JP2014240993A - 光学系および撮像システム - Google Patents

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【課題】新規な光学系と、これを用いる新規な撮像システムを提供する。【解決手段】光学系は、中心から外にむかって単位画角あたりの倍率が増加する中心部と、該中心部の外側にあり、前記中心部から外に向っての単位画角あたりの倍率の増加率が減少する周縁部と、を有することを特徴とする。【選択図】図8

Description

この発明は、光学系および撮像システムに関する。
全天球を「一度に撮像」する撮像システムとして、広角レンズを複数使用したものが知られている。この種の撮像システムに用いられる広角レンズは、通常の平面撮像用の撮像レンズと異なり「レンズ中心とレンズ周辺部で倍率比が異なる」ことが多い。
従来から知られた広角レンズを用いて、小型で「全天球に亘って画質が均一」である撮像システムを構築する場合には、広角レンズの「レンズ中心に比して結像性能が落ちやすいレンズ周縁部での画質劣化」を補うため、周縁部での結像倍率を「レンズ中心に比べ高く」する必要がある。
一般に、レンズ中心に比べレンズ周辺の倍率が大きいレンズ系、即ち、単位画角あたりの倍率が単調増加するレンズ系の方が「レンズ系全長としては短い」ことが知られているが、レンズ系を構成するレンズの肉厚が薄くなるため、レンズの加工性が悪くなる。
レンズの加工性を考慮したレンズでは、上記とは逆に「レンズ中心に比してレンズ周縁部での倍率が低く」なりやすく、周縁部での結像倍率を「レンズ中心に比べ高く」しようとすると、レンズ系全長が長くなり易い。
広角レンズとしての「魚眼レンズ」の投射方式を「立体投射方式」に近づけることにより、画像周辺での倍率を高めることが特許文献1に開示されている。
この発明は、新規な光学系と、これを用いる新規な撮像システムの提供を課題とする。
この発明の光学系は、中心から外にむかって単位画角あたりの倍率が増加する中心部と、該中心部の外側にあり、前記中心部から外に向って単位画角あたりの倍率の増加率が減少する周縁部と、を有することを特徴とする。
上記のように、この発明によれば新規な光学系を提供できる。
全天球型の撮像システムにおいて、2つの撮像光学系を組み合わせた1例を示す図である。 結像光学系である広角レンズの1実施例の球面収差図である。 広角レンズの実施例の像面湾曲図である。 広角レンズの実施例のコマ収差図である。 広角レンズの実施例のMTF特性図である。 広角レンズの実施例のMTF特性図である。 広角レンズの実施例の単位画角あたりの倍率の変化を説明するための図である。 広角レンズの実施例の特性を示す図である。 全天球型撮像システムの実施の1形態を説明するための図である。 全天球型撮像システムの実施の別形態を説明するための図である。
以下、実施の形態を説明する。
図9は、発明の1実施形態として、全天球型の撮像システムの1例を示している。
以下における「結像光学系」は、この発明の光学系の1例であり、この結像光学系としては「広角レンズ」が用いられている。
この例では「2つの結像光学系」として、2つの広角レンズWLA、WLBを組み合わせて、全天球の情報を撮像できるようにしている。広角レンズWLA、WLBは「同一仕様のもの」であり、それぞれの光軸が合致するようにして、互いに逆向きに組み合わせられている。
広角レンズWLAの撮像する画像は、2次元の固体撮像素子SNAの受光面上に結像し、広角レンズWLBの撮像する画像は、2次元の固体撮像素子SNBの受光面上に結像する。これら固体撮像素子SNA、SNBは、受光した光分布を「画像信号」に変換して、画像処理手段2に入力させる。
画像処理手段2は、固体撮像素子SNAとSNBからの画像信号を、1つの画像に合成して「立体角:4πラジアンの画像(以下「全天球画像」と呼ぶ。)」とし、ディスプレイや印刷装置等の出力手段3に向けて出力し、出力手段は全天球画像を出力する。
広角レンズWLA、WLBにおいて、n=2であり、これら広角レンズWLA、WLBは「180(=360/2)度を超える画角:A(度)」を有している。
広角レンズWLA、WLBは「単位画角あたりの倍率」が、画角:0(度)から180(=360/2)度までの間において単調増加し、画角:180度から全画角:A度までは上記倍率の増加率が単調減少するように構成されている。
このような「単位画角あたりの倍率」の変化の特性の技術的意義を説明する。
固体撮像素子SNAやSNBのような「2次元の固体撮像素子」では、その受光面に、極微小な受光領域が相互に分離して、「均一な高い密度」で2次元的に配列している。個々の微小な受光領域で光電変換される情報が「画像情報の画素情報」を構成する。
広角レンズWLA、WLBは、その光軸が「対応する固体撮像素子の受光領域の中心部に直交して位置する」ように、また、受光領域が「対応する広角レンズの結像面となる」ように、固体撮像素子SNA、SNBに対する位置関係を定められている。
ところで、結像レンズの結像性能は一般的に、結像面上で光軸から離れるに従い、空間的な解像度(MTF)が低下し、また像の明るさも減少する。
「結像面上で光軸から離れるに従い、空間的な解像度(MTF)が低下し、像の明るさが減少する」ことは、受光領域の周辺部に行く程「同一の大きさの受光領域部分」に与えられる画像情報が「貧弱化」することを意味する。
このような「画像情報の貧弱化」を補償するためには、受光領域の周辺部に向かうにつれて「結像倍率」を増加させるようにすればよい。即ち、周辺部で結像倍率が増大すると、「一定の画像情報」を受光する受光面上の面積が、広角レンズの光軸を離れるに従い、増大するので「一定の画像情報を受光する画素数」が増大し、上記「画像情報の貧弱化」を補償できることになる。
図9に示した「全天球型の撮像システム」に用いる結像光学系(広角レンズWLA、WLB)は、上記の如く「単位画角あたりの倍率」が、180度を超える全画角:Aのうち、画角:0度(光軸)から180度までの間においては単調増加し、画角:180度から全画角:A度までは「倍率の増加率が単調減少する」ように構成される。
即ち、この例においては、「画角:0度(光軸)から180度までの間」が、中心から外にむかって単位画角あたりの倍率が増加する中心部であり、画角:180度から全画角:A度までが、中心部の外側にあり、中心部から外に向っての単位画角あたりの倍率の増加率が減少する周縁部である。
即ち、画角:180度から全画角:A度までは、単位画角あたりの倍率は「180度までの増加率よりも低い増加率の緩やかな増加」あるいは、「180度における単位画角あたりの倍率を維持する一定倍率」、または「単調な減少」の状態となる。
以下では、説明の具体性のため、画角:180度から全画角:A度までの「単位画角あたりの倍率」が「180度における単位画角あたりの倍率を略維持する一定倍率」であるとする。
仮に、広角レンズWLA、WLBを単独で用いるのであれば「単位画角あたりの倍率」を、0度から全画角:A度に至る全画角領域で「全画角:A度に向かって単調増加」させることが好ましい。
図9を参照すると、広角レンズWLAとWLBとは、図の如く組み合わせられている。
図9において、符号「a1」は、広角レンズWLAの最も物体側のレンズ面の頂点であり、符号「c1」は、広角レンズWLBの最も物体側のレンズ面の頂点である。
広角レンズWLA、WLBに最大画角で入射する「入射光束」は、図9に示すb1点、d1点で「相互に交差」する。広角レンズWLA、WLBの対物側のレンズ頂点a1、c1から、点b1とd1を通る平面との距離は、図に示す距離:R1である。
また、レンズ頂点a1、c1を結ぶ直線(広角レンズWLA、WLBの光軸)と、点b1、d1までの距離は、図に示す距離:L1である。
図9において、広角レンズWLAに入射する最大画角光束は、対物側のレンズ頂点a1を頂点とする「円錐状」であり、広角レンズWLBに入射する最大画角光束も、対物側のレンズ頂点c1を頂点とする「円錐状」である。
そして、これら2つの円錐面(底面半径:L1、高さ:R1)が、レンズ光軸を共通にして組み合わせられた「2つの円錐面に囲繞された空間部分(図9において、点a1、b1、c1、d1を結ぶ平行四辺形を、点a1、c1を結ぶ直線の周りに回転して得られる空間形状の内部)」は「撮像されない空間領域」である。
さて、広角レンズWLA、WLBの「画角:180度を越える部分」に入射する入射光束は、図9において、点b1とd1を含む平面内で互いに交わり、画角:Aで入射する光線は、点b1、d1を直径とする円周上で交わる。
従って、広角レンズWLA、WLBの結像光束のうち「画角:180度から全画角:Aまでの間の画角の光束」は、固体撮像素子SNA、SNBの双方に共通して結像することになる。
即ち、固体撮像素子SNAに、広角レンズWLAにより結像された画像のうち「画角:180度〜A度までの光束」が結像する画像部分(「IA」と呼ぶ。)と、固体撮像素子SNBに、広角レンズWLBにより結像された画像のうち「画角:180度〜A度までの光束」が結像する画像部分(「IB」と呼ぶ。)とは、同一画像である。
従って、固体撮像素子SNA、SNBからの画像信号を画像合成して、全天球画像を生成する際、固体撮像素子SNAが受光した画像部分IAと、固体撮像素子SNBが受光した画像部分IBとが同一であるから、これら画像部分IAとIBとを用いれば、同一の画像部分に対して「2倍の情報量」が得られる。
即ち、2つの広角レンズと固体撮像素子を用いることにより、180度を超える画角領域の画像に対しては「受光面積」が増えたのと同様の結果になり、これは単位画角当たりの倍率が増大したのと同じである。
従って、広角レンズWLA、WLBにおける単位画角あたりの倍率が、画角:180度を越える部分において「単調増加せずに略一定」となっていても、これらの画角部分での2倍の情報量を用いることができるので、180度までの画角に対する画像に比して遜色のない画像を得ることができる。
即ち、広角レンズWLA、WLBの画像が「重複するレンズ周辺部分」についてのみ、単位画角当たりの倍率の増加率を下げることで、レンズ加工に必要な肉厚を確保しつつ、必要以上にレンズ全長が長くなることを防いでいる。
上に説明した例では、広角レンズWLA、WLBにおける単位画角あたりの倍率を、180度を超える部分については略一定であるとした。
しかし、上記画像部分IA、IBの情報を併せて利用できるので、上記倍率を一定とする場合に限らず、180度を超える画角領域において、単位画角あたりの倍率が、緩やかに増加する場合は勿論、「単調に減少」するようにしても、十分な情報量補償が可能であり「全天球に亘って均質な画質の全天球画像」を撮像できる。
また、上記画像部分IAとIBとは「同一画像」であるから、固体撮像素子SNA、SNBから出力される画像信号を合成して「全天球画像」を構成する際、これら画像部分IA、IBを「同一像を表す基準データ」として「画像繋ぎ合わせの参考」とする。
上に説明した例では、広角レンズWLA、WLBの「単位画角あたりの倍率」について説明したが、広角レンズWLA、WLBの上記特性を「像高と画角との関係」で特定することもできる。
即ち、像高:Yの、画角:θによる微分:dY/dθは、単位画角あたりの像高の変化の割合であり「単位画角あたりの倍率の変化」と対応関係にある。
画角が180度より大きくなり、単位画角あたりの「倍率の増加率」が単調減少して、倍率が「緩やかに増加、もしくは一定、または単調減少」するようになると、微分:dY/dθは急激に減少する。
微分:dY/dθは、前述の条件:
(1) 43.3≧dY/dθ≧0.007[mm/deg]
を満足することが好ましい。
画角が180度より大きくなり、単位画角あたりの倍率の増加率が、単調減少する領域で、急激に減少した微分:dY/dθが、下限値の0.007mm/degを下回ると、部分画像IA、IBが「圧縮されすぎた画像」となり、画像合成の際の参考とされる「基準データ」として不十分になる。
また、上限は「固体撮像素子の受光面のサイズ」による制限である。固体撮像素子として現在市販されているもので受光面サイズの最大は、35mmフルサイズであり、このサイズを考慮すると、上限値の43.3を超えた場合には、適応できる受光面サイズを持った固体撮像素子を得ることができない。
このように条件(1)の上限は、固体撮像素子の受光面サイズにより規制されるものであるから、将来「より大きな受光面サイズ」をもった固体撮像素子が実現されれば、条件(1)の上限値を、より大きく設定することも可能となる。
上に説明した例は、一般的な場合に敷衍できる。
即ち、nを2以上の自然数として360/nより大きい全画角:A(度)を持ち、「単位画角あたりの倍率が、画角:0から360/n(度)までの間において単調増加し、画角:360/n(度)から全画角:A(度)までは、画角の増加率が単調減少する結像光学系と、この結像光学系により集光された光を画像信号に変換する2次元の固体撮像素子とにより構成される撮像光学系を、n個以上組み合わせて有する撮像システムを構成することができる。
また、結像光学系の像高:Yの画角:θによる微分:dY/dθは、条件:
(1) 43.3≧dY/dθ≧0.007[mm/deg]
を満たすことが好ましい。
例えば、360度/3=120度より大きい画角:A(例えば140度)を持つ広角レンズ(結像光学系)を3個、同一平面内で放射状に配設し、各々に固体撮像素子を組み合わせて撮像システムを構成すると、360度の水平パノラマ画像を撮像できる。
この場合に得られる画像は「全天球画像」ではないが、このような水平パノラマ画像を撮像できる撮像システムは、車載カメラや防犯カメラとして良好に実施できる。
上記画角:A=140度を持つ広角レンズを4個、空間的に放射状とし、正4面体型に組み合わせて全天球型撮像システムとすれば、立体角:2πラジアンの全天球画像を撮像できる。
あるいは、360度/4=90度より大きい画角:A(例えば100度)の広角レンズを4個、同一平面内で放射状に配設し、各々に固体撮像素子を組み合わせて撮像システムを構成すると、360度の水平パノラマ画像を撮像できる。
このような「広角レンズと固体撮像素子の組み合わせによる撮像光学系」を8個、空間内で放射状とし、正8面体型に組み合わせて全天球型の撮像システムとし、立体角:2πラジアンの全天球画像を撮像できる。
図10は、全天球型の撮像システムの別の実施の形態を示す図である。
この例では「2つの結像光学系」として、2つの広角レンズWLC、WLDを組み合わせて、全天球の情報を撮像できるようにしている。広角レンズWLC、WLDは、同一仕様のものであり、それぞれの光軸が合致するようにして、互いに逆向きに組み合わせられている。
広角レンズWLCの撮像する画像は、2次元の固体撮像素子SNCの受光面上に結像し、広角レンズWLDの撮像する画像は、2次元の固体撮像素子SNDの受光面上に結像する。これら固体撮像素子SNC、SNDは、受光した光分布を「画像信号」に変換して、画像処理手段2に入力させる。
画像処理手段2は、固体撮像素子SNCとSNDからの画像信号を1つの画像に合成し、立体角:4πラジアンの全天球画像とし、ディスプレイや印刷装置等の出力手段3に向けて出力し、出力手段は全天球画像を出力する。
広角レンズWLC、WLDは、光学的機能の面では、先に説明した広角レンズWLA、WLBと同様であり、180(=360/2)度を超える画角:A度を有している。
また、「単位画角あたりの倍率」が、画角:0度から180度までの間において単調増加し、画角:180度から全画角:A度までは「倍率の増加率が単調減少」して、略一定するように構成され、像高:Yの画角:θによる微分:dY/dθは、条件(1)を満足する。
図10において、符号「a2」は、広角レンズWLCの最も物体側のレンズ面の頂点であり、符号「c2」は、広角レンズWLDの最も物体側のレンズ面の頂点である。
広角レンズWLC、WLDに入射する「入射光束」は、図に示すb2点、d2点で「相互に交差」し、広角レンズWLC、WLDの対物側のレンズ頂点a2、c2から、点b2とd2を通る平面との距離は、図に示す距離:R2である。
また、レンズ頂点a2、c2を結ぶ直線(広角レンズWLC、WLDの物体側光軸)と、点b2、d2までの距離は、図に示す距離:L2である。
広角レンズWLCに入射する最大画角光束は、対物側のレンズ頂点a2を頂点とする円錐状であり、広角レンズWLDに入射する最大画角光束も、対物側のレンズ頂点c2を頂点とする円錐状である。
これら2つの円錐面(底面半径:L2、高さ:R2)が、物体側光軸を共通にして組み合わせられた「点a2、b2、c2、d2を結ぶ平行四辺形を、点a2、c2を結ぶ直線の周りに回転して得られる空間形状の内部」は「撮像されない空間領域」である。
図10の実施の形態を、図9の実施の形態と比較すると、L2<L1、R2<R1であり、図10の実施の形態においては「撮像されない空間領域」が、図9のものよりも小さくなっている。
即ち、図10の全天球型の撮像システムでは、図9のものよりも「より近接した領域」までの全天球画像を撮像可能になっている。
これは、図10の全天球型の撮像システムでは、結像光学系である広角レンズWLC、WLDが、物体側の第1レンズ群(負の屈折力を持つ)と、像側の第2レンズ群(正の屈折力を持つ)とにより構成され、第1レンズ群が「第2レンズ群に向かって光路を屈曲させる反射部材」を有しており、レンズ内で光路を90度屈曲させたことにより、広角レンズWLCの第1レンズ群の最も対物側のレンズ面の頂点a2と、広角レンズWLDの第1レンズ群の最も対物側のレンズ面の頂点c2との間の距離(=2R2)が、図9における2R1よりも「狭まった」ことによる。
このように、各撮像光学系の結像光学系である広角レンズWLC、WLDが、物体側に配置された負の第1レンズ群と、像側に配置された正の第2レンズ群によりなり、第1レンズ群が、第2レンズ群に向かって光路を屈曲させる反射部材を有することにより、全天球型撮像システムの撮像部分を小型化できると共に、「より近接した領域」までの全天球画像を得ることが可能である。
以下、具体的な例に基づき説明する。
図1は、全天球型の撮像システムの、実施の他の形態における要部を説明図的に示す図である。
図1において、符号A、Bで示す部分は「撮像光学系」を示している。
2個の撮像光学系A、Bは何れも「180度より広い画角を持つ広角レンズ(結像光学系)と、この広角レンズによる像を撮像する撮像センサと」により構成されている。撮像センサは「2次元の固体撮像素子」である。
撮像光学系Aの広角レンズは、レンズLA1〜LA3により構成される「前群」、反射部材を構成する直角プリズムPA、レンズLA4〜LA7により構成される「後群」により構成されている。そして、レンズLA4の物体側に開口絞りSAが配置されている。
撮像光学系Bの広角レンズは、レンズLB1〜LB3により構成される「前群」、反射部材を構成する直角プリズムPB、レンズLB4〜LB7により構成される「後群」により構成されている。そして、レンズLB4の物体側に開口絞りSBが配置されている。
これら、広角レンズにおいて、「前群」と直角プリズムは「第1レンズ群」をなし、「後群」は「第2レンズ群」をなす。
以下の説明では用語として「前群、直角プリズム、後群」を用いる。
撮像光学系Aの広角レンズの、前群を構成するレンズLA1〜LA3は、物体側から順に、ガラス材料による負メニスカスレンズ(LA1)、プラスチック材料による負レンズ(LA2)、ガラス材料による負のメニスカスレンズ(LA3)である。
後群を構成するレンズLA4〜LA7は、物体側から順に、ガラス材料による両凸レンズ(LA4)、ガラス材料による両凸レンズ(LA5)と両凹レンズ(LA6)の張り合わせレンズ、プラスチック材料による両凸レンズ(LA7)である。
撮像光学系Bの広角レンズの、前群を構成するレンズLB1〜LB3は、物体側から順に、ガラス材料による負メニスカスレンズ(LB1)、プラスチック材料による負レンズ(LB2)、ガラス材料による負のメニスカスレンズ(LB3)である。
後群を構成するレンズLB4〜LB7は、物体側から順に、ガラス材料による両凸レンズ(LB4)、ガラス材料による両凸レンズ(LB5)と両凹レンズ(LB6)の張り合わせレンズ、プラスチック材料による両凸レンズ(LB7)である。
これら撮像光学系A、Bにおいて、前群のプラスチック材料による負レンズLA2、LB2、後群のプラスチック材料による両凸レンズLA7、LB7は「両面が非球面」であり、他のガラス材料による各レンズは球面レンズである。
各広角レンズにおける前側主点の位置は、第2レンズLA2、LB2と第3レンズLA3、LB3との間に設定される。
撮像光学系Aの広角レンズにおける、前群の光軸と反射面との交点と前側主点との距離が図1における「d1」であり、撮像光学系Bの広角レンズにおける、前群の光軸と反射面との交点と前側主点との距離が「d2」である。
これらの距離「d1、d2」を「d」とすると、「d」と焦点距離:fが、条件:
(2) 7.0<d/f<9.0
を満足することにより、広角レンズをコンパクトに、且つ、視差の影響を小さくすることができる。
直角プリズムPA、PBは「d線の屈折率が1.8より大きい材質」で形成するのがよい。プリズムPA、PBは、前群からの光を後群に向かって「内部反射」させるので、結像光束の光路はプリズム内を通る。
プリズムの材料が上記の如き高屈折率であると、プリズム内の「光学的な光路長」が、実際の光路長より長くなり、光線を屈曲させる距離を広げることが出来る。
従って、前群・プリズム・後群における「前群と後群の間の光路長」を機械的な光路長よりも長く出来、広角レンズをコンパクトに構成できる。
また、開口絞りSA、SBの近くにプリズムPA、PBを配置することにより、小さいプリズムを用いるができ、広角レンズ相互の間隔を小さくできる。
プリズムPA、PBは、前群と後群の間に配置される。広角レンズの前群は、180度より大きい広画角の光線を取り込む機能をもち、後群は結像画像の収差の補正に効果的に機能する。
プリズムを上記の如く配置することにより、プリズムの配置ずれや製造公差の影響を受けにくい。
以下、図1に示す広角レンズの具体的な実施例を挙げる。
実施例は、図1に示す全天球型の撮像システムの撮像光学系A、Bに用いられる広角レンズであり、撮像光学系A、Bに共に用いられる。即ち、撮像光学系A、Bに用いられる2つの広角レンズは「同一仕様」であり、図に示す距離:d1=d2である。
距離:d1は、撮像光学系Aの広角レンズの「入射瞳とプリズムPAの反射面との光軸上の距離」であり、距離:d2は、撮像光学系Bの広角レンズの「入射瞳とプリズムPBの反射面との光軸上の距離」である。
以下において、fは全系の焦点距離、NoはFナンバ、ωは画角である。
また「面番号」は、物体側から順次1〜23とし、これらはレンズ面、プリズムの入・射出面および反射面、絞りの面、撮像センサのフィルタの面や受光面を示す。
「R」は、各面の曲率半径であり、非球面に合っては「近軸曲率半径」である。
「D」は面間隔、「Nd」はd線の屈折率、「νd」はアッベ数である。また物体距離は無限遠である。長さの次元を持つ量の単位は「mm」である。
「実施例」
f=0.75、No=2.14、ω=190度
面番号 R D Nd νd
1 17.1 1.2 1.834807 42.725324
2 7.4 2.27
3 −1809 0.8 1.531131 55.753858
4* 4.58 2
5* 17.1 0.7 1.639999 60.078127
6 2.5 1.6
7 ∞ 0.3
8 ∞ 5 1.834000 37.160487
9 ∞ 1.92
10 ∞(開口絞り) 0.15
11 93.2 1.06 1.922860 18.896912
12 −6.56 1.0
13 3.37 1.86 1.754998 52.321434
14 −3 0.7 1.922860 18.896912
15 3 0.3
16* 2.7 1.97 1.531131 55.753858
17* −2.19 0.8
18 ∞ 0.4 1.516330 64.142022
19 ∞ 0
20 ∞ 0.3 1.516330 64.142022
21 ∞ 0.3
22 撮像面 。
非球面
上のデータで「*」印を付した面(前群の第2レンズの両面、および、後群の最終レンズの両面)は非球面である。
非球面形状は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、円錐定数:K、上記各次数の非球面係数を用い、Xを光軸方向における非球面量として、周知の式
X=CH/[1+√{1−(1+K)C}]
+A4・H+A6・H+A8・H+A10・H10+A12・H12+A14・H14
で表されるものであり、近軸曲率半径と円錐定数、非球面係数を与えて形状を特定する。
上記実施例の非球面データを以下に挙げる。
第3面
4th:0.001612
6th:-5.66534e-6
8th:-1.99066e-7
10th:3.69959e-10
12th:6.47915e-12
第4面
4th:-0.00211
6th:1.66793e-4
8th:9.34249e-6
10th:-4.44101e-7
12th:-2.96463e-10
第16面
4th:-0.006934
6th:-1.10559e-3
8th:5.33603e-4
10th:-1.09372e-4
12th:1.80753-5
14th:-1.52252e-7
第17面
4th:0.041954
6th:-2.99841e-3
8th:-4.27219e-4
10th:3.426519e-4
12th:-7.19338e-6
14th:-1.69417e-7
上記非球面の表記において例えば「-1.69417e-7」は「-1.69417×10-7」を意味する。
また、「4th〜14th」は、それぞれ「A4〜A14」である。
実施例の広角レンズにおいて「d1=d2=d=6mm」である。また、f=0.75mmであるから、d/f=8であって、上記条件(2)を満足する。
また、最も物体側のレンズ面から直角プリズムの反射面までの距離:DA、該反射面から最も像側のレンズ面までの距離:DBは、
DA=8.87
DB=14.76
である。
即ち、距離:DA+DBにより「広角レンズの性能に必要なレンズ全長」を確保しつつ、距離:D1をD2よりも短くすることにより、前群の「最も物体側のレンズ面」同士の距離を短くして、図10に示した例と同様「より近距離までの全天球画像」を得ることができるようになっている。
なお、広角レンズとして、光路を折り曲げないものを平行に用いる場合(図9に示す構成で、R1=20mm、L1=229mm)に比して、上記実施例の広角レンズを図1のように組み合わせたものでは、R=11mm、L=126mmとすることができた。
画角180度を超える広角レンズでは、レンズ中心を通る光線と周辺を通る光線では、レンズ肉厚の差で光路長が変わり、性能劣化につながる。
実施例の広角レンズでは、前群の3枚のレンズのうち、第2レンズに「光軸近傍と周辺とのレンズ肉厚の差」が出やすい。それで、該第2レンズをプラスチックレンズとして両面を非球面とすることにより補正を行っている。
また、後群の最終レンズをプラスチックレンズとし、その両面を非球面とすることにより「このレンズよりも物体側で発生する諸収差」を良好に補正するようにしている。
また、後群の4枚のレンズのうち、2番目の両凸レンズと3番目の両凹レンズを接合することにより「色収差」を良好に補正している。
実施例の広角レンズの球面収差図を、図2に示す。また、像面湾曲の図を図3に示す。
図4には、コマ収差図を示す。
図5、図6は、OTF特性を示す図であり、横軸は、図5が「空間周波数」、図6が半画角を「度」で表している。
これらの図から明らかなように、実施例の広角レンズは性能が極めて高い。
実施例の広角レンズは、上記の如く「全画角」が、180度より大きい190度となっており「単位画角あたりの倍率」が、画角:0から180度までは単調増加している。
図7は、画角:0から180度までの倍率の単調増加による「固体撮像素子の受光面上での画角広がり」を説明図的に示している。
「画角;0〜180°(半画角0〜90°)」までは30度刻みに「同一画角線」を描いてある。画角が増大すると共に、固体撮像素子の使用するセンサ領域(同心円の幅)が大きくなっている様子が分かる(図中の黒丸の大きさを参照)。即ち、画角:0〜180度の範囲では、単位画角あたりの倍率は単調増加している。
一方、画角180度〜190度の範囲は、「2つの撮像光学系の撮像画像の繋ぎ」として画像を利用する程度であるため、画角180度近傍の使用センサ領域に比べ、同心円の幅が狭くなっている。即ち、単位画角あたりの倍率は、この領域で小さくなっている。
図8は、実施例の広角レンズの「単位画角あたりの倍率」の変化と、dY/dθとの変化を示している。「単位画角あたりの倍率」は図中に「投射方式」と表記されている。
横軸は半画角(0〜100度)を示し、縦軸は右側dY/dθ、左側が像高(Y)を示している。
図8から明らかなように、実施例の広角レンズは、単位画角あたりの倍率が、画角:0から90度(=360/2)まで単調に増加し、それ以上の画角では増加率が単調減少して「増加の程度が緩やか」になっており、dY/dθは、条件(1)を満足している。
なお、上に説明した例では、全天球型の撮像システムに用いる2つの結像光学系(広角レンズ)を「同一仕様」としたが、必ずしもこれに限らず、光学的特性が同様のものであればよい。
また、複数の固体撮像素子の撮像した画像を1つの画像として合成するのに、隣接画像の繋ぎあわせを、撮像光学系相互の位置関係の情報に基づいて行なうことも可能である。
しかし、上の例のように「画角:180度〜190度までの画像」を、画像をつなぎ合わせる際の基準データとして使用できる。
このようにすると、環境温度により2つの撮像光学系の相対位置関係が変動した場合においても「画像を正確に繋ぎ合わせる」ことができる。
また、実施例の広角レンズのように、反射部材としてプリズムを用いることで、反射部材にレンズとしての機能を持たせることができ、全天球型の撮像システムの幅を小さくできる。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
A 撮像光学系
B 撮像光学系
LA1〜LA7 レンズ
LB1〜LB7 レンズ
PA、PB プリズム
SA、SB 開口絞り
SNA、SNB、SNC、SND 固体撮像素子
特開2006−098942号公報

Claims (11)

  1. 中心から外にむかって単位画角あたりの倍率が増加する中心部と、
    該中心部の外側にあり、前記中心部から外に向って単位画角あたりの倍率の増加率が減少する周縁部と、
    を有することを特徴とする光学系。
  2. 請求項1記載の光学系において、
    複数のレンズを含むことを特徴とする光学系。
  3. 請求項1記載の光学系において、
    周縁部は、画角が0度から360/n(nは2以上の自然数)度を超えた領域であることを特徴とする光学系。
  4. 請求項3記載の光学系において、n=2であることを特徴とする光学系。
  5. 請求項1記載の光学系において、
    画角:0度から全画角の領域で、像高:Y、画角:θが、条件:
    (1) 43.3≧dY/dθ≧0.007[mm/deg]
    を満たすことを特徴とする光学系。
  6. 請求項1記載の光学系において、
    中心部では、単位画角あたりの倍率の増加率が単調増加することを特徴とする請求項1の光学系。
  7. 請求項1記載の光学系において、
    周縁部では、単位画角あたりの倍率の増加率が単調減少することを特徴とする請求項1の光学系。
  8. 請求項1の光学系により集光された光を光電変換する撮像素子を含むことを特徴とする撮像システム。
  9. 請求項8記載の撮像システムにおいて、
    光学系を複数備えたことを特徴とする撮像システム。
  10. 請求項9記載の撮像システムにおいて、
    複数の光学系により集光された光を、それぞれ光電変換する複数の撮像素子を備えたことを特徴とする撮像システム。
  11. 請求項10記載の撮像システムにおいて、
    複数の光学系の各周辺部からの光を光電変換した画像信号を用いて、複数の撮像素子で撮像した画像を繋ぎ合わせることを特徴とする撮像システム。
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