JP2000332036A - シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置 - Google Patents

シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Info

Publication number
JP2000332036A
JP2000332036A JP11141792A JP14179299A JP2000332036A JP 2000332036 A JP2000332036 A JP 2000332036A JP 11141792 A JP11141792 A JP 11141792A JP 14179299 A JP14179299 A JP 14179299A JP 2000332036 A JP2000332036 A JP 2000332036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
sheet
sheet resin
molded article
resin sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11141792A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Miyajima
文夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP11141792A priority Critical patent/JP2000332036A/ja
Publication of JP2000332036A publication Critical patent/JP2000332036A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
    • H01L2224/73203Bump and layer connectors
    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

Landscapes

  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィラーが混入したシート樹脂を用いて半導
体チップなどの被成形品と回路基板との端子−電極間の
接合性を高めたシート樹脂を用いた樹脂封止方法を提供
する。 【解決手段】 半導体チップ1に形成された先鋭状の金
属バンプ2を形成した面にシート樹脂3を貫通させて積
層し、該金属バンプ2の先端を露出させて一体に予備圧
着する予備圧着工程と、予備圧着後の半導体チップ1を
シート樹脂3を介して回路基板13に搭載して加熱加圧
し、金属バンプ2と回路基板13の配線電極14とを接
合すると共に、半導体チップ1と回路基板13との間を
樹脂封止する樹脂封止工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート樹脂を用いた
樹脂封止方法及び樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、半導体チップを回路基板にフリッ
プチップ実装する技術として、ESC(Epoxyencapsula
ted Solder Connection )プロセス、C4(Controlled
Collapse Chip Connection )プロセス、ACF(Anis
otropic Conductive Film )プロセスなどが提案されて
いる。
【0003】これらのうちESCプロセスは、半導体チ
ップ実装前に液体状樹脂(熱硬化性樹脂)をポッティン
グにより回路基板に塗布しておき、その後半導体チップ
を回路基板に搭載して加熱加圧することにより半導体装
置を形成するものである。また、液体状樹脂を用いたC
4プロセスとして、回路基板の端子接続部(配線電極)
にフラックスを塗布しておき、接続端子としてはんだバ
ンプが形成された半導体チップを搭載して、リフローす
ることにより、はんだバンプと配線電極とが接合され、
次いでフラックスがクリーニングされる。そして、半導
体チップと回路基板とを接合するはんだバンプと配線電
極接合部間の隙間にポッティングにより液体状樹脂を充
填するアンダーフィルモールドを行い、キュアして半導
体装置が形成される。また、ACFプロセスは、半導体
チップの接続端子と回路基板の配線電極との間に異方性
導電膜シートを介して熱圧着して電気的に導通可能に接
合して半導体装置が形成される。
【0004】これらのうち、半導体装置の製造工程を簡
略化してランニングコストを削減し、しかも樹脂材料の
取扱性が良いことなどから、熱硬化性樹脂にフィラーが
混入されたシート樹脂を用いてESCプロセスと近似し
た半導体チップのフリップチップ実装する技術が提案さ
れている。例えば、図23に示すように、回路基板10
1の端子接続部である配線電極102が形成された電極
形成面103に、シート樹脂104を積層し、該シート
樹脂104を介して金属バンプ105が形成された半導
体チップ106が搭載され接合される。具体的には、図
24において、回路基板101はヒータ109を内蔵し
た支持治具108に支持されており、この電極形成面1
03にシート樹脂104が積層されている。半導体チッ
プ106は、保持治具107によりはんだバンプ105
を下方に向けて保持され、シート樹脂104上に搭載し
て加圧する。このとき、図25び図26に示すように、
はんだバンプ105がシート樹脂104を貫通して先端
部が配線電極102と接合されると共に、ヒータ109
により加熱することによりシート樹脂104をキュアし
て端子−電極間の隙間が樹脂封止されるようになってい
る。
【0005】また、プラスチッグピングリッドアレイ等
の接続端子として端子ピンが立設された半導体装置にお
いては、端子ピンの接合部の強度を向上させるため該端
子ピンどうし隙間を樹脂封止するのが望ましい。この場
合の樹脂封止方法としては、液体樹脂を端子ピン間に流
し込んで樹脂封止するポッティング法による他に樹脂封
止方法がなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
樹脂104にはフィラー110が混入されているため、
図27に示すようにはんだバンプ105がシート樹脂1
04を突き抜けて先端部が配線電極102に接合される
際に、端子−電極間にフィラー110が偏在して挟み込
まれ、該端子−電極間の接合が不安定となる場合があっ
た。また、端子−電極間にフィラー110が偏在するこ
とより、電気抵抗が増大して製品毎に抵抗値がばらつく
おそれもあった。また、端子−電極間の接合性を改善す
るため、半導体チップ106と回路基板101との圧接
力を増大させた場合には、半導体チップ106が破損し
てしまうおそれもあった。
【0007】また、端子ピンが立設された半導体装置に
おいては、端子ピン間の隙間にポッテング法により液体
樹脂を流し込むとすれば、樹脂封止工程が煩雑であり、
しかも樹脂封止する必要がない端子ピンの先端部分まで
樹脂によりコーティングされてしまうおそれがある。ま
た、林立する端子ピン間に横方向から液体樹脂を流し込
むとすれば、封止樹脂が全面に行き渡るまでに時間がか
かり、しかも樹脂の硬化速度がばらついて上流側が厚く
なり下流側が薄くなるというように成形品質が不均一に
なるという課題もあった。
【0008】本発明は、これらの従来技術の課題を解消
すべくなされたものであり、その第1の目的は、フィラ
ーが混入したシート樹脂を用いて半導体チップなどの被
成形品と回路基板との端子−電極間の接合性を高めたシ
ート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置を提供
することにある。また、第2の目的は、簡略化した工程
で被成形品の端子ピン間を樹脂封止でき、しかも成形品
質を向上させて樹脂封止可能なシート樹脂を用いた樹脂
封止方法及び樹脂封止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、第1の樹脂
封止方法においては、半導体チップに形成された先鋭状
の接続端子を形成した面にシート樹脂を貫通させて積層
し、該端子先端を露出させて一体に予備圧着する予備圧
着工程と、予備圧着後の半導体チップをシート樹脂を介
して回路基板に搭載して加熱加圧し、接続端子と回路基
板の配線電極とを接合すると共に、半導体チップと回路
基板との間を樹脂封止する樹脂封止工程とを備えことを
特徴とする。この場合、シート樹脂には予め半導体チッ
プの接続端子位置に対応して予備孔が形成されており、
該予備孔を接続端子が貫通して、シート樹脂を半導体チ
ップに積層して予備圧着するようにしても良い。また、
シート樹脂は、予め回路基板に圧着される面側の中央部
が周辺部より厚肉となるよう形成されており、樹脂封止
工程の際に、シート樹脂を中央部より周辺部へ押し伸ば
して樹脂封止するようにしても良い。
【0010】また、第1の樹脂封止装置においては、半
導体チップに形成された先鋭状の接続端子を形成した面
にシート樹脂に貫通させて積層し、該端子先端を露出さ
せて一体に予備圧着する予備圧着手段と、予備圧着手段
により予備圧着された半導体チップをシート樹脂を介し
て回路基板に搭載して加熱加圧し、接続端子と回路基板
の配線電極とを接合すると共に、半導体チップと回路基
板との間を樹脂封止する樹脂封止手段とを備えたことを
特徴とする。この場合、シート樹脂は、予め回路基板に
圧着される面側の中央部が周辺部より厚肉となるよう形
成されており、樹脂封止手段はシート樹脂を中央部より
周辺部へ押し伸ばして樹脂封止するようにしても良い。
また、予備圧着手段は、半導体チップを保持する保持治
具とシート樹脂を支持する支持台を有する圧着用治具を
備えており、該支持台には接続端子を収容する収容孔が
形成されており、かつ支持面が凹面状に形成されていて
も良い。また、保持治具には、シート樹脂を加温する加
熱手段を備えていても良く、シート樹脂は、予め孔あけ
手段により半導体チップの接続端子位置に対応して予備
孔が形成されていても良い。
【0011】また、第2の樹脂封止方法としては、被成
形品に立設された複数の端子ピンがシート樹脂を貫通し
て装着するシート樹脂装着工程と、シート樹脂が装着さ
れた被成形品を加熱加圧することにより樹脂封止する樹
脂封止工程とを有することを特徴とする。この場合、樹
脂封止工程に先立って、シート樹脂を被成形品に密着す
るよう加圧して一体に予備圧着する予備圧着工程を有し
ていても良く、該予備圧着工程において、シート樹脂を
押圧する圧着用金型面には、各端子ピンの位置に対応し
て収容孔が形成されており、各端子ピンの周囲の樹脂を
押圧して予備圧着するようにしても良く、シート樹脂に
加温して軟化させることにより被成形品に一体に予備圧
着するようにしても良い。また、樹脂封止工程におい
て、シート樹脂を押圧する金型が被成形品を支持する金
型より低温に加熱されるのが好ましく、またシート樹脂
は予め被成形品に装着される面側の中央部が周辺部より
厚肉となるよう形成されており、樹脂封止工程において
シート樹脂を被成形品の中央部より周辺部へ押し伸ばし
て樹脂封止するのが好ましい。
【0012】また第2の樹脂封止装置としては、被成形
品に立設された複数の端子ピンがシート樹脂を貫通して
装着するシート樹脂装着手段と、シート樹脂が装着され
た被成形品を加熱加圧することにより樹脂封止する樹脂
封止手段とを有することを特徴とする。この場合、被成
形品に装着されたシート樹脂を該被成形品に密着するよ
う加圧して一体に予備圧着する予備圧着手段を備えてい
ても良い。また、シート樹脂装着手段は、端子ピン孔が
設けられた支持治具にシート樹脂を支持し、押し治具に
より保持された被成形品をシート樹脂に押圧して端子ピ
ンを貫通させて装着するようにしても良い。また、予備
圧着手段は、被成形品を支持すると共にシート樹脂を該
被成形品に密着するようクランプする圧着用金型を備
え、シート樹脂を押圧する金型には、各端子ピンの位置
に対応して収容孔が形成されており、各端子ピンの周囲
でシート樹脂を押圧して一体に予備圧着するようにして
も良い。また、圧着用金型の前記シート樹脂を押圧する
押圧面はニッケル複合めっき処理されていてもよく、圧
着用金型には加熱手段が内蔵されており、該加熱手段に
よりシート樹脂を加温して軟化させることにより被成形
品に一体に予備圧着するようにしても良い。また、樹脂
封止手段は、被成形品及びシート樹脂をクランプして加
熱加圧する樹脂封止用金型を備え、シート樹脂を押圧す
る金型には、各端子ピンの位置に対応して収容孔が形成
されると共に、クランプ面が凸面に形成されていても良
い。また、シート樹脂を押圧する金型に形成された収容
孔よりエアを吸引するエア吸引手段を備えていても良
く、樹脂封止用金型には、被成形品をクランプする際に
シート樹脂の周囲に当接して側壁を形成する側壁ブロッ
クを備えていても良く、シート樹脂を押圧する側が被成
形品を支持する側より低温に加熱するのが好ましい。ま
た、シート樹脂は、予め被成形品に装着される面側の中
央部が周辺部より厚肉となるよう形成されており、樹脂
封止手段はシート樹脂を被成形品の中央部より周辺部へ
押し伸ばして樹脂封止するようにしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて詳細に説明する。 (第1実施例)本実施例はアンダーフィルモールドを行
う半導体装置の製造に用いられるシート樹脂を用いた樹
脂封止方法及び樹脂封止装置について説明するものとす
る。図1は半導体チップの説明図、図2はシート樹脂の
説明図、図3はシート樹脂に予備孔を形成する工程を示
す説明図、図4及び図5は半導体チップをシート樹脂に
積層する工程を示す説明図、図6は半導体チップ及びシ
ート樹脂を樹脂封止する工程を示す説明図、図7はアン
ダーフィルモールドを行った半導体装置の説明図であ
る。
【0014】図1において、1は半導体チップであり、
接続端子として金属バンプ2が形成されている。この金
属バンプ2は、例えばワイヤボンダーによる引きちぎり
により、先端部が先鋭状に形成されている。図2におい
て、3はシート樹脂であり、エポキシ系の熱硬化樹脂に
フィラーが混入されたものが用いられる。このシート樹
脂3は半導体チップ1と回路基板との隙間の樹脂封止体
積に相当する体積を有し、該隙間より厚く形成されてい
る。このシート樹脂3は、予め個片に切断されていても
良く、或いは長尺状のシートを切断して形成しても良
い。
【0015】次に半導体チップ1を回路基板13に搭載
してこれらを樹脂封止する製造工程についてその装置の
構成と共に説明する。シート樹脂3は、金属バンプ2が
シート樹脂3を貫通して半導体チップ1に積層される
(図4参照)。シート樹脂3には予め半導体チップ1の
金属バンプ2に対応して予備孔4が形成されていても良
い。この予備孔4は金属バンプ2が確実にシート樹脂3
を挿通して回路基板13側の配線電極14(図6,図7
参照)と接合できるようにするためである。この予備孔
4は、例えば図3に示すように、金属バンプ2と同じピ
ッチで形成された孔あけ端子ピン5を有する孔あけツー
ル6を用いて形成しても良い。尚、予備孔4は、必ずし
もシート樹脂3を貫通して形成する必要はなく、表面に
切込みを入れた程度のものでも良い。また、予備孔4は
必ずしも形成する必要はなく、先鋭状の金属バンプ2に
よりシート樹脂3が確実に挿通できれば省略することも
可能である。
【0016】図4において、半導体チップ1にシート樹
脂3を積層したものを、予備圧着手段としての圧着用治
具7に搬入してクランプして予備圧着を行う。圧着用治
具7は、半導体チップ1側を保持する保持治具8とシー
ト樹脂3を支持する支持台9を備えている。保持治具8
にはヒータ8aが内蔵されており、支持台9には、金属
バンプ2を収容可能な収容孔9aが形成されている。保
持治具8は半導体チップ1を保持して支持台9にシート
樹脂3を密着するようクランプし、金属バンプ2がシー
ト樹脂3を挿通して先端部の頭出しを確実にすると共
に、ヒータ8aにより加温することにより樹脂を軟化さ
せて半導体チップ1とシート樹脂3とを一体に圧着す
る。
【0017】尚、圧着用治具7は、図5に示すように、
支持台9のクランプ面9bが凹面に形成されていても良
い。この場合、保持治具8と支持台9とをクランプした
際にシート樹脂3の中央部が周辺部より厚肉となるよう
に形成される。尚、保持治具8に備えたヒータ8aによ
りシート樹脂3を軟化させて圧着し易くすることはでき
るが、省略することも可能である。また、支持台9のク
ランプ面9bを凹面ではなく平面とする代わりに、図2
2(a)〜(c)に示すように、シート樹脂3自体が、
予め回路基板13(図6参照)に圧着される面側の中央
部が周辺部より厚肉となるよう形成されていても良い。
この場合、シート樹脂3は、圧着面側中央部3aがドー
ム状に膨出したもの(図22(a)参照)、金属バンプ
2の圧着面側中央部3aが圧着面側周辺部3bより階段
状にせり出したもの(図22(b)参照)、シート樹脂
3の圧着面側がかまぼこ状に形成されたもの(図22
(c)参照)など様々な形態を取り得る。
【0018】次に、図6及び図7において、シート樹脂
3を予備圧着された半導体チップ1を樹脂封止手段とし
ての樹脂封止用金型10へ搬入する。樹脂封止用金型1
0は半導体チップ1を保持する上型11と回路基板13
を支持する下型12とを備えている。上型11及び下型
12にはヒータ11a,12aが各々装備されている。
下型12のキャビティには回路基板13が搬入されてお
り、上型11には半導体チップ1が保持されている。こ
れらを樹脂封止用金型10がクランプする際に重ね合わ
せて加熱加圧によりキュアして樹脂封止する。樹脂封止
手段は、金型を使用する代わりにヒータ8aを内蔵した
保持治具8で回路基板13に押し付けるようにしても良
い。このとき、半導体チップ1の金属バンプ2と回路基
板13の配線電極14とを接合すると共に、半導体チッ
プ1と回路基板13との間を樹脂封止する。また、シー
ト樹脂3は、接合された金属バンプ2及び配線電極14
どうしの隙間に樹脂封止領域の中央部より周辺部へ押し
伸ばして樹脂封止するようになっている。
【0019】上記構成によれば、シート樹脂3にフィラ
ーが混入されていても、先鋭状に形成された金属バンプ
2は確実にシート樹脂3を貫通して先端部が露出してい
るので、回路基板13の配線電極14と確実に接合する
ことができ、端子−電極間の接合性を安定させることが
でき、しかも半導体チップ1と回路基板13との間を均
一に樹脂封止することができる。また、端子−電極間の
接合性が安定することより、製品毎に端子−電極間の電
気抵抗もばらつくことなく安定化することができる。ま
た、端子−電極間の接合性を改善するため、必要以上に
半導体チップ1と回路基板13との圧接力を増大させる
必要はなく、半導体チップ1が破損するおそれもなく、
半導体装置の信頼性を向上させることも可能となる。
【0020】(第2実施例)本実施例は、被成形品に複
数の端子ピンが立設された半導体装置の製造に用いられ
るシート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置に
ついて説明するものとする。尚、第1実施例と同一部材
には同一番号を付して説明を援用するものとする。図8
(a)〜(d)は第1のプランによる被成形品へのシー
ト樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説明図、図9
(a)〜(d)は第2のプランによる被成形品へのシー
ト樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説明図、図1
0はシート樹脂の供給機構の一例を示す説明図、図11
(a)〜(c)は第3のプランによる被成形品へのシー
ト樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説明図、図1
2(a)(b)は第1〜第3プランにおける加熱工程を
示す説明図、図13は第4プランによる被成形品へのシ
ート樹脂装着工程を示す説明図、図14は第4プランに
よるシート樹脂の予備圧着工程を示す説明図、図15は
第4プランによるシート樹脂の樹脂封止工程を示す説明
図、図16は図14の樹脂封止工程における温度制御の
一例を示す説明図 図17は被成形品にシート樹脂を加
熱圧着する構成を示す説明図、図18は図17の部分拡
大図である。
【0021】図8(b)において、15は被成形品とし
ての半導体装置であり、該半導体装置15には接続端子
として端子ピン16が立設されている。この半導体装置
15としては、例えばプラスチック端子ピングリッドア
レイ等が用いられる。尚、半導体装置15は単層基板に
配線パターンが形成されたものでも、多層基板に配線パ
ターンが形成されたものであっても良い。シート樹脂3
は、第1実施例と同様にエポキシ系の熱硬化樹脂にフィ
ラーが混入されたものが用いられる。このシート樹脂3
は半導体装置15に立設された端子ピン16の隙間の樹
脂封止体積に相当する体積を有している。また、シート
樹脂3は、予め個片に切断されていても良く、或いは長
尺状のシートを切断して形成しても良い。
【0022】次に、半導体装置15のシート樹脂装着工
程から樹脂封止工程についてその装置構成と共に説明す
る。先ず、半導体装置15へのシート樹脂3の装着から
予備圧着迄の工程について第1〜第3のパターンを例示
して説明する。 〔第1のパターン〕図8(a)において、シート樹脂3
は1回分の樹脂封止動作に必要な樹脂封止体積を有し、
例えば矩形に形成されたものが用いられる。このシート
樹脂3は予め個片に形成されていても良いが、例えば図
10に示すように、予めロール状に巻回された樹脂ロー
ル29より先端側を搬送体17により吸着して所定量繰
り出し、先端側を支持台18に吸着支持させておく。こ
の状態で切断刃17aにより所望のサイズに切断し、切
断したシート樹脂3を搬送体17により吸着保持してシ
ート樹脂装着手段へ搬送するようにしても良い。図8
(b)において、19はシート樹脂装着手段として用い
られる支持治具であり、シート樹脂3の支持面19aに
は端子ピン16の先端部を収容可能な端子ピン孔19b
が形成されている。半導体装置15は端子ピン16の先
端部を支持治具19に支持されたシート樹脂3に押圧し
て端子ピン16の先端部がシート樹脂3に挿通する。そ
して、図8(c)において、ブラシ本体20に一面に植
毛されたブラシ21を有する押し治具22に、端子ピン
16の先端部にシート樹脂3を挿通した半導体装置15
を端子ピン16側よりブラシ21に押し付けてシート樹
脂3を端子ピン16の根元まで挿通して半導体装置15
に密着させる。図8(d)において、シート樹脂3を装
着された半導体装置15は、予備圧着手段としての圧着
用プレス金型23に搬入される。この圧着用プレス金型
23は、半導体装置15を支持すると共にシート樹脂3
を半導体装置15に密着するようクランプする。圧着用
プレス金型23のうちシート樹脂3を押圧するプレス上
型24には、各端子ピン16の位置に対応して収容孔2
4aが形成されており、該収容孔24aの周囲に形成さ
れた押圧部24bにてシート樹脂3を押圧する。プレス
下型25には、半導体装置15を支持するキャビティ凹
部25aが形成されている。駆動源である上下動シリン
ダ(エアシリンダ)26によりプレス上型24は上下動
し、プレス下型25との間で半導体装置15及びシート
樹脂3をクランプして加圧することにより一体に予備圧
着する。
【0023】〔第2のパターン〕図9(a)において、
シート樹脂3は1回分の樹脂封止動作に必要な樹脂封止
体積を有し、例えば矩形に形成されたものが用いられ
る。このシート樹脂3は予め個片に形成されていても良
いが、例えば図10に示すように、予めロール状に巻回
された樹脂ロール29より先端側を搬送体17により吸
着して所定量繰り出し、先端側を支持台18に吸着支持
させておく。この状態で切断刃17aにより所望のサイ
ズに切断し、切断したシート樹脂3を搬送体17により
吸着保持してシート樹脂装着手段へ搬送するようにして
も良い。図9(b)において、27は押し治具、28は
支持治具でありこれらはシート樹脂装着手段を構成する
ものである。押し治具27は半導体装置15を保持し
て、支持治具28に支持されたシート樹脂3に対して押
圧するものである。また、支持治具28にはシート樹脂
3を支持する支持凹部28aに端子ピン16を収容可能
な端子ピン孔28bが形成されている。端子ピン孔28
bは端子ピン16の外径より若干大きく形成されてい
る。押し治具27は、半導体装置15を端子ピン16を
下向きに吸着保持して、シート樹脂3を支持する支持治
具28に押圧する。このとき、図9(c)に示すよう
に、端子ピン16はシート樹脂3を貫通し、該シート樹
脂3は端子ピン16の根元部分の半導体装置15に密着
するように装着される。図9(d)において、シート樹
脂3を装着された半導体装置15は、予備圧着手段とし
ての圧着用プレス金型23に搬入される。この圧着用プ
レス金型23は、半導体装置15を支持すると共にシー
ト樹脂3を半導体装置15に密着するようクランプす
る。圧着用プレス金型23のうちシート樹脂3を押圧す
るプレス上型24には、各端子ピン16の位置に対応し
て収容孔24aが形成されており、該収容孔24aの周
囲に形成された押圧部24bにてシート樹脂3を押圧す
る。プレス下型25には、半導体装置15を支持するキ
ャビティ凹部25aが形成されている。駆動源である上
下動シリンダ(エアシリンダ)26によりプレス上型2
4が上下動してプレス下型25との間で半導体装置15
及びシート樹脂3をクランプして加圧することにより一
体に予備圧着する。
【0024】〔第3のパターン〕図11(a)におい
て、シート樹脂3は長尺状であり予めロール状に巻回さ
れて樹脂ロール29を形成している。この樹脂ロール2
9より繰り出されたシート樹脂3は、端子ピン16に対
応した貫通孔30aが設けられた支持治具30に支持さ
れている。この支持治具30にはシート樹脂3の先端側
とロール側とに吸引孔31が形成されており、繰り出さ
れたシート樹脂3を吸着支持するようになっている。図
示しない押し治具は、半導体装置15をピン16を下に
向けて保持したまま、支持治具30に支持されたシート
樹脂3へ押圧する。そして、図11(b)に示すよう
に、端子ピン16がシート樹脂3及び貫通孔30aを貫
通し、該シート樹脂3が端子ピン16の根元まで挿通し
て半導体装置15に密着したところで、該半導体装置1
5を保持する押し治具に設けた切断刃32によりシート
樹脂3を所望のサイズに切断する。次に、図11(c)
において、シート樹脂3を装着された半導体装置15
は、予備圧着手段としての圧着用プレス金型23に搬入
される。この圧着用プレス金型23は、半導体装置15
を支持すると共にシート樹脂3を半導体装置15に密着
するようクランプする。圧着用プレス金型23のうちシ
ート樹脂3を押圧するプレス上型24には、各端子ピン
16の位置に対応して収容孔24aが形成されており、
該収容孔24aの周囲に形成された押圧部24bにてシ
ート樹脂3を押圧する。プレス下型25には、半導体装
置15を支持するキャビティ凹部25aが形成されてい
る。駆動源である上下動シリンダ(エアシリンダ)26
によりプレス上型24が上下動してプレス下型25との
間で半導体装置15及びシート樹脂3をクランプして加
圧することにより一体に予備圧着する。
【0025】以上の第1〜第3のパターンによりシート
樹脂3が予備圧着された半導体装置15を、図12
(a)に示すように、コンベア33により搬送されるト
レイ34に収容して、ヒータ35又はランプ36(IR
ランプ又はUVランプ)により加熱することによりシー
ト樹脂3を硬化させる。または、図12(b)に示すよ
うに、シート樹脂3が予備圧着された半導体装置15オ
ーブン37の中に収容して加熱してシート樹脂3を硬化
させる。以上により、半導体装置15の樹脂封止工程が
終了する。
【0026】尚、図8(d)、図9(d)、図11
(c)において、圧着用プレス金型23にヒータを内蔵
しておけば、加熱加圧する際にシート樹脂3を溶融硬化
させることもできる。この場合、シート樹脂3中のエア
ーが排除し易い上に、圧着用プレス金型23でクランプ
するので樹脂層の高さを決め易い。ここで、シート樹脂
3を加熱圧着する圧着用プレス金型23の構成について
図17及び図18を参照して詳細に説明する。プレス上
型24及びプレス下型25にはヒータ38を各々内蔵し
ているので、シート樹脂3を加熱加圧して溶融硬化する
ことができる。圧着用プレス金型23のうちシート樹脂
3を押圧するプレス上型24には、各端子ピン16の位
置に対応して収容孔24aが形成されている。この収容
孔24aの周囲には押圧部24bが形成されている。収
容孔24aは開口部24c側の径より孔内部24d側の
径の方が大きく形成されている。これは、プレス上型2
4がシート樹脂3をクランプする際に、収納孔24aの
孔内部24dへの吸い込み圧が高まってシート樹脂3が
進入するのを防止するためである。また、溶融樹脂が端
子ピン16上部へ毛細管現象により伝わっていくのを防
止できる。また、押圧部24bは各端子ピン16の周囲
でシート樹脂3を押圧して一体に加熱圧着する。押圧部
24bのシート樹脂3を押圧する押圧面24eは、該シ
ート樹脂3との離型性を考慮するとフッ素分散ニッケル
めっき等のニッケル複合めっき処理されているのが好ま
しい。
【0027】〔第4のパターン〕次に、半導体装置15
のシート樹脂装着工程から樹脂封止工程までの第4のパ
ターンについてその装置構成と共に説明する。図13に
おいて、39は押し治具、40は支持治具でありこれら
はシート樹脂装着手段を構成するものである。押し治具
39は半導体装置15を吸着保持し、支持治具40に支
持されたシート樹脂3に対して押圧するものである。ま
た、支持治具40には、シート樹脂3を支持する支持凹
部40aに端子ピン16を収容可能な端子ピン孔40b
が形成されている。端子ピン孔40bは端子ピン16の
外径より若干大きく形成されている。また支持治具40
の下部にはベース41が設けられており、該ベース41
にはヒータ41aが内蔵されている。このヒータ41a
は、支持治具40に支持されたシート樹脂3を軟化させ
て端子ピン16を貫通させる際にシート樹脂3が破損し
ないようにするためである。また、ベース41には、端
子ピン孔40bに連通するエア吸引孔41bが形成され
ている。このエア吸引孔41bは図示しないエア吸引装
置に連繋している。シート樹脂3は、ヒータ41aによ
り加温する際に軟化するため、端子ピン16の貫通によ
り該シート樹脂3が撓むことのないように端子ピン孔4
0bより吸引することにより支持凹部40aに吸着保持
させている。
【0028】押し治具39は半導体装置15を端子ピン
16を下向きに吸着保持して、シート樹脂3を吸着支持
する支持治具40に押圧する。そしてシート樹脂3が端
子ピン16に突き刺さった状態で、図14に示す予備圧
着手段としての圧着用プレス金型42に搬入される。こ
の圧着用プレス金型42は、半導体装置15を支持する
と共にシート樹脂3を半導体装置15に密着するようク
ランプする。圧着用プレス金型42のうちシート樹脂3
を押圧するプレス上型43には、各端子ピン16の位置
に対応して収容孔43aが形成されており、該収容孔4
3aの周囲に形成された押圧部43bにてシート樹脂3
を押圧する。下型44には、半導体装置15を支持する
キャビティ凹部44aが形成されている。図示しないシ
リンダ等の駆動源によりプレス上型43とプレス下型4
4とでクランプすることにより、シート樹脂3は端子ピ
ン16の根元部分の半導体装置15に密着し、シート樹
脂3と半導体装置15との隙間のエアを追い出して一体
に予備圧着する。
【0029】次に、シート樹脂3が予備圧着された半導
体装置15は、図15に示す樹脂封止手段としての樹脂
封止用金型45に搬入される。樹脂封止用金型45は、
半導体装置15及びシート樹脂3を回路基板14に搭載
してこれらを上型46と下型47とでクランプして加熱
加圧する。これらのうちシート樹脂3を押圧する上型4
6には、各端子ピン16の位置に対応して収容孔46a
が形成されると共に、クランプ面46bが凸面に形成さ
れている。このクランプ面46bを凸面に形成すること
により、シート樹脂3を半導体装置15の樹脂封止領域
の中央部より周辺部へ効果的に押し伸ばして樹脂封止す
ることが可能となる。
【0030】また、上型46には、エア吸引手段として
エア吸引機構48が装備されており、該エア吸引機構4
8に連繋するエア吸引路49は収容孔46aと連通して
いる。このエア吸引機構48は、樹脂封止する際にシー
ト樹脂3自体或いはシート樹脂3と半導体装置15との
隙間から空気を金型外へ排気するためのものである。下
型47には、半導体装置15を支持するキャビティ凹部
47aが形成されている。また、キャビティ凹部47a
の周縁部には、上型46とクランプした際にシール性を
保持するためのシールパッキン47bが嵌め込まれてい
る。上型46及び下型47には、加熱手段としてヒータ
49,50が各々内蔵されている。このうち、上型46
側のヒータ49は、下型47のヒータ50より低温に加
熱するようになっている。例えば図16に示すように、
1サイクルの樹脂封止動作において、ヒータ49はプレ
ヒート温度(例えば60°C)から加熱温度(例えば1
40°C)まで加熱するのに対し、ヒータ50はプレヒ
ート温度(例えば100°C)から加熱温度(例えば1
80°C)まで加熱するようになっている。このよう
に、シート樹脂3を押圧する上型46側の温度を低くす
ることにより、加熱硬化を遅らせて、該シート樹脂3が
半導体装置15の樹脂封止領域の中央部から周辺部へ十
分押し伸ばす時間を確保することができ、成形品質を高
めることができる。
【0031】上記構成によれば、半導体装置15の端子
ピン16がシート樹脂3を貫通してこれらを一体に予備
圧着させて加熱することにより樹脂封止でき、ポッティ
ング法などに比べて、半導体装置15の端子ピン16が
林立する接合部を簡略化した工程でしかも短時間で均一
に樹脂封止することができ、端子ピン16の接合部を安
定化させることができる。特に、シート樹脂3が予備圧
着された半導体装置15を加熱加圧することにより、該
シート樹脂3を樹脂封止領域の中央部より周辺部へ押し
伸ばして樹脂封止することにより、成形品質を高めるこ
とが可能となる。また、半導体装置15の端子ピン16
間を均一でしかも成形品質を高めて樹脂封止できるの
で、成形後の半導体装置15を基板実装する際に、端子
ピン16がぐらついたり、実装基板側との熱膨張係数の
差により半導体装置15に加わる熱応力を緩和すること
も可能となり、半導体装置15の信頼性を向上させるこ
とも可能となる。
【0032】また、図19〜図21に示すように、樹脂
封止用金型45には、シート樹脂3及び半導体装置15
をクランプする際に、該シート樹脂3の周囲に当接して
キャビティ凹部47aの側壁を形成する側壁ブロック5
1を備えていても良い。。具体的には、図19及び図2
0において、下型47のキャビティ凹部47aの周囲に
は凹溝51が形成されており、該凹溝51にはシリコン
ゴムなどの弾性材料よりなる側壁ブロック52が圧入さ
れている。この側壁ブロック52は、半導体装置15を
キャビティ凹部47aに載置して上型46と下型47と
をクランプすると、上型46の突出部46cに押圧され
て弾性変形してシート樹脂3の側面側への当接を強めて
該シート樹脂3の保形性を高めるようになっている。
【0033】また、図21は上型46側のクランプ部4
6cの周囲に形成した凹溝53にシリコンゴムなどの弾
性材料よりなる側壁ブロック54が圧入されている。こ
の側壁ブロック54は、半導体装置15をキャビティ凹
部47aに載置して上型46と下型47とをクランプす
ると、下型47のキャビティ凹部47aの周縁部に当接
して弾性変形してシート樹脂3の側面側への当接を強め
て該シート樹脂3の保形性を高めるようになっている。
【0034】尚、シート樹脂3をクランプする金型(本
実施例では上型46)は、図15に示すように、クラン
プ面46bが凸面状に形成されており、クランプした際
にシート樹脂3が半導体装置15の樹脂封止領域の中央
部より周辺部へ押し伸ばされるようになっていたが、ク
ランプ面46bは平面状であり、シート樹脂3が、予め
半導体装置15に圧着される面側の中央部が周辺部より
厚肉となるよう形成されていても良い。例えば、図22
(a)〜(c)に示すように、この場合、シート樹脂3
は、圧着面側中央部3aがドーム状に膨出したもの(図
22(a))、圧着面側中央部3aが圧着面側周辺部3
bより階段状にせり出したもの(図22(b))、圧着
面側がかまぼこ状に形成されたもの(図22(c))な
ど様々な形態を取り得る。
【0035】
【発明の効果】本発明によるシート樹脂を用いた樹脂封
止方法及び樹脂封止装置によれば、アンダーフィルモー
ルドを行う半導体装置においては、半導体チップの先鋭
状に形成された接続端子がシート樹脂を貫通して回路基
板の配線電極と接合するので、シート樹脂にフィラーが
混入されていても、先鋭状に形成された接続端子は確実
にシート樹脂を貫通して回路基板の配線電極と確実に接
合することができ、端子−電極間の接合性を安定させる
ことができる。また、半導体チップと回路基板との間を
樹脂封止する際にシート樹脂を中央部より周辺部へ押し
伸ばして樹脂封止するので、半導体チップと回路基板と
の間を均一に樹脂封止することができる。また、端子−
電極間の接合性が安定することより、製品毎に端子−電
極間の電気抵抗もばらつくことなく安定化することがで
きる。また、端子−電極間の接合性を改善するため、必
要以上に半導体チップと回路基板との圧接力を増大させ
る必要はなく、半導体チップが破損するおそれもなく、
半導体装置の信頼性を向上させることも可能となる。
【0036】複数の端子ピンが立設された被成形品にお
いては、該被形成品の端子ピンがシート樹脂を貫通して
これらを一体に予備圧着させて加熱することにより樹脂
封止できるので、ポッティング法などに比べて被成形品
の端子ピンが林立する接合部を簡略化した工程でしかも
短時間で均一に樹脂封止することができ、端子ピンの接
合部を安定化させることができる。特に、シート樹脂が
装着された被成形品を加熱加圧する際に、該シート樹脂
を被成形品の中央部より周辺部へ押し伸ばして樹脂封止
することにより、成形品質を高めることが可能となる。
また、被成形品の端子ピン間を均一でしかも成形品質を
高めて樹脂封止できるので、成形後の半導体装置を基板
実装する際に、端子ピンがぐらついたり、実装基板側と
の熱膨張係数の差により半導体装置に加わる熱応力を緩
和することも可能となり半導体装置の信頼性を向上させ
ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に用いられる半導体チップの説明図
である。
【図2】第1実施例に用いられるシート樹脂の説明図で
ある。
【図3】第1実施例に係るシート樹脂に予備孔を形成す
る工程を示す説明図である。
【図4】第1実施例に係る半導体チップをシート樹脂に
積層する工程を示す説明図である。
【図5】第1実施例に係る半導体チップをシート樹脂に
積層する工程を示す説明図である。
【図6】第1実施例に係る半導体チップ及びシート樹脂
を樹脂封止する工程を示す説明図である。
【図7】第1実施例に係るアンダーフィルモールドを行
った半導体装置の説明図である。
【図8】第2実施例に係る第1のプランによる被成形品
へのシート樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説明
図である。
【図9】第2実施例に係る第2のプランによる被成形品
へのシート樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説明
図である。
【図10】シート樹脂の供給機構の一例を示す説明図で
ある。
【図11】第2実施例に係る第3のプランによる被成形
品へのシート樹脂の装着から予備圧着迄の工程を示す説
明図である。
【図12】第1〜第3プランにおける加熱工程を示す説
明図である。
【図13】第2実施例に係る第4プランによる被成形品
へのシート樹脂装着工程を示す説明図である。
【図14】第4プランによるシート樹脂の予備圧着工程
を示す説明図である。
【図15】第4プランによるシート樹脂の樹脂封止工程
を示す説明図である。
【図16】図15の樹脂封止工程における温度制御の一
例を示す説明図である。
【図17】他例に係る被成形品にシート樹脂を加熱圧着
する構成を示す説明図である。
【図18】図17の部分拡大図である。
【図19】他例に係る樹脂封止用金型の構成を示す説明
図である。
【図20】他例に係る樹脂封止用金型の構成を示す説明
図である。
【図21】他例に係る樹脂封止用金型の構成を示す説明
図である。
【図22】他例に係るシート樹脂の形態を示す説明図で
ある。
【図23】従来のシート樹脂を用いた樹脂封止工程を示
す説明図である。
【図24】従来のシート樹脂を用いた樹脂封止工程を示
す説明図である。
【図25】従来のシート樹脂を用いた樹脂封止工程を示
す説明図である。
【図26】従来のシート樹脂を用いた樹脂封止方法にお
ける端子−電極間の接合部を示す説明図である。
【図27】従来のシート樹脂を用いた樹脂封止方法にお
ける端子−電極間の接合部の課題を示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 金属バンプ 3 シート樹脂 4 予備孔 5 孔あけ端子ピン 6 孔あけツール 7 圧着用治具 8 保持治具 8a,11a,12a,35,38,49,50 ヒー
タ 9 支持台 9a,24a,46a 収容孔 10,45 樹脂封止用金型 11,46 上型 12,47 下型 13 回路基板 14 配線電極 15 半導体装置 16 端子ピン 17 搬送体 18 支持台 18a,32 切断刃 19,28,30,40 支持治具 20 ブラシ本体 21 ブラシ 22,27,39 押し治具 23,42 圧着用プレス金型 24,43 プレス上型 24b 押圧部 24c 開口部 24d 孔内部 24e 押圧面 25,44 プレス下型 25a,47a キャビティ凹部 26 上下動シリンダ 29 樹脂ロール 31 吸引孔 33 コンベア 34 トレイ 36 ランプ 37 オーブン 41 ベース 46b クランプ面 46c 突出部 48 エア吸引機構 51,53 凹溝 52,54 側壁ブロック

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに形成された先鋭状の接続
    端子を形成した面にシート樹脂を貫通させて積層し、該
    端子先端を露出させて一体に予備圧着する予備圧着工程
    と、 前記予備圧着後の前記半導体チップを前記シート樹脂を
    介して回路基板に搭載して加熱加圧し、前記接続端子と
    前記回路基板の配線電極とを接合すると共に、前記半導
    体チップと前記回路基板との間を樹脂封止する樹脂封止
    工程とを有することを特徴とするシート樹脂を用いた樹
    脂封止方法。
  2. 【請求項2】 前記シート樹脂には予め前記半導体チッ
    プの接続端子位置に対応して予備孔が形成されており、
    該予備孔を前記接続端子が貫通して、前記シート樹脂を
    前記半導体チップに積層して予備圧着することを特徴と
    する請求項1記載のシート樹脂を用いた樹脂封止方法。
  3. 【請求項3】 前記シート樹脂は、予め前記回路基板に
    圧着される面側の中央部が周辺部より厚肉となるよう形
    成されており、前記樹脂封止工程において、前記シート
    樹脂を中央部より周辺部へ押し伸ばして樹脂封止するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシート樹脂
    を用いた樹脂封止方法。
  4. 【請求項4】 半導体チップに形成された先鋭状の接続
    端子を形成した面にシート樹脂に貫通させて積層し、該
    端子先端を露出させて一体に予備圧着する予備圧着手段
    と、 前記予備圧着手段により予備圧着された前記半導体チッ
    プを前記シート樹脂を介して回路基板に搭載して加熱加
    圧し、前記接続端子と前記回路基板の配線電極とを接合
    すると共に、前記半導体チップと前記回路基板との間を
    樹脂封止する樹脂封止手段とを備えたことを特徴とする
    シート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  5. 【請求項5】 前記シート樹脂は、予め前記回路基板に
    圧着される面側の中央部が周辺部より厚肉となるよう形
    成されており、前記樹脂封止手段は、前記シート樹脂を
    中央部より周辺部へ押し伸ばして樹脂封止することを特
    徴とする請求項4記載のシート樹脂を用いた樹脂封止装
    置。
  6. 【請求項6】 前記予備圧着手段は、前記半導体チップ
    を保持する保持治具と前記シート樹脂を支持する支持台
    を有する圧着用治具を備えており、該支持台には前記接
    続端子を収容する収容孔が形成されており、かつ支持面
    が凹面状に形成されていることを特徴とする請求項4記
    載のシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  7. 【請求項7】 前記保持治具には、前記シート樹脂を加
    温する加熱手段を備えていることを特徴とする請求項6
    記載のシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  8. 【請求項8】 前記シート樹脂は、予め前記半導体チッ
    プの接続端子位置に対応して予備孔が形成されているこ
    とを特徴とする請求項4、5、6又は請求項7記載の樹
    脂封止装置。
  9. 【請求項9】 被成形品に立設された複数の端子ピンが
    シート樹脂を貫通して装着するシート樹脂装着工程と、 前記シート樹脂が装着された被成形品を加熱加圧するこ
    とにより樹脂封止する樹脂封止工程とを有することを特
    徴とするシート樹脂を用いた樹脂封止方法。
  10. 【請求項10】 前記樹脂封止工程に先立って、前記シ
    ート樹脂が前記被成形品に密着するよう加圧して一体に
    予備圧着する予備圧着工程を有することを特徴とする請
    求項9記載のシート樹脂を用いた樹脂封止方法。
  11. 【請求項11】 前記予備圧着工程において、前記シー
    ト樹脂を押圧する圧着用金型面には、前記各端子ピンの
    位置に対応して収容孔が形成されており、前記各端子ピ
    ンの周囲の樹脂を押圧して予備圧着することを特徴とす
    る請求項10記載のシート樹脂を用いた樹脂封止方法。
  12. 【請求項12】 前記予備圧着工程において、前記シー
    ト樹脂に加温して軟化させることにより前記被成形品に
    一体に予備圧着することを特徴とする請求項10又は請
    求項11記載のシート樹脂を用いた樹脂封止方法。
  13. 【請求項13】 前記樹脂封止工程において、前記シー
    ト樹脂を押圧する金型が被成形品を支持する金型より低
    温に加熱されることを特徴とする請求項9、10、11
    又は請求項12記載のシート樹脂を用いた樹脂封止方
    法。
  14. 【請求項14】 前記シート樹脂は、予め前記被成形品
    に装着される面側の中央部が周辺部より厚肉となるよう
    形成されており、前記樹脂封止工程において、前記シー
    ト樹脂を前記被成形品の中央部より周辺部へ押し伸ばし
    て樹脂封止することを特徴とする請求項9、10、1
    1、12又は請求項13記載のシート樹脂を用いた樹脂
    封止方法。
  15. 【請求項15】 被成形品に立設された複数の端子ピン
    がシート樹脂を貫通して装着するシート樹脂装着手段
    と、 前記シート樹脂が装着された前記被成形品を加熱加圧す
    ることにより樹脂封止する樹脂封止手段とを有すること
    を特徴とするシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  16. 【請求項16】 前記被成形品に装着された前記シート
    樹脂を該被成形品に密着するよう加圧して一体に予備圧
    着する予備圧着手段を備えたことを特徴とする請求項1
    5記載のシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  17. 【請求項17】 前記シート樹脂装着手段は、端子ピン
    孔が設けられた支持治具に前記シート樹脂を支持し、押
    し治具により保持された前記被成形品を前記シート樹脂
    に押圧して前記端子ピンを貫通させて装着することを特
    徴とする請求項15記載のシート樹脂を用いた樹脂封止
    装置。
  18. 【請求項18】 前記予備圧着手段は、前記被成形品を
    支持すると共に前記シート樹脂を該被成形品に密着する
    ようクランプする圧着用金型を備え、前記シート樹脂を
    押圧する金型には、各端子ピンの位置に対応して収容孔
    が形成されており、前記各端子ピンの周囲で前記シート
    樹脂を押圧して一体に予備圧着することを特徴とする請
    求項16記載のシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
  19. 【請求項19】 前記圧着用金型の前記シート樹脂を押
    圧する押圧面はニッケル複合めっき処理されていること
    を特徴とする請求項18記載のシート樹脂を用いた樹脂
    封止装置。
  20. 【請求項20】 前記圧着用金型には加熱手段が内蔵さ
    れており、該加熱手段により前記シート樹脂を加温して
    軟化させることにより前記被成形品に一体に予備圧着す
    ることを特徴とする請求項18記載のシート樹脂を用い
    た樹脂封止装置。
  21. 【請求項21】 前記樹脂封止手段は、前記被成形品及
    び前記シート樹脂をクランプして加熱加圧する樹脂封止
    用金型を備え、前記シート樹脂を押圧する金型には、各
    端子ピンの位置に対応して収容孔が形成されると共に、
    クランプ面が凸面に形成されていることを特徴とする請
    求項15記載の樹脂封止装置。
  22. 【請求項22】 前記シート樹脂を押圧する金型に形成
    された収容孔よりエアを吸引するエア吸引手段を備えて
    いることを特徴とする請求項21記載のシート樹脂を用
    いた樹脂封止装置。
  23. 【請求項23】 前記樹脂封止用金型には、前記被成形
    品をクランプする際に前記シート樹脂の周囲に当接して
    側壁を形成する側壁ブロックを備えていることを特徴と
    する請求項21記載のシート樹脂を用いた樹脂封止装
    置。
  24. 【請求項24】 前記樹脂封止用金型は、前記シート樹
    脂を押圧する側が前記被成形品を支持する側より低温に
    加熱することを特徴とする請求項21記載のシート樹脂
    を用いた樹脂封止装置。
  25. 【請求項25】 前記シート樹脂は、予め前記被成形品
    に装着される面側の中央部が周辺部より厚肉となるよう
    形成されており、前記樹脂封止手段は前記シート樹脂を
    前記被成形品の中央部より周辺部へ押し伸ばして樹脂封
    止することを特徴とする請求項15、16、17、1
    8、19、20、21、22、23又は請求項24記載
    のシート樹脂を用いた樹脂封止装置。
JP11141792A 1999-05-21 1999-05-21 シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置 Pending JP2000332036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141792A JP2000332036A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141792A JP2000332036A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000332036A true JP2000332036A (ja) 2000-11-30

Family

ID=15300266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11141792A Pending JP2000332036A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000332036A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023059A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 住友電工プリントサーキット株式会社 フレキシブルプリント配線板の接続構造、フレキシブルプリント配線板及びその製造方法
JP2017157727A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズマ処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023059A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 住友電工プリントサーキット株式会社 フレキシブルプリント配線板の接続構造、フレキシブルプリント配線板及びその製造方法
JP2017157727A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 プラズマ処理方法
US10424488B2 (en) 2016-03-03 2019-09-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method of manufacturing electronic component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502222B1 (ko) 전자부품의 실장방법 및 그 장치
JP3927759B2 (ja) 回路基板への電子部品の実装方法
JP3625646B2 (ja) フリップチップ実装方法
JP5198265B2 (ja) 薄型可撓性基板の平坦な表面を形成する装置及び方法
KR101877135B1 (ko) 반도체 실장 장치, 반도체 실장 장치의 헤드 및 적층 칩의 제조 방법
KR20140094086A (ko) 반도체 칩 부착 방법
KR20030011887A (ko) 적외선 가열에 의한 솔더 범프 및 와이어 본딩
JP2002270642A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09167785A (ja) 半導体チップボンディング方法
JP3705159B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000332036A (ja) シート樹脂を用いた樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP2000286302A (ja) 半導体チップ組立方法及び組立装置
US20110115099A1 (en) Flip-chip underfill
JP4441090B2 (ja) プリント配線基板に半導体チップを装着する方法
JPH06310563A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP5098939B2 (ja) ボンディング装置及びボンディング方法
JP3746719B2 (ja) フリップチップ実装方法
JP3594120B2 (ja) 半導体装置の製造方法及びボンディング用加圧治具
JP3923248B2 (ja) 回路基板への電子部品の実装方法及び回路基板
JPS6386530A (ja) 半導体装置の製造方法
WO2001052317A1 (fr) Procede et dispositif de montage de puce
JP2001077295A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11340278A (ja) 半導体装置実装用樹脂シート及びフリップチップ実装方法並びに回路基板
JPH1116941A (ja) キャリアフィルムを用いた半導体パッケージの製造方法
JP2006229106A (ja) 半導体装置の実装方法と実装装置および半導体装置