JPS58185161A - 固体状芳香剤 - Google Patents

固体状芳香剤

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JPS58185161A
JPS58185161A JP57069216A JP6921682A JPS58185161A JP S58185161 A JPS58185161 A JP S58185161A JP 57069216 A JP57069216 A JP 57069216A JP 6921682 A JP6921682 A JP 6921682A JP S58185161 A JPS58185161 A JP S58185161A
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JP
Japan
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fragrance
adsorbed
hygroscopic
adsorption carrier
solid
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Application number
JP57069216A
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English (en)
Inventor
宏 遠藤
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ENCLER BUSINESS KK
Original Assignee
ENCLER BUSINESS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は香りのマイルド性を向上した固体状芳香剤に関
する。
従来、液状香料を吸着担体に吸着させた固体状芳香剤と
しては多くの商品が知られているが、これらの従来品固
体状芳香剤は香りのマイルド性に欠ける欠点が指摘され
ていた。また、香りのマイルド性を良くするために、液
状香料に水と芳香性アルコールとを混合したいわゆる香
水を吸着担体に吸着させた固体状芳香剤は、マイルド性
は改良されるものの、拡散が早くて保香寿命が劣る欠点
があった。
本発明者は、先に固体状芳香剤として香りのマイルド性
を改良するためには、香料と水とを吸着担体に吸着させ
ることが有効なことを提案(特開昭55−106159
号公報、特願昭56−117229号)した。これらの
先願における芳香剤は、吸着された香料と水とが拡散す
るために香りにマイルド性が付与される効果を有するが
、一方、吸着された水が存在する期間しかその効果は期
待できない。
本発明者は、用いる吸着担体の種類によっては、これに
液状香料を吸着させた固体状芳香剤を使用後、その発散
する香りが弱くなった時点で水を吸着させると香りが再
び出やすくなる現象があることを見出した。この現象は
、吸着担体への水の吸着親和性が香料のそれよりも強い
こと、および、水の分子が香料分子よりも小さいことか
ら吸着担体内部まで水が入りこんですでに吸着されてい
る香料分子を離脱しやすくするため、換言すれば、水分
子による吸着置換が起るためであろうと推考されている
上述の実験上の知見をもとに、本発明者は固体状芳香剤
にその使用開始後、水分を補給することができるような
手段を鋭意研究した結果、吸湿性または潮解性化合物を
香料を吸着した担体と共存させることが上述の手段とし
て効果的なことを見出して本発明を完成させるに至った
ものである。
本発明において、吸着担体(または香料を吸着させた担
体、以下同じ)に吸湿性または潮解性化合物(以下吸湿
性化合物などと略称する)を共存させるという意味は、
たとえば、吸着担体に吸湿性化合物などを均一に混合し
て成形して一体化するとか、吸着担体を中心におき周囲
を吸湿性化合物などで覆った形で成形されているとか、
成形物の一部分に吸湿性化合物などが配置成形されてい
るとか、あるいは粒状の吸着担体に粒状の吸湿性化合物
などが混合されている状態など、要するになんらかの形
で両者が接触して存在する状態をさすものである。
本発明において用いる吸着担体としては、液状香料およ
び水を吸着する性質があればとくに制限はないが、芳香
剤として利用して保香寿命の点から、少くとも10重量
%、好ましくは50重量%以上の吸液能を持った担体が
望ましい。通常用いられるこの種の担体としては、活性
アルミナの粉末またはその成形物、合成珪酸カルシウム
の粉末またはその成形物、珪藻土またはゼオライトなど
の無機化合物、あるいはヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、結晶セルロースなどのセルロース誘導体の粉末
またはその成形物などの有機化合物があげられる。
次に本発明で用いる吸湿性または潮解性化合物としては
、吸湿または潮解して弱酸性乃至弱アルカリ性を呈する
有機または無機化合物があげられる。ここで、吸湿また
は潮解して酸性またはアルカリ性を呈する化合物は担体
に吸着された香料に作用してその香りを変化させる要因
となるのでその使用はさけるべきである。通常はこれら
の化合物の5%水溶液のpHが3〜10の範囲、好まし
くは5〜9の範囲の化合物の使用が望ましい。
その例としては、KH2PO4、ZnCl2、CaCl
2・2H2O、MgCl2・6H2Oなどの無機化合物
、あるいはγ−乳酸などの有機化合物があげられる。
本発明固体状芳香剤において、上述の吸着担体と吸湿ま
たは潮解して弱酸性乃至弱アルカリ性を呈する吸湿剤ま
たは潮解性化合物との量比は、芳香剤として要求される
香りのマイルド性や保香寿命、あるいは吸着担体の給水
性能などによって選択すべきであるが、通常、吸着担体
に対して重量比で2倍量以下の吸湿性化合物などを用い
るのが好ましい。
本発明固体状芳香剤において、吸着担体への香料の吸着
工程と、これに吸湿性化合物などを共存混合する工程と
の前後関係は主に吸着担体の形状に従って決定すればよ
い。たとえば、錠剤などのごとく吸着担体と吸湿性化合
物などを一体化して成形した場合には、香料を吸着する
前に成形する順序を採用し、また、粉末あるいは粒状吸
着担体を使用する場合は香料を吸着させてから吸湿性化
合物などと混合するか、または両者を混合してから香料
を吸着させるかのいづれでもよい。
本発明固体状芳香剤は、使用開始まで密封して保存する
ことにより、吸湿性化合物などの吸湿作用を封じこめて
おき、使用を開始して初めて空気中の湿気を徐々に吸湿
して共存する香料吸着担体に水分を補給する作用を有す
る。このことは、本発明固体状芳香剤の従来商品になか
った大きい特長とされ、しかもその香りのマイルド性向
上の効果は顕著である。
従って本発明芳香剤は、吸着担体に香料を吸着させてな
る従来品固体状芳香剤のマイルド性および保香寿命の改
良品として一般に広く利用可能である。本発明芳香剤は
、吸湿性化合物などが吸水して生成した水が漏出しない
ような構造の容器、通気性はあるが通液性のないシート
で作られた袋などに収納して室内芳香剤、車内芳香剤な
どに使用して有用である。
以下、実施例をあげるが部数および%はそれぞれ重量部
および重量%による。
実施例1、 市販合成珪酸カルシウム粉末(商品名フローライトR、
徳山曹達株式会社製)100部にシャネル5タイプの香
料(牛田香料株式会社製、862F)の20部を吸着さ
せた。この香料を吸着した担体の50部に吸湿性化合物
として、MgCl2・6H2O(5%水溶液のpH6.
8〜7.2)の粉末100部を加え不織布の袋に収納し
て上部が開放した容器に入れて室内芳香剤として用いた
ところ約1ヶ月の保香期間があった。
一方、比較例として、上記吸湿性化合物を加えない芳香
剤は香りにマイルド性が欠けしかも約2週間で香りが弱
くなり、本発明固体状芳香剤が香りのマイルド性と保香
期間とにすぐれていることが判明した。
実施例2、 市販の2〜3m/mφ球状活性アルミナ(水沢化学工業
株式会社製)100部と顆粒状塩化カルシウム(CaC
l2・2H2O)5部との混合物に、ミス・ディオール
調香料(牛田香料株式会社、No.824)15部を滴
下しながらかきまぜ本発明芳香剤をうる。この10部を
通気性はあるが通液性がないシート(商品名 NFシー
ト、徳山曹達株式会社製)で作った袋に収納してシール
した。このものは、匂い袋としてポケット内に携帯して
約40日間マイルドな香りを放った。
実施例3、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、吸着担体に吸湿性または潮解性化合物を共存さ
    せた組成物に香料を吸着させたことを特長とする固体状
    芳香剤。
  2. (2)、香料を吸着させた担体に吸湿性または潮解性化
    合物を共存させた組成とすることを特長とする固体状芳
    香剤。
JP57069216A 1982-04-24 1982-04-24 固体状芳香剤 Pending JPS58185161A (ja)

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