JP2000331259A - 防災表示装置 - Google Patents

防災表示装置

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JP2000331259A
JP2000331259A JP11143504A JP14350499A JP2000331259A JP 2000331259 A JP2000331259 A JP 2000331259A JP 11143504 A JP11143504 A JP 11143504A JP 14350499 A JP14350499 A JP 14350499A JP 2000331259 A JP2000331259 A JP 2000331259A
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Yasuo Hironaka
康雄 弘中
Hiroshi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面図のどの部分を中心にして拡大表示して
いるのかが容易に確認でき、また火災が発生した個所を
容易に確認することができること。 【解決手段】 建物Bの平面並びに各種の防災表示を行
う画像表示装置21と、画像表示装置の画面上に設けら
れたグラフィックエリア21a及びキープラン表示部2
1hとを備えた防災表示装置において、キープラン表示
部には建物の所定の階の平面図の全体を表示させ、グラ
フィックエリアにはキープラン表示部に表示させた当該
階の平面図の全体または一部を拡大表示させると共に、
該グラフィックエリアに拡大表示させた平面図の中心位
置をキープラン表示部の平面図上に表示させる表示制御
手段20を備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火災信号等の防災情
報を受けてCRT等の画像表示装置上に防災シンボルを
表示する防災表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の防災表示装置は、CR
T等の画像表示装置上に建物内の平面図等を表示し、防
災受信機等により入力された火災信号等の防災情報信号
に応じて感知器等の端末機器や警戒区域等に対応させた
シンボルをカラー点灯又は点滅表示する。この防災表示
装置には平面図等を拡大/縮小する機能が設けられてい
る。例えば、図12に示す平面図表示領域1に建物内の
平面図が表示されている状態で拡大を行う場合は拡大/
縮小ボタン2の拡大側を選択する。拡大を選択すること
により、平面図の一部が拡大表示される。例えば、図1
3に示すようにA−1の部分が平面図表示領域1に拡大
表示される。この場合、見たい部分がA−1でなければ
スクロールボタン3を操作して所望の部分が現れるまで
平面図を移動させる。
【0003】例えば、B−3の部分を見たければ、図1
4に示すようにスクロールボタン3の「→」を操作して
A−3まで移動させ、A−3からは「↓」を操作してB
−3まで移動させる。または、スクロールボタン3の
「↓」を操作してB−1まで移動させ、B−1からは
「→」を操作してB−3まで移動させる。拡大後、縮小
するときは拡大/縮小ボタン2の縮小側を選択する。こ
のように平面図を拡大する場合、拡大/縮小ボタン2の
拡大側を操作し、次いでスクロールボタン3を操作して
所望の部分が現れるまで平面図を移動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の防災表示装置に
あっては、拡大時に平面図のどの部分を拡大表示してい
るのかが分かり難いという問題点があった。また、拡大
したい部分まで平面図を移動させる場合、スクロールボ
タン3を何度も操作しなければならないこともあり、操
作が面倒であるという問題点もあった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、平面図のどの部分を中心にし
て拡大表示しているのかが容易に確認でき、また火災が
発生した個所を容易に確認することができる防災表示装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
防災表示装置は、建物の平面並びに各種の防災表示を行
う画像表示装置と、画像表示装置の画面上に設けられた
グラフィックエリア及びキープラン表示部とを備えた防
災表示装置において、キープラン表示部には建物の所定
の階の平面図の全体を表示させ、グラフィックエリアに
はキープラン表示部に表示させた当該階の平面図の全体
または一部を拡大表示させると共に、該グラフィックエ
リアに拡大表示させた平面図の中心位置をキープラン表
示部の平面図上に表示させる表示制御手段を備えて構成
されている。
【0007】本発明に係る請求項2の防災表示装置は、
表示制御手段はキープラン表示部に表示させた平面図上
のある位置を操作入力したとき、その位置を中心にして
グラフィックエリアに平面図を表示させる。
【0008】本発明に係る請求項3の防災表示装置は、
建物に設けられた複数の警戒区域を監視する複数の火災
感知器を設け、火災感知器が火災を感知したときに、表
示制御手段は、グラフィックエリア及びキープラン表示
部に火災階の平面図を表示させると共に、グラフィック
エリアに火災を感知した火災感知器または火災を感知し
た火災感知器が監視する警戒区域で火災が感知したこと
を示すシンボルを中心に表示させると共に、キープラン
表示部の火災を感知した火災感知器または火災を感知し
た火災感知器が監視する警戒区域で火災が感知したこと
を示すシンボルの位置にシンボルを表示させる。
【0009】本発明に係る請求項4の防災表示装置は、
画像表示装置の画面上に拡大表示釦及び縮小表示釦を設
け、表示制御手段は、拡大表示釦または縮小表示釦を操
作することにより、グラフィックエリアに表示されてい
る平面図の中心点を中心に拡大表示または縮小表示する
ように制御する。
【0010】本発明に係る請求項5の防災表示装置は、
表示制御手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に
表示させているときに、火災階において当該火災感知器
が監視する警戒区域外で別の火災感知器が火災を感知す
ると、グラフィックエリアに別の火災感知器がどの方向
にあるかを示す矢印を表示させ、キープラン表示部に別
の火災感知器または別の火災感知器が監視する警戒区域
で火災が感知したことを示す別のシンボルを表示させる
ように制御する。
【0011】本発明に係る請求項6の防災表示装置は、
表示制御手段はグラフィックエリアに表示された矢印に
対してまたはキープラン表示部に表示させた別のシンボ
ルに対して入力操作すると、グラフィックエリアに別の
シンボルを中心に表示させるように制御する。
【0012】本発明に係る請求項7の防災表示装置は、
表示制御手段はグラフィックエリアに表示された矢印に
対してまたはキープラン表示部に表示させた別のシンボ
ルに対して入力操作すると、グラフィックエリアに表示
する縮尺を変えてシンボル及び別のシンボルの全てを表
示させるように制御する。
【0013】本発明に係る請求項8の防災表示装置は、
画像表示装置の画面上に直上階釦及び直下階釦を設け、
表示制御手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に
表示させているときに、直上階釦又は直下階釦を操作す
ると予め設定されている延焼危険順位の高い場所順に延
焼危険性の有無を確認して、最も延焼危険性の高い場所
を中心に火災階の直上階をグラフィックエリアに表示さ
せるように制御する。
【0014】本発明に係る請求項9の防災表示装置は、
表示制御手段は予め設定された前記延焼危険順位の最大
設定数の延焼危険順位の高い場所全てに延焼危険性がな
いとき、シンボルの位置を中心に火災階の直上階をグラ
フィックエリアに表示させるように制御する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の防災
表示装置の構成を示すブロック図、図2は同防災表示装
置の画像表示装置の画面のレイアウトを示す説明図、図
3〜図6は同防災表示装置の画像表示装置の各種表示例
を説明する説明図、図7は同防災表示装置の直上階表示
機能の動作を説明するフローチャート、図8〜図11は
同防災表示装置の画像表示装置の直上階表示例を説明す
る説明図である。図1において、FD1〜FDnは建物
Bに設けられ、所定の警戒区域を監視する複数のオン・
オフ型又はアドレス付の火災感知器、SD1〜SDnは
建物Bの例えば各階段口及びエスカレータ口に設けられ
た防火戸、ES1〜ESnは建物Bの例えば出入口付近
の天井に設けられた排煙機である。10は防災受信機
で、例えば火災感知器FD1〜FDnのいずれかからの
火災信号を受けて、その火災感知器のある警戒区域付近
の防火戸SDや、その警戒区域付近の排煙機ESを駆動
させる信号と各種の火災表示指令を出力するものであ
る。
【0016】20は例えばCPU等で構成される表示制
御部で、火災感知器FD1 〜FDnの火災信号を受信し
た防災受信機10が出力する各種の表示指令を取り込
み、これら表示指令に基づく表示を画像表示装置である
CRT21の画面上に行い、必要に応じて制御信号を例
えばプリンタ22等の周辺機器に出力する。23は表示
制御部20に各種のデータ並びに指令を入力するための
入力装置であるキーボード、24はCRT21上に表示
される各種のシンボルの選択、表示指令釦等に使用され
るもう1つの入力装置であるマウスである。なお、マウ
ス24の他にライトペン、タブレット又はトラックボー
ル等のポインティング入力装置の使用も可能である。
【0017】図2はCRT21の画面のレイアウトを示
し、21aは画面中央部において、例えば建物Bの所望
の階の平面図の一部又は全体を表示するグラフィックエ
リア、21bは画面上部左側において例えば「本館2階
の平面図」等のタイトル及び火災感知器が火災を感知し
たことを代表的に表示する火災代表を表示するタイトル
表示部、21cは画面上部真中側において例えば「ガイ
ダンス」、「シンボル凡例」、「取り扱い」等を表示す
るメニューバー、21dは画面上部右側において例えば
「時刻」を表示する時計表示部、21eは画面中央右側
において例えば「メニュー」、「前ページ」、「拡大表
示」、「縮小表示」等の操作ボタンを表示する操作表示
部、21fは画面下部左側において例えば「12時45
分 火災感知器 発報 本館2階レストラン」等のイベ
ントを表示するイベントリスト表示部である。
【0018】21gは画面下部右側寄りにおいて例えば
「システム状態 火災表示中」等を表示するシステムメ
ッセージ表示部、21hは画面下部右側において例えば
本館2階の全体の平面図を表示するキープラン表示部で
ある。キープラン表示部21h中のクロス点Xはグラフ
ィックエリア21aで表示している範囲の中心点を示し
ている。例えば火災が感知されていない時にグラフィッ
クエリア21aに建物Bの本館2階を選択して表示させ
るようにすると、グラフィックエリア21aにはその表
示範囲の左下に、表示させる本館2階の左下が位置する
ように本館2階の一部または全部が表示されるように設
定されている。この設定位置を「デフォルト位置」とい
う。21iはグラフィックエリア21aに表示されてい
る画面を縦方向にスクロールさせるスクロールバー、2
1jはグラフィックエリア21aに表示されている画面
を横方向にスクロールさせるスクロールバーである。な
お、キープラン表示部21hでは表示している本館2階
の全体平面図上では、グラフィックエリア21aに表示
している本館2階の表示範囲の中心点に当たる位置にク
ロス点Xが生じるようにクロスバー(十字)表示が行わ
れる。
【0019】また、例えば建物Bの本館2階で火災が発
生した場合、本館2階に複数配置されている火災感知器
のうち、火災を感知した火災感知器がアドレス付火災感
知器であればその火災感知器の火災感知器シンボルをグ
ラフィックエリア21aの中心点に配置して、または火
災を感知した火災感知器がアドレスを持たないオン・オ
フ型の火災感知器であればその火災感知器が警戒する警
戒地区内で火災の発生を表示する火災シンボルをグラフ
ィックエリア21aの中心点に配置して、グラフィック
エリア21aに本館2階の一部または全体を表示すると
共に、キープラン表示部21hには本館2階の全体平面
図が表示され、クロス点Xが火災を感知したアドレス付
火災感知器の火災感知器シンボル、またはオン・オフ型
火災感知器が警戒する警戒区域の火災シンボルの表示位
置になるようにクロスバー表示がされる。
【0020】なお、CRT21の画面において、グラフ
ィックエリア21aとキープラン表示部21hとの大き
さ(面積)の比率は例えば64:1であり、キープラン
表示部21hに建物Bの全体が表示されるとすると、グ
ラフィックエリア21aに建物Bの平面図の一部又は全
体が表示される。そして、例えばグラフィックエリア2
1aに表示される建物Bの平面図の一部が表示される画
像の大きさは標準でキープラン表示部21hに表示され
た建物B全体の大きさに対して例えば256倍に拡大し
た大きさであり、拡大表示では標準表示の4倍に拡大し
た大きさ、縮小表示では標準表示の1/4倍に縮小され
た大きさとなる。この場合、縮小表示でキープラン表示
部21hの表示の64倍となり、建物Bの平面図全体が
表示される。なお、建物Bの大きさに応じて標準表示の
大きさも種々に変化する。また、拡大表示又は縮小表示
は数段階に拡大又は縮小できるようにしてもよい。さら
に、拡大又は縮小の比率は建物の大きさに応じて適宜設
定又は選択するようにしてもよい。なお、縮小表示は建
物Bの平面図全体が表示されるまで縮小されると、それ
以上の縮小は行われないため、建物の大きさによっては
標準表示から縮小表示への縮小比率は規則正しくならな
い場合もある。
【0021】次に、本発明の実施の形態の防災表示装置
の動作を説明する。まず、電源投入のイニシャル時はC
RT21のグラフィックエリア21aの画面上に「イニ
シャル中」の表示がされ、背景は黒で「イニシャル中」
の文字でスクリーンセイバーが行われる。次に、イニシ
ャル終了後の平常監視中は、CRT21のグラフィック
エリア21aの画面上に「平常監視中」の表示がされ、
背景は黒で「平常監視中」の文字でスクリーンセイバー
が行われる。そして、スクリーンセイバーが行われてい
る平常監視中に、マウス24でCRT21のグラフィッ
クエリア21aの画面上のどこかをクリックすると、メ
ニュー1画面(図示せず)が表示される。このメニュー
1画面には建物Bの各階の警戒区域を表す各階警戒区域
選択メニューが表示される。
【0022】そこで、建物Bで表示したい階の警戒区域
が例えば2階の2−Bの警戒区域と2−Eの警戒区域に
はさまれた廊下であれば、メニュー1画面上の該当する
2階の廊下を警戒区域とするエリアをクリックすると、
図3に示すようにその2階の廊下を中心とした建物Bの
一部の平面図が標準画面として表示される。このとき、
CRT21のキープラン表示部21hには建物Bの2階
の全体の平面図が表示され、キープラン表示部21h上
のクロス点Xはグラフィックエリア21aで表示してい
る範囲の中心点を示す。この表示は所定時間後に、「平
常監視中」の表示に切り替わる。以上は建物Bの平面図
を表示した場合であるが、断面図又は系統図を表示した
い場合は断面図又は系統図、例えば火災階や火災箇所を
代表的に表示させる火災断面図、排煙系統図、消火ポン
プを選択するためのメニュー画面が表示され、平面図と
同様に表示したい画面を選択すればよい。
【0023】この状態で、例えば建物Bの2階の2−B
の警戒区域で火災が発生し、その警戒区域のオン・オフ
型火災感知器FDが火災を感知すると、その火災感知器
FDの火災信号を防災受信機10に出力し、防災受信機
10ではその火災感知器FDの火災信号から何階のどの
警戒区域に火災が発生したか分かる。そこで、防災受信
機10は何階のどの警戒区域の火災感知器FDが火災を
発報したかを示す火災表示指令を表示制御部20に出力
する。そうすると、表示制御部20では、今まで図3に
示すようにグラフィックエリア21aに表示されている
建物Bの2階の平面図をデフォルト位置で表示する表示
画面または「平常監視中」の表示画面或いは系統図の表
示画面から、防災受信機10からの火災表示指令に基づ
き図4に示すように2階の2−Bの警戒区域の火災シン
ボルSをグラフィックエリア21aの中心点(真ん中)
にしたその周辺の表示に切り替える。
【0024】このとき、グラフィックエリア21a及び
キープラン表示部21hの火災発生箇所では、火災シン
ボルSが白抜き表示から赤色点滅表示に切り替わると共
に、タイトル表示部21b内の火災代表表示を行う箇所
で火災シンボルS(図示せず)が赤色点滅表示する。さ
らに、CRT21のキープラン表示部21hでは赤色点
滅表示する火災シンボルS上にクロス点Xが生じるよう
にクロスバーが表示される。従って、CRT21のグラ
フィックエリア21aとキープラン表示部21hに赤色
表示されている火災シンボルS及びクロス点Xを見るこ
とにより、何階のどの警戒区域で火災が発生したのか、
または何階のどの辺で火災が発生したかを的確に確認で
きる。
【0025】なお、火災を感知したオン・オフ型火災感
知器FDが設置されている警戒区域が建物の窓際にある
とき、例えば2−Dの警戒区域であるときには、火災シ
ンボルSをグラフィックエリア21aの中心点にして表
示することを解除し、図3(火災シンボルSは表示して
いない)に示すようにCRT画面上に無意味な無表示エ
リアが生じないように建物の縁がグラフィックエリア2
1aの端にくるようにして平面図を表示する。このと
き、キープラン表示部21hで表示されるクロス点Xは
火災を感知したオン・オフ型火災感知器FDが設置され
ている警戒区域の火災シンボルSの位置ではなく、その
ときのグラフィックエリア21aの表示範囲の中心点
(真ん中)になる。
【0026】なお、CRT21の操作表示部21eの拡
大表示釦をマウス24でクリックすると、CRT21の
グラフィックエリア21aの中心点を中心にして標準画
面より所定比率で拡大する。このとき、グラフィックエ
リア21aの中心点に火災を感知したオン・オフ型火災
感知器FDが設置されている警戒区域の火災シンボルS
が表示されていれば、その火災シンボルSを中心に拡大
表示する。また、拡大表示釦をさらにクリックすると、
クリックした回数分所定比率で拡大表示し、予め設定さ
れた拡大画面までに達するとクリックしてもそれ以上の
拡大表示は行われない。
【0027】このようにして、操作表示部21eの拡大
表示釦をマウス24でクリックすることにより、CRT
21のグラフィックエリア21aに表示されている火災
シンボルSを中心に標準画面より拡大されるから、何階
のどの場所で火災が発生したかをより的確に確認できる
こととなった。また、操作表示部21eの縮小表示釦を
マウス24でクリックすると、所定の縮尺で標準画面よ
り縮小する。なお、縮小表示釦をさらにクリックする
と、クリックした回数分所定の比率で縮小表示していく
が、グラフィックエリア21aに平面図全体が表示され
るとクリックしてもそれ以上の縮小表示は行われない。
【0028】次ぎに、CRT21のグラフィックエリア
21aに表示されている建物Bの一部の範囲外の別の火
災感知器、例えばオン・オフ型火災感知器FDが発報し
た場合には、例えば建物Bの2階の2−Aと2−Dの警
戒区域で火災が発生し、その警戒区域のオン・オフ型火
災感知器FDがそれぞれ火災を感知すると、これらの火
災感知器FDの火災信号が防災受信機10に伝送され、
防災受信機10ではこれらの火災感知器FDの火災信号
から何階のどの警戒区域に火災が発生したか分かる。そ
こで、防災受信機10は火災階のどの警戒区域とどの警
戒区域の火災感知器FDが火災を発報したかを示す第
2、第3の火災表示指令を表示制御部20に出力する。
【0029】このように、例えば2階の2−Aと2−D
で火災が発生した場合には、表示制御部20では、防災
受信機10からの第2、第3の火災表示指令に基づき、
図5に示すようにCRT21のキープラン表示部21h
に2つの火災シンボルSを点滅させると同時に、CRT
21のグラフィックエリア21aに表示されている建物
Bの2階の2−Bの警戒区域で火災シンボルSが赤色点
滅表示されている平面図の画面中にどの方向で別の火災
感知器FDが発報しているかを示す2つの矢印Aを点滅
させる。なお、これらの矢印Aは2−Bの警戒区域の赤
色点滅表示している火災シンボルSを基準に上下左右及
びその斜めの8方向で表示される。このように、グラフ
ィックエリア21aに表示されている矢印Aを見ること
により、グラフィックエリア21aの映出されている画
面からグラフィックエリア21a外のどの方向で火災が
発生しているのかを明確に知ることができるため、緊急
事態発生時においても、容易かつ迅速に対処することが
可能となる。
【0030】また、操作者がCRT21のグラフィック
エリア21aに表示された矢印Aをマウスを操作してク
リックするか、或いはキープラン表示部21hに表示さ
れた点滅表示している火災シンボルSをクリックする
と、図6に示すようにマウス24でクリックした矢印A
方向にある火災シンボルS或いはキープラン表示部21
h上の火災シンボルSをグラフィックエリア21a内に
表示する平面図に切り替わって表示される。なお、この
とき矢印A方向にある火災シンボルSが建物Bの端から
離れた位置にあれば上述したようにグラフィックエリア
21a外にあった火災シンボルSがグラフィックエリア
21aの真ん中に表示されることになる。
【0031】また、仮に以前に表示していた2−Bの警
戒区域で赤色点滅表示していた火災シンボルSがグラフ
ィックエリア21aの表示範囲外となった場合にはグラ
フィックエリア21aの8方向のうち、そのときのグラ
フィックエリア21aの真ん中を基準にしてその火災シ
ンボルSの存在する方向例えば右上方向に矢印Aが表示
される。このように、CRT21のグラフィックエリア
21aの映出範囲外で第2報、第3報が発生した場合に
おいても、そのグラフィックエリア21aの矢印A又は
キープラン表示部21hの点滅表示している火災シンボ
ルSをクリックすることにより、火災を感知した別の警
戒区域をグラフィックエリア21aに表示されるため、
どの警戒区域で第2報、第3報が発生したのかを容易に
確認することができる。
【0032】さらに別のところで火災が発生すれば前述
と同様に図6に示す画面において、キープラン表示部2
1hに火災シンボルSを点滅させると同時に、CRT2
1のグラフィックエリア21aの平面図の画面中にどの
方向で第4報の火災感知器FDが発報しているかを示す
矢印Aを点滅させる。従って、第1報、以降次々と第2
報、第3報目、第4報目の火災シンボルSを確認するこ
とができる。また、第2報、第3報目、第4報目の火災
シンボルSを確認するために、スクロールバー21i、
21jを操作してスクロールを行い、第2報、第3報目
の火災シンボルを表示させることもできる。なお、グラ
フィックエリア21aの映出範囲外の第2報以降の表示
を矢印Aをクリックすることによって、その表示してい
る階において火災を感知した全ての警戒区域をグラフィ
ックエリア21aの表示縮尺を変更して表示させるよう
にしてもよい。
【0033】次に、本発明の実施の形態の防災表示装置
の直上階を表示させる動作をアドレス付火災感知器を用
いて図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、
例えばある階の廊下で火災が発生し、その廊下のアドレ
ス付火災感知器FDが火災信号の第1報を防災受信機1
0に出力する(ステップS1)。防災受信機10ではそ
の火災感知器FDの火災信号が有するアドレス番号から
どこで(何階の廊下で)火災が発生したか分かり、何階
の廊下のアドレス付火災感知器FDが火災を発報したか
を示す火災表示指令を表示制御部20に出力する。そし
て、表示制御部20はCRT21のキープラン表示部2
1hに火災階の廊下の火災を感知したアドレス付火災感
知器FDの火災感知器シンボルFSを赤色点滅表示させ
ると同時に、CRT21のグラフィックエリア21aに
その廊下の火災を感知したアドレス付火災感知器FDの
火災感知器シンボルFS位置を中心にその周辺を自動映
出している。このような自動映出をしている場合に、C
RT21の操作表示部21eの直上階釦をマウス24を
操作してクリックする(ステップS2)。
【0034】そうすると、表示制御部20はマウス24
のクリックによる直上階表示領域指定指令に基づいて火
災信号の第1報目の火災感知器FDのアドレス番号から
直上階における延焼危険順位が予め設定されている場所
を表示制御部20のメモリから読み出す(ステップS
3)。なお、この延焼危険順位は例えば2階に設置した
アドレス付火災感知器FDのアドレス番号が202の場
合、3階(直上階)へ煙、熱等が拡がる危険度の高い順
に、第1はエスカレータ(n=1)、第2は内階段1
(n=2)、第3は外階段2(n=3)というように予
め設定されていて、その場所がデータベースとして表示
制御部20のメモリに記憶されている。そして、延焼危
険順位を第1位(n=1)に設定し(ステップS4)、
その延焼危険順位第1位のデータ(エスカレータ)を読
み出し、その第1位の場所であるエスカレータ周辺の防
排煙機器(例えば、防火戸SD、排煙機ES等をいう)
が作動しているかどうかを判定する(ステップS5)。
そして、その防排煙機器が作動していない場合には直上
階においてエスカレータを中心にその周辺をCRT21
のグラフィックエリア21aに表示させる(ステップS
6)。
【0035】従って、CRT21のグラフィックエリア
21aに表示された直上階の延焼危険性の高い場所を見
て直上階の避難のための連絡又は誘導を速やかに行うこ
とができる。また、その防排煙機器が作動している場合
には延焼危険順位を1つ下げて第2位とし(ステップS
7)、その第2位の順位nが延焼危険順位の最大設定数
Aを越えているかどうか[n≧A+1]を判定する(ス
テップS8)。その第2位の順位nが延焼危険順位の最
大設定数Aを越えていない場合はステップS5に戻り、
その延焼危険順位第2位(内階段1)のデータを読み出
し、その第2位の場所周辺の防排煙機器が作動している
かどうかを判定し(ステップS5)、その防排煙機器が
作動していない場合には図9に示すように直上階におけ
る内階段1を中心にその周辺をCRT21のグラフィッ
クエリア21aに表示させる(ステップS6)。
【0036】また、その防排煙機器が作動している場合
には延焼危険順位が第3位の外階段2で上述のようなス
テップを行う。このような手順が延焼危険順位の最大設
定数Aが越えるまでなされ、最後の順位が延焼危険順位
の最大設定数Aを越えている場合には図10に示すよう
に火災階(出火階)の火災信号の第1報目の火災感知器
位置と同じ位置を中心に直上階をCRT21のグラフィ
ックエリア21aに表示させる(ステップS9)。この
ように、延焼危険順位のn番目の場所周辺の防排煙機器
が作動している場合、その場所から煙、熱等が拡がる危
険性が低くなるため、次の危険順位の場所で危険性を考
えるようにしたものである。
【0037】また、CRT21の操作表示部21eに延
焼危険順位n番目の場所を中心にした直上階がCRT2
1のグラフィックエリア21aに表示された後に、火災
階の出火状態がどうなっているかを見たい場合に、操作
表示部21eの直下階釦をマウスを操作してクリックす
ると、表示制御部20はマウス24のクリックによる直
下階表示領域指定指令に基づいてグラフィックエリア2
1aに先ほど表示していた火災階の廊下を中心にした表
示に戻す。従って、火災階の出火状態を知ることができ
る。また、操作表示部21eの直下階釦へのクリックに
よる入力がされて直下階の表示がされた後に、火災階の
出火状態が見たい場合に直上階釦へのクリックによる入
力が行われるとグラフィックエリア21aの画面が火災
階の表示に戻る。
【0038】さらに、グラフィックエリア21aの画面
に操作表示部21eの直上階釦へのクリックが行われて
直上階の延焼危険順位n番目の場所を中心に表示されて
いる場合に、そのグラフィックエリア21aの画面の表
示範囲外で火災が発生したときは、火災が発生した箇所
の火災感知器がある場所が優先して表示される。なお、
上述した説明は、CRT21のグラフィックエリア21
aの画面に出火階が表示されている最中に操作表示部2
1eの直上階釦をクリックした場合であるが、操作表示
部21eの直下階釦をクリックした場合は直下の延焼危
険順位n番目の場所が表示されることはいうまでもな
い。このように操作表示部21eの直下階釦がクリック
される場合としては、例えば1階が火災階で地下階があ
るときである。なお、グラフィックエリア21aの表示
範囲外で火災が発生した場合、延焼危険順位に基づいて
表示された直上階または直下階の表示はそのまま変更せ
ずに、グラフィックエリア21aの表示範囲外での火災
発生方向に前述のような矢印Aをグラフィックエリア2
1aに表示するようにしてもよい。
【0039】また、操作表示部21eの直下階釦へのク
リックが行われた後に出火階の出火状態がどうなってい
るかを見たい場合、直上階釦をクリックすると、グラフ
ィックエリア21aの画面表示が出火階に切り替わる。
なお、上述の実施の形態において、図3〜図6の説明で
は火災感知器FDとしてオン・オフ型火災感知器を用
い、図7〜図11の説明ではアドレス付火災感知器を用
いて説明したが、これを限定されるものではなく、オン
・オフ型火災感知器の代わりにアドレス付火災感知器、
アドレス付火災感知器の代わりにオン・オフ型火災感知
器としてもよい。この場合、オン・オフ型火災感知器が
火災を感知した場合にはオン・オフ型火災感知器が設置
されている警戒区域の火災シンボルがグラフィックエリ
アの真ん中(中心点)に表示され、アドレス付火災感知
器が火災を感知した場合にはその火災感知器を表す火災
感知器シンボルがグラフィックエリアの真ん中に表示さ
れる。
【0040】なお、グラフィックエリアの真ん中に表示
する場所は火災シンボルまたは火災感知器シンボルの位
置に限定されず、火災が感知されている時、感知されて
いない時に関わらず、キープラン表示部に表示されてい
る全体平面図上においてマウスでクリックした場所とし
てもよい。この場合、クリックした場所がキープラン表
示部でクロス点Xが表示される場所となる。また、火災
表示はグラフィックエリアの火災シンボルまたは火災感
知器シンボルの赤色点滅表示で説明したが、点灯表示で
もよい。さらに、火災表示は、火災シンボルまたは火災
感知器シンボルの他に、タイトル表示部の火災代表表示
の火災シンボル、または火災感知器が設置されている警
戒区域の外周を火災シンボルまたは火災感知器シンボル
と同じような表示方法で表示してもよい。また、本発明
の実施の形態では防災受信機と、表示制御部、CRT、
マウス等のセットとを1対1として説明したが、LAN
を介して防災受信機に複数の表示制御部、CRT、マウ
ス等のセットを接続してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1によ
れば、表示制御手段がキープラン表示部には建物の所定
の階の平面図の全体を表示させ、グラフィックエリアに
はキープラン表示部に表示させた当該階の平面図の全体
または一部を拡大表示させると共に、グラフィックエリ
アに拡大表示させた平面図の中心位置をキープラン表示
部の平面図上に表示させるので、グラフィックエリアの
中心に表示されている場所が建物の所定の階のどの辺の
位置なのかを的確に捕らえることができるという効果を
有する。
【0042】本発明に係る請求項2によれば、表示制御
手段は、キープラン表示部に表示させた平面図上のある
位置をクリックしたとき、その位置を中心にして前記グ
ラフィックエリアに平面図を表示させるので、キープラ
ン表示部でクリックするだけで所定の場所を速やかにグ
ラフィックエリアの中心に表示できると共に、その位置
が拡大表示され建物のどの場所なのかを的確に捕らえる
ことができるという効果を有する。
【0043】本発明に係る請求項3によれば、建物に設
けられた複数の警戒区域を監視する複数の火災感知器を
設け、火災感知器が火災を感知したときに、表示制御手
段は、グラフィックエリア及びキープラン表示部に火災
階の平面図を表示させると共に、グラフィックエリアに
火災を感知した火災感知器または火災を感知した火災感
知器が監視する警戒区域で火災が感知したことを示すシ
ンボルを中心に表示させると共に、キープラン表示部の
火災を感知した火災感知器または火災を感知した火災感
知器が監視する警戒区域で火災が感知したことを示すシ
ンボルの位置にシンボルを表示させるので、画像表示装
置の画面上のグラフィックエリアとキープラン表示部に
表示されたシンボルを見ることにより、何階のどの場所
で火災が発生したかを的確に捕らえることができるとい
う効果を有する。
【0044】本発明に係る請求項4によれば、画像表示
装置の画面上に拡大表示釦及び縮小表示釦を設け、表示
制御手段は、拡大表示釦または縮小表示釦を操作するこ
とにより、グラフィックエリアに表示されている平面図
の中心点を中心に拡大表示または縮小表示するので、ど
の辺の場所で火災が発生したかをより的確に捕らえるこ
とができるという効果を有する。
【0045】本発明に係る請求項5によれば、表示制御
手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に表示させ
ているときに、火災階において当該火災感知器が監視す
る警戒区域外で別の火災感知器が火災を感知すると、グ
ラフィックエリアに別の火災感知器がどの方向にあるか
を示す矢印を表示させ、キープラン表示部に別の火災感
知器または別の火災感知器が監視する警戒区域で火災が
感知したことを示す別のシンボルを表示させるので、そ
のグラフィックエリアの矢印またはキープラン表示部の
別のシンボルを見ることにより、どの方向で別の火災が
発生しているのかを明確に知ることができるため、緊急
事態発生時においても、容易かつ迅速に対処することが
可能となるという効果を有する。
【0046】本発明に係る請求項6によれば、表示制御
手段はグラフィックエリアに表示された矢印に対してま
たはキープラン表示部に表示させた別のシンボルに対し
て入力操作すると、グラフィックエリアに別のシンボル
を中心に表示させるので、第1報以降の火災感知器の発
報がどの場所で発生したかを容易に確認することができ
るという効果を有する。
【0047】本発明に係る請求項7によれば、表示制御
手段はグラフィックエリアに表示された矢印に対してま
たはキープラン表示部に表示させた別のシンボルに対し
て入力操作すると、グラフィックエリアに表示する縮尺
を変えてシンボル及び別のシンボルの全てを表示させる
ので、第1報以降の火災感知器の発報がどの場所で発生
したかを容易に確認することができるという効果を有す
る。
【0048】本発明に係る請求項8によれば、画像表示
装置の画面上に直上階釦及び直下階釦を設け、表示制御
手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に表示させ
ているときに、直上階釦又は直下階釦を操作すると予め
設定されている延焼危険順位の高い場所順に延焼危険性
の有無を確認して、最も延焼危険性の高い場所を中心に
火災階の直上階をグラフィックエリアに表示させるの
で、グラフィックエリアに表示された直上階または直下
階の延焼危険性の高い場所を見て直上階または直下階の
避難のための連絡が速やかに行うことができるという効
果を有する。
【0049】本発明に係る請求項9によれば、表示制御
手段は予め設定された前記延焼危険順位の最大設定数の
延焼危険順位の高い場所全てに延焼危険性がないとき、
シンボルの位置を中心に火災階の直上階をグラフィック
エリアに表示させるので、グラフィックエリアに表示さ
れた直上階または直下階を見て直上階または直下階の避
難のための連絡が速やかに行うことができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の防災表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】同防災表示装置の画像表示装置の画面のレイア
ウトを示す説明図である。
【図3】同防災表示装置の画像表示装置の各種表示例を
説明する説明図である。
【図4】同防災表示装置の画像表示装置の各種表示例を
説明する説明図である。
【図5】同防災表示装置の画像表示装置の各種表示例を
説明する説明図である。
【図6】同防災表示装置の画像表示装置の各種表示例を
説明する説明図である。
【図7】同防災表示装置の直上階表示機能の動作を説明
するフローチャートである。
【図8】同防災表示装置の画像表示装置の直上階表示例
を説明する説明図である。
【図9】同防災表示装置の画像表示装置の直上階表示例
を説明する説明図である。
【図10】同防災表示装置の画像表示装置の直上階表示
例を説明する説明図である。
【図11】同防災表示装置の画像表示装置の直上階表示
例を説明する説明図である。
【図12】従来の防災表示装置の表示例を示す説明図で
ある。
【図13】従来の防災表示装置の表示例を示す説明図で
ある。
【図14】従来の防災表示装置の問題点を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
10 防災受信機 20 表示制御手段 21a グラフィックエリア 21h キープラン表示部 24 マウス(入力手段) B 建物 FD 火災感知器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月9日(1999.7.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明に係る請求項5の防災表示装置は、
表示制御手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に
表示させているときに、火災階においてグラフィックエ
リアの表示範囲外で別の火災感知器が火災を検知する
と、グラフィックエリアに別の火災感知器がどの方向に
あるかを示す矢印を表示させ、キープラン表示部に別の
火災感知器または別の火災感知器が監視する警戒区域で
火災を感知したことを示す別のシンボルを表示させるよ
うに制御する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】本発明に係る請求項5によれば、表示制御
手段はグラフィックエリアにシンボルを中心に表示させ
ているときに、火災階においてグラフィックエリアの表
示範囲外で別の火災感知器が火災を検知すると、グラフ
ィックエリアに別の火災感知器がどの方向にあるかを示
す矢印を表示させ、キープラン表示部に別の火災感知器
または別の火災感知器が監視する警戒区域で火災を感知
したことを示す別のシンボルを表示させるので、そのグ
ラフィックエリアの矢印またはキープラン表示部の別の
シンボルを見ることにより、どの方向で別の火災が発生
しているのかを明確に知ることができるため、緊急事態
発生時においても、容易かつ迅速に対処することが可能
となるという効果を有する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の平面並びに各種の防災表示を行う
    画像表示装置と、 画像表示装置の画面上に設けられたグラフィックエリア
    及びキープラン表示部とを備えた防災表示装置におい
    て、 キープラン表示部には建物の所定の階の平面図の全体を
    表示させ、グラフィックエリアにはキープラン表示部に
    表示させた当該階の平面図の全体または一部を拡大表示
    させると共に、該グラフィックエリアに拡大表示させた
    平面図の中心位置をキープラン表示部の平面図上に表示
    させる表示制御手段を備えたことを特徴とする防災表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記キープラン表
    示部に表示させた平面図上のある位置を操作入力したと
    き、その位置を中心に前記グラフィックエリアに平面図
    を表示させることを特徴とする請求項1記載の防災表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記建物に設けられた複数の警戒区域を
    監視する複数の火災感知器を設け、火災感知器が火災を
    感知したときに、前記表示制御手段は、前記グラフィッ
    クエリア及び前記キープラン表示部に火災階の平面図を
    表示させ、前記グラフィックエリアに前記火災を感知し
    た火災感知器または前記火災を感知した火災感知器が監
    視する警戒区域で火災が感知したことを示すシンボルを
    中心に表示させると共に、前記キープラン表示部の前記
    シンボルの位置にシンボルを表示させることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれか記載の防災表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置の画面上に拡大表示釦
    及び縮小表示釦を設け、表示制御手段は、拡大表示釦ま
    たは縮小表示釦を操作することにより、前記グラフィッ
    クエリアに表示されている平面図の中心点を中心に拡大
    表示または縮小表示するように制御することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか記載の防災表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記グラフィック
    エリアに前記シンボルを中心に表示させているときに、
    火災階において当該火災感知器が監視する警戒区域外で
    別の火災感知器が火災を感知すると、前記グラフィック
    エリアに前記別の火災感知器がどの方向にあるかを示す
    矢印を表示させ、前記キープラン表示部に前記別の火災
    感知器または前記別の火災感知器が監視する警戒区域で
    火災が感知したことを示す別のシンボルを表示させるよ
    うに制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    記載の防災表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記グラフィック
    エリアに表示された矢印に対してまたは前記キープラン
    表示部に表示させた前記別のシンボルに対して入力操作
    すると、前記グラフィックエリアに前記別のシンボルを
    中心に表示させるように制御することを特徴とする請求
    項5記載の防災表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記グラフィック
    エリアに表示された矢印に対してまたは前記キープラン
    表示部に表示させた前記別のシンボルに対して入力操作
    すると、前記グラフィックエリアに表示する縮尺を変え
    て前記シンボル及び前記別のシンボルの全てを表示させ
    るように制御することを特徴とする請求項5記載の防災
    表示装置。
  8. 【請求項8】 前記画像表示装置の画面上に直上階釦及
    び直下階釦を設け、前記表示制御手段は、前記グラフィ
    ックエリアに前記シンボルを中心に表示させているとき
    に、前記直上階釦又は直下階釦を操作すると予め設定さ
    れている延焼危険順位の高い場所順に延焼危険性の有無
    を確認して、最も延焼危険性の高い場所を中心に火災階
    の直上階を前記グラフィックエリアに表示させるように
    制御することをする請求項1〜5のいずれか記載の防災
    表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、予め設定された前
    記延焼危険順位の最大設定数の前記延焼危険順位の高い
    場所全てに延焼危険性がないとき、前記シンボルの位置
    を中心に前記火災階の直上階を前記グラフィックエリア
    に表示させるように制御することを特徴とする請求項8
    記載の防災表示装置。
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