JP2000333712A - 止め具および装身具 - Google Patents

止め具および装身具

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JP2000333712A JP11148941A JP14894199A JP2000333712A JP 2000333712 A JP2000333712 A JP 2000333712A JP 11148941 A JP11148941 A JP 11148941A JP 14894199 A JP14894199 A JP 14894199A JP 2000333712 A JP2000333712 A JP 2000333712A
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A44DINDEXING SCHEME RELATING TO BUTTONS, PINS, BUCKLES OR SLIDE FASTENERS, AND TO JEWELLERY, BRACELETS OR OTHER PERSONAL ADORNMENTS
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    • A44D2201/10Details of the stud or socket member
    • A44D2201/30Socket member
    • A44D2201/32Socket member with one or more springs retaining the stud member

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱作業を確実、かつ、容易に実行できる止
め具および装身具を提供する。 【解決手段】 外殻体5は、外壁9と、中空部11と、
孔13とを有する。中空部11は、外壁9によって囲ま
れている。孔13は外壁9を貫通し、中空部11へ通じ
ている。弾性体71は、孔13に通じる貫通孔15を有
し、中空部11に内蔵されている。突起23は、首部2
7と、膨出部291とを含む。首部27は、基体25に
よって支持されている。膨出部291は、首部27に備
えられ、最大外径D1が首部27の外径D2、及び、弾
性体71の貫通孔291の内径D3よりも大径である。
第1の結合部材1及び第2の結合部材3は、互いに結合
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、止め具および装身
具に関する。
【0002】
【従来の技術】ネックレス等の装身具において用いられ
ていた従来の止め具は、開閉できないないリング状止め
輪と、開閉可能な止め輪、または開閉可能なフックとを
組み合わせて構成するのが一般的であった。
【0003】しかし、この種の止め金具は極めて小さい
から、上述した止め輪構造またはフック構造では、その
着脱操作が面倒である。特に、視界から外れた位置で止
め輪を結合し、または外す場合は、着脱操作に大きな困
難を伴う。装身具の別の例であるブレスレットの場合
は、止め金具の着脱掛止操作を、片手で行なわなければ
ならないので、ネックレスよりも更に面倒で、困難にな
る。
【0004】このような問題点を解決する手段として、
従来より種々の止め具が提案されている。例えば、実用
新案登録第3042071号公報には、球状の止め具で
あって、内部に弾性部材を入れ、この弾性部材によって
装身用鎖が抜けないように保持する止め具が開示されて
いる。内部の弾性部材としては、ばね、ゴムまたはスポ
ンジ等が示されている。
【0005】しかし、この先行技術では、鎖を、弾性部
材によって直接に保持する構造であるので、止め具内に
収納された弾性部材に、鎖を通さなければならない。こ
のような操作は、極めて難しい。
【0006】しかも、弾性部材は、特定の太さ、形状を
持つ鎖に対応できるだけであり、鎖の太さ、構造、形状
等が変わった場合に、その変化に、最適状態で適合する
ことが困難であり、汎用性に欠ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、着脱
作業を確実、かつ、容易に実行できる止め具およびそれ
を用いた装身具を提供することである。
【0008】本発明のもう一つの課題は、汎用性の高い
止め具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る止め具は、第1の結合部材と、第2
の結合部材とを含む。
【0010】前記第1の結合部材は、外殻体と、弾性体
とを含む。前記外殻体は、外壁と、中空部と、孔とを有
する。前記中空部は、前記外壁によって囲まれている。
前記孔は前記外壁を貫通し、前記中空部へ通じている。
前記弾性体は、前記孔に通じる貫通孔を有し、前記中空
部に内蔵されている。
【0011】前記第2の結合部材は、突起と、基体とを
有する。前記突起は、首部と、膨出部とを含む。前記首
部は、前記基体によって支持されている。前記膨出部
は、前記首部に備えられ、最大外径が前記首部の外径、
及び、前記弾性体の前記貫通孔の内径よりも大径であ
る。前記第1の結合部材及び第2の結合部材は、互いに
結合可能である。
【0012】上述したように、第1の結合部材に含まれ
る外殻体は孔を有しており、孔は外壁を貫通し、中空部
へ通じている。中空部内には弾性体が内蔵されており、
この弾性体は外殻体の孔に通じる貫通孔を有する。一
方、第2の結合部材は突起を有する。したがって、第2
の結合部材に備えられた突起を、第1の結合部材を構成
する外殻体の孔を通って、外殻体の内部に導入し、弾性
体の貫通孔内を貫通させるだけの簡単な操作によって、
第1の結合部材と第2の結合部材とを簡単に結合させる
ことができる。
【0013】第2の結合部材に備えられた突起は膨出部
を含んでおり、この膨出部は最大外径が弾性体の貫通孔
の内径よりも大径である。したがって、第1の結合部材
の貫通孔内を通って、膨出部を貫通させた場合、膨出部
は、第1の結合部材の貫通孔の内径よりも外側におい
て、弾性体に掛け止められ、その弾性力を受ける。この
ため、第2の結合部材は、弾性体による弾性緩衝作用を
受けながら、第1の結合部材に安定に、かつ、確実に掛
け止められる。
【0014】第1の結合部材および第2の結合部材の結
合状態を解除するには、弾性体の弾性保持力に抗して、
突起を弾性体から抜き出すだけでよい。このため、第1
の結合部材と第2の結合部材との間の結合解除操作を、
極めて簡単に実行することができる。
【0015】更に、第1の結合部材は外殻体を有し、第
2の結合部材は基体を有しているから、外殻体及び基体
の形状、構造等の設計に応じて、各種の製品、特に、装
身具を実現できる。外殻体及び基体の形状、構造等は上
述した基本的構成を維持する限り、任意に設計し得る。
例としては、ネックレス等の装身具を実現する際のチェ
ーン等の連結部、ペンダントのベース、衣類のボタン、
腕時計のベルト等を挙げることができる。更に、装身具
が複数のパーツによって構成される場合、パーツ同士の
結合部分に、本発明に係る止め具を用いることもでき
る。
【0016】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、実施例である添付図面を参照し、更に詳しく説明す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】<本発明に係る止め具>図1は本
発明に係る止め具の分解断面図、図2は本発明に係る止
め具の断面図である。本発明に係る止め具は、第1の結
合部材1と、第2の結合部材3とを含む。
【0018】第1の結合部材1は、外殻体5と、弾性体
71とを含む。外殻体3は、外壁9と、中空部11と、
孔13とを有し、中空部11は、外壁9によって囲まれ
ており、孔13は外壁9を貫通し、中空部11へ通じて
おり、弾性体71は、孔13に通じる貫通孔15を有
し、中空部11に内蔵されている。
【0019】実施例では、外壁9は、収納部17と、蓋
部19とを含む。外壁9は、金、銀、プラチナ等の貴金
属、各種合金、プラスチックおよびセラミック等の種々
の材料によって構成され得る。外壁9が金属で構成され
る場合、収納部17および蓋部19は、ロウ付け等の結
合手段によって結合される。図示はしないが、収納部1
7および蓋部19は、プレス加工によって一体的に成型
してもよい。外壁9は、彫金等の装飾を施してもよい
し、メッキ等によって装飾してもよい。実施例では、収
納部17は半球体状であるが、その形状は任意である。
【0020】孔13は、外殻体5の蓋部19に設けられ
る。実施例では、外殻体5は、更に、孔21を有する。
孔21は、収納部17において、孔13と連続する挿通
路を形成するように設けられる。図示はしないが、孔2
1は、収納部17に備えられていなくてもよい。
【0021】弾性体71は、シリコンゴム等によって構
成することができる。弾性体71は、好ましくはOリン
グで構成し、針金等を用いた引っ掛け手段によって、中
空部11に導入する。Oリングでなる弾性体71は、外
殻体5の中空部11に挿入する以前は、その最大外径
が、中空部11の最大内径より大きい。弾性体71は、
外殻体5の中空部11内に圧縮された状態で配置され
る。中空部11に導入後の弾性体71は、貫通孔15の
内径D3が外殻体5の孔13の内径D4よりも小さい。
弾性体71はOリング以外の弾性材料を用いて構成する
こともできる、第2の結合部材3は、突起23と、基体
25とを含む。突起23は、首部27と、膨出部291
とを含む。首部27は、軸方向の一端が基体25によっ
て支持されている。膨出部291は、首部27の軸方向
の他端側に備えられ、最大外径D1が首部27の外径D
2、及び、弾性体71の貫通孔15の内径D3よりも大
径である。
【0022】突起23および基体25は、外殻体5と同
様に、金、銀、プラチナ等の貴金属、各種合金、プラス
チックおよびセラミック等の種々の材料によって、構成
され得る。突起23および基体25が金属で構成される
場合、両者は、ロウ付け等の結合手段によって結合され
る。図示はしないが、突起23および基体25は、一体
的に成型されてもよい。
【0023】実施例では、突起23は、球形状である
が、これ以外の形状、例えば、半球形状、円筒形状等で
あってもよい。
【0024】更に、蓋部19の上面から弾性体71の下
面までの距離L2は、首部27の一端から他端までの距
離L1以上に設定される。
【0025】図2に示すように、第2の結合部材3は、
突起23が外殻体5の孔13を通って中空部11内に導
入され、膨出部291が弾性体7の貫通孔15を貫通し
て、弾性的に保持される。
【0026】上述したように、第1の結合部材1に含ま
れる外殻体5は孔13を有しており、孔13は外壁9を
貫通し、中空部11へ通じている。中空部11内には弾
性体71が内蔵されており、この弾性体71は外殻体5
の孔13に通じる貫通孔15を有する。一方、第2の結
合部材3は突起23を有する。したがって、第2の結合
部材3に備えられた突起23を、矢印a1(図1参照)
の方向に、第1の結合部材1を構成する外殻体5の孔1
3を通って、外殻体5の内部に導入し、弾性体71の貫
通孔15内を貫通させるだけの簡単な操作によって、第
1の結合部材1と第2の結合部材3とを簡単に結合させ
ることができる。
【0027】第2の結合部材3に備えられた突起23は
膨出部291を含んでおり、この膨出部291は最大外
径D1が弾性体71の貫通孔15の内径D3よりも大径
である。したがって、第1の結合部材1の貫通孔15内
を通って、膨出部291を貫通させた場合、膨出部29
1は、第1の結合部材1の貫通孔15の内径D3よりも
外側において、弾性体71に掛け止められる。このた
め、第2の結合部材3は、弾性体71による弾性緩衝作
用を受けながら、第1の結合部材1に安定に、かつ、確
実に掛け止められる。
【0028】弾性体71がOリングでなり、外殻体5の
中空部11に挿入する以前の最大外径が、中空部11の
最大内径より大きい場合は、弾性体71は外殻体5の中
空部11内に圧縮された状態で配置されるから、首部2
7が、貫通孔15の内壁面から強い圧着力を受け、締め
付けられた状態になる。
【0029】しかも、蓋部19の上面から弾性体71の
下面までの距離L2は、首部27の一端から他端までの
距離L1以上に設定されるから、膨出部291は、弾性
体71の下面にめり込む。したがって、突起23は、弾
性体71から矢印a1の向きに押され、弾性体71は、
突起23から矢印a2の向きに押される。したがって、
第1の結合部材1および第2の結合部材3は、この状態
で安定に位置決めされる。
【0030】第1の結合部材1および第2の結合部材3
の結合状態を解除するには、弾性体71の弾性保持力に
抗して、矢印a2(図2参照)の方向に、突起23を弾
性体71から抜き出すだけでよい。このため、第1の結
合部材1と第2の結合部材3との間の結合解除操作を、
極めて簡単に実行することができる。
【0031】更に、第1の結合部材1は外殻体5を有
し、第2の結合部材3は基体25を有しているから、外
殻体5および基体25の形状、構造等の設計に応じて、
各種の製品、特に、装身具を実現できる。外殻体5およ
び基体25の形状、構造等は上述した基本的構成を維持
する限り、任意に設計し得る。次に、本発明に係る止め
具の使用例について説明する。
【0032】<本発明に係る止め具を用いた装身具>図
3は本発明に係る止め具を用いた装身具を示す正面図、
図4は図3の4−4線に沿った断面図である。図におい
て、図1および図2に示した構成部分と同一の構成部分
には、同一の参照符号を付してある。
【0033】図3および図4に示したネックレスは、ペ
ンダント31と、チェーン33とを含む。ペンダント3
1は、本発明に係る止め具でなり、半球体状の第1の結
合部材1および第2の結合部材3によって構成され、組
み合わされた状態で球体になる。チェーン33は、一端
が第1の結合部材1に固定され、他端が第2の結合部材
3に固定されている。
【0034】図3、4に示されたネックレスは、本発明
に係る止め具を、ペンダント31として用いているもの
であるから、第1の結合部材1および第2の結合部材3
の着脱作業をすることにより、ペンダント31の組立操
作と、ネックレスの掛止操作とを、同時に、確実、か
つ、容易に実行することができる。したがって、本発明
に係る止め具をペンダント31として用いることによ
り、従来のネックレスが抱えていた掛止作業の困難さと
いう問題を解決できる。
【0035】図5〜図8は本発明に係る止め具を用いた
別の装身具を示す図である。図において、図3および図
4に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照
符号を付してある。図5、6に示したネックレスでは、
第1の結合部材1の蓋部19および第2の結合部材3の
基体25は、円盤状であって、その一部が重なりあっ
て、ペンダント31を構成している。図7に示したネッ
クレスでは、第1の結合部材1の蓋部19および第2の
結合部材3の基体25は、扇状であって、その一部が重
なりあって、ペンダント31を構成している。図8に示
したネックレスでは、第1の結合部材1の蓋部19およ
び第2の結合部材3の基体25は、三角形状であって、
互いの角部が重なりあって、ペンダント31を構成して
いる。
【0036】何れの実施例においても、本発明に係る止
め具は、第1の結合部材1および第2の結合部材3が結
合ポイントPにおいて組み合わされ、ペンダント31を
構成する。したがって、ペンダント31の組立操作と、
ネックレスの掛止操作とを、同時に、確実、かつ、容易
に実行することができる。
【0037】図9〜図11は本発明に係る止め具を用い
た更に別の装身具を示す正面図である。図9および図1
0に示したネックレスでは、ペンダント31は、1つの
第1の結合部材1と、3つの第2の結合部材3とで構成
されている。
【0038】第1の結合部材1は、蓋部19が長方形状
の平板であり、蓋部19の結合ポイントP1〜P3のそ
れぞれに、孔13、収納部17および弾性体71が設け
られている。第2の結合部材3のそれぞれは、基体25
に装飾部39を有する。第1の結合部材1および第2の
結合部材3は、結合ポイントP1〜P3の3点におい
て、互いに着脱可能に結合される。
【0039】この実施例の場合、第2の結合部材3のそ
れぞれは、装飾部39に宝石を用いることができる(図
10参照)。用いられる宝石としては、例えば、ダイヤ
モンド、ルビー、サファイア、エメラルド等が挙げられ
る。宝石は、全て同種であってもよいし、少なくとも1
つが他と異種であってもよい。また、装飾部39には、
宝石以外に、彫金等の装飾が施された貴金属等を用いて
もよい。更に、結合ポイントP1〜P3は、図示された
以外の場所に設けてもよいし、その数も任意に変更でき
る。したがって、図9および図10に示した止め具によ
れば、従来のネックレスにはできなかった、ペンダント
部分のデザインの変更が可能となり、商品価値の高いネ
ックレスが得られる。
【0040】図11は本発明に係る止め具を用いた更に
別の装身具を示す正面図である。図において、図9およ
び図10に示した構成部分と同一の構成部分には、同一
の参照符号を付してある。図11に示したネックレスで
は、ペンダント31は、1つの第1の結合部材1と、2
つの第2の結合部材3とで構成される。第1の結合部材
1は、4本の細長い平板が互いに菱形状に組み合わされ
た形状をしている。この実施例の場合も、図9および図
10に示した実施例の場合と同様の作用効果を奏する。
【0041】<本発明に係る止め具の別の使用態様>図
12は本発明に係る止め具の別の使用態様を示す斜視
図、図13は図12の13−13線に沿った拡大断面図
である。ここでは、本発明に係る止め具は、第1の結合
部材1の蓋部19および第2の結合部材3の基体25
が、帯状となっている。このような止め具は、腕時計の
ベルト、衣類のボタン、マジックテープの代用品等の様
々な分野に用いることができる。
【0042】第1の結合部材1は、収納部17および弾
性体71が、蓋部19の一端側において、互いに間隔を
隔てて、1列に配置されている。第2の結合部材3は、
突起23が、基体25の一端側において、互いに間隔を
隔てて、1列に配置されている。
【0043】この実施例の場合も、本発明に係る止め具
を装身具に用いた場合と同様に、第1の結合部材1およ
び第2の結合部材3の着脱作業をすることにより、着脱
操作を、確実、かつ、容易に実行することができる。
【0044】<本発明に係る止め具の別の実施例>図1
4は本発明に係る止め具の別の実施例を示す断面図であ
る。図14に示した実施例の特徴は、外殻体5の収納部
17が円筒形となっていることである。この実施例の場
合も、図1および図2に示した実施例の場合と同様の作
用効果を奏する。
【0045】図15は本発明に係る止め具の更に別の実
施例を示す断面図である。図15に示した実施例の特徴
は、外殻体5の中空部11に2つの弾性体71、72が
間隔を隔てて設置されており、首部27に、2つの膨張
部291、292が備えられていることである。この実
施例の場合、2段階の掛け止めが行なわれるので、図1
および図2に示した実施例の場合と比較して、より優れ
た掛け止め効果が得られる。
【0046】図3〜図13に説明した使用態様におい
て、図1および図2に示した止め具は、図14に示した
止め具、または、図15に示した止め具の何れかに置き
換えられることは言うまでもない。このため、図14に
示した止め具、または、図15に示した止め具の場合
も、図1および図2に示した止め具の場合と、同様の作
用効果を奏する。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)着脱作業を確実、かつ、容易に実行できる止め具
および装身具を提供することができる。 (b)汎用性の高い止め具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る止め具の分解断面図である。
【図2】本発明に係る止め具の断面図である。
【図3】本発明に係る止め具を用いた装身具を示す正面
図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明に係る止め具を用いた別の装身具を示す
正面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った拡大断面図である。
【図7】本発明に係る止め具を用いた更に別の装身具を
示す正面図である。
【図8】本発明に係る止め具を用いた更に別の装身具を
示す正面図である。
【図9】本発明に係る止め具を用いた更に別の装身具を
示す正面図である。
【図10】図9の10−10線に沿った拡大断面図であ
る。
【図11】本発明に係る止め具を用いた更に別の装身具
を示す正面図である。
【図12】本発明に係る止め具の別の使用態様を示す斜
視図である。
【図13】図12の13−13線に沿った拡大断面図で
ある。
【図14】本発明に係る止め具の別の実施例を示す断面
図である。
【図15】本発明に係る止め具の更に別の実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 第1の結合部材 3 第2の結合部材 5 外殻体 71、72 弾性体 9 外壁 11 中空部 13、21 孔 15 貫通孔 23 突起 25 基体 31 ペンダント 33 チェーン 41、43 ベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月25日(2000.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の結合部材と、第2の結合部材とを
    含む止め具であって、 前記第1の結合部材は、外殻体と、弾性体とを含み、 前記外殻体は、外壁と、中空部と、孔とを有し、 前記中空部は、前記外壁によって囲まれており、 前記孔は、前記外壁を貫通し、前記中空部へ通じてお
    り、 前記弾性体は、前記孔に通じる貫通孔を有し、前記中空
    部に内蔵されており、 前記第2の結合部材は、突起と、基体とを有し、 前記突起は、首部と、膨出部とを含んでおり、 前記首部は、前記基体によって支持されており、 前記膨出部は、前記首部に備えられ、最大外径が前記首
    部の外径、及び、前記弾性体の前記貫通孔の内径よりも
    大径であり、 前記第1の結合部材及び第2の結合部材は、互いに結合
    可能である止め具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された止め具であって、 前記第2の結合部材は、前記突起が前記外殻体の前記孔
    を通って前記中空部内に導入され、前記膨出部が前記弾
    性体の前記貫通孔を貫通して、弾性的に保持される止め
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載された
    止め具であって、 前記弾性体は、前記貫通孔の内径が前記外殻体の前記孔
    の内径よりも小さい止め具。
  4. 【請求項4】 外殻体と、弾性体とを含む止め具用結合
    部材であって、 前記外殻体は、外壁と、中空部と、孔とを有し、 前記中空部は、前記外壁によって囲まれており、 前記孔は、前記外壁を貫通し、前記中空部へ通じてお
    り、 前記弾性体は、Oリングの形状を有しており、その最大
    外径が前記中空部の最大内径より大きく、前記孔に通じ
    る貫通孔を有し、前記中空部に内蔵される結合部材。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された結合部材であっ
    て、 前記弾性体は、前記貫通孔の内径が前記外殻体の前記孔
    の内径より小さい結合部材。
  6. 【請求項6】 突起と、基体とを含む止め具用結合部材
    であって、 前記突起は、首部と、膨出部とを含んでおり、 前記首部は、前記基体によって支持されており、 前記膨出部は、前記首部に備えられ、最大外径が前記首
    部の外径よりも大径である結合部材。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの止め具を含む装身具で
    あって、 前記止め具は、請求項1乃至3の何れかに記載されたも
    のでなる装身具。
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