JPS602252A - 持続性脱臭法 - Google Patents

持続性脱臭法

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JPS602252A
JPS602252A JP58111300A JP11130083A JPS602252A JP S602252 A JPS602252 A JP S602252A JP 58111300 A JP58111300 A JP 58111300A JP 11130083 A JP11130083 A JP 11130083A JP S602252 A JPS602252 A JP S602252A
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友爾 田中
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、活性炭やシリカ、ヂル、ゼオライト等の吸
着剤が悪臭ガスの吸着に於いて、脱臭の破過時間が短期
間で不能となり、又、公知の脱臭ゲル化物の吸着剤でも
破過時間が夏期に於いて特に短期間で不能となる脱臭剤
をこのゲル化物の吸着剤の吸着速度が遅い欠点を防ぐ為
に活性炭、ホワイトカーボン、ゼオライト、等の吸着剤
を微粉化して、繊維や、紙板に吸着せしめて吸着表面積
の拡大と毛管吸収力を増大せしめ、迅速な吸着力を増大
せしめると共に、酸性とアルカリ性の脱臭液を含む、ゲ
ル化脱臭剤を、区別して、容器に入れて、前記、繊維紙
板の下部を浸積接触せしめて、湿潤せしめ、ゲル化脱臭
剤の脱臭力と分解中和作用によつて、吸着容量を拡大し
更に脱臭液の蒸発に伴ふ、ゲル化脱臭剤の縮少硬化を防
ぐに、両性脱臭液を区別、追加して、繊維紙板とゲル化
脱臭剤を湿潤せしめて、長期間に持続出来る様にした、
脱臭器による、脱臭法にかかるものである。
一般、公知の活性炭、ゼオライト、シリカゲル等の吸着
剤は、容量220lの冷蔵庫内では、約3ケ月、自動車
内で特に、新車内では約1ケ月以内で吸着能が失はれ、
又、之算の吸着剤の吸着終点が一向に明確でない欠点が
あつた。
この為、新しく、水和性の芳香性ゲル化脱臭剤が開発さ
れたが、冷蔵庫内では約4ケ月、で縮少硬化して吸着能
を失ひ、特に、夏期自動車内に使用する時は約20日で
縮少硬化し、吸着力を失ふ欠点があつた。しかし後者の
ゲル化脱臭剤は活性炭と異なり縮少硬化物が明確に確認
出来る利点があるが単一のゲル化脱臭剤のみによる吸着
力は、その吸着曲線に於いて、起伏が大きく悪臭ガスの
吸着に撰択性があり、例へば悪臭ガスが硫化水素の場合
には、アルカリ性に於いて撰択的に吸着されるが、吸着
されたゲル化脱臭剤表面は硫化水素イオンによつて包ま
れるから電気二重層を形成し易く、次后の硫化水素に対
しては、吸着力は、漸次減少して、アミンや、アンモニ
ヤガスを吸着しやすく作用し、又、このアミンや、アン
モニヤガスが飽和すると硫化水素をよく吸着するから悪
臭ガスの酸アルカリガスの分布が、平均すれば、吸着曲
線の起伏は多くなり、ガスが一方的になれば吸着は急激
に低下する欠点があつた。従つて、悪臭ガスが中性のメ
ルカプタンの場合は、活性炭の様な吸着剤で急速に吸着
せしめる時は、ゲル化脱臭剤の吸着力が50%以下であ
つたものが改善され70%まで拡大されるに至つた。
そこで、本発明は、この理由から、活性炭の様な吸着剤
をより表面積の拡大による吸着反応の増大を計る為に繊
維紙板に30%以上の吸着剤粉を吸着せしめて抄造した
繊維紙板を毛管吸収体として、又、吸着剤として林立せ
しめ、酸化剤や、塩素化合物による、吸着分解を防ぐに
、活性炭以外の例へば、ホワイトカーボン、ゼオライト
、活性マグネシヤ、活性アルミナ、活性硅酸塩等の吸着
剤を、使用する事により撰択性を均一化せしめる一方、
この繊維紙板による吸着剤の下部に夫々酸、アルカリ性
の脱臭液を含む水和性ゲル化脱臭剤を区別した容器に入
れて接触し、浸積せしめて、常に上部の繊維紙板を吸着
せしめ且つ湿潤せしめる時は、繊維紙板とゲル化脱臭剤
の両者が夫々の特徴を生かした吸着を行ひ、特に繊維紙
板に吸着された悪臭ガスの成分は、毛管吸収によつて上
昇した脱臭液によつて、洗滌されゲル化脱臭剤中に移行
して、中和反応と分解によつて、浄化し、吸着能を再生
せいめる様に作用するに至る。又この繊維紙板に吸着さ
れた脱臭、水液は、蒸発して、熱対流を生じ、悪臭ガス
の接触回数を増大すると共に、ゲル化脱臭剤は縮少硬化
するから、硬化以前に脱臭剤液を両性に調整して導入し
てゲル化脱臭剤を膨潤させる時は、ゲル化脱臭剤は再生
し、吸着作用を持続し活性炭等の繊維紙板の吸着剤も常
に毛管吸収作用によつて浄化されて、均一な吸着作用を
呈するので、長期に亘る持続性のある脱臭法が確立せら
れ、公知の脱臭剤の欠点を補ひ室内の大少にかかわらず
対応出来る脱臭効果が得られる従つて、この結果として
活性炭の吸着能が重量あたり20%前后であつたものが
、2倍近く増大され、公知のゲル化脱臭剤の夏期寿命が
約20日であつたものが6ケ月以上の使用に耐え、経済
的向上が計られ、産業上有用な発明である。
この発明の実施要領を図面で説明すれば、次の如くであ
る。
図に於いて、脱臭容器(1)(1′)をプラスチツクス
磁器硝子等で作り支持板(2)を脱臭容器(1)の支持
板とし、他方の容器(1′)も支持板(2)を支持板と
して、支持板(2)の低辺の載積函(3)(3′)に積
載し、支持板(2)の上部に吊り下げ鍵(4)を取付け
て、吊下げを可能とし、又載積函(3)(3′)の背面
に両面圧着糊付着のテープを圧着してある。このテープ
を(5)で示す、次に容器(1)の内部にゲル化脱臭剤
(1a)と脱臭液(1b)を嵌挿し、上部に空間(c)
を作り、活性炭繊維紙板(1c)を入れて、盖(1d)
を螺着せしめ、盖(1d)の上面に多孔(1e)を穿設
する、又、同様に載積函(3)上の容器(1)には、ア
ルカリ性とし、容器(1′)には酸性の脱臭液(1′b
)を入れて、酸性のゲル化脱臭剤(1′a)を嵌挿し、
更に、ゼオライト、ホワイトカーボン繊維紙板(1′c
)を差入み約3分の1以上を空間(c′)上に露呈せし
め盖(1′d)を螺着し、多孔(1′e)より空気との
接触を行はしめる。この繊維紙板(1′c)を3分の1
以上空間面(c′)に露呈する時は、繊維紙板(1′c
)とゲル化脱臭剤と脱臭液が相互に脱臭作用を呈し、ゲ
ル化脱臭剤の緩幔な脱臭性を繊維紙板(1′c)の存在
によつて迅速に脱臭し飽和した、吸着ガスは酸性脱臭液
(1′b)の毛管吸収された繊維紙板(1′c)を脱臭
液(1′b)によつて、浄化、中和して、循還し、1部
は蒸発に消費され、他部は、ゲル化脱臭剤の湿潤用に消
費せられる。
又、アルカリ性脱臭液(1b)も、同様に活性炭繊維紙
板(1c)に1部は、吸収されて、毛管吸収により液を
循還し、脱臭中和を繰返して、活性炭繊維紙板の再生浄
化を行ひ、又アルカリ性ゲル化脱臭剤(1a)を湿潤し
ゲル化脱臭剤の脱水硬化を防ぐ、このアルカリ性脱臭剤
は硫化水素、メルカプタン有機酸を撰択的に吸着して、
中和しゲル化脱臭剤に蓄積せしめ吸着速度を常に速める
様に作用する。
又酸性ゲル化脱臭剤は硫化水素を敬遠して、アミンやア
ンモニヤガスを撰別的に吸着して中和し、繊維紙板の飽
和ガスを浄化して、吸着をより効果的とする。
この様に繊維紙板に脱臭液が吸着する時の破過時間(T
B/TB′)は次の式で表示される。即ち(TB/TB
′)=K/(K+W)∴(TB/TB′)=K−(W)
/K=1+(W/K) となる。即ち含水量Wが大となると、破過時間は大とな
り実測値は、含水率が高いと急速に増大する傾向がある
。Kは定数である。
第3図は両繊維紙板(1c)(1′c)を容器(1)(
1′)に嵌挿する構造が円筒状に加工したものを示した
もので、平板状、浪形状、角状、円形状、矩形状等自由
に撰択出来る。酸アルカリ性脱臭剤を単独容器として両
者、又は、一方のみの容器を使用する事も出来る。
又ゲル化脱臭剤も容器(1)(1′)に予め、加熱融解
したものを注型して、大型ブロツク状に成型する事もよ
いが、このゲル化脱臭剤を破截して、粉状や、塊状に加
工したもので、差支へないが、塊状のものが最も結果が
よかつた。
その理由は、大型ブロツクのものは、脱臭液の吸着が最
も小さく、繊維紙板への湿潤性に問題があり、粉末では
、脱水乾燥が速かとなり、不純ガスの捕促が全体的に持
続的に見て悪くなるからである。
この脱臭液並びにゲル状脱臭剤の配合例を示すと次の如
くである。
例(1)アルカリ脱臭液 過炭酸ソーダー又は苛性ソーダー 5gclo2水 1
g 香料 0.01g 染料 0.01g グリコール グリオキザール 2g 界面活性剤 0.01g アルコール 2g 水又は酸素イオン水 100g 例(2)アルカリ脱臭液 過炭酸ソーダー、炭酸ソーダー又は苛 性ソーダー又は硼酸ソーダー 5g トリエタノールアミン 0〜0.1g 過酸水素、過硫酸ソーダー過硼酸ソーダー過酢酸ソーダ
ー、 0.1g デヒドロ酢酸ソーダー、ソルビン酸カリ又は、チアペン
ダゾール(C、B、Z) 0.05gアルコール 0.
1g グライコール又は、ポリグライコール 1g酵素イオン
水又はイオン水 100g 界面活性剤 0.1g 香料 0.01g 染料 0.01g 例(3)酸性脱臭液 イオン水又は、水 100g 界面活性剤非イオン系 2g グリオキザール 3g ベニツアルデヒド又は、フオルムアルデヒド 0.1g クロロフイル 0〜0.3g グリコール、又はポリグリコール 3gアルコール ″
 2g 有機酸例へば、リンゴ酸、硼酸 2g デヒドロ酢酸ソーダー、チアペンダソール又はソルビン
酸ソーダー 0.05g例(4)酸性脱臭液 水、又は、イオン水 100g 酵素ゼラチン液 12g 界面活性剤 3g グリオキザール 6g グライコール 5.3g アルコール 2g 香料 0.01g 染料 0.01g 過酸化酢酸 0.1g 有機酸例へば安息香酸、クエン酸、アスコルビン酸 3
g例(5)アルカリゲル化脱臭剤 2(Na2)CO4ClO■又は過硫酸ソーダー 0〜
1g香料 0.01g 染料 0.01g グリコール 3g グリオキザール、ベンツアルデヒド、パラクロールベン
ツアルデヒド 5g 界面活性剤 2g アルコール 3g 水又はイオン水 100g 酵素ゼラチン分解液 18PUN/g 10gカラギー
ナン、イサゴール 3g ポリビニールアルコール 1g 例(6)アルカリゲル化脱臭剤 寒天 3g カラギナン 2g 塩化カリ 1g イオン酵素分解水 110g グリオキザール、ベンツアルデ 6g ヒド ポリビニールアルコーサ 0.1g 界面活性剤 2g アルコール 2g グリコール又は、ポリグリコール 2g香料 0.35
g 染料 0.01g 例(7)酸性ゲル化脱臭剤 イオン水 50g 水 50g 酵素ゼラチン分解液 20g 寒天 1g カラギナン又はイサゴール 2g ポリビニールアルコール 0.5g グリオキザール、他のアルデヒド 6g界面活性剤 3
g グリコール、ポリグリコール 3g アルコール 1g 香料 1g 染料 0.01g 例(8) イオン水 100g 水 40g 酵素カゼイン分解液 20g ポリビニールアルコール 5g グリオキザール 3g グリコール 5g アルコール 2g カラギナン、イサゴール 0〜1g 香料 1g 染料 0.01g 界面活性剤 2g 蛋白分解酸素ゲル化物 3g 有機酸 1g 容器(1)(1′)に例(1)〜例(4)のアルカリ性
脱臭液と酸性脱臭液を50〜100gを入れて、例(3
′)〜例(8)を30〜60g入れて、約半分の容量と
し、空間面に、活性炭繊維紙板、ホワイトカーボン繊維
紙板7×5×0.4cmの寸法のものを嵌挿して、浸積
し、3分の1以上を空間面に露呈し固定する。
そして盖を上部開口面に螺着し、盖上の穿孔より、空気
との接触を計る。
この例(5)〜例(8)の配合物は、80℃に徐々に溶
解タンクに入れて溶解したものを、脱臭容器に液秤量充
填機により、注入して、水冷しながら凝固したものを押
出機で押出して粉塊化したものを容器に入れる。
この方法によるゲル化物の粉塊は2粍〜10粍の口径の
ものが利用されるが、更に大きなものでも差支へがない
この脱臭剤の使用の順序は、第2図の盖(1d)(1′
d)の内側の中盖(2d)(2′d)を取り去り、盖(
1d)(1′d)を容器(1)(1′)に螺着せしめた
ものを支持板(2)の左右の載積函(3)(3′)上に
積載固定し鍵で冷凍室内に吊下げ、又は、自動車内では
両面圧着テープ(5)の剥離紙を取り去り圧着面を車台
に圧着して固定し、盖(1d)(1′d)の上部遮蔽盤
(T)の回転によつて通気量を加減する様に遮蔽盤(T
)は、盖上中央の支軸(T′)に螺着せしめる。
この脱臭容器は第4図に示す如く、角形、円形等任意に
作られ、遮蔽盤(T)上には、モナズ石粉をコートした
ものが、鮮度保持剤として、接着剤で0.6〜2粍の厚
みに接合されていて穿孔が穿設されている。
このモナズ石やガドリン石は、塊状として、予め容器(
1)(1′)の器底に嵌置する事でも差支へない第5図
は蛋白分解酸素ゼラチン液による脱臭試験であり、第6
図はイオン水による脱臭ガスの試験特性である。第7図
は、繊維紙板単独の吸着と湿潤状態の繊維紙板(1c)
(1′c)との特性を示し(g)は、ゲル化物と脱臭液
と活性炭とホワイトカーボン(g′)のものとを示す特
性である。第8図は酵素の固定化特性である。この酵素
はパパイヤ酵素、パイナツプル酵素の乾燥物を、予め5
〜10%濃度のポリビニールアルコール液にゼラチン、
食塩カルシウム、マグネシウムを溶解したものに5〜1
0%の割合で混合し80℃前后に加熱して、グリオキザ
ールベンツアルデヒド、フオルムアルデヒド、を3%と
加えて、反応せしめて、不溶化したものを塊状に破截し
たものをバイオリカクターとして混合するこれを加えて
いる。この場合は酵素は、耐久性があり6ケ月の使用に
耐える。
又、第5図に於ける特性は(A)は、アンモニヤガス吸
着量を示し(B)は、アミン(C)はメルカプタンを示
し、え等はいづれも18PUN/gの蛋白分解酵素を使
用した結果であり、(A′)(B′)(C′)は無酵素
による特性である、この結果、酵素蛋白質即ちゼラチン
分解液例(7)による結果である。
この特性から明らかになつた点は、アンモニヤに対して
、特に酵素の入つたものが効果がある。
第6図の特性に於いて(D)は純水を示し、(E)は3
日間処理のもので(F)は7日間処理したものである。
これは100CCを試料とし口径45粍温度13℃湿度
55%の冷蔵庫内での測定結果である。この結果イオン
水はNH3ガスに対して極めて高い吸収能力を持つてい
る。
第9図は、イオン水の無いものを(G)で示し、酵素の
ないものを(H)で示し、両者の入つたものを(I)で
示している。この結果は、イオン水酵素の入つたものが
より効果的である事が判る。
又、第7図の特性に於いて(I′C)(g′)(1)は
エチルメルカプタンのホワイトカーボン繊維紙板(I′
C)の特性を示し(IC)(g)(2)は、活性炭繊維
紙板(IC)のメルカプタンの特性である。(I′C)
(g′)(3)は、トリメチルアミンのホワイトカーボ
ン繊維紙板(I′C)の特性であり(IC)(g)(4
)は活性炭の特性であり(I′C)(g′)(5)はホ
ワイトカーボンを示し、(IC)(g)(6)は活性炭
である。
この結果から速效性が活性炭、ホワイトカーボン繊維紙
板が高い事を示している。
この第7図の単位は経過時間はいづれも分単位であり、
ゲル化物脱臭剤は第9図(I)で示す様に経過時間は、
時単位であり、アンモニヤでは繊維紙板は、1分間で殆
んどを吸着除去するがゲル化脱臭剤では8時間を要する
又、(I′)は本発明の脱臭液とゲル化脱臭剤との組合
せたもので、より吸着速度が速かとなつている。
又、第8図は、酵素の固定化をポリビニールアルコール
10%水液に10、000PUN/gのものを20%混
合した蛋白分解酵素でパパイヤパイナツプル1:1の混
合割合の乾燥粉を使用し80℃以下で、蛍光灯で照射反
応せしめたものであるがこれを(J)で示し、単にゼラ
チンの10%水液に添加した酵素液を(K)で示してい
る。この結果が示す様に酵素は水液中では約10日で分
解して活性が失はれる。
従つて、固定化をする必要があるが、ポリペプチド環を
分解したゼラチン蛋白質の分解物が効果を示す事は両端
のカルボン酸やアミノ基の作用に負ふ処が多い。又、こ
の酵素の固定化として、ポリエチレングライコールやエ
チレングライコール、プロピレングライコールにアンモ
ニヤガスを吹込み四塩化ジルコニウムを反応せしめて、
ジルコニウム金属キレート化物としたものに酵素を封込
む事や、エチレングライコールの末端を感光樹脂化せし
めた固定剤も利用出来る。
以上の如く、この発明の特徴は繊維紙板による迅速な吸
着力を利用し、且つ吸着能力の短命化が、之等紙板の重
量比率の12〜15%である制限下では、ゲル化脱臭剤
の併用化によつて延命効果をより以上に発揮し、約6ケ
月以上の吸着活動を行はしめると共に公知のゲル化脱臭
剤の吸着速度の緩幔性を前者の併用でカバーし繊維紙板
の再生化と含水率による反応の速かさを増大せしめるに
液状脱臭剤を併用せしめたもので、又、公知のゲル化脱
臭剤を酵素やイオン水の添加によつて、より効果的とし
たもので冷蔵庫や自動車飛行機工場や室内の脱臭浄化に
効果があり産業上有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願内容の脱臭容器の正面図第2図はその側
面図、第3図は脱臭容器の拡大側面図第4図は(イ)に
於いて角形、(ロ)に於いて円形の容器のもの、第5図
は酵素ゼラチン液の特性第6図はイオン水添加特性、第
7図は、繊維紙板の吸着材を使用した特性、第8図は、
酵素の固定化特性、第9図は、イオン水、酵素ゼラチン
液の特性特許出願人 田中友爾

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後文記載の如く、2個のプラスチツクス脱臭容器に酸性
    脱臭液を含む、酸性ゲル化物混合物とアルカリ性脱臭液
    を含む、アルカリ性ゲル化物混合物を区別して入れ、更
    に活性炭繊維紙板とホワイトカーボン、ゼオライト、マ
    グネシヤ、アルミナ、モンモリナイトを、含有する繊維
    紙板を支、持板を境として、共立せしめ、その繊維紙板
    の下部を、前記両性のゲル化混合物中に浸積せしめて湿
    潤せしめ冷蔵庫内や、自動車内や、室内に支持板に取付
    けた金具で吊下げ、又は、圧着テープで脱臭容器の背面
    に圧着して、固定せしめて、両性ゲル化混合物と繊維紙
    板による吸着作用と中和反応によつて、又は、酵素の分
    解作用によつて、悪臭ガスを撰別的に吸着し、脱臭液の
    蒸発に伴ふ対流を利用してガス接触を促進し、且つ、蒸
    発水分を、脱臭液によつて補給する事によつて脱臭能力
    を長期に亘り持続せしめる様にした持続性脱臭器による
    脱臭法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6250645U (ja) * 1985-09-18 1987-03-28
WO2004110508A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. 芳香器及び吸上揮散部材
CN108815548A (zh) * 2018-07-05 2018-11-16 吉林大学 一种粉煤灰多孔微珠除味剂的制备方法

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