JPS60145148A

JPS60145148A - 消臭剤

Info

Publication number: JPS60145148A
Application number: JP59002363A
Authority: JP
Inventors: 伊達　晴行; 康弘才原; 武村上; 知孝善本
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1984-01-09
Filing date: 1984-01-09
Publication date: 1985-07-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕この発明は、■（臭や５′ｉｉ臭を梢ず消臭剤に関する
ものである。

〔背景技術〕

一般に、悪臭や異臭としては、」−場の排煙や廃液およ
び煙草や座圧ならびに台所のＩｍ、Ｉ芥等が発生源とな
っており、それらのｊｌｌＸ臭や異臭の種月゛１も多種
多様である。このような悪臭や異臭を消すための消臭剤
としては、活性炭やシリカリールか用いられている。こ
れらの消臭剤は、：出車や異臭成分を吸着して消臭する
ものであるが、吸着能力乙こ限度があるため飽和状態に
なると悪臭や異臭を吸着できないという難点がある。ま
た、それ以外の消臭剤としてシクロデキストリン等の包
接化合物かあげられる。このような包接化合物はその包
接作用（閉し込め作用）により消臭効果を発（；１１す
る。しかしながら、このような包接化合物による消臭効
果にも限度がある。また、直火燃焼や酸化剤（オゾン、
過マンガン酸カリ）による消臭もあるが、これらの消臭
法によれば装置が人がかりになったり、コストが高くな
るというような！ｌ’ｆＥ点がある。

さらに、酸、アルカリに、する中和反応を利用して消臭
する方法もあるが、使用薬剤がＩＩＪ　（ｉｌｌｉで、
かつ消臭対象も限られるという難点がある。また、植　
＼物の精油成分である香気成分等によつ゛ζ悪臭や異臭
をマスキングするという消臭剤もあるが、この消臭剤の
イｔする香気には人の好き嫌いがあるため、その香気に
対して嫌悪感を抱くものがおり、一般的な消臭剤とは云
いう：１Ｆい。

〔発明の目的〕

この発明は、それ１月は無臭で、かつ広い範囲のＲｊｆ
　皇を節１′１′弓こ消臭でき、しかも安（曲な消臭剤
の提供を目的とするものである。

〔発明の開示〕

この発明は、Ｉ；記の一般式で表わされる化合、物を有
効成分とすることを特徴とする消臭剤をその要旨とする
ものである。

Ｒ７発明者らＩＪ、１ノＬ来の消臭剤のもつ種々の欠点を解
消するために一連のイＯ「究を車ねた結果、上記の一般
式で示される化合物が、それ１月は無臭であって広い範
囲の臭気の消臭作用をイ丁することを見いだしこの発明
に到達した。

この発明の消臭剤は、」−記の・ｆＩ）式でボされる化
合物を１４１ｉ　７ｉたは２（ｌＦ１ター１含むもので
３〕イ〕。そのような化合物として、例えＧＪピに１カ
テ：ノール。

ヒｌニア　カＬ：ｌ　−ル、　没ｆｌ子酸、　フＩＪ　
ｌカーｊ−す：１−ｔｌｖ、、フ゛トラオキシヘンセン
等がありられる。

」−記の化合物を清拭剤として使Ｊ１目−る場合、１（
Ｉｊ−扶、固形状のいずれの形状で使用してもよい。ｌ
イシ状で使用する態様としては、例えば」１記化合物を
水に熔解して使用する態様がありられ、固形状で使用す
る態様として、例えば担体に上記化合物を吸着さ−Ｃて
使用する態様かあげられる。水に硲吊：して使用すると
きは、−Ｊ−読比合物の濃度を０１〜１．０ｉ％の範囲
に設定することかり）果の点で＋ｒましい。また、担体
に吸着さ一口で使用するときは、−に配化合物と担体と
の割合は、１０ｒＩす、（（（吐ご、１０〜０．１：］
に設定することがりＪ果の点て好ましい。

なお、上記化合物を消臭剤として使用する態様は、上記
の態様以外に種々考えられるが、消臭有効成分の飛散を
できるだけ抑制し長期間効果を持続させるためには、グ
リセリン、プロピレングリコール等の添加剤を併用する
ことがを効である。

つぎに、実施例について説明する。

〔実施例１〜４〕ピロカテコール、ピロガロール、没食子酸、フロトカテ
チュ酸の１ｗｔ％水溶液をつくり、これらをそれぞれ実
施例１〜４の消臭剤とした。

つぎに、上記の実施例１〜４の消臭剤の消臭効果をみる
ために、つぎのような試験を行った。すなわち、下記の
６段階の臭気強度０・・無臭１・・・非常に微かな臭２・・・微かな臭３・・・容易に臭を感じる４・・・臭気が強い５・・・臭気が非常に強いのうちの５の臭気強度に相当する臭気になるように、ア
ンモニア、硫化水素、トリメチルアミン。

エチルメルカプタン、ニコチンをそれぞれ２００ｍ１ｌ
の栓付き三角フラスコに加え、その中に」１記消臭剤を
微量添加し、臭を感じな（なった段階の臭気強度をめて
消臭効果をみた。その結果を次表に示した。表において
、値が大きいほど消臭効果があることを示している。

上記の表より、実施例の消臭剤は、上記の表の臭気物質
の消臭に有効であるが、とりわリエチルメル力ブタンに
対して優れた効果を発揮することがわかる。

〔実施例５，６〕没食子酸とピロガロールの１：１重量基準混合物と活性
炭（６〜８メツシユ）とを重量基準で１＝１の割合で混
合し消臭剤（実施例５）を得た。

また、ピロガロールに代えてピロカテコールを」二記と
同量用いて没食子酸−ピロカテコール混合物をつくり、
これを上記同様活性炭と混合し消臭剤（実施例６）を得
た。

つぎに、得られた消臭剤の消臭効果をみるため、上記消
臭剤を内径５１ＩＩのガラス管に容積が２０．ｆｆｌに
なるように充填し、ついでこのガラス管に１０Ｑｍｊ！
／ｍｉｎの速度で１Ｏ−４ｖｏ１％のエチルメルカプタ
ンを通した。消臭効果は、ガラス管通過後の気体にエチ
ルメルカプタンの臭を感するまでの時間を測定してみた
。比較例として活性炭のみを上記ガラス管に充填したも
のを用い、同様にして試験した。その結果、実施例の消
臭剤を充填したものについては、臭を感するまで１０分
要したのに対し、活性炭のみの場合には１分後に臭気を
感した。この結果より、没食子酸とピロガロールあるい
はピロカテコール混合系を、担体に吸着させて使用して
も優れた消臭作用が得られることがわかる。

〔実施例７〜９〕没食子酸、ピロガロール、テ１−ラオキシヘンゼンを水
に？′８解し１ｉｙｔ％の水溶液をつくり、消臭剤とし
た。

つぎに、これらの消臭剤の消臭効果をつぎのようにして
測定した。すなわち、上記消臭剤を１０ｍ１のガラス容
器に１ｍβ注入して密栓し、これにエチルメルカプタン
のＩＱ−’ｗｔ％水溶液を１ｍｌ注入し、密栓状態にお
いて３０℃の恒温槽に入れ５分間振盪した。振盪後、ガ
ラス容器の気相部分より気体を５μβ採取し、ガスクロ
マトグラフに掛けてエチルメルカプタンの濃度を測定し
た。比較例として、消臭剤を添加しない場合についても
同様に測定した。消臭評価としては、を用いた。

その結果、没食子酸は０．３５、ピｌ′ＪガＩ：Ｉ−ル
０゜３２、テ１−ラオキシヘンセン０．４２という評価
値が得られた。ずなわら、消臭剤の添加により、エチル
メルカプタンが極めて効果的に消臭されていることかわ
かる。

〔発明の効果〕

この発明の消臭剤は、それ自Ｑ、　ｊｊｊＥ臭であり広
い範囲についての消臭作用を有するｉ’＋ｉｉ記−（Ｉ
が式の化合物を有効成分とするため、従来の消臭剤のよ
うなそれ自身の自する臭にもとづく嫌悪（・３を起こさ
せ−づ゛、５１夕場におｉＪイ１ｌｌｊ臭から電層［）
」の：ｕ（臭さらにはトイレの悪臭にまで広い範囲の悪
臭に自助に対応できる。４．、ｌｊに、ごの発明の消長
剤は、強い：ｌａｊ臭を放つ窒素系化合物（アンモニア
、トリメチルアミン、ニコチン等）や硫黄系化合物（エ
ナルメルカブタン、硫化水素等）に対する消臭効果が人
であるため、／ｌＶｉ臭剤としてトｍめで有用である。

また、ごの消す。剤は使用に犬かがすな装置を必要と−
１ず、かつ安価であり、吸名型消臭剤のように飽和にな
ることもないので、長期間消臭作用を発押しうる。

代理人　弁理士　松　本　成　彦

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　下記の一般式で表される化合物を有効成分とず
−ることを特徴とする消臭剤。１
（２）有効成分か、前記の一般式で表される化合物であ
って前記Ｒ１およびＲ２の少なくとも一方力場１なる複
数の化合物の混合物からなる特許請求の範囲第１項記載
の消臭剤。