JP2003222242A - シール材とシール材組立体 - Google Patents

シール材とシール材組立体

Info

Publication number
JP2003222242A
JP2003222242A JP2002022113A JP2002022113A JP2003222242A JP 2003222242 A JP2003222242 A JP 2003222242A JP 2002022113 A JP2002022113 A JP 2002022113A JP 2002022113 A JP2002022113 A JP 2002022113A JP 2003222242 A JP2003222242 A JP 2003222242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
seal
mounting portion
sealing
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002022113A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumasa Tawara
治将 田原
Shinji Kaneko
眞二 兼子
Shigenori Fukaya
繁憲 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Kasei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
Kasei Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Co Ltd, Kasei Kogyo Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2002022113A priority Critical patent/JP2003222242A/ja
Publication of JP2003222242A publication Critical patent/JP2003222242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮永久歪みが少ないシリコーンゴムの特性
を生かしながら、耐引き裂き性の向上を図り、長期間に
わたってシール性を確保することができるシール材とシ
ール材組立体を提供する。 【解決手段】 被取付体3に取り付けられる長尺な取付
部11と、その取付部11の長手方向に沿って一体状に
設けられたシール部18と、を備えて長尺状をなす。取
付部11は、シール部18よりも耐引裂性が高く加硫さ
れたソリッドゴムからなる。シール部18は、取付部1
1よりも圧縮性に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫さ
れた独立気泡の発泡シリコーンゴムからなる。取付部1
1とシール部18は、これら両部の加硫時の化学的結合
及び/又は機械的結合により固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シール材とシー
ル材組立体に関し、主として、建物内のドアと床との間
の隙間、ドアと壁との間の隙間、建物の外壁パネル間の
隙間、給排水管の連結部の間の隙間等に介在されてその
隙間をシールするためのシール材とシール材組立体に関
する。
【0002】
【従来の技術】加硫したシリコーンゴムよりなるシール
材は、圧縮永久歪みが少ないため、高いシール性能を要
求される場合において適している。このため、シリコー
ンゴム製のシール材は、例えば、バリアフリー化された
浴室と脱衣室の間の浴室ドアと、床及び壁との間の隙間
をシールする場合に用いられることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シリコーン
ゴム製のシール材は、他のエラストマー材料(ゴム、軟
質樹脂等)よりなるシール材に比べコスト高である。ま
た、シリコーンゴム製のシール材は、耐引き裂き性が低
く、一旦、小さい裂け目が発生すると、その裂け目が容
易に拡大して破損する問題点があった。この発明の目的
は、前記問題点に鑑み、圧縮永久歪みが少ないシリコー
ンゴムの特性を生かしながら、耐引き裂き性の向上を図
り、長期間にわたってシール性を確保することができる
シール材とシール材組立体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るシール材は、被取付体に取り
付けられる長尺な取付部と、その取付部の長手方向に沿
って一体状に設けられたシール部と、を備えて長尺状を
なす。前記取付部は、前記シール部よりも耐引裂性が高
く加硫された非発泡ゴム(ソリッドゴムとも呼ばれるこ
とがある)からなる。前記シール部は、前記取付部より
も圧縮性に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独
立気泡の発泡シリコーンゴムからなる。前記取付部と前
記シール部は、これら両部の加硫時の化学的結合及び/
又は機械的結合により固着されている。したがって、請
求項1の発明に係るシール材によると、取付部は、加硫
された非発泡ゴムからなるため、シール部よりも耐引裂
性が高く被取付体にシール材を取り付けて使用するとき
には、取付部に裂けや亀裂等が発生する不具合を防止す
ることができ、安定した取り付け状態を維持することが
できる。一方、シール部は、取付部よりも圧縮性と撥水
性に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独立気泡
の発泡シリコーンゴムからなるため、比較的高価なゴム
材料であるシリコーンゴム材料の使用量(重量)が、非
発泡のシリコーンゴム材料によって形成した場合に比較
して少なくて済む。しかも、発泡してスポンジ状になっ
ていることに伴い非発泡の場合よりも圧縮性に富みかつ
EPDMの発泡体よりも圧縮永久歪みが小さいため、充
分なシール性(使用時にシール部と床等との間で水の通
過を阻止する性能)を長期間にわたって確保することが
できる。また、取付部とシール部は、これら両部の加硫
時の化学的結合及び/又は機械的結合により固着されて
いる。このため、取付部とシール部がその接合部におい
て剥がれる不具合を良好に防止することができる。
【0005】また、請求項2の発明に係るシール材は、
請求項1の発明において、取付部には、被取付体の係合
部に嵌め込まれて係止可能な係止部が形成されている。
したがって、金属製サッシュ等のシャープエッジがある
被取付体の係合部に取付部の係止部が嵌め込んで装着す
るとき、及び使用される場合においても、加硫された非
発泡ゴムの高い耐引裂性によって取付部に裂けや亀裂等
が発生する不具合を防止することができる。また、被取
付体と取付部との間でシール性を向上させる。
【0006】請求項3の発明に係るシール材は、請求項
1の発明において、取付部は、シール部の反対側に突出
して被取付体の溝部に嵌め込み可能な脚部と、その脚部
の側面から前記溝部の内壁面に向けて突出し、かつ同溝
部の内壁面に弾性的に係止可能な弾性係止片と、を備え
ている。したがって、EPDM等の加硫された非発泡ゴ
ムからなる取付部はシリコーンゴムからなる場合に比べ
摩擦係数が大きいので、その取付部の脚部側面から突出
した弾性係止片が、被取付体の溝部の内壁面に弾性的に
係合することで、位置ずれや抜けが少ない取付安定性に
優れたものとなる。
【0007】請求項4の発明に係るシール材は、請求項
2又は3の発明において、取付部の内部には、その取付
部の長手方向に連続する中空部が形成されている。した
がって、取付部が弾性的に縮小し易くなるため、被取付
体の溝部に取付部を容易に嵌め込んで装着することがで
きる。しかも、取付部の内部に中空部が形成される分だ
け、ゴム材料の使用量が少なくて済み、材料コストの低
減を図ることもできる。
【0008】請求項5の発明に係るシール材は、請求項
1の発明において、取付部は、略帯板状に形成され、そ
の裏面には粘着層が設けられている。したがって、シー
ル材は、その取付部裏面の粘着層を介して被取付体に容
易に接着されて固着される。また、取付部は、発泡シリ
コーンゴムからなるシール部よりも耐引裂性が高く加硫
された非発泡ゴムからなるため、粘着層との良好な接着
強度を保つことができる。また、取付部がビス締めや釘
打ち等によって被取付体に固着される場合においても、
そのビス締めや釘打ち等によって衝撃力を受けても取付
部に亀裂や引き裂き等が発生する不具合が防止される。
【0009】請求項6の発明に係るシール材は、請求項
1〜5のいずれか一項の発明おいて、取付部とシール部
との間には、非発泡のシリコーンゴム層が介在され、前
記非発泡のシリコーンゴム層が、前記シール部及び前記
取付部とそれぞれ加硫接合されて一体化している。した
がって、発泡シリコーンゴムからなるシール部に対し加
硫接合しにくいゴム材料によって取付部が形成される場
合においても非発泡のシリコーンゴム層がバインダーの
役割を果たすため、取付部とシール部とを良好に接合す
ることができる。
【0010】請求項7の発明に係るシール材は、請求項
1〜6のいずれか一項の発明において、取付部とシール
部との境界部において、一方には凸部が設けられ、他方
には前記凸部に対応する凹部が設けられて嵌合し、前記
取付部と前記シール部は、その境界部において加硫接合
されるとともに、前記凸部と凹部の嵌合によって機械的
に結合されている。したがって、取付部とシール部が加
硫接合されるとともに、凸部と凹部の嵌合によって機械
的に結合されることで強固でかつ安定した接合が得られ
る。また、発泡シリコーンゴムからなるシール部に対し
加硫接合のみでは安定した接合強度が得られないゴム材
料によって取付部が形成される場合において、加硫接合
による化学的結合と、凸部と凹部の機械的結合の組合せ
によって充分な接合強度が得られる。
【0011】請求項8の発明に係るシール材は、請求項
1〜7のいずれか一項の発明において、シール部の内部
には、そのシール部の長手方向に連続する中空部が形成
されている。したがって、発泡シリコーンゴムからなる
シール部の中空部によって、シール部の圧縮性が一層高
まるため、シール性が向上する。また、シール部の中空
部によって、発泡シリコーンゴム材料の使用量が少なく
て済み、材料コストの低減を図ることもできる。
【0012】請求項9の発明に係るシール材組立体は、
請求項1〜8のいずれか一項の発明のシール材を用い、
そのシール材の長手方向の端末部同士が所定角度で突き
合わせ接合されて組み立てられている。したがって、シ
ール材の端末部同士を所定角度で突き合わせ接合してシ
ール材組立体を構成することで、被取付体に所定数のシ
ール材を装着した後、そのシール材の端末部同士を接着
剤等によって接合する煩わしい手間を省くことができ
る。
【0013】請求項10の発明に係るシール材組立体
は、請求項9の発明において、シール材の長手方向の端
末部同士が非発泡のシリコーンゴムよりなる接合材を介
して加硫接合されている。したがって、シール材の端末
部同士を非発泡のシリコーンゴムよりなる接合材を介し
て加硫接合してシール材組立体を構成することで、シー
ル材の相互の端末部同士が一層良好に接合され、その接
合部分からの剥がれやシール不良等の発生を良好に防止
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1を図1〜図5にしたがって説明する。図1は浴
室の床面と脱衣室の床面とを仕切る壁に形成された開口
部にドアが開閉可能に装着された状態を示す斜視図であ
る。図2はドアが閉じられかつドア枠に装着されたシー
ル材が圧縮された状態を示す図1のII−II線に沿う
断面図である。図3はドアが開かれドア枠に装着された
シール材の自由状態を示す横断面図である。図1〜図3
に示すように、浴室の床面と脱衣室の床面とを仕切る壁
2には、扉枠が装着されており、その扉枠の一側には、
ヒンジ部材8のヒンジの軸を中心としてドア3がその一
側において開閉可能に装着されている。図1と図2に示
すように、ドア3の枠は下縁部の底枠4と、左右両側縁
部の側枠5を有し、これらは、硬質で剛性を有するアル
ミニウム合金や硬質で剛性を有する合成樹脂の異形押出
材によって形成されている。ドア3の底枠4と側枠5に
は、下方と側方に向けて開口する横断面略U字状をなす
溝部6がそれぞれ形成され、その溝部6の相対する溝壁
面には突条をなす2ヶの係合部7、7が溝内側に向けて
突出形成されている。なお、ドア3は、閉じ状態から開
かれるときに後述するシール部18が自由状態になるの
に充分な所定の高さ寸法だけ上昇されながら開かれる。
これとは逆に開かれたドア3が閉じられるときには、そ
の閉じ位置の直前、あるいは閉じ位置においてシール部
18が上下方向で所定量だけ圧縮されるのに充分な元の
下降位置まで下降されるようにヒンジ部材8によって開
閉並びに昇降可能に支持されている。
【0015】被取付体としてのドア3の枠(底枠4及び
側枠5)に装着されるシール材10は、長尺な取付部1
1と、その取付部11と反対側に突出して同取付部11
の長手方向に沿って一体状に設けられたシール部18
と、を一体状に備えて長尺状をなしている。図3に示す
ように、取付部11は、シール部18よりも耐引裂性が
高く加硫された非発泡ゴム(ソリッドゴムとも呼ばれる
ことがある。また、非発泡ゴムとして、例えば、非発泡
のEPDM、非発泡のEPDMとほぼ同等の特性を呈す
るように微小発泡したEPDMを含む)からなり、ドア
3の枠(底枠4及び側枠5)の溝部6の長手方向に沿っ
て長尺状をなしかつ溝部6に嵌め込まれる横断面形状を
なして形成されている。すなわち、取付部11は、溝部
6の溝幅寸法と略同じあるいは若干大きい幅寸法を有
し、かつ横断面略ツリー形状に形成されるとともに、そ
の先端部の両側部には溝部6への挿入を容易にするため
の傾斜案内面14が形成されて先細り状をなしている。
また、取付部11の略中間部の両側部には、ドア3の枠
(底枠4及び側枠5)の溝部6の係合部7、7に嵌め込
まれて係止可能な溝状の係止部15、15が形成され、
その溝状係止部15、15の両側には相対的に凸条係止
部15a、15aと15b、15bが形成されている。
なお、係止部15、15間の寸法は係合部7、7間の寸
法よりも僅かに大きく、凸条係止部15a、15b間の
寸法は係合部7、7間の寸法より大きくて溝部6の幅寸
法よりも小さく、凸条係止部15b、15b間の寸法は
溝部6の幅寸法よりも僅かに大きく形成されている。ま
た、取付部11の内部には、横断面で係止部15及び凸
条係止部15a、15bの範囲を含む長さの長円形をな
し、その長手方向に連続する中空部12が形成され、こ
れによって取付部11がその幅方向に弾性的に変形縮小
し易くなっている。上記の寸法関係と中空部12によっ
てもたらされる相互作用によって挿入作業をより容易に
し挿入後は溝部6の内面と取付部11との間で水の通過
を阻止する水密性を保ち安定した嵌合、取付状態が得ら
れる。
【0016】シール部18は、取付部11よりも圧縮性
に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独立気泡の
発泡シリコーンゴムからなる。このシール部18は、取
付部11側が、ドア3の枠(底枠4及び側枠5)の丸ま
った先端4a、4bよりも幾分内側に入り込んで取付部
11の幅寸法と略同じ幅寸法を有しかつドア3の枠の溝
部6から所定量だけ突出するように、取付部11の接合
部からシール部18の突出端までの突出寸法が設定され
ている。また、取付部11とシール部18は、これら両
部の加硫時の化学的結合及び/又は機械的結合により固
着されている。
【0017】特に、この実施の形態1において、取付部
11とシール部18は共押出によって同時成形されると
ともに、取付部11のEPDMのゴム材料とシール部1
8のシリコーンゴム材料には、過酸化物の加硫剤がそれ
ぞれ添加されている。なお、シール部18を形成するシ
リコーンゴム材料には、加硫剤の他、発泡剤が添加され
ている。そして、取付部11とシール部18の各材料が
押出成形用ダイの押出口から同時に押し出されて、取付
部11とシール部18が一体状に形成される。その後、
取付部11とシール部18が加硫槽において共に加熱さ
れ加硫(架橋)されることで、取付部11とシール部1
8がその境界部において化学的結合(加硫接合)により
固着される。前記したように、取付部11のゴム材料
と、シール部18のシリコーンゴム材料とが同系統の過
酸化物の加硫剤によって加硫(パーオキサイド加硫)さ
れることで、取付部11をシール部18を同一の条件
(温度、時間)で加硫を行うことができる。この結果、
取付部11とシール部18とが良好に接着されて一体化
し、接着部からの剥がれが防止される。
【0018】また、この実施の形態1において、図1と
図4に示すように、取付部11とシール部18とを一体
状に備えて長尺状をなすシール材10は、ドア3の底枠
4及び側枠5にそれぞれ対応する長さ寸法をもち、かつ
長手方向の端末部が45度の角度をもって傾斜状にそれ
ぞれ切断される。そして、各シール材10の相互の端末
部同士が90度の角度をもって突き合わせし、かつ接着
剤等によって一体状に接合されて組み立てられることで
シール材組立体100が構成される。また、図5に示す
ように、各シール材10の相互の端末部同士が非発泡の
シリコーンゴムよりなる接合材101を介して接合(例
えば、加硫接合による接合)されることが望ましい。
【0019】この実施の形態1に係るシール材10とシ
ール材組立体100において、図3に示すように、ドア
3の底枠4と側枠5の各溝部6にシール材組立体100
を装着する場合、シール材組立体100を構成する各シ
ール材10の取付部11を弾性変形させながら各溝部6
にそれぞれ押し込む。これによって、各溝部6の突条の
係合部7に各シール材10の取付部11の凹状の係止部
15がそれぞれ嵌め込まれる。そして、取付部11の弾
性復元力により溝部6に弾発して係合し、その係合力に
よってドア3の底枠と側枠の各溝部6にシール材組立体
100が装着される。なお、装着後において、取付部1
1は、僅かに弾性変形を残した状態で係合され、溝部6
に密着する。また、前記のように嵌め込ませるので、取
付部11と、ドア3の底枠4及び側枠5とは密着して水
密性を保つ。さらに、嵌め込まれた状態おいて、取付部
11とシール部18との接合部は、底枠4と側枠5の各
先端4a、4bよりも内側に入り込んだ位置になるのが
好ましい。これにより取付部11とシール部18との接
合部に直接に外力が作用するのを防止できる。前記した
ようにシール材組立体100が装着されたドア3は、図
1に示すように、浴室と脱衣室を仕切る壁2に設けた扉
枠の一側にヒンジ部材8によって開閉並びに昇降可能に
支持されている。そして、ドア3は、閉じ状態から開か
れるときにシール部18が自由状態になるのに充分な所
定の高さ寸法だけ上昇されながら開かれる。これとは逆
に開かれたドア3が閉じられるときには、その閉じ位置
の直前、あるいは閉じ位置においてシール部18が上下
方向で所定量だけ圧縮されるのに充分な元の下降位置ま
で下降される。このため、図1と図2に示すように、ド
ア3が閉じ位置まで閉じられると、シール材組立体10
0のシール材10のシール部18が弾性的に圧縮変形し
て浴室と脱衣室の境界部の床面や壁2の扉枠に圧接す
る。これによって、ドア3と床面及び壁2の扉枠との間
の隙間がシールされ浴室の水が脱衣室側に漏れるのを防
止する。また、シール部18は独立気泡の発泡シリコー
ンゴムからなるので自身が吸水することもない。
【0020】前記したように、ドア3が閉じられると、
図2に示すように、シール材10のシール部18が弾性
的に圧縮変形し、その弾性圧縮による反力(弾性復元
力)が溝部6の突状の係合部7と、取付部11の溝状の
係止部15との嵌合部分に作用してドア3の底枠4及び
側枠5と更に密接する。取付部11は、シール部18よ
りも耐引裂性が高く加硫された非発泡ゴム(例えば、非
発泡のEPDM)からなる。このため、装着時、装着後
及びドア開閉時の前記反力によって取付部11の溝状の
係止部15やその近傍に多少の付加的な応力が生じても
裂けや亀裂等が発生する不具合が防止され、安定した取
り付け状態が維持される。一方、シール部18は、取付
部11よりも圧縮性に富み、かつ耐永久歪み性が高く加
硫された独立気泡の発泡シリコーンゴムからなる。この
ため、比較的高価なゴム材料であるシリコーンゴム材料
の使用量が、非発泡のシリコーンゴム材料によって形成
した場合に比較して少なくて済み、また水を吸収するこ
ともない。しかも、発泡してスポンジ状になっているこ
とに伴い圧縮性に富みかつEPDMの発泡体よりも圧縮
永久歪みが小さい。このように、取付部11とシール部
18とを組み合わせてシール材10を構成することによ
って、被取付体としてのドア3に取り付けて使用すると
きの取り付け安定性の向上を図ることができるととも
に、充分なシール性を長期間にわたって確保することが
でき、耐久性にも優れたシール材10を安価に提供する
ことができる。
【0021】また、この実施の形態1において、取付部
11とシール部18は、これら両部の加硫時の化学的結
合(加硫接合)により固着されている。このため、取付
部11とシール部18がその接合部において剥がれる不
具合を良好に防止することができる。また、取付部11
の内部には、その長手方向に連続する横断面略長円形の
中空部12が形成され、これによって取付部11の係合
部7及びその近傍がその幅方向に弾性的に縮小変形し易
くなっている。このため、被取付体としてのドア3の底
枠4及び側枠5の溝部6にシール材10の取付部11を
容易に弾性変形させて押し込んで装着することができる
とともに、前述した係合部7、溝部6、凸条係止部15
a、15a及び15b、15bの寸法関係により、溝部
6の突条の係合部7に取付部11の凹状の係止部15を
容易に嵌め込んで係合させることができ、取り付け安定
性が向上する。しかも、取付部11の内部に中空部12
が形成される分だけ、ゴム材料の使用量が少なくて済
み、材料コストの低減を図ることもできる。
【0022】また、この実施の形態1において、図4に
示すように、シール材10の相互の端末部同士が90度
の角度をもって接着剤等によって一体状に接合されて組
み立てられることでシール材組立体100が構成され
る。このため、ドア3の底枠及び左右の両側枠に対応す
る3つのシール材10をそれぞれ装着した後、これらシ
ール材10の端末部同士を接着剤によって接合する煩わ
しい手間を省くことができるとともに、各シール材10
の端末部同士の接合不良(接着不良)を防止することが
できる。また、図5に示すように、各シール材10の相
互の端末部同士を非発泡のシリコーンゴムよりなる接合
材を介して接合(例えば、加硫接合による接合)してシ
ール材組立体100を構成することが望ましい。この場
合、シール部18と同種の材料を用いており接合性が高
いため各シール材10の相互の端末部同士が一層良好に
接合され、その接合部分からの剥がれやシール不良等の
発生を良好に防止することができる。
【0023】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図6にしたがって説明する。この実施の形態2
においては、シール材組立体100を構成するシール材
10の取付部11とシール部18との間に非発泡のシリ
コーンゴム層20が介在され、取付部11とシリコーン
ゴム層20、及びシール部18とシリコーンゴム層20
がそれぞれ加硫接合されて一体化している。この実施の
形態2のその他の構成は実施の形態1と同様にして構成
されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してそ
の説明は省略する。したがって、この実施の形態2にお
いては、実施の形態1の作用効果に加え、発泡シリコー
ンゴムよりもゴム材料に対し比較的接合し易い非発泡の
シリコーンゴム層20がバインダーの役割を果たすた
め、EPDM等のゴム材料からなる取付部11と発泡シ
リコーンゴムからなるシール部18とをより良好に接合
することができる、という作用効果を奏する。また、取
付部11とシール部18との間に非発泡のシリコーンゴ
ム層20が介在されたシール材10は、共押出によって
一体状に押出成形された後、加硫槽において加硫接合さ
れることで容易に製造される。
【0024】(実施の形態3)次に、この発明の実施の
形態3を図7にしたがって説明する。この実施の形態3
においては、シール材組立体100を構成するシール材
10の取付部11とシール部18との境界部において加
硫接合されるとともに、横断面略あり溝をなす底部がや
や幅広の凹部22と、その凹部22に嵌合する先端がや
や幅広の凸部21とがそれぞれ設けられて機械的にも結
合されている。この実施の形態3では、取付部11に凸
部21が一体に設けられ、シール部18に凹部22が設
けられているが、取付部11に凹部、シール部18に凸
部が設けられてもよい。この実施の形態3のその他の構
成は実施の形態1と同様にして構成されるため、同一構
成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
したがって、この実施の形態3においては、実施の形態
1の作用効果に加え、取付部11とシール部18が加硫
接合されるとともに、凸部21と凹部22の嵌合によっ
て機械的にも結合されることで接合力が向上し強固でか
つ安定した接合が得られる。また、発泡シリコーンゴム
からなるシール部18に対し加硫接合のみでは安定した
接合強度が得られないゴム材料によって取付部11が形
成される場合において、加硫接合による化学的結合と、
凸部21と凹部22の機械的結合の組合せによって充分
な接合強度が得られる。
【0025】(実施の形態4)次に、この発明の実施の
形態4を図8と図9にしたがって説明する。この実施の
形態4においては、図8と図9に示すように、建築物の
隣接する外壁パネル30(この発明の被取付体に相当す
る)の間の隙間、すなわち目地部31に装着されるシー
ル材40を例示する。また、隣接する外壁パネル30の
うち、少なくとも一方の外壁パネル30の端面の所定位
置には横断面略U字状をなす溝部36が形成されてい
る。ここで外壁パネル30としては、プレキャストコン
クリート板(通称、PCコンクリート板と呼ばれてい
る)、発泡コンクリート板(通称、ALC板と呼ばれて
いる)、アルミ合金、ステンレス等の金属製パネル等が
使用でき、アルミ合金、ステンレス等の金属製窓枠サッ
シ等を有し建築物の外壁面の少なくとも一部を構成する
窓も含むものとする。
【0026】シール材40は、長尺な取付部41と、そ
の取付部41の反対側に突出して同取付部41の長手方
向に沿って一体状に設けられたシール部48と、を一体
状に備えて長尺状をなしている。取付部41は、シール
部48よりも耐引裂性が高く加硫された非発泡ゴム(例
えば、非発泡のEPDM)からなるとともに、帯板状を
なす座板部42と、その座板部42の一側面の長手方向
に沿って長尺状をなしかつ溝部36に嵌め込まれる脚部
43とを一体に備えている。さらに、脚部43の両側面
には、溝部36の両内壁面に向けてそれぞれ突出しかつ
溝部36の両内壁面に弾性変形して係合可能な複数対
(又は一対)のリップ状の弾性係止片45がそれぞれ形
成されている。また、この実施の形態4において、取付
部41の脚部43の内部には、その長手方向に連続する
中空部44が形成され、これによって脚部43が幅方向
で弾性的に縮小し易くなっている。
【0027】取付部41の座板部42の他側面には、取
付部41よりも圧縮性に富み、かつ耐永久歪み性が高く
加硫された独立気泡の発泡シリコーンゴムからなるシー
ル部48が突設されている。このシール部48は、溝部
36の溝幅よりも幅広の座板部42の幅寸法と略同じ幅
寸法を有しかつ横断面略半円形をなして突出している。
また、取付部41の座板部42とシール部48は、これ
ら両部の加硫時の化学的結合により固着されている。座
板部42が帯板状であるため、シール部48との固着面
積が広くとれ接合強度が高く保たれる。また、外壁パネ
ル30への取付時には、挿入の押圧力を座板部42で受
けることができるため、挿入し易く必要以上に深く施工
してしまうこともないため作業性が向上する。
【0028】前記したように構成されるこの実施の形態
4のシール材40において、一方の外壁パネル30の端
面の溝部36にシール材40を装着する場合、取付部4
1の座板部42が外壁パネル30の端面に当接する位置
まで脚部43が押し込まれる。これによって、脚部43
の両側の弾性係止片45が溝部36の両内壁面に弾性的
に係合し、その係合力によってシール材40が装着され
る。その後、外壁パネル30が所定間隔の目地部31を
隔てて組み立てられることで建築物の外壁が構築され
る。前記したように外壁が構築された状態において、隣
接する外壁パネル30のうち、一方の外壁パネル30の
溝部36に装着されたシール材40は、そのシール部4
8が他方の外壁パネル30の端面に押圧されて弾性圧縮
するとともに、その反発力によって他方の外壁パネル3
0の端面に圧接する。これによって、隣接する外壁パネ
ル30の間の目地部31がシールされる。
【0029】また、座板部42、脚部43及び弾性係止
片45を一体に備えた取付部41は、シール部48より
も耐引裂性が高く加硫された非発泡ゴム(例えば、非発
泡のEPDM)からなる。このような加硫された非発泡
ゴムは、シリコーンゴムに比べ摩擦係数が大きいため、
脚部43の弾性係止片45が弾性的に変形して外壁パネ
ル30の溝部36の内壁面に係合(圧接)した状態にあ
るときには、係止片45と溝部36の内壁面との間には
大きい摩擦力が発生し、これによってシール材40の取
付安定性が向上する。また、脚部43の内部には、その
長手方向に連続する中空部44が形成され、これによっ
て脚部43が弾性的に縮小し易くなっている。このた
め、被取付体としての外壁パネル30の溝部36にシー
ル材40の取付部41の脚部43を容易に押し込んで装
着することができる。しかも、脚部43の内部に中空部
44が形成される分だけ、ゴム材料の使用量が少なくて
済み、材料コストの低減を図ることもできる。
【0030】図10に示すものは隣接する外壁パネル3
0の相対する端面に溝部36がそれぞれ形成され、これ
ら溝部36の両方に前記シール材40の各取付部41の
脚部43を挿入することによって両シール材40をそれ
ぞれ装着した例である。この場合、シール材が両方にあ
るため、より広い幅をシール可能となり圧縮可能な量も
倍増する。したがって、隣接する外壁パネル30の間の
目地部31の隙間幅寸法が大きい場合や隙間幅寸法のバ
ラツキが大きい場合においても、両シール材40のシー
ル部48が相互に圧接して弾性圧縮することで両シール
部48間に隙間が生じることがなく目地部31を良好に
シールすることができ、隙間幅寸法のバラツキが大きい
場合にはそのバラツキを吸収し、良好にシールすること
ができる。
【0031】(実施の形態5)次に、この発明の実施の
形態5を図11と図12にしたがって説明する。この実
施の形態5に係るシール材40は、前記実施の形態4で
述べたシール材40のうち、独立気泡の発泡シリコーン
ゴムからなるシール部48の構造を変更したものであ
る。すなわち、図11と図12に示すように、シール材
40のシール部48の内部には、そのシール部48の長
手方向に連続する中空部49が形成されている。この実
施の形態5に係るシール材40のその他の構成は実施の
形態4のシール材40と略同様にして構成されるため、
同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略
する。
【0032】したがって、この実施の形態5に係るシー
ル材40は、座板部42、脚部43及び弾性係止片45
を一体に備えた取付部41が、シール部48よりも耐引
裂性が高く加硫された非発泡ゴム(例えば、非発泡のE
PDM)からなるため、係止片45と溝部36の内壁面
との間には大きい摩擦力が発生し、これによってシール
材40の取付安定性が向上する。また、脚部43の中空
部44によって脚部43が弾性的に縮小し易いため、被
取付体としての外壁パネル30の溝部36にシール材4
0の取付部41の脚部43を容易に押し込んで装着する
ことができとともに、ゴム材料の使用量が少なくて済
み、材料コストの低減を図ることもできる。特に、実施
の形態5において、発泡シリコーンゴムからなるシール
部48の内部に設けた中空部49によってシール部48
が圧縮性が一層高まる。このため、そのシール部48が
弾性圧縮して圧接する面、すなわち、他方の外壁パネル
30の端面が凹凸面であったとしても、その凹凸面に沿
って良好に圧接してシールすることが可能となる。ま
た、シール部48の内部に中空部49を形成することに
よって、発泡シリコーンゴム材料の使用量が少なくて済
み、材料コストの低減を図ることもできる。
【0033】図13に示すものは隣接する外壁パネル3
0(図は目地部を形成するパネルの双方がアルミ合金等
の金属製のパネル、サッシ等である場合)の相対する端
面に溝部36がそれぞれ形成され、これら溝部36に前
記シール材40を、その各取付部41の脚部43におい
てそれぞれ装着したものである。したがって、実施の形
態4と同様に隣接する外壁パネル30の間の目地部31
の隙間幅寸法が大きい場合においても、両シール材40
のシール部48が相互に圧接して弾性圧縮することで目
地部31を良好にシールすることができる。また、図1
3に示すように、隣接する外壁パネル30の間の目地部
31の奥側寄りにシール材40を、外側寄りにガスケッ
ト110を装着することもできる。すなわち、隣接する
外壁パネル30の相対する端面の外側寄りには、ガスケ
ット110の幅方向両端部に形成された嵌め込み部11
1がそれぞれ嵌め込まれる装着部38が形成される。そ
して、これら装着部38にガスケット110の両嵌め込
み部111が嵌め込まれる。この場合、目地部31を二
重にシールすることができるため防水性が向上し、外壁
の外観を向上させることもできる。
【0034】図14に示すものはセラミック系材料から
なるパネル部30aと、そのパネル部30aの裏面側に
設けられた金属製の枠部30bによって隣接する外壁パ
ネル30がそれぞれ構成されている。そして、隣接する
外壁パネル30のうち、少なくとも一方の外壁パネルの
枠部30bに溝部36が形成され、その溝部36に前記
シール材40を、その各取付部41の脚部43において
それぞれ装着した例である。また、図14に示すよう
に、隣接する外壁パネル30の各パネル部30aの間に
は乾式及び/又は湿式の目地材39が介在されることも
ある。また、図13と図14に示すように、外壁パネル
30の材質や溝部36の形成部位は適宜に設定すること
ができる。
【0035】(実施の形態6)次に、この発明の実施の
形態6を図15〜図16にしたがって説明する。この実
施の形態6に係るシール材40は、前記実施の形態5で
述べたシール材40の非発泡ゴムからなる取付部41の
構造を変更したものである。すなわち、図15と図16
に示すように、シール材40の取付部41は、略帯板状
に形成され、その裏面には、外壁パネル30(PCコン
クリート板、ALC板、金属製パネル、金属製窓枠サッ
シ等を含む)の端面に接着可能な粘着層60(例えば、
感圧両面粘着テープ、ブチルゴムのような粘着剤等)が
設けられている。また、粘着層60の外壁パネル30に
対する粘着面には必要に応じて取り付け前まで粘着面を
保護するための離型紙が貼り付けられる。また、隣接す
る外壁パネル30の相対する端面のうち、少なくとも一
方の端面の所定位置には、シール材接着の位置決めとな
る装着用凹部37が形成されている。この実施の形態6
に係るシール材40のその他の構成は実施の形態5のシ
ール材40と略同様にして構成されるため、同一構成部
分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
【0036】したがって、この実施の形態6において
は、図16に示すように、一方の外壁パネル30端面の
装着用凹部37にシール材40の取付部41が粘着層6
0を介して容易に接着されて固着される。そして、シー
ル材40は、そのシール部48が隣接する外壁パネル3
0の間の目地部31に弾性圧縮された状態で配置される
ことで、目地部31をシールする。また、取付部41
は、独立気泡の発泡シリコーンゴムのシール部48より
も接着性がよい加硫された非発泡ゴム(例えば、非発泡
のEPDM)からなるため、取付部41と粘着層60と
の間で良好な接着強度を保つことができる。また、取付
部41がパーオキサイド加硫された非発泡のEPDMか
ら形成される場合には、イオウ加硫された非発泡のEP
DMに比べ機械的強度が高いため、粘着層60による接
着強度が一層向上する。また、この実施の形態6におい
ても、前記実施の形態5と略同様にして、発泡シリコー
ンゴムからなるシール部48の中空部49によって、シ
ール部48が圧縮性が一層高まるため、そのシール部4
8が弾性圧縮して圧接する面、すなわち、他方の外壁パ
ネル30の端面が凹凸面であったとしても、その凹凸面
に沿って良好に圧接してシールすることが可能となる。
また、シール部48の中空部49によって、発泡シリコ
ーンゴム材料の使用量が少なくて済み、材料コストの低
減を図ることもできる。特に、この実施の形態6におい
て、シール材40を略帯板状をなす取付部41の裏面の
粘着層60によって、各種構造の外壁パネル30の端面
に容易に接着することができ、取付作用性に優れる。
【0037】図17に示すものは隣接する外壁パネル3
0(図においては一方がPCコンクリート板又はALC
板、他方がアルミ合金等の金属製のパネル又はサッシ等
の場合を示す)の相対する端面に装着用凹部37がそれ
ぞれ形成され、これら装着用凹部37にシール材40
を、その各取付部41の粘着層60においてそれぞれ接
着したものである。したがって、前記実施の形態4及び
5と同様、隣接する外壁パネル30の間の目地部31の
隙間幅寸法が大きい場合においても、両シール材40の
シール部48が相互に圧接して弾性圧縮することで目地
部31を良好にシールすることができる。図18に示す
ものは、一方の外壁パネル30がセラミック系の材料か
らなるパネル部30aと、そのパネル部30aの裏面側
に設けられた金属製の枠部30bによって構成されてい
る。また、他方の外壁パネル30は、アルミ合金等の押
出材からなるパネル部30cと、そのパネル部30cの
裏面側に設けられた金属製の枠部30dによって構成さ
れている。そして、隣接する外壁パネル30のうち、少
なくとも一方に外壁パネル30の枠部30dにシール材
40を、その各取付部41の粘着層60によってそれぞ
れ接着したものである。このように、前記装着用凹部3
7を有していないパネルにシール材40を接着すること
も可能である。また、図18に示すように、隣接する外
壁パネル30の各パネル部30a、30cの間には乾式
又は湿式の目地材39が介在されることもある。
【0038】(実施の形態7)次に、この発明の実施の
形態7を図19と図20にしたがって説明する。この実
施の形態7に係るシール材50は、外壁パネル30を所
定の目地部31を隔てて隣接状に固定する被取付体とし
ての柱130(金属製角パイプ材、木製角材、コンクリ
ート製角材等からなる柱)の表面に貼り付けられるシー
ル材50を例示する。すなわち、図19と図20に示す
ように、隣接する外壁パネル30は、端部が柱130の
表面側に配置されかつセラミック系材料の板材よりなる
パネル部30aと、そのパネル部30aの裏面側に固着
されかつ柱130にボルト等によって締め付け固定され
る金属製の枠部30bによってそれぞれ構成されてい
る。シール材50は、帯板状をなす長尺な取付部51
と、その取付部51の表面の長手方向に沿って加硫接合
によって固着されかつ取付部51の幅方向に所定の間隔
を隔てて略平行状に配列された複数条のシール部58
と、を一体状に備えて長尺状をなしている。また、取付
部51は、複数条のシール部58よりも耐引裂性が高く
加硫された非発泡ゴム(例えば、非発泡のEPDM)か
らなる。また、取付部51の裏面には、柱130の表面
に接着可能な粘着層60(例えば、感圧両面粘着テー
プ、ブチルゴムのような粘着剤等)が設けられている。
また、粘着層60の柱130に対する粘着面には必要に
応じて離型紙が貼り付けられる。また、複数条のシール
部58は、取付部51を形成するゴム材料よりも圧縮性
に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独立気泡の
発泡シリコーンゴムからなる。
【0039】したがって、この実施の形態7において
は、図20に示すように、柱130の表面にシール材5
0の取付部51が粘着層60を介して容易に接着されて
固着される。また、柱130が、例えば金属製角パイプ
材からなる柱である場合にはビス131によって取付部
51が固定される。柱130が木製角材からなる柱であ
る場合には、釘や木ねじ等によって取付部51が打ち付
けられる。このように、柱130の表面にシール材50
が固着された後、外壁パネル30の枠部30bが柱13
0の側面にボルト等によって締め付け固定され、その外
壁パネル30のパネル部30aの端部が柱130の表面
側に配置されて建築物の外壁が構築される。そして、シ
ール材50の取付部51の複数条のシール部58は隣接
する外壁パネル30のパネル部30aに押圧されて弾性
圧縮し、これによって外壁パネル30と柱130との間
がシールされる。特に、この実施の形態7において、被
取付体としての柱130の表面にシール材50の取付部
51を粘着層60による接着と、ビス締めや釘打ちの併
用によってシール材50を強固に固着することができ
る。また、取付部51は、シール部58よりも耐引裂性
が高く加硫された非発泡ゴム(例えば、非発泡のEPD
M)からなるため、ビス締めや釘打ちの際にハンマー等
の衝撃力を受けても取付部51に亀裂や引き裂き等が発
生する不具合を防止することができる。
【0040】(実施の形態8)次に、この発明の実施の
形態8を図21と図22にしたがって説明する。図21
と図22に示すこの実施の形態8においては、建物の内
外のドアの戸当たりパッキンとして用いられるシール材
70を例示するものである。図22に示すように、ドア
210の閉じ側に設けられる柱部材230を被取付体と
し、その柱部材230には、シール材70が嵌め込まれ
て装着される溝部236が形成されている。図21に示
すように、シール材70は、長尺な取付部71と、その
取付部71と反対側に突出して同取付部71の長手方向
に沿って一体状に設けられたシール部78と、を一体状
に備えて長尺状をなしている。また、取付部71は、シ
ール部78よりも耐引裂性が高く加硫された非発泡ゴム
(例えば、非発泡のEPDM)からなる。取付部71の
両側面には、溝部236の両内壁面に向けてそれぞれ突
出しかつ溝部236の両内壁面に弾性変形して係合可能
な複数対のリップ状の弾性係止片75がそれぞれ形成さ
れている。また、取付部71の先端面には、座板部81
が形成されその座板部81には溝部236の底部に接着
可能な粘着層80(例えば、感圧両面粘着テープ、ブチ
ルゴムのような粘着剤等)が設けられている。また、こ
の実施の形態8においても、取付部71の内部には、そ
の長手方向に連続する中空部74が形成され、これによ
って取付部71が弾性的に縮小し易くなっている。
【0041】シール部78は、取付部71よりも圧縮性
に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独立気泡の
発泡シリコーンゴムからなる。このシール部78は、取
付部71の一側部分とともに横断面略円筒状をなし、そ
の内部には、そのシール部78の長手方向に連続する中
空部79が形成されている。また、シール部78は、そ
の中空部79の内周壁面が横断面略波形状をなして連続
する凹凸面に形成されている。また、取付部71とシー
ル部78は、これら両部の加硫時の化学的結合(加硫接
合)により固着されている。
【0042】この実施の形態8は上述したように構成さ
れる。したがって、柱部材230の溝部236にシール
材70を装着する場合、取付部71が溝部236に押し
込まれることによって、取付部71の両側の弾性係止片
75が溝部236の両内壁面に弾性的に係合するととも
に、取付部71の座板部81の粘着層80が溝部236
の底部に接着する。このように被取付体としての柱部材
230の溝部236に弾性係止片75による係止と、粘
着層80による接着の併用によってシール材70を強固
に固着することができる。また、図23に示すように、
ドア210が閉じられると、そのドア210によってシ
ール部78が押圧されて弾性圧縮し、これによって、ド
ア210を閉じたときの衝撃が緩和されるとともに、柱
部材230とドア210との間の隙間がシールされる。
【0043】なお、この発明に係るシール材とシール材
組立体は前記実施の形態1〜8に限定するものではな
い。例えば、この発明のシール材は、建築用のシール材
に限らず、コンクリート製、セラミック製、鋳造金属製
等の各種の給・排水管、電力ケーブル、通信ケーブル等
の共同配管、道路側溝ブロック等の連結部に用いられる
土木用シール材として用いることもでき、また車両のウ
エザーストリップ等の車両用シール材として用いること
もできる。また、1本のシール材として扱うこともで
き、複数本のシール材の相互の端末部同士を所定角度で
突き合わせ接合してシール材組立体として扱うこともで
きる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明に係
るシール材によれば、シール部よりも耐引裂性が高く加
硫された非発泡ゴムからなる取付部と、取付部よりも圧
縮性に富み、かつ耐永久歪み性が高く加硫された独立気
泡の発泡シリコーンゴムからなるシール部とを組み合わ
せてシール材を構成することによって、被取付体に取り
付けて使用するときの取り付け安定性の向上を図ること
ができるとともに、充分なシール性を長期間にわたって
確保することができ、耐久性にも優れたシール材を安価
に提供することができる。しかも、取付部とシール部
は、これら両部の加硫時の化学的結合及び/又は機械的
結合により固着されるため、取付部とシール部がその接
合部において剥がれる不具合を良好に防止することがで
きる。
【0045】また、請求項2の発明に係るシール材によ
れば、請求項1の発明の効果に加え、金属製サッシュ等
のシャープエッジがある被取付体の係合部に取付部の係
止部が嵌め込まれて使用される場合においても、取付部
の耐引裂性によって裂けや亀裂等が発生する不具合を防
止することができる。請求項3の発明に係るシール材に
よれば、請求項1の発明の効果に加え、取付部の脚部側
面から突出した弾性係止片を、被取付体の溝部の内壁面
に弾性的に係合させることができ、取付安定性の向上を
図ることができる。請求項4の発明に係るシール材によ
れば、請求項2又は3の発明の効果に加え、取付部を弾
性的に縮小し易くすることで、被取付体に対する嵌め込
み装着性の向上を図ることができる。しかも、取付部内
部の中空部によって、ゴム材料の使用量を少なくして、
材料コストの低減を図ることもできる。請求項5の発明
に係るシール材によれば、請求項1の発明の効果に加
え、シール材を、その取付部裏面の粘着層を介して被取
付体に容易に接着して固着することができるとともに、
良好な接着強度を保つことができる。また、取付部がビ
ス締めや釘打ち等によって被取付体に固着される場合に
おいても、そのビス締めや釘打ち等によって取付部に亀
裂や引き裂き等が発生する不具合を防止することができ
る。
【0046】請求項6の発明に係るシール材によれば、
請求項1〜5のいずれか一項の発明の効果に加え、発泡
シリコーンゴムからなるシール部に対し加硫接合しにく
いゴム材料によって取付部が形成される場合においても
非発泡のシリコーンゴム層がバインダーの役割を果たす
ため、取付部とシール部とを良好に接合することがで
き、取付部とシール部とがその接合部において剥がれる
不具合を防止することができる。請求項7の発明に係る
シール材によれば、請求項1〜6のいずれか一項の発明
の効果に加え、取付部とシール部を加硫接合するととも
に、凸部と凹部の嵌合によって機械的に結合することで
強固でかつ安定した接合が得られる。また、発泡シリコ
ーンゴムからなるシール部に対し加硫接合のみでは安定
した接合強度が得られないゴム材料によって取付部が形
成される場合において、加硫接合による化学的結合と、
凸部と凹部の機械的結合の組合せによって充分な接合強
度が得られる。請求項8の発明に係るシール材によれ
ば、請求項1〜7のいずれか一項の発明の効果に加え、
発泡シリコーンゴムからなるシール部の内部に設けた中
空部によって、シール部の圧縮性を一層高め、シール性
を向上させることができるとともに、シール部の中空部
によって、発泡シリコーンゴム材料の使用量が少なくて
済み、材料コストの低減を図ることもできる。
【0047】請求項9の発明に係るシール材組立体によ
れば、請求項1〜8のいずれか一項の発明に係るシール
材の効果に加え、 シール材の端末部同士を所定角度で
突き合わせ接合してシール材組立体を構成することで、
被取付体に所定数のシール材を装着した後、そのシール
材の端末部同士を接着剤等によって接合する煩わしい手
間を省くことができる。請求項10の発明に係るシール
材組立体によれば、請求項9の発明の効果に加え、シー
ル材の相互の端末部同士が一層良好に接合することがで
き、その接合部分からの剥がれやシール不良等の発生を
良好に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の浴室と脱衣室を仕切
る壁の開口部に開閉可能に装着されたドアにシール材
(シール材組立体)が装着された状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じくドアが閉じられかつシール材が圧縮され
た状態を示す図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】同じくドアに装着されたシール材の自由状態を
示す横断面図である。
【図4】同じくシール材の端末部同士が90度の角度で
接合されてシール材組立体が構成された状態を示す縦断
面図である。
【図5】同じくシール材の端末部同士がシリコーンゴム
層を介して90度の角度で接合されてシール材組立体が
構成された実施態様を示す縦断面図である。
【図6】この発明の実施の形態2のシール材がドアに装
着された状態を示す横断面図である。
【図7】この発明の実施の形態3のシール材がドアに装
着された状態を示す横断面図である。
【図8】この発明の実施の形態4のシール材を示す横断
面図である。
【図9】同じく隣接する外壁パネルの間の目地部に配設
されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図10】同じく隣接する外壁パネルの端面にシール材
がそれぞれ配設されて圧縮された状態を示す横断面図で
ある。
【図11】この発明の実施の形態5のシール材を示す横
断面図である。
【図12】同じく隣接する外壁パネルの間の目地部に配
設されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図13】同じく隣接する外壁パネルの端面にシール材
がそれぞれ配設されて圧縮された状態を示す横断面図で
ある。
【図14】同じく隣接する外壁パネルの枠部の間に配設
されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図15】この発明の実施の形態6のシール材を示す横
断面図である。
【図16】同じく隣接する外壁パネルの間の目地部に配
設されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図17】同じく隣接する外壁パネルの端面にシール材
がそれぞれ配設されて圧縮された状態を示す横断面図で
ある。
【図18】同じく隣接する外壁パネルの枠部の間に配設
されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図19】この発明の実施の形態7のシール材を示す横
断面図である。
【図20】同じく隣接する外壁パネルを支持する柱に配
設されたシール材が圧縮された状態を示す横断面図であ
る。
【図21】この発明の実施の形態8のシール材を示す横
断面図である。
【図22】同じくドアの戸当たりパッキンとして用いら
れたシール材が圧縮された状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
3 ドア(被取付体) 10、40、50、70 シール材 11、41、51、71 取付部 18、48、58、78 シール部 100 シール材組立体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E06B 7/23 F16J 15/10 Y F16J 15/10 E04B 1/68 D (72)発明者 兼子 眞二 愛知県大府市長根町四丁目1番地 東海興 業株式会社内 (72)発明者 深谷 繁憲 愛知県大府市横根町坊主山1番地の64 化 成工業株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DA01 FA06 FA12 FA13 FA33 FA34 GA47 GA62 GA65 GA66 HE01 KA05 KA07 MA02 MA04 MA13 2E036 AA01 AA02 BA01 CA01 DA02 EB02 EC03 FB02 GA02 HA01 3J040 AA17 EA01 EA16 EA27 FA05 FA08 HA05 HA21 4H017 AA02 AA03 AB15 AC13 AD03 AE03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体に取り付けられる長尺な取付部
    と、その取付部の長手方向に沿って一体状に設けられた
    シール部と、を備えて長尺状をなすシール材であって、 前記取付部は、前記シール部よりも耐引裂性が高く加硫
    された非発泡ゴムからなり、 前記シール部は、前記取付部よりも圧縮性に富み、かつ
    耐永久歪み性が高く加硫された独立気泡の発泡シリコー
    ンゴムからなり、 前記取付部と前記シール部は、これら両部の加硫時の化
    学的結合及び/又は機械的結合により固着されているこ
    とを特徴とするシール材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシール材であって、 取付部には、被取付体の係合部に嵌め込まれて係止可能
    な係止部が形成されていることを特徴とするシール材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシール材であって、 取付部は、シール部の反対側に突出して被取付体の溝部
    に嵌め込み可能な脚部と、その脚部の側面から前記溝部
    の内壁面に向けて突出し、かつ同溝部の内壁面に弾性的
    に係止可能な弾性係止片と、を備えていることを特徴と
    するシール材。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のシール材であっ
    て、 取付部の内部には、その取付部の長手方向に連続する中
    空部が形成されていることを特徴とするシール材。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のシール材であって、 取付部は、略帯板状に形成され、その裏面には粘着層が
    設けられていることを特徴とするシール材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシ
    ール材であって、 取付部とシール部との間には、非発泡のシリコーンゴム
    層が介在され、 前記非発泡のシリコーンゴム層が、前記シール部及び前
    記取付部とそれぞれ加硫接合されて一体化していること
    を特徴とするシール材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載のシ
    ール材であって、 取付部とシール部との境界部において、一方には凸部が
    設けられ、他方には前記凸部に対応する凹部が設けられ
    て嵌合し、 前記取付部と前記シール部は、その境界部において加硫
    接合されるとともに、前記凸部と凹部の嵌合によって機
    械的に結合されていることを特徴とするシール材。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシ
    ール材であって、 シール部の内部には、そのシール部の長手方向に連続す
    る中空部が形成されていることを特徴とするシール材。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載のシ
    ール材を用いたシール材組立体であって、 前記シール材の長手方向の端末部同士が所定角度で突き
    合わせ接合されて組み立てられていることを特徴とする
    シール材組立体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のシール材組立体であ
    って、 シール材の長手方向の端末部同士が非発泡のシリコーン
    ゴムよりなる接合材を介して加硫接合されていることを
    特徴とするシール材組立体。
JP2002022113A 2002-01-30 2002-01-30 シール材とシール材組立体 Pending JP2003222242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022113A JP2003222242A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 シール材とシール材組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022113A JP2003222242A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 シール材とシール材組立体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003222242A true JP2003222242A (ja) 2003-08-08

Family

ID=27745183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002022113A Pending JP2003222242A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 シール材とシール材組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003222242A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177133A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nishikawa Rubber Co Ltd シール部材
JP2009108627A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Okamura Corp ピンナップ装置
JP2010229624A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Mitsui Home Co Ltd 浴室
JP2012145505A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Toyo Eng Works Ltd 防熱用扉
KR200467756Y1 (ko) 2009-06-19 2013-07-03 (주)엘지하우시스 창호용 가스켓
JP2017002612A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 文化シヤッター株式会社 止水部材
JP2017002611A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 文化シヤッター株式会社 止水部材
JP2017053195A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 東京電力ホールディングス株式会社 止水機能を有する扉
KR101910374B1 (ko) * 2018-07-11 2018-10-22 문희선 슬라이딩 도어용 개스킷
CN108716356A (zh) * 2018-06-06 2018-10-30 孙多仁 一种复合式门窗密封条
KR20190064684A (ko) * 2016-11-10 2019-06-10 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
JP2019210732A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 ダイナガ株式会社 木造建物及びこれに使用する基礎部用防蟻マット並びに基礎部用防蟻パッキン
WO2020031998A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 積水ポリマテック株式会社 防水部材
KR20210080469A (ko) * 2019-06-12 2021-06-30 히미레 미케니컬 사이언스 앤드 테크놀로지 (산동) 컴퍼니 리미티드 배기장치 및 타이어 몰드
JP2022065568A (ja) * 2020-10-15 2022-04-27 日本発條株式会社 シール材及び構造物

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177133A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nishikawa Rubber Co Ltd シール部材
JP2009108627A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Okamura Corp ピンナップ装置
JP2010229624A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Mitsui Home Co Ltd 浴室
KR200467756Y1 (ko) 2009-06-19 2013-07-03 (주)엘지하우시스 창호용 가스켓
JP2012145505A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Toyo Eng Works Ltd 防熱用扉
JP2017002612A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 文化シヤッター株式会社 止水部材
JP2017002611A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 文化シヤッター株式会社 止水部材
JP2017053195A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 東京電力ホールディングス株式会社 止水機能を有する扉
KR20190064684A (ko) * 2016-11-10 2019-06-10 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
KR20210123394A (ko) * 2016-11-10 2021-10-13 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
KR102479460B1 (ko) * 2016-11-10 2022-12-19 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
KR102302238B1 (ko) * 2016-11-10 2021-09-13 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
JP2019210732A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 ダイナガ株式会社 木造建物及びこれに使用する基礎部用防蟻マット並びに基礎部用防蟻パッキン
CN108716356A (zh) * 2018-06-06 2018-10-30 孙多仁 一种复合式门窗密封条
JP7103636B2 (ja) 2018-06-06 2022-07-20 ダイナガ株式会社 木造建物及びこれに使用する基礎部用防蟻マットの製造方法並びに基礎部用防蟻パッキンの製造方法
KR101910374B1 (ko) * 2018-07-11 2018-10-22 문희선 슬라이딩 도어용 개스킷
WO2020031998A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 積水ポリマテック株式会社 防水部材
JP6723627B1 (ja) * 2018-08-07 2020-07-15 積水ポリマテック株式会社 防水部材
KR102359190B1 (ko) 2019-06-12 2022-02-08 히미레 미케니컬 사이언스 앤드 테크놀로지 (산동) 컴퍼니 리미티드 배기장치 및 타이어 몰드
KR20210080469A (ko) * 2019-06-12 2021-06-30 히미레 미케니컬 사이언스 앤드 테크놀로지 (산동) 컴퍼니 리미티드 배기장치 및 타이어 몰드
JP2022065568A (ja) * 2020-10-15 2022-04-27 日本発條株式会社 シール材及び構造物
JP7096872B2 (ja) 2020-10-15 2022-07-06 日本発條株式会社 シール材及び構造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003222242A (ja) シール材とシール材組立体
CA2044567A1 (en) Insulated metal panel garage door
EP2074271A1 (en) Barrier assembly for building openings
CA2741229C (en) Sealant joint backer support
KR100384324B1 (ko) 창,문또는건물정면에고정가능한밀봉박막스트립
CN113202380B (zh) 一种半隐框窗户
JPH08199697A (ja) シーリング部材及びその施工方法
JP3900337B2 (ja) ガラスブロックパネルおよびゴム製止水材
JP2880931B2 (ja) 断熱サッシ
JP4418667B2 (ja) 屋根シール構造
JPH07197552A (ja) 建築用材のシーリング構造
JP2001065146A (ja) 外壁目地用ガスケットおよび外壁構造
JP3402084B2 (ja) 建築用パネル横目地のシール構造
JPH0953280A (ja) 目地材
JP3321328B2 (ja) 外壁板の縦目地構造
JPH08151695A (ja) 水切り材
JPH09209549A (ja) 床パネルの接合構造
KR200187633Y1 (ko) 조립식창틀의모서리결합구조
JPH0860757A (ja) 継手ジョイナと該ジョイナ利用の目地部の施工構造
JPS6363843A (ja) 建築用外装材の接合工法
JPH11217884A (ja) 乾式外装目地材構造
JP2002061308A (ja) 建築物壁部における目地シール構造と目地シール工法
JP2003041671A (ja) 外壁目地の止水構造
JPH08284326A (ja) 屋根ふき要素のシーリング材及びシーリング工法
JPH09209550A (ja) 床パネルの接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051129