JP3321328B2 - 外壁板の縦目地構造 - Google Patents

外壁板の縦目地構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁板の縦目地の防水
構造を改良した外壁板の縦目地構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、外壁板の縦目地にコーキング
材を充填して仕上げる湿式工法が多用されているが、縦
目地にコーキング材を充填する作業は熟練を必要として
甚だ手間がかかる欠点がある。そこで、近年、外壁板の
縦目地のシーリング工事を簡易な乾式工法で行うことが
例えば実開昭61−94108号公報に提案されてい
る。このものは、図6に示すように、T字型の目地用型
材11の上部に軟質パッキン部12を設けると共に、左
右両側部に水返し部13を設け、この目地用型材11を
下地材14に取り付けて、軟質パッキン部12を外壁板
15の縦目地に挟み込ませると共に、外壁板15の縦目
地に形成された凹段部16に水返し部13を収納した構
成となっている。
【0003】この目地構造は、軟質パッキン部12によ
る一次防水の不良を水返し部13による二次防水で補完
するものであるが、水返し部13による二次防水は、あ
くまでも補助的なものであるため、防水効果を高めるた
めには一次防水性能を高めることが必要不可欠となる。
しかし、上記従来構成では、軟質パッキン部12と外壁
板15の端面との接触面積が小さく且つ圧接力も小さい
ため、縦目地の隙間寸法のバラツキによる防水効果のバ
ラツキが大きくなったり、軟質パッキン部12の経年劣
化による防水性低下も大きくなりやすい。このため、軟
質パッキン部12による一次防水効果が不十分になりや
すく、水返し部13側に侵入する雨水の量が多くなりや
すい。従って、補助的な防水壁である水返し部13を設
けた程度では、侵入する雨水を十分に防ぎきれず、水返
し部13から雨水が溢れて外壁板15の裏面側へ侵入し
やすい。
【0004】そこで、防水性を高めるために、実開平2
−112806号公報に示す目地構造が提案されてい
る。この目地構造は、図7に示すように、目地の裏側に
配置される受板17の左右両側に弾性シール材18を接
着すると共に、目地の表側に配置される目地板19の左
右両側に弾性シール材20を接着し、これら目地板19
と受板17とをネジ21で締結することによって、弾性
シール材18,20を外壁板15の目地周辺に圧接させ
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した目地構造で
は、ネジ21の締付け力によって弾性シール材18,2
0を外壁板15の目地周辺に強く圧接させることができ
るので、高い防水性能が得られるが、その反面、部品点
数が多く、コスト高になると共に、ネジ21の締付け作
業が甚だ面倒で、施工性も悪いという欠点がある。しか
も、ネジ21が露出しないように化粧カバー22を目地
板19の表側に装着する必要があり、これも施工コスト
を上昇させる要因となる。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、防水性・施工性・コ
スト性の三拍子を兼ね備えた外壁板の縦目地構造を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の外壁板の縦目地構造は、外壁板
の縦目地の裏側の下地材に目地裏板を取り付け、この目
地裏板の表面に接着されたゴム製シール材を前記外壁板
の縦目地に挟み込ませるようにしたものであって、前記
外壁板の縦目地を、裏側に向って拡開する斜面状に形成
すると共に、前記ゴム製シール材も、前記縦目地の形状
に合わせて斜面状に形成し、前記目地裏板を、弾性のあ
る金属板を折曲加工して形成し、その折曲加工により前
記ゴム製シール材の接着部分の左右両側に壁厚方向に弾
性変位可能な折返し部を形成し、更に、前記目地裏板の
左右両側部分を前記外壁板と前記下地材との間に挟み込
ませると共に、前記目地裏板のうちの前記外壁板と前記
下地材との間に挟み込ませる部分に、裏側に突出する補
強凹溝を形成し、この補強凹溝によって前記折返し部を
前記下地材から浮かせるように支持し、且つ、前記補強
凹溝内に釘を打ち付けることで、前記目地裏板を前記下
地材に取り付けるようにしたものである。
【0008】この構成において、請求項2に示すよう
に、前記ゴム製シール材と縦目地を、それぞれ左右対称
形に形成し、底面と左右側面との角度を45°〜70°
に設定し、且つゴム製シール材の中心部に空洞部を形成
した構成としても良い。更に、請求項3のように、前記
ゴム製シール材の上部に、左右両側に突出するシール突
部を一体に形成し又は別体のシール突部を嵌合装着する
係合溝を形成しても良い。
【0009】
【作用】上述した請求項1の構成によれば、外壁板の縦
目地を、裏側に向って拡開する斜面状に形成すると共
に、ゴム製シール材も斜面状に形成することで、外壁板
の端面とゴム製シール材との密着面積を拡大すると共
に、ゴム製シール材の主として壁厚方向の弾性変形によ
り外壁板の端面とゴム製シール材との圧接力を高めるよ
うにする。更に、ゴム製シール材を接着した目地裏板
は、弾性のある金属板を折曲加工して形成され、ゴム製
シール材の接着部分の左右両側に壁厚方向に弾性変位可
能な折返し部が形成されているので、外壁板の縦目地に
挟み込まれたゴム製シール材は、自身の弾性変形により
縦目地の斜面に密着した状態で、目地裏板の折返し部に
よる壁厚方向の弾性反発力により縦目地の斜面に押し付
けられた状態に保持される。従って、たとえ、縦目地の
隙間寸法のバラツキやゴム製シール材の経年劣化が生じ
たとしても、目地裏板の折返し部による壁厚方向の弾性
反発力により常にゴム製シール材が縦目地の斜面に押し
付けられた状態に維持され、長期間にわたって高い防水
性能を安定して持続できる。更に、目地裏板のうちの外
壁板と下地材との間に挟み込まれる部分に、裏側に突出
する補強凹溝を形成し、この補強凹溝によって目地裏板
の折返し部を下地材から浮かせるようにしたので、前記
折返し部による壁厚方向への弾性変位を前記補強凹溝に
よって増幅させることができる。しかも、目地裏板を下
地材に取り付けるための釘を補強凹溝内に打ち付けるよ
うにしたので、釘の頭部を補強凹溝内に収めることがで
きて、外壁板の裏面に釘の頭部が突き当たらないように
することができる。
【0010】更に、請求項2では、ゴム製シール材を左
右対称形に形成しているため、取付向きに上下の区別が
なく、取付作業を行いやすい。また、ゴム製シール材
(縦目地)の底面と左右側面との角度を45°〜70°
に設定することで、目地裏板の折返し部による壁厚方向
の弾性反発力がゴム製シール材を縦目地の斜面に圧接さ
せる力として有効に作用するようになる。また、ゴム製
シール材の中心部に空洞部を形成することで、ゴム製シ
ール材自身の変形性を高め、ゴム製シール材を縦目地の
斜面との密着性を向上させる。また、請求項3では、ゴ
ム製シール材の上部に設けられたシール突部が外壁板の
端面に圧接することで、一次防水的な役割を果たし、防
水性能が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、図4に基づいて窯業系の外壁板31の貼
付構造を説明する。柱32と間柱33に対して防水シー
ト34が下地材である縦胴縁35で挟み付けられ、釘等
で固定されている。そして、縦胴縁35に対して横長の
外壁板31が留付金具36を使用して横貼工法で取り付
けられ、左右に隣接する外壁板31間の隙間である縦目
地37が1本の幅広の縦胴縁35の中央に位置してい
る。尚、外壁板31の固定は、留付金具36と釘やビス
等を併用しても良く、勿論、留付金具36のみの固定、
或は釘やビスのみの固定としても良い。
【0012】次に、縦目地37の防水構造について説明
する。図1(b)に示すように、外壁板31の縦目地3
7には、表面側の一部分48を除き、裏側に向って拡開
する斜面38が形成されている。この縦目地37の斜面
38と底面との角度は45°〜70°に設定されてい
る。この縦目地37の裏側に位置する目地裏板39が縦
胴縁35に対して防水シート34の上から釘40により
打ち付けられている。この目地裏板39は、弾性のある
帯状の金属板(例えば鋼板)を図3に示すように折曲加
工することにより形成され、その中央部にゴム製シール
材41が接着されている。
【0013】この目地裏板39には、ゴム製シール材4
1の接着部分の左右両側の部分をZ字形に折曲加工する
ことで、壁厚方向に弾性変位可能な折返し部42が形成
されている。更に、目地裏板39の左右両側縁部は、エ
ッジによる怪我を防ぐために裏側にU字状に折曲され、
このU字状折曲部43と折返し部42とのほぼ中間に裏
側に突出する補強凹溝44が形成されている。この補強
凹溝44内に釘40が打ち付けられ、釘40の頭部が補
強凹溝44内に収まって外壁板31の裏面に釘40の頭
部が突き当たらないようになっている。この補強凹溝4
4は、折返し部42を縦胴縁35から浮かせて折返し部
42による壁厚方向への弾性変位を増幅させる役割も果
たす。
【0014】一方、ゴム製シール材41は、図1(a)
及び図2に示すように、左右対称形に形成され、その左
右両側面は、縦目地37の斜面38に合わせて斜面状に
形成され、底面と左右側面との角度が45°〜70°に
設定されている。更に、ゴム製シール材41の中心部に
は、変形を容易にするための空洞部45が形成され、該
ゴム製シール材41の上部には、左右両側に突出するシ
ール突部46が一体に形成されている。図1(b)に示
すように、外壁板31を釘47で縦胴縁35に打ち付け
た状態では、ゴム製シール材41自身の弾性力と目地裏
板39の折返し部42の弾性反発力との相乗効果によっ
て、縦目地37の斜面38にゴム製シール材41の側面
が密着した状態に維持され且つシール突部46が縦目地
37の表面側垂直面48に挟み付けられて変形した状態
になっている。
【0015】以上説明した実施例によれば、外壁板31
の縦目地37を、裏側に向って拡開する斜面状に形成す
ると共に、ゴム製シール材41も斜面状に形成している
ので、外壁板31の端面38とゴム製シール材41との
密着面積(つまりシール面積)を拡大することができる
と共に、ゴム製シール材41の主として壁厚方向の弾性
変形により外壁板31の斜面38とゴム製シール材41
との圧接力を高めることができる。更に、ゴム製シール
材41を接着した目地裏板39には、ゴム製シール材4
1の接着部分の左右両側に断面Z型の折返し部42が形
成されているので、外壁板31の縦目地37に挟み込ま
れたゴム製シール材41は、自身の弾性変形により縦目
地37の斜面38に密着した状態で、折返し部42によ
る壁厚方向の弾性反発力により縦目地37の斜面38に
押し付けられた状態に保持される。従って、たとえ、縦
目地37の隙間寸法のバラツキやゴム製シール材41の
経年劣化が生じたとしても、それらを折返し部42の壁
厚方向への弾性変位により吸収し、その弾性反発力によ
り常にゴム製シール材41を縦目地37の斜面38に押
し付けた状態に維持できる。このため、長期間にわたっ
て高い防水性能を安定して持続でき、耐久性を向上する
ことができる。
【0016】しかも、縦目地37の施工は、ゴム製シー
ル材41が接着された目地裏板39を縦胴縁35に釘4
0で打ち付け、その上から外壁板31を釘47で打ち付
けるだけで良いので、従来のような面倒なコーキング材
の充填や金具のネジ止め作業が不要であり、従来工法に
比べて縦目地37の施工を極めて簡単に行うことができ
る。その上、ゴム製シール材41と目地裏板39の2部
品だけで良いので、縦目地37の施工に必要な部品点数
も極めて少なくて済み、部品コストも安く、上述した優
れた施工性と相俟って、施工コスト削減に大きく貢献で
きる。
【0017】また、上記実施例では、ゴム製シール材4
1を左右対称形に形成しているため、取付向きに上下の
区別がなく、取付作業を行いやすく、これも施工性向上
につながる。更に、ゴム製シール材41と縦目地37
は、底面と左右側面との角度が45°〜70°に設定さ
れているので、目地裏板39の折返し部42による壁厚
方向の弾性反発力がゴム製シール材41を縦目地37の
斜面38に圧接させる力として有効に作用するようにな
り、ゴム製シール材41と縦目地37の斜面38との密
着性向上につながる。しかも、ゴム製シール材41の中
心部に空洞部45を形成したので、ゴム製シール材41
自身の変形性を高めることができ、これもゴム製シール
材41と縦目地37の斜面38との密着性向上につなが
る。
【0018】また、上記実施例では、ゴム製シール材4
1の上部にシール突部46が一体に形成されているの
で、このシール突部46が縦目地37の表面側垂直面4
8に挟み付けられて変形した状態になることで、一次防
水的な役割を果たし、これも防水性能向上につながる。
【0019】尚、ゴム製シール材41の形状は上記実施
例に限定されず、例えば図5(a)〜(c)に示すよう
な形状であっても良い。(a)に示すゴム製シール材5
0はシール突部51が斜め上向きに突出するように一体
に形成され、縦目地37に挟み込まれた時にシール突部
51が矢印方向に弾性変形する。(b)に示すゴム製シ
ール材52はシール突部53が斜め下向きに突出するよ
うに一体に形成され、縦目地37に挟み込まれた時にシ
ール突部51が矢印方向に弾性変形する。一方、(c)
に示すゴム製シール材54は、別体のシール突部55を
後付けするために該ゴム製シール材54の上部に係合溝
56が形成され、シール突部55の裏側に形成された係
合突起57を係合溝56に圧入することで、ゴム製シー
ル材54の上部に別体のシール突部55を装着するよう
になっている。この場合、ゴム製シール材54とシール
突部55とを弾性係数の異なる別の材料で形成すること
ができる。
【0020】これまでに説明したゴム製シール材41,
50,52,54は、いずれも空洞部45が形成されて
いたが、空洞部45を形成しない構成としても良い。ま
た、シール突部46,51,53,55を省略した構成
としても良く、この場合でも本発明の所期の目的を十分
に達成することができる。
【0021】また、上記実施例では、目地裏板39の固
定を釘40によって行うようにしたが、ビスや金具類で
固定するようにしても良いことは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、外壁板の端面とゴム製シー
ル材との密着面積を拡大しながら、ゴム製シール材自身
の弾性力と目地裏板の折返し部の弾性反発力との相乗効
果によって、常にゴム製シール材を縦目地の斜面に押し
付けた状態に維持できて、長期間にわたって高い防水性
能を安定して持続でき、耐久性を向上することができ
る。しかも、従来のような面倒なコーキング材の充填や
金具のネジ止め作業が不要であるため、従来工法に比べ
て縦目地の施工を極めて簡単に行うことができると共
に、縦目地の施工に必要な部品点数も極めて少なくて済
み、上述した優れた施工性と相俟って、施工コスト削減
に大きく貢献できる。更に、目地裏板のうちの外壁板と
下地材との間に挟み込ませる部分に、裏側に突出する補
強凹溝を形成し、この補強凹溝によって目地裏板の折返
し部を下地材から浮かせるようにしたので、前記折返し
部による壁厚方向への弾性変位を前記補強凹溝によって
増幅させることができる。しかも、目地裏板を下地材に
取り付けるための釘を補強凹溝内に打ち付けるようにし
たので、釘の頭部を補強凹溝内に収めることができて、
外壁板の裏面に釘の頭部が突き当たらないようにするこ
とができる。
【0023】更に、請求項2では、ゴム製シール材(縦
目地)の底面と左右側面との角度を45°〜70°に設
定し、ゴム製シール材の中心部に空洞部を形成したの
で、目地裏板の折返し部による壁厚方向の弾性反発力を
シール力として有効に発揮させながら、ゴム製シール材
自身の変形性を高めてゴム製シール材と縦目地の斜面と
の密着性を一層向上させることができる。
【0024】また、請求項3では、ゴム製シール材の上
部に設けられたシール突部を外壁板の端面に圧接させる
ことで、一次防水的な役割を果たさせることができ、更
に優れた防水性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(a)は外壁
板の取付前のゴム製シール材の取付状態を示す横断面
図、(b)は外壁板の取付後の縦目地構造を示す横断面
図である。
【図2】ゴム製シール材の部分斜視図である。
【図3】目地裏板の部分斜視図である。
【図4】外壁板の取付状態を示す斜視図である。
【図5】(a)〜(c)はそれぞれ異なるゴム製シール
材の変形例を示す横断面図である。
【図6】従来の縦目地構造の一例を示す横断面図であ
る。
【図7】従来の縦目地構造の他の例を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
31…外壁板、34…防水シート、35…縦胴縁(下地
材)、37…縦目地、38…斜面、39…目地裏板、4
0…釘、41…ゴム製シール材、42…折返し部、43
…U字状折曲部、44…補強凹溝、45…空洞部、46
…シール突部、47…釘、50…ゴム製シール材、51
…シール突部、52…ゴム製シール材、53…シール突
部、54…ゴム製シール材、55…シール突部、56…
係合溝、57…係合突起。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁板の縦目地の裏側の下地材に目地裏
    板を取り付け、この目地裏板の表面に接着されたゴム製
    シール材を前記外壁板の縦目地に挟み込ませるようにし
    た外壁板の縦目地構造であって、 前記外壁板の縦目地を、裏側に向って拡開する斜面状に
    形成すると共に、前記ゴム製シール材も、前記縦目地の
    形状に合わせて斜面状に形成し、 前記目地裏板を、弾性のある金属板を折曲加工して形成
    し、その折曲加工により前記ゴム製シール材の接着部分
    の左右両側に壁厚方向に弾性変位可能な折返し部を形成
    更に、前記目地裏板の左右両側部分を前記外壁板と前記
    下地材との間に挟み込ませると共に、前記目地裏板のう
    ちの前記外壁板と前記下地材との間に挟み込ませる部分
    に、裏側に突出する補強凹溝を形成し、この補強凹溝に
    よって前記折返し部を前記下地材から浮かせるように支
    持し、且つ、前記補強凹溝内に釘を打ち付けることで、
    前記目地裏板を前記下地材に取り付けるようにした こと
    を特徴とする外壁板の縦目地構造。
  2. 【請求項2】 前記ゴム製シール材と前記縦目地は、そ
    れぞれ左右対称形で且つ底面と左右側面との角度が45
    °〜70°に形成され、該ゴム製シール材の中心部に空
    洞部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の外壁板の縦目地構造。
  3. 【請求項3】 前記ゴム製シール材の上部には、左右両
    側に突出するシール突部が一体に形成され又は別体のシ
    ール突部を嵌合装着する係合溝が形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の外壁板の縦目地構
    造。
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