JP2000333732A - 車中泊の際等に、新たなる就寝スペース、並びに収納スペースを作り出すハンモック状のカー用品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車中泊の際、４名以上が快適に就寝すること
ができる就寝・収納スペースを作り出すハンモック状の
カー用品を提供する。 【解決手段】ロープ状のワク部（１）の中にネット
（２）を取り付け、ワク部（１）の両端にひっかけ部
（３）を取り付けた、車内で就寝・収納スペースを作り
出すハンモック状のカー用品。本発明を使用し、新たな
る就寝スペースを頭上に取り付けた事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、新たな就寝スペー
スを確保出来るように車の後部座席をフラット状態に
し、そこに２名が就寝し、その頭上にハンモック状のも
のを設けたワンボックスタイプ専用カー用品に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、このような製品がなかった為に
ワンボックス車で旅行中、家族で車中泊する際に、車内
のシートをフルフラットにした状態で就寝するしかなか
った。したがって、４人で就寝するには狭く感じられ心
地の良い就寝はできなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ワンボックス車で、車
中泊の際、シートをフルフラットのしても２名しか心地
良く就寝できなかった。本発明は、以上の欠点を解決す
るためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の就寝・収納スペースを作り出すハンモック
状カー用品を車内最前列シートのヘッドレストより車内
最後列シートのヘッドレストとの間に張り渡し、使用す
ることにより４人以上でも心地良く就寝出来る。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１の実施の形態を
説明する。 （イ）強度のあるロープ状のものからなるワク部（１）
の中に細かい編み目状のネット部（２）を張り渡す。 （ロ）このネット部（２）の上に人が寝るのでワク部
（１）やネット部（２）を調整し、適度な弛みを持たせ
る。 （ハ）ワク部（１）の両端にワク部（１）と同じ材質で
ひっかけ部（３）を取り付ける。本発明の請求項２の実
施の形態を説明する。 （ニ）ネットまたはマット部（５）の両端を、支持棒
（６）が通るように筒状に縫い合わせる。 （ホ）筒状に縫い合わせた両端に支持棒（６）を通し、
支持棒（６）の両端よりひっかけ部（７）を取り付け
る。 （ヘ）ネットまたはマット部（５）の上に人が寝るの
で、ワク部（４）または、最前列シートヘッドレストよ
り最後列シートヘッドレストまでの距離を調整し、快適
な弛みを持たせる。 以下に本発明の使用方法を説明する。まず、最前列シー
トを前にやり、中間のシートをフラット状態に倒す。そ
のフラット状態にした中間のシートの上に人が寝れるよ
うに、最後列シートの位置を合わせる。こうして、二人
が快適に就寝するスペースがまず出来上がる。そして、
最前列シートヘッドレストより、最後列シートヘッドレ
ストの間に、本発明のそれぞれのひっかけ部（３）・
（７）をヘッドレストにひっかけ、それぞれのシートの
位置やリクライニングの角度調整などにより、使用する
人が好みの弛みを調整し使用する。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明を使用することによって、旅行中の車中泊の際、
今まで利用されていなかった頭上のスペースを有効に使
い、４名以上が快適に就寝するスペースを作ることがで
きる。よって、これまでの車中泊の際の不快さを解決す
る。また、就寝時以外でも収納スペースとして使用でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の請求項１の斜視図

【図２】本発明の請求項２の斜視図

【図３】本発明の使用状態をあらわす斜視図

【符号の説明】

１、ワク部 ２、ネット部 ３、ひっかけ部 ４、ワク部 ５、ネット部またはマット部 ６、支持棒 ７、ひっかけ部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ロープ状のワク部（１）の中にネット
   （２）を取り付け、ワク部（１）の両端にひっかけ部
   （３）を取り付けた、就寝・収納スペースを作り出すハ
   ンモック状のカー用品。
2. 【請求項２】 ワク部（４）の中にネット部またはマ
   ット部（５）を取り付け、その両端に支持棒（６）が通
   るように、両端を筒状に縫いつけ、支持棒（６）を通
   し、支持棒（６）の両端よりひっかけ部（７）を取り付
   けた就寝・収納スペースを作り出すハンモック状のカー
   用品。