JP2005065064A - 電子撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子撮像素子を小型化しても従来と同様の解像力と画面サイズの撮像が可能な小型の電子撮像装置。
【解決手段】 入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子1と、少なくとも1つの物体の画像を2次元撮像素子1に向けて反射する反射面4、5とを備えており、2次元撮像素子1の入射側であって反射面4、5より物体側に、物体の像を結像する正のパワーの結像光学系30と、光束を制限する絞り2とを備えており、絞り2中心を通り2次元撮像素子1中心に至る光線を光軸3とするとき、反射面4、5は光軸3と交差しないように配置されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子1と、少なくとも1つの物体の画像を2次元撮像素子1に向けて反射する反射面4、5とを備えており、2次元撮像素子1の入射側であって反射面4、5より物体側に、物体の像を結像する正のパワーの結像光学系30と、光束を制限する絞り2とを備えており、絞り2中心を通り2次元撮像素子1中心に至る光線を光軸3とするとき、反射面4、5は光軸3と交差しないように配置されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、電子撮像装置に関し、特に、撮像素子を含めて小型化した電子撮像装置に関するものである。
従来、CCD等の電子撮像素子は、小型化、画素高密度化が進んでいる。画素高密度化については、近年、画素ピッチが2μmを切るようになっているが、画素ピッチが2μmを切ると、各画素の受光面にマイクロレンズを設けて集光するようにしても、1つの画素が受光可能なフォトン(光子)の数が少なくなり、熱によるノイズが相対的に多くなって画質が悪くなる問題がある。
したがって、仮に画素数を縦横1000×1000の電子撮像素子を構成する場合、画素ピッチが2μmであるとすると、2mm×2mmが電子撮像素子の小型化の限界と言うことになる。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、電子撮像素子を小型化しても従来と同様の解像力と画面サイズの撮像が可能な小型の電子撮像装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の電子撮像装置は、入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子と、少なくとも1つの物体の画像を前記2次元撮像素子に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とするものである。
この場合に、2次元撮像素子の入射側であって反射面より物体側に、物体の像を結像する正のパワーの結像光学系と、光束を制限する絞りとを備えており、絞り中心を通り2次元撮像素子中心に至る光線を光軸とするとき、反射面は光軸と交差しないように配置されていることが望ましい。
また、2次元撮像素子で撮像された画像にその入射方向に応じて、画像の回転、鏡像処理等の画像処理を施し、その画像処理後の各画像を1枚の画面に合成するようにすることが望ましい。
本発明においては、入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子と、少なくとも1つの物体の画像をその2次元撮像素子に向けて反射する反射面とを備えてなるものので、2次元撮像素子の受光素子数を増加させることで電子撮像素子を小型化しても、従来と同様の解像力と画面サイズの撮像が可能な小型の電子撮像装置が得られる。
以下に、まず、本発明の電子撮像装置の原理を説明する。
本発明の特徴は、第1に、入射方向により異なる光量分布(画像に限定されず、光束中の光量分布であってもよい。)が受光可能な2次元撮像素子を用いることであり、そのような特性の2次元撮像素子の入射側であって正面から外れた位置に少なくとも1つの反射面を配置することにより、2次元撮像素子の受光面の2倍以上の光量分布像を撮像することである。
この原理を図1、図2を参照にして説明する。図1は、1個の2次元撮像素子1の正面に絞り2を配置し、2次元撮像素子1中心と絞り(開口)2中心を結ぶ軸を光軸3として、この光軸3に沿って(後で説明するように、必ずしも平行である必要はない。)2次元撮像素子1の正面から外れた位置に1枚の平面反射面4を配置してある。
ここで、2次元撮像素子1として、入射方向により別々の画像又は光量分布が受光可能なものを用いるものとする。なお、このような2次元撮像素子1の構成例は後で説明する。
このような配置において、絞り(開口)2を略正面方向から通過した光束11は、直接2次元撮像素子1に入射し、その2次元撮像素子1に平行な断面内の光量分布像が2次元撮像素子1の撮像面で撮像される。
一方、絞り(開口)2を図の左斜め上方向から通過した光束12は平面反射面4に向かって入射し、平面反射面4で反射された後、光束11とは異なる入射方向から2次元撮像素子1に入射し、その2次元撮像素子1に平行な断面内の光量分布像が2次元撮像素子1の撮像面で撮像される。
ここで、平面反射面4で反射されて2次元撮像素子1に入射する光束12から見ると、光束12は、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4による像である仮想撮像面11 に直接入射する光束に相当する。
したがって、この配置のように、1つの2次元撮像素子1と少なくとも1面の反射面4を用いることにより、異なる2つの方向から入射する光束の光量分布像を同時に撮像できる。
図2は、図1を発展させて、2枚の平面反射面4、5を光軸3を挟んで光軸3に平行に対向配置した場合であり、1個の2次元撮像素子1の正面に絞り2を配置し、光軸3に沿って平行に2次元撮像素子1の正面から外れた位置に2枚の平面反射面4、5を配置しており、この場合は、絞り(開口)2を通って、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4、5による像である仮想撮像面11 、12 に入射する光束12、13と、略正面方向から通過した光束11との3方向からの光束の光量分布像を1つの2次元撮像素子1により同時に撮像することができる。
さらに、図2の紙面の前後に光軸3を挟んで光軸3に平行にさらに別の2枚の平面反射面を配置する。すると、上記の3方向からの光束に加えて、2次元撮像素子1の撮像面のこの別の2枚の平面反射面による像である2つの仮想撮像面に入射する2方向からの光束が加わる。さらに、平面反射面4、5の何れかとこの別の2枚の平面反射面の何れかとの間で2回反射してできる2次元撮像素子1の撮像面の像である4つの仮想撮像面に入射する4方向からの光束が加わり、合計9方向からの光束が1つの2次元撮像素子1に入射し、これら9方向からの光束の光量分布像を1つの2次元撮像素子1により同時に撮像することができる。
光軸3に沿って2次元撮像素子1の正面から外れた位置に配置する平面反射面の枚数としては、上記の1〜2枚、4枚に限定されず、3枚あるいは5枚以上でもよい。
ところで、以上の原理を用いた具体的な電子撮像装置の構成例を説明する前に、入射方向により別々の画像又は光量分布が受光可能な2次元撮像素子1の構成例を説明する。
図3にその構成例の1つの断面図(a)と正面図(b)を示す。この2次元撮像素子1は、基板20上に縦横に規則的に略同じ大きさで碁盤の目状に配置された受光素子群21と、その前方に距離を置いて配置された開口板22とからなる。受光素子群21はこの例の場合、隣接する縦横3×3=9個の受光素子からなる単位受光素子群210 の縦横に規則的な集合からなる。そして、1個の単位受光素子群210 は中心の受光素子2100とその周りに配置された受光素子21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+とから構成されている(図3(b))。
また、開口板22には、受光素子群21の各単位受光素子群210 の中心の受光素子2100の位置に整列して1つの受光素子と略同じ寸法形状の開口23が設けられている。
このような構成であるので、開口板22の各開口23を略垂直に通過した光束2400は、対応する単位受光素子群210 の中心の受光素子2100に入射する。そのため、単位受光素子群210 の受光素子2100のみ選択して画素とする撮像面では、2次元撮像素子1の正面方向から入射する光束2400の各受光素子2100位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、開口板22の各開口23を図3(a)の左斜め上方から通過した光束24-0は、対応する単位受光素子群210 の右側の受光素子21-0に入射する。そのため、単位受光素子群210 の受光素子21-0のみ選択して画素とする撮像面では、2次元撮像素子1の左斜め上方から入射する光束24-0の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
同様に、開口板22の各開口23を図3(a)の右斜め上方から通過した光束24+0は、対応する単位受光素子群210 の左側の受光素子21+0に入射する。そのため、単位受光素子群210 の受光素子21+0のみ選択して画素とする撮像面では、2次元撮像素子1の右斜め上方から入射する光束24+0の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
同様に、単位受光素子群210 の受光素子21++のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側右斜め下方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、単位受光素子群210 の受光素子21+-のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側右斜め上方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、単位受光素子群210 の受光素子210-のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側上方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、単位受光素子群210 の受光素子21--のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側左斜め上方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、単位受光素子群210 の受光素子21-+のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側左斜め下方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
また、単位受光素子群210 の受光素子210+のみ選択して画素とする撮像面では、図3(b)の紙面の手前側下方から各開口23に向かって進みその開口23を通過した光束の各開口23位置でサンプリングした光量分布像が得られる。
このように、図3の構成の2次元撮像素子1においては、正面方向を含みその周りの8方向(合計9方向)から入射する別々の画像又は光量分布を撮像することができる。そのためには、上記のように、縦方向、横方向共に3個目毎の受光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+(各単位受光素子群210 の対応する位置の受光素子)の何れか1つのみを選択して1画面を構成する画素とし、それらの受光素子から得られた信号により1つの撮像画面を構成するようにすればよい。
ところで、図3の例では、光束が通過する開口23の面積は、単位受光素子群210 の略9分の1しかなく、そのため、受光面に入射する光束の光量の約9分の1しか利用できず、残りの光量は開口板22で遮られてしまう。この問題を解決するには、図4の構成例のように、開口板22の代わりに、各単位受光素子群210 に整列してその単位受光素子群210 と略同じ寸法形状の凸レンズ26が縦横に規則的に配置されたマイクロレンズアレイ25を配置し、各凸レンズ26の後側焦点位置が対応する単位受光素子群210 の中心の受光素子2100の略中心に一致するように配置する。
このように配置すると、各方向から1つの単位受光素子群210 に向けて入射する光束は、凸レンズ26の略全面、すなわち、単位受光素子群210 の略全面に入射したものが、対応する受光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+の何れか1つに集光されて入射することになるため、受光面に入射する光束の略全ての光量が撮像に利用でき、図3の場合に比較して感度がより高く撮像することができる。
なお、図4の構成の2次元撮像素子1において、正面方向を含みその周りの8方向(合計9方向)から入射する別々の画像又は光量分布を撮像することができるのは、図3の場合と同じであり、その動作の説明は図3の場合と同じである。
次に、本発明による具体的な電子撮像装置の1実施例を、図5の縦断面図、図6の全体の概略透視斜視図を参照にして説明する。この電子撮像装置は、例えば図4のような構成の9つの異なる方向から入射する光束の光量分布像を同時に撮像できる2次元撮像素子1の正面に絞り2を配置し、その場合の光軸3を中心軸として2次元撮像素子1の長方形の撮像面と同じ長方形の断面形状を持つ直方体10を、2次元撮像素子1の前方にその断面形状が2次元撮像素子1の撮像面に一致しかつ密着するように配置し、また、絞り2の前方に光軸3と同軸に結像光学系30を配置し、結像光学系30の結像面を2次元撮像素子1の撮像面に一致させる。直方体10の光軸3に平行な面4〜7を平面反射面とし、直方体10の絞り2側の面、2次元撮像素子1側の面を透過面とする。平面反射面4と5は平行で相互に対向しており、また、平面反射面6と7は平行で相互に対向しており、平面反射面4、5に垂直に配置されている。
図5の縦断面図で見た場合、光軸3を挟んだ垂直方向の中心画角ω00の範囲の物体光は、2次元撮像素子1の撮像面に略正面から入射してその範囲の物体の倒立像を結像する。また、中心画角ω00より上側の上側画角ω0+の範囲の物体光は、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4による像である仮想撮像面10+に向かって入射し、平面反射面4で反射されて2次元撮像素子1の撮像面に左斜め下方から入射してその範囲の物体の正立鏡像を結像する。さらに、中心画角ω00より下側の下側画角ω0-の範囲の物体光は、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面5による像である仮想撮像面10-に向かって入射し、平面反射面5で反射されて2次元撮像素子1の撮像面に左斜め上方から入射してその範囲の物体の正立鏡像を結像する。
水平方向についても同様の結像をする。ただし、中心画角ω00の左右の画角の範囲の物体光がそれぞれ平面反射面7、6で反射されて2次元撮像素子1の撮像面に右斜め方向、左斜め方向から入射して結像する像は倒立鏡像である。また、物体面の対角方向から入射して、相互に直交する平面反射面4と6、4と7、5と6、5と7を順に2回反射(直角二面鏡による反射)して2次元撮像素子1の撮像面に達する結像もある。これらの像は、正立正像となる。
図6にその結像の様子を示してある。物体面Oを縦横に9等分し、その中心物体面をO00、右上物体面をO++、右側物体面をO+0、右下物体面をO+-、下側物体面をO0-、左下物体面をO--、左側物体面をO-0、左上物体面をO-+、上側物体面をO0+とし、また、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4による像の仮想撮像面を10+、平面反射面5による像の仮想撮像面を10-、平面反射面6による像の仮想撮像面を1+0、平面反射面7による像の仮想撮像面を1-0、平面反射面4と6による像の仮想撮像面を1++、平面反射面4と7による像の仮想撮像面を1-+、平面反射面5と6による像の仮想撮像面を1+-、平面反射面5と7による像の仮想撮像面を1--とする。また、2次元撮像素子1の撮像面自体を100とする。
このように定義した場合、中心物体面O00の像は撮像面100に結像され、右上物体面O++の像は仮想撮像面1++に結像され、右側物体面O+0の像は仮想撮像面1+0に結像され、右下物体面O+-の像は仮想撮像面1+-に結像され、下側物体面O0-の像は仮想撮像面10-に結像され、左下物体面O--の像は仮想撮像面1--に結像され、左側物体面O-0の像は仮想撮像面1-0に結像され、左上物体面O-+の像は仮想撮像面1-+に結像され、上側物体面O0+の像は仮想撮像面10+に結像され、何れも倒立像となるが、前記のように、撮像面100に直接結像される像以外は、平面反射面4〜7で1回あるいは2回反射されるため、2次元撮像素子1の撮像面に実際に結像される像は、図示のように、正立鏡像であったり、倒立鏡像であったり、正立正像となる。なお、図6の各仮想撮像面1++、1+0、1+-、10-、1--、1-0、1-+、10+上に結像するかのように描かれている像は、実際の結像状態を表現しているのではなく(前記のように、本来は何れも倒立像となる。)、2次元撮像素子1の撮像面に実際に結像される像を表現している。
図5、図6の配置において、異なる9方向から入射する画像を別々に同時に撮像できる2次元撮像素子1として図4の2次元撮像素子1を用いるものとし、この場合に、1個の2次元撮像素子1が各々の画像を別々に撮像できる撮像面を9個有すると見ることができるので、その2次元撮像素子1の受光面における受光素子群21を構成する各受光素子2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+で構成される各々の撮像面で撮影される物体面O00、O++、O+0、O+-、O0-、O--、O-0、O-+、O0+と、撮影される各物体面の像の状態(正立、倒立、正像、鏡像)の区別と、各撮像面で撮像された画像に2次元撮像素子1に接続される画像処理回路で加えるべき画像処理の種類と、その画像処理後の各画像を合成して1枚の画面にするのにその画面上での各画像の配置すべき位置とを整理して以下の表に示す。
受光素子 撮影される物体面 像の状態 画像処理 画面上での配置位置
2100 O00 倒立正像 無 中心
21++ O++ 正立正像 180°回転 左斜め下
21+0 O+0 倒立鏡像 左右鏡像 左側
21+- O+- 正立正像 180°回転 左斜め上
210- O0- 正立鏡像 上下鏡像 上側
21-- O-- 正立正像 180°回転 右斜め上
21-0 O-0 倒立鏡像 左右鏡像 右側
21-+ O-+ 正立正像 180°回転 右斜め下
210+ O0+ 正立鏡像 上下鏡像 下側
。
受光素子 撮影される物体面 像の状態 画像処理 画面上での配置位置
2100 O00 倒立正像 無 中心
21++ O++ 正立正像 180°回転 左斜め下
21+0 O+0 倒立鏡像 左右鏡像 左側
21+- O+- 正立正像 180°回転 左斜め上
210- O0- 正立鏡像 上下鏡像 上側
21-- O-- 正立正像 180°回転 右斜め上
21-0 O-0 倒立鏡像 左右鏡像 右側
21-+ O-+ 正立正像 180°回転 右斜め下
210+ O0+ 正立鏡像 上下鏡像 下側
。
このような画像処理と部分画面の合成処理により、小型の2次元撮像素子1を用いても大画面の画像を撮像できるようになる。
ところで、本発明の電子撮像装置において、絞り2と上記のような2次元撮像素子1の間に配置する平面反射面4〜7としては、図5〜図6のように光軸3に平行である必要はなく、図7に示すような光軸3を中心軸とする裁頭四角錐10’の側面を平面反射面4〜7としてもよい。その場合も、裁頭四角錐10’の底面は、2次元撮像素子1の長方形の撮像面と同じ長方形であって、その底面が2次元撮像素子1の撮像面に一致しかつ密着するように配置される。したがって、この場合は、平面反射面4、5は平面反射面6、7に垂直に配置されるが、相互に対向する平面反射面4と5、6と7は平行ではなく、光軸に対して対称に配置される。
ただし、このような光軸3に非平行な平面反射面4〜7を2次元撮像素子1の前方に配置する場合には、2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4、5等による像である仮想撮像面10+、10-等は、2次元撮像素子1の撮像面100とは同一面にならず、絞り2の中心を中心とする球面上に接して位置することになるので、用いる結像光学系30としては、その像面がその球面に略一致する特性のものを用いることが望ましい。
なお、図5〜図7においては、2次元撮像素子1の前方に光軸3に沿って配置される平面反射面は4面としたが、対向する2面の平面反射面を配置し、仮想撮像面ができる方向が1方向になるようにしてもよく、あるいは、断面が正三角形になる3面の平面反射面を光軸3の周囲に配置するようにしてもよい。
さらに、これの平面反射面はガラス、プラスチック等の透明媒質からなる直方体等の側面に設けるようにしてもよい。このようにすると、平面反射面間の位置、角度関係が安定すると共に、ミラー素子(直方体10、裁頭四角錐10’等)の作製が容易になる。
次に、本発明の電子撮像装置に用いる撮像光学系の具体例を以下に実施例1〜3として説明する。実施例1〜3の撮像光学系の光路を示す垂直断面図をそれぞれ図8〜図10に示す。それぞれの実施例は、結像光学系30の焦点距離を1mmに規格化している。また、何れの実施例も絞り3の像側に配置する平面反射面を直方体10の光軸3に平行な側面に配置している(図6参照)。
実施例1は、図8に垂直断面図を示すように、物体側に凸の負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2と両凸正レンズL3とからなる結像光学系30の像側に、光軸に垂直な水平方向長さ0.448mm、垂直方向長さ0.336mm、光軸方向の長さ1.492mmの直方体10を両凸正レンズL3の像側の面に光軸上で密着して配置しており、直方体10の入射側の平面に絞り2を配置し、直方体10の光軸に平行な側面4面を平面反射面4〜7としている。そして、直方体10の射出側の平面に、撮像面の大きさが水平方向0.448mm、垂直方向0.336mmの2次元撮像素子1が密着して配置されている。2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4〜7による像領域を設計撮像面Iとし、その水平方向、垂直方向の大きさは1.343mm×1.007mmである。なお、結像光学系30の負メニスカスレンズL1の物体側の面、物体側の両凸正レンズL2の物体側の面に非球面を用いている。
実施例2は、図9に垂直断面図を示すように、平凹負レンズL1と両凸正レンズL2と物体側に凸の負メニスカスレンズL3と両凸正レンズL4からなる接合レンズとからなる結像光学系30の像側に、平行平板Pを配置し、その像側に光軸に垂直な水平方向長さ0.570mm、垂直方向長さ0.496mm、光軸方向の長さ2.096mmの直方体10を配置しており、平行平板Pの像側の平面に絞り2を配置し、直方体10の光軸に平行な側面4面を平面反射面4〜7としている。そして、直方体10の射出側の平面に、撮像面の大きさが水平方向0.570mm、垂直方向0.496mmの2次元撮像素子1が密着して配置されている。2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4〜7による像領域を設計撮像面Iとし、その水平方向、垂直方向の大きさは1.710mm×1.488mmである。
実施例3は、図10に垂直断面図を示すように、平凹負レンズL1と平行平板Pと両凸正レンズL2と物体側に凸の負メニスカスレンズL3と両凸正レンズL4からなる接合レンズとからなる結像光学系30の像側に、光軸に垂直な水平方向長さ0.570mm、垂直方向長さ0.496mm、光軸方向の長さ2.36mmの直方体10を配置しており、直方体10の入射側の平面に絞り2を配置し、直方体10の光軸に平行な側面4面を平面反射面4〜7としている。そして、直方体10の射出側の平面に、撮像面の大きさが水平方向0.570mm、垂直方向0.496mmの2次元撮像素子1が密着して配置されている。2次元撮像素子1の撮像面の平面反射面4〜7による像領域を設計撮像面Iとし、その水平方向、垂直方向の大きさは1.710mm×1.488mmである。
以下に、上記各実施例の数値データを示すが、記号は上記の外、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 }1/2 ]
+A4y4 +A6y6 +A8y8 + A10y10
ただし、rは光軸上の曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6、A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。なお、物体面をr0 、物体面から第1面までの物体距離をd0 としている。
+A4y4 +A6y6 +A8y8 + A10y10
ただし、rは光軸上の曲率半径、Kは円錐係数、A4、A6、A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。なお、物体面をr0 、物体面から第1面までの物体距離をd0 としている。
実施例1
焦点距離 1.000
Fナンバー 2.344
半画角 水平面 33.87 °×垂直面26.72 °
r0 = ∞(物体面) d0 = ∞
r1 = 3.436 (非球面) d1 = 0.16 nd1 =1.6204 νd1 =60.3
r2 = 0.925 d2 = 0.54
r3 = 1.463 (非球面) d3 = 0.47 nd2 =1.7200 νd2 =42.0
r4 = -3.981 d4 = 0.58
r5 = 5.628 d5 = 0.19 nd3 =1.7440 νd3 =44.8
r6 = -1.372 d6 = 0.00
r7 = ∞(絞り) d7 = 0.00
r8 = ∞ d8 = 1.49 nd4 =1.5163 νd4 =64.1
r9 = ∞(像面)
非球面係数
第1面
K = 0
A4 = 2.5217 ×10-1
A6 =-2.1920 ×10-1
A8 = 7.3838 ×10-2
A10= 0
第3面
K = 0.0000
A4 =-4.7169 ×10-1
A6 = 6.5741 ×10-1
A8 =-3.8101 ×10-1
A10= 0 。
実施例2
焦点距離 1.000
Fナンバー 6.796
半画角 水平面 55.00 °×垂直面40.01 °
r0 = ∞(物体面) d0 = 7.46 r1 = ∞ d1 = 0.29 nd1 =1.8830 νd1 =40.7
r2 = 1.03 d2 = 1.48
r3 = 2.77 d3 = 0.62 nd2 =1.7725 νd2 =49.6
r4 = -3.77 d4 = 0.06
r5 = 2.96 d5 = 0.17 nd3 =1.8467 νd3 =23.8
r6 = 1.47 d6 = 0.81 nd4 =1.6968 νd4 =55.5
r7 = -4.37 d7 = 0.18
r8 = ∞ d8 = 0.39 nd5 =1.5229 νd5 =59.9
r9 = ∞ d9 = 0.00
r10= ∞(絞り) d10= 0.10
r11= ∞ d11= 2.10 nd6 =1.5163 νd6 =64.1
r12= ∞(像面) 。
実施例3
焦点距離 1.000
Fナンバー 6.796
半画角 水平面 55.00 °×垂直面40.01 °
r0 = ∞(物体面) d0 = 7.47
r1 = ∞ d1 = 0.29 nd1 =1.8830 νd1 =40.7
r2 = 0.97 d2 = 1.05
r3 = ∞ d3 = 0.39 nd2 =1.5229 νd2 =59.9
r4 = ∞ d4 = 0.06
r5 = 2.77 d5 = 0.62 nd3 =1.7725 νd3 =49.6
r6 = -3.37 d6 = 0.06
r7 = 3.43 d7 = 0.17 nd4 =1.8467 νd4 =23.8
r8 = 1.60 d8 = 0.81 nd5 =1.6968 νd5 =55.5
r9 = -3.51 d9 = 0.39
r10= ∞(絞り) d10= 0.00
r11= ∞ d11= 2.36 nd6 =1.5163 νd6 =64.1
r12= ∞(像面) 。
以上の本発明の電子撮像装置は、例えば次のように構成することができる。
〔1〕 入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子と、少なくとも1つの物体の画像を前記2次元撮像素子に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする電子撮像装置。
〔2〕 前記2次元撮像素子は、撮像可能な画像の数に対応する受光素子のアレイに対応して配置される開口を同一面にアレイ状に有する開口板を受光素子群の入射側所定位置に配置されてなるものであることを特徴とする上記1記載の電子撮像装置。
〔3〕 前記2次元撮像素子は、撮像可能な画像の数に対応する受光素子のアレイに対応して配置される凸レンズを同一面にアレイ状に有するマイクロレンズアレイを受光素子群の入射側所定位置に配置されてなるものであることを特徴とする上記1記載の電子撮像装置。
〔4〕 前記2次元撮像素子の入射側であって前記反射面より物体側に、物体の像を結像する正のパワーの結像光学系と、光束を制限する絞りとを備えており、前記絞り中心を通り前記2次元撮像素子中心に至る光線を光軸とするとき、前記反射面は光軸と交差しないように配置されていることを特徴とする上記1から3の何れか1項記載の電子撮像装置。
〔5〕 前記反射面は対向した2面の反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の電子撮像装置。
〔6〕 前記反射面は対向した2面を2組有する反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の電子撮像装置。
〔7〕 前記反射面は四角柱の側面に設けられていることを特徴とする上記6記載の電子撮像装置。
〔8〕 前記反射面は裁頭四角錐の側面に設けられていることを特徴とする上記6記載の電子撮像装置。
〔9〕 前記反射面は断面正三角形状の3面の反射面より構成されていることを特徴とする上記1から4の何れか1項記載の電子撮像装置。
〔10〕 前記反射面は透明媒質の側面に設けられていることを特徴とする上記5から9の何れか1項記載の電子撮像装置。
〔11〕 前記2次元撮像素子で撮像された画像にその入射方向に応じて、画像の回転、鏡像処理等の画像処理を施し、その画像処理後の各画像を1枚の画面に合成するようにしたことを特徴とする上記1から10の何れか1項記載の電子撮像装置。
1…2次元撮像素子
11 、12 …仮想撮像面
10+、10-、1+0、1-0、1++、1-+、1+-、1--…仮想撮像面
100…2次元撮像素子の撮像面
2…絞り
3…光軸
4、5、6、7…平面反射面
10…直方体
10’…裁頭四角錐
11、12、13…入射光束
20…基板
21…受光素子群
210 …単位受光素子群
2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+…受光素子
22…開口板
23…開口
2400、24-0、24+0…入射光束
25…マイクロレンズアレイ
26…凸レンズ
30…結像光学系
ω00…中心画角
ω0+…上側画角
ω0-…下側画角
O…物体面
O00…中心物体面
O++…右上物体面
O+0…右側物体面
O+-…右下物体面
O0-…下側物体面
O--…左下物体面
O-0…左側物体面
O-+…左上物体面
O0+…上側物体面
L1…第1レンズ
L2…第2レンズ
L3…第3レンズ
L4…第4レンズ
I…設計撮像面
P…平行平板
11 、12 …仮想撮像面
10+、10-、1+0、1-0、1++、1-+、1+-、1--…仮想撮像面
100…2次元撮像素子の撮像面
2…絞り
3…光軸
4、5、6、7…平面反射面
10…直方体
10’…裁頭四角錐
11、12、13…入射光束
20…基板
21…受光素子群
210 …単位受光素子群
2100、21++、21+0、21+-、210-、21--、21-0、21-+、210+…受光素子
22…開口板
23…開口
2400、24-0、24+0…入射光束
25…マイクロレンズアレイ
26…凸レンズ
30…結像光学系
ω00…中心画角
ω0+…上側画角
ω0-…下側画角
O…物体面
O00…中心物体面
O++…右上物体面
O+0…右側物体面
O+-…右下物体面
O0-…下側物体面
O--…左下物体面
O-0…左側物体面
O-+…左上物体面
O0+…上側物体面
L1…第1レンズ
L2…第2レンズ
L3…第3レンズ
L4…第4レンズ
I…設計撮像面
P…平行平板
Claims (3)
- 入射方向により異なる画像が撮像可能な2次元撮像素子と、少なくとも1つの物体の画像を前記2次元撮像素子に向けて反射する反射面とを備えてなることを特徴とする電子撮像装置。
- 前記2次元撮像素子の入射側であって前記反射面より物体側に、物体の像を結像する正のパワーの結像光学系と、光束を制限する絞りとを備えており、前記絞り中心を通り前記2次元撮像素子中心に至る光線を光軸とするとき、前記反射面は光軸と交差しないように配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子撮像装置。
- 前記2次元撮像素子で撮像された画像にその入射方向に応じて、画像の回転、鏡像処理等の画像処理を施し、その画像処理後の各画像を1枚の画面に合成するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子撮像装置。
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2003
- 2003-08-19 JP JP2003294882A patent/JP2005065064A/ja not_active Withdrawn
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2004
- 2004-08-12 US US10/916,418 patent/US20050041135A1/en not_active Abandoned
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