JP2001006445A - 接着部付きフラットケーブル - Google Patents

接着部付きフラットケーブル

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JP2001006445A
JP2001006445A JP11175692A JP17569299A JP2001006445A JP 2001006445 A JP2001006445 A JP 2001006445A JP 11175692 A JP11175692 A JP 11175692A JP 17569299 A JP17569299 A JP 17569299A JP 2001006445 A JP2001006445 A JP 2001006445A
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JP
Japan
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adhesive
flat cable
connection terminal
soldering
tape
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Application number
JP11175692A
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English (en)
Inventor
Yuzaburo Ide
祐三郎 井出
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Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に半田付けタイプのフラットケーブルに於
いて、半田付けする際、接続端末部の位置決めが容易に
行え、作業性が向上でき、導体の曲がり等の変形が防止
できるフラットケーブルを提供する。 【解決手段】 2枚の絶縁テープ( PVC樹脂テープ)
(2、2)間に複数本の平角導体(1) を一定間隔をおい
て並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出し
て接続端末部とし、2枚の絶縁テープ(2、2)を融着
一体化したフラットケーブルの、前記接続端末部近傍の
一方の絶縁テープ(2)の端部表面に、はんだ付け時の
位置決め用の接着部(接着剤 (3a) 、剥離紙(3b)からな
る両面粘着テープ(3) )を設けて接着部付きフラットケ
ーブル(5) とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラットケーブルに
関する。更に詳しくは、接続端末部の導体をリード部と
して直接基盤等に半田付けする、いわゆる半田付けタイ
プのフラットケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】フラットケーブルは2枚の絶縁テープ間
に複数本の導体を一定間隔をおいて並列配置し、両端部
の導体を一定長にわたって露出して接続端末部を設けた
構造を有するもので、コンピュータ機器等、各種電子機
器内のプリント基板間の接続等に使用される。その端部
に於いては、接続端末部の露出されている導体(以下、
接続端末部の導体と略記する)をリード部として直接基
盤等に半田付けする、いわゆる半田付けタイプのものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リード
部となる前記接続端末部の導体は、極めて細い丸導体か
或は薄い平角導体が用いられるため、直接基板等に半田
付けする際、位置決めが難しく、曲がり等の変形を起こ
しやすく、また、作業性も悪かった。更に、変形を起こ
したリード部は、整列性等が劣り、良好な接続がなされ
ない場合があった。
【0004】本発明は上記従来技術が有する各種問題点
を解決するためになされたもので、特に半田付けタイプ
のフラットケーブルに於いて、半田付けする際、接続端
末部の位置決めが容易に行え、作業性が向上でき、導体
の曲がり等の変形が防止できるフラットケーブルを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の観点として本発明は、2枚の絶縁テープ
(2、2)間に複数本の導体(1) を一定間隔をおいて並
列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接
続端末部とし、2枚の絶縁テープ(2、2)を融着一体
化したフラットケーブルの、前記接続端末部近傍の一方
の絶縁テープ(2)の端部表面に、はんだ付け時の位置
決め用の接着部(以下、接着部と略記する)(3) が設け
られている接着部付きフラットケーブル(5) にある。上
記第1の観点のフラットケーブル(5) では、一方の絶縁
テープ(2) の端部表面に接着部(3) が設けられているの
で、この接着部(3) で基盤の適当な位置に接着させては
んだ付け時の位置決めをすることができ、作業性も向上
する。更にフラットケーブルが固定されるので、リード
部となる接続端末部の導体が動かなくなり、曲がり等の
変形が防止される。
【0006】第2の観点として本発明は、前記接着部
(3) が、接着剤(3a)と剥離紙(3b)からなる両面粘着テー
プ(3) である接着部付きフラットケーブル(5) にある。
上記第2の観点のフラットケーブル(5) では、前記接着
部(3) として両面粘着テープ(3) を好ましく用いること
ができる。この両面粘着テープ(3) を用いることによ
り、接着剤(3a)で適当な位置に接着することができ、は
んだ付け時の位置決めをすることができるので好まし
い。この場合、位置決め直前まで剥離紙(3b)を剥がさな
い状態では、接着部(3) の接着剤(3a)は、剥離紙(3b)に
より保護され、また接着剤(3a)が他の部分に貼りつくこ
とがない。
【0007】第3の観点として本発明は、前記接着部
(3) が、ホットメルト接着剤(3) である接着部付きフラ
ットケーブル(5) にある。上記第3の観点のフラットケ
ーブル(5) では、前記接着部(3) としてホットメルト接
着剤(3) を好ましく用いることができる。このホットメ
ルト接着剤(3) は常温では接着しないため、保管時等は
他の部分に接着せず好ましい。また、はんだ付け時は,
ホットプレート等により所定の位置にフラットケーブル
を貼りつけることにより位置決めをすることができる。
なおホットメルト接着剤の設け方としては、前記両面粘
着テープを貼るように設けても良いが、接着力を考慮し
てストライプ状又はスポット状に設けることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフラットケーブル
の実施の形態(実施例)について図を用いて説明する。
なお、本発明は本実施例に限定されるものではない。図
1は本発明のフラットケーブルの第1の実施例を示す略
図で、接着部が両面粘着テープからなり、同図(a) はそ
の平面図、同図(b) は同図(a) のb−b部の断面図,ま
た同図(c) は同図(a) のc−c部の断面図である。な
お、接着部の両面粘着テープは、剥離紙が付いたままを
示す。また図2は本発明のフラットケーブルの第2の実
施例を示す略図で、接着部が、ホットメルト接着剤から
なり、同図(a) はその平面図、また同図(b) は同図(a)
のb−b部の断面図である。これらの図において、1は
導体(平角導体)、2は絶縁テープ、3は接着部(両面
粘着テープ、ホットメルト接着剤)、 3a は接着剤、3b
は剥離紙、また5は接着部付きフラットケーブルであ
る。
【0009】実施例1 先ず、図1を用いて本発明のフラットケーブルの第1の
実施例について詳しく説明する。2枚の絶縁テープ
(2、2)として0.1mm厚のポリ塩化ビニル( PV
C)樹脂テープを用いる。この絶縁テープ(2、2)間
には複数本(例えば11本(図1では4本のみ示す))の
導体(1) として錫めっき平角銅線(例えば0.1mm厚
×0.8mm幅)を一定間隔をおいて並列配置する。ま
た両端部の導体1を一定長(例えば5mm長)にわたり露
出し接続端末部(リード部)とする。なお、2枚の絶縁
テープ(2、2)はラミネート接着層(図示せず)によ
り融着されている。
【0010】次に接着部(3) の設け方について説明す
る。先ず所定の大きさで、接着剤 (3a) 、剥離紙(3b)か
らなる両面粘着テープ(3) を用意し、接着部(3) の大き
さに合わせて切断しておく(例えば、5mm(絶縁テープ
の長手方向)×10mm(絶縁テープの幅方向))。この
切断した粘着テープ(3) 片を接続端末部近傍の一方の絶
縁テープ(2)の端部表面に貼付けて接着部付きフラッ
トケーブル(5) とした。なお、接着部の大きさは基盤へ
の接着力等を考慮して任意に設定することができる。例
えば3〜5 mm(絶縁テープの長手方向)×絶縁テープの
幅があれば十分である。また、粘着テープ(3) 片を絶縁
テープ(2)の表面に貼りつける方法としては、手作業
で貼りつける方法と、自動で貼りつける方法等がある
が、任意に選択できる。
【0011】実施例2 本発明のフラットケーブルの第2の実施例について、図
2を用いて説明する。なお、前記実施例1との違いは、
接着部(3) の部分のみであるので、ホットメルト接着剤
の接着部(3) について説明する。前記絶縁テープ(2) の
片面の、両端部(図2では片端部のみ示す)の近傍に、
ホットメルト接着剤によりスポット状の接着部(3) を設
け、接着部付きフラットケーブル(5) とした。なお、ホ
ットプレートを用いて基盤に貼りつける場合を考慮し、
ホットメルト接着剤の溶融温度は前記ラミネート接着層
より低い温度に設定した。
【0012】前記実施例1、2の接着部付きフラットケ
ーブル(5) は、その端部に補強テープが設けられていな
い構造であるが、一方の端部に補強テープが設けられた
フラットケーブルでも、補強テープが設けられていない
他方の端部に、前記と同様に接着部(3) を設けることが
可能である。この場合、前記補強テープが設けられた絶
縁テープ(2) の面と反対の面の片端部近傍に設けること
が使用上等で好ましい。
【0013】−基盤への半田付け− 本発明のフラットケーブル(5) の接続端末部の導体をリ
ード部として直接基盤に半田付けを行う場合、接着部
(3) が両面粘着テープの場合は、剥離紙(3b)を剥がして
から接着剤 (3a) により基盤の所定の位置にフラットケ
ーブルを貼りつけて位置決めをした。また、接着部(3)
がホットメルト接着剤の場合は、ホットプレートにより
基盤の所定の位置にフラットケーブルを貼りつけて位置
決めをした。上記基盤への半田付けの際、位置決めが良
好に行え、半田付け時の作業が効率よく行えた。また、
リード部には曲げ等の変形が発生せず、良好であった。
【0014】
【発明の効果】本発明のフラットケーブルは、接続端末
部近傍の一方の絶縁テープの端部表面に接着部が設けら
れているので、半田付けする際の位置決めが良好に行
え、半田付け時の作業が効率よく行える。更にフラット
ケーブルが固定されるので、リード部となる接続端末部
の導体が動かなくなり、曲がり等の変形が防止される。
従って、本発明は産業に寄与する実用上の効果が極めて
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラットケーブルの第1の実施例を示
す略図で、接着部が両面粘着テープからなり、同図(a)
はその平面図、同図(b) は同図(a) のb−b部の断面
図,また同図(c) は同図(a) のc−c部の断面図であ
る。
【図2】本発明のフラットケーブルの第2の実施例を示
す略図で、接着部が、ホットメルト接着剤からなり、同
図(a) はその平面図、また同図(b) は同図(a) のb−b
部の断面図である。
【符号の説明】
1 導体(平角導体) 2 絶縁テープ(ポリ塩化ビニル樹脂テープ) 3 接着部(両面粘着テープ、ホットメルト接着剤) 5 接着部付きフラットケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の絶縁テープ(2、2)間に複数本
    の導体(1) を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導
    体を一定長にわたって露出して接続端末部とし、2枚の
    絶縁テープ(2、2)を融着一体化したフラットケーブ
    ルの、前記接続端末部近傍の一方の絶縁テープ(2)の
    端部表面に、はんだ付け時の位置決め用の接着部(3) が
    設けられていることを特徴とする接着部付きフラットケ
    ーブル(5) 。
  2. 【請求項2】 前記接着部(3) が、接着剤(3a)と剥離紙
    (3b)からなる両面粘着テープ(3) であることを特徴とす
    る請求項1記載の接着部付きフラットケーブル(5) 。
  3. 【請求項3】 前記接着部(3) が、ホットメルト接着剤
    (3) であることを特徴とする請求項1記載の接着部付き
    フラットケーブル(5) 。
JP11175692A 1999-06-22 1999-06-22 接着部付きフラットケーブル Pending JP2001006445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113257470A (zh) * 2021-05-11 2021-08-13 湖南省阳泰电线电缆有限公司 一种耐磨薄壁聚氯乙烯绝缘汽车电线

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113257470A (zh) * 2021-05-11 2021-08-13 湖南省阳泰电线电缆有限公司 一种耐磨薄壁聚氯乙烯绝缘汽车电线

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