JPS58112542A - 芳香又は消臭剤用担体 - Google Patents

芳香又は消臭剤用担体

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JPS58112542A
JPS58112542A JP56118706A JP11870681A JPS58112542A JP S58112542 A JPS58112542 A JP S58112542A JP 56118706 A JP56118706 A JP 56118706A JP 11870681 A JP11870681 A JP 11870681A JP S58112542 A JPS58112542 A JP S58112542A
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JP
Japan
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fragrance
calcium silicate
carrier
silicic acid
deodorant
Prior art date
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Pending
Application number
JP56118706A
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English (en)
Inventor
氏家 俊明
恒雄 小林
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JIYONSON KK
Original Assignee
JIYONSON KK
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香又は消臭剤用担体に関する。詳しくは保持
力が優れ、安定した持続性を有する芳香又は消臭剤用担
体に関する。
従来、芳香又は消臭剤用担体としては、カラゲネート、
アルギネート、ペクチン、ゼラチン或はポリウレタン等
のゲル状物質又は紙その他のものが知られている。しか
しながら、これらの担体は未だ十分完成されたものでは
な(、とくに保持力の点において改良が望まれている。
本発明者は、上記の実情に鑑み、芳香又は消臭剤の担体
として保持力が優れ、長期間持続することのできるもの
を得ることを目的として種々検討を重ねた結果、成る特
殊の物質がこの目的に適合することを知見した。本発明
はこの知見に基ずくものであり、一般式2CaO・3S
iO2・nsi02−mt!、0 (但しm、nは正の
数で、nは0.1〜10)で示される珪酸カルシウム、
又はこの珪酸カルシウムを鉱酸と接触させて得られる珪
酸よりなる芳香又は消臭剤用担体を要旨とする。
以下、本発明の詳細な説明する。本発明において芳香又
は消臭剤としては、室内或いは自動車内の芳香剤又はト
イレ等の悪臭防止剤として使用されるもので、例えば芳
香前、香料或いは香水として知られる芳香性の個々の成
分、又は組成物が挙げられる。
一般式2 CaO−38in2− n 5in2・mH
2O(但しm、n′は正の数で、nは旧〜10)で示さ
れる珪酸カルシウム及びこの珪酸カルシウムな鉱酸と接
触させて得られる珪酸は、特開昭54−93698号及
び特開昭54−118399号に示される極めて均一な
細孔を有する花弁状の形状のもので、4 cc19以上
の電比容積及び2.Occ19以上の吸油量を有する多
孔性物質である。従って、これを芳香又は消臭剤の担体
として使用すれば、優れた担持効果を示す。通常、芳香
又は消臭剤は単一組成ではなく、調合された複数の組成
よりなり、互いに相違する揮発成分を含むものであるが
、本発明の珪酸カルシウム及び珪酸は、芳香又は消臭剤
中のとくに高揮発分を保持することができ、芳香又は消
臭効果を持続できる点で従来公知の担体に比べ優れてい
る。
この珪酸カルシウム及び珪酸の代表的製造法について説
明するに、先ず珪酸カルシウムは、原料として珪酸ナト
リウム、珪酸カリウム等の水溶性珪酸原料と塩化カルシ
ウム、硝酸カルシウム、生石灰、消石灰等の水溶性カル
シウム原料とを用い、これらの原料をSiO2/CaO
のモル比が1.55〜6.5の範囲となるように混合し
、次いで水性媒体中、150〜250℃の温度で1〜5
0時間反応させる。この反応は通常、耐圧反応器例えば
、オートクレーブを用いて行われる。また珪酸は、上記
の方法で得られた珪酸カルシウムを塩酸、硝酸、リン酸
等の鉱酸を用い、(珪酸カルシウム中の含有カルシウム
分と当量或いはそれ以上の量を用いる) 10〜100
℃の温度で、30分〜3時間処理し、カルシウム成分を
分離することにより得られる。かくして得られる珪酸カ
ルシウム及び珪酸はともに同様の形状及び性状を有する
本発明の珪酸カルシウム或いは珪酸に芳香或いは消臭剤
を担持するには、芳香或いは消臭剤の液中に珪酸カルシ
ウム或いは珪酸を浸漬するが、又は芳香成製・は消臭剤
の液を珪酸カルシウム或いは珪酸にスプレー或いは滴下
して散布し、含浸させる方法が採用される。この場合、
芳香又は消臭剤の含浸量としては、芳香又は消臭剤の種
類、使用目的により相違するが、通常、珪酸カルシウム
又は珪酸に対し10〜400重量%、好ましくは50〜
300重駿チが選ばれる。
本発明の珪酸カルシウム又は珪酸は、粉状のまま或いは
特定の形状に成形しく加圧或いはバインダーを用いて成
形する)芳香又は消臭剤用担体として使用されるが、ま
た、紙或いは不織布中に含ませて使用するのが好ましい
。この場合、紙或いは不織布の製造工程中において適宜
含有させることができる。紙としては、木材繊維からの
パルプ紙及び合成繊維からの合成紙の何れも用いられる
珪酸カルシウム或いは珪酸の紙或いは不織布への配合割
合は、通常3〜75重量%、好ましくは10〜60重量
%、更に好ましくは25〜50重量%が選ばれる。この
珪酸カルシウム或いは珪酸を含む紙又は不織布からなる
担体は、上述のようにして調製されるが、その調製は極
めて簡便であり、また、紙又は不織布単独の場合に比べ
、芳香又は消臭剤の担体として極めて優れた効果を有す
る。
本発明の担体に芳香又は消臭剤を含浸したものは、これ
をパッケージの中にセットするが、或いはセットするこ
となくそのまま、必要に応じ空気を流通して蒸散させ、
芳香又は消臭剤として用いられるが、その芳香又は消臭
効果は長期にわたって持続するので好ましく用いられる
次に実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例1 花弁状珪酸カルシウム粉末(徳山ンーダ■製フローライ
トR)に、バインダーとl−てバルブ2重量%を加え、
100Kp/y+tで円板状(直径50冨菖、厚さ7m
、重量6.6gに成型した。これに香料(稲畑香料■グ
リーンアップル12115 ) 4.9を含浸させ室温
で放置した。放置後の香料の重量減少は4週間後で71
重量%であった。また、内部に小さな送風機を取付けた
。嗅ぎ窓式無臭室(60cm X 60c+++ X 
180σ)中に前記の香料を含浸した成型物を入れ、パ
ネラ−20人による官能試験をおこなった。香りの強さ
は、賦香時に比較して、4週間後はわずかに弱くなって
いるものの、清潔感、されやかさは賦香時と同じであっ
た。
実施例2 乾式法で得られるパルプ不織布及びこれに37.5重置
チの花弁状珪酸カルシウムを混合した乾式法パルプ不織
布をそれぞれ円板状に成型(直径5a、厚さ0.4 c
R) L、それぞれの円板状不織布に香料(稲畑香料■
Deocleaner 81003 ) 4.!i’を
含浸させ、試料 5A(乾式パルプ不織布のみを担体と
−するもの)及び試料B(珪酸カルシウムを配合した乾
式パルプ不織布を担体とするもの)を得た。両試料に担
持された香料を送風機を用いて強制的に揮散させた。
100時間後に試料Aは75重量%の香料を揮散し、試
料Bは70重量%の香料を揮散した。またその時点でパ
ネラ−11人により実施例1の方法による官能試験をお
こなったところ、試料Aは賦香時に比べ、匂いの調子が
著しく変化していたが、試料Bは賦香時に近い匂いの調
子を維持していることがわかった。
実施例3 パルプ100重量部及び花弁状珪酸カルシウム(徳山ソ
ーダーフローライ) R) 75重量部を用い、湿式法
により抄紙し乾燥した。これを直径5C+n、厚さ0.
25 CInの円板状に成型し、香料(IFI”社、キ
ンモクセイJF5051 ) 4gを含浸させ室温で放
置した。1ケ月後の香料の減量は57重量%であった。
比較のためパルプのみを用いて同様に抄紙し、同様の円
板状に成型し香料を41含浸させた。室温放置1ケ月後
の香料の減量は62重量%であった。また同時点での実
施例1と同様の官能試験によれば。
前者は後者に比べ匂いの強さが大であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式2CaO−3Si02−nsi02−mH2
    O(但しm、 nは正の数で、nは0.1〜10)で示
    される珪酸カルシウム、又はこの珪酸カルシウムを鉱酸
    と接触させて得られる珪酸よりなる芳香又は消臭剤用担
    体。 2)紙又は不織布に一般式2CaO−38iO2−nS
    i02・mH2O(但しm、nは正の数で、nは0.1
    〜10)で示される珪酸カルシウム、又はこの珪酸カル
    シウムを鉱酸と接触させて得られる珪酸を含有させ−C
    なる芳香又は消臭剤用担体。 3)珪酸カルシウム又は珪酸の含有量が、紙又は不織布
    に対し3〜75重量%である特許請求の範囲第2項記載
    の芳香又は消臭剤用担体。
JP56118706A 1981-07-29 1981-07-29 芳香又は消臭剤用担体 Pending JPS58112542A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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