場合は使用限界点が不明瞭になりやすく、更に分
散が不均一になりやすい。好ましい配合量は重量比でゲ
ル状物質１に対し活性炭０.２〜３. ０である。また、
場合によっては活性炭以外の物理吸着性能を有する物質
がゲル状物質に分散されても良い。
【００１６】本発明におけるゲル状物質に添加する化学
反応性消臭成分としては消臭性能を有しゲル状物に均一
に分散できる物質であれば特に限定はされないが、緑
茶、竹などを原料とする植物性抽出物等の水溶性化学反
応性消臭物質が好適に用いられる。
反応性消臭成分としては消臭性能を有しゲル状物に均一
に分散できる物質であれば特に限定はされないが、緑
茶、竹などを原料とする植物性抽出物等の水溶性化学反
応性消臭物質が好適に用いられる。
【００１７】本発明の消臭剤には、防腐剤、可溶化剤、
着色剤、抗菌剤、アルコール等の溶剤等を適宜加えても
よい。
着色剤、抗菌剤、アルコール等の溶剤等を適宜加えても
よい。
【００１８】（作用）本発明の消臭剤は、粘度２０００
〜１０００００c Ｐのゲル状物質に活性炭を均一に分散
されることからなっており、所定の粘度を有するゲル状
物質に活性炭を分散させることにより活性炭を均一に保
持することができる。水、アルコール等の溶剤の蒸発度
合いにより製品の有効期限を明確化できるとともに急激
な悪臭物質の増加に対応できる。更に、ゲル状物質に化
学反応性消臭機能を付与した場合は、更に低分子悪臭物
質の消臭が可能である。
〜１０００００c Ｐのゲル状物質に活性炭を均一に分散
されることからなっており、所定の粘度を有するゲル状
物質に活性炭を分散させることにより活性炭を均一に保
持することができる。水、アルコール等の溶剤の蒸発度
合いにより製品の有効期限を明確化できるとともに急激
な悪臭物質の増加に対応できる。更に、ゲル状物質に化
学反応性消臭機能を付与した場合は、更に低分子悪臭物
質の消臭が可能である。
【００１９】
【実施例】以下に、いくつかの例を挙げて本発明を説明
するが、この例により本発明が限定されるものではな
い。
するが、この例により本発明が限定されるものではな
い。
【００２０】〔消臭剤の作成〕 （消臭剤Ａ）以下の配合成分のうち、トリメタノールア
ミン以外の成分を均一に混合して１０分間放置した。均
一化したことを確認した後にトリメタノールアミンを添
加し、増粘させ消臭ゲル状物質ａ１００ｇを得た。 ゲル化剤 ポリアクリル酸ナトリウム(ULTREZ10 BFGoodrich 社製) ０. ５ｇ 増粘剤 トリメタノールアミン ０. ３ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ３. ０ｇ 水 ９８. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ａの粘度は６４０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル状物質に粉末状の未
処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、均
一に分散させ消臭剤Ａを得、２００mlビーカーに充填し
た。
ミン以外の成分を均一に混合して１０分間放置した。均
一化したことを確認した後にトリメタノールアミンを添
加し、増粘させ消臭ゲル状物質ａ１００ｇを得た。 ゲル化剤 ポリアクリル酸ナトリウム(ULTREZ10 BFGoodrich 社製) ０. ５ｇ 増粘剤 トリメタノールアミン ０. ３ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ３. ０ｇ 水 ９８. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ａの粘度は６４０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル状物質に粉末状の未
処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、均
一に分散させ消臭剤Ａを得、２００mlビーカーに充填し
た。
【００２１】（消臭剤Ｂ）以下の配合成分のうち、トリ
メタノールアミン以外の成分を均一に混合して１０分間
放置した。均一化したことを確認した後にトリメタノー
ルアミンを添加し、増粘させ消臭ゲル状物質ｂ１００ｇ
を得た。 ゲル化剤 ポリアクリル酸ナトリウム(ULTREZ10 BFGoodrich 社製) ０. ５ｇ 消臭剤 ＦＳ- ３１０( 緑茶抽出物 白井松新薬製) ３. ０ｇ 増粘剤 トリメタノールアミン ０. ３ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ０. ５ｇ 水 ９５. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ｂの粘度は５３０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル状物質に粉末状の未
処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、均
一に分散させ消臭剤Ｂを得、２００mlビーカーに充填し
た。
メタノールアミン以外の成分を均一に混合して１０分間
放置した。均一化したことを確認した後にトリメタノー
ルアミンを添加し、増粘させ消臭ゲル状物質ｂ１００ｇ
を得た。 ゲル化剤 ポリアクリル酸ナトリウム(ULTREZ10 BFGoodrich 社製) ０. ５ｇ 消臭剤 ＦＳ- ３１０( 緑茶抽出物 白井松新薬製) ３. ０ｇ 増粘剤 トリメタノールアミン ０. ３ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ０. ５ｇ 水 ９５. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ｂの粘度は５３０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル状物質に粉末状の未
処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、均
一に分散させ消臭剤Ｂを得、２００mlビーカーに充填し
た。
【００２２】（消臭剤Ｃ）以下の配合成分を均一に攪拌
して１０分間放置、均一化し、消臭ゲル状物質ｃ１００
ｇを得た。 ゲル化剤 合成ケイ酸マグネシウムナチルウム ０. ５ｇ ( ラポナイトRD、日本シリカ工業社製) 消臭剤 ＦＳ３１０( 緑茶抽出物白井松新薬社製) ３. ０ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ０. ５ｇ 着色剤 黄色４号( キリヤ化学製) 微量 水 ９５. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ｃの粘度は４１０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル１００ｇに粉末状の
未処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、
均一に分散させ消臭剤Ｃを得、２００mlビーカーに充填
した。
して１０分間放置、均一化し、消臭ゲル状物質ｃ１００
ｇを得た。 ゲル化剤 合成ケイ酸マグネシウムナチルウム ０. ５ｇ ( ラポナイトRD、日本シリカ工業社製) 消臭剤 ＦＳ３１０( 緑茶抽出物白井松新薬社製) ３. ０ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ０. ５ｇ 着色剤 黄色４号( キリヤ化学製) 微量 水 ９５. ７ｇ 得られた消臭ゲル状物質ｃの粘度は４１０００c Ｐ( Ｂ
Ｈ型粘度計、Ｎo.７ローター、２０ｒｐｍ、２３℃) 、
比重１. ０であった。上記消臭ゲル１００ｇに粉末状の
未処理活性炭( ナカライテスク１級) ５０ｇを添加し、
均一に分散させ消臭剤Ｃを得、２００mlビーカーに充填
した。
【００２３】 （消臭剤Ｄ） 以下の配合組成の消臭剤Ｄ１００ｇを得、２００ｍｌビーカーに充填した。 消臭剤 ＦＳ- ３１０( 緑茶抽出物、白井松新薬) ３. ０ｇ 防腐剤 パラオキシ安息香酸メチルナトリウム塩 ０. ５ｇ 水 ９６. ５ｇ
【００２４】（消臭剤Ｅ）粉末状の未処理活性炭( ナカ
ライテスク１級) ５０ｇを２００ｍｌビーカーに入れ
た。
ライテスク１級) ５０ｇを２００ｍｌビーカーに入れ
た。
【００２５】〔外観の確認〕得られた消臭剤につき、作
成直後、常温で７２時間放置後、４ケ 月放置後の外観を
観察した。
成直後、常温で７２時間放置後、４ケ 月放置後の外観を
観察した。
【００２６】〔消臭性能の評価〕 ( 悪臭物質の濃度測定)低分子悪臭物質の代表例として
アンモニアを用い、また、悪臭物質が急激に増加した場
合を想定して硫化水素を用いて各消臭剤の効果を測定し
た。なお悪臭物質の濃度測定にはガス検知管( Ｎo.３
Ｍ、ガステック社製) を使用した。
アンモニアを用い、また、悪臭物質が急激に増加した場
合を想定して硫化水素を用いて各消臭剤の効果を測定し
た。なお悪臭物質の濃度測定にはガス検知管( Ｎo.３
Ｍ、ガステック社製) を使用した。
【００２７】( 実施例１)２０Ｌポリタンクに悪臭物質
を注入し、それぞれ２００ｐｐｍになるように調整し
た。２４時間放置し、タンクに吸着させた後に再度２０
０ｐｐｍに調整した。次に消臭剤Ａをタンク内に導入
後、初期濃度、更に２４時間後に最終濃度を測定した。
消臭率は次式により算出した。
を注入し、それぞれ２００ｐｐｍになるように調整し
た。２４時間放置し、タンクに吸着させた後に再度２０
０ｐｐｍに調整した。次に消臭剤Ａをタンク内に導入
後、初期濃度、更に２４時間後に最終濃度を測定した。
消臭率は次式により算出した。
【００２８】
【式１】
【００２９】( 実施例２)消臭剤Ｂを使用する以外は実
施例１と同様にして評価した。
施例１と同様にして評価した。
【００３０】( 実施例３)消臭剤Ｃを使用する以外は実
施例１と同様にして評価した。
施例１と同様にして評価した。
【００３１】( 比較例１)消臭剤Ｄを使用する以外は実
施例１と同様にして評価した。
施例１と同様にして評価した。
【００３２】( 比較例２)消臭剤Ｅを使用する以外は実
施例１と同様にして評価した。
施例１と同様にして評価した。
【００３３】( 比較例３)消臭剤を使用しないで実施例
１と同様にして評価した。
１と同様にして評価した。
【００３４】
【表１】
【００３５】
【発明の効果】本発明により提供される消臭剤は、活性
炭が、粘度２０００〜１０００００cＰのゲル状物質に
均一に分散されているために、沈降分離を起こすことな
く、水、アルコール等の溶剤の蒸発により製品の有効期
限を明確に判定できるとともに急激な悪臭物質の増加に
も対応できる。更に、ゲル状物に消臭機能を付与させた
場合は低分子悪臭物質の消臭も可能であるので、冷蔵庫
等の庫内でも好適に用いられる。
炭が、粘度２０００〜１０００００cＰのゲル状物質に
均一に分散されているために、沈降分離を起こすことな
く、水、アルコール等の溶剤の蒸発により製品の有効期
限を明確に判定できるとともに急激な悪臭物質の増加に
も対応できる。更に、ゲル状物に消臭機能を付与させた
場合は低分子悪臭物質の消臭も可能であるので、冷蔵庫
等の庫内でも好適に用いられる。
Claims (2)
- 【請求項１】 活性炭を粘度２０００〜１０００００c
Ｐのゲル状物質に均一に分散させたことを特徴とする消
臭剤。 - 【請求項２】 ゲル状物質に化学反応性消臭機能を付与
させたことを特徴とする請求項１記載の消臭剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146786A JP2000334033A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146786A JP2000334033A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 消臭剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334033A true JP2000334033A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15415518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146786A Pending JP2000334033A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 消臭剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000334033A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100837527B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2008-06-12 | 주식회사 옥시 레킷벤키저 | 탈취제 조성물 |
| WO2009048145A1 (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 吸水性樹脂組成物およびその製造方法 |
| CN114618448A (zh) * | 2022-03-21 | 2022-06-14 | 鞍山市海聚胜餐饮管理有限公司 | 厨余垃圾除臭净化剂及其制备方法 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146786A patent/JP2000334033A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100837527B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2008-06-12 | 주식회사 옥시 레킷벤키저 | 탈취제 조성물 |
| WO2009048145A1 (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 吸水性樹脂組成物およびその製造方法 |
| US8026294B2 (en) | 2007-10-10 | 2011-09-27 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water absorbent resin composition and method for producing the same |
| CN114618448A (zh) * | 2022-03-21 | 2022-06-14 | 鞍山市海聚胜餐饮管理有限公司 | 厨余垃圾除臭净化剂及其制备方法 |
| CN114618448B (zh) * | 2022-03-21 | 2023-09-05 | 上海沪毓环保(集团)有限责任公司 | 厨余垃圾除臭净化剂及其制备方法 |
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