JP2000328683A - 外壁構築物の目地構造及びその工法 - Google Patents
外壁構築物の目地構造及びその工法Info
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Abstract
され、永続的な止水性を発揮する目地構造及びその工法
を提供する。 【解決手段】外壁材間の隙間に介装する重量受け金具
と、その下面側に当接した横目地ガスケットとの構成に
おいて、前記金具の突設端縁部に鞘袋状に嵌覆する弾接
スペ−サ−部材を装着せしめた目地構造及びその工法に
よって達成される。 【効果】従来のガスケットのみでの雨水の浸水防止等の
難点を改善し、簡易かつ確実な当接閉塞状態が形成さ
れ、構成簡素、取扱施工性の簡便並びに施工コストの低
減と併せ、永続的な止水性を図り得る。
Description
びその工法に関する。詳しくは外壁構築物における外壁
材の重量受け金具と二次防水用ガスケットとの間隙部
に、簡易、確実に装着付与され、かつ永続的な止水性を
発揮する弾接スペ−サ−部材を装着した止水目地構造及
びその工法に関する。
ルの端面が相互に突き合わされる隙間目地部には防水、
耐火用のガスケットやシ−リング材が用いられるが、従
来から種々の形状のガスケットが提案され、目地部間隙
を防水する為の提案が数多くなされている。たとえば特
開平3−132538号公報、或いは特開平3−295
948号公報には、中空ガスケットを真空引きしてお
き、目地部に生ずる目地部隙間をファスナ−付きの防水
シ−トで塞ぎ、更に外側からガスケットを挿入して防水
する方法が提案されている。また特開昭50−1562
25号公報には、U字型の弾性体パッキンをミシンがけ
して圧縮し、これを目地部に挿入してから真空を解除し
て膨張復元させる建築部材接合部の目地防水工法が開示
されている。さらに、特開平6−220928号公報、
或いは特開平6−306963号公報には、前もってブ
チルゴムを介して水切り片をパネルの両木口に貼ってお
き、中空ガスケットを挿入する外壁目地部の防水構造、
また、特開平9−32134号公報には、外装材の目地
間隔に断面略T字型の目地部材の挿着により防水性能が
発揮されると共に、雨水の侵入が阻止される外装目地構
造が記載されている。
特開平3−132538号公報等では、わずかなピンホ
−ルがあっても真空状態にならないし、長時間経つと空
気が入って膨張してしまうので保存ができない。また、
薄肉のチュ−ブは一般的に耐久性に乏しい欠点がある。
また特開平6−220928号公報等では、前工程に手
間がかかるのが難点である。上記特開平9−32134
号公報等でのT型嵌合目地材、或いはガスケットでは、
構造が複雑で高価にならざるを得ず、建て込みの誤差に
よる目地幅の狂いを吸収できず、止水性も十分とはいえ
ないなどの欠点があった。さらに、従来の方法による場
合、枠材の組付誤差等によって、ガスケットの位置関係
にずれが生じるか、或いは目地幅が広くなった場合には
ガスケット同士の圧接状態が区々となり、適切な圧接状
態が得られない場合が生じ易い難点がある。このためシ
−ル圧が低下して雨水などが浸入する虞れがあり、ま
た、ガスケット同士の圧接状態にバラツキが生ずると目
地の表面外観が低下するという問題点があった。
鉄骨とボルト止めされ、同時にパネルの重量を受けるた
め、一定間隔でL字型の重量受け金具でパネルの下面側
を支えているが、この重量受け金具が、挿入隣接される
位置には二次防水としての横目地ガスケットが挿着され
た構成である。従って、該ガスケットは上側に位置する
重量受け金具による圧接形態のため、該ガスケットと外
壁材の間には三角形に近い隙間の発生を余儀なくされ
る。この隙間の存在により該ガスケットの永続的な止水
機能には限界があって止水性能の低下を免れず、室内側
への漏水の事態も発生する起因となっている。しかし従
来、この種外壁構築物の目地構造では元々横目地ガスケ
ットが二次防水材であるとの観点から何ら策が施されて
いないという問題点があった。
問題点を解決するためになされたものであり、本発明の
請求項1記載の外壁構築物の目地構造は、外壁材間の目
地間隔に介在させる外壁構築物の目地構造であって、前
記外壁材間に生ずる目地部に介在させ、横方向に隣り合
う外壁材の外端面より挿入隣接させた重量受け金具と、
該金具の下面側に当接された横目地ガスケットとで構成
されており、かつ該重量受け金具の少なくとも突設端縁
部を鞘袋状に嵌覆する弾接スペ−サ−部材を装着せしめ
てなることを特徴とする外壁構築物の目地構造、及び請
求項6記載の外壁構築物の目地構造の工法は、外壁材間
の目地間隔に介在させる外壁構築物の目地構造の外壁材
間に生ずる目地部に介在させ、横方向に隣り合う外壁材
の外端面より挿入隣接させた重量受け金具と、該金具の
下面側に当接された横目地ガスケットとで構成したもの
とし、該重量受け金具の少なくとも突設端縁部を鞘袋状
に嵌覆する弾接スペ−サ−部材を装着せしめてなる外壁
構築物の目地構造の工法を提供する。
及びその工法によれば、外壁構築物の目地間隔に介在さ
れる従来の種々のガスケットと組み合わせる部材結合或
いは防水ないし止水のための補完機能具として、目地構
造及びその工法の構成において、横方向に隣位する外壁
材、及びその隙間に挿入介在させる重量受け金具並びに
該金具の下面側に嵌挿された横目地ガスケットとの組み
合わせにおいて、前記重量受け金具の少なくとも突設端
縁部鞘袋状に嵌覆する弾接スペ−サ−部材を装着せしめ
てなる外壁構築物の目地構造及びその工法の作用によれ
ば、ガスケットのさらなる防水ないし止水機能のバック
アップ並びに補完機能と併せ、隙間を閉塞し得る当接可
能で、かつ耐候堅牢性ならびに変形或いは弾接追従性、
弾性復元力を備えた確実な当接閉塞状態が形成される。
従って、本発明の構造によれば、外壁構築物の目地構造
において、目地間隔に介在させる目地部の構造は、嵌挿
された横目地ガスケット単独の防水機能を限界を超え
て、該ガスケットの作用を補完し、重量受け金具の突設
端縁部を鞘袋状に装着せしめてなる弾接スペ−サ−部材
は、該金具の圧接箇所の変位に伴う弾力追従性と反発力
及び一部応力緩和性とが同時に生じ、止水機能のバック
アップが期待され、二重のパッキン作用による固定強度
を高めることができ、止水性能が永続的に発揮されるよ
うに働く。
構造及びその工法によれば、該弾接スペ−サ−部材は簡
易に付与され、専門家でなくても施工は容易で、施工上
もガスケットのみによる防水ないし止水等を補完し、外
壁構築物の目地シ−ル部材として、嵌挿或いは挿着が行
い易く、さらに該重量受け金具の突設端縁部に鞘覆状に
装着可能とした構成であり、耐候堅牢性ならびに弾接追
従性、弾力追従性と反発力と併せ、同時に一部応力緩和
部材としての機能を奏する。このように、本発明におい
て、弾接スペ−サ−部材は、横目地ガスケットとの組み
合わせとした構成であって、上記の如き圧縮硬さ、反発
弾性、圧縮永久歪みと併せ、その変形に伴う弾力追従性
と反発力ならびに一部応力緩和性とが同時に生じ、さら
には当接する横目地ガスケットと圧接する該弾接スペ−
サ−の嵌入鞘袋部並びに両側に延設する偏平当接部の比
較的広い領域にわたってなされる為、二重のパッキン作
用による確実な当接閉塞状態が形成され、固定強度を高
め、すぐれた止水性能が達成される。このように、上記
偏平当接部による圧接状態が確保されるため、横目地ガ
スケットのバックアップ材としての二重のパッキン作用
による確実な当接閉塞状態が形成されて固定強度を高め
ることができ、必要かつ十分条件を充足する止水効果が
得られ、永続的な止水性を長期にわたり提供できるよう
に働く。
作業性についても、該重量受け金具の横幅方向に嵌挿し
簡易に挿着、付与することができるが、弾接スペ−サ−
部材は、片側面に開口部を設けた導孔を有し、他側面が
閉塞された断面略Ω字偏平鞘袋形態からなり、かつ少な
くとも横目地ガスケットとの組み合わせとして構成さ
れ、上記断面略Ω字偏平鞘袋形態のごとく、該重量受け
金具の突設端縁部を鞘袋状に嵌覆できる形態であればい
ずれでもよい。
発明に係る弾接スペ−サ−部材は、該ガスケットが重量
受け金具の下面側に当接する反発弾性部材としての機能
と併せ、一部応力緩和部材の両機能が複合一体化された
構成である。該弾接スペ−サ−部材の構成は、片側面で
開口し他側面で閉塞された断面略Ω字偏平鞘袋形態であ
って、重量受け金具が嵌挿される片側の一側面で開口す
る導孔に通ずる嵌入鞘袋部は、少なくとも該金具を圧接
状態に保持するものである。また、該嵌入鞘袋部の両側
に延設する偏平当接部は、変形追従性、弾性復元力を有
し、該金具が嵌入鞘袋部に嵌挿されるとき、当接する横
目地ガスケットに追従し圧縮変形して圧接状態に配設さ
れる形態であればいずれでもよく、雨水等の浸入防止な
いし永続的な止水効果を発揮し得る。
PDM、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム
の他、SBR、NR、1R、NBR、CSM、BR、P
U、PE等の弾性ゴムおよびその発泡体、天然ゴム或い
は少なくとも弾性を有する合成樹脂等の少なくとも一種
又は二種以上から選ばれ、かつ圧縮変形追従可能な弾性
体であればいずれでも用いることができる。また、耐候
性の他、耐熱性、耐寒性等にすぐれたもの、たとえば上
記のごときゴム類としては耐候性にすぐれ、且つ老化に
よるクラック等の少ないEPDM単独、又は全ゴム成分
中少なくとも30%重量以上EPDMを含むブチルゴム
のごとき成分との混和物が適当であり、或いはシリコン
ゴム、エチレンプロピレン共重合体ゴム、ブタジエンア
クリロニトリル共重合体ゴム等の合成ゴムが用いられる
が、特に圧縮変形によるストレスに抗してクラックを抑
制する効果のほか、弾性接触ならびに変形追随性の面
で、EPDMが好適である。上記のように、本発明に係
る弾接スペ−サ−部材は、圧縮変形追従可能な弾性体で
あって、耐候性の他、適度の弾接追従性を得る為、好適
にはEPDM単独又はその発泡体であって、発泡体の場
合、独立気泡と連続気泡の比率は50:50であること
が適当である。
体では、JIS K−6767で圧縮硬さ5.3で50
〜1000gf/cm2 、また、ソリッドゴムでは、J
ISK−6301でA形,硬さ試験機15〜80、かつ
反発弾性30〜80%、圧縮永久歪み0〜50%の範囲
が適当である。上記のように本発明において、弾接スペ
−サ−部材は横目地ガスケットとの組み合わせとして構
成されていることを特徴とする。また、上記部材は、少
なくとも耐候堅牢性に優れ、復元力に永続性があるもの
が適当である。
片側面で開口し他側面で閉塞された断面略Ω字偏平鞘袋
形態であって、重量受け金具が嵌挿される片側の一側面
で開口部より導孔に通ずる嵌入鞘袋部は前記金具を圧接
状態に保持するが、該導孔に通ずる嵌入鞘袋部が前記金
具に当接する上面肉厚さ及び下面肉厚さは、それぞれ
0.3〜1.0mmの範囲が適当である。また、該嵌入
鞘袋部の両側に延設する偏平当接部は、変形追従性、弾
性復元力を有し、該金具が嵌入鞘袋部に嵌挿されるとき
当接する横目地ガスケットに追従し圧縮変形して圧接状
態のテ−パ−が形成されるが、嵌入鞘袋部の両側に延設
された偏平当接部のテ−パ−の傾斜角度θは30度以
下、好ましくは10〜20度である。
て、実施例を挙げて具体的に説明する。
構築物での目地部の一部拡大断面説明図である。図1に
おいて、本発明における外壁構築物の目地構造では、外
壁構築物1で躯体の外壁材2が上下に対峙し外壁材2間
の目地部4の隙間5の箇所に介在させ、前記横方向に隣
り合う外壁材2の外端面6より挿入し隣接させた重量受
け金具7と、該金具7の下面側に当接された横目地ガス
ケット8とで構成されており、かつ該重量受け金具7の
突設端縁部9を鞘袋状に嵌覆する弾接スペ−サ−部材3
を装着せしめた構成となっている。
材2の目地部4の隙間5の箇所に外端面6より挿入隣接
させるようにL字形の重量受け金具7を配設し介装され
ている。このとき外壁材2の目地部4の隙間5は設計
上、8〜25mmの範囲の対応目地幅である。また、前
記金具7の突設端縁部9を鞘袋状に嵌覆する弾接スペ−
サ−部材3は、たとえば密度1.3、引っ張り強さ15
0kgf/cm2 、硬さJIS−A,60、圧縮永久歪
み15%、反発弾性70%のEPDMの素材からなる弾
接スペ−サ−部材3であって、長手方向の横幅50m
m、前記重量受け金具7を嵌覆する開口部13の横幅は
50mm、縦幅5mmで、嵌入鞘袋部15の導孔12に
通じる開口部13で該金具7に当接する上面肉厚さ及び
下面肉厚さはそれぞれ0.5mmである。さらに、横平
板状部11を嵌覆する嵌入鞘袋部15の左右両端の偏平
当接部16には、相対する両側面の傾斜角度θが15度
のテ−パ−14が形成され延設した構成となっている。
また、該重量受け金具7の下面側で当接させる横目地ガ
スケット8は、その圧縮反発力では、高さ12mmを8
mmに圧縮した時点で圧縮応力15kg/m2 のものが
介装されている。
を嵌覆された重量受け金具7は、当接する下面側に横目
地ガスケット8の頂面部10が圧接状態として、該弾接
スペ−サ−部材3が嵌覆された重量受け金具7により密
着圧接した形態、すなわち頂面部10では稍食い込み変
形陥没した状態となっており、これによって互いに密着
当接した構成が形成されている。したがって、該弾接ス
ペ−サ−部材3は、横目地ガスケット8による外壁材2
間の目地部4の隙間5での雨水等の浸入防止において、
二重パッキングのごときさらなる補完作用を奏し、圧接
強度を高め、永続的な止水機能をバックアップする。
地部4の隙間5の箇所に介在させる重量受け金具7に、
弾接スペ−サ−部材3を嵌挿した装着状態を示す部分拡
大斜視説明図、図3は本発明に係る弾接スペ−サ−部材
の断面説明図である。
具7の水平方向の横平板状部11に対し、一方の片側面
に開口部13が穿設され、他側面で閉塞された断面略Ω
字偏平鞘袋形態の弾接スペ−サ−部材3の前記開口部1
3を重量受け金具7の突設端縁部9にあてがって、該金
具7の少なくとも突設端縁部9を鞘袋状に嵌覆するもの
であって、嵌挿される片側の一側面で、開口する導孔1
2に通ずる嵌入鞘袋部15に該金具7が差し込み覆被状
に、かつ密接状態として固定保持した構成が形成され
る。また、該弾接スペ−サ−部材3の嵌入鞘袋部15の
両側に延設する偏平当接部16は、装着に際して変形追
従性、弾性復元力を有し、該金具7が嵌入鞘袋部15に
嵌挿されるとき、当接する横目地ガスケット8に追従し
圧縮変形して圧接状態に配設される形態であればいずれ
でもよく、雨水等の浸入防止及び永続的な止水効果を発
揮する。
の変形に伴う弾力追従性と反発力ならびに一部応力緩和
性とが同時に生じ、さらには当接する横目地ガスケット
8と圧接する該弾接スペ−サ−3の嵌入鞘袋部15なら
びに両側に延設する偏平当接部16の比較的広い領域に
わたってなされる為、二重のパッキン作用による確実な
当接閉塞状態が形成され、固定強度を高め、優れた止水
性能が達成される。
が横目地ガスケットに当接状態に挿着された状態を示す
部分断面説明図である。図4において、該弾接スペ−サ
−部材3は、開口部13より導孔12に通ずる嵌入鞘袋
部15に重量受け金具7が嵌挿されており、その両側に
延設する偏平当接部16は、変形追従性、弾性復元力を
有し、隣接する横目地ガスケット8との密接状態を形成
し、15度のテ−パ−17で傾斜状に装着された構成と
なっている。
部13に弾接スペ−サ−部材3を嵌挿しない場合、平均
圧力40kgf/m2 において漏水が認められた。しか
し、EPDMを用いた本発明に係る弾接スペ−サ−部材
3を嵌挿した場合、平均圧力100kgf/m2 迄にお
いて漏水が認められなかった。上記の試験は、噴霧水量
4〓/m2 ・min.脈動圧を10分間かけて試験を行
った。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない変更等は、本発明の範囲に含ま
れる。
壁材間の目地部の隙間箇所に挿入した重量受け金具に嵌
挿した弾接スペ−サ−部材は、当接する横目地ガスケッ
トのバックアップ材として二重のパッキン作用による確
実な当接閉塞状態が形成されて圧接強度を高め、かつ優
れた永続的な止水効果が達成される。さらに、該弾接ス
ペ−サ−部材は、目地部に簡易、確実に装着付与され、
従来の目地材及びガスケットでは、構造が複雑、高価で
も止水効果が不十分であるのに比し、構成簡素、施工作
業性を改善でき、施工コストの低減を図り得る。
の一部拡大断面説明図である。
スペ−サ−部材を嵌挿した装着状態を示す部分拡大斜視
説明図である。
である。
ケットに当接状態に装着された状態を示す断面説明図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 外壁材間の目地間隔に介在させる外壁構
築物の目地構造であって、前記外壁材間に生ずる目地部
に介在させ、横方向に隣り合う外壁材の外端面より挿入
隣接させた重量受け金具と、該金具の下面側に当接され
た横目地ガスケットとで構成されており、かつ該重量受
け金具の少なくとも突設端縁部を鞘袋状に嵌覆する弾接
スペ−サ−部材を装着せしめてなることを特徴とする外
壁構築物の目地構造。 - 【請求項2】 弾接スペ−サ−部材が、EPDM、クロ
ロプレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等の弾性ゴム
およびその発泡体、或いは少なくとも弾性を有する合成
樹脂等から選ばれた変形追従可能な弾性体である請求項
1記載の外壁構築物の目地構造。 - 【請求項3】 前記弾接スペ−サ−部材が、片側面に開
口部を設けた導孔を有し他側面が閉塞された断面略Ω字
偏平鞘袋形態からなり、かつ少なくとも横目地ガスケッ
トとの組み合わせとして構成してなる請求項1〜2記載
の外壁構築物の目地構造。 - 【請求項4】 前記弾接スペ−サ−部材が、発泡体で
は、JIS K−6767,圧縮硬さ5.3で50〜1
000gf/cm2 である請求項1〜3記載の外壁構築
物の目地構造。 - 【請求項5】 前記弾接スペ−サ−部材が、ソリッドゴ
ムでは、JIS K−6301,A形.硬さ試験機15
〜80、かつ反発弾性30〜80%、圧縮永久歪み0〜
50%である請求項1〜3記載の外壁構築物の目地構
造。 - 【請求項6】 外壁材間の目地間隔に介在させる外壁構
築物の目地構造の外壁材間に生ずる目地部に介在させ、
横方向に隣り合う外壁材の外端面より挿入隣接させた重
量受け金具と、該金具の下面側に当接された横目地ガス
ケットとで構成したものとし、該重量受け金具の少なく
とも突設端縁部を鞘袋状に嵌覆する弾接スペ−サ−部材
を装着せしめてなる外壁構築物の目地構造の工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14266499A JP2000328683A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 外壁構築物の目地構造及びその工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14266499A JP2000328683A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 外壁構築物の目地構造及びその工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=15320636
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000328683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005061245A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP14266499A patent/JP2000328683A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005061245A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
JP4507522B2 (ja) * | 2003-08-19 | 2010-07-21 | セイコーエプソン株式会社 | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
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