JP2000330425A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000330425A
JP2000330425A JP11140237A JP14023799A JP2000330425A JP 2000330425 A JP2000330425 A JP 2000330425A JP 11140237 A JP11140237 A JP 11140237A JP 14023799 A JP14023799 A JP 14023799A JP 2000330425 A JP2000330425 A JP 2000330425A
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lubricant
image carrier
forming apparatus
image forming
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JP11140237A
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English (en)
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Nobuhito Yokogawa
信人 横川
Ryuta Takechi
隆太 武市
Akiyo Nakajima
章代 中嶋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】像担持体に対する潤滑剤の過剰な供給による画
像ぼけを有効に軽減しつつ、像担持体の長寿命化を図
る。 【解決手段】像担持体11に静電潜像を形成し、静電潜
像を現像してトナー画像を得、トナー画像を記録媒体P
上に転写・定着して画像を得る画像形成装置10におい
て、像担持体表面を低摩擦化させるための潤滑剤160
と、潤滑剤を像担持体表面へ供給する潤滑剤供給手段1
63,165,167と、潤滑剤供給手段による潤滑剤
供給を制御する制御手段169とを有し、像担持体表面
の摩擦係数を低下させる工程と、上昇させる工程とを所
定の時間間隔で交互に繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜
像を現像してトナー画像を得、該トナー画像を記録媒体
上に転写・定着して画像を得る画像形成装置は、アナロ
グ複写装置やデジタル複写装置、光プリンタ等として広
く知られ、実施されている。このような画像形成装置に
おける像担持体(一般的には光導電性の感光体)には、
現像部では現像剤が、転写部では転写紙等の記録媒体や
中間転写ベルト等の中間転写媒体が、またクリーニング
部ではクリーニングブレードやクリーニングブラシ等が
物理的に接触して像担持体表面を摺擦する。像担持体表
面はこのような物理的な摺擦により徐々に削られて摩耗
し、静電潜像形成に必要な電気的特性が次第に低下す
る。このようにして像担持体として機能できなくなると
像担持体としての寿命が尽きる。像担持体表面の摩耗を
軽減して像担持体の寿命を長期化する方策として、像担
持体表面に潤滑剤を供給し、像担持体表面の低摩擦化
(摩擦係数を小さくする)を図ることが有効であること
が知られ、広く実施されている。潤滑剤としては、フッ
素系材料やステアリン酸亜鉛等、種々のものが知られ、
これら潤滑剤を像担持体表面に供給する方法も、固形状
の潤滑剤を像担持体表面に直接押し当てる方法や、固形
状や粉体状の潤滑剤を回転ブラシや回転ローラを介して
像担持体表面へ供給する方法、粉体状の潤滑剤を現像剤
に混合して現像時に像担持体表面へ塗布する方法等、種
々の手段が提案・実施されている。像担持体表面へ供給
された潤滑剤は、像担持体表面の摩耗を軽減するが、潤
滑剤が過剰に供給されると、形成された画像に「画像ぼ
け」とよばれる現象が現れる。このような潤滑剤の過剰
供給は、特に、固形状の潤滑剤を回転ブラシや回転ロー
ラを介して像担持体表面に供給する供給方式において生
じやすい。画像ぼけの原因は種々考えられる。過剰に供
給された潤滑剤が像担持体表面上に薄い絶縁性の膜を形
成して、像担持体本来の電気的特性を劣化させることも
その一因である。また、像担持体を均一帯電するのにコ
ロナ放電を利用すると、帯電に伴い発生するオゾンが空
気中の窒素を酸化して窒素酸化物(NOx)を生成し、
この窒素酸化物が空気中の水分と反応し硝酸(HN
3)などを生じ、像担持体表面に付着したり化学的に
作用して像担持体表面の変質・劣化等を引き起こす。こ
のようになると、変質・劣化した部分をクリーニングブ
レード等で取り去ることが困難となり、感光体表面の電
気特性を低抵抗化させ、画像ぼけの発生原因となる。
【0003】像担持体表面への潤滑剤の過剰供給を防止
する方法としては、特開平8−305236号公報に
「像担持体に圧接する各種ローラの回転数、駆動トルク
等の変化を検出し、これら検出信号に基づき、潤滑剤供
給手段による潤滑剤の供給量を制御手段により調整する
方法」が記載されているが、各種ローラの回転数や駆動
トルクの変化を検出する検出手段が必要であり、制御自
体も容易でなく、安価に実施することが困難である。ま
た、上記硝酸等により像担持体表面に「低抵抗物質」が
蓄積することに起因する「画像ぼけ」に対する対策とし
ては、特開平7−295246号公報に「像担持体の層
内部に酸化防止剤とフッ素樹脂粉体を含有させる方法」
が記載されている。しかしこの方法では、像担持体が実
質的に磨耗しないと酸化防止剤の効果が次第に減少し、
結果的に低抵抗物質の蓄積による画像ぼけは解消できな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、像担持体
に対する潤滑剤の過剰な供給による画像ぼけを有効に軽
減しつつ、像担持体の長寿命化を図ることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は「像担持体に静電潜像を形成し、静電潜像を現像して
トナー画像を得、トナー画像を記録媒体上に転写・定着
して画像を得る画像形成装置」である。像担持体として
は光導電性の感光体や、誘電性の記録媒体を用いること
ができる。誘電性の記録媒体は「導電性基体の表面に薄
い誘電層を形成したもの」である。このような誘電性の
記録媒体における誘電層の表面を針電極等により位置選
択的に帯電させたり、あるいは均一に帯電させた誘電体
層に対し針電極等を用いて位置選択的な除電を行うこと
により、誘電体層表面に「2次元的な電荷分布による静
電潜像」を形成することができる。像担持体を光導電性
の感光体とする場合、感光体はセレン感光体、アモルフ
ァスヒ素セレン感光体等の無機感光体や、有機光半導体
(OPC)を用いた有機感光体、さらにはキャリヤ発生
層とキャリヤ輸送層とを分離した「機能分離型の感光
体」等、公知の種々の感光体を使用できる。像担持体が
感光体である場合の静電潜像形成は均一帯電と露光とに
より行われるが、露光方法はアナログ的に画像を照射す
る方法でもよいし、光走査等による光書込による方法で
行っても良い。現像は湿式・乾式を問わず、公知の適宜
の現像方法を利用できる。またトナー画像を転写・定着
する記録媒体としては、通常の転写紙やオーバヘッドプ
ロジェクタ用のプラスチックシート等をはじめ各種のシ
ート状媒体を利用できる。トナー画像は、像担持体から
記録媒体に直接転写してもよいし、像担持体から中間転
写ベルトのような中間転写媒体を介して記録媒体に転写
しても良い。請求項1記載の画像形成装置は、上記の如
き画像形成装置において、潤滑剤と、潤滑剤供給手段
と、制御手段とを有する。「潤滑剤」は、像担持体表面
を低摩擦化させるために像担持体表面に供給される。
「潤滑剤供給手段」は、潤滑剤を像担持体表面へ供給す
る手段である。「制御手段」は、潤滑剤供給手段による
潤滑剤供給を制御する手段である。そして、像担持体表
面の摩擦係数を低下させる工程と、上昇させる工程と
が、所定の時間間隔で交互に繰り返される。上記時間間
隔は、画像形成プロセスが実際に行われている状態にお
ける時間である。所定の時間は実験的に適当な時間を設
定できる。この時間を、摩擦係数を上昇させる工程に対
してT1、低下させる工程に対してT2とすると、例え
ば時間:T2の間は潤滑剤の供給を連続して行う。そし
て時間:T1の間は潤滑剤の供給を停止する(上記時
間:T1,T2には、画像形成プロセスが停止されてい
る時間は含まれない)。このようにすると、時間:T2
の間は潤滑剤が供給され続けることにより像担持体表面
に潤滑剤が蓄積して摩擦係数が次第に低下する。これに
対し潤滑剤の供給が停止される時間:T1では、それま
でに供給された潤滑剤が現像部や転写部、クリーニング
部等で次第に像担持体表面から除去されることにより像
担持体表面の潤滑剤が次第に減少して摩擦係数が次第に
上昇する。摩擦係数の低下する工程においては、像担持
体表面に対し、例えばクリーニングブレード等の摺擦力
が強く作用するので、前述の「低抵抗物質」が像担持体
表面から有効に除去され、また、像担持体上の潤滑剤層
の厚みも減少するので、画像ぼけが有効に軽減もしくは
防止される。実際の画像形成装置において、時間:T
1,T2を「像担持体の潤滑剤が過剰に供給されず、摩
擦係数が上昇したときに像担持体の過剰な摩耗が発生し
ない」ように実験的に設定することが可能であるから、
このようにすることにより、画像ぼけを有効に軽減ない
しは防止しつつ、像担持体の長寿命化を図ることが可能
である。このように、この発明においては、像担持体表
面の摩擦係数を上昇させる工程と、低下させる工程とを
「時間により切り替える」ので、像担持体表面の摩擦係
数をローラのトルク等により経時的に検出する必要がな
く、潤滑剤の供給制御が容易である。
【0006】上記像担持体表面の摩擦係数を上昇させる
工程を行う時間は「少なくとも摩擦係数が下限値から上
昇して上限値に達する時間」とすることができる。像担
持体表面に潤滑剤が存在しないとき、像担持体表面の摩
擦係数は最大となる。この状態を「摩擦係数が上限値に
飽和した状態」呼ぶ。この状態から、潤滑剤を供給して
いくと像担持体表面の摩擦係数は次第に低下するが、像
担持体表面に供給された潤滑剤の一部は、クリーニング
ブレード等、像担持体に機械的に接触する他の部材に移
着する。この状態が進むと、像担持体とクリーニングブ
レード等とが潤滑剤を介して滑りあうようになる。この
状態では摩擦係数は潤滑剤に固有の値になる。このとき
の状態が「摩擦係数が下限値に飽和した状態」である。
従って、像担持体表面の摩擦係数を上昇させる工程は、
少なくとも摩擦係数が下限値から上昇して上限値に飽和
するまでの時間行なうことができ(請求項2)、摩擦係
数を低下させる工程は、少なくとも摩擦係数が上限値か
ら低下して下限値に飽和するまでの時間行なうことがで
きる(請求項3)。上記請求項1または2または3記載
の画像形成装置において、像担持体表面の摩擦係数を低
下させる工程は、潤滑剤供給手段による潤滑剤の像担持
体表面への連続供給により行い、摩擦係数を上昇させる
工程は、潤滑剤供給手段による像担持体表面への潤滑剤
供給を停止することにより行うことができる(請求項
4)。
【0007】また、画像形成装置本体に「ダウンタイ
ム」が一定時間以上生じた場合、その直後のジョブは、
像担持体表面の摩擦係数を上昇させる工程からスタート
することが好ましい(請求項5)。前述の如く、像担持
体が光導電性の感光体の場合や「誘電性の記録媒体で位
置選択的な除電で静電潜像を形成する場合」等、像担持
体表面は均一帯電される。この帯電は、帯電ローラ等を
用いる接触式の帯電方式で行うことができる。像担持体
表面はまた「コロナ放電により均一帯電」することがで
きる(請求項6)。周知の如く、コロナ放電による帯電
では放電にともないオゾンが発生し、これが窒素酸化物
を介して(画像ぼけの一因となる)低抵抗物質生成の原
因となることは先に述べた通りである。しかし、この発
明の画像形成装置では、像担持体表面の摩擦抵抗を低下
させる工程が実施され、この工程時に低抵抗物質が像担
持体表面から有効に除去されるので、コロナ放電による
像担持体表面の均一帯電を行っても、低抵抗物質に起因
する画像ぼけを生じる虞れがない。
【0008】上記請求項1〜6の任意の1に記載の画像
形成装置においては勿論、像担持体の表面をクリーニン
グするクリーニング装置を有することができ、クリーニ
ング装置がクリーニングブレードを有することができる
(請求項7)。また、クリーニング装置がクリーニング
ブラシおよび/またはクリーニングローラを有すること
ができ(請求項8)、この場合、クリーニングブラシお
よび/またはクリーニングローラが潤滑剤供給手段にお
ける潤滑剤供給部材を兼ね、潤滑剤供給手段が、潤滑剤
をクリーニングブラシおよび/またはクリーニングロー
ラに対して接離させる接離手段を有するようにできる
(請求項9)。潤滑剤を像担持体表面に供給する手段
は、クリーニングブラシやクリーニングローラを利用す
る上記方法に限らず、公知の適宜のものを利用できる
が、像担持体表面を傷つける虞れが少ないこと、潤滑剤
が扱い易いこと、均一な供給が可能であること等を考慮
すると「固形状の潤滑剤を回転ブラシや回転ローラを介
して像担持体表面へ供給するもの」が良い。このような
観点からして、請求項9記載の発明のように、クリーニ
ングブラシおよび/またはクリーニングローラを利用し
て像担持体表面への潤滑剤の供給を行うことは好適であ
る。潤滑剤としては公知のフッ素系材料やステアリン酸
亜鉛等を適宜に用いることができるが、PTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)は潤滑剤として好適な物の一
つである(請求項10)
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a)は、この発明の画像形
成装置の実施の1形態であるレーザプリンタを略示して
いる。レーザプリンタ10は像担持体11として「円筒
状に形成された光導電性の感光体」を有している。像担
持体11の周囲には、帯電手段としての帯電ローラ1
2、現像装置13、転写ローラ14、クリーニング装置
15が配備されている。
【0010】この実施の形態では「帯電手段」として、
オゾン発生の少ない接触式の帯電ローラ12を用いてい
るが、前述のように、コロナ放電を利用するコロナチャ
ージャを帯電手段として好適に用いることもできる。ま
た、光走査装置17が設けられ、帯電ローラ12と現像
装置13との間で「レーザビームLBの光走査による露
光」を行うようになっている。図1において、符号16
は定着装置、符号18はカセット、符号19はレジスト
ローラ対、符号20は給紙コロ、符号21は搬送路、符
号22は排紙ローラ対、符号23はトレイ、符号Pは記
録媒体としての転写紙を示している。画像形成を行うと
きは、光導電性の感光体である像担持体11が時計回り
に等速回転され、その表面が帯電ローラ12により均一
に帯電され、光走査装置17のレーザビームLBによる
光書込による露光により静電潜像が形成される。形成さ
れた静電潜像は所謂「ネガ潜像」であって画像部が露光
されている。この静電潜像は現像装置13により反転現
像され、像担持体11上にトナー画像が形成される。転
写紙Pを収納したカセット18は画像形成装置10本体
に着脱可能で、図のごとく装着された状態において、収
納された転写紙Pの最上位の1枚が給紙コロ20により
給紙される。給紙された転写紙Pは、その先端部をレジ
ストローラ対19に銜えられる。レジストローラ対19
は、像担持体11上のトナー画像が転写位置へ移動する
のにタイミングをあわせて転写紙Pを転写部へ送りこ
む。送りこまれた転写紙Pは、転写部においてトナー画
像と重ね合わせられ、転写ローラ14の作用によりトナ
ー画像を静電転写される。トナー画像を転写された転写
紙Pは定着装置16でトナー画像を定着されたのち、搬
送路21を通り、排紙ローラ対22によりトレイ23上
に排出される。トナー画像が転写されたのち、像担持体
11の表面はクリーニング装置15によりクリーニング
され、残留トナーや紙粉等が除去される。
【0011】図1(b)はクリーニング装置15の内部
を説明図的に示している。クリーニング装置15のハウ
ジング151内には、公知のクリーニングブレード15
2、クリーニングブラシ153が配備され、クリーニン
グブレード152は、そのエッジを長さ方向(図面に直
交する方向)にわたって像担持体11の表面に圧接させ
ている。この実施の形態においては、クリーニングブレ
ード152の圧接力が、像担持体表面に作用する機械的
な力として最大のものである。クリーニングブラシ15
3は樹脂繊維によりロール状に形成されたファーブラシ
で、上記長手方向にわたってブラシの毛先を像担持体表
面に接触させ、図示されない駆動装置により時計方向へ
回転駆動されて像担持体表面を摺擦する。さて、図1
(b)において符号160は潤滑剤を示す。潤滑剤16
0は固形形態(図面に直行する方向に長い4角柱状)
で、長手方向にわたってホルダ163に保持され、クリ
ーニングブラシ153の長手方向にわたって延設されて
いる。
【0012】ホルダ160には「図示されない弾性力手
段」により、潤滑剤160をクリーニングブラシ153
から離隔させる方向の弾性力が作用されている。ホルダ
163には偏心カム165が当接しており、駆動部16
7により回転駆動されるようになっている。偏心カム1
65が図示の状態にあるとき、ホルダ163は弾性力に
抗して図の右方へ変位され、潤滑剤160は長手方向に
わたってクリーニングブラシ153の毛先に押圧され
る。偏心カム165が、図の態位から180度回転する
と、ホルダ163は弾性力の作用で図の左方へ変位し、
潤滑剤160はクリーニングブラシ153から離れる。
即ち、偏心カム165の態位により、潤滑剤160をク
リーニングブラシ153に対して接離させることができ
る。駆動部167は制御部(マイクロコンピュータ等)
169により駆動を制御される。
【0013】像担持体表面の摩擦係数を低下させる工
程、即ち、潤滑剤供給時は、潤滑剤160が予め設定さ
れた所定の食い込み量(偏心カム165の回転角により
設定される)でクリーニングブラシ153へ接触する。
像担持体11は等速で時計回りに回転しており、クリー
ニングブラシ153も等速で時計回りに回転している。
【0014】クリーニングブラシ153は回転により、
その毛先で潤滑剤160を摺擦して潤滑剤を粉末状に掻
きとり、像担持体表面に塗布供給する。供給された潤滑
剤160はクリーニングブレード151や、帯電ローラ
12、現像装置13、転写ローラ14等により、機械的
或いは電気的な作用で像担持体11の表面から徐々に除
去される。像担持体11の供給された潤滑剤が上記クリ
ーニングブレード等により、像担持体表面から単位時間
(例えば、像担持体11の1回転ごと)に除去される量
(以下「潤滑剤回収量」という)は、潤滑剤の種類や像
担持体11の回りのシステムの仕様に依って決定され
る。像担持体表面の摩擦係数を低下させる工程の時は、
上記潤滑剤回収量を上回る潤滑剤160が像担持体表面
に供給されるようにしなければならない。このように潤
滑剤供給量を設定することは、潤滑剤160とクリーニ
ングブラシ153の食い込み量やニップ幅の調整により
可能である。潤滑剤160が塗布供給されて、像担持体
11の表面上に次第に蓄積すると、像担持体表面の摩擦
係数は次第に低下するが、前述したように、クリーニン
グブレード152等と像担持体11との接触が、供給さ
れた潤滑剤を介して行われるようになると摩擦係数は下
限値に飽和する。このときの下限値は「潤滑剤に固有の
値」である。図2において曲線2−1は、潤滑剤の供給
により像担持体表面の摩擦係数が、上限値から次第に低
下し、下限値に飽和するまでの状態を示している。この
ときの時間:t1は「摩擦係数が上限値から低下して下
限値に飽和するまでの時間」である。
【0015】摩擦係数を上昇させる工程を実行するとき
は、潤滑剤160とクリーニングブラシ153を離隔さ
せることにより、潤滑剤160の像担持体表面への供給
を停止させる。すると、上記潤滑剤回収量に従い、潤滑
剤が像担持体表面から次第に失われていく。それに伴
い、像担持体表面の摩擦係数は次第に上昇し、像担持体
表面から潤滑剤が完全に払拭されると、摩擦係数は像担
持体表面自体の摩擦係数である上限値に飽和する。図2
において曲線2−2は、潤滑剤の供給停止により像担持
体表面の摩擦係数が下限値から次第に上昇し、上限値に
飽和するまでの状態を示している。このときの時間:t
2は、「摩擦係数が下限値から上昇して上限値に飽和す
るまでの時間」である。潤滑剤の供給と供給停止とを交
互に繰り返すことにより、像担持体の長寿命化と画像ぼ
けの有効な軽減・防止が可能になる。クリーニング装置
等による物理的な摺擦による像担持体表面の摩耗は一般
に、図3に示すように、像担持体表面の摩擦係数がある
値:μc以下であると、全く生じないが、摩擦係数が増
大するに従い略直線的に摩耗量が増大する。像担持体表
面への潤滑剤の供給を制御して、摩擦係数を増大する工
程と低下させる工程とを交互に繰り返すと、像担持体表
面の摩擦係数は図4に示すように周期的に変動する。こ
のような周期的変動において、摩擦係数は時間:t2で
下限値から上限値に至り、時間:t1で上限値から下限
値に至る。従って摩擦係数の周期は「t1+t2」であ
る。像担持体表面がクリーニングブレード等により削ら
れて「摩耗が始まるときの摩擦係数:μc」で図4の周
期曲線を切ると、像担持体表面の摩耗の生じるのは摩擦
係数の変化周期の1周期において、図4に時間:tで示
す時間領域である。
【0016】この時間:tの間に、像担持体表面に蓄積
した潤滑剤と前述の「低抵抗物質」が除去されるため、
画像ぼけが有効に防止される。また、像担持体表面の摩
耗が連続的に発生せず間欠的に行われるので摩耗量が有
効に軽減され、像担持体の長寿命化が促進される。摩擦
係数が下限値に飽和してもそのまま潤滑剤の供給を続け
ると、潤滑剤の供給過多に伴う画像ぼけが発生するの
で、摩擦係数を低下させる工程は「少なくとも摩擦係数
が上限値から減少して下限値で飽和するまでの時間(上
述の時間:t1)行い、かつ、画像ボケが発生しない範
囲の時間」とし、その後、摩擦係数を上昇させる工程に
切り替わり「少なくとも摩擦係数が上限値に飽和するま
での時間(上記時間:t2)」行う。ここで言う、画像
ボケの発生するまでの時間、摩擦係数が上限値に飽和す
るまでの時間は、前述のように、用いる感光体回りのシ
ステムの仕様に依存して異なるが、同一システムであれ
ばその時間にばらつきは少なく、装置本体の寿命までの
間、初期に設定した値で問題ない。
【0017】摩擦係数が上限値に飽和するまで上昇工程
を行うことで、低抵抗物質が取り去られずに像担持体表
面に残留することを有効に防止出来る。摩擦係数の上昇
工程・低下工程を行う時間を定めるに当たっては、画像
ボケの発生しやすい、高温・高湿環境化での条件設定が
望ましい。像担持体の長寿命化という観点からすると、
図4に例示したような摩擦係数の周期的な変化におい
て、像担持体表面の摩耗が生じない時間が「画像ぼけが
発生しない範囲内においてなるべく長」く、摩耗の発生
する時間:tは「画像ぼけが発生しない範囲内でなるべ
く短い」のが良い。時間:tを短縮するには、潤滑剤の
供給に伴う摩擦係数の低下の速さが大きい潤滑剤を用い
るのが良い。例えば、同一の供給条件で異種の潤滑剤を
供給した場合に、摩擦係数の低下が、図5の曲線5−
1,5−2のようであるとすれば、曲線5−2のような
供給特性を持つ潤滑剤の使用が好ましい。種々の潤滑剤
を調べた結果、像担持体への供給に伴う摩擦係数の低下
速度の大きいものとして、PTFEが極めて好適である
ことがわかった。
【0018】上述のように、この発明の画像形成装置で
は、感光体等の像担持体の表面の摩擦係数を上昇させる
工程と低下させる工程を交互に繰り返すことにより、像
担持体の寿命延長を行うとともに画像ぼけの発生を防止
するのであるが、画像形成装置を実際にユーザが使用す
る場合、必ず装置本体のダウンタイム(画像形成装置の
メインスイッチが切られていたり、スタンバイ中で画像
形成装置の必要最低限の機能のみが機能している状態)
が生じる。通常の装置本体動作中であれば、像担持体の
帯電に伴いNOx等が発生しても、画像形成装置内で行
われる強制対流や自然対流による空気の流れにより装置
本体外へ排出されるので、像担持体表面への低抵抗物質
の蓄積量はわずかであるが、摩擦係数を低下させる工程
途中(感光体が磨耗されていない時間)に画像形成装置
が停止してダウンタイムが生じた場合、それ以前に発生
して装置内に残留しているNOx等が像担持体表面に付
着する可能性が高くなる。従って、このようにダウンタ
イム中に像担持体に低抵抗物質が付着した状態から、画
像形成装置の稼動が再開され、ダウンタイム開始時に実
行中であった摩擦係数低下工程(感光体が全く磨耗され
ない状態)を再開すると、最初の数枚の記録媒体に画像
形成が行われる間、画像ぼけが発生しやすい状況とな
る。これを防止するため、説明中の実施の形態では、ダ
ウンタイムが一定時間以上続いた後は、「摩擦係数を上
昇させる工程」を実施しつつ画像形成動作が開始される
ようにする。ダウンタイムの検知は、装置本体のメイン
スイッチがオフの状態からオンの状態になったときに自
動的に一定時間以上のダウンタイムが発生したものとし
ても良いく、画像形成装置本体内にタイマを設け、実際
のダウンタイムの時間をカウントして、それが所定時間
以上であったときに摩擦係数を上昇させる工程が行われ
るようにしてもよい。ダウンタイム直後に行われる「摩
擦係数を上昇させる工程」の時間としては、通常の下限
値から上昇して上限値に飽和する時間をフルに行っても
良いが、ダウンタイム開始時までに行われていた「摩擦
係数を低下させる工程」の継続時間に等しい時間を行っ
ても良い。また、ダウンタイムが開始された時点におい
て「摩擦係数を上昇させる工程」が実行されていた場合
には、再開された画像形成プロセスでは、ダウンタイム
開始時に実行されていた摩擦係数を上昇させる工程をそ
のまま規定時間まで継続すればよい。上記した摩擦係数
を上昇させる工程と摩擦係数を低下させる工程の切り替
え、ダウンタイムが一定時間以上続いた後の画像形成プ
ロセス(ジョブ)を摩擦係数上昇工程で実行すること等
の制御は、図1(b)に示した制御部(マイクロコンピ
ュータ等)169により駆動部167を制御して行う。
【0019】上に実施の形態を説明した画像形成装置1
0は、像担持体11に静電潜像を形成し、該静電潜像を
現像してトナー画像を得、該トナー画像を記録媒体P上
に転写・定着して画像を得る画像形成装置において、像
担持体表面を低摩擦化させるための潤滑剤160と、潤
滑剤160を像担持体表面へ供給する潤滑剤供給手段1
53,163,165,167(および図示されない弾
性力手段)と、潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を制御
する制御手段169とを有し、像担持体表面の摩擦係数
を低下させる工程と、上昇させる工程とを、所定の時間
間隔で交互に繰り返すものである。(請求項1)像担持
体表面の摩擦係数を上昇させる工程は、少なくとも摩擦
係数が下限値から上昇して上限値に飽和するまでの時間
行われ(請求項2)、像担持体表面の摩擦係数を低下さ
せる工程は、少なくとも摩擦係数が上限値から低下して
下限値に飽和するまでの時間行われる(請求項3)。ま
た、像担持体表面の摩擦係数を低下させる工程は、潤滑
剤供給手段による潤滑剤160の像担持体表面への連続
供給により行い、摩擦係数を上昇させる工程は、潤滑剤
供給手段による像担持体表面への潤滑剤供給を停止する
ことにより行われ(請求項4)、画像形成装置本体にダ
ウンタイムが一定時間以上生じた場合、その直後のジョ
ブは、像担持体表面の摩擦係数を上昇させる工程からス
タートする(請求項5)。また、像担持体11の表面を
クリーニングするクリーニング装置15を有し、クリー
ニング装置がクリーニングブレード152を有し(請求
項7)、クリーニングブラシ153を有する(請求項
8)。そして、クリーニングブラシ153は潤滑剤供給
手段における潤滑剤供給部材を兼ね、潤滑剤供給手段
は、潤滑剤160をクリーニングブラシ153に対して
接離させる接離手段163,165,167(および図
示されない弾性力手段)を有する(請求項9)。潤滑剤
としてはPTFEを好適に使用できる(請求項10)。
【0020】
【実施例】上に説明したのと類似の画像形成装置におい
て、発明を具体的に実施した。画像形成装置の具体的な
仕様は以下の通りである。 像担持体:光導電性の感光体(アモルファスセレン感光
体) 像担持体の形態:円筒状(直径:90mm 回転線速:
180mm/sec) 帯電手段:コロナチャージャ(請求項6) 露光手段:レーザ光による光走査装置 現像装置:磁気ブラシ現像方式(反転現像) 転写:転写ローラによる静電転写 記録媒体:転写紙 クリーニング装置:クリーニングブレードとクリーニン
グブラシを有するもの 潤滑剤:PTFE(図1(b)に示す如き方法で像担持
体に塗布) 像担持体の摩擦係数を上昇させる工程を行う時間:A4
サイズの転写紙100枚分の画像形成が行われる時間 像担持体の摩擦係数を低下させる工程を行う時間:A4
サイズの転写紙100枚分の画像形成が行われる時間 前記一定のダウンタイム:3時間 A4サイズの転写紙:20000枚に画像形成を行った
時点で、像担持体である感光体の表面の摩耗量(削れ
量)は「潤滑剤を塗布しない場合の50%」に軽減さ
れ、像担持体の寿命を有効に延命できることが確認され
た。また、上記20000枚の画像形成において「画像
ぼけ」の発生は全く無かった。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な画像形成装置を実現できる。この発明の画像形
成装置は、潤滑剤の過剰塗布に起因する画像ぼけを有効
に防止しつつ、像担持体の寿命を有効に延命できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の1形態を説明するための図で
ある。
【図2】潤滑剤の供給および供給停止による像担持体表
面の摩擦係数の変化を説明するための図である。
【図3】像担持体表面の摩耗と摩擦係数の関係を説明す
るための図である。
【図4】像担持体表面の摩擦係数を上昇させる工程と低
下させる工程の繰り返しによる摩擦係数の変化を説明す
るための図である。
【図5】異種の潤滑剤による摩擦係数低下の違いを説明
するための図である。
【符号の説明】
11 像担持体としての光導電性の感光体 15 クリーニング装置 152 クリーニングブレード 153 クリーニングブラシ 160 潤滑剤 163 ホルダ 165 偏心カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 章代 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA39 DA40 ED27 2H034 AA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像
    を現像してトナー画像を得、該トナー画像を記録媒体上
    に転写・定着して画像を得る画像形成装置において、 像担持体表面を低摩擦化させるための潤滑剤と、 該潤滑剤を上記像担持体表面へ供給する潤滑剤供給手段
    と、 該潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を制御する制御手段
    とを有し、 像担持体表面の摩擦係数を低下させる工程と、上昇させ
    る工程とを、所定の時間間隔で交互に繰り返すことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 像担持体表面の摩擦係数を上昇させる工程は、少なくと
    も、摩擦係数が下限値から上昇して上限値に飽和するま
    での時間行われることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、 像担持体表面の摩擦係数を低下させる工程は、少なくと
    も、摩擦係数が上限値から低下して下限値に飽和するま
    での時間行われることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の画像形成
    装置において、 像担持体表面の摩擦係数を低下させる工程は、潤滑剤供
    給手段による潤滑剤の像担持体表面への連続供給により
    行い、上記摩擦係数を上昇させる工程は、潤滑剤供給手
    段による像担持体表面への潤滑剤供給を停止することに
    より行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の任意の1に記載の画像形成
    装置において、 画像形成装置本体にダウンタイムが一定時間以上生じた
    場合、その直後のジョブは、像担持体表面の摩擦係数を
    上昇させる工程からスタートすることを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の任意の1に記載の画像形成
    装置において、 像担持体表面がコロナ放電により均一帯電されることを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の任意の1に記載の画像形成
    装置において、 像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置を
    有し、該クリーニング装置がクリーニングブレードを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の任意の1に記載の画像形成
    装置において、 像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置を
    有し、該クリーニング装置がクリーニングブラシおよび
    /またはクリーニングローラを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の画像形成装置において、 クリーニングブラシおよび/またはクリーニングローラ
    が、潤滑剤供給手段における潤滑剤供給部材を兼ね、 潤滑剤供給手段が、潤滑剤をクリーニングブラシおよび
    /またはクリーニングローラに対して接離させる接離手
    段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9の任意の1に記載の画像形
    成装置において、 潤滑剤がPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
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