JP2000331542A - フラットケーブルユニット - Google Patents
フラットケーブルユニットInfo
- Publication number
- JP2000331542A JP2000331542A JP11177283A JP17728399A JP2000331542A JP 2000331542 A JP2000331542 A JP 2000331542A JP 11177283 A JP11177283 A JP 11177283A JP 17728399 A JP17728399 A JP 17728399A JP 2000331542 A JP2000331542 A JP 2000331542A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- flat
- conductor
- cable unit
- peeling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 剥離治具で保護シートを剥がすことなくフラ
ットケーブルに設けられた接着部材の接着面が露出でき
るようにする。 【解決手段】 板状のベース材11と、複数本の平板状
導体12aが相互に平行な状態で絶縁フィルム12bで
被覆されるとともに長さ方向の両端に平板状導体12a
の露出した導体露出部12cが形成された複数のフラッ
トケーブル12と、フラットケーブル12の一方の導体
露出部12c近傍の絶縁フィルム12b上に設けられ、
長さ方向に順次ずれて重なり合った状態で複数のフラッ
トケーブル12を剥離可能にベース材11に接着する接
着部材13とからなるフラットケーブルユニット10と
する。
ットケーブルに設けられた接着部材の接着面が露出でき
るようにする。 【解決手段】 板状のベース材11と、複数本の平板状
導体12aが相互に平行な状態で絶縁フィルム12bで
被覆されるとともに長さ方向の両端に平板状導体12a
の露出した導体露出部12cが形成された複数のフラッ
トケーブル12と、フラットケーブル12の一方の導体
露出部12c近傍の絶縁フィルム12b上に設けられ、
長さ方向に順次ずれて重なり合った状態で複数のフラッ
トケーブル12を剥離可能にベース材11に接着する接
着部材13とからなるフラットケーブルユニット10と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の内部配線
等に使用される屈撓性を備えたフラットケーブルがユニ
ット化されたフラットケーブルユニットに関するもので
ある。
等に使用される屈撓性を備えたフラットケーブルがユニ
ット化されたフラットケーブルユニットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子機器間を電気的に接続する内部配線
等にフラットケーブルが用いられている。このフラット
ケーブルは、複数本の平板状導体が相互に平行な状態で
絶縁フィルムで被覆されたもので、長さ方向の両端には
平板状導体の露出した導体露出部が形成されている。そ
して、このようなフラットケーブルは、一方の導体露出
部を電子機器から導出された端子に半田付けしてる。
等にフラットケーブルが用いられている。このフラット
ケーブルは、複数本の平板状導体が相互に平行な状態で
絶縁フィルムで被覆されたもので、長さ方向の両端には
平板状導体の露出した導体露出部が形成されている。そ
して、このようなフラットケーブルは、一方の導体露出
部を電子機器から導出された端子に半田付けしてる。
【0003】ここで、半田付け時の作業性を良好にする
ために、フラットケーブルにおける半田付けされる導体
露出部寄りの絶縁フィルム上には、表面に保護シートを
有する両面テープ(接着部材)が貼り付けられている。
そして、半田付けの際には、ピンセット等の剥離治具を
用いて保護シートを剥がして両面テープの接着面を露出
し、この両面テープを介して半田付け位置にフラットケ
ーブルを仮止めしている。
ために、フラットケーブルにおける半田付けされる導体
露出部寄りの絶縁フィルム上には、表面に保護シートを
有する両面テープ(接着部材)が貼り付けられている。
そして、半田付けの際には、ピンセット等の剥離治具を
用いて保護シートを剥がして両面テープの接着面を露出
し、この両面テープを介して半田付け位置にフラットケ
ーブルを仮止めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、両面テープに貼着された保護シー
トを剥離治具で剥がすのに時間がかかるため、作業効率
がよくなかった。
うな従来の技術では、両面テープに貼着された保護シー
トを剥離治具で剥がすのに時間がかかるため、作業効率
がよくなかった。
【0005】また、前述のように両面テープは導体露出
部寄りに貼り付けられているため、保護シートを剥がす
際に剥離治具が導体露出部に接触して、この導体露出部
を変形させることがあった。そして、変形した際には、
導体露出部の形状を矯正するための工数がさらに必要と
なり、ますます作業効率が悪化していた。
部寄りに貼り付けられているため、保護シートを剥がす
際に剥離治具が導体露出部に接触して、この導体露出部
を変形させることがあった。そして、変形した際には、
導体露出部の形状を矯正するための工数がさらに必要と
なり、ますます作業効率が悪化していた。
【0006】そこで、本発明は、剥離治具で保護シート
を剥がすことなく接着部材の接着面を露出させることが
できるフラットケーブルユニットを提供することを目的
とする。
を剥がすことなく接着部材の接着面を露出させることが
できるフラットケーブルユニットを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るフラットケーブルユニットは、板状の
ベース材と、複数本の平板状導体が相互に平行な状態で
絶縁フィルムで被覆されるとともに長さ方向の両端に平
板状導体の露出した導体露出部が形成された複数のフラ
ットケーブルと、フラットケーブルの一方の導体露出部
近傍の絶縁フィルム上に設けられ、長さ方向に順次ずれ
て重なり合った状態で複数のフラットケーブルを剥離可
能にベース材に接着する接着部材とからなることを特徴
とする。
め、本発明に係るフラットケーブルユニットは、板状の
ベース材と、複数本の平板状導体が相互に平行な状態で
絶縁フィルムで被覆されるとともに長さ方向の両端に平
板状導体の露出した導体露出部が形成された複数のフラ
ットケーブルと、フラットケーブルの一方の導体露出部
近傍の絶縁フィルム上に設けられ、長さ方向に順次ずれ
て重なり合った状態で複数のフラットケーブルを剥離可
能にベース材に接着する接着部材とからなることを特徴
とする。
【0008】このような発明によれば、フラットケーブ
ルをベース材から剥離するだけで接着部材の接着面を露
出させることが可能になる。
ルをベース材から剥離するだけで接着部材の接着面を露
出させることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付
図面において同一の部材には同一の符号を付しており、
また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実
施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態として
のものであり、本発明がその実施の形態に限定されるも
のではない。
【0010】図1は本発明の一実施の形態であるフラッ
トケーブルユニットを示す斜視図、図2は図1のフラッ
トケーブルユニットにおけるフラットケーブルの裏面を
示す斜視図、図3は図1のフラットケーブルユニットの
III−III線に沿った断面図、図4は図1のフラッ
トケーブルユニットの使用状態を示す斜視図である。
トケーブルユニットを示す斜視図、図2は図1のフラッ
トケーブルユニットにおけるフラットケーブルの裏面を
示す斜視図、図3は図1のフラットケーブルユニットの
III−III線に沿った断面図、図4は図1のフラッ
トケーブルユニットの使用状態を示す斜視図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態のフラッ
トケーブルユニット10は、たとえばビニール製で所定
の厚みを有する板状のベース材11と、このベース材1
1に接着された複数のフラットケーブル12とを有して
いる。
トケーブルユニット10は、たとえばビニール製で所定
の厚みを有する板状のベース材11と、このベース材1
1に接着された複数のフラットケーブル12とを有して
いる。
【0012】なお、ベース材11には剥離性を有する種
々の板状部材を適用することが可能であり、たとえば合
成樹脂紙など、本実施の形態で示す部材以外のものを用
いてもよい。
々の板状部材を適用することが可能であり、たとえば合
成樹脂紙など、本実施の形態で示す部材以外のものを用
いてもよい。
【0013】フラットケーブル12は、複数本(本実施
の形態においては、6本)の平板状導体12aが相互に
平行な状態で絶縁フィルム12bで被覆されたもので、
長さ方向の両端には、平板状導体12aの露出した導体
露出部12cが形成されている。
の形態においては、6本)の平板状導体12aが相互に
平行な状態で絶縁フィルム12bで被覆されたもので、
長さ方向の両端には、平板状導体12aの露出した導体
露出部12cが形成されている。
【0014】ここで、平板状導体12aは、たとえばス
ズメッキの施された軟銅箔からなり、絶縁フィルム12
bは、たとえば難燃性のポリエステルからなる。また、
導体露出部12cの一方をコネクタに挿入する場合に
は、当該導体露出部12cの裏面から絶縁フィルム12
bにかけて補強板(図示せず)が取り付けられている。
なお、平板状導体12aや絶縁フィルム12bの素材は
本実施の形態に示すもの限定されるものではなく、補強
板は取り付けられていなくてもよい。
ズメッキの施された軟銅箔からなり、絶縁フィルム12
bは、たとえば難燃性のポリエステルからなる。また、
導体露出部12cの一方をコネクタに挿入する場合に
は、当該導体露出部12cの裏面から絶縁フィルム12
bにかけて補強板(図示せず)が取り付けられている。
なお、平板状導体12aや絶縁フィルム12bの素材は
本実施の形態に示すもの限定されるものではなく、補強
板は取り付けられていなくてもよい。
【0015】フラットケーブル12の一方の導体露出部
12c(本実施の形態においては、補強板の取り付けら
れていない側の導体露出部12c)の近傍の絶縁フィル
ム12b上には、図2に示すように、たとえば両面テー
プからなる接着部材13が設けられている。但し、接着
部材13には両面テープ以外のものを用いることもでき
る。
12c(本実施の形態においては、補強板の取り付けら
れていない側の導体露出部12c)の近傍の絶縁フィル
ム12b上には、図2に示すように、たとえば両面テー
プからなる接着部材13が設けられている。但し、接着
部材13には両面テープ以外のものを用いることもでき
る。
【0016】そして、図3に詳しく示すように、この接
着部材13により、フラットケーブル12は、長さ方向
に順次ずれて重なり合った状態で剥離可能にベース材1
1に接着されている。
着部材13により、フラットケーブル12は、長さ方向
に順次ずれて重なり合った状態で剥離可能にベース材1
1に接着されている。
【0017】このようなフラットケーブルユニット10
によれば、図4に示すように、フラットケーブル12を
ベース材11から剥離するという動作によって直ちにフ
ラットケーブル12に設けられた接着部材13の接着面
が露出する。これにより、ピンセット等のような剥離治
具で保護シートを剥がすことなく接着部材13による仮
止めを行うことが可能になる。
によれば、図4に示すように、フラットケーブル12を
ベース材11から剥離するという動作によって直ちにフ
ラットケーブル12に設けられた接着部材13の接着面
が露出する。これにより、ピンセット等のような剥離治
具で保護シートを剥がすことなく接着部材13による仮
止めを行うことが可能になる。
【0018】したがって、接着部材13に貼着された保
護シートを剥離するための時間が不要となり、作業効率
の大幅な向上を図ることが可能になる。
護シートを剥離するための時間が不要となり、作業効率
の大幅な向上を図ることが可能になる。
【0019】剥離治具の接触による導体露出部12cの
変形がなくなるので、導体露出部12cの形状を矯正す
る必要がなくなる。
変形がなくなるので、導体露出部12cの形状を矯正す
る必要がなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。
によれば以下の効果を奏することができる。
【0021】(1).フラットケーブルをベース材から
剥離するだけで、接着部材の接着面を露出させることが
可能になる。したがって、剥離治具で保護シートを剥が
すことなく接着部材による仮止めを行うことが可能にな
る。
剥離するだけで、接着部材の接着面を露出させることが
可能になる。したがって、剥離治具で保護シートを剥が
すことなく接着部材による仮止めを行うことが可能にな
る。
【0022】(2).これにより、保護シートを剥離す
るための時間が不要となって作業効率の大幅な向上を図
ることが可能になる。
るための時間が不要となって作業効率の大幅な向上を図
ることが可能になる。
【0023】(3).また、剥離治具の接触による導体
露出部の変形がなくなるので、導体露出部の形状を矯正
する必要がなくなる。
露出部の変形がなくなるので、導体露出部の形状を矯正
する必要がなくなる。
【図1】本発明の一実施の形態であるフラットケーブル
ユニットを示す斜視図である。
ユニットを示す斜視図である。
【図2】図1のフラットケーブルユニットにおけるフラ
ットケーブルの裏面を示す斜視図である。
ットケーブルの裏面を示す斜視図である。
【図3】図1のフラットケーブルユニットのIII−I
II線に沿った断面図である。
II線に沿った断面図である。
【図4】図1のフラットケーブルユニットの使用状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
10 フラットケーブルユニット 11 ベース材 12 フラットケーブル 12a 平板状導体 12b 絶縁フィルム 12c 導体露出部 13 接着部材
Claims (1)
- 【請求項1】 板状のベース材と、 複数本の平板状導体が相互に平行な状態で絶縁フィルム
で被覆されるとともに長さ方向の両端に前記平板状導体
の露出した導体露出部が形成された複数のフラットケー
ブルと、 前記フラットケーブルの一方の前記導体露出部近傍の絶
縁フィルム上に設けられ、長さ方向に順次ずれて重なり
合った状態で複数の前記フラットケーブルを剥離可能に
前記ベース材に接着する接着部材とからなることを特徴
とするフラットケーブルユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177283A JP2000331542A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | フラットケーブルユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177283A JP2000331542A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | フラットケーブルユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000331542A true JP2000331542A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=16028334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11177283A Pending JP2000331542A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | フラットケーブルユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000331542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007059222A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Totoku Electric Co Ltd | 多層フレキシブルフラットケーブルおよびその製造方法 |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11177283A patent/JP2000331542A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007059222A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Totoku Electric Co Ltd | 多層フレキシブルフラットケーブルおよびその製造方法 |
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