JP2000328742A - 竪樋支持具 - Google Patents

竪樋支持具

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JP2000328742A
JP2000328742A JP11137466A JP13746699A JP2000328742A JP 2000328742 A JP2000328742 A JP 2000328742A JP 11137466 A JP11137466 A JP 11137466A JP 13746699 A JP13746699 A JP 13746699A JP 2000328742 A JP2000328742 A JP 2000328742A
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JP
Japan
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wall surface
holding
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wall
length
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JP11137466A
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English (en)
Inventor
Takaaki Moto
隆明 元
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面が凹凸状になっている壁面であって
も、竪樋支持具の保持具の屋内側の連結部の垂直方向に
位置を揃え、コ字形アームの中心の芯ズレを発生させな
い竪樋支持具を提供するものである。 【解決手段】 一端部に壁面取付部11を有し、他端部
に竪樋4を保持する保持具2とからなる竪樋支持具にお
いて、壁面取付部11の屋内側面がほぼ平面状になさ
れ、壁面取付部11の長さが取り付けられる凹凸壁面5
のほぼ同じ高さの隣接する突部51間の長さより長くな
されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁等に取着
固定されて竪樋を保持する竪樋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、竪樋を保持する竪樋支持具には種
々な構造のものがあるが、実開平1−50528号公報
に記載されている竪樋支持具が知られている。この竪樋
支持具は、竪樋を把持するリング状の保持部と、壁面に
取り付けられるL字形の取付部とからなり、L字形の取
付部の一片に取付孔と他片の先端部に保持部取付部とが
設けられ、リング状の保持部がほぼ水平にL字形の取付
部の保持部取付部に取り付けられているものである。
【0003】この竪樋支持具は、L字形の取付部の取付
孔が設けられている部分と、L字形の取付部の保持部取
付部に取り付けられているリング状の保持部の位置がず
れており、取付孔にビスを差し込んで、壁面に取付部を
取り付ける時、リング状の保持部が邪魔にならず、取付
が簡単なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、建物
の外壁には各種のデザインのものが使われ、デザインに
よっては、壁面が凹凸状になったりしているものがあ
る。上記の実開平1−50528号公報記載の竪樋支持
具では、縦方向に凹凸がある壁面にL字形の取付部を取
り付けると、L字形の取付部の幅が狭いため、壁面の凹
凸部分のいずれがに取付部の壁面取付部が当接して、リ
ング状の保持部の屋内側の連結部が垂直方向に位置で揃
わず、ズレが生じ、これに竪樋を取り付けると、竪樋が
傾いて取り付けられるという問題があった。
【0005】又、図4に示すように、壁面5の凹凸の境
の斜め部分に取付部1aの壁面取付部11aが当接した
りすると、壁面取付部11aが壁面5に対してほぼ水平
にならず、傾斜して取り付けられ、保持部2aの屋内側
の連結部23aの中心の芯ズレが発生し、竪樋4の取付
が困難になるという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題に着目
してなされたもので、表面が凹凸状になっている壁面で
あっても、竪樋支持具の保持部の屋内側の連結部の垂直
方向に位置を揃え、コ字形アームの中心の芯ズレを発生
させない竪樋支持具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、一端部に壁面取付部を有
し、他端部に竪樋を保持する保持部とからなる竪樋支持
具において、壁面取付部の屋内側面がほぼ平面状になさ
れ、この壁面取付部の長さが取り付けられる凹凸壁面の
ほぼ同じ高さの隣接する突部間の長さより長くなされて
いるものである。
【0008】本発明における壁面取付部の形状は、壁面
取付部の屋内側面がほぼ平面状になされ、この壁面取付
部の長さが凹凸壁面のほぼ同じ高さの隣接する突部間の
長さより長くなされていれば、適宜な形状でよく、例え
ば、取付具の形状をほぼ正三角形の帯状体にし、底面に
当たる部分を壁面取付部とし、ほぼ中央部に取付孔を設
け、壁面取付部と反対側に開口部を設け、この開口部の
両側に外側に向けて保持部取付部を設け、保持部取付部
(後述説明)とすると、簡単な構造で、一体もので加工
できるので好ましい。
【0009】本発明における保持部の形状は、竪樋を保
持することができれば、適宜な形状でよく、例えば、右
アームと左アームと連結部とからなるコ字形アームと
し、コ字形アームの両先端部を内側に折り曲げて先端部
を丸みをおびた係止部を有する竪樋保持部を屋外側に設
け、連結部のほぼ中央部に屋内側に向けた凸部を設け、
この凸部の屋内側先端部に、取付具を壁面に取り付ける
ネジを貫通することができる大きさの挿入孔を設けたも
のにすると、この凸部を取付具の開口部に嵌め、連結部
の両端部と取付部の保持部取付部とをかしめ接合して、
保持部と取付部とを取り付けることができるので、好ま
しい。
【0010】取付具と保持部の材質は、金属、合成樹脂
等適宜なものでよく、例えば、金属にすると、頑丈で、
耐久性が増すので、好ましく、合成樹脂にすると、軽量
であるので、好ましい。
【0011】(作用)本発明の竪樋支持具は、一端部に
壁面取付部を有し、他端部に竪樋を保持する保持部とか
らなる竪樋支持具において、壁面取付部の屋内側面がほ
ぼ平面状になされ、この壁面取付部の長さが凹凸壁面の
ほぼ同じ高さの隣接する突部間の長さより長くなされて
いるから、凹凸壁面でも、壁面取付部のほぼ平面状の屋
内側面をほぼ同じ高さの隣接する突部間に掛け渡して突
部に当接させることによって、保持部がほぼ垂直に取り
付けられ、ズレも起こらず、保持部の中心の芯ズレが発
生することがない。
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図3に
基づいて説明する。図1は竪樋支持具の斜視説明図、図
2は竪樋支持具を上方より見た説明図、図3は竪樋支持
具の使用状態を上方より見た説明図である。
【0012】図1に示すように、Aは竪樋支持具であ
り、この竪樋支持具Aは、壁面に取り付ける取付部1
と、竪樋4を保持できる保持部2とからなっている。
【0013】取付部1は、ほぼ正三角形の金属製の帯状
体で、屋内側端部には壁面取付部11と、屋外側端部に
は開口部13とこの開口部13の両側に外側に向けて保
持部取付部12、12とが設けられている。壁面取付部
11はほぼ真っ直ぐになされ、この帯状体の長さは、図
3に示すごとく、凹凸壁面5のほぼ同じ高さの隣接する
突部51、51間の長さより長くなされている。壁面取
付部11のほぼ中央部には取付孔14が設けられてい
る。
【0014】保持部2は、金属製の帯状体で、竪樋4の
外周面に合わせたコ字形のアームになされ、右アーム2
1と、左アーム22と、右アーム21と左アーム22と
を連結する連結部23とからなっている。保持部2の長
さは、竪樋4の両側壁のほぼ中央部の係止溝41、41
を挟持できる長さになされ、右アーム21と左アーム2
2の両先端部には係止部24、24が設けられ、係止部
24、24が係止溝41、41に嵌められて、竪樋4を
挟持できるようになされている。
【0015】連結部23はほぼ中央部に屋内側に向けて
凸部25が形成されている。この凸部25は水平断面が
コ字形になされ、開口部が屋外側に向けられている。こ
の凸部25のほぼ中央部に、壁面取付部11を壁面5に
取り付けるネジ3が貫通できる大きさの挿入孔26が設
けられている。
【0016】取付部1の保持部取付部12、12と保持
部2の連結部23の両端部とがかしめ接合で取り付けら
れている。
【0017】次に、一実施例の竪樋支持具Aの取付方法
を説明しながら作用を説明する。工場にて、取付部1の
保持部取付部12、12と保持部2の連結部23の両端
部とをかしめ接合で、取付部1と保持部2とが接合され
た竪樋支持具Aを作り、施工現場に出荷する。
【0018】次に、図3に示すように、軒先の凹凸壁面
5に一つの竪樋支持具Aを取り付ける位置を決める。次
に、竪樋支持具Aの壁面取付部11を凹凸壁面5のほぼ
同じ高さの隣接する突部51、51間に掛け渡すように
して、壁面取付部11を突部51、51に当接させる。
次に、保持部2の凸部25の挿入孔26から、壁面取付
具11の取付孔14にネジ3を差し込んで、壁面5にネ
ジ3を螺入して、竪樋支持具Aを軒先の凹凸壁面5に取
り付ける。順次、上方より下方に竪樋支持具Aを取り付
ける。
【0019】次に、軒先で軒樋(図示省略)から下りて
くる竪樋4を上方より下方に向けて竪樋支持具Aに取り
付ける。
【0020】このようにすると、取付部1の屋内側端部
の壁面取付部11がほぼ真っ直ぐな帯状体になされ、こ
の帯状体の長さが凹凸壁面5のほぼ同じ高さの隣接する
突部51、51間の長さより長くなされ、保持部2に
は、屋内側に連結部23が設けられ、取付部1の保持部
取付部12と保持部2の連結部23とが連結されている
から、凹凸壁面5でも、壁面取付部11のほぼ真っ直ぐ
な帯状体をほぼ同じ高さの隣接する突部51、51間に
掛け渡して、突部51、51に当接させることによっ
て、保持部2の連結部23がほぼ垂直に取り付けられ、
ズレも起こらず、連結部の中心の芯ズレが発生すること
がない。
【0021】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、上記の実施例で
は、保持部2の係止部24が竪樋4の側壁中央部の係止
溝41に嵌め込まれているが、竪樋4のほぼ全体を挟持
できるようなものでもよい。
【0022】又、図4の(イ)に示すように取付部1b
の形状を、三角形状でなく、四角形状にして、壁面取付
部11bが凹凸壁面5のほぼ同じ高さの隣接する突部5
1、51間に掛け渡して、突部51、51に当接させる
ようにしてもよい。又、図4の(ロ)に示すように、壁
面取付部1cの幅が凹凸壁面5のほぼ同じ高さの隣接す
る突部51、51間の長さより小さい場合は、壁面取付
部11cの屋内側面に凹凸壁面5のほぼ同じ高さの隣接
する突部51、51間の長さより長い板状体或いは帯状
体11dを取り付けてもい。
【0023】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明の竪
樋支持具は、一端部に壁面取付部を有し、他端部に竪樋
を保持する保持部とからなる竪樋支持具において、壁面
取付部の屋内側面がほぼ平面状になされ、この壁面取付
部の長さが取り付けられる凹凸壁面のほぼ同じ高さの隣
接する突部間の長さより長くなされているから、凹凸壁
面でも、壁面取付部のほぼ平面状の屋内側面をほぼ同じ
高さの隣接する突部間に掛け渡して突部に当接させるこ
とによって、保持部がほぼ垂直に取り付けられ、ズレも
起こらず、保持部の中心の芯ズレが発生することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、図1は竪樋支
持具の斜視説明図である。
【図2】竪樋支持具を上方より見た説明図である。
【図3】竪樋支持具の使用状態を上方より見た説明図で
ある。
【図4】本発明の別の実施例を示すもので、(イ)は取
付部の形状が四角形状になされているもので、(ロ)は
取付部の形状が長方形になされ、壁面取付部の屋内側面
に長い板状体が取り付けられているものである。
【図5】従来の実施例を示すもので 凹凸壁面の斜め部
分に傾斜して取り付けられ、保持部の中心の芯ズレが発
生して取り付けられた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
A 竪樋支持具 1、1a、1b、1c 取付部 11、11a、11b、11c、11d 壁面取付部 12 保持部取付部 13 開口部 14 取付孔 2、2a 保持部 21 右アーム 22 左アーム 23、23a 連結部 24 係止部 25 凸部 26 挿入孔 3 ネジ 4 竪樋 41 係止溝 5 凹凸壁面 51 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に壁面取付部を有し、他端部に竪
    樋を保持する保持部とからなる竪樋支持具において、 前記壁面取付部の屋内側面がほぼ平面状になされ、この
    壁面取付部の長さが取り付けられる凹凸壁面のほぼ同じ
    高さの隣接する突部間の長さより長くなされていること
    を特徴とする竪樋支持具。
JP11137466A 1999-05-18 1999-05-18 竪樋支持具 Withdrawn JP2000328742A (ja)

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JP11137466A JP2000328742A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 竪樋支持具

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