JP2000328439A - ポリエステル系繊維布帛物 - Google Patents
ポリエステル系繊維布帛物Info
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Abstract
防汚及び難燃性機能を有する5拍子揃った繊維布帛物を
提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の繊維布帛物は、合成繊維の表面上
に、非結晶質酸化チタン微粒子層、ゼオライト層および
アルキルシリケート層から選ばれた少なくとも1種の層
を有し、その上層部に、光触媒半導体の層を有し、か
つ、該繊維内部には、ハロゲン化シクロアルカン化合物
もしくはリン系化合物で構成される難燃剤を1%owf
以上含有することを特徴とするものである。
Description
性のある消臭、抗菌、防カビ、防汚および難燃機能を有
する繊維布帛物に関するものである。特に消臭性におい
ては、今までになかった繊維布帛物への着臭防止効果を
有する優れた繊維布帛物に関するものである。
および衛生に関する意識も高まっており、衣食住の各分
野において、消臭、抗菌、防カビ、防汚及び難燃加工を
施した製品や技術が実用化されている。特に、インテリ
ア分野では、安全性が高く、快適な生活環境をつくるう
えで、これらの機能を同時に兼ね備えた繊維製品の開発
が望まれている。
汚加工を施す場合は、原糸への練り込み、紡績工程にお
ける付与、染色時および染色後の付与が行われている。
しかし、この方法では、繊維全体に対して消臭、抗菌、
防汚性を満足する加工を施すためには、加工剤を多く付
与する必要があり生産性が悪くなる場合があった。ま
た、付着量が増えるために風合いが硬くなったり、加工
剤によっては色味が白くなって見栄えが悪くなることが
あった。
ごく一部を除き中和作用などによるものが主体であり、
持続性のある消臭機能を発揮し得るものではない。例え
ば酸性の酸化チタン、硫酸アルミニウムなどは、塩基性
のアンモニアなどの消臭には効果を発揮しても、中性の
悪臭に対しては無力である。また、消臭剤自体が塩基性
である酸化亜鉛は、酸性の悪臭であるメチルメルカプタ
ン、硫化水素などを中和して無臭物質に変えるけれで
も、中性の悪臭に対しては無力である。また、これらの
酸や塩基を用いた中和作用による消臭方法では、また、
消臭剤自体が飽和されると効果を発揮できず、洗濯など
の処理を行って初めて機能が回復する。よって、これら
の消臭剤は、悪臭の処理能力に限度があり、しかも塩基
性か酸性の物質に対しては全く効果を発揮できない。
を利用した消臭剤も知られている。これらは、悪臭成分
を消臭剤に集め、周囲の濃度を低下させるが、トータル
で悪臭成分の量が減少することはないため、本質的な解
決にはならない。理想的には悪臭成分を完全に無臭の成
分にまで分解させることが必要であり、このような作用
を行う化学物質はごくわずかにしか知られていない。例
えば、鉄/フタロシアニンがあり、酵素的に酸化分解作
用を行うこの物質はレーヨン繊維に練り込まれて用いら
れており、例えば、ふとん綿に使用され、これによって
アンモニアが消臭されることが確認されている。
ジスルフィドに、アルデヒドはカルボン酸に、アミンは
ケトンとアンモニアにそれぞれ酸化されることが知られ
ている。しかしながら、これらの分解物の中には臭気を
持つものもあり、またこれらの化学物質はすべての悪臭
に有効とは言えない。すなわち、タバコ臭や汗の臭気の
除去には有効ではない。また、複合された悪臭、例え
ば、タバコの燃焼ガスは数千の成分を含んでいると言わ
れ、これらを全て消臭することは困難であった。さら
に、人の主成分であるイソ吉草酸に対しては効果ある消
臭剤がなく、また腋臭の臭気成分は数種類の低級脂肪酸
が混ざったものであり、これらを完全に無臭化するのは
困難であった。
分解または吸着により除去や、減少させることはできる
が、消臭加工した繊維布帛物はむしろ臭い成分を吸着し
たり、分解により他の成分に変化し、かえって変な臭い
成分が発生する場合がある、ゆえに現時点では完全に臭
い成分を除去することが出来ない。むしろ、消臭加工し
ていない繊維布帛物の方が着臭防止効果があることが多
く見受けられる。
ば、消臭、抗菌、防カビおよび防汚などの機能が得られ
ることは予想できるが、酸化チタン光触媒を繊維に固着
させるためには何らかのバインダー樹脂が必要であり、
従来使用していたアクリル系樹脂やウレタン系樹脂のバ
インダー樹脂は有機質の炭化水素を含む樹脂であるた
め、酸化チタン光触媒の強い酸化分解力によりバインダ
ー樹脂が分解して、着色したり、悪臭がするなどの問題
が生じていた。
維自体が劣化し、着色、強度低下、低分子量の分解物生
成により悪臭の発生などの問題が生じることもあり、繊
維材料に対して酸化チタン光触媒を用いて消臭等の機能
を付与する技術は、未だ実用化されてはいない。従来に
おいて、酸化チタン光触媒が利用された例としては、セ
ラミックやガラスなどの無機物の表面に固定されたもの
であっても、有機物の表面に固定されたものは存在しな
かった。無機物では、酸化により分解されることはない
ことが、その理由である。
技術の背景に鑑み、使用に際して変色や劣化がなく、持
続性のある、優れた消臭、抗菌、防カビ、防汚及び難燃
機能を有する繊維布帛物を提供せんとするものである。
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明の繊維構造物は、合成繊維の表面上に、非結
晶質酸化チタン微粒子層、ゼオライト層およびアルキル
シリケート層から選ばれた少なくとも1種の層を有し、
その上層部に、光触媒半導体の層を有し、かつ、該繊維
内部には、ハロゲン化シクロアルカン化合物もしくはリ
ン系化合物で構成される難燃剤を1%owf以上含有す
ることを特徴とするものである。
色や劣化がなく、持続性があり、しかも、消臭、抗菌、
防カビ、防汚及び難燃機能の全てに優れた繊維布帛物に
ついて、鋭意検討し、合成繊維に特定な化合物層を設
け、かつ、その表面上に光触媒半導体の層、繊維内部に
特定な難燃剤を含有せしめてみたところ、意外にも、か
かる課題を一挙に解決することを究明したものである。
線により励起され強い酸化力によって有機物を酸化分解
する特性を有するものであり、具体的にはアナターゼ
型、ルチル型と呼ばれる結晶型の構造をもつものをい
う。
ては、消臭性が挙げられる。消臭性機能を持つ加工技術
はこれまでに数多く紹介されてきたが、従来の技術で示
したように、ある特定の臭気のみ消臭し、臭気が残った
り、持続性、耐久性に乏しいという問題があった。しか
し、光触媒はこれまで困難とされてきた、タバコ臭や汗
臭などをバランス良く消臭し、しかも臭気を酸化分解す
るため、着臭防止というこれまでにない非常に優れた効
果も得られる。またタバコのヤニなどの着色物を分解除
去する防汚効果もあることが確認されている。
A菌、大腸菌、黄色ブドウ状球菌などに対する殺菌力が
ある。また、光触媒の粒子径は大きすぎたり、比表面積
が小さいと、有機物特に細菌に対する分解速度が低下す
るので、粒子径は200nm以下で比表面積が100m
2 /gであるのが好ましい。
リエステル系繊維が50重量%以上含有する構成のもの
が好ましく使用される。かかるポリエステル系繊維とし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレートなどが
一般的である。また第3成分として、イソフタル酸、5
−スルホイソフタル酸、メトオキシポリオキシエチレン
グリコールなどを共重合させてもよい。
物、帯状物、紐状物、糸状物が含まれ、いかなる構造、
形状のものであってもさしつかえないが、好適には、合
成繊維を主体とした編織物や不織布を用いるのがよい。
とは、ポリエステル系合成繊維の製造において艶消し剤
として用いられる酸化チタンを示し、特定波長の光に対
して、特に紫外線において励起されることなく、不活性
である酸化チタンのことである。
り、有機性100%のポリエステル系繊維中に無機性の
酸化チタンが添加したことで、無機性が高められ、上層
部に用いられた光触媒半導体の酸化還元作用がポリエス
テル系繊維におよぼす影響を減少化させる働きがある。
この不活性酸化チタンは、ポリエステル系繊維の重合
時添加されるもので、製糸性や糸物性の点から、粒子径
が1.0μm以下のものが好ましい。かかる不活性酸化
チタンの添加量(重量%にして)としては、好ましくは
0.3〜5.0%、より好ましくは0.5〜4.0%の
範囲で含有するのがよい。0.3%未満では、ポリエス
テル系繊維が光触媒半導体で分解されやすくなり、光触
媒機能および繊維布帛物としての物性が耐久性よく持続
することができなくなる。また5.0%を越えると、製
糸性や糸物性が満足するものが得られない。
物を構成する単繊維1本1本の表面、または糸の表面、
または繊維布帛物の表面をあらわし、特に限定するもの
でない。
光触媒半導体が励起され、酸化、還元作用で有害物質を
分解し、消臭、抗菌、防カビおよび防汚の効果を発揮す
るものである。かかる光触媒半導体としては、TI
O2 、ZnO、SrTiO3 、CdS、CdO、Ca
P、InP、In2 O3 ,CaAs、BaTiO3 、K
2 NbO3 、Fe2 O3 、Ta2 O5 、WO3 、SaO
2 、Bi2 O3 、NiO、Cu2 O、SiC、Si
O2 、MoS2 、MoS3 、InPb、RuO2 、Ce
O 2 などを使用することができ、これらの光触媒半導体
の単一または2種以上を組み合わせて用いることができ
る。特に、高い光触媒作用を有し、化学的に安定で、か
つ、無害である酸化チタンが特に好ましく使用される。
かかる酸化チタンとしては、通常の酸化チタンのほか
に、含水酸化チタン水和酸化チタン、水酸化チタン、メ
タチタン酸、オルトチタン酸も使用することができる。
これらのなかでも、アナターゼ型結晶形を有する酸化チ
タンが、優れた光触媒活性を発揮し、さらに、その粒子
径としては、1〜30nmのものが好ましく使用され
る。
子径は、粉末X線解析で得られるピークの反値幅より下
記のシェラーの式を用いて算出する。
(nm)であり、Wはピークの半値幅(rad)であ
り、θはピーク位置の角度である。
鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ルテニウム、ロジ
ウム、パラジウム、銀、金、白金などの他金属あるいは
他金属の化合物を含有させてもよく、特に酸化亜鉛およ
び/または水酸化亜鉛を坦持した酸化チタンは、有害物
質の吸着能力と光触媒作用により分解能力を併せもった
ものであり、より好ましいものである。
は、好ましくは0.03〜15%(重量%)より好まし
くは0.05〜10重量%の範囲であるのがよく、0.
03%未満では、本発明の機能性の効果が得られにく
い、また15%を越えると、機能性は満足できるもの
の、風合いが硬くなり、繊維布帛物として適しないもの
となる。
のバインダー樹脂として、ウレタン樹脂、アクリル樹脂
などを用いた場合、紫外線により有機物である樹脂が分
し、着色や臭気が発生する問題がある。酸化分解作用の
少ないより好ましいバインダー樹脂としてシリコーン系
もしくはフッ素系樹脂を用いることができる。これによ
り洗濯耐久性のある上層部の層を形成することができ
る。かかるシリコーン樹脂およびフッ素樹脂の詳細につ
いては後述する。
あるため、中間層として酸化分解作用を受けにくい物質
を鋭意検討したところ、無機系の中間層が最適であるこ
とを見出した。すなわち、具体的には、過酸化チタンや
ペルオキソチタン酸、チタン以外の金属酸化物を含む非
結晶質(アモルファス型)過酸化チタン粒子層の形成ま
たは、無機多孔質ゼオライト、アルキルシリケート層を
中間保護層とすることにより、かかる光触媒による分解
を防ぐことができるのである。
では非結晶質の状態でアナターゼ型酸化チタンには結晶
化しておらず、つまり光触媒としての機能を持たない状
態である。この非結晶の状態では成膜性が高いため、均
一な薄膜が容易に作成できる特性をもっている。また非
結晶質過酸化チタンは四塩化チタンTiCl4 のような
チタン塩水溶液に、水酸化アルカリを加え、水酸化チタ
ンTi(OH)4 を得る。この水酸化チタンを洗浄、分
離後過酸化水素水で処理すると、非結晶質過酸化チタン
が得られる。
ンは、次のような方法で繊維表面に形成することができ
る。繊維布帛を過酸化チタン水溶液に含浸させた後、マ
ングルロールで絞り、200℃以下の温度で固定する。
あるいはこの水溶液を適当な粘度に調整して、ナイフコ
ーターやグラビアロールコーターなどで、塗布した後2
00℃以下の温度で固定する。このようにして繊維布帛
上に非結晶質の過酸化チタンの粒子層が形成される。
は単独でも可能であるが、より好ましくはゼオライトの
固定用バインダーとしてシリコーン系もしくはフッ素系
樹脂を用いることにより、より耐久性のある中間保護層
を形成することができる。
ンレジンもしくはシリコーンワニスという分類に属する
縮合架橋型樹脂であり、テトラエトキシシラン、メチル
トリメトキシシランなどの縮合架橋型樹脂を単独または
数種の配合物を縮合して得られる。これらは3次元構造
の樹脂を形成し、シリコーン樹脂の中でも最も耐熱性や
耐薬品性に優れたものである。
ラエトキシシランをアルコール/水混合溶剤中で強酸に
よる加水分解で得られる酸化ケイ素のゾルを乾燥すると
ガラス質の被膜ができる。このようなゾル/ゲル法で得
られる被膜は無機質に近いものである。
ーテルおよび/またはビニルエステルとフルオロオレフ
ィン重合性化合物が、非常に優れた特性を持っている。
例えば、ポリフッ化ビニルやポリ四フッ化エチレン、四
フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエステル
やビニルエステル−フルオロオレフィン等は、分解、劣
化が少なく好ましく使用される。かかるフッ素系樹脂と
しては、フッ素含有量が40重量%以上である脂肪族フ
ッ素エステル化合物が特に優れた特性を有する。たとえ
ば多価カルボン酸とパーフルオロアルキルアルコールと
のエステル、パーフルオロアルキルカルボン酸と多価ア
ルコールとのエステルを好ましく使用することができ
る。
(1)に示されるものが使用される。
直鎖または分岐のある飽和アルキル基であり、かかるア
ルキル基はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル等
直鎖または分岐のある飽和アルキルを意味する。
混合物でも良いが、無機性を高めるためにメチル基を用
いる。これらの化合物は熱の存在下で容易に脱水反応を
起こしポリシロキサン皮膜を形成する。
いるものでよく、CLG−520、550、590(共
栄社化学(株)製)、MKCシリケートMS−51、5
6(三菱化学(株)製)等がある。これらアルキルシリ
ケートは水溶性であり、繊維布帛物をこれらの水溶液に
含浸させた後、マングルロールで絞り、200℃以下で
処理すると、繊維表面上に薄い皮膜を形成する。
の表面上に付着させることも可能であるが、シリコーン
系樹脂やフッ素系樹脂のバインダーによって付着させて
も良い。これらのバインダーは上記に示したように、耐
熱性、耐光性、耐薬品性に優れており、光触媒半導体に
よる酸化力に対しても、優れた耐久性を有する。
ルカン化合物とは、環状飽和炭化水素化合物または少な
くとも1個の環状飽和炭化水素基を有する飽和炭化水素
化合物であって、水素原子の少なくとも1部分がハロゲ
ンにより置換された化合物をいう。かかる化合物の具体
例としては、1、2、3、4、5、6−ヘキサブロモシ
クロヘキサン、1、2、3、4−テトラブロモシクロオ
クタン、1、2、5、6、9、10−ヘキサブロモシク
ロドデカン(以下HBCDと略記する)、1、2−ビス
(3、4−ジブロモシクロヘキシル)1、2−ジブロモ
エタンまたはこれらの化合物の臭素が塩素に置換された
ものなどを用いることができる。かかる化合物の中で
も、ハロゲンの大部分またはすべてを臭素としたもの
は、吸尽効率が極めて高く好ましく使用される。
ン系化合物としては、繊維への吸尽効率が高い難燃剤と
して、(2−カルボキシエチル)メチルホスフィン酸、
(2−カルボキシエチル)フェニルホスフィン酸あるい
はそれらの環状無水物、エチレングリコール付加物など
の誘導体、燐酸エステル化合物を使用することができ
る。
例について説明する。まず、防炎処理として、染色浴中
にハロゲン化シクロアルカン化合物を投与し、染色と同
時に難燃加工を行う。このとき、浴中処理条件として
は、80℃以上とし、吸尽の観点から、120〜145
℃で浴中処理するのが好ましい。その後、洗浄を行う。
浴中処理時間としては、通常20〜60分程度が採用さ
れる。
用いる場合の処理法としては、ゾル状態からゲル状態に
状態を変化させている途中の性状を示す過酸化チタンを
含む処理液を、繊維布帛物に含浸させた後、マングルロ
ールで絞り、200℃以下の温度で固定する。あるいは
この処理液を適当な粘度に調整して、ナイフコーターや
グラビアロールコーターなどで、塗布した後200℃以
下の温度で固定することによって、過酸化チタン層を有
する繊維布帛物が得られる。
て繊維布帛物に気相皮膜を作り融着させることによっ
て、ゼオライト微粒子の層を有する繊維布帛物がえられ
る。
系樹脂もしくはフッ素系樹脂を含む処理液中に繊維布帛
物に含浸させた後、マングルロールで絞り、200℃以
下の温度で固定する。あるいはこの水溶液を適当な粘度
に調整して、ナイフコーターやグラビアロールコーター
などで、塗布した後200℃以下の温度で固定すること
によって、シリコーン系樹脂もしくはフッ素系樹脂で固
定されたゼオライト微粒子層を有する繊維布帛物がえら
れる。
応をより安定的なものにするために、アルコールと塩
酸、硫酸、硝酸等を加え、pHを2〜4にしてよく攪拌
する。繊維布帛物をこの溶液に含浸させた後、マングル
ロールで絞り、200℃以下の温度で固定する。あるい
はこの水溶液を適当な粘度に調整して、ナイフコーター
やグラビアロールコーターなどで、塗布した後200℃
以下の温度で固定することによって、アルキルシリケー
ト層を有する繊維布帛物が得られる。
する。まず、実施例中での品質評価は次の方法を用い
た。 (洗濯)自動反転渦巻き式電気洗濯機VH−3410
(東芝(株)製)を用い、市販洗剤0.2%、温度40
±2℃、浴比1:50で5分間強反転で洗濯し、その
後、排水、オーバーフローさせながらすすぎを2分間行
う操作を2回繰り返しこれを洗濯1回とした。 (検知管法による消臭性評価)試料を10g入れた50
0mlの容器に初期濃度が200ppmになるようにア
ンモニアガスをいれて密閉し、1時間放置後、ガス検知
管で残留アンモニア濃度を測定した。
m−1時間後。メチルメルカプタン60ppm−3時間
後の残留ガス濃度を測定した。 (タバコ臭に対する消臭性の臭覚評価)500mlのガ
ラス製三角フラスコを入り口を下にして、入り口の直下
に発煙している紙巻きタバコを5秒間置いた後、すばや
く三角フラスコを横にして試料3gを投入し、ガラス栓
で密閉した。1時間放置後、ガラス栓を開け、10人の
人に残臭を嗅いで官能評価した。その時の臭気を下記評
価点数で評価し、平均値を出した。
験菌体は黄色ブドウ状球菌臨床分離株を用いた。試験方
法は、滅菌試験布に上記試験菌を注加し、18時間培養
後の生菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を求め、次の
基準にしたがった。
g(B/C)を菌数増減値差とし、2.2以上を合格と
した。
した菌数、Bは無加工品の18時間培養後分散回収した
菌数、Cは加工品の18時間培養後分散回収した菌数を
表す。 (防炎性)JIS L−1091 D法(接炎試験)に
準じて評価した。 実施例1 経糸に不活性酸化チタン3.0%含有の75デニール9
6フィラメントのポリエステル糸と、緯糸に不活性酸化
チタン3.0%含有の100デニール48フィラメント
のポリエステル糸を用い、織物組織が2/3綾、経糸密
度が170本/インチ、緯糸密度が98本/インチの生
機を作成し、通常条件で、精練、乾燥、中間セットをお
こなった。
液を使用して液流染色機により、浴比1:10とし13
0℃で60分間処理した。
トリウムNaOHの5%溶液を加えしばらく放置したの
ち水酸化チタンTi(OH)4 を得た。これに25%の
過酸化水素水で処理し、非結晶質過酸化チタンゾルを得
た。この過酸化チタンゾルを0.5wt%に調整した。
この液に布を浸漬しマングルで絞液した、このときの絞
り率は布帛に対して90%であった。その後120℃に
て乾燥をおこない重量測定し過酸化チタンゾルの付着量
を計算した結果、繊維布帛物に対して0.45重量%で
あった。
(ST−01:石原産業(株)製)を、0.1重量%お
よびシリコーン系樹脂SD8000(東レ・ダウコーニ
ング・シリコーン(株)製)の固形分4.0重量%の濃
度になるように純水に懸濁してスラリーを調整した。こ
の調整液に布を浸漬しマングルで絞液した、このときの
絞り率は布帛に対して90%であった。その後120℃
にて乾燥をおこない重量測定し二酸化チタンの付着量を
計算した結果、繊維布帛物に対して0.09重量%であ
った。 実施例2 経糸に不活性酸化チタン3.0%含有の75デニール9
6フィラメントのポリエステル糸と、緯糸に不活性酸化
チタン3.0%含有の100デニール48フィラメント
のポリエステル糸を用い、実施例1と同じ織組織で織物
を作成した。その時の織り密度は実施例1とほぼ同じ密
度であった。次に実施例1と同じ条件で精練、乾燥、中
間セット、染色同時浴中難燃加工をおこなった。さらに
実施例1と同じ加工剤、加工条件にて中間層として過酸
化チタン粒子層を、さらにその上層部に光触媒機能性の
ある二酸化チタンの層を有する繊維布帛物を作成した。
このときの二酸化チタンの付着量は実施例1と同じ0.
09重量%であった。 実施例3 実施例1で用いた染色同時浴中難燃加工上がり織物を用
い、ゼオライト微粒子をPVD法によって繊維布帛に気
相皮膜し融着させた。次に実施例1と同じ光触媒機能性
のある二酸化チタンの層を有する繊維布帛物を作成し
た。このときの二酸化チタンの付着量は実施例1と同じ
0.09重量%であった。 実施例4 経糸に不活性酸化チタンを2.0%含有の75デニール
96フィラメントのポリエステル糸と、緯糸に不活性酸
化チタン0.8%含有の100デニール48フィラメン
トのポリエステル糸を用い、織物組織が2/3綾、経糸
密度が170本/インチ、緯糸密度が98本/インチの
生機を作成し、通常条件で、精練、乾燥、中間セットを
おこない、下記に示す配合の染色、難燃剤処理液を使用
して液流染色機により、浴比1:15とし135℃で4
0分間処理した。
含浸し、マングルロールで絞り、100℃で1分乾燥し
た後、195℃で30秒の加熱処理をした。次に実施例
1と同じ光触媒機能性のある二酸化チタンの層を有する
繊維布帛物を作成した。このときの二酸化チタンの付着
量は実施例1と同じ0.09重量%であった。 実施例5 実施例4で用いた染色同時浴中難燃加工上がり織物を用
い、ゼオライト微粒子をフッ素系樹脂で固定した中間層
の形成として ルミフロンLF200C(旭硝子(株)製) 20重量% イソシアネート系硬化剤 4重量% ゼオライト微粒子 20重量% トルエン 56重量% の処理液を作成後、繊維布帛物を処理液に含浸し、マン
グルロールで絞り、100℃で1分乾燥した後、195
℃で30秒の加熱処理をした。次に実施例1と同じ光触
媒機能性のある二酸化チタンの層を有する繊維布帛物を
作成した。このときの二酸化チタンの付着量は実施例1
と同じ0.09重量%であった。 実施例6 実施例4で用いた染色同時浴中難燃加工上がり織物を用
い、アルキルシリケートの中間層の形成として メチルシリケートCLG−520(共栄社化学(株)製)20.5重量% メタノール 8.5重量% 純水 70.0重量% 硫酸(20%) 1.0重量% の処理液を作成後、繊維布帛物を処理液に含浸し、マン
グルロールで絞り、100℃で1分乾燥した後、195
℃で30秒の加熱処理をした。次に実施例1と同じ光触
媒機能性のある二酸化チタンの層を有する繊維布帛物を
作成した。このときの二酸化チタンの付着量は実施例1
と同じ0.09重量%であった。
剤、加工方剤、加工方法で繊維布帛物を作成した。この
ときの二酸化チタンの付着量は実施例1と同じ0.09
重量%であった。 比較例1 実施例1で用いた、中間セット後の、通常の染色上がり
繊維布帛物を評価に供した。 比較例2 実施例4で用いた、中間セット後の、通常の染色上がり
繊維布帛物を評価に供した。
ものは、比較例にものに比して、消臭性、抗菌性、防汚
性及び難燃性のいずれについてもバランスよく優れたレ
ベルの機能を発揮しており、しかも耐久性に優れている
ことがわかる。
菌、防カビ、防汚及び難燃性機能を同時に有し、しか
も、消臭性においては、今までにはなかった繊維布帛物
の着臭防止効果を有するので、衣料は、もちろんカーテ
ン、壁装材、シート材、寝具などのインテリア、さらに
自動車などの車内内装材などの広い用途に有効に使用さ
れる素材を提供することができる。
4)
Claims (11)
- 【請求項1】合成繊維の表面上に、非結晶質酸化チタン
微粒子層、ゼオライト層およびアルキルシリケート層か
ら選ばれた少なくとも1種の層を有し、その上層部に、
光触媒半導体の層を有し、かつ、該繊維内部には、ハロ
ゲン化シクロアルカン化合物もしくはリン系化合物で構
成される難燃剤を1%owf以上含有することを特徴と
する繊維布帛物。 - 【請求項2】該光触媒半導体の層が、マイクロカプセル
化した光触媒半導体が付着して構成されるものである請
求項1記載の繊維布帛物。 - 【請求項3】該光触媒半導体が、TIO2 、ZnO、S
rTiO3 、CdS、CdO、CaP、InP、In2
O3 ,CaAs、BaTiO3 、K2 NbO3 、Fe2
O3 、Ta2 O5 、WO3 、SaO2 、Bi2 O3 、N
iO、Cu2 O、SiC、SiO2 、MoS2 、MoS
3 、InPb、RuO2 、CeO2 およびチタンとケイ
素からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項
1または2に記載の繊維布帛物。 - 【請求項4】該光触媒半導体が、酸化チタン系化合物で
ある請求項1〜3のいすれかに記載の繊維布帛物。 - 【請求項5】該光触媒半導体が、アナターゼ型結晶形を
有するものである請求項1〜4のいずれかに記載の繊維
布帛物。 - 【請求項6】該光触媒半導体が、粒径1〜200nm、
比表面積100〜300m2 /gである請求項1〜5の
いずれかに記載の繊維布帛物。 - 【請求項7】該光触媒半導体が、該繊維布帛物に対し
て、0.03〜15重量%付着しているものである請求
項1〜6のいずれかに記載の繊維布帛物。 - 【請求項8】該光触媒半導体の層が、該光触媒半導体を
シリコーン系樹脂もしくはフッ素系樹脂で固定してなる
ものである請求項1〜7のいずれかに記載の繊維布帛
物。 - 【請求項9】該合成繊維が、ポリエステル系繊維である
請求項1〜8のいずれかに記載の繊維布帛物。 - 【請求項10】該ポリエステル系繊維が、不活性酸化チ
タンを0.3〜5重量%含有し、かつ、異形断面係数が
1.2〜2.0の範囲にあるものである請求項9記載の
繊維布帛物。 - 【請求項11】該繊維布帛物が、カーテン、カーペッ
ト、布団側地、毛布およびテーブルクロスから選ばれた
少なくとも1種の用途に使用されるものである請求項1
〜10のいずれかに記載の繊維布帛物。
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