JPH07255822A - 灰皿用臭滅剤 - Google Patents
灰皿用臭滅剤Info
- Publication number
- JPH07255822A JPH07255822A JP6051978A JP5197894A JPH07255822A JP H07255822 A JPH07255822 A JP H07255822A JP 6051978 A JP6051978 A JP 6051978A JP 5197894 A JP5197894 A JP 5197894A JP H07255822 A JPH07255822 A JP H07255822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- ashtray
- deodorant
- sesquicarbonate
- sodium carbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セスキ
炭酸ナトリウムからなる群から選ばれる１種以上を成分
とし、形状が粒状である灰皿用臭滅剤。 【効果】たばこの臭い成分である酸性粒子を選択的に吸
着して脱臭する。たばこを着火した状態で押しつけた場
合には、瞬間的に炭酸ガスを発生するので、消火または
延焼防止の効果を有する。
炭酸ナトリウムからなる群から選ばれる１種以上を成分
とし、形状が粒状である灰皿用臭滅剤。 【効果】たばこの臭い成分である酸性粒子を選択的に吸
着して脱臭する。たばこを着火した状態で押しつけた場
合には、瞬間的に炭酸ガスを発生するので、消火または
延焼防止の効果を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、灰皿用臭滅剤、特に悪
臭を有する酸性ガスを選択的に吸収し、延焼防止の作用
も有する灰皿用臭滅剤に関するものである。
臭を有する酸性ガスを選択的に吸収し、延焼防止の作用
も有する灰皿用臭滅剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、灰皿用臭滅剤として、例えばシリ
カゲルに着色料、香料などを含浸させたものが知られて
いる。これは、単に、強い香気をもってタバコの臭いを
一時的に希薄化させるもので、本質的に臭いを吸着除去
するものではない。よって、特有の強い香気のため、そ
の臭い自体が嫌われたり、これがタバコの臭いと混ざる
ことにより不快な臭気を発することがあった。
カゲルに着色料、香料などを含浸させたものが知られて
いる。これは、単に、強い香気をもってタバコの臭いを
一時的に希薄化させるもので、本質的に臭いを吸着除去
するものではない。よって、特有の強い香気のため、そ
の臭い自体が嫌われたり、これがタバコの臭いと混ざる
ことにより不快な臭気を発することがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タバコの臭
いを吸着除去することのできる灰皿用臭滅剤を提供する
ことを目的とする。
いを吸着除去することのできる灰皿用臭滅剤を提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウムからな
る群から選ばれる１種以上を成分とする灰皿用臭滅剤を
提供する。
ム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウムからな
る群から選ばれる１種以上を成分とする灰皿用臭滅剤を
提供する。
【０００５】炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セ
スキ炭酸ナトリウムは、それぞれ単独あるいは、これら
の２種以上を任意の割合で混合して用いることができ
る。これらは結晶水または付着水を含んでいてもよい。
スキ炭酸ナトリウムは、それぞれ単独あるいは、これら
の２種以上を任意の割合で混合して用いることができ
る。これらは結晶水または付着水を含んでいてもよい。
【０００６】炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セ
スキ炭酸ナトリウムは、粉末状または顆粒状または造粒
物のかたちで用いるのが好ましい。粒子径は、１０μｍ
〜１０ｍｍ程度の広い範囲のものを選択することが可能
であるが、特に０．５〜３ｍｍ程度の粒子径の粒状に造
粒しておく場合は、長期間にわたり良好な使用感を保持
することのできる臭滅剤を得ることができるので好まし
い。造粒する場合には、でんぷん、たん白質、セルロー
ス系などの天然のあるいは半合成の水溶性高分子、ポリ
ビニルアルコールなどの合成高分子、あるいは水ガラス
やベントナイトなどの無機物などのバインダーを使用す
るのが好ましい。また、必要に応じて、色素や香料など
を添加することもできる。
スキ炭酸ナトリウムは、粉末状または顆粒状または造粒
物のかたちで用いるのが好ましい。粒子径は、１０μｍ
〜１０ｍｍ程度の広い範囲のものを選択することが可能
であるが、特に０．５〜３ｍｍ程度の粒子径の粒状に造
粒しておく場合は、長期間にわたり良好な使用感を保持
することのできる臭滅剤を得ることができるので好まし
い。造粒する場合には、でんぷん、たん白質、セルロー
ス系などの天然のあるいは半合成の水溶性高分子、ポリ
ビニルアルコールなどの合成高分子、あるいは水ガラス
やベントナイトなどの無機物などのバインダーを使用す
るのが好ましい。また、必要に応じて、色素や香料など
を添加することもできる。
【０００７】本発明の灰皿用臭滅剤は、灰皿の底に敷き
詰めて使用する。このとき、砂や他の臭滅剤などと併用
することも可能である。
詰めて使用する。このとき、砂や他の臭滅剤などと併用
することも可能である。
【０００８】
【発明の効果】炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
セスキ炭酸ナトリウムは、弱アルカリ性であるため酸性
ガスを選択的に吸着することができる。このため、本発
明の灰皿用臭滅剤は、たばこの臭い成分である酸性粒子
を選択的に吸着して脱臭する。また、本発明の灰皿用臭
滅剤に、たばこを着火した状態で押しつけた場合は、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウムが瞬間的に分解して炭酸ガスを発生するので、消火
または延焼防止の効果を有する。
セスキ炭酸ナトリウムは、弱アルカリ性であるため酸性
ガスを選択的に吸着することができる。このため、本発
明の灰皿用臭滅剤は、たばこの臭い成分である酸性粒子
を選択的に吸着して脱臭する。また、本発明の灰皿用臭
滅剤に、たばこを着火した状態で押しつけた場合は、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウムが瞬間的に分解して炭酸ガスを発生するので、消火
または延焼防止の効果を有する。
【０００９】本発明の灰皿用臭滅剤は、安全性が高い。
特に炭酸水素ナトリウムは食品添加物として認可されて
おり、これを単独で用いる場合には、誤飲しても安全で
ある。
特に炭酸水素ナトリウムは食品添加物として認可されて
おり、これを単独で用いる場合には、誤飲しても安全で
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セ
スキ炭酸ナトリウムからなる群から選ばれる１種以上を
成分とする灰皿用臭滅剤。 - 【請求項２】形状が粉末状または顆粒状または造粒物で
ある請求項１の灰皿用臭滅剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051978A JPH07255822A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 灰皿用臭滅剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051978A JPH07255822A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 灰皿用臭滅剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07255822A true JPH07255822A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12901962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6051978A Pending JPH07255822A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 灰皿用臭滅剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07255822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106390720A (zh) * | 2015-07-30 | 2017-02-15 | 沈阳市梅杉化工研究所 | 除味剂 |
| KR20210099398A (ko) * | 2020-02-04 | 2021-08-12 | 동의대학교 산학협력단 | 화재예방 및 탈취용 재떨이 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6051978A patent/JPH07255822A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106390720A (zh) * | 2015-07-30 | 2017-02-15 | 沈阳市梅杉化工研究所 | 除味剂 |
| KR20210099398A (ko) * | 2020-02-04 | 2021-08-12 | 동의대학교 산학협력단 | 화재예방 및 탈취용 재떨이 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6366540B2 (ja) | ||
| RU2003120086A (ru) | Состав туалета для животных, содержащий силикагель, и способы его приготовления | |
| CA2420744A1 (en) | Compositions and methods for reducing odor | |
| JP6579459B2 (ja) | 排泄物処理剤 | |
| JPH07255822A (ja) | 灰皿用臭滅剤 | |
| JP2824594B2 (ja) | 消臭剤組成物および消臭シート | |
| JP4562838B2 (ja) | ゲル状脱臭剤 | |
| JPH0687888B2 (ja) | 顆粒状脱臭剤組成物 | |
| JPH03180168A (ja) | 灰皿用の消臭ベッド | |
| KR100452148B1 (ko) | 담배유해가스의 흡착제 및 그 제조방법 | |
| JP2761957B2 (ja) | 灰皿用敷設材 | |
| JP2739450B2 (ja) | 粒状消臭剤の製造方法 | |
| JPH0357455A (ja) | 靴用脱臭除湿剤 | |
| JP2001321426A (ja) | 脱臭剤及び脱臭方法 | |
| JP3116614U (ja) | 消臭芳香剤 | |
| JPS6214858A (ja) | 消臭剤 | |
| JPS6152871A (ja) | 消臭効果を有するセラミツク材料 | |
| JPH02229546A (ja) | タバコ吸殻の悪臭消臭剤 | |
| JP3838802B2 (ja) | ペット用排泄物処理剤の製造方法 | |
| JP2000334033A (ja) | 消臭剤 | |
| JP2004329194A (ja) | 煙草用の泡状消火剤 | |
| JPH1080471A (ja) | 消臭剤 | |
| JPS63135175A (ja) | タバコやに臭用消臭材料 | |
| JP4469097B2 (ja) | トイレ用消臭剤 | |
| JPS5822064A (ja) | 消臭組成物 |