JP2000325116A - 環状装身具の装飾用止着具 - Google Patents
環状装身具の装飾用止着具Info
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- JP2000325116A JP2000325116A JP11136161A JP13616199A JP2000325116A JP 2000325116 A JP2000325116 A JP 2000325116A JP 11136161 A JP11136161 A JP 11136161A JP 13616199 A JP13616199 A JP 13616199A JP 2000325116 A JP2000325116 A JP 2000325116A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着時の回り止めやずれ防止の効果を損なう
ことなく簡単に着脱可能で、着脱時や装着時には毛髪等
を挟み込んだりすることがない装身具の止着構造であ
り、更に、止着機構のみならず、それ自体が装飾的価値
を有し、ペンダントにも用いることができるようにした
装飾用止着具を提供すること。 【解決手段】 環状の装身具本体1の自由端部を止着す
る装飾用の止着具において、磁性体4を配設した止着板
5、6に適宜の装飾形態を有する装飾カバー8を一体に
固着して一対の止着部材2、3を設け、この止着部材
2、3の磁性体4、4同志を吸着させ、かつ止着部材
2、3に設けた係止機構によって一対の止着部材の吸着
面を位置決めするようにした。
ことなく簡単に着脱可能で、着脱時や装着時には毛髪等
を挟み込んだりすることがない装身具の止着構造であ
り、更に、止着機構のみならず、それ自体が装飾的価値
を有し、ペンダントにも用いることができるようにした
装飾用止着具を提供すること。 【解決手段】 環状の装身具本体1の自由端部を止着す
る装飾用の止着具において、磁性体4を配設した止着板
5、6に適宜の装飾形態を有する装飾カバー8を一体に
固着して一対の止着部材2、3を設け、この止着部材
2、3の磁性体4、4同志を吸着させ、かつ止着部材
2、3に設けた係止機構によって一対の止着部材の吸着
面を位置決めするようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネックレス・ブレ
スレット・ペンダント等の環状装身具において、その端
部同志を止着する装飾的価値の高い止着具に関する。
スレット・ペンダント等の環状装身具において、その端
部同志を止着する装飾的価値の高い止着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、環状装身具の止着構造として
は、種々のものが提供されているが、そのひとつに永久
磁石を用いて装身具の端部同志を止着する手段が知られ
ている。永久磁石を用いた一般的な止着手段としては、
環状装身具の止着部位の一端側、或は両端側の接続端部
に永久磁石を設け、この端部同志を磁着させることによ
って装身具を環状に連結可能に構成したものがあり、こ
の止着手段は、装身具の端部止着構造として広く採用さ
れている。
は、種々のものが提供されているが、そのひとつに永久
磁石を用いて装身具の端部同志を止着する手段が知られ
ている。永久磁石を用いた一般的な止着手段としては、
環状装身具の止着部位の一端側、或は両端側の接続端部
に永久磁石を設け、この端部同志を磁着させることによ
って装身具を環状に連結可能に構成したものがあり、こ
の止着手段は、装身具の端部止着構造として広く採用さ
れている。
【0003】ところで、この止着手段が、永久磁石の磁
力のみによる止着である場合には、装着中に磁着面同志
が回転したり、また、磁着面がずれたりして、装着時の
安定感を欠くことがあった。従って、磁着面同志の回り
止め、ずれ止めの対策として、装身具の両端部に永久磁
石を保持するための嵌合部位を形成した筒型金具を設
け、この各筒型金具内部に多極平面に着磁させた平面状
の永久磁石を夫々設け、磁着面同志の回り止めと磁着面
同志のずれを防止する方法がある。この装身具は、永久
磁石の異極同志を磁着させると共に、筒型金具同志を嵌
め込むことによって止着している。
力のみによる止着である場合には、装着中に磁着面同志
が回転したり、また、磁着面がずれたりして、装着時の
安定感を欠くことがあった。従って、磁着面同志の回り
止め、ずれ止めの対策として、装身具の両端部に永久磁
石を保持するための嵌合部位を形成した筒型金具を設
け、この各筒型金具内部に多極平面に着磁させた平面状
の永久磁石を夫々設け、磁着面同志の回り止めと磁着面
同志のずれを防止する方法がある。この装身具は、永久
磁石の異極同志を磁着させると共に、筒型金具同志を嵌
め込むことによって止着している。
【0004】また、本件出願人は、実開平3−6401
5号公報において、環状装身具の端部止着構造を提案し
ている。これは、環状装身具の各端部に大径保持体と小
径保持体を接続し、また、一方で夫々の保持体の内側面
に一対の通孔を形成した吸磁性の保持板を設け、保持板
の各々の通孔に止着面側を異極にした永久磁石を装入す
ると共に、その上から吸磁性のカバーで各保持体の開口
部を被蓋して止着構造を形成するようにしている。
5号公報において、環状装身具の端部止着構造を提案し
ている。これは、環状装身具の各端部に大径保持体と小
径保持体を接続し、また、一方で夫々の保持体の内側面
に一対の通孔を形成した吸磁性の保持板を設け、保持板
の各々の通孔に止着面側を異極にした永久磁石を装入す
ると共に、その上から吸磁性のカバーで各保持体の開口
部を被蓋して止着構造を形成するようにしている。
【0005】この止着構造は、一端部側の止着部位の縁
側を突出させて、他端部側の止着部位を突出部位に内側
に嵌合させると共に、永久磁石と吸磁性金属材料、或は
吸磁性金属材料を介して永久磁石同志を磁着させること
によって、装身具の装着中における止着部位のずれを防
止したり、回り止めとしての役割を果たしており、端部
同志の磁着をより安定させるようにしている。
側を突出させて、他端部側の止着部位を突出部位に内側
に嵌合させると共に、永久磁石と吸磁性金属材料、或は
吸磁性金属材料を介して永久磁石同志を磁着させること
によって、装身具の装着中における止着部位のずれを防
止したり、回り止めとしての役割を果たしており、端部
同志の磁着をより安定させるようにしている。
【0006】また、永久磁石を止着部位に取付ける一般
的な手段としては、接着やはんだ付けによる固着手段が
用いられており、永久磁石を止着部位内部に嵌め込んだ
状態で固着するようにしている。
的な手段としては、接着やはんだ付けによる固着手段が
用いられており、永久磁石を止着部位内部に嵌め込んだ
状態で固着するようにしている。
【0007】しかしながら、上記のように筒型金具同志
を嵌め込む場合或は小径保持体を大径保持体の内側に嵌
合させて磁着するようにしている場合には、筒型金具同
志或は大径保持部と小径保持部の間に溝ができ、止着部
位の着脱時や装身具を装着中に、溝内に毛髪が入り込ん
で引っ掛かってしまったり、磁着面に挟み込んでしまっ
たりすることがあった。
を嵌め込む場合或は小径保持体を大径保持体の内側に嵌
合させて磁着するようにしている場合には、筒型金具同
志或は大径保持部と小径保持部の間に溝ができ、止着部
位の着脱時や装身具を装着中に、溝内に毛髪が入り込ん
で引っ掛かってしまったり、磁着面に挟み込んでしまっ
たりすることがあった。
【0008】また、装着の際には、筒型金具同志を嵌合
させたり、或は大径保持体側に突出して設けた縁側部位
の内部に小径保持体を嵌合させたりするために、筒型金
具同志ないしは大径保持体の着磁面に対して小径保持体
が入り込むようにして止着しなければならず、装着が面
倒であった。
させたり、或は大径保持体側に突出して設けた縁側部位
の内部に小径保持体を嵌合させたりするために、筒型金
具同志ないしは大径保持体の着磁面に対して小径保持体
が入り込むようにして止着しなければならず、装着が面
倒であった。
【0009】また、永久磁石の止着部位への取付けがは
んだ付けや接着等による固着であると、度重なる装身具
の着脱によって永久磁石と止着部位との固着力が弱くな
ることがあり、磁石が緩んだり、止着部位から外れてし
まったりすることがあった。
んだ付けや接着等による固着であると、度重なる装身具
の着脱によって永久磁石と止着部位との固着力が弱くな
ることがあり、磁石が緩んだり、止着部位から外れてし
まったりすることがあった。
【0010】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
開発したものであり、その目的とするところは、装着時
の回り止めやずれ防止の効果を損なうことなく簡単に着
脱可能で、着脱時や装着時には毛髪等を挟み込んだりす
ることがない装身具の止着構造であり、更に、止着機構
のみならず、それ自体が装飾的価値を有し、ペンダント
にも用いることができるようにした装飾用止着具を提供
することにある。
開発したものであり、その目的とするところは、装着時
の回り止めやずれ防止の効果を損なうことなく簡単に着
脱可能で、着脱時や装着時には毛髪等を挟み込んだりす
ることがない装身具の止着構造であり、更に、止着機構
のみならず、それ自体が装飾的価値を有し、ペンダント
にも用いることができるようにした装飾用止着具を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、環状の装身具本体の自由端部を止着す
る装飾用の止着具において、磁性体を配設した止着板に
適宜の装飾形態を有する装飾カバーを一体に固着して一
対の止着部材を設け、この止着部材の磁性体同志を吸着
させ、かつ止着部材に設けた係止機構によって一対の止
着部材の吸着面を位置決めするようにした。
めに、本発明は、環状の装身具本体の自由端部を止着す
る装飾用の止着具において、磁性体を配設した止着板に
適宜の装飾形態を有する装飾カバーを一体に固着して一
対の止着部材を設け、この止着部材の磁性体同志を吸着
させ、かつ止着部材に設けた係止機構によって一対の止
着部材の吸着面を位置決めするようにした。
【0012】更に、前記の係止機構は、一対の止着板に
凹部と凸部をそれぞれ設けたり、磁性体を設けた一対の
止着板の位置に凹部と凸部をそれぞれ設けるようにする
とよい。
凹部と凸部をそれぞれ設けたり、磁性体を設けた一対の
止着板の位置に凹部と凸部をそれぞれ設けるようにする
とよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明における環状装身具の端部
止着構造の実施形態を図面に従って具体的に説明する。
図1は、本発明における環状装身具の第一実施例を示す
外観図である。図中1は、環状の装身具本体であり、本
例では、真珠のネックレスであるが、これ以外に、チェ
ーンやロープ、紐等によるネックレス、ブレスレット、
チョーカー等の環状の装身具が包含され、この装身具本
体1の自由端部を止着して環状を形成するようにしてい
る。一対の第一止着部材2と第二止着部材3は、夫々リ
ング等の連結部7を介して環状装身具本体1の両端に連
結されている。夫々の止着部材2、3は、第一止着板
5、第二止着板6を有し、この止着板5、6の止着面
9、止着面10同志を止着することによって、装身具本
体1の自由端部を止着して環状の装身具本体1を構成す
る。
止着構造の実施形態を図面に従って具体的に説明する。
図1は、本発明における環状装身具の第一実施例を示す
外観図である。図中1は、環状の装身具本体であり、本
例では、真珠のネックレスであるが、これ以外に、チェ
ーンやロープ、紐等によるネックレス、ブレスレット、
チョーカー等の環状の装身具が包含され、この装身具本
体1の自由端部を止着して環状を形成するようにしてい
る。一対の第一止着部材2と第二止着部材3は、夫々リ
ング等の連結部7を介して環状装身具本体1の両端に連
結されている。夫々の止着部材2、3は、第一止着板
5、第二止着板6を有し、この止着板5、6の止着面
9、止着面10同志を止着することによって、装身具本
体1の自由端部を止着して環状の装身具本体1を構成す
る。
【0014】図中4は、磁性体であり、この各磁性体4
は、図6に示すように吸磁性を有する被覆材4bによっ
て磁石4aを内部に包含するように被覆して構成してい
る。被覆材4bは、磁着面4dを構成するように磁石4
aの一面側のみを被覆するようにし、一方、他方の側の
面においては、磁石4aの円周方向に沿って被覆材4b
を延設折曲して係止部4cを形成している。この一対の
磁石4aの取付位置は、吸着面の磁極を異ならせて設
け、対向する磁石が吸着するように設けている。
は、図6に示すように吸磁性を有する被覆材4bによっ
て磁石4aを内部に包含するように被覆して構成してい
る。被覆材4bは、磁着面4dを構成するように磁石4
aの一面側のみを被覆するようにし、一方、他方の側の
面においては、磁石4aの円周方向に沿って被覆材4b
を延設折曲して係止部4cを形成している。この一対の
磁石4aの取付位置は、吸着面の磁極を異ならせて設
け、対向する磁石が吸着するように設けている。
【0015】磁性体4、4は、第1止着板5、第2止着
板6に形成した嵌着部11、11の係合孔11a、11
aに嵌着するように装入して設ける。また、装入後に係
合孔11aと係止部4cをかしめ工具等によってかしめ
ることによって、図中Aの圧接部において磁性体4の外
周部位が係合孔11aに圧接し、夫々の磁性体4、4が
止着面9、10側に向けて外れないようにしている。な
お、本実施例においては、磁性体4、4の取付時には、
各磁着面4d、4dが止着面9、10と略同一面上にな
るように設けるようにする。
板6に形成した嵌着部11、11の係合孔11a、11
aに嵌着するように装入して設ける。また、装入後に係
合孔11aと係止部4cをかしめ工具等によってかしめ
ることによって、図中Aの圧接部において磁性体4の外
周部位が係合孔11aに圧接し、夫々の磁性体4、4が
止着面9、10側に向けて外れないようにしている。な
お、本実施例においては、磁性体4、4の取付時には、
各磁着面4d、4dが止着面9、10と略同一面上にな
るように設けるようにする。
【0016】係合棒11bは、嵌着部11の縁側付近に
溶着等の手段で固着して設け、この係合棒11bは、磁
性体4を嵌着部11に設けた後に図に示すように折り曲
げることによって、磁性体4が装飾カバー8側に入り込
まないようにして吸着性を保持させている。装飾カバー
8は、装飾性を有する形状に膨出成形され、磁性体4、
4の取付部位を覆うようにして夫々の止着板5、6の外
周部位と装飾カバー8の外周部位をロー付けして止着部
材2、3を一体化させている。本例は、立体状に膨出さ
せたリボン形態を呈しているが、これに限ることなく、
適宜の装飾形態を採用して装飾的価値を有した止着具を
構成している。
溶着等の手段で固着して設け、この係合棒11bは、磁
性体4を嵌着部11に設けた後に図に示すように折り曲
げることによって、磁性体4が装飾カバー8側に入り込
まないようにして吸着性を保持させている。装飾カバー
8は、装飾性を有する形状に膨出成形され、磁性体4、
4の取付部位を覆うようにして夫々の止着板5、6の外
周部位と装飾カバー8の外周部位をロー付けして止着部
材2、3を一体化させている。本例は、立体状に膨出さ
せたリボン形態を呈しているが、これに限ることなく、
適宜の装飾形態を採用して装飾的価値を有した止着具を
構成している。
【0017】また、各止着面9、10には係止機構が設
けられ、本例における係止機構は、夫々凸部13、凹部
14を対になるように複数箇所設け、磁性体4、4同志
を磁着させると共に凸部13を凹部14に嵌着させるよ
うにしている。なお、この凸部13、凹部14は、止着
面9、10を止着した際に嵌着可能になるように、対応
する位置関係に設けるようにする。また、凸部13、凹
部14を一組として設ければ、その組数を増減させるよ
うにしてもよい。この凹凸部13、14は、止着部2、
3が確実に吸着して位置決めするものである。更に、装
飾カバー8、8の形状及び形態は、止着板5、6と一体
化できる形態であれば、互いに異なる形状・形態にして
設けるようにしてもよい。また、装飾カバー8の形態
は、所望の形態を選択し、実施に応じ製品化するものと
する。
けられ、本例における係止機構は、夫々凸部13、凹部
14を対になるように複数箇所設け、磁性体4、4同志
を磁着させると共に凸部13を凹部14に嵌着させるよ
うにしている。なお、この凸部13、凹部14は、止着
面9、10を止着した際に嵌着可能になるように、対応
する位置関係に設けるようにする。また、凸部13、凹
部14を一組として設ければ、その組数を増減させるよ
うにしてもよい。この凹凸部13、14は、止着部2、
3が確実に吸着して位置決めするものである。更に、装
飾カバー8、8の形状及び形態は、止着板5、6と一体
化できる形態であれば、互いに異なる形状・形態にして
設けるようにしてもよい。また、装飾カバー8の形態
は、所望の形態を選択し、実施に応じ製品化するものと
する。
【0018】図7は、止着部材2、3の止着状態を示す
説明図である。図において各装飾カバー8、8と止着板
5、6とをロー付け等の手段で固着し、更に、これらの
固着部位である縁部15、15が円弧状になるように成
形した。従って、止着部材2、3の止着の際には、縁部
15、15によって、止着面9、10の外周部位に間隙
を形成するようにしている。
説明図である。図において各装飾カバー8、8と止着板
5、6とをロー付け等の手段で固着し、更に、これらの
固着部位である縁部15、15が円弧状になるように成
形した。従って、止着部材2、3の止着の際には、縁部
15、15によって、止着面9、10の外周部位に間隙
を形成するようにしている。
【0019】次に、上記実施形態の作用を説明する。止
着面9と止着面10において、一対の凸部13、凹部1
4を設け、止着具を止着する際には、磁性体4、4の磁
着面4d、4d同志を磁着させると共に、凸部13を凹
部14に嵌着させて止着面9、10同志を止着させ、更
に、一対の吸着する止着面9、10の表面形状は、両者
ともフラット状に設けているので、毛髪を引っ掛けた
り、挟み込んだりすることがない。
着面9と止着面10において、一対の凸部13、凹部1
4を設け、止着具を止着する際には、磁性体4、4の磁
着面4d、4d同志を磁着させると共に、凸部13を凹
部14に嵌着させて止着面9、10同志を止着させ、更
に、一対の吸着する止着面9、10の表面形状は、両者
ともフラット状に設けているので、毛髪を引っ掛けた
り、挟み込んだりすることがない。
【0020】更に、止着時には、止着面9、10同志を
横方向から滑り込むように取付けることができると共
に、止着面9と止着面10が止着した後に凸部13と凹
部14同志を嵌着させるように止着面9、10をスライ
ドさせることができるので、簡単に、しかも確実に止着
することができる。
横方向から滑り込むように取付けることができると共
に、止着面9と止着面10が止着した後に凸部13と凹
部14同志を嵌着させるように止着面9、10をスライ
ドさせることができるので、簡単に、しかも確実に止着
することができる。
【0021】また、装着中は、止着面9、10同志が自
然に回転したり、ずれたりすることがなく、更に、磁性
体4、4を止着板5、6に設ける際に、各々の止着面
9、10において異極が磁着面4dになるように磁性体
4、4を設けるようにしているので、止着板5、6同志
を止着する際に止着部材2、3の方向性を決定すること
ができ、吸着性能を更に向上させることができる。
然に回転したり、ずれたりすることがなく、更に、磁性
体4、4を止着板5、6に設ける際に、各々の止着面
9、10において異極が磁着面4dになるように磁性体
4、4を設けるようにしているので、止着板5、6同志
を止着する際に止着部材2、3の方向性を決定すること
ができ、吸着性能を更に向上させることができる。
【0022】止着面9、10の止着の取外しは、各縁部
15、15によって形成された止着面9、10の外周部
位の間隙に指先を入れることによって磁性体4、4同志
を外すことができるので、簡単に取り外すことができ
る。
15、15によって形成された止着面9、10の外周部
位の間隙に指先を入れることによって磁性体4、4同志
を外すことができるので、簡単に取り外すことができ
る。
【0023】磁性体4は、かしめによって係合孔11a
に強固に嵌着しているため、止着部5、6の度重なる着
脱を行ったとしても固着部位の劣化が少なく、磁性体4
が緩んだり、嵌着部11より外れることがない。
に強固に嵌着しているため、止着部5、6の度重なる着
脱を行ったとしても固着部位の劣化が少なく、磁性体4
が緩んだり、嵌着部11より外れることがない。
【0024】本発明における環状装身具の第二実施例の
一部切欠き断面図を図8に示す。この止着構造は、上記
第一実施例の変形であり、各磁性体4、4の着磁部位を
止着面9、10の止着部位より凸設又は凹設するように
して設け、磁性体4、4が凸部23、凹部24になるよ
うに構成している。
一部切欠き断面図を図8に示す。この止着構造は、上記
第一実施例の変形であり、各磁性体4、4の着磁部位を
止着面9、10の止着部位より凸設又は凹設するように
して設け、磁性体4、4が凸部23、凹部24になるよ
うに構成している。
【0025】本実施例においては、止着部材2、3の止
着時には、係止機構である凸部23と凹部24が磁着部
位を兼ねて嵌め合うようにしているので、各止着板5、
6の成形時には、止着面の凸状部位と凹状部位を省略す
ることができる。なお、24aは、傾斜面であり、止着
面9、10同志を一度止着した後に、スライドさせるこ
とによって、凸部23が凹部24に滑り込みやすくなる
ようにしているので、装着時に簡単に装着することがで
きるようにしている。
着時には、係止機構である凸部23と凹部24が磁着部
位を兼ねて嵌め合うようにしているので、各止着板5、
6の成形時には、止着面の凸状部位と凹状部位を省略す
ることができる。なお、24aは、傾斜面であり、止着
面9、10同志を一度止着した後に、スライドさせるこ
とによって、凸部23が凹部24に滑り込みやすくなる
ようにしているので、装着時に簡単に装着することがで
きるようにしている。
【0026】図9は、本発明における環状装身具の他例
を示した外観図であり、図中16は、一対の止着部材
2、3に設けた連通部である。通常、真珠のネックレス
に、いわゆるジョイントバチカンと言われる着脱ペンダ
ントを吊り下げる場合もあるが、この場合は、パールと
パールの間に取り付けるため、パールの大小によっては
使用できないこともあった。しかし、本発明における止
着具は、装飾的価値を有しているので、ネックレスの前
方に位置させることができるため、上記のように、止着
具をペンダントとして用いることが可能であるばかりで
なく、図9に示すように、チェーンや真珠等のネックレ
スの前方に位置する止着具に適宜の着脱ペンダント17
を吊り下げることができる。即ち、同図に示すように、
着脱ペンダント17の着脱部17aを止着具の連通部1
6に挿入して吊り下げペンダントとして利用することが
でき、その実用的価値を高めている。
を示した外観図であり、図中16は、一対の止着部材
2、3に設けた連通部である。通常、真珠のネックレス
に、いわゆるジョイントバチカンと言われる着脱ペンダ
ントを吊り下げる場合もあるが、この場合は、パールと
パールの間に取り付けるため、パールの大小によっては
使用できないこともあった。しかし、本発明における止
着具は、装飾的価値を有しているので、ネックレスの前
方に位置させることができるため、上記のように、止着
具をペンダントとして用いることが可能であるばかりで
なく、図9に示すように、チェーンや真珠等のネックレ
スの前方に位置する止着具に適宜の着脱ペンダント17
を吊り下げることができる。即ち、同図に示すように、
着脱ペンダント17の着脱部17aを止着具の連通部1
6に挿入して吊り下げペンダントとして利用することが
でき、その実用的価値を高めている。
【0027】
【発明の効果】以上のことから本発明によると、装着時
における止着部同志の回り止めやずれ防止の効果を保ち
つつ、簡単にかつ確実に止着具を着脱できる。また、本
発明における止着具は、着脱の容易性もさることなが
ら、止着具自体が各種の形態を呈し、装飾的価値が大で
あるため、環状装身具の装飾性を高め、また、一対の止
着部材であるから、好みの止着部材を表側に位置させる
と、止着具をリバーシブルに用いることができるため、
従来には存在しなかった利用価値が生じ、環状装身具の
止着具を止着する以外にペンダントとして止着具を前方
に位置させて装着することができたり、また、適宜の着
脱ペンダントを着脱可能に設けることができるので、そ
の実用的価値は極めて大きい。
における止着部同志の回り止めやずれ防止の効果を保ち
つつ、簡単にかつ確実に止着具を着脱できる。また、本
発明における止着具は、着脱の容易性もさることなが
ら、止着具自体が各種の形態を呈し、装飾的価値が大で
あるため、環状装身具の装飾性を高め、また、一対の止
着部材であるから、好みの止着部材を表側に位置させる
と、止着具をリバーシブルに用いることができるため、
従来には存在しなかった利用価値が生じ、環状装身具の
止着具を止着する以外にペンダントとして止着具を前方
に位置させて装着することができたり、また、適宜の着
脱ペンダントを着脱可能に設けることができるので、そ
の実用的価値は極めて大きい。
【図1】本発明における環状装身具の第一実施例を示す
外観図である。
外観図である。
【図2】図1の止着構造を示す部分拡大説明図である。
【図3】図2の第1止着部の底面図である。
【図4】図2の一部切欠き断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】磁性体の拡大断面図である。
【図7】止着部材の止着状態を示す説明図である。
【図8】本発明における環状装身具の第二実施例の一部
切欠き断面図である。
切欠き断面図である。
【図9】本発明における環状装身具の他例を示す外観図
である。
である。
1 装身具本体 2 第1止着部材 3 第2止着部材 4 磁性体 5、6 止着板 8 装飾カバー 13 凸部 14 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 環状の装身具本体の自由端部を止着する
装飾用の止着具において、磁性体を配設した止着板に適
宜の装飾形態を有する装飾カバーを一体に固着して一対
の止着部材を設け、この止着部材の磁性体同志を吸着さ
せ、かつ止着部材に設けた係止機構によって一対の止着
部材の吸着面を位置決めするようにしたことを特徴とす
る環状装身具の装飾用止着具。 - 【請求項2】 前記の係止機構は、一対の止着板に凹部
と凸部をそれぞれ設けたものである請求項1に記載の環
状装身具の装飾用止着具。 - 【請求項3】 前記の係止機構は、磁性体を設けた一対
の止着板の位置に凹部と凸部をそれぞれ設けたものであ
る請求項1に記載の環状装身具装飾用止着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136161A JP2000325116A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 環状装身具の装飾用止着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136161A JP2000325116A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 環状装身具の装飾用止着具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000325116A true JP2000325116A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15168754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11136161A Pending JP2000325116A (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 環状装身具の装飾用止着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000325116A (ja) |
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-
1999
- 1999-05-17 JP JP11136161A patent/JP2000325116A/ja active Pending
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