JPH10284196A - 電子機器におけるフラットケーブルの実装構造 - Google Patents
電子機器におけるフラットケーブルの実装構造Info
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- JPH10284196A JPH10284196A JP9084243A JP8424397A JPH10284196A JP H10284196 A JPH10284196 A JP H10284196A JP 9084243 A JP9084243 A JP 9084243A JP 8424397 A JP8424397 A JP 8424397A JP H10284196 A JPH10284196 A JP H10284196A
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- reinforcing plate
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0254—High voltage adaptations; Electrical insulation details; Overvoltage or electrostatic discharge protection ; Arrangements for regulating voltages or for using plural voltages
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
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- H—ELECTRICITY
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント基板に接続されたフレキシブルフラ
ットケーブルが、プリント基板に突出されたリード線に
よる損傷から保護できるようにすること。 【解決手段】 プリント基板１１にはコネクタ１２が装
着され、このコネクタ１２に対してフレキシブルフラッ
トケーブル１３が接続されている。フラットケーブル１
３には、その端部より所定長さにわたって平板状の補強
板２１が貼着されており、この補強板２１はプリント基
板１４上に突出された電子部品のリード線１４ａに対向
するように位置する。したがって、リード線１４ａとフ
ラットケーブル１３との間で発生しやすい短絡事故を未
然に防止することができる。
ットケーブルが、プリント基板に突出されたリード線に
よる損傷から保護できるようにすること。 【解決手段】 プリント基板１１にはコネクタ１２が装
着され、このコネクタ１２に対してフレキシブルフラッ
トケーブル１３が接続されている。フラットケーブル１
３には、その端部より所定長さにわたって平板状の補強
板２１が貼着されており、この補強板２１はプリント基
板１４上に突出された電子部品のリード線１４ａに対向
するように位置する。したがって、リード線１４ａとフ
ラットケーブル１３との間で発生しやすい短絡事故を未
然に防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行状態に配列さ
れた複数本の金属導体を、その両面からラミネートフィ
ルムにより挟み込むようにして貼付けてなるフレキシブ
ルフラットケーブルを用いた電子機器において、そのフ
ラットケーブルの実装構造に関するものである。
れた複数本の金属導体を、その両面からラミネートフィ
ルムにより挟み込むようにして貼付けてなるフレキシブ
ルフラットケーブルを用いた電子機器において、そのフ
ラットケーブルの実装構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電子機器を構成する例えば各回路基板ど
おし、または回路基板と他の固定部品等との間の電気的
な接続には、複数本の金属導体を互いに平行状態に配列
し、その両面からラミネートフィルムにより挟み込むよ
うにして一体に成形して成るフレキシブルフラットケー
ブルが多用されている。
おし、または回路基板と他の固定部品等との間の電気的
な接続には、複数本の金属導体を互いに平行状態に配列
し、その両面からラミネートフィルムにより挟み込むよ
うにして一体に成形して成るフレキシブルフラットケー
ブルが多用されている。
【０００３】このフラットケーブルを、回路基板として
のプリント基板に対して接続するには、一般にプリント
基板に対して植設されたコネクタに対し、端部が露出さ
れた金属導体部分を差し込むことでフラットケーブルと
プリント基板との間の接続が成されるように構成されて
いる。
のプリント基板に対して接続するには、一般にプリント
基板に対して植設されたコネクタに対し、端部が露出さ
れた金属導体部分を差し込むことでフラットケーブルと
プリント基板との間の接続が成されるように構成されて
いる。
【０００４】図６および図７は、その一例を示したもの
であり、回路基板としてのプリント基板１１の一側面
（上面）にはコネクタ１２が配置されており、このコネ
クタ１２に対してフレキシブルフラットケーブル１３の
端部が接続されている。
であり、回路基板としてのプリント基板１１の一側面
（上面）にはコネクタ１２が配置されており、このコネ
クタ１２に対してフレキシブルフラットケーブル１３の
端部が接続されている。
【０００５】このコネクタ１２は、フラットケーブル１
３の端部をプリント基板１１の面と平行する方向より挿
入するいわゆるライトアングルタイプのものである。
３の端部をプリント基板１１の面と平行する方向より挿
入するいわゆるライトアングルタイプのものである。
【０００６】そして、前記プリント基板１１としては両
面基板が用いられており、基板１１の上下両面に対して
ＩＣやトランジスタなどの電子部品１４が装着されてい
る。したがって図７に示すように、コネクタ１２に接続
された前記フラットケーブル１３に向かって、プリント
基板の裏面に装着された電子部品のリード線４１ａが突
出して対向するような構成となる。
面基板が用いられており、基板１１の上下両面に対して
ＩＣやトランジスタなどの電子部品１４が装着されてい
る。したがって図７に示すように、コネクタ１２に接続
された前記フラットケーブル１３に向かって、プリント
基板の裏面に装着された電子部品のリード線４１ａが突
出して対向するような構成となる。
【０００７】一般にリード線１４ａは、部品自動挿入機
のクリンチ機構によって余剰部分が切断されるため、そ
の先端は尖鋭となっており、このために電子部品のリー
ド線１４ａがフラットケーブル１３の外被を構成するラ
ミネートフィルムを突き破って短絡状態となり、電子部
品等を破壊する場合が発生し得る。
のクリンチ機構によって余剰部分が切断されるため、そ
の先端は尖鋭となっており、このために電子部品のリー
ド線１４ａがフラットケーブル１３の外被を構成するラ
ミネートフィルムを突き破って短絡状態となり、電子部
品等を破壊する場合が発生し得る。
【０００８】これを防止するために、フラットケーブル
１３とプリント基板１１との間に、フラットケーブル１
３の損傷を防止するための絶縁性の板またはスポンジ１
５等を配置するように構成している。
１３とプリント基板１１との間に、フラットケーブル１
３の損傷を防止するための絶縁性の板またはスポンジ１
５等を配置するように構成している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
電子機器においては、フラットケーブルの損傷を防止す
るための絶縁板またはスポンジ等を用意し、フラットケ
ーブルとプリント基板との間に装着するという工程が必
要となる。
電子機器においては、フラットケーブルの損傷を防止す
るための絶縁板またはスポンジ等を用意し、フラットケ
ーブルとプリント基板との間に装着するという工程が必
要となる。
【００１０】したがって、絶縁性の板またはスポンジ等
を構成部品として用意する必要があり、これを１つの部
品として管理する必要が発生する。そして前記したよう
に、これらの絶縁板またはスポンジ等を１つのを部品と
して、例えば製造ライン中において、これを所定の箇所
に装着するための作業工程が必要となる。
を構成部品として用意する必要があり、これを１つの部
品として管理する必要が発生する。そして前記したよう
に、これらの絶縁板またはスポンジ等を１つのを部品と
して、例えば製造ライン中において、これを所定の箇所
に装着するための作業工程が必要となる。
【００１１】特に近来においては、プリント基板の実装
密度を上げるために図７に示したような両面基板が多く
使用されており、このようなプリント基板を用いた箇所
においては、これらの装着作業を必要とすることとな
り、組み立て作業の効率を阻害する要因となっている。
密度を上げるために図７に示したような両面基板が多く
使用されており、このようなプリント基板を用いた箇所
においては、これらの装着作業を必要とすることとな
り、組み立て作業の効率を阻害する要因となっている。
【００１２】また一方において、プリント基板に装着さ
れたコネクタに対して、フレキシブルフラットケーブル
を接続する作業工程においては、特にプリント基板の上
部に電子機器の他の構成部材等が存在する場合において
は、これらの構成部材等を避けた位置よりフラットケー
ブルを挿入し、その先端をコネクタに挿入する作業を余
儀無くされる場合がある。
れたコネクタに対して、フレキシブルフラットケーブル
を接続する作業工程においては、特にプリント基板の上
部に電子機器の他の構成部材等が存在する場合において
は、これらの構成部材等を避けた位置よりフラットケー
ブルを挿入し、その先端をコネクタに挿入する作業を余
儀無くされる場合がある。
【００１３】特にフラットケーブルを電子機器の筐体の
一部と、筐体内に配置された金属または樹脂等の構成部
材との隙間を通して引き出さざるを得ない状況の場合に
は、フラットケーブルの先端部付近を把持することがで
きる特別な治具を用意し、この治具を利用してフラット
ケーブルをプリント基板上のコネクタに対して接続する
等の作業が必要であり、これも組み立て作業の効率を阻
害する要因となっている。
一部と、筐体内に配置された金属または樹脂等の構成部
材との隙間を通して引き出さざるを得ない状況の場合に
は、フラットケーブルの先端部付近を把持することがで
きる特別な治具を用意し、この治具を利用してフラット
ケーブルをプリント基板上のコネクタに対して接続する
等の作業が必要であり、これも組み立て作業の効率を阻
害する要因となっている。
【００１４】本発明は従来のものの、前記したような問
題点に鑑みてなされたものであって、プリント基板上に
装着されたコネクタに対してフラットケーブルを接続し
た実装構造において、前記したような絶縁板またはスポ
ンジなどの別部品を新たに装着する必要性をなくし、そ
の組み立て作業の効率を上げることができる電子機器に
おけるフラットケーブルの実装構造を提供することを目
的とするものである。また、本発明は前記したように、
特にプリント基板の上部に電子機器の他の構成部材等が
存在する場合において、フラットケーブル接続用の治具
等を使用することなく、容易にその接続作業を成し得る
ように構成し、その組み立て作業の効率を上げることが
できる電子機器におけるフラットケーブルの実装構造を
提供することを目的とするものである。
題点に鑑みてなされたものであって、プリント基板上に
装着されたコネクタに対してフラットケーブルを接続し
た実装構造において、前記したような絶縁板またはスポ
ンジなどの別部品を新たに装着する必要性をなくし、そ
の組み立て作業の効率を上げることができる電子機器に
おけるフラットケーブルの実装構造を提供することを目
的とするものである。また、本発明は前記したように、
特にプリント基板の上部に電子機器の他の構成部材等が
存在する場合において、フラットケーブル接続用の治具
等を使用することなく、容易にその接続作業を成し得る
ように構成し、その組み立て作業の効率を上げることが
できる電子機器におけるフラットケーブルの実装構造を
提供することを目的とするものである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に成された本発明にかかる電子機器におけるフラットケ
ーブルの実装構造は、電子部品が装着された回路基板上
に、前記電子部品と共に装着されたフラットケーブル接
続用のコネクタと、前記コネクタに接続されたフラット
ケーブルより構成され、前記フラットケーブルは、複数
本の金属導体がそれぞれ平行状態に配列されると共に、
複数本の金属導体をその両面からラミネートフィルムに
より挟み込むようにして貼着されて一体に成形され、か
つその端部において前記金属導体部分が露出されると共
に、その端部より所定長さにわたって平板状の補強板が
貼着されており、前記補強板は回路基板上に突出された
電子部品のリード線に対向するように配置された構成と
される。
に成された本発明にかかる電子機器におけるフラットケ
ーブルの実装構造は、電子部品が装着された回路基板上
に、前記電子部品と共に装着されたフラットケーブル接
続用のコネクタと、前記コネクタに接続されたフラット
ケーブルより構成され、前記フラットケーブルは、複数
本の金属導体がそれぞれ平行状態に配列されると共に、
複数本の金属導体をその両面からラミネートフィルムに
より挟み込むようにして貼着されて一体に成形され、か
つその端部において前記金属導体部分が露出されると共
に、その端部より所定長さにわたって平板状の補強板が
貼着されており、前記補強板は回路基板上に突出された
電子部品のリード線に対向するように配置された構成と
される。
【００１６】この場合、前記回路基板上に装着されたフ
ラットケーブル接続用のコネクタは、フラットケーブル
を回路基板の板面と平行する方向から挿入接続するアン
グル型コネクタである場合において、よりその価値が発
揮される。
ラットケーブル接続用のコネクタは、フラットケーブル
を回路基板の板面と平行する方向から挿入接続するアン
グル型コネクタである場合において、よりその価値が発
揮される。
【００１７】また、前記課題を解決するために成された
本発明にかかる電子機器におけるフラットケーブルの実
装構造は、電子部品が装着された回路基板上に、前記電
子部品と共に装着されたフラットケーブル接続用のコネ
クタと、前記コネクタに接続されたフラットケーブルよ
り構成され、前記フラットケーブルは、複数本の金属導
体がそれぞれ平行状態に配列されると共に、複数本の金
属導体をその両面からラミネートフィルムにより挟み込
むようにして貼着されて一体に成形され、かつその端部
において前記金属導体部分が露出されると共に、その端
部より所定長さにわたって平板状の補強板が貼着されて
おり、前記フラットケーブルはコネクタに接続されて電
子機器の構成部材が対向する隙間を通して引き出される
と共に、前記補強板は前記隙間よりも突出する位置まで
延出された構成とされる。
本発明にかかる電子機器におけるフラットケーブルの実
装構造は、電子部品が装着された回路基板上に、前記電
子部品と共に装着されたフラットケーブル接続用のコネ
クタと、前記コネクタに接続されたフラットケーブルよ
り構成され、前記フラットケーブルは、複数本の金属導
体がそれぞれ平行状態に配列されると共に、複数本の金
属導体をその両面からラミネートフィルムにより挟み込
むようにして貼着されて一体に成形され、かつその端部
において前記金属導体部分が露出されると共に、その端
部より所定長さにわたって平板状の補強板が貼着されて
おり、前記フラットケーブルはコネクタに接続されて電
子機器の構成部材が対向する隙間を通して引き出される
と共に、前記補強板は前記隙間よりも突出する位置まで
延出された構成とされる。
【００１８】この場合、前記補強板は、フラットケーブ
ルの端部から他方向に延出されて貼着された第１の補強
板と、この第１の補強板の一部からさらに所定長さの位
置まで延出されて貼着された第２の補強板とにより構成
される場合もある。
ルの端部から他方向に延出されて貼着された第１の補強
板と、この第１の補強板の一部からさらに所定長さの位
置まで延出されて貼着された第２の補強板とにより構成
される場合もある。
【００１９】前記のように構成されたフラットケーブル
の実装構造によると、フラットケーブルの端末に貼付さ
れた前記補強板が、回路基板上に突出された電子部品の
リード線に対向する構成とされるので、この補強板が電
子部品のリード線がフラットケーブルに突き当たり、リ
ード線とフラットケーブルとの間で短絡事故を発生する
のを有効に阻止する。
の実装構造によると、フラットケーブルの端末に貼付さ
れた前記補強板が、回路基板上に突出された電子部品の
リード線に対向する構成とされるので、この補強板が電
子部品のリード線がフラットケーブルに突き当たり、リ
ード線とフラットケーブルとの間で短絡事故を発生する
のを有効に阻止する。
【００２０】また、前記のように構成されたフラットケ
ーブルの実装構造によると、フラットケーブルが接続さ
れるプリント基板上に、たとえ電子機器の他の構成部材
が配置された状態であっても、フラットケーブルの端末
から延出された補強板を利用してプリント基板上に装着
されたコネクタに対してケーブルの端末を挿入すること
が可能となる。
ーブルの実装構造によると、フラットケーブルが接続さ
れるプリント基板上に、たとえ電子機器の他の構成部材
が配置された状態であっても、フラットケーブルの端末
から延出された補強板を利用してプリント基板上に装着
されたコネクタに対してケーブルの端末を挿入すること
が可能となる。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる電子機器に
おけるフラットケーブルの実装構造について、図に示す
実施の形態に基づいて説明する。
おけるフラットケーブルの実装構造について、図に示す
実施の形態に基づいて説明する。
【００２２】図１は、本発明にかかる実装構造の第１の
実施の形態を示したものであり、前記図６および図７に
おいて説明した構成部分に相当する部分には同一の符号
を付しており、重複する説明は省略する。
実施の形態を示したものであり、前記図６および図７に
おいて説明した構成部分に相当する部分には同一の符号
を付しており、重複する説明は省略する。
【００２３】図１に示す実装構造においては、プリント
基板１１に対して装着されたコネクタ１２は、フラット
ケーブルをプリント基板の板面と平行する方向から挿入
接続するアングル型コネクタである。そして、このコネ
クタ１２に対して補強板２１が貼付けられたフラットケ
ーブル１３が接続されている。
基板１１に対して装着されたコネクタ１２は、フラット
ケーブルをプリント基板の板面と平行する方向から挿入
接続するアングル型コネクタである。そして、このコネ
クタ１２に対して補強板２１が貼付けられたフラットケ
ーブル１３が接続されている。
【００２４】このフラットケーブル１３は、図３に平面
図で、図４に断面図でそれぞれ示すように、複数本の金
属導体１３ａがそれぞれ平行状態に配列されると共に、
この複数本の金属導体１３ａをその両面からラミネート
フィルム１３ｂ，１３ｃにより挟み込むようにして貼着
されて一体に成形されている。
図で、図４に断面図でそれぞれ示すように、複数本の金
属導体１３ａがそれぞれ平行状態に配列されると共に、
この複数本の金属導体１３ａをその両面からラミネート
フィルム１３ｂ，１３ｃにより挟み込むようにして貼着
されて一体に成形されている。
【００２５】そして、その端部において一方のラミネー
トフィルム１３ｂが剥離されて金属導体１３ａが露出さ
れており、他方のラミネートフィルム１３ｃに対して、
その端部から所用長さにわたって平板状の補強板２１が
貼着されている。
トフィルム１３ｂが剥離されて金属導体１３ａが露出さ
れており、他方のラミネートフィルム１３ｃに対して、
その端部から所用長さにわたって平板状の補強板２１が
貼着されている。
【００２６】このように成された前記フラットケーブル
１３は、補強板２１がプリント基板側に対向するように
コネクタ１２に対して接続されている。
１３は、補強板２１がプリント基板側に対向するように
コネクタ１２に対して接続されている。
【００２７】したがって、プリント基板１１に装着され
て、フラットケーブル１３側に突出される電子部品のリ
ード線１４ａに対して、前記補強板２１が対向すること
となり、この補強板２１の存在により電子部品のリード
線１４ａによるフラットケーブル１３の損傷を防止する
ことができる。
て、フラットケーブル１３側に突出される電子部品のリ
ード線１４ａに対して、前記補強板２１が対向すること
となり、この補強板２１の存在により電子部品のリード
線１４ａによるフラットケーブル１３の損傷を防止する
ことができる。
【００２８】図５は、フラットケーブル１３に対する補
強板の貼着態様の他の例を断面図によって示したもので
ある。この図５に示す例においては、フラットケーブル
１３の端部から他方向に延出されて貼着された第１の補
強板２１ａと、この第１の補強板２１ａの一部に重合さ
れてさらに所定長さの位置まで延出されて貼着された第
２の補強板２１ｂとにより構成されている。
強板の貼着態様の他の例を断面図によって示したもので
ある。この図５に示す例においては、フラットケーブル
１３の端部から他方向に延出されて貼着された第１の補
強板２１ａと、この第１の補強板２１ａの一部に重合さ
れてさらに所定長さの位置まで延出されて貼着された第
２の補強板２１ｂとにより構成されている。
【００２９】このような構成により、図４に示した例と
同様な機能を達成することができる。
同様な機能を達成することができる。
【００３０】次に図２は、本発明にかかる実装構造の第
２の実施の形態を示したものであり、前記図６および図
７において説明した構成部分に相当する部分には同一の
符号を付しており、重複する説明は省略する。
２の実施の形態を示したものであり、前記図６および図
７において説明した構成部分に相当する部分には同一の
符号を付しており、重複する説明は省略する。
【００３１】図１に示す実装構造においては、プリント
基板１１の端部にコネクタ１２が装着されている。そし
て、プリント基板１１は柱状のスペーサ３１に対してネ
ジ３２により螺着され、スペーサ３１を介して筐体を構
成する底板３３に定着されている。
基板１１の端部にコネクタ１２が装着されている。そし
て、プリント基板１１は柱状のスペーサ３１に対してネ
ジ３２により螺着され、スペーサ３１を介して筐体を構
成する底板３３に定着されている。
【００３２】前記プリント基板１１に装着されたコネク
タ１２は、筐体を構成する測板３４と、プリント基板１
１の上部に配置された他の構成部材３５とで形成された
隙間３６の直下に位置しており、したがってコネクタ１
２に接続したフラットケーブル１３は、この隙間３６を
介して上方に引き出される構成とされている。
タ１２は、筐体を構成する測板３４と、プリント基板１
１の上部に配置された他の構成部材３５とで形成された
隙間３６の直下に位置しており、したがってコネクタ１
２に接続したフラットケーブル１３は、この隙間３６を
介して上方に引き出される構成とされている。
【００３３】このような構成において、フラットケーブ
ル１３に貼着された前記補強板２１の上方の端部は、前
記隙間３６の位置よりも上部に突出するように延出され
ている。
ル１３に貼着された前記補強板２１の上方の端部は、前
記隙間３６の位置よりも上部に突出するように延出され
ている。
【００３４】このような構成によると、筐体を構成する
側板３４と、プリント基板１１の上部に配置された他の
構成部材３５とで形成された隙間３６の上部より、補強
板２１を把持してフラットケーブル１３の先端部を、コ
ネクタ１２に誘導することができ、そのままフラットケ
ーブル１３をコネクタ１２に対して接続することができ
る。
側板３４と、プリント基板１１の上部に配置された他の
構成部材３５とで形成された隙間３６の上部より、補強
板２１を把持してフラットケーブル１３の先端部を、コ
ネクタ１２に誘導することができ、そのままフラットケ
ーブル１３をコネクタ１２に対して接続することができ
る。
【００３５】したがって、フラットケーブル１３の先端
部を把持してケーブル１３をコネクタ１２に対して接続
するための特別な治具などを用いる必要性をなくすこと
ができる。
部を把持してケーブル１３をコネクタ１２に対して接続
するための特別な治具などを用いる必要性をなくすこと
ができる。
【００３６】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる電子機器におけるフラットケーブルの実装構造に
よれば、フラットケーブルの端部より所定長さにわたっ
て平板状の補強板を貼着し、この補強板を回路基板上に
突出された電子部品のリード線に対向するように配置さ
せたので、この補強板が電子部品のリード線に対する防
護となる。したがってリード線がフラットケーブルに突
き当たり、リード線とフラットケーブルとの間で短絡事
故を発生するのを有効に阻止する。
かかる電子機器におけるフラットケーブルの実装構造に
よれば、フラットケーブルの端部より所定長さにわたっ
て平板状の補強板を貼着し、この補強板を回路基板上に
突出された電子部品のリード線に対向するように配置さ
せたので、この補強板が電子部品のリード線に対する防
護となる。したがってリード線がフラットケーブルに突
き当たり、リード線とフラットケーブルとの間で短絡事
故を発生するのを有効に阻止する。
【００３７】よって、従来のようにプリント基板とフラ
ットケーブルとの間に別部材である例えばスポンジなど
を介在させる必要がなく、組み立て作業の効率化を図る
ことができる。
ットケーブルとの間に別部材である例えばスポンジなど
を介在させる必要がなく、組み立て作業の効率化を図る
ことができる。
【００３８】また、フラットケーブルがコネクタに接続
されて電子機器の構成部材が対向する隙間を通して引き
出される構成において、前記補強板が前記隙間よりも突
出する位置まで延出されるように成されているので、フ
ラットケーブルの端末から延出された補強板を利用して
プリント基板上に装着されたコネクタに対してケーブル
の端末を挿入することが可能となる。
されて電子機器の構成部材が対向する隙間を通して引き
出される構成において、前記補強板が前記隙間よりも突
出する位置まで延出されるように成されているので、フ
ラットケーブルの端末から延出された補強板を利用して
プリント基板上に装着されたコネクタに対してケーブル
の端末を挿入することが可能となる。
【００３９】したがって、ケーブルの端末を接続するに
際して特別な治具を使用する必要もなく、その生産性を
向上させることができる。
際して特別な治具を使用する必要もなく、その生産性を
向上させることができる。
【図１】本発明にかかるフラットケーブルの実装構造の
第１の実施の形態を示す要部側面図である。
第１の実施の形態を示す要部側面図である。
【図２】本発明にかかるフラットケーブルの実装構造の
第２の実施の形態を示す要部側断面図である。
第２の実施の形態を示す要部側断面図である。
【図３】図１および図２に示す実施の形態において使用
されるフレキシブルフラットケーブルの構成を示した平
面図である。
されるフレキシブルフラットケーブルの構成を示した平
面図である。
【図４】図３に示すフレキシブルフラットケーブルの構
成を示した断面図てある。
成を示した断面図てある。
【図５】フレキシブルフラットケーブルの他の構成を示
した断面図てある。
した断面図てある。
【図６】従来のフラットケーブルの実装構造の例を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図７】図６に示した従来のものの実装構造を水平方向
から視た側面図である。
から視た側面図である。
１１ プリント基板（回路基板） １２ コネクタ １３ フレキシブルフラットケーブル １３ａ 金属導体 １３ｂ ラミネートフィルム １３ｃ ラミネートフィルム １４ 電子部品 １４ａ リード線 ２１ 補強板 ２１ａ 第１補強板 ２１ｂ 第２補強板 ３３ 底板 ３４ 側板 ３５ 構成部材 ３６ 隙間
Claims (4)
- 【請求項１】 電子部品が装着された回路基板上に、前
記電子部品と共に装着されたフラットケーブル接続用の
コネクタと、前記コネクタに接続されたフラットケーブ
ルより構成され、 前記フラットケーブルは、複数本の金属導体がそれぞれ
平行状態に配列されると共に、複数本の金属導体をその
両面からラミネートフィルムにより挟み込むようにして
貼着されて一体に成形され、かつその端部において前記
金属導体部分が露出されると共に、その端部より所定長
さにわたって平板状の補強板が貼着されており、 前記補強板は、回路基板上に突出された電子部品のリー
ド線に対向するように配置されていることを特徴とする
電子機器におけるフラットケーブルの実装構造。 - 【請求項２】 前記回路基板上に装着されたフラットケ
ーブル接続用のコネクタは、フラットケーブルを回路基
板の板面と平行する方向から挿入接続するアングル型コ
ネクタであることを特徴とする請求項１に記載の電子機
器におけるフラットケーブルの実装構造。 - 【請求項３】 電子部品が装着された回路基板上に、前
記電子部品と共に装着されたフラットケーブル接続用の
コネクタと、前記コネクタに接続されたフラットケーブ
ルより構成され、 前記フラットケーブルは、複数本の金属導体がそれぞれ
平行状態に配列されると共に、複数本の金属導体をその
両面からラミネートフィルムにより挟み込むようにして
貼着されて一体に成形され、かつその端部において前記
金属導体部分が露出されると共に、その端部より所定長
さにわたって平板状の補強板が貼着されており、 前記フラットケーブルはコネクタに接続されて電子機器
の構成部材が対向する隙間を通して引き出されると共
に、前記補強板は前記隙間よりも突出する位置まで延出
されていることを特徴とする電子機器におけるフラット
ケーブルの実装構造。 - 【請求項４】 前記補強板は、フラットケーブルの端部
から他方向に延出されて貼着された第１の補強板と、こ
の第１の補強板の一部からさらに所定長さの位置まで延
出されて貼着された第２の補強板とにより構成されてい
ることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに
記載の電子機器におけるフラットケーブルの実装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084243A JPH10284196A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 電子機器におけるフラットケーブルの実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084243A JPH10284196A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 電子機器におけるフラットケーブルの実装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10284196A true JPH10284196A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13825031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9084243A Withdrawn JPH10284196A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 電子機器におけるフラットケーブルの実装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10284196A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007536741A (ja) * | 2004-05-03 | 2007-12-13 | フジフィルム ダイマティックス， インコーポレイテッド | フレキシブルプリントヘッド回路 |
| JP2015230759A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 三菱電機株式会社 | フレキシブル配線ケーブルの挿抜構造およびこれを備えた電子機器 |
| US12096560B2 (en) | 2020-06-11 | 2024-09-17 | Nichia Corporation | Substrate module or light emitting module |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9084243A patent/JPH10284196A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007536741A (ja) * | 2004-05-03 | 2007-12-13 | フジフィルム ダイマティックス， インコーポレイテッド | フレキシブルプリントヘッド回路 |
| JP4726245B2 (ja) * | 2004-05-03 | 2011-07-20 | フジフィルム ダイマティックス， インコーポレイテッド | フレキシブルプリントヘッド回路 |
| US7997684B2 (en) | 2004-05-03 | 2011-08-16 | Fujifilm Dimatix, Inc. | Flexible printhead circuit |
| JP2015230759A (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-21 | 三菱電機株式会社 | フレキシブル配線ケーブルの挿抜構造およびこれを備えた電子機器 |
| US12096560B2 (en) | 2020-06-11 | 2024-09-17 | Nichia Corporation | Substrate module or light emitting module |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |