JP2000328943A - リザーブタンクブラケット - Google Patents
リザーブタンクブラケットInfo
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- JP2000328943A JP2000328943A JP11139902A JP13990299A JP2000328943A JP 2000328943 A JP2000328943 A JP 2000328943A JP 11139902 A JP11139902 A JP 11139902A JP 13990299 A JP13990299 A JP 13990299A JP 2000328943 A JP2000328943 A JP 2000328943A
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Abstract
ブタンクブラケットをアッパメンバに固定し、ラジエー
タにリザーブタンクを接近させて配設することができ、
リザーブタンクホースの長さを短くし得て、リザーブタ
ンクホースが大きく振動する惧れのないことを目的とし
ている。 【構成】 このため、前部にアッパメンバを配設すると
ともにこのアッパメンバ近傍にラジエータを配設し、ラ
ジエータにリザーブタンクを連絡して設けた車両におい
て、リザーブタンクを支持するリザーブタンクブラケッ
トをアッパメンバに固定する構成としている。
Description
ラケットに係り、特にリザーブタンクを支持するリザー
ブタンクブラケットをアッパメンバに固定し、ラジエー
タにリザーブタンクを接近させて配設することができ、
リザーブタンクホースの長さを短くし得て、リザーブタ
ンクホースが大きく振動する惧れのないリザーブタンク
ブラケットに関するものである。
を冷却するラジエータが搭載されている。このラジエー
タタンクには、完全密閉型としてエンジンの温度変化に
よって膨縮する冷却水の溢流分を貯留するリザーブタン
クを配設されるものが多々ある。
特開平10−68320号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示されるエンジンルーム内のタンク取
付構造は、フードリッジパネルに接合したサイドメンバ
の上面にタンクをブラケットを介して装着する構造にお
いて、タンクをロア部と、ロア部に連なって少なくとも
前後方向に張り出して形成されて、サイドメンバ上面の
タンク後側に配設されたエンジンマウントの上方を覆う
アッパ部とで構成する一方、ブラケットに前後一対のス
テイを立設して、それらステイでタンクのロア部を前後
方向に挟持するとともに、ステイにタンクを締結固定
し、タンクの造形の自由度およぞ周辺機能部品とのレイ
アウトの自由度を高めるとともに、エンジンマウントの
熱保持機能を確保している。
ーブタンクにおいては、図10及び図11に示す如く、
車両のエプロンパネル152にリザーブタンクブラケッ
ト112を溶接し、このリザーブタンクブラケット11
2にリザーブタンク110を取り付けていた。
ル152がリザーブタンクブラケット112に覆いかぶ
さるようなレイアウトとなっている場合には、このリザ
ーブタンクブラケット112へのリザーブタンク110
の取付が困難となるという不都合がある。
ーブタンクブラケット112を溶接した構造において
は、図10に示す如く、リザーブタンク110とラジエ
ータ108間の距離が大となり、リザーブタンク110
とラジエータ108とを連絡するリザーブタンクホース
130の長さを大とする必要があり、リザーブタンクホ
ース130が大きく振動する惧れがあって、実用上不利
であるという不都合がある。
ラジエータの通風を行うクーリングファンが配設されて
おり、このクーリングファンに接続されるハーネスのハ
ーネスカプラが固定されずに、近傍に配設されているこ
とにより、ハーネスカプラが大きく振動した際には、リ
ザーブタンクに連絡するリザーブタンクホースにハーネ
スカプラが干渉することとなり、リザーブタンクホース
にプロテクト機能を有する追加部品を配設する等の対策
を講ずる必要が生じ、改善が望まれていた。
述不都合を除去するために、前部にアッパメンバを配設
するとともにこのアッパメンバ近傍にラジエータを配設
し、ラジエータにリザーブタンクを連絡して設けた車両
において、前記リザーブタンクを支持するリザーブタン
クブラケットを前記アッパメンバに固定する構成とした
ことを特徴とする。
車両にリザーブタンクブラケットを配設する際には、リ
ザーブタンクを支持するリザーブタンクブラケットをア
ッパメンバに固定し、ラジエータにリザーブタンクを接
近させて配設し、リザーブタンクホースの長さを短くし
て、リザーブタンクホースが大きく振動する惧れをなく
している。
に説明する。
である。図2において、2は車両、4は車両2の前部の
エンジンルームである。
には、図2に示す如く、アッパメンバ6が配設されてい
る。
ジンルーム4の中央且つ前部分にラジエータ8が配設さ
れている。
を連絡して設ける。
リザーブタンクブラケット12を前記アッパメンバ6に
固定する構成とする。
ト12に、アッパメンバ6と図示しない車体に固定され
る補機用ブラケット14とを連絡して設けるとともに、
前記リザーブタンクブラケット12の途中部位にリザー
ブタンク10を取り付けるためのリザーブタンク取付部
16を設ける。
2は、図3〜図5に示す如く、エンジンルーム4の湾曲
形状に合致させて略L字状に折曲形成した本体部12−
1と、この本体部12−1の一端上部に形成されるアッ
パメンバ6側の第1取付孔部12−2と、本体部12−
1の他端下部に形成される補機用ブラケット14側の第
2取付孔部12−3とを有している。
の本体部12−1において、エンジンルーム4内側に指
向する面を前記リザーブタンク10用の取付面12−4
とし、この取付面12−4にリザーブタンク取付部16
を溶着する。
8を固定するバッテリブラケットからなる。
ラジエータ10の通風を行うクーリングファン20を配
設し、このクーリングファン20にハーネス22を接続
して設けるとともに、ハーネス22の途中にハーネスカ
プラ24を設ける。
2の取付面12−4に対して反対側の面12−5上部に
保持部12−6を設ける。このとき、この保持部12−
6は、図4に示す如く、前記リザーブタンクブラケット
12の本体部12−1から上方に突出させた突出部12
a−6とこの突出部12a−6内に形成した孔部12b
−6とからなる。
機能を有する突起状の係合部26を設け、この係合部2
6を前記保持部12−6の孔部12b−6に挿入係合さ
せてハーネスカプラ24を前記リザーブタンクブラケッ
ト12に保持させる構成とする。
ケット12を第1取付孔部12−2を利用してアッパメ
ンバ6側に取り付けるとともに、第2取付孔部12−3
を利用して補機用ブラケット14に取り付ける際に使用
される取付ボルト、30は前記ラジエータ8とリザーブ
タンク10とを連絡するリザーブタンクホースである。
る際には、先ず、前記リザーブタンクブラケット12を
取り付ける。つまり、図1に示す如く、リザーブタンク
ブラケット12の一端上部に形成した第1取付孔部12
−2を利用して、取付ボルト28によってアッパメンバ
6側に取り付けるとともに、リザーブタンクブラケット
12の他端下部に形成した第2取付孔部12−3を利用
して、取付ボルト28によって補機用ブラケット14に
取り付ける。
2の取付面12−4に溶着したリザーブタンク取付部1
6に、図1に示す如く、前記リザーブタンク10を取り
付ける。
ス22の途中に設けたハーネスカプラ24を固定する際
には、図1に示す如く、ハーネスカプラ24に形成した
抜け防止機能を有する突起状の係合部26を、前記リザ
ーブタンクブラケット12の取付面12−4に対して反
対側の面12−5から前記リザーブタンクブラケット1
2の保持部12−6の孔部12b−6に挿入係合させ、
ハーネスカプラ24を前記リザーブタンクブラケット1
2に保持させる。
持するリザーブタンクブラケット12を前記アッパメン
バ6に固定することができ、ラジエータ8にリザーブタ
ンク10を接近させて配設することができ、リザーブタ
ンクホース30の長さを短くし得て、リザーブタンクホ
ース30が大きく振動する惧れがなく、実用上有利であ
る。
に、アッパメンバ6と図示しない車体に固定される補機
用ブラケット14とを連絡して設けるとともに、前記リ
ザーブタンクブラケット12の途中部位にリザーブタン
ク10を取り付けるためのリザーブタンク取付部16を
設けたことにより、従来のエプロンパネルにリザーブタ
ンクブラケットを取り付ける方策のものに比し、リザー
ブタンク10の取付性を向上させることができるととも
に、前記リザーブタンクブラケット12がアッパメンバ
6と補機用ブラケット14とを橋渡しする構造となり、
補機用ブラケット14の剛性を向上し得て、車体全体の
剛性の向上にも寄与し得るものである。
リブラケットとしたことにより、既存のバッテリブラケ
ットからなる補機用ブラケット14を利用して前記リザ
ーブタンクブラケット12をアッパメンバ6に固定する
ことができ、別個にブラケットを設ける必要がなく、構
成が複雑化する惧れがないとともに、バッテリ18に車
両前後方向の加速度が作用した際に、前記リザーブタン
クブラケット12がバッテリブラケットである補機用ブ
ラケット14の変形を抑制するリーンホースメントとし
て機能することとなり、バッテリブラケットである補機
用ブラケット14の剛性を向上に寄与し得る。
12の取付面12−4に対して反対側の面12−5上部
に保持部12−6を設けるとともに、前記ハーネスカプ
ラ24に抜け防止機能を有する突起状の係合部26を設
け、この係合部26を前記保持部12−6の孔部12b
−6に挿入係合させてハーネスカプラ24を前記リザー
ブタンクブラケット12に保持させる構成としたことに
より、ハーネスカプラ26をリザーブタンクブラケット
12の取付面12−4に対して反対側の面12−5に取
り付けることができ、取付スペースを確保し得て、組付
性を向上させることができるとともに、ハーネスカプラ
24に連絡するハーネス22をリザーブタンクブラケッ
ト12の取付面12−4に対して反対側の面12−5側
にばらつくことなく配索でき、ハーネス22が振動して
も、ハーネス22と周辺部品との干渉を確実に防止し得
て、実用上有利である。
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
に、図8に示す如く、リザーブタンク10を取り付ける
取付面側、つまりアッパメンバ6側からエンジンルーム
4内側方向に突出する保持腕部34を設ける特別構成と
することも可能である。
32に保持腕部34を設け、保持腕部34によってラジ
エータ8とリザーブタンク10とを連絡するリザーブタ
ンクホース30の途中部位を保持するものである。
中部位をクランプ36を利用してリザーブタンクブラケ
ット32の保持腕部34に固定する。
設けた保持腕部34によって、リザーブタンクホース3
0の途中部位を保持することができ、リザーブタンクホ
ース30が大きく振動する惧れを極力解消し得て、実用
上有利である。
角柱状にリザーブタンクを形成したが、リザーブタンク
の形状をブラケット形状や他の部品形状に合致させて変
形させることも可能である。
状に形成したリザーブタンク42−1や、図9(b)に
示す如き略断面S字状に形成したリザーブタンク42−
2等の形状とする。
他の部品に近接させて配置することが可能となり、エン
ジンルーム内における有効スペースを拡大させることが
でき、各種部品の取付作業性や保守・点検時の作業性を
向上し得る。
を変更させて、リザーブタンクホースの短縮や他の部品
との干渉を防止する構成とすることも可能である。
れば、前部にアッパメンバを配設するとともにこのアッ
パメンバ近傍にラジエータを配設し、ラジエータにリザ
ーブタンクを連絡して設けた車両において、リザーブタ
ンクを支持するリザーブタンクブラケットをアッパメン
バに固定する構成としたので、リザーブタンクを支持す
るリザーブタンクブラケットをアッパメンバに固定する
ことができ、ラジエータにリザーブタンクを接近させて
配設することができ、リザーブタンクホースの長さを短
くし得て、リザーブタンクホースが大きく振動する惧れ
がなく、実用上有利である。
ットの取付状態の概略斜視図である。
る。
ンクブラケットの取付状態の概略平面図である。
略断面L字状に形成したリザーブタンクの概略図、
(b)は略断面S字状に形成したリザーブタンクの概略
図である。
ーム部分の概略平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 前部にアッパメンバを配設するとともに
このアッパメンバ近傍にラジエータを配設し、ラジエー
タにリザーブタンクを連絡して設けた車両において、前
記リザーブタンクを支持するリザーブタンクブラケット
を前記アッパメンバに固定する構成としたことを特徴と
するリザーブタンクブラケット。 - 【請求項2】 前記リザーブタンクブラケットは、アッ
パメンバと車体に固定される補機用ブラケットとを連絡
するとともに、途中部位にリザーブタンクを取り付ける
リザーブタンク取付部を設けた請求項1に記載のリザー
ブタンクブラケット。 - 【請求項3】 前記補機用ブラケットは、バッテリブラ
ケットである請求項2に記載のリザーブタンクブラケッ
ト。 - 【請求項4】 前記リザーブタンクブラケットは、リザ
ーブタンクを取り付ける取付面に対して反対側の面に保
持部を設け、クーリングファンに連絡するハーネスのハ
ーネスカプラに形成した係合部を前記保持部に係合させ
てハーネスカプラを保持する請求項1に記載のリザーブ
タンクブラケット。 - 【請求項5】 前記リザーブタンクブラケットは、リザ
ーブタンクを取り付ける取付面側からエンジンルーム内
側方向に突出する保持腕部を設け、ラジエータとリザー
ブタンクとを連絡するリザーブタンクホースの途中を保
持腕部によって保持する請求項1に記載のリザーブタン
クブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13990299A JP3661488B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リザーブタンクブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13990299A JP3661488B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リザーブタンクブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000328943A true JP2000328943A (ja) | 2000-11-28 |
JP3661488B2 JP3661488B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=15256294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13990299A Expired - Fee Related JP3661488B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リザーブタンクブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3661488B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285877A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Suzuki Motor Corp | リザーブタンクの取付構造 |
JP2015223989A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両 |
CN113682130A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-23 | 小氢汽车(上海)有限公司 | 一种冷却液箱固定结构 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP13990299A patent/JP3661488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285877A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Suzuki Motor Corp | リザーブタンクの取付構造 |
JP2015223989A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両 |
CN113682130A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-23 | 小氢汽车(上海)有限公司 | 一种冷却液箱固定结构 |
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---|---|
JP3661488B2 (ja) | 2005-06-15 |
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