JP2000329925A - 光発散角制限装置および方法並びに投写型画像表示装置 - Google Patents

光発散角制限装置および方法並びに投写型画像表示装置

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JP2000329925A
JP2000329925A JP11136677A JP13667799A JP2000329925A JP 2000329925 A JP2000329925 A JP 2000329925A JP 11136677 A JP11136677 A JP 11136677A JP 13667799 A JP13667799 A JP 13667799A JP 2000329925 A JP2000329925 A JP 2000329925A
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color light
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Midori Kanetani
みどり 金谷
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    • H04N5/7441Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal the modulator being an array of liquid crystal cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の色光以外の不必要な色光が入射しない
ようにして、色純度の向上を図り、高品質な画像表示を
行う。 【解決手段】 光発散角制限装置として設けられた遮光
板23によって、所定の色光(例えば、R光)に対応付
けられた画素に、所定の色光とは異なる色光(例えば、
B光およびG光)が入射しないように、光源11の発光
特性を考慮して、複数の色光のうちの少なくとも1つの
色光に対して、発散角の制限を行い、所定の色光に対応
付けられた画素に、所定の色光以外の不必要な色光が入
射しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画素に入射
する光の発散角の制限を行う光発散角制限装置および方
法、並びに、複数の色光の各々に対応付けられた複数の
画素を有した投写型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光変調素子として液晶表示素
子(以下、液晶パネルという。)を用いて画像を表示す
る画像表示装置がある。このような画像表示装置におい
て、カラー表示を行うものには、液晶パネルを1枚用い
る単板方式と、赤(Red =R),緑(Green =G),青
(Blue=B)の3つの色光に対応した3枚の液晶パネル
を用いる3板方式とがある。これらの液晶パネルを用い
た画像表示装置では、例えば、光源から出射された光
が、液晶パネルによって空間的に変調されると共に、そ
の変調された光がスクリーン等に投射されることにより
画像が表示される。なお、画像の投射方式としては、ス
クリーン等の前面側より画像を投射する前面投射式(フ
ロント式)と、スクリーン等の背面側より画像を投射す
る背面投射式(リア式)とがある。また、液晶パネルの
種類としては、照射された光を透過する透過型のパネル
と照射された光を反射する反射型のパネルとがある。
【0003】ところで、上記した液晶パネルを用いた画
像表示装置において、単板方式のものには、例えば、
R,G,Bの3色のカラーフィルタ(CF)を用いた構
造のものがある。このカラーフィルタを用いた構造のも
のは、カラーフィルタによる光吸収が多いため、高輝度
化に難点があると共に、冷却の点でも不利である。そこ
で、このような問題を解決すべく、例えば特開平4−6
0538号公報あるいは「ASIA DISPLAY
’95,p887」には、3個の画素ごとに1個の集
光用マイクロレンズを対向配置し、このマイクロレンズ
の各々にそれぞれ異なる方向からR,G,Bの各色光を
入射させて集光し、その出射光をR,G,Bの各色光に
対応した画素にそれぞれ入射させるようにした構造の単
板方式の画像表示装置が開示されている。このような構
造の画像表示装置では、画素と画素との間の領域(画素
駆動用のスイッチング素子であるTFT(薄膜トランジ
スタ)が形成されたブラックマトリクス部分)に入射し
た光をも有効に利用することができ、実質的な開口率が
高くなるので、高輝度化が可能となるという特徴を有し
ている。この種の画像表示装置は、カラーフィルタの代
わりにマイクロレンズアレイを備えた単一の液晶パネル
を用いて構成されるので、単板CFレスマイクロレンズ
方式の投写型液晶表示装置と呼ばれることがある。
【0004】なお、単板CFレスマイクロレンズ方式の
投写型液晶表示装置では、液晶パネルに照射する光を発
する光源として、一般に、メタルハライドランプが使用
されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、単板
CFレスマイクロレンズ方式の投射型液晶表示装置で
は、3つの画素に対応して設けた各マイクロレンズにそ
れぞれ異なる方向からR,G,Bの各色光を入射させ、
このマイクロレンズによって集光した各色光をR,G,
B用の各画素にそれぞれ入射させることでカラー表示を
行うようにしているので、液晶パネルを照射する光の入
射発散角が大きいと、ある色光(例えばB光)がB用画
素のみならず隣接画素(この場合、R用画素またはG用
画素)に、いわゆる「漏れ光」として入射して混色が生
じる。この結果、表示画像の色純度が低下し、画品位を
著しく損なうおそれがある。このため、液晶パネルに入
射する光の入射発散角を必要に応じて制限する必要があ
る。
【0006】特に、液晶パネルに照射する光を発する光
源として一般に用いられているメタルハライドランプ
は、R色光の輝線スペクトルがG色光,B色光に比べて
少ないため、R用画素に入射するG色光,B色光の割合
が多くなり、R色の色純度が低下するという問題がある
が、この場合には、R用画素に入射するG色光,B色光
の入射発散角を制限する必要がある。この場合、入射発
散角を制限する方法としては、R色光以外のG色光,B
色光の入射発散角のみを制限する方法が考えられる。し
かしながら、従来の投射型液晶表示装置では、特定の色
光に対する光の入射発散角の制限を行うような構造にな
っておらず、全色光に対して共通して入射発散角の制限
を行うような構造となっているため、G色光,B色光の
入射発散角を制限するためには、R色光の入射発散角を
も制限する必要があり、R色光の光量が低減してしまう
という問題がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、所定の色光に対応付けられた
画素に、所定の色光以外の不必要な色光が入射しないよ
うにすることができる光発散角制限装置および方法を提
供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、所定の色光
に対応付けられた画素に、所定の色光以外の不必要な色
光が入射しないようにして、色純度の向上を図り、高品
質な画像表示を行うことができる投写型画像表示装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光発散角制
限装置は、複数の色光を含んだ光が入射すると共に、所
定の色光に対応付けられた画素に、所定の色光とは異な
る色光が入射しないように、複数の色光のうちの少なく
とも1つの色光に対して、発散角の制限を行う発散角制
限手段を備えたものである。
【0010】また、本発明による光発散角制限方法は、
複数の色光を含んだ光を入射すると共に、所定の色光に
対応付けられた画素に、所定の色光とは異なる色光が入
射しないように、複数の色光のうちの少なくとも1つの
色光に対して、発散角の制限を行うようにしたものであ
る。
【0011】更に、本発明による投写型画像表示装置
は、複数の色光を含んだ光を発する光源と、光源から発
せられた複数の色光を含んだ光が入射すると共に、所定
の色光に対応付けられた画素に、所定の色光とは異なる
色光が入射しないように、複数の色光のうちの少なくと
も1つの色光に対して、発散角の制限を行う発散角制限
手段と、複数の色光の各々に対応付けられた複数の画素
を配列して構成されると共に、複数の画素に入射する色
光に対して、表示される画像に応じて選択的に光変調を
行う光変調素子と、光変調素子によって光変調された各
色光を投射する投射手段とを備えたものである。
【0012】本発明による光発散角制限装置および方法
では、複数の色光を含んだ光が入射されると共に、所定
の色光に対応付けられた画素に、所定の色光とは異なる
色光が入射しないように、複数の色光のうちの少なくと
も1つの色光に対して、発散角の制限が行われる。
【0013】また、本発明による投写型画像表示装置で
は、発散角制限手段によって、所定の色光に対応付けら
れた画素に、所定の色光とは異なる色光が入射しないよ
うに、光源から発せられた光に含まれる複数の色光のう
ちの少なくとも1つの色光に対して発散角の制限が行わ
れる。また、光変調素子によって、複数の画素に入射し
た色光に対して、表示される画像に応じて選択的に光変
調が行われる。光変調素子によって光変調された各色光
は、投射手段によって投射される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態に係る投写
型画像表示装置の光学系の概略構成の一例を表すもの
で、装置を真上から見下ろした状態を示している。な
お、この図では、煩雑さを避けるために、主たる光線の
経路のみを描き、他を省略している。また、同図に示し
た各光学素子については、紙面内で光軸10と直交する
方向を水平方向、紙面と垂直な方向を垂直方向と呼び、
以下の説明でもこれらの定義に従うものとする。
【0016】この投写型画像表示装置は、カラーフィル
タを用いない単板方式の投写型液晶表示装置として構成
されたものであり、複数の色光を含んだ白色光を発する
光源11と、この光源11から発せられた白色光に含ま
れる紫外および赤外領域の光を除去するUV/IRカッ
トフィルタ12と、このUV/IRカットフィルタ12
を通過後発散する光をほぼ平行な光束に変換するコリメ
ータレンズ13と、このコリメータレンズ13を透過し
た光を拡散させて光の照度分布を均一化するための1対
のレンズアレイ21,22(第1レンズアレイ21,第
2レンズアレイ22)と、第2レンズアレイ22の光出
射側に配置され、第2レンズアレイ22から出射する光
の発散角の制限を行う遮光板23と、第2レンズアレイ
22を透過した光束をほぼ平行な光束に変換するコリメ
ータレンズ15とを備えている。
【0017】この投写型画像表示装置は、更に、コリメ
ータレンズ15の後方の光路上に順次設けられ、コリメ
ータレンズ15から出射された白色光束をB,R,Gの
各色光に色分解すると共にこれらの各色光を互いに異な
る角度で反射するダイクロイックミラー16B,16
R,16Gと、ダイクロイックミラー16B,16R,
16Gで色分解されたB,R,Gの各色光を所定の偏光
方向の直線偏光に変換する入射側偏光板17と、この入
射側偏光板17により直線偏光されたB,R,Gの3色
の色光を、表示する画像に応じて空間的に変調する液晶
パネル18と、液晶パネル18を透過した光をスクリー
ン20に投射し、表示すべき画像をスクリーン20に拡
大投影する投影レンズ19とを備えている。ここで、液
晶パネル18が、本発明における「光変調素子」の一具
体例に対応する。また、投影レンズ19が、本発明にお
ける「投射手段」の一具体例に対応する。
【0018】なお、図示しないが、入射側偏光板17の
光入射側には、位相差板が設けられている。この位相差
板は、ダイクロイックミラー16B,16R,16Gで
反射した光の所定の偏向成分(例えば、P偏向成分)
を、入射側偏光板17の偏向軸に合わせるように、例え
ば、45°位相回転させるものである。入射側偏光板1
7は、位相差板によって、位相変換させられた所定の偏
向成分のみを透過し、他の偏向成分(例えば、S偏向成
分)を遮光するようになっている。これにより、液晶パ
ネル18には、所定の偏向成分の光が入射する。また、
これも図示しないが、液晶パネル18の背面側には出射
側偏光板が配置されている。この出射側偏光板は、液晶
パネル18により空間的に変調された光のうち所定の方
向に偏光された光のみを透過させるものである。
【0019】光源11は、発光体11aと、回転対称な
凹面鏡11bとを含んで構成される。発光体11aとし
ては、例えば、メタルハライド系のランプが用いられ
る。凹面鏡11bとしてはできるだけ集光効率のよい形
状のものがよく、例えば回転楕円面鏡が用いられる。凹
面鏡11bを回転楕円面にした場合には、光源11から
出射された光は、UV/IRカットフィルタ12を透過
して、回転楕円面によって規定される楕円の第2焦点位
置に集光される。コリメータレンズ13は、光源11か
ら出射された光を、ほぼ平行な光束に変換し、第1レン
ズアレイ21に導くようになっている。
【0020】液晶パネル18は、カラーフィルタを用い
ない透過型のマイクロレンズ方式の液晶表示素子であ
り、入射した各色光に対して画像信号に応じた選択的な
変調を行うようになっている。この液晶パネル18は、
図1には示していないが、規則的に2次元配置された画
素電極が形成された画素基板と、この画素基板と対向す
るようにして配置された対向基板と、画素基板と対向基
板との間を満たすように配置された液晶層とを含んで構
成される。なお、液晶パネル18の詳細な構成について
は、後に図面を参照して説明する。
【0021】ダイクロイックミラー16B,16R,1
6Gは互いに微小角をなすように配置されており、コリ
メータレンズ15から出射した光軸10とほぼ平行な光
束を約90°の角度で選択的に反射してB,R,Gの3
色光に色分解し、それぞれを液晶パネル18に異なる角
度で入射させる機能を有している。図1の例では、ダイ
クロイックミラー16B,16R,16Gは、R光が液
晶パネル18に垂直に入射し、B光およびG光がR光に
対してそれぞれ〔+θ〕,〔−θ〕の角度をもって液晶
パネル18に入射するように配置されている。但し、液
晶パネル18に垂直入射する光がB光(またはG光)で
あり、垂直方向に対してそれぞれ〔+θ〕,〔−θ〕の
角度で入射する光がR光,G光(またはR光,B光)で
あるように配置してもよい。
【0022】第1レンズアレイ21は、複数のレンズ要
素を平面的に配列して構成されると共に、コリメータレ
ンズ13からのほぼ平行な単一光束を各レンズ要素によ
って複数の小光束に分割して集光するようになってい
る。第1レンズアレイ21の各レンズ要素は、一方の面
が平坦面、他方の面が所定の曲率の凸球面となってい
る。この各レンズ要素の形状は、液晶パネル18の有効
領域の形状とほぼ相似形となっている。この第1レンズ
アレイ21の各レンズ要素は、入射した光を集光し、第
2レンズアレイ22の各レンズ要素に1対1対応で導く
ように偏心した構成となっている。また、第1レンズア
レイ21は、その中心を光軸10が通り、かつ、各レン
ズ要素が液晶パネル18の有効領域と像共役もしくはそ
れに近い関係になるような位置に配置されている。
【0023】第2レンズアレイ22は、第1レンズアレ
イ21の各レンズ要素に対応して平面的に配列された複
数のレンズ要素を有している。第2レンズアレイ22の
各レンズ要素は、第1レンズアレイ21の対応するレン
ズ要素から入射された各小光束を互いに重ね合わせるよ
うにしてそれぞれ出射するようになっている。また、第
2レンズアレイ22は、その中心を光軸10が通り、か
つ、自分自身全体が液晶パネル18の各画素開口と像共
役もしくはそれに近い関係となるような位置に配置され
ている。第2レンズアレイ22の全体形状は液晶パネル
18の各画素(後述する図2の画素電極81B,81
R,81G)の開口形状とほぼ相似形に形成されてい
る。また、第2レンズアレイ22は、フィールドレンズ
の役目も果たしているので、必要に応じて偏心した構成
となっている。なお、ここでいうフィールドレンズと
は、例えば、第1レンズアレイ21の各レンズ要素の焦
点距離をf1とし、第2レンズアレイ22の各レンズ要
素の焦点距離をf2(=f1)としたときに、両レンズ
要素の合成焦点距離fがやはりf1となるような位置に
第2レンズアレイ22のレンズ要素を配置した場合にお
けるそのようなレンズ要素をいう。
【0024】遮光板23は、中央に光学的に透明な開口
(アパーチャ)23Aが設けられると共に、開口23A
以外に入射した光を遮光するようになっている。また、
後に図面を参照して説明するが、遮光板23には、入射
した光のうち、発散角の制限をすべき特定の色光(例え
ば、B色光およびG色光)のみを遮光するフィルタ30
(図3(B))またはフィルタ30B,30G(図3
(C))が、開口23Aを部分的に遮蔽するように設け
られている。ここで、遮光板23およびフィルタ30
(またはフィルタ30B,30G)が、本発明における
「発散角制限手段」の一具体例に対応する。また、遮光
板23が、本発明における「遮光手段」の一具体例に対
応する。
【0025】フィルタ30およびフィルタ30B,30
Gとしては、例えば、いわゆる吸収フィルタや干渉フィ
ルタが用いられる。吸収フィルタは、例えば、ガラス等
の透明基材に着色剤を混入させ、特定の波長域の光を吸
収するようにしたものである。また、干渉フィルタは、
薄膜による光の干渉を利用して、特定の波長域の光を透
過または反射するようにしたものである。この干渉フィ
ルタは、例えば、ガラス等の透明基材に誘電体を蒸着
し、誘電体による薄膜層を形成した構成となっている。
なお、フィルタ30およびフィルタ30B,30Gが各
色光に及ぼす作用については、後に図面を参照して説明
する。
【0026】図2は、図1における液晶パネル18の水
平方向の断面構造を拡大して表すものである。この図に
示したように、液晶パネル18は、画素電極が多数形成
された画素基板81と、対向電極およびマイクロレンズ
が形成された対向基板82と、画素基板81と対向基板
82とによって挟まれた液晶層83とを備えている。
【0027】画素基板81は、ガラス基板81aと、ガ
ラス基板81aの片面側(光入射側)に規則的に(周期
的に)配置されたB光,R光,G光用の画素電極81
B,81R,81G等と、これらの各画素電極に対して
画像信号に応じた電圧を印加するためのスイッチング素
子として機能するTFT(図示せず)等からなるブラッ
クマトリクス部81bとを含んで構成されている。上記
のTFTは例えばポリシリコンからなるゲート電極、ド
レイン電極およびソース電極(いずれも図示せず)を有
している。このうち、ゲート電極は、図の紙面内で左右
に走るアドレス配線(図示せず)に接続され、ソース電
極は図の紙面と垂直な方向に走るB,R,G用の各デー
タ配線(図示せず)に接続され、ドレイン電極は各画素
電極81B,81R,81Gに接続されている。そし
て、アドレス配線とデータ配線とによって選択された画
素電極にB,R,Gの画像信号電圧が選択的に印加され
ることによって、その画素電極と対向電極82dとの間
の液晶層83中の液晶分子配向が変化し、ここを通過す
る光の偏光方向を変化させるようになっている。ブラッ
クマトリクス部81bは、図示しないアルミニウム等の
金属膜で遮光され、光照射によってTFTが誤動作する
ことがないようになっている。
【0028】一方、対向基板82は、ガラス基板82a
と、ガラス基板82aの一面側(光出射側)に形成され
た集光用のマイクロレンズ82bからなるマイクロレン
ズアレイと、マイクロレンズ82bに密着して配置され
たカバーガラス82cと、カバーガラス82c上に形成
された対向電極82dとを備えている。対向電極82d
は、カバーガラス82cの全面あるいは必要な領域(す
なわち、少なくとも画素基板81の画素電極81B,8
1R,81Gと対向する領域)に形成された透明電極で
あり、一定の電位に固定されている。マイクロレンズ8
2bは、例えば基板をレンズ状にエッチングして透明樹
脂を埋め込む方法や選択的イオン拡散法による屈折率分
布型レンズとして形成されるが、その他の任意の方法で
形成されたものであってもよい。また、マイクロレンズ
82bは、通常は図の紙面と垂直方向に軸を有する蒲鉾
型レンズとして形成されるが、そのほか、一般の球面状
またはそれに近い曲面のレンズであってもよい。
【0029】マイクロレンズ82bは、画素基板81の
3つの画素電極81B,81R,81Gに対して1個ず
つ形成配置されており、異なる3方向からそれぞれ入射
発散角αB,αR,αGで入射したB,R,Gの光束をそ
れぞれ集光して液晶層83を経て画素電極81B,81
R,81Gにそれぞれ入射させるようになっている。こ
こで、例えば垂直入射するR光に着目すると、マイクロ
レンズ82bの焦点が画素電極81R上もしくはその近
傍に来るように設定するのが通常であるが、必要に応じ
てガラス基板81aの内部の深い所に焦点が来るように
設定してもよい。他の光(B光およびG光)についても
同様である。
【0030】なお、マイクロレンズ82bに入射する
B,R,Gの各色光の入射発散角αB,αR,αGは、遮
光板23(図1)によって、所定の発散角となるように
角度制限されている。
【0031】次に、上記のような構成の投写型画像表示
装置の動作および作用について説明する。なお、以下の
説明は、本実施の形態における光発散角制限方法の説明
を兼ねている。
【0032】まず、図1の光学系を参照して、投写型画
像表示装置全体の動作を説明する。図1に示したよう
に、光源11から出た白色光は、UV/IRカットフィ
ルタ12によって紫外および赤外域の光を除去されて一
旦収束したのち発散してコリメータレンズ13に入射す
る。コリメータレンズ13は入射してきた光を光軸10
にほぼ平行な単一光束に変換して出射する。この単一光
束は第1レンズアレイ21に入射し、ここで第1レンズ
アレイ21の各レンズ要素によって複数の小光束に分割
される。
【0033】第1レンズアレイ21の各レンズ要素によ
って分割された各小光束は、第2レンズアレイ22にお
ける対応するレンズ要素のほぼ中央に収束したのち、こ
こでわずかに進行方向を変えて拡散し、コリメータレン
ズ15に入射する。コリメータレンズ15は第2レンズ
アレイ21からの入射光束をほぼテレセントリックな光
束に変換する。なお、第2レンズアレイ22から出射さ
れる各色光は、遮光板23によって、所定の発散角とな
るように角度制限される。
【0034】コリメータレンズ15によってほぼテレセ
ントリックとなった光束は、ダイクロイックミラー16
B,16R,16Gに入射する。ダイクロイックミラー
16B,16R,16Gは、入射光束をB,R,Gの3
色光に色分解すると共に、各色光を互いに異なる角度方
向に反射する。ダイクロイックミラー16B,16R,
16Gで色分解され反射された各色光は入射側偏光板1
7に入射する。この入射側偏光板17は、入射した各色
光について、所定の偏光方向の直線偏光成分のみを透過
させる。入射側偏光板17を透過し完全な直線偏光とな
った各色光は、液晶パネル18の各マイクロレンズ82
bにそれぞれ異なる方向から入射する。液晶パネル18
は、B,R,Gの各色光をカラー画像信号に応じて強度
変調して出射する。
【0035】液晶パネル18から出射されたB,R,G
の各色光は、図示しない出射側偏光板を選択的に透過し
たのち、投影レンズ20によって投射されてスクリーン
19上に到達し、色合成される。このようにして、スク
リーン20上にカラー画像が投影表示される。
【0036】次に、図3〜図7を参照してフィルタ30
の作用についてより詳細に説明する。
【0037】まず、図4を参照して、液晶パネル18に
おいて発生するいわゆる「漏れ光」についての説明を行
う。上述したように、本実施の形態の投写型画像表示装
置では、ダイクロイックミラー16B,16R,16G
の作用によって、液晶パネル18に異なる方向からB,
R,Gの各色光が入射する。液晶パネル18では、異な
る方向から入射したB,R,Gの各色光がマイクロレン
ズ82bによって集光され、各色光に対応した画素電極
81B,81R,81Gに入射する。ここで、マイクロ
レンズ82bに入射するB,R,Gの各色光は、それぞ
れ入射発散角αB,αR,αGを有しているが、入射発散
角αB,αR,αGが必要以上に大きいと、ある色光(例
えばB光)がB用画素のみならず隣接画素(例えば、R
用画素またはG用画素)に漏れ光として入射してしま
う。図4では、G用画素(画素電極81G)に入射すべ
きG光の入射発散角αGが必要以上に大きいために、隣
接するR用画素(画素電極81R)に、漏れ光G1が入
射してしまった例を示している。このような漏れ光があ
ると、表示画像の色純度が低下し、画品位を著しく損な
うおそれがある。
【0038】ところで、図1に示した光学系において
は、マイクロレンズ82bに入射する入射発散角αB
αR,αGの大きさは、第2レンズアレイ22の光出射側
に配置された遮光板23の開口23Aによって規定され
る。
【0039】図3は、遮光板23の作用をその構成と共
に示した図である。同図において、左側には、遮光板2
3の構成を示し、右側には、遮光板23によって規定さ
れるB,R,Gの各色光の発散角αB,αR,αGを示し
ている。なお、同図で示した発散角αB,αR,αGは、
水平方向の発散角である。同図(A)は、遮光板23
を、従来用いられていたものと同様の構成としたもので
あり、この場合には、各色光の水平方向の発散角αB
αR,αGは、開口23Aの大きさによって規定され、全
て同一の角度(例えば、2.5°)となる。また、各色
光の垂直方向の発散角についても、開口23Aの大きさ
によって規定され、全て同一の角度(例えば、7.5
°)となる。
【0040】ここで、遮光板23が、図3(A)で示し
たような構成である場合には、上述の漏れ光を防ぐため
に、開口23Aの大きさを小さくし、入射発散角αB
αR,αGを制限すればよい。ところで、光源11とし
て、例えば、メタルハライドランプを用いた場合には、
R色光の輝線スペクトルがG色光,B色光に比べて少な
いため、実際に漏れ光として問題になるのは、R用画素
に入射するG色光,B色光である。従って、光源11と
してメタルハライドランプを用いた場合には、入射発散
角αB,αR,αGの制限は、G色光,B色光に対してだ
け行うことが望ましい。しかしながら、遮光板23を、
図3(A)で示したような構成にした場合には、B,
R,Gの全ての入射発散角αB,αR,αGが制限されて
しまうので、もともと光量の少ないR色光の光量が更に
少なくなってしまい、漏れ光の制限を行ったとしても、
純粋には色純度の向上にはつながらない。そこで、本実
施の形態では、このような光量の少ない所定の色光(こ
こではR色光)に対しては、入射発散角の制限を行わ
ず、他の色光に対してのみ入射発散角の制限を行う。
【0041】図3(B)は、遮光板23に、R色光以外
の他の色光(B色光およびG色光)を遮光するような光
学作用を有したフィルタ30を設けた例について示して
いる。ここで、フィルタ30の光学特性の一例を図5に
示す。なお、図5では、横軸が波長(nm)を表し、縦
軸が光の透過率(%)を表している。フィルタ30は、
遮光板23の開口23Aの両端に設けられ、開口23A
を部分的に覆うようになっている。開口23Aを覆う割
合は、制限すべき入射発散角の大きさに対応している。
このようなフィルタ30を設けることにより、光量の少
ないR色光に対する入射発散角αRの制限は行われず
に、他の色光に対する入射発散角αB,αGの制限が行わ
れ、色純度の向上が図られるように有効に漏れ光を防止
することができる。同図の例では、R色光の入射発散角
αRが2.5°であるのに対し、B色光およびG色光の
入射発散角αB,αGが、2.0°に制限されている。
【0042】図3(C)は、遮光板23の他の構成例に
ついて示している。図3(B)の例では、B色光および
G色光の入射発散角αB,αGをR用画素側のみならず、
隣接する他方の画素側についても制限するようにした
が、本来、制限すべきなのは、R用画素側のみで充分で
ある。そこで、図3(C)の例では、遮光板23に、R
色光とG色光を透過し、B色光を遮光するような光学作
用を有したフィルタ30Bと、R色光とB色光を透過
し、G色光を遮光するような光学作用を有したフィルタ
30Gとを設け、R用画素側に入射する色光の発散角の
みを制限するようにしている。ここで、フィルタ30B
の光学特性の一例を図6に示し、フィルタ30Gの光学
特性の一例を図7に示す。なお、図6および図7では、
横軸が波長(nm)を表し、縦軸が光の透過率(%)を
表している。
【0043】フィルタ30Bは、遮光すべきB色光が入
射するB用画素の配列に対応して、遮光板23の開口2
3Aの左端を覆うように設けられている。一方、フィル
タ30Gは、遮光すべきG色光が入射するG用画素の配
列に対応して、遮光板23の開口23Aの右端を覆うよ
うに設けられている。開口23Aを覆う割合は、制限す
べき入射発散角の大きさに対応している。このような2
つのフィルタ30Bおよびフィルタ30Gを設けること
により、B色光およびG色光に対してR用画素側の入射
発散角αB,αGのみを効率よく制限することが可能とな
る。同図の例では、R色光の入射発散角αRが2.5°
であるのに対し、B色光およびG色光の入射発散角
αB,αGが、2.25°に制限されている。
【0044】以上説明したように、本実施の形態の光発
散角制限装置(遮光板23およびフィルタ30,30
B,30G)によれば、所定の色光(例えば、R光)に
対応付けられた画素に、所定の色光とは異なる色光(例
えば、B光およびG光)が入射しないように、光源11
の発光特性を考慮して、複数の色光のうちの少なくとも
1つの色光に対して、発散角の制限を行うようにしたの
で、所定の色光に対応付けられた画素に、所定の色光以
外の不必要な色光が入射しないようにすることができ
る。また、本実施の形態の投写型画像表示装置によれ
ば、上記した光発散角制限装置を用いているので、所定
の色光に対応付けられた画素に、所定の色光以外の不必
要な色光が入射しないようにして、色純度の向上を図
り、高品質な画像表示を行うことができる。
【0045】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の
形態では、透過型の液晶パネルを用いた例について説明
したが、本発明は、反射型の液晶パネルを用いる場合に
も適用することが可能である。また、本発明は、液晶パ
ネルを用いた表示装置には限定されず、他の形態の表示
装置にも適用することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の光発散角制限装置または請求項
4に記載の光発散角制限方法によれば、所定の色光に対
応付けられた画素に、所定の色光とは異なる色光が入射
しないように、複数の色光のうちの少なくとも1つの色
光に対して、発散角の制限を行うようにしたので、所定
の色光に対応付けられた画素に、所定の色光以外の不必
要な色光が入射しないようにすることができるという効
果を奏する。
【0047】また、請求項5ないし7のいずれか1項に
記載の投写型画像表示装置によれば、光源から発せられ
た複数の色光を含んだ光が入射すると共に、所定の色光
に対応付けられた画素に、所定の色光とは異なる色光が
入射しないように、複数の色光のうちの少なくとも1つ
の色光に対して、発散角の制限を行い、複数の画素に入
射する色光に対して表示される画像に応じて選択的に光
変調を行うようにしたので、所定の色光に対応付けられ
た画素に、所定の色光以外の不必要な色光が入射しない
ようにして、色純度の向上を図り、高品質な画像表示を
行うことができるという効果を奏する。
【0048】特に、請求項2記載の光発散角制限装置ま
たは請求項6記載の投写型画像表示装置によれば、少な
くとも1つの色光に対して、所定の色光に対応付けられ
た画素側の発散角の制限を行うようにしたので、効率よ
く不必要な色光の発散角の制限を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る投射型画像表示装
置の光学系の概略構成を表す平面図である。
【図2】図1に示した投射型画像表示装置おける液晶パ
ネルの要部構成を表す断面図である。
【図3】図1に示した投射型画像表示装置おける遮光板
の構成および作用を説明するための説明図である。
【図4】図2に示した液晶パネルに入射する漏れ光につ
いて説明するための説明図である。
【図5】図3(B)に示したフィルタの光学特性の一例
を示す特性図である。
【図6】図3(C)に示した2つのフィルタのうちの一
方のフィルタの光学特性の一例を示す特性図である。
【図7】図3(C)に示した2つのフィルタのうちの他
方のフィルタの光学特性の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
11…光源、13,15…コリメータレンズ、16B,
16R,16G…ダイクロイックミラー、17…入射側
偏光板、18…液晶パネル、19…投影レンズ、21…
第1レンズアレイ、22…第2レンズアレイ、23…遮
光板、23A…開口、30,30B,30G…フィル
タ、αB,αR,αG…入射発散角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 33/12 G03B 33/12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色光の各々に対応付けられた複数
    の画素に入射する光の発散角の制限を行う光発散角制限
    装置であって、 複数の色光を含んだ光が入射すると共に、所定の色光に
    対応付けられた画素に、前記所定の色光とは異なる色光
    が入射しないように、前記複数の色光のうちの少なくと
    も1つの色光に対して、発散角の制限を行う発散角制限
    手段を備えたことを特徴とする光発散角制限装置。
  2. 【請求項2】 前記発散角制限手段は、前記少なくとも
    1つの色光に対して、前記所定の色光に対応付けられた
    画素側の発散角の制限を行うことを特徴とする請求項1
    記載の光発散角制限装置。
  3. 【請求項3】 前記発散角制限手段は、 光学的に透明な開口が設けられると共に、前記開口以外
    に入射した光を遮光する遮光手段と、 この遮光手段の開口に部分的に設けられると共に、入射
    した光のうち、発散角の制限をすべき特定の色光のみを
    遮光するフィルタとを有すること特徴とする請求項1記
    載の光発散角制限装置。
  4. 【請求項4】 複数の色光の各々に対応付けられた複数
    の画素に入射する光の発散角の制限を行う光発散角制限
    方法であって、 複数の色光を含んだ光を入射すると共に、所定の色光に
    対応付けられた画素に、前記所定の色光とは異なる色光
    が入射しないように、前記複数の色光のうちの少なくと
    も1つの色光に対して、発散角の制限を行うことを特徴
    とする光発散角制限方法。
  5. 【請求項5】 複数の色光の各々に対応付けられた複数
    の画素を有した投写型画像表示装置であって、 複数の色光を含んだ光を発する光源と、 前記光源から発せられた複数の色光を含んだ光が入射す
    ると共に、所定の色光に対応付けられた画素に、前記所
    定の色光とは異なる色光が入射しないように、前記複数
    の色光のうちの少なくとも1つの色光に対して、発散角
    の制限を行う発散角制限手段と、 前記複数の色光の各々に対応付けられた複数の画素を配
    列して構成されると共に、前記複数の画素に入射する色
    光に対して、表示される画像に応じて選択的に光変調を
    行う光変調素子と、 前記光変調素子によって光変調された各色光を投射する
    投射手段とを備えたことを特徴とする投写型画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記発散角制限手段は、前記少なくとも
    1つの色光に対して、前記所定の色光に対応付けられた
    画素側の発散角の制限を行うことを特徴とする請求項5
    記載の投写型画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記発散角制限手段は、 光学的に透明な開口が設けられると共に、前記開口以外
    に入射した光を遮光する遮光手段と、 この遮光手段の開口に部分的に設けられると共に、入射
    した光のうち、発散角の制限をすべき特定の色光のみを
    遮光するフィルタとを有することを特徴とする請求項5
    記載の投写型画像表示装置。
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