JP2000031445A - 固体撮像モジュール - Google Patents

固体撮像モジュール

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JP2000031445A
JP2000031445A JP10207101A JP20710198A JP2000031445A JP 2000031445 A JP2000031445 A JP 2000031445A JP 10207101 A JP10207101 A JP 10207101A JP 20710198 A JP20710198 A JP 20710198A JP 2000031445 A JP2000031445 A JP 2000031445A
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lens
light
optical element
array
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JP10207101A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Tsuchida
博文 槌田
Atsuo Goto
敦夫 後藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結像レンズと集光光学素子アレイと固体撮
像素子とを一体化させた時に十分な集光効果が得られる
ようにする。 【解決手段】 結像光学系の最も像側のレンズの固体
撮像素子側の面を平面とし、この最も像側のレンズの像
側の面にてレンズと集光用光学素子アレイを密着させ、
かつ集光用光学素子アレイと固体撮像素子とを密着させ
て一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等に
用いる固体撮像モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子的な撮像を行なうためのカメ
ラが普及しており、特に車載用や情報端末用等の簡単に
撮像できる小型で低コストな固体撮像モジュールの要望
が高い。
【0003】固体撮像素子等とレンズアレイを一体化さ
せた構成にした従来例として、特開平4−322466
号公報に開示されている固体撮像装置が知られている。
しかしこの従来例は撮像レンズ等のレンズ系との組み合
わせについては全く開示されていない。
【0004】又、撮像レンズと固体撮像素子とを一体化
させた撮像装置は、特開平9−49966号公報に記載
されている。しかしこの従来例のマイクロレンズについ
ての記載は全くない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】結像レンズを固体撮像
素子の像側面に直接貼り付けて一体化した固体撮像素子
モジュールは、集光用のマイクロレンズアレイをそのま
ま一体化すると、マイクロレンズの屈折率と接着に使用
される接着剤の屈折率との差が小になるために集光効果
が低下するという欠点があった。
【0006】本発明は、結像レンズとマイクロレンズア
レイと固体撮像素子とを一体化させた固体撮像モジュー
ルで、十分な集光効果が得られる固体撮像モジュールを
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像モジュ
ールは、撮像光学系と、集光用光学素子アレイと、固体
撮像素子とよりなり、撮像光学系の最も像側のレンズの
固体撮像素子側のレンズの固体撮像素子側の面が平面で
あり、撮像光学系の最も像側(固体撮像素子側)のレン
ズの像側の集光用光学素子アレイとがレンズの像側の面
にて密着され、かつ集光用光学素子アレイと固体撮像素
子が密着され一体化されたことを特徴としている。
【0008】本発明の固体撮像モジュールは、図1に示
す基本構成を有するもので、結像レンズ系(撮像レンズ
系)LSと集光用光学素子アレイARと固体撮像素子C
CDとよりなり、結像レンズ系LSの最も像側(撮像素
子側)のレンズL1の像側の面を平面とし、これと集光
用光学素子アレイARと撮像素子CCDとを一体化した
ことを特徴とする。
【0009】この基本構成において、集光用光学素子ア
レイとしては、均質マイクロレンズを透明樹脂中に埋め
込んだ均質マイクロレンズアレイや、多数の屈折率分布
レンズを配置した屈折率分布マイクロレンズアレイや、
多数の凸面又は凹面を有する二つのレンズ部を凸面又は
凹面を有する面にて互いに接合させた層内レンズアレイ
や、反射面を有する錐体を多数有する錐体反射アレイ等
が用いられる。
【0010】又集光用光学素子アレイARとしては、前
記各種のアレイのうちの同種又は異種のアレイを複数組
み合わせた構成のものでもよい。
【0011】又、結像レンズ系としては、最も像側の面
が平面であればよいので、均質単レンズ、屈折率分布レ
ンズ、回折型レンズ等の各種のレンズの使用が可能であ
る。又、本発明は、前記固体撮像モジュールを使用した
撮像装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の固体撮像モジュール
の実施の形態を図をもとに説明する。
【0013】図2は本発明の固体撮像モジュールの第1
の実施の形態を示す図である。この第1の実施の形態
は、集光用光学素子アレイとして、そのマイクロレンズ
を屈折率分布レンズ(GRINレンズ)にて構成したも
のをもちいた点を特徴とする。
【0014】図2において、1は像側の面1aが平面で
ある撮像光学系の最も像側の撮像レンズ(像側の面近傍
のみ図示してある)、2は集光用光学素子アレイ、3は
固体撮像素子で撮像面近傍のみ示されている。
【0015】この第1の実施の形態は、集光用光学素子
アレイとして屈折率分布レンズを用いたもので、屈折率
分布マイクロレンズアレイを用いたものである。この屈
折率分布マイクロレンズアレイ2は、各屈折率分布レン
ズ2a,2b,2c,・・・が夫々固体撮像素子3の各
画素3a,3b,3c,・・・に対応する位置に形成さ
れている。つまり、固体撮像素子3の各画素の中心軸線
(各画素の中心を通り受光面に垂直な直線)上に集光用
光学素子アレイ2の各屈折率分布レンズ2a,2b,2
c,・・・が位置するように構成されている。
【0016】このように構成された第1の実施の形態に
おいては、撮像レンズ1よりの光4は集光用光学素子ア
レイ2の各屈折率分布レンズ2a,2b,2c,・・・
により夫々固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,
・・・に夫々集光される。
【0017】図3は、第1の実施の形態の変形例で、撮
像レンズ1と集光用光学素子アレイ22と固体撮像素子
3とより構成され、集光用光学素子アレイ22として図
示するような屈折率分布レンズ22a,22b,22
c,・・・を配置した屈折率分布マイクロレンズアレイ
を用いた他の例である。この変形例は、第1の実施の形
態と、集光用光学素子アレイ22の屈折率分布レンズ2
2a,22b,22c,・・・が固体撮像素子3の側に
形成されている点で相違する。
【0018】この変形例も、撮像レンズ1よりの光は集
光用光学素子アレイ22の屈折率分布レンズ22a,2
2b,22c,・・・により夫々集光され、固体撮像素
子3の各画素3a,3b,3c,・・・に夫々集光され
る。
【0019】図4は、本発明の固体撮像モジュールの第
2の実施の形態を示す図で、撮像光学系の最も像側のレ
ンズ1と集光用光学素子アレイ5と固体撮像素子3とを
密着させて一体化したもので、集光用光学素子アレイ5
が図示する通りの形状の高い屈折率n6の第1のレンズ
部6と低い屈折率n7の第2のレンズ部7とを接合させ
た構成である。つまり第1のレンズ部6の屈折率n6
第2のレンズ部7の屈折率n7とがn6>n7の関係を満
足するようにしている。
【0020】この第2の実施の形態の集光用光学素子ア
レイ5は、第1、第2の両レンズ部6、7の屈折率の差
によりその境界面8による屈折作用によって層内レンズ
を構成した層内レンズアレイであって、この層内レンズ
アレイにより撮像レンズよりの光4は、この各層内レン
ズによる集光作用によって(第1のレンズ部6と第2の
レンズ部7との境界面でのレンズ作用によって)、固体
撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・に夫々集
光される構成になっている。つまり第1のレンズ部6と
第2のレンズ部7の境界面が図示するような形状であっ
て、この境界面の固体撮像素子の画素3a,3b,3
c,・・・に対応する部分6a,6b,6c,・・・が
各画素3a,3b,3c,・・・に向けて凸の曲面(球
面)をなし、しかも第1のレンズ部6と第2のレンズ部
7の屈折率n6、n7がn6>n7であるため、前述のよう
に光4が夫々画素3a,3b,3c,・・・上に集光す
ることになる。この実施の形態も固体撮像素子3の各画
素3a,3b,3c,・・・の中心軸線上に境界面8の
各凸面部分6a,6b,6c,・・・の頂点が位置する
ような曲面形状になっている。
【0021】図5は、第2の実施の形態の変形例であっ
て、集光用光学素子アレイ25が層内レンズを用いた層
内レンズアレイであるが、第2のレンズ部27の屈折率
27が第1のレンズ部26の屈折率n26よりも大であ
り、又、両レンズ部の境界面の形状が撮像素子3の各画
素3a,3b,3c,・・・に対向する部分26a,2
6b,26c,・・・が画素側に凹面になるように形成
されている。これによって、撮像レンズ1よりの光4は
集光用光学素子アレイ(層内レンズアレイ)25に入射
した後境界面の画素に対し凹の面(凹の球面)にて集光
され、各画素3a,3b,3c,・・・上に集光される
ことになる。
【0022】つまり固体撮像素子3の各画素3a,3
b,3c,・・・の中心軸上に境界面の凹面部分26
a,26b,26c,・・・の頂点が位置するようにな
っている。
【0023】図6は、本発明の固体撮像モジュールの第
3の実施の形態を示す図である。
【0024】この実施の形態の固体撮像素子モジュール
は、撮像レンズ1と集光用光学素子アレイ10と、固体
撮像素子3とにて構成したもので、この実施の形態にお
いては集光用光学素子アレイ10が、多数のマイクロレ
ンズ11a,11b,11c,・・・を樹脂12内に埋
め込んだ埋込レンズにした均質マイクロレンズアレイで
ある。ここで各マイクロレンズ11a,11b,11
c,・・・の屈折率n11は樹脂の屈折率n12よりも大で
ある。つまりn11>n12である。
【0025】この第3の実施の形態も、集光用光学素子
アレイ(均質マイクロレンズアレイ)10の各マイクロ
レンズ11a,11b,11c,・・・の頂点が、夫々
固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・の中
心軸線上に位置するように構成されている。
【0026】これにより、撮像レンズ1よりの光4は、
集光光学素子アレイ10内に入射し、マイクロレンズ1
1a,11b,11c,・・・により夫々集光されて固
体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・上に集
光される。
【0027】図7は、本発明の固体撮像モジュールの第
3の実施の形態の変形例で、集光用光学素子アレイ(均
質マイクロレンズアレイ)30がマイクロレンズ31
a,31b,31c,・・・をこのマイクロレンズより
も屈折率の低い樹脂32内に埋め込んだ構成のものであ
る。この変形例は、集光用光学素子アレイ30の樹脂3
2内に押し込んだマイクロレンズ31a,31b,31
c,・・・が撮像レンズ1の側に配置されている点で第
3の実施の形態と相違する。
【0028】この変形例も、集光用光学素子アレイ(均
質マイクロレンズアレイ)30の樹脂32内に押込まれ
ているマイクロレンズ31a,31b,31c,・・・
は、夫々その頂点が、固体撮像素子3の各画素3a,3
b,3c,・・・の中心軸線上に位置するように配置さ
れている。
【0029】この変形例のモジュールも光線4が集光用
光学素子アレイ(均質マイクロレンズアレイ)内に入射
すると、各マイクロレンズ31a,31b,31c,・
・・により集光され、夫々固体撮像素子3の各画素3
a,3b,3c,・・・上に集光される。
【0030】図8は、本発明の固体撮像モジュールの第
4の実施の形態を示すもので、撮像レンズ1と集光用光
学素子アレイ13と撮像素子3とにて構成されている。
この第4の実施の形態は、集光用光学素子アレイ13が
樹脂15内に円錐台状又は角錐台状の多数の光学素子
(錐体)14a,14b,14c,・・・を押し込んだ
構成で、各錐体14a,14b,14c,・・・の屈折
率n14を樹脂15の屈折率n15よりも高くしてある。つ
まりn14>n15になるように構成されている。
【0031】この第4の実施の形態においては、各錐体
14a,14b,14c・・・の中心軸線(錐体の底面
の中心を通り底面に垂直な直線)が、固体撮像素子3の
各画素3a,3b,3c,・・・の軸線と一致するよう
に配置されている。
【0032】以上のような構成の第4の実施の形態によ
れば、撮像レンズ1よりの光は、集光用光学素子アレイ
13へ入射し、円錐台状又は角錐台状の錐体14a,1
4b,14c,・・・の側面16a,16b,16c,
・・・にて全反射されて撮像素子の各画素に夫々集光さ
れる。つまりこの集光用光学素子アレイは、光学素子1
4a,14b,14c,・・・の屈折率n14が樹脂15
の屈折率n15よりも大であるために両者の境界面である
側面16a,16b,16c,・・・にて全反射されて
各画素に集光されるもので錐体反射アレイである。
【0033】図9は、第4の実施の形態の変形例で、集
光用光学素子アレイ33が、固体撮像素子3の各画素3
a,3b,3c,・・・に対応する位置に円錐形状又は
角錐形状の穴(錐形の穴)を形成し、その側面に反射コ
ート36a,36b,36c,・・・を施して反射面と
した錐体反射アレイである。
【0034】この変形例では、撮像レンズ1よりの光4
が集光用光学素子アレイ(錐体反射アレイ)33の円錐
形状又は角錐形状の穴34a,34b,34c,・・・
の側面反射面36a,36b,36c,・・・にて反射
されて各画素3a,3b,3c,・・・に集光される。
【0035】この変形例において、各穴34a,34
b,34c,・・・を透明材料にて埋めてもよい。
【0036】この第4の実施の形態の変形例において、
集光用光学素子アレイ33の各錐体形状の穴34a,3
4b,34c・・・あるいは透明材料よりなる各錐体
は、その中心軸線が固体撮像素子3の各画素3a,3
b,3c,・・・の中心軸線と一致するように形成され
ている。
【0037】以上述べた各実施の形態は、本発明の固体
撮像モジュールの基本構成である図1に示す構成におい
て、結像光学系(撮像光学系)LSの最も像側のレンズ
L1の像側の面に密着させる集光用光学素子アレイAR
を、各種の異なる構成にしたものである又本発明におい
ては以上述べた各実施の形態において、結像光学系LS
の構成についても異なる各種のものが考えられる。
【0038】図10乃至図15は、いずれも異なる構成
の結像光学系LSを用い、その最も物体側の面を平面に
してこの平面と集光用光学素子アレイARを密着させた
本発明の固体撮像アレイの実施の形態の概要を示す図で
ある。
【0039】図10は第5の実施の形態を示すもので、
結像光学系LSとして像側の面が平面である単レンズL
S1を用いた例である。つまりこの単レンズLS1より
なる結像光学系と、集光用光学素子アレイARと固体撮
像素子CCDとを図示するように一体に構成したもので
ある。
【0040】この図に示す第5の実施の形態のうち集光
用光学素子アレイARは、前述の第1、第2、第3、第
4の実施の形態に示すものおよびそれらの変形例のいず
れを用いてもよい。又、結像光学系LS、集光用光学素
子アレイAR、固体撮像素子CCDとの組み合わせにつ
いても、結像光学系LSのうちの最も像側部分つまり前
記各実施の形態を示す各図のうちの撮像レンズ1と、集
光用光学素子アレイ(例えば図2の集光用光学素子アレ
イ2)と、固体撮像素子3とを図示するように組み合わ
せればよい。
【0041】図11に示す第6の実施の形態は、撮像光
学系として少なくとも像面側が平面の屈折率分布レンズ
LS2を用いたもので、この撮像光学系LSと集光用光
学素子アレイARと固体撮像素子CCDとを密着させて
一体にしたものである。この図11に示す第6の実施の
形態も、集光用光学素子アレイARとして図2乃至図9
に示す構成のいずれの構成のものを採用してもよい。
又、撮像光学系、集光用光学素子アレイ、固体撮像素子
の組み合わせについては、夫々図2乃至図9に示すもの
と同様に組み合わせを行なえばよい。
【0042】図12は、第7の実施の形態を示す図で、
撮像光学系として回折素子DOEを有する回折レンズL
S3を用いたもので、同様に、撮像光学系LS3、集光
用光学素子アレイAR、固体撮像素子CCDとを図示す
るように組み合わせたものである。
【0043】この実施の形態のモジュールも撮影光学系
として回折レンズを用いた点以外は他と同様であって、
回折レンズLS3の像側平面と集光用光学素子アレイA
Rとが密着されている。
【0044】又、集光用光学素子アレイARとしては、
図2乃至図9のうちのいずれも適用でき、その組み合わ
せ方法も図2乃至図9に示すものと実質上同じである。
【0045】図13は、第8の実施の形態を示す図で、
撮像光学系として接合レンズLS4を用いた例で、接合
レンズLS4と集光用光学素子アレイARと、固体撮像
素子CCDとを図示するように密着組み合わせたもので
ある。つまり接合レンズLS4の像側の面を平面としこ
の平面と集光用光学素子アレイARとを密着させた配置
にしてある。
【0046】又、この実施の形態のモジュールも、集光
用光学素子アレイARとして図2乃至図9に示すものの
いずれを用いてもよい。そしてそれら集光用光学素子ア
レイのいずれかと撮像光学系(接合レンズLS4)およ
び固体撮像素子との組み合わせは、図2乃至図9に示す
通りの組み合わせ方法によりモジュールを構成し得る。
【0047】図14に示す第9の実施の形態は、撮像光
学系として、物体側の面が非球面で像側の面が平面であ
る非球面単レンズLS5を用いたものである。
【0048】この実施の形態は、図示するように物体側
より非球面単レンズLS5と集光用光学素子アレイAR
と固体撮像素子CCDとを図示するように組み合わせた
ものである。
【0049】この実施の形態においても、集光用光学素
子アレイとして図2乃至図9に示す構成のものが用いら
れ、又、撮像光学系、集光用光学素子アレイ、固体撮像
素子の組み合わせに関しても上記図面に示す通りであ
る。
【0050】図15に示す第10の実施の形態は、撮像
光学系として単レンズ(物体側面が凸面で像側面が平面
の単レンズ)で、その球面(凸面)に回折作用を持たせ
たレンズにて構成したものである。この第10の実施の
形態も、球面と回折レンズをと組み合わせたレンズLS
6と集光用光学素子アレイARと固体撮像素子CCDと
を図示するように組み合わせた構成である。
【0051】この実施の形態においても、集光用光学素
子アレイの構成およびそれと撮像光学系、固体撮像素子
の組み合わせについては、図2乃至図9に示すもののい
ずれかを採用すればよい。
【0052】図16乃至図19は、いずれも集光用光学
素子アレイARとして同種又は異種のアレイを二つ組み
合わせて使用した構成の実施の形態を示すものである。
【0053】図16に示す第11の実施の形態は、集光
用光学素子アレイとして異なる種類の二つの集光用光学
素子アレイを組み合わせて使用したものである。つまり
図示するように結像レンズ1と二つの集光用光学素子ア
レイ10、5と固体撮像素子3とよりなる。この二つの
集光用光学素子アレイのうち集光用光学素子アレイ10
は、図6に示す構成の埋込レンズよりなるもので、均質
マイクロレンズ11a,11b,11c,・・・を樹脂
12内に押し込んだ構成である。又他の集光用光学素子
アレイ5は図4に示す構成の層内レンズで、第1のレン
ズ部6と第2のレンズ部7とよりなる。そして集光用光
学素子アレイ5の境界面のうち固体撮像素子3に向けて
凸状球面6a,6b,6c,・・・が夫々画素3a,3
b,3c,・・・に相対する位置にあり、又集光用光学
素子アレイ10は、マイクロレンズ11a,11b,1
1c,・・・が夫々前記球面6a,6b,6c,・・・
したがって画素3a,3b,3c,・・・に相対する位
置にあるように構成されている。
【0054】つまり、マイクロレンズを埋め込んだ埋込
レンズアレイ(均質マイクロレンズアレイ)10は、各
マイクロレンズ11a,11b,11c,・・・の頂点
が固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・の
中心軸線上に位置するように、同様に層内レンズアレイ
5の境界面の凸状球面部分6a,6b,6c・・・も各
画素3a,3b,3c,・・・の中心軸線上に位置する
ように構成されている。
【0055】この第11の実施の形態の固体撮像アレイ
は、物体からの光が結像レンズ1を通り集光用光学素子
アレイ10に入射すると、各マイクロレンズ11a,1
1b,11c,・・・にて集光された後に集光用光学素
子アレイ5に入射し両レンズ部6、7の境界面の6a,
6b,6c,・・・の部分にて更に集光されて固体撮像
素子3の画素3a,3b,3c,・・・上に夫々集光す
る。
【0056】図17は第12の実施の形態を示すもの
で、この実施の形態のモジュールは、集光用光学素子ア
レイとして図2に示すような屈折率分布マイクロレンズ
アレイ2と、図4に示す層内レンズを用いた層内レンズ
アレイ5との二つの異なる種類の集光用光学素子アレイ
を用いたもので、図示するように結像レンズ1と、屈折
率分布マイクロレンズアレイ2と、層内レンズ5とを用
いた集光用光学素子アレイと、固体撮像素子3とを密着
させて一体にしたモジュールである。
【0057】この第12の実施の形態は、集光用光学素
子アレイARを図示するように結像レンズ側の屈折率分
布マイクロレンズアレイ2をその各マイクロレンズ2
a,2b,2c,・・・が固体撮像素子3の各画素3
a,3b,3c,・・・に夫々対応する位置になるよう
に配置し、又層内レンズ5の第1のレンズ部6と第2の
レンズ部7との境界面のうち固体撮像素子3に対して凸
面となる部分6a,6b,6c,・・・が夫々画素3
a,3b,3c,・・・に対応する位置に、したがって
屈折率分布レンズアレイのマイクロレンズ2a,2b,
2c,・・・に夫々対応する位置になるように組み合わ
せてある。
【0058】つまり、屈折率分布マイクロレンズアレイ
2の各屈折率分布レンズ2a,2b,2c,・・・の軸
線が固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・
の中心軸線と一致するように構成され、又層内レンズア
レイ5の両レンズ部6,7の境界面の球面部分6a,6
b,6c,・・・の夫々の頂点が、固体撮像素子3の各
画素3a,3b,3c,・・・の中心軸線上に位置する
ように構成されている。
【0059】この第12の実施の形態においては、撮像
レンズ1を通り集光用光学素子アレイARに入射する光
は、屈折率分布マイクロレンズアレイ2の各レンズ2
a,2b,2c,・・・により集光されて層内レンズ5
に入射し、更に境界面6a,6b,6c,・・・にて集
光されて固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・
・・上に夫々集光される。
【0060】図18は、第13の実施の形態を示す図
で、集光用光学素子アレイARとして異なる種類の均質
マイクロレンズアレイ10(図6)と屈折率分布マイク
ロレンズアレイ2(図2)とを組み合わせた構成であ
る。即ち、図18に示すように、撮像レンズ1と、均質
マイクロレンズアレイ10と屈折率分布マイクロレンズ
アレイ2とよりなる集光用光学素子アレイARと、固体
撮像素子3とよりなり、集光用光学素子アレイARの均
質マイクロレンズアレイ10の各マイクロレンズ11
a,11b,11c,・・・が固体撮像素子3の各画素
3a,3b,3c,・・・に対応するように配置し、屈
折率分布レンズアレイ2の各屈折率分布レンズ2a,2
b,2c,・・・が各画素3a,3b,3c,・・・に
対応するように配置したものである。
【0061】つまり、均質マイクロレンズアレイ10の
各マイクロレンズ11a,11b,11c,・・・の夫
々の頂点が固体撮像素子の各画素3a,3b,3c,・
・・の中心軸線上に位置するように構成し、又屈折率分
布マイクロレンズアレイ2の各屈折率分布レンズの軸線
が固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,・・・の
中心軸線と一致するように構成したものである。
【0062】この第13の実施の形態の固体撮像モジュ
ールは、撮像レンズ1を通り集光用光学素子アレイAR
に入射した光が、屈折率分布マイクロレンズアレイ2に
入射して夫々屈折率分布レンズ2a,2b,2c,・・
・にて集光され、その後、均質マイクロレンズアレイ1
0の各マイクロレンズ11a,11b,11c,・・・
にて更に集光され、固体撮像素子3の各画素3a,3
b,3c,・・・上に夫々集光される。
【0063】以上述べた、図16乃至図18に示す第1
1〜第13の実施の形態は、いずれも集光用光学素子ア
レイARが異なる種類の二つのアレイを組み合わせた構
成のものである。このように異なる種類の二つのアレイ
を組合わせて集光用光学素子アレイとする場合、前記の
第11〜第13の実施の形態のほかの組み合わせも考え
られる。即ち、屈折率分布マイクロレンズアレイと錐体
状反射アレイ、層内レンズアレイと錐体状反射アレイ、
均質マイクロレンズアレイと錐体状反射アレイ等の組み
合わせがある。
【0064】又、例えば図16に示す第11の実施の形
態において、図示するマイクロレンズアレイの代わりに
その変形例である図7に示す均質マイクロレンズアレイ
を用い、これと層内レンズアレイとを組合わせたもので
もよい。このように一方又は両方をその変形例でおきか
えたものでもよい。
【0065】又、二つのアレイを組合わせる際の順序は
逆でもよい。例えば、図16に示す第11の実施の形態
は、撮像レンズ1の側に均質マイクロレンズアレイ10
を配置し、固体撮像素子3の側に層内レンズアレイ5を
配置したものであるが、撮像レンズ1の側が層内レンズ
アレイであって、固体撮像素子3の側が均質マイクロレ
ンズアレイであってもよい。
【0066】以上は、異なる種類のアレイの組合わせで
あるが、同種のアレイを二つ組み合わせた構成でもよ
い。
【0067】例えば図19に示す第14の実施の形態の
ように、二つの屈折率分布マイクロレンズアレイを組み
合わせて集光用光学素子アレイとしてもよい。
【0068】この第14の実施の形態においては、夫々
の屈折率分布マイクロレンズアレイが、各屈折率分布レ
ンズ2a,2b,2c,・・・の軸線が互いに一致する
ように構成され、又、これらの軸線は、夫々固体撮像素
子3の各画素3a,3b,3c,・・・の中心軸線と一
致するように構成されている。
【0069】この実施の形態の場合、撮像レンズ1の側
の屈折率分布マイクロレンズアレイの各屈折率分布レン
ズ2a,2b,2c,・・・により夫々集光され、更に
固体撮像素子3の側の屈折率分布マイクロレンズアレイ
の各屈折率分布レンズ2a,2b,2c,・・・により
集光されて固体撮像素子3の各画素3a,3b,3c,
・・・上に夫々集光される。
【0070】このほか、二つの層内レンズアレイの組み
合わせ、二つの均質マイクロレンズアレイの組み合わ
せ、二つの錐体状反射アレイの組み合わせがあり、更に
それらの変形例、つまり図3、図4、図5、図6、図
7、図8、図9の固体撮像モジュールにて用いられる各
集光用光学素子アレイを二つ組み合わせた構成のもので
もよい。
【0071】又、図16に示す実施の形態において、結
像レンズ(結像光学系)として、図1に示す光学系、図
10に示す単レンズよりなる結像光学系、図11に示す
屈折率分布レンズよりなる結像光学系LS2、図12に
示す回折レンズよりなる結像光学系LS3、図13に示
す接合レンズよりなる結像光学系LS4、図14に示す
非球面レンズよりなる結像光学系LS5、図15に示す
レンズの球面に回折レンズを形成した結像光学系LS6
のいずれかが用いられる。
【0072】同様に図17に示す実施の形態、図18に
示す実施の形態等もその撮像光学系として前述の種々の
撮像光学系のいずれかが用いられる。
【0073】図20は、本発明の固体撮像モジュールを
撮像装置に用いた例を示すもので、電子カメラを示す。
【0074】図において、40が本発明の固体撮像モジ
ュール、41は電気基板、42は処理回路、43はメモ
リーカードである。
【0075】図21は、本発明の固体撮像モジュールを
電子内視鏡の観察系に組み込んだ例で、(A)は電子内
視鏡の全体の構成を示し、(B)は内視鏡の先端部の断
面図である。
【0076】電子内視鏡は、図21(A)に示すよう
に、電子内視鏡51に接続し照明光を供給する光源装置
52と、電子内視鏡よりの信号の処理を行なうビデオプ
ロセッサー53と、このビデオプロセッサー53からの
映像信号を表示するモニター54と、ビデオプロセッサ
ー53に接続されていて、映像信号等を記録するVTR
デッキ55、およびビデオディスク56と映像信号を映
像としてプリントアウトするビデオプリンター57とよ
り構成されている。
【0077】又、電子内視鏡の挿入部先端59内には、
図21(B)に示すように、光源装置からの照明光を伝
送するライトガイドファイバー束62と、照明光学系と
よりなる照明光学系61と、カバーガラス63と、本発
明の固体撮像モジュール64が配置されている。固体撮
像モジュール64は、物体側から順に第1のプリズムレ
ンズP1とローパスフィルターFと明るさ絞りSと第2
のプリズムレンズP2とにて構成される観察用対物光学
系60と、集光用光学素子アレイARと、固体撮像素子
CCDとを備えている。
【0078】このような電子内視鏡は、光源装置52よ
り光がライトガイドファイバー束62により伝送され、
照明光学系61を介して物体を照明する。照明された観
察部位の物体よりの光は、カバーガラス63を介して観
察用対物光学系60により物体像として形成される。こ
の物体像は、集光用光学素子アレイARを介して固体撮
像素子CCDの撮像面65上に形成される。このCCD
の撮像面65上に形成された物体像は、映像信号に変換
されて図21の(A)のビデオプロセッサー53により
モニター54上に直接映し出される。それと共にVTR
デッキ55、ビデオディスク56中に記録され、またビ
デオプリンター57から映像としてプリントアウトされ
る。
【0079】上記のような構成の内視鏡は、少ない光学
部材で構成することができ、高性能で低コストにし得る
と共に観察用対物光学系60の第1のプリズムレンズP
1と第2のプリズムレンズP2が内視鏡の長軸方向に並
ぶため、細径化を阻害することなしに高解像等の高い光
学性能を有する光学系を実現し得る。さらに本発明の固
体撮像モジュール64のうち第2のプリズムP2と集光
用光学素子アレイARと固体撮像素子CCDとが空気間
隔を介さずに一体的に構成されているので、長軸方向の
短縮化も実現し、患者への負担を軽減できる。なお、カ
バー部材63を平行平面板の代わりに平凸レンズ等のパ
ワーを有するレンズを用いてもよい。
【0080】この内視鏡にて用いられる固体撮像モジュ
ール64は、前述のように観察用対物光学系60と集光
用光学素子アレイARと固体撮像素子CCDとを一体化
させたものであるが、集光用光学素子アレイARとして
は、たとえば図2乃至図9等に示した、本発明の実施の
形態における集光用光学素子アレイが用いられる。
【0081】尚、特許請求の範囲に記載する構成の固体
撮像モジュールのほか、次の各項に記載するものも本発
明の目的を達成し得る。
【0082】(1) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、集光用光学素子アレ
イが屈折率分布媒質からなる平板マイクロレンズアレイ
であることを特徴とする固体撮像モジュール。
【0083】(2) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素子
アレイが層内レンズであることを特徴とする固体撮像モ
ジュール。
【0084】(3) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、集光用光学素子アレ
イが均質媒質マイクロレンズをその媒質より屈折率の小
である媒質中に埋め込まれた屈折面を持つ均質媒質マイ
クロレンズアレイであることを特徴とする固体撮像モジ
ュール。
【0085】(4) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、集光用光学素子アレ
イが、錐体状反射素子アレイであることを特徴とする固
体撮像モジュール。
【0086】(5) 前記(4)の項に記載する固体撮
像モジュールで、前記錐体状反射素子アレイが周囲より
屈折率が高い媒質で構成され、全反射作用を利用して光
を集光するようにしたことを特徴とする固体撮像モジュ
ール。
【0087】(6) 前記(4)の項に記載する固体撮
像モジュールで、前記錐体状反射素子アレイが錐体面に
反射面を施し、この反射面による反射作用を利用して光
を集光することを特徴とする固体撮像素子モジュール。
【0088】(7) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素子
アレイが均質マイクロレンズアレイと層内レンズアレイ
とを組み合わせた構成であることを特徴とする固体撮像
モジュール。
【0089】(8) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素子
アレイが屈折率分布マイクロレンズアレイと層内レンズ
アレイとを組み合わせた構成であることを特徴とする固
体撮像モジュール。
【0090】(9) 特許請求の範囲の請求項1又は2
に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素子
アレイが均質マイクロレンズアレイと屈折率分布マイク
ロレンズアレイとを組み合わせた構成であることを特徴
とする固体撮像モジュール。
【0091】(10) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、屈折率分布マイクロレンズアレイと錐体状
反射アレイとを組み合わせた構成であることを特徴とす
る固体撮像モジュール。
【0092】(11) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、層内レンズアレイと錐体状反射アレイとを
組み合わせた構成であることを特徴とする固体撮像モジ
ュール。
【0093】(12) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、均質マイクロレンズアレイと錐体状反射ア
レイとを組み合わせた構成であることを特徴とする固体
撮像モジュール。
【0094】(13) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、二つの屈折率分布マイクロレンズアレイを
組み合わせたことを特徴とする固体撮像モジュール。
【0095】(14) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、二つの層内レンズアレイを組み合わせたこ
とを特徴とする固体撮像モジュール。
【0096】(15) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、二つの均質マイクロレンズアレイを組み合
わせて構成したことを特徴とする固体撮像モジュール。
【0097】(16) 特許請求の範囲の請求項1又は
2に記載する固体撮像モジュールで、前記集光用光学素
子アレイが、二つの錐体状反射アレイを組み合わせて構
成したことを特徴とする固体撮像モジュール。
【0098】(17) 特許請求の範囲の請求項1ある
いは前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)又は
(16)の項に記載する固体撮像モジュールで、前記撮
像光学系が、一つの屈折率分布レンズにて構成されたこ
とを特徴とする固体撮像モジュール。
【0099】(18) 特許請求の範囲の請求項1ある
いは前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)又は
(16)の項に記載する固体撮像モジュールで、前記撮
像光学系が、一つの回折レンズよりなることを特徴とす
る固体撮像モジュール。
【0100】(19) 特許請求の範囲の請求項1ある
いは前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)又は
(16)の項に記載する固体撮像モジュールで、前記撮
像光学系が接合レンズにて構成されていることを特徴と
する固体撮像モジュール。
【0101】(20) 特許請求の範囲の請求項1ある
いは前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)又は
(16)の項に記載する固体撮像モジュールで、前記撮
像光学系が物体側の面が非球面である非球面レンズより
なることを特徴とする固体撮像モジュール。
【0102】(21) 特許請求の範囲の請求項1ある
いは前記の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)又は
(16)の項に記載する固体撮像モジュールで、前記撮
像光学系が物体側の面が曲面の回折面である回折レンズ
よりなることを特徴とする固体撮像モジュール。
【0103】(22) 前記の(1)、(2)、
(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、
(9)、(10)、(11)、(12)、(13)、
(14)、(15)、(16)、(17)、(18)、
(19)、(20)又は(21)に記載する固体撮像モ
ジュールを使用した撮像装置。
【0104】
【発明の効果】本発明の固体撮像モジュールは、結像レ
ンズの像側面を平面にすることにより集光用光学素子ア
レイとの密着一体化を容易にし、小型で低コストで、し
かも集光用光学素子アレイによる集光効果が十分得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図
【図3】図2に示す実施の形態の変形例
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図
【図5】図4に示す実施の形態の変形例
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す図
【図7】図6に示す実施の形態の変形例
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す図
【図9】図8に示す実施の形態の変形例
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す図
【図11】本発明の第6の実施の形態を示す図
【図12】本発明の第7の実施の形態を示す図
【図13】本発明の第8の実施の形態を示す図
【図14】本発明の第9の実施の形態を示す図
【図15】本発明の第10の実施の形態を示す図
【図16】本発明の第11の実施の形態を示す図
【図17】本発明の第12の実施の形態を示す図
【図18】本発明の第13の実施の形態を示す図
【図19】本発明の第14の実施の形態を示す図
【図20】本発明の固体撮モジュールを用いた電子カメ
ラの構成を示す図
【図21】本発明の固体撮モジュールを用いた電子内視
鏡の構成を示す図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系と、集光用光学素子アレイ
    と、固体撮像素子とよりなり、前記撮像光学系の最も像
    側のレンズの固体撮像素子側の面が平面であり、前記撮
    像光学系の最も像側のレンズと集光用光学素子アレイと
    固体撮像素子の撮像面とを密着させて一体化したことを
    特徴とする固体撮像モジュール。
  2. 【請求項2】 前記撮像光学系が単レンズであること
    を特徴とする請求項1の固体撮像モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の固体撮像モジュール
    を使用した撮像装置。
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