JPH0649744Y2 - 目地棒の取付構造 - Google Patents

目地棒の取付構造

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JPH0649744Y2
JPH0649744Y2 JP17039488U JP17039488U JPH0649744Y2 JP H0649744 Y2 JPH0649744 Y2 JP H0649744Y2 JP 17039488 U JP17039488 U JP 17039488U JP 17039488 U JP17039488 U JP 17039488U JP H0649744 Y2 JPH0649744 Y2 JP H0649744Y2
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JP
Japan
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liner
joint
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bar
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JP17039488U
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JPH0289145U (ja
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克博 丸山
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建物の内外装用の壁パネルの目地部を形成す
る目地棒の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来壁パネル間の目地間隙部に目地棒を取付ける方法と
しては、建物躯体に固着した下地材にビスや接着剤によ
つて目地棒を固定していたが、前者の方法によるとビス
頭が目地棒の見付面に露出するので外観上好ましくなか
つた。また接着による場合は、第4図に示すように壁パ
ネル2,2間に形成した目地間隙6内に、この目地間隙6
よりも巾の挾いゴム製の短尺の角棒状のライナ30を挿入
して下地材1に接着し、さらにこのライナ30に目地棒8
の内側面を接着する方法が採用されている。ところがこ
の方法によると、目地棒8と壁パネル2の折曲片部2aと
の間の左右のすきま15,15の調整が必要なので作業がめ
んどうであり、またすきま調整をおこないつつ接着して
も目地棒8の曲りをゴム製のライナ30により充分矯正で
きず、左右のすきま15,15が不均等になり外観が見苦し
くなることが多く、またライナ30と下地材1および目地
棒8との接着面積が小さいため、目地棒8の取付強度が
低く耐用年数も短いという欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕 この考案は上記従来の問題点を解決するもので、目地部
の外観がすぐれ、目地棒取付作業が容易であり、取付強
度も高い目地棒の取付構造を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
しかしてこの考案の目地棒の取付構造は、基板部の両縁
に突出片部を連設して成る断面略コ字状の短尺のライナ
の前記両突出片部間の開口部内に、目地棒の側面部を嵌
込み前記開口部の内面に固着するとともに、並設した壁
パネル間の目地間隙内に前記ライナを挿入し、該ライナ
の側面を前記壁パネルの折曲片部に固着して成る目地棒
の取付構造である。
この考案におけるライナは、ゴム、プラスチツク、金
属、その他の各種材料により構成することができるが、
特にライナをゴムや軟質プラスチツク等の弾性材料で構
成すれば、目地棒あるいは目地間隙の寸法の多少のばら
つきを吸収して確実に目地棒を固着でき、また取付作業
も容易であるので、好ましい。またライナの突出片部の
高さh(第1図参照)は目地棒の厚さH(同図参照)以
下とするのが、外観上好ましい。
またこの考案における目地棒とライナの固着およびライ
ナと壁パネルの折曲片部の固着は、接着剤を用いる接
着、凹部と凸部の嵌合による嵌着、引掛片部を引掛ける
掛止、ライナの弾性力と摩擦力を利用する圧着、小ねじ
等の締結具を用いる締着など、目地棒とライナと折曲片
部とを相互に固定する各種の方法によりおこなうことが
できる。
〔作用〕
この考案の目地棒の取付構造においては、ライナの開口
部の内面が目地棒に固着され、ライナの両側面は壁パネ
ルの折曲片部に固着されるので、高い取付強度が得られ
る。また目地棒を貫通するビスを用いる必要がないので
すぐれた外観が得られる。またライナの突出片部は、目
地棒の側面と壁パネルの折曲片部との間に挿入されてス
ペーサとして機能し、ライナ取付位置における目地棒の
左右のすきまをほぼ均等に維持する。従つてこのライナ
を複数個取付けた目地棒を目地間隙内に挿入すれば、突
出片部によつて目地棒の湾曲が矯正され、別個のスペー
サ等によつて目地棒の左右のすきまを調整しつつ接着す
る作業は不要となり、目地棒の取付を迅速容易におこな
うことができる。
〔実施例〕
以下第1図および第2図によりこの考案の一実施例を説
明する。
図中、1は図示しない建物躯体にアンカーボルト等で固
着した型鋼製の下地材である。2は裏面に補強材3を貼
付けた浅い箱状のほうろうパネルから成る外装用の壁パ
ネルである。隣り合う2枚の壁パネル2,2は、該パネル
の折曲片部2aに固着したクリツプ4をタツピンねじ5に
より下地材1に締付けることにより、目地間隙6をあけ
て下地材1に固定取付されている。この目地間隙6内に
は、ゴム製のライナ7が接着固定され、このライナ7に
目地棒8が接着されて目地を形成している。目地棒8は
断面ロ字状を呈し、たとえば壁パネル2の長さと同寸の
長尺の棒材であり、ステンレス、アルミ等の金属材料か
ら成る。またライナ7は、厚肉の基板部7aの両縁に突出
片部7bを連設した略コ字状断面を有し、その長さは5〜
10cmと短尺である。突出片部7bの高さhは目地棒8の厚
さH以下であり、両突出片部7b,7b間の開口部9内に目
地棒8が嵌込まれ、開口部9の内周面と目地棒8の側面
8aは接着剤により接着されている。またライナ7の底面
10は下地材1に、ライナ7の側面11は壁パネル2の折曲
片部2aに、それぞれ接着されている。
目地施工の際は、第2図に示すように壁パネル2の取付
用のクリツプ4に対して取付位置をずらせて、目地棒8
に複数個のライナ7を取付ける。このとき各ライナ7の
開口部9の内周面に接着剤を塗布する。接着剤硬化後ラ
イナ7の底面10および側面11に接着剤を塗布し、壁パネ
ル2,2間の目地間隙6内にライナつきの目地棒8を押込
む。目地棒8に曲りがある場合でも、折曲片部2aと目地
棒8の側面との間に挿入される突出片部7bによつて前記
曲りが矯正され、目地棒8は左右のすきま15がほゞ等し
い状態で位置ぎめされ、ライナ7を介して下地材1と折
曲片部2aとに大きい接着面積により強固に接着固定され
るのである。
次に第3図はこの考案の他の実施例を示し、ゴム製のラ
イナ7は、その両側面11に長手方向に延びる複数本の突
条21を有し、また突出片部7bの内面にも長手方向に延び
る2本の突条22をそなえている。そして目地棒の両側面
8aには前記突条22が嵌合する三角溝状の凹溝23が設けて
ある。さらにライナ7の基板部7aの両縁下部には、断面
三角形状に突出した引掛片部24が形成してある。その他
第1図と同一部分には第1図と同一符号を付し、詳細な
説明は省略する。
この実施例においては、接着剤を用いずに、ライナ7の
開口部9内に目地棒8を圧入して凹溝23に突条22を嵌合
させ、次にこのライナ7を嵌着した目地棒8を目地間隙
6内に圧入すれば、ライナ7の突条21が弾性変形して隣
合う壁パネルの折曲片部2a間に挾圧され、突条21と折曲
片部2aとの摩擦力によりライナ7および目地棒8が固定
される。さらにライナ7の引掛片部24が折曲片部2aの端
縁部に引掛かり、ライナ7の方への離脱を防止する。
この考案は上記各実施例に限定されるものではなく、た
とえば第3図の実施例において所要個所に接着剤を塗布
して嵌着、圧着に接着を併用してもよく、また引掛片部
24を省略してもよく、さらに突条21のかわりに多数点在
する小突起などを用いることもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、目地部の外観が
すぐれ、目地棒取付作業が容易であり、取付強度も高い
目地棒の取付構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す壁パネルの目地部の
断面図、第2図は同じく取付工程を示す斜視図、第3図
はこの考案の他の実施例を示す壁パネルの目地部の断面
図、第4図は従来の目地棒取付構造を示す第1図相当図
である。 1…下地材、2…壁パネル、2a…折曲片部、6…目地間
隙、7…ライナ、7a…基板部、7b…突出片部、8…目地
棒、8a…側面、9…開口部、10…底面、11…側面、21…
突条、22…突条、23…凹溝、24…引掛片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板部の両縁に突出片部を連設して成る断
    面略コ字状の短尺のライナの前記両突出片部間の開口部
    内に、目地棒の側面部を嵌込み前記開口部の内面に固着
    するとともに、並設した壁パネル間の目地間隙内に前記
    ライナを挿入し、該ライナの側面を前記壁パネルの折曲
    片部に固着して成る目地棒の取付構造。
JP17039488U 1988-12-28 1988-12-28 目地棒の取付構造 Expired - Lifetime JPH0649744Y2 (ja)

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JP17039488U JPH0649744Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 目地棒の取付構造

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JP17039488U JPH0649744Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 目地棒の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0289145U JPH0289145U (ja) 1990-07-16
JPH0649744Y2 true JPH0649744Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=31461296

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JP17039488U Expired - Lifetime JPH0649744Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 目地棒の取付構造

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JPH0289145U (ja) 1990-07-16

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