JP2000328420A - 柔軟性不織布積層体 - Google Patents

柔軟性不織布積層体

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JP2000328420A
JP2000328420A JP11135686A JP13568699A JP2000328420A JP 2000328420 A JP2000328420 A JP 2000328420A JP 11135686 A JP11135686 A JP 11135686A JP 13568699 A JP13568699 A JP 13568699A JP 2000328420 A JP2000328420 A JP 2000328420A
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fabric layer
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Minoru Hisada
稔 久田
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地合が良好で、柔軟性、通気性及び耐水性に
優れると共に摩擦堅牢性にも優れた、衛生材のシート素
材に好適な柔軟性不織布積層体及びそれからなる使い捨
ておむつ用不織布シートを提供する。 【解決手段】 柔軟性不織布積層体は、少なくとも1層
のスパンボンド不織布層と、少なくとも1層のメルトブ
ローン不織布層とからなり、片面又は両面の表面層がス
パンボンド不織布層である積層体であって、スパンボン
ド不織布が、エチレン成分含量が0.5〜10モル%の
プロピレン・エチレンランダム共重合体からなる繊維で
構成され、メルトブローン不織布が、(i)プロピレン
単独重合体、(ii)エチレン成分含量が0.5〜10モ
ル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体、および
(iii)プロピレン単独重合体を2重量%以上100重
量%未満で含有し、エチレン系重合体を98重量%以下
で含有する樹脂組成物から選ばれる1種の樹脂からなる
繊維で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性不織布積層
体に関し、さらに詳しくは、地合が良好で、柔軟性、通
気性および耐水性に優れるとともに、摩擦堅牢性にも優
れた使い捨ておむつなどの衛生材料用素材、包装材など
に適した柔軟性不織布積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不織布はさまざまな用途に使用さ
れてきている。そして、その用途に応じて各種特性の向
上が要求される。具体的には、使い捨ておむつ用シー
ト、生理用ナプキン等の衛生材料の一部、湿布材の基
布、保護カバー、包装材、上着、下着等に用いられる不
織布は、強度、耐水性、透湿性に優れるとともに、触感
とくに柔軟性が要求される。
【0003】例えば使い捨ておむつ等の衛生材料は、体
液を吸収して保持する吸収材を、使い捨ておむつの内側
のフェーシング材と、外側のバックシートとで包んだ、
内包する構造を有する。フェーシング材は、肌と接触し
排出される体液を透過させて内部の吸収材に吸収させる
とともに吸収材から体液を逆戻りさせない機能が求めら
れる。一方、バックシートは内部の吸収材に吸収された
体液を外部に漏らさない耐水性とともに、内側に生じる
湿気によるムレを防止し吸収性物品の内部の湿気を透過
させて外部に散逸させるために適度な透湿性を有するこ
とが求められる。さらに、このバックシートは衛生材料
の外表面を構成するため、風合いに優れ良好な触感の柔
軟性に優れることが求められるとともに、こすれても毛
羽やよれ玉の発生の少ない摩擦堅牢性が求められる。
【0004】ところでスパンボンド不織布は、毛羽立ち
が無く、しかも耐抜毛性に優れる等の理由で紙おむつ等
の吸収性物品の表面材として使用されている。しかしな
がら、スパンボンド不織布は一般に地合が良好ではなく
均一性の向上が求められている。スパンボンド不織布の
均一性を向上させる方法としては、スパンボンド不織布
にメルトブローン不織布を積層する方法が知られている
が、このような積層体は一般に柔軟性に劣る。
【0005】柔軟性を付与する方法として、スパンボン
ド不織布を構成する繊維にポリエチレンを用いたもの
や、不織布を構成する繊維を複合繊維とし、繊維外表面
側にポリエチレンを配した、ポリエチレン/ポリプロピ
レンの芯鞘型またはサイドバイサイド型複合繊維で構成
した不織布が提案されてきている。しかし、これらの不
織布では、柔軟性は改善されるものの、強度、特に摩擦
堅牢性が不足していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術のもとになされたものであって、地合が良好
で、柔軟性、通気性および耐水性に優れるとともに摩擦
堅牢性にも優れた、使い捨ておむつ等の衛生材のシート
素材に好適な柔軟性不織布積層体およびそれからなる使
い捨ておむつ用不織布シートを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況のもとに検討した結果、スパンボンド不織布とし
て特定のプロピレン系重合体からなる繊維で形成される
不織布を用い、メルトブローン不織布として特定のポリ
オレフィンからなるメルトブローン不織布を用いると、
得られる積層体は、地合が良好であり、かつ柔軟性、通
気性および耐水性に優れるとともに、摩擦堅牢性にも優
れることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】本発明による不織布積層体は、少なくとも
1層のスパンボンド不織布層と、少なくとも1層のメル
トブローン不織布層とからなり、片面または両面の表面
層がスパンボンド不織布層である積層体であって、前記
スパンボンド不織布が、エチレン成分含量が0.5〜1
0モル%の範囲にあるプロピレン・エチレンランダム共
重合体からなる繊維で構成され、前記メルトブローン不
織布が、(i)プロピレン単独重合体、(ii)エチレン
成分含量が0.5〜10モル%の範囲にあるプロピレン
・エチレンランダム共重合体、および(iii)プロピレ
ン単独重合体を2重量%以上100重量%未満の割合で
含有し、エチレン系重合体を98重量%以下の割合で含
有する樹脂組成物から選ばれる1種の樹脂からなる繊維
で構成されることを特徴としている。
【0009】本発明の好適な態様においては、前記スパ
ンボンド不織布層と前記メルトブローン不織布層とが、
熱エンボス処理により融着されてなることが望ましい。
【0010】そして、前記スパンボンド不織布層と前記
メルトブローン不織布層との融着面積は、スパンボンド
不織布層とメルトブローン不織布層との接触面積の5〜
35%であることが望ましい。さらに、前記スパンボン
ド不織布層と前記メルトブローン不織布層との剥離強度
は、15g/5cm以上となるものが好ましい。
【0011】また、本発明の不織布積層体は、前記スパ
ンボンド不織布層の摩擦堅牢試験において糸のヨレがみ
られず、かつ不織布積層体の目付17g/m2におけるK
OSHI値が11以下であることを特徴としている。
【0012】本発明によって、前記の柔軟性不織布積層
体からなる使い捨ておむつ用不織布シート、とりわけ、
使い捨ておむつのバックシートが提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る柔軟性不織布
積層体について具体的に説明する。本発明に係る柔軟性
不織布積層体は、少なくとも1層のスパンボンド不織布
層と、少なくとも1層のメルトブローン不織布層とから
なり、片面または両面の表面層がスパンボンド不織布層
である。
【0014】スパンボンド不織布 本発明に係る柔軟性不織布積層体を構成するスパンボン
ド不織布は、プロピレン・エチレンランダム共重合体か
らなる繊維で構成される。このプロピレン・エチレンラ
ンダム共重合体は、プロピレンとエチレンのランダム共
重合体であり、公知のチーグラー型、あるいはメタロセ
ン型の重合触媒の存在下、プロピレンとエチレンとを供
給して共重合することにより得られる。また、このプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体は、プロピレンとエ
チレン以外に、ブテン、ヘキセン、オクテン、4−メチ
ル−1−ペンテン等の他のα−オレフィンを含んでいて
もよい。
【0015】このプロピレン・エチレンランダム共重合
体におけるエチレン含有量は、0.5〜10モル%であ
り、好ましくは、3〜8モル%、さらに好ましくは4〜
7モル%である。なお、エチレン含有量は、13C−NM
Rスペクトルにより定法により求められる。
【0016】また、このプロピレン・エチレンランダム
共重合体は、通常、MFRが15〜100g/10分(AS
TM D1238準拠、温度230℃荷重2.16kgによる測定)である
ものであり、紡糸性が良好である点で、好ましくはMF
Rが25〜70g/10分である。
【0017】さらに、このプロピレン・エチレンランダ
ム共重合体は、GPCによる重量平均分子量(Mw)と
数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は、紡糸性の
点で、3.5以下が好ましく、さらには、3.0以下が
好ましい。そして、融点(DSCによる測定)は、通
常、125〜150℃の範囲にある。
【0018】本発明の不織布の構成繊維には、前記プロ
ピレン・エチレンランダム共重合体以外に、他の重合
体、または滑剤、着色剤、スリップ剤、安定剤、核剤等
を含んでいてもよい。
【0019】上記の滑剤としては、例えば、ジメチルシ
ロキサン等が挙げられる。着色剤としては、例えば、T
iO2、CaCO3等の無機系着色剤、フタロシアニン等
の有機系着色剤等が挙げられる。また、スリップ剤とし
ては、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン
酸アミドなどを0.1〜0.5重量%の割合で配合して
もよい。これらを配合することにより、得られるスパン
ボンド不織布の耐毛羽立ち性が向上する。
【0020】本発明に係るスパンボンド不織布は、その
構成繊維の繊度は、3.0d以下、さらには0.5〜
2.5dであることが好ましい。この範囲であれば、良
好な風合いが得られるので好ましい。
【0021】また、本発明に係るスパンボンド不織布
は、その目付量が4〜30g/m2、さらには4〜15
g/m2であることが、より柔軟性を向上させて好まし
い。
【0022】本発明のスパンボンド不織布は、公知のス
パンボンド法により製造できる。すなわち、原料樹脂で
あるプロピレン・エチレンランダム共重合体を、通常
は、紡糸ノズルから単孔当たり0.5〜1.5g/分/
孔の速度で吐出して紡糸する。紡出された長繊維フィラ
メントを冷却流体により冷却し、延伸空気によってフィ
ラメントに張力を加えて所期の繊度とする。得られたフ
ィラメントを移動する捕集ベルト上に集め不織布ウェブ
を形成する。
【0023】このウェブの交絡処理には、ニードルパン
チング、ウォータージェット、ホットエアースルー、超
音波融着も採用し得るが、不織布の風合いを維持して、
しかも強度が得られる点で、エンボスロールによる熱融
着が好ましい。エンボス処理条件としては、加熱温度8
0〜150℃程度、加圧力(線圧)20〜100kg/c
m程度、エンボス面積率5〜35%である。より好まし
くは、90〜140℃、加圧力50〜90kg/cm程
度、エンボス面積率10〜30%である。
【0024】メルトブローン不織布 本発明で用いられるメルトブローン不織布を構成する繊
維は、下記(i)〜(iii)で示されるポリオレフィン
からなる。
【0025】(i)プロピレン単独重合体;このプロピ
レン単独重合体(i)は、MFR(ASTM D1238準拠、温
度230℃荷重2.16kgによる測定)が200〜1000g
/10分の範囲にあることが好ましく、Mw/Mnが2〜
6の範囲にあることが好ましい。
【0026】(ii)エチレン成分含量が0.5〜10モ
ル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体;このプ
ロピレン・エチレンランダム共重合体(ii)は、MFR
(ASTM D1238準拠、温度230℃荷重2.16kgによる測定)が
200〜1000g/10分の範囲にあることが好まし
く、Mw/Mnが2〜6の範囲にあることが好ましい。
【0027】(iii)プロピレン単独重合体を2重量%
以上100重量%未満、エチレン系重合体を98重量%
以下の割合で含有する樹脂組成物;この組成物(iii)
を形成するプロピレン単独重合体としては、MFR(AS
TMD1238準拠、温度230℃荷重2.16kgによる測定)が20
0〜1000g/10分の範囲にあることが好ましく、M
w/Mnが2〜6の範囲にあることが好ましい。またこ
の組成物(iii)を形成するエチレン系重合体(製法
は、低圧法、高圧法のいずれでもよい)としては、エチ
レン単独重合体またはエチレンと、プロピレン、1-ブテ
ン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテンなどのα−オレ
フィンとのランダム共重合体が挙げられる。エチレン系
重合体は、MFR(ASTM D1238準拠、温度190℃荷重2.16
kgによる測定)が20〜400g/10分の範囲にあるこ
とが好ましく、密度が0.88〜0.97g/cm3
範囲にあることが好ましく、またMw/Mnが1.5〜
4の範囲にあることが好ましい。
【0028】上記のようなポリオレフィンからなる繊維
から形成されるメルトブローン不織布を用いると、熱エ
ンボス処理によりスパンボンド不織布とメルトブローン
不織布とを融着した場合に剥離強度に優れる。
【0029】また、メルトブローン不織布の目付は、不
織布積層体全体の層構成において、その用途に応じた十
分な機能を有する範囲内の最小値が選ばれるが、使い捨
ておむつ用不織布シート、とりわけ、使い捨ておむつの
バックシート用途には、後述する透湿性フィルムと接着
する場合の接着剤のしみ抜けを防ぐために、2〜20g
/m2、好ましくは2〜10g/m2が選ばれる。
【0030】本発明で用いられるメルトブローン不織布
の製造方法としては従来公知の方法を採用することがで
き、たとえば上記ポリオレフィンを溶融押出し、メルト
ブロー紡糸口金から紡糸された繊維を、高温高速の気体
によって極細繊維流としてブロー紡糸し、捕集装置で極
細繊維ウエブとし、必要に応じて熱融着処理することに
より製造することができる。このメルトブローン不織布
を形成する繊維の平均繊維径は、通常1〜30μm程度
であり、好ましくは2〜5μm程度である。
【0031】不織布積層体 本発明に係る柔軟性不織布積層体は、少なくとも1層の
スパンボンド不織布層と、少なくとも1層のメルトブロ
ーン不織布層からなる。その層構成は、少なくとも一方
の表面層がスパンボンド不織布からなる層であれば特に
限定されないが、好ましくはスパンボンド不織布層/メ
ルトブローン不織布層、スパンボンド不織布層/メルト
ブローン不織布層/スパンボンド不織布層の層構成であ
る。
【0032】本発明の柔軟性不織布積層体において、ス
パンボンド不織布およびメルトブローン不織布の目付量
は、本発明の柔軟性不織布積層体の用途、要求される品
質、経済性等に応じて適宜選択することができるが、使
い捨ておむつ用不織布シート、とりわけ、使い捨ておむ
つのバックシート用途には、不織布積層体としての目付
量は、10〜30g/m2が好ましく、さらには12〜
20g/m2が好ましい。
【0033】本発明の柔軟性不織布積層体の製造方法
は、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを積
層し、両者を一体化して積層体を形成できる方法であれ
ば、いずれの方法にしたがって行ってもよく、特に制限
されない。たとえばメルトブローン法によって形成さ
れる繊維をスパンボンド不織布の上に直接堆積させてメ
ルトブローン不織布を形成した後、スパンボンド不織布
とメルトブローン不織布とを融着させる方法、スパン
ボンド不織布とメルトブローン不織布とを重ね合わせ、
加熱加圧により両不織布を融着させる方法、スパンボ
ンド不織布とメルトブローン不織布とを、ホットメルト
接着剤、溶剤系接着剤等の接着剤によって接着する方法
等を採用することができる。
【0034】スパンボンド不織布の上に、直接メルトブ
ローン不織布を形成する方法は、熱可塑性ポリオレフィ
ンの溶融物をスパンボンド不織布の表面に吹き付け、繊
維を堆積させるメルトブローン法によって行うことがで
きる。このとき、スパンボンド不織布に対して、溶融物
が吹き付けられる側の面の反対面は負圧にして、メルト
ブローン法によって形成される繊維を吹き付け、堆積さ
せると同時に、スパンボンド不織布とメルトブローン不
織布を一体化させて、スパンボンド不織布層とメルトブ
ローン不織布層とを有する柔軟性不織布積層体を得る。
両不織布の一体化が不十分である場合は、エンボスロー
ル等により加熱加圧して十分に一体化させることができ
る。
【0035】熱融着によりスパンボンド不織布とメルト
ブローン不織布とを融着する方法としては、スパンボン
ド不織布とメルトブローン不織布との接触面の全面を熱
融着する方法、スパンボンド不織布とメルトブローン不
織布との接触面の一部を熱融着する方法がある。本発明
では、熱エンボス加工法によりスパンボンド不織布とメ
ルトブローン不織布とを融着することが好ましく、この
場合融着面積は、スパンボンド不織布とメルトブローン
不織布との接触面積の5〜35%、好ましくは10〜3
0%である。融着面積が前記の範囲にあると柔軟性不織
布積層体は、剥離強度と柔軟性のバランスに優れる。
【0036】接着剤によってスパンボンド不織布とメル
トブローン不織布とを接着する方法において用いられる
ホットメルト接着剤としては、たとえば酢酸ビニル系、
ポリビニルアルコール系等の樹脂系接着剤、スチレン−
ブタジエン系、スチレン−イソプレン系等のゴム系接着
剤などが挙げられる。また、溶剤系接着剤としては、た
とえばスチレン−ブタジエン系、スチレン−イソプレン
系、ウレタン系等のゴム系接着剤、酢酸ビニル、塩化ビ
ニル等の樹脂系の有機溶剤または水性エマルジョン接着
剤などが挙げられる。これらの接着剤の中でも、スチレ
ン−イソプレン系、スチレン−ブタジエン系等のゴム系
のホットメルト接着剤が、スパンボンド不織布の特性で
ある風合いを損なわない点で好ましい。
【0037】上記のような方法により得られた本発明に
係る柔軟性不織布積層体は、地合が良好であり、通気
性、耐水性および柔軟性に優れる。また本発明に係る柔
軟性不織布積層体は、目付17g/m2において、KOSHI
値が通常11以下、好ましくは10.5以下であり、ス
パンボンド不織布層とメルトブローン不織布層との剥離
強度は、通常、15g/5cm以上、好ましくは30g
/5cm以上である。
【0038】一般に不織布の柔軟性が向上すると、摩擦
堅牢性は低下するが、本発明の不織布積層体は、スパン
ボンド不織布表面層がエチレン含有量0.5〜10.0
mol%のプロピレン・エチレンランダム共重合体を主
成分とする樹脂からなる繊維で構成されているので、柔
軟性と擦堅牢性との性質がバランスよく優れている。本
発明の不織布積層体ではスパンボンド不織布表面層の摩
擦堅牢試験において糸のヨレがみられない。
【0039】さらに、本発明の不織布積層体は、目付1
0〜30g/m2において耐水圧が90mmAq以上で
ある。
【0040】本発明の不織布積層体は柔軟性に優れると
ともに、摩擦堅牢性にも優れるので、使い捨ておむつ用
シート、生理用ナプキン等の衛生材料の一部、湿布材の
基布、保護カバー、包装材、上着、下着等の不織布製品
に好ましく用いられる。とりわけ摩擦堅牢性が重要とな
る使い捨ておむつ用不織布シートに好ましい。
【0041】以下、使い捨ておむつ用不織布シートとし
てバックシートに好適に用いられる例について説明す
る。バックシートは、スパンボンド不織布とメルトブロ
ーン不織布とを積層することによって得られた上記本発
明による不織布積層体を、透湿性フィルムと接着するこ
とにより得られる。透湿性フィルムとしては、微多孔性
ポリエチレンフィルム、ポリウレタン系熱可塑性エラス
トマーフィルム、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
フィルムなどが用いられる。
【0042】不織布とこれらの透湿性フィルムとの接着
は、公知の接着方法が使用できる。例えば、微多孔性ポ
リエチレンフィルムと本発明の不織布とを接着するに
は、ポリエチレンフィルムの多孔性をできるだけ損なわ
ないように、塗布されたホットメルト接着剤により接着
される。この際、不織布積層体のメルトブローン不織布
層は、ホットメルト接着剤のしみ抜けを防止するのに有
効である。一方ポリウレタン系熱可塑性エラストマーフ
ィルムやポリエステル系熱可塑性エラストマーフィルム
と、不織布を接着するには、両者の間に薄い接着性樹脂
を介在させた押出ラミネーションなどによって行われ
る。いずれの場合にも透湿性フィルムの厚みは、不織布
積層体の柔軟性、触感を損なわないように、5〜50μ
m、好ましくは10〜30μmのものが用いられる。
【0043】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお、以下の実施例において不織布積層体
の評価に用いた物性等の測定方法は、下記により行っ
た。
【0044】(1)KOSHI値 不織布サンプル(200mm×200mm)について、
カトーテック(株)製のKES−FBシステムにより、引
張、せん断、圧縮、表面摩擦、曲げの各試験の測定を、
測定条件としてニット高感度条件にて行い、その結果を
ニットアンダーウェアー(サマー)条件にて計測した値
をKOSHI値とした。この値の低いものほど柔軟性が優れ
る。
【0045】(2)剥離強度 得られた不織布積層体から幅5cmの試験片を切取り、
該試験片の端部を剥離しチャックで挟持し、引張強度試
験機を用いて試験片を剥離することにより剥離強度を測
定した。試験条件はチャック間20mm、スピード10
0mm/分で行ない、5個の試験片測定値の平均を剥離
強度とした。
【0046】(3)MFR プロピレン単独重合体およびプロピレン・エチレンラン
ダム共重合体は、ASTM D1238に準拠して23
0℃で測定した。エチレン単独重合体は、ASTM D
1238に準拠して190℃で測定した。
【0047】(4)摩擦堅牢性〔摩擦堅牢試験(スポン
ジ アント゛ブラシ(S&B)法)〕 JIS L1076 H法に準じる方法で、スポンジ アント
゛ブラシ形試験機で110回こすった後のサンプルの外
観により評価した。評価結果は、糸のヨレが見られない
場合を○、糸のヨレが見られる場合を×として表した。
【0048】(実施例1)エチレン成分含量が4.0モ
ル%、Mw/Mnが3.0、MFRが60g/10分のプ
ロピレン・エチレンランダム共重合体を用い溶融紡糸を
行い、得られた繊維を補集面上に堆積させ、目付量が7
g/m2であるスパンボンド不織布(S-1)(構成繊維
の繊度:2.4d)を製造した。
【0049】次に、エチレン成分含量が4.0モル%、
MFRが400g/10分のプロピレン・エチレンランダ
ム共重合体を押出機で溶融し、得られた溶融物を、孔径
0.38mmφの吐出孔を有する紡糸口金から吐出すると
ともに、吐出孔出口において320℃の加熱空気を吹付
けるメルトブローン法によって平均繊維径3μmの繊維
を前記スパンボンド不織布(S-1)上に堆積させ、目付
量3g/m2のメルトブローン不織布を形成し、さらに
その上に前記スパンボンド不織布(S-1)と同様のスパ
ンボンド不織布(S-1') を積層し、刻印面積率18%
の熱エンボスロールにて3層を一体化してスパンボンド
不織布層/メルトブローン不織布層/スパンボンド不織
布層の構成の柔軟性不織布積層体を得た。得られた柔軟
性不織布積層体の評価結果を表1に示す。なお剥離強度
はメルトブローン不織布とスパンボンド不織布(S-1')
間の剥離強度を測定した。
【0050】(実施例2)実施例1においてメルトブロ
ーン不織布の原料樹脂として、エチレン成分含量が7.
0モル%、MFRが400g/10分のプロピレン・エチ
レンランダム共重合体を用いた以外は実施例1と同様に
して、スパンボンド不織布層/メルトブローン不織布層
/スパンボンド不織布層の構成の柔軟性不織布積層体を
得た。得られた柔軟性不織布積層体を実施例1と同様に
して評価した結果を表1に示す。
【0051】(実施例3)実施例1においてメルトブロ
ーン不織布の原料樹脂として、MFRが800g/10分
のプロピレン単独重合体を用いたこと以外は実施例1と
同様にして、スパンボンド不織布層/メルトブローン不
織布層/スパンボンド不織布層の構成の柔軟性不織布積
層体を得た。得られた柔軟性不織布積層体を実施例1と
同様にして評価した結果を表1に示す。
【0052】(実施例4)実施例1においてスパンボン
ド不織布の原料樹脂として、エチレン成分含量が5モル
%、Mw/Mnが3.0、MFRが35g/10分のプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体を用いた以外は実施
例1と同様にして、スパンボンド不織布層(S-2)/メ
ルトブローン不織布層/スパンボンド不織布層(S-
2')の構成の柔軟性不織布積層体を得た。得られた柔軟
性不織布積層体を実施例1と同様にして評価した結果を
表1に示す。
【0053】(比較例1)Mw/Mnが3.0、MFR
が60g/10分のプロピレン単独重合体を用い溶融紡糸
を行い、得られた繊維を補集面上に堆積させ、目付量が
7g/m2であるスパンボンド不織布(S-3)(構成繊
維の繊度:2.4d)を製造した。
【0054】次に、MFRが800g/10分のプロピレ
ン単独重合体を押出機で溶融し、得られた溶融物を、孔
径0.38mmφの吐出孔を有する紡糸口金から吐出する
とともに、吐出孔出口において300℃の加熱空気を吹
付けるメルトブローン法によって平均繊維径3μmの繊
維を前記スパンボンド不織布(S-3)上に堆積させ、目
付量3g/m2のメルトブローン不織布を形成し、さら
にその上に前記スパンボンド不織布(S-3)と同様のス
パンボンド不織布(S-3') を積層し、実施例1と同様
な熱エンボス条件で3層を一体化してスパンボンド不織
布層/メルトブローン不織布層/スパンボンド不織布層
の構成の柔軟性不織布積層体を得た。得られた柔軟性不
織布積層体の評価結果を表1に示す。なお剥離強度はメ
ルトブローン不織布とスパンボンド不織布(S-3') 間
の剥離強度を測定した。
【0055】(比較例2)エチレン成分含量が4モル
%、Mw/Mnが3.0、MFRが60g/10分のプロ
ピレン・エチレンランダム共重合体と、密度が0.95
0g/cm3、Mw/Mnが3.0、MFRが30g/1
0分であるエチレン単独重合体とを用い複合溶融紡糸を
行い、芯部がプロピレン・エチレンランダム共重合体で
あり、鞘部がエチレン単独重合体(芯部/鞘部重量比:
20/80)である同芯の芯鞘型複合繊維を捕集面上に
堆積させ、目付量が7g/m2であるスパンボンド不織
布(S-4)(構成繊維の繊度:2.4d)を製造した。
【0056】次に、密度が0.935g/cm3、Mw
/Mnが3.0、MFRが200g/10分であるエチレ
ン単独重合体を押出機で溶融し、得られた溶融物を、孔
径0.38mmφの吐出孔を有する紡糸口金から吐出する
とともに、吐出孔出口において330℃の加熱空気を吹
付けるメルトブローン法によって平均繊維径4μmの繊
維を前記スパンボンド不織布(S-4)上に堆積させ、目
付量3g/m2のメルトブローン不織布を形成し、さら
にその上に前記スパンボンド不織布(S-4)と同様のス
パンボンド不織布(S-4') を積層し、実施例1と同様
な熱エンボス条件で3層を一体化してスパンボンド不織
布層/メルトブローン不織布層/スパンボンド不織布層
の構成の柔軟性不織布積層体を得た。得られた柔軟性不
織布積層体の評価結果を表1に示す。なお剥離強度はメ
ルトブローン不織布とスパンボンド不織布(S-4') 間
の剥離強度を測定した。
【0057】
【表1】
【0058】(実施例5)実施例1で得られた不織布積
層体と、微多孔性ポリエチレンフィルム(三井化学(株)
製エスポアールTM)を、ホットメルト接着剤で、接着し
使い捨ておむつ用バックシート素材を製造した。接着加
工性はホットメルト接着剤のしみ抜けがなく良好であっ
た。また、得られたバックシート素材の柔軟性は、比較
例1に示した、スパンボンド不織布およびメルトブロー
ン不織布の繊維樹脂にプロピレン単独重合体を用いた、
スパンボンド不織布層/メルトブローン不織布層/スパ
ンボンド不織布層(SMS)構成の不織布積層体に比べ良
好であり、毛羽立ちも少ないものであった。
【0059】
【発明の効果】本発明の柔軟性不織布積層体は、地合が
良好で、柔軟性、通気性および耐水性に優れるととも
に、摩擦堅牢性にも優れているので、従来から不織布が
用いられている各種の用途、たとえば使い捨ておむつ、
生理用ナプキン等の衛生材料、湿布材等の基布、包装材
等の用途に好適に用いることができる。また、特に使い
捨ておむつ用不織布シート、とりわけ、使い捨ておむつ
のバックシートに好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 3/12 D06M 17/00 K 3/16 D06M 17/00 Fターム(参考) 3B029 BC02 BC03 BC06 BC07 4F100 AK04B AK07B AK64A AK64B AK64C AL03A AL03B AL03C AL05B BA02 BA03 BA06 DG15A DG15B DG15C DG15K EC03 EJ39 GB66 GB71 JB06 JD02 JK06 JK17 4L032 AA05 AB04 AC01 AC02 BA09 BD01 BD03 DA01 EA03 4L047 AA14 AB03 AB08 BA08 BA12 CA05 CA19 CB07 CB08 CB10 CC03 CC04 CC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1層のスパンボンド不織布層
    と、少なくとも1層のメルトブローン不織布層とからな
    り、片面または両面の表面層がスパンボンド不織布層で
    ある積層体であって、 前記スパンボンド不織布が、エチレン成分含量が0.5
    〜10モル%の範囲にあるプロピレン・エチレンランダ
    ム共重合体からなる繊維で構成され、 前記メルトブローン不織布が、(i)プロピレン単独重
    合体、(ii)エチレン成分含量が0.5〜10モル%の
    範囲にあるプロピレン・エチレンランダム共重合体、お
    よび(iii)プロピレン単独重合体を2重量%以上10
    0重量%未満の割合で含有し、エチレン系重合体を98
    重量%以下の割合で含有する樹脂組成物から選ばれる1
    種の樹脂からなる繊維で構成されることを特徴とする柔
    軟性不織布積層体。
  2. 【請求項2】 前記スパンボンド不織布層と前記メルト
    ブローン不織布層とが、熱エンボス処理により融着され
    てなる請求項1に記載の柔軟性不織布積層体。
  3. 【請求項3】 前記スパンボンド不織布層と前記メルト
    ブローン不織布層との融着面積が、スパンボンド不織布
    層とメルトブローン不織布層との接触面積の5〜35%
    である請求項2に記載の柔軟性不織布積層体。
  4. 【請求項4】 前記スパンボンド不織布層と前記メルト
    ブローン不織布層との剥離強度が15g/5cm以上で
    ある請求項1ないし3のいずれかに記載の柔軟性不織布
    積層体。
  5. 【請求項5】 前記スパンボンド不織布層の摩擦堅牢試
    験において糸のヨレがみられず、かつ不織布積層体の目
    付17g/m2におけるKOSHI値が11以下である請求項
    1ないし4のいずれかに記載の柔軟性不織布積層体。
  6. 【請求項6】 前記不織布積層体の目付が10〜30g
    /m2であり、耐水圧が90mmAq以上である請求項
    1ないし5のいずれかに記載の柔軟性不織布積層体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の柔
    軟性不織布積層体からなる使い捨ておむつ用不織布シー
    ト。
  8. 【請求項8】 前記使い捨ておむつ用不織布シートが使
    い捨ておむつのバックシートである請求項7に記載の不
    織布シート。
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