JP3064419U - 装飾付カ―テン保持具 - Google Patents

装飾付カ―テン保持具

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JP3064419U
JP3064419U JP1999003781U JP378199U JP3064419U JP 3064419 U JP3064419 U JP 3064419U JP 1999003781 U JP1999003781 U JP 1999003781U JP 378199 U JP378199 U JP 378199U JP 3064419 U JP3064419 U JP 3064419U
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文一 北野
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Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 方向性を有するデザインの装飾部を、見る者
に対して真っ直ぐに取付けることを可能としてインテリ
アを美しく演出できる、磁石による着脱手段を備えたカ
ーテン保持具を提供することを課題とする。 【解決手段】 両端に環状端部(10)を形成した紐又は帯
状を有する帯紐体(1) の該環状端部(10)のそれぞれに、
少なくとも装飾部(22)を一体若しくは別体として設けた
基体(25)で磁石体(21)を包持してなる磁着体(2) を、連
結環体(3) でフレキシブルに連結して構成したことを特
徴とする装飾付カーテン保持具等を解決手段とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、カーテン保持用の帯体の両端に具備した永久磁石の吸着力を利用し てカーテンを保持するようにしたカーテン保持具のうち、特に前記両端部分に装 飾部を兼備したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、帯の両端にループ状の紐を取付けた保持具を壁等に取付けられるフ ックへ着脱する手段が一般的であったが、カーテンの束ね位置を任意とするとと もに、着脱を容易とすることを目的として、実公昭39−26077号(以下、 先行技術文献1という。)に開示されるように、金属製ケース中に磁石を固定し 、ケースの両端にケース固定穴を設けるとともに、ケースの端縁に紐接続装置を 設け、紐の帰端を紐接続装置の使用により接続し、紐の先端に磁石接続装置を使 用することにより磁石を接続した構造のカーテン保持具があるが、該カーテン保 持具は、ある程度十分に緊縛しなければ、カーテンから抜脱して落下する欠点を 有することから、これを改善すべく登録実用新案第3011635号(以下、先 行技術文献2という。)に開示される考案、即ち、吸磁し合う一対の磁石体を所 要長の帯体で連結してなり、相互の吸磁面でカーテンを表裏面から挟持し、たく し上げ部を帯体で支持し、その開口姿勢を保持し、前記一対の磁石体にそれぞれ 装飾を付加したことを特徴とするカーテン保持具等が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常、カーテン保持具は、カーテンを保持する機能のみならず、インテリアと しての機能を要求されるものであり、装飾性を十分に発揮することによって、単 に購入後の使用者に満足感を与え、また消費者の購買意欲を増進して更なる需要 を喚起することにもなることから、装飾性を十分に維持できる構成を有すること は非常に重要である。
【0004】 ところが、前記した先行技術文献2に記載される装飾付カーテン保持具の場合 、装飾部が方向性を区別しない花の図形やフリル等であれば何ら問題はないが、 方向性のあるデザインのものは、見る者にとって装飾部が傾いた状態となり、イ ンテリアの美観を損なうこととなっていた。
【0005】 本考案は、以上の欠点に鑑みてなされたものであり、方向性のあるデザインを 有する装飾部を見る者にとって真っ直ぐとなるように取付けることを可能として 、インテリアを美しく演出でき、カーテンから抜脱して落下しない、磁石による 着脱手段を備えたカーテン保持具を安価に提供することを課題とするものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
両端に環状端部を形成した紐又は帯状を有する帯紐体の該環状端部のそれぞれ に、少なくとも装飾部を一体若しくは別体として設けた基体で磁石体を包持して なる磁着体を、連結環体でフレキシブルに連結して構成したことを特徴とする装 飾付カーテン保持具等を、課題を解決するための手段とするものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、帯紐体及び磁着体を連結環体によってフレキシブルに連結し た構成としたことにより、前記紐帯体と連結環体、磁着体と連結環体とが各々一 定範囲で動くとともに、連結環体に対する磁着体の摺動が、束ねられたカーテン によって阻害されることもないことから、使用時には紐帯体の取付け方向にかか わらず、常に装飾部の向きを見る者にとって真っ直ぐな状態とすることができる 。
【0008】 また、帯紐体と磁着体を連結固定し、装飾部及び基体に、相互に対応するスナ ップ釦部材若しくは雌雄面ファスナーを設けた場合には、該スナップ釦部材又は 雌雄面ファスナーを着脱することにより装飾の向きを変えることができ、更に前 記スナップ釦部材にあっては、取付けた状態のままで、係合部の軸を中心に回転 するだけで、装飾の向きを変えることができる。
【0009】 更に、帯紐体の両端における環状端部の内径を、連結環体の外径及び磁着体よ りも大きくしたことによっては、帯紐体を下側、磁着体を上側としてカーテンに 取付ける場合に、磁着体が環状端部の内側に収まるように配置されることとなり 、前記帯紐体等が磁着体と干渉せずに使用することができる。
【0010】 尚、この場合、大径化した環状端部の周縁部に装飾を施すことで、更に装飾的 価値を高めることができる。
【0011】 一方、特定の箇所に一定の向きでカーテンに取付けて使用するカーテン保持具 において、該カーテン保持具の製造段階に、基体及び装飾部を別部材として成形 し、基体の中心軸を回転の中心として装飾部を一定角度回転させて前記基体に接 着するものとした場合には、カーテン保持具の使用状態時に、見る者に対して装 飾部を真っ直ぐとすることができる。
【0012】
【考案の実施の形態及び実施例】
図1は、本考案の実施例1に係る装飾付カーテン保持具の平面図、図2は同実 施例1に係る装飾付カーテン保持具における磁着体の断面図、図3は本考案の実 施例2に係る装飾付カーテン保持具の平面図、図4は同実施例2に係る装飾付カ ーテン保持具をカーテン(4) に取付けた状態を示す説明図、図5は本考案の実施 例3に係る装飾付保持具の取付方向に対応した端部の状態を示す説明図である。
【0013】 本考案の実施例1に係る装飾付カーテン保持具は、図1及び図2に示すように 、帯紐体(1) における環状端部(10)と、磁着体(2) における取付孔(20)とを、金 属性の連結環体(3) でフレキシブルに連結したものであって、 帯紐体(1) は、断面略円形を有する長尺の帯紐部材(11)における両端を、それ ぞれU字に湾曲して固定用ワイヤ(13)で巻付け固定し、該湾曲部分を環状端部(1 0)として形成したものであり、 磁着体(2) は、熱可塑性合成樹脂製の基体(25)における磁着面側には磁石体収 納用凹部を形成して、磁石体(21)を磁着面(23)のみ露出するように鉄製のヨーク (24)に収納保持するとともに、前記基体(25)の表面側に形成される面ファスナー 収納用凹部と方向性のあるデザインを熱可塑性合成樹脂製の装飾部(22)に相互を 着脱自在とする雌雄面ファスナー(27)(28)による着脱手段を設けた構成としたも のである。
【0014】 本実施例1においては、鉄製のヨーク(24)を用いることにより、磁力を高める ことができることから、カーテン(4) の生地を介して磁着可能な磁力を確保した 上で、磁石体(21)を極力小さくすることができることから、これによって装飾部 (22)を目立たせることが可能となる。
【0015】 次に、図3及び図4に示すように、本考案の実施例2に係る装飾付カーテン保 持具は、帯紐部材(11)の一端に磁着体(2) を、他端には鉄製の磁性体(26)を夫々 直接固着し、磁着体側のみに装飾部(22)を有する構成としたものであり、磁着体 (2) における基体(25)と装飾部(22)の裏面には、相互に対応する雌面ファスナー (27)及び雄面ファスナー(28)を設ける一方、他端に設けた磁性体(26)には、ガラ ス戸等に対する傷付きを防止すべく熱可塑性合成樹脂製のカバー(29)を取付けた ものとしている。
【0016】 本実施例2によれば、雌雄面ファスナー(27)(28)の係合によって装飾部(22)を 着脱自在とすることにより、装飾部(22)の方向を、常に見る者にとって真っ直ぐ な状態に取付けるものである。
【0017】 本実施例3に係る装飾付カーテン保持具は、実施例1に係る装飾付カーテン保 持具と基本構成を同じくするものであるが、図5にその端部を示すように、環状 端部(10)の内径を、連結環体(3) の外径及び磁着体(装飾部含む)よりも大きく した点で相違する。
【0018】 更に、装飾付カーテン保持具が、カーテンの任意の位置に取付け可能というも のでなく、例えばカーテンを開放時、カーテンの上部に斜め向きに取付けを行う というように、カーテンの特定の箇所に一定の向きで取付けて使用するものであ る場合には、該カーテン保持具の製造段階に、基体(25)及び装飾部(22)を別部材 として成形し、基体(25)の中心軸を回転の中心として装飾部(25)を一定角度回転 した状態で前記基体(25)に重ね合わせて接着することにより、装飾付カーテン保 持具の使用状態時に、見る者に対して装飾部を真っ直ぐとすることができるとと もに、装飾部(22)と基体(25)との取付け角度の相違に応じた、全てのバリエーシ ョンの磁着体(2) について金型を起こす必要もないことから、製造コストを削減 することもでき、更には、前記装飾部(22)及び基体(25)を一体成形した場合と比 べ、バリの発生を抑えることもできる。
【0019】 ここで、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、図示省略 するが、実施例2に係る装飾付カーテンの着脱手段を雌雄面ファスナー(27)(28) に代えて、スナップ釦部材を用いた場合にも、同様に使用することができる。
【0020】 また、スナップ釦部材を用いた場合には、更に、該スナップ釦部材を取外さな くとも、スナップ釦部材の嵌合状態において、装飾部(22)を係合部の軸を中心と して回転させるのみで、その方向を変更することができる。
【0021】 尚、本発明においては、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、実施 例1のように連結環体を用いたものであっても、基体及び装飾部を相互に着脱自 在とする雌雄スナップ釦部材或いは面ファスナーによる係合手段を設けることも できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る装飾付カーテン保持具
の平面図。
【図2】本考案の実施例1に係る装飾付カーテン保持具
における磁着体の断面図。
【図3】本考案の実施例2に係る装飾付カーテン保持具
の一部断面とした平面図。
【図4】同実施例2に係る装飾付カーテン保持具のカー
テン(4) への取付状態を示す説明図。
【図5】本考案の実施例3に係る装飾付保持具の取付方
向に対応した端部の状態を示す説明図。
【符号の説明】
(1) 帯紐体 (2) 磁着体 (3) 連結環体 (4) カーテン (10) 環状端部 (11) 帯紐部材 (20) 取付穴 (21) 磁石体 (22) 装飾部 (23) 磁着面 (24) ヨーク (25) 基体 (26) 磁性体 (27) 雌面ファスナー (28) 雄面ファスナー (29) カバー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に環状端部(10)を形成した紐又は帯
    状を有する帯紐体(1) の該環状端部(10)のそれぞれに、
    少なくとも装飾部(22)を一体若しくは別体として設けた
    基体(25)で磁石体(21)を包持してなる磁着体(2) を、連
    結環体(3) でフレキシブルに連結して構成したことを特
    徴とする装飾付カーテン保持具。
  2. 【請求項2】 紐又は帯状を有する帯紐部材(11)の両端
    に、少なくとも装飾部(22)を雌雄スナップ釦部材若しく
    は雌雄面ファスナーにより着脱自在に設けた基体(25)で
    磁石体(21)を包持してなる磁着体(2) を、連結固定した
    ことを特徴とする装飾付カーテン保持具。
  3. 【請求項3】 装飾部(22)と基体(25)には相互に対応す
    る雌雄スナップ釦部材若しくは雌雄面ファスナーによる
    着脱手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の装
    飾付カーテン保持具。
  4. 【請求項4】 帯紐体(1) の両端における環状端部(10)
    の内径を、連結環体(3) の外径及び磁着体(2) よりも大
    きくしたことを特徴とする請求項1又は3記載の装飾付
    カーテン保持具。
  5. 【請求項5】 磁着体(2) は、磁石体(21)の磁着面(23)
    のみを露出して磁性体製のヨーク(24)に収納した後、基
    体(25)の裏面に取付け、該基体(25)の表面側には雌雄面
    ファスナーを用いた係合手段によって着脱自在とした装
    飾部(22)を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載の装飾付カーテン保持具。
  6. 【請求項6】 カーテンの特定の箇所に一定の向きで取
    付けて使用する装飾付カーテン保持具において、該装飾
    付カーテン保持具の製造段階に、基体(25)及び装飾部(2
    2)を別部材として成形し、基体(25)の中心軸を回転の中
    心として装飾部(22)を一定角度回転させて前記基体(25)
    に重ね合わせて接着するものとしたことを特徴とする装
    飾付カーテン保持具。
JP1999003781U 1999-05-31 1999-05-31 装飾付カ―テン保持具 Expired - Lifetime JP3064419U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086958A (ja) * 2017-01-19 2017-05-25 立川ブラインド工業株式会社 タッセル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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