JP2000326724A - 車載用活性炭フィルタ - Google Patents

車載用活性炭フィルタ

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JP2000326724A JP11137880A JP13788099A JP2000326724A JP 2000326724 A JP2000326724 A JP 2000326724A JP 11137880 A JP11137880 A JP 11137880A JP 13788099 A JP13788099 A JP 13788099A JP 2000326724 A JP2000326724 A JP 2000326724A
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 市販されている小型のハニカム型活性炭セル
を用いて車載用活性炭フィルタを構成する。 【構成】 複数のハニカム型活性炭セルと、該複数のハ
ニカム型活性炭セルを保持するカートリッジと、を備え
てなる車載用活性炭フィルタ。ハニカム型活性炭セルと
は、活性炭を主原料とした材料をハニカム形状に型成形
したものであり、その活性炭素量:60重量%以上、セ
ル表面(空気流と直交する面)における開口部の占める
面積割合:50〜80%、セルサイズ:300セル/i
nch以上のものが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載用活性炭フィルタ
に関する。この発明の車載用活性炭フィルタは車載用エ
アコン装置内に取り付けるものとして好適である。
【0002】
【従来の技術】路上、特に車両の通行量の多い場所での
排ガス濃度は非常に高い。車室内の快適性はもとより乗
員の健康面からも車室内に侵入した排ガスを除去する必
要がある。排ガス成分の中でも特に炭化水素や窒素酸化
物(特にNO)を除去する必要がある。かかる排ガス
成分やその他の臭気成分、更にはタバコの煙、花粉その
他の粉塵を吸着除去するための車載用後付けオンボード
型の空気清浄器が用いられている。かかる空気清浄器は
車室内の排ガス成分や粉塵を除去する機能を有するが、
後付けのためにファンの容積が小さく充分な風量を確保
できない。従って、かかる空気清浄器に満足した空気浄
化能力を持たせることは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、活性炭の
優れた脱臭脱ガス機能に着目し、活性炭を主成分とする
フィルタを車載用エアコン装置の空気流において最上流
部、即ち空気導入ユニットに設置することについて鋭意
検討をしてきた。かかる見地から従来技術を眺めると、
次のタイプの活性炭フィルタが用いられている。 活性炭を担持させた脱臭脱ガス素材をプリーツ構造
としたもの。 活性炭を担持させた脱臭脱ガス素材と集塵素材とを
合わせてプリーツ構造としたもの。 電気集塵装置の下流に活性炭を担持させたコルゲー
ト状の紙基材を配置したもの。
【0004】いずれのタイプも脱臭脱ガス機能は奏され
るが、その効率が低くかつその容量(寿命)が小さい。
従って、かかる脱臭脱ガスフィルタは定期的な交換が必
要となる。なお、及びのタイプでは活性炭の配合量
を増やせば効率及び容量の増大を図れるが、そうすると
流路抵抗が増大してエアコン装置自体の空調性能に支障
をきたすので現実的でない。のタイプにおいても、コ
ルゲートの目を細かくすればその効率及び容量の増大を
図れるが、そうすると及びのタイプと同様に流路抵
抗が増大するので好ましくない。
【0005】そこで本発明者は、ハニカム型活性炭セル
に着目した。このハニカム型活性炭セルとは活性炭を主
成分とする材料を型成形によりハニカム型に形成したも
のである(特開平5−242号公報等参照)。このハニ
カム型活性炭セルは単位体積当たりの活性炭量が従来例
のものに比べて大きいので、充分な脱臭脱ガス容量を持
つ。また、ハニカム状に形成されているので、その開口
部により流路抵抗も小さい。
【0006】本発明者は、このハニカム型活性炭セルを
車載用活性炭フィルタとして用いるべく検討を重ねてき
た。その結果、以下の解決すべき課題があることを見出
した。車載用エアコン装置に適用されるフィルタには2
00mm×200mm程度の面積が必要であるにもかか
わらず、市販されているハニカム型活性炭セルの面積は
これに満たない。そこで、複数のハニカム型活性炭セル
を接合して、車載用エアコン装置に適用可能な大きさと
する必要がある。その場合、ハニカム型活性炭セルの周
縁部を接着剤などで相互に接合させることが考えられる
が、そうすると、振動や衝撃が頻繁に加わる車両の使用
状況を考えたとき接合部に充分な強度が得られない。特
に、ハニカム型活性炭セルに光触媒を担持させることを
考えると接着剤が当該光触媒によって分解されるおそれ
がある。また、接着剤が漏れるおそれもある。さらに
は、フィルタととしての見栄えも芳しくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題の少
なくとも1つを解決すべくなされたものであり、その構
成は次の通りである。複数のハニカム型活性炭セルと、
該複数のハニカム型活性炭セルを保持するカートリッジ
と、を備えてなる車載用活性炭フィルタ。
【0008】このように構成された本発明の車載用活性
炭フィルタによれば、各ハニカム型活性炭セルがカート
リッジによって保持されるので、各ハニカム型活性炭セ
ルは充分な強度をもって相互に接合される。接着剤を使
用する必要がないのでその漏れの問題も無くなる。更に
は、カートリッジの形状は自由に設計できるので、その
見栄え、即ち意匠性の問題もなくなる。
【0009】ハニカム型活性炭セルとは、例えば、活性
炭素量:60重量%以上、セル表面(空気流と直交する
面)における開口部の占める面積割合:50〜80%、
セルサイズ:300セル(開口部の数)/inch
上のものであり、特開平5−242号公報等に開示され
るハニカム成形体などを用いることができる。なお、ハ
ニカム形状の骨材(アルミ等)へ活性炭を担持させたも
のは本発明のハニカム型活性炭セルに該当しない。本発
明のハニカム型活性炭セルは活性炭を主原料とした材料
をハニカム形状に型成形したものである。また、開口部
の形状はハニカムの六角形に限定されるものではなく、
三角形、四角形等の多角形、楕円形、円形など空気を流
通させることに支障のない形状であれば任意に選択でき
る。ハニカム型活性炭セルの形状はカートリッジのセル
受け枠に対応して適宜設計される。
【0010】ハニカム型活性炭セルは空気中の臭気成分
や更には粉塵を物理吸着により吸着除去することの専用
フィルタとして使用できることはもとより、これに光触
媒を担持させることにより、フォルムアルデヒド、NO
x、COなどを酸化分解するものとしても使用できる。
光触媒は特に限定されず、酸化チタンの他にも、Cu、
Zn、La、Mo、V、Sr、Ba、Ce、Sn、F
e、W、Mg及びAlの各酸化物、それらの複合酸化物
並びにCdSなどの硫化物よりなる群より選ばれる少な
くとも1種を用いることができる。更には、かかる光触
媒にPd、Pt、Au、Ag等の貴金属の少なくとも1
種を担持させたいわゆる複合光触媒を用いることもでき
る。TiO−Pd複合触媒を用いることが特に好まし
い。かかる複合光触媒については特開平8ー25741
0号公報等を参照されたい。
【0011】このような光触媒は予めハニカム型活性炭
セルの成形材料中に添加混合しておくことが好ましい。
または、ハニカム型活性炭セルの実質的な表面にかかる
光触媒の層を形成してもよい。ここで、セルの実質的な
表面とはセルの外郭を規定する面をいう。換言すれば、
外部から供給される光(紫外線等)が到達し得る部分に
光触媒の層を形成すれば充分である。
【0012】ハニカム型活性炭セルの光触媒を活性化す
るための光源は当該セルに近接して配置されることが好
ましい。光源としては、冷陰極管やLEDを用いること
ができる。更には、太陽光を用いて当該光触媒を活性化
することもできる。太陽光を利用する場合には、車両の
外面から取りこんだ太陽光が直接、若しくはミラーや光
ファイバーを介して、ハニカム型活性炭セルの光触媒に
照射されるものとする。
【0013】活性炭フィルタに光触媒が担持されている
場合、送風を低減し又は停止した状態で充分な光を当該
光触媒に供給することにより活性炭フィルタの吸着能力
が再生されることが知られている(特開平9−2534
52号公報参照)。かかる再生は本発明のハニカム型活
性炭セルにも適用できる。即ち、車載用エアコン装置が
停止しているときに活性炭を担持した当該セルに光を照
射し、もって当該セルの再生を図る。このように、ハニ
カム型活性炭セルはその再生が可能であるので、車両へ
固定的に取付けておきこれを交換する必要がない。
【0014】カートリッジは複数のハニカム型活性炭セ
ルを保持して、これらにより車載用エアコン装置や車載
用空気清浄器の空気流路に適合した面積を確保するもの
である。したがって、その形状は空気流路の対応して適
宜設計される。カートリッジ、即ち車載用活性炭フィル
タをコンパクトにする見地からカートリッジは各ハニカ
ム型活性炭セルを一の仮想平面上に配置するように保持
する構成とすることが好ましい。実施例では、カートリ
ッジは上側部材と下側部材とからなり、これらにより複
数のハニカム型活性炭セルが挟持される構成とした。こ
れにより、カートリッジに対するハニカム型活性炭セル
の組み付けが容易になる。カートリッジを用いることに
より車両に加えられる通常の振動や衝撃ではハニカム型
活性炭セルが分離することもなくなる。また、エアコン
装置等に対する組付け作業、交換作業も、カートリッジ
単位で行えるので、容易になる。
【0015】カートリッジにはセル受け枠を設けること
が好ましい。このセル受け枠はハニカム型活性炭セルの
形状に対応し、セル受け枠にハニカム型活性炭セルを嵌
め込んだ状態で、両者の間が気密状態となるようにす
る。両者の間からエアコン装置等の空気流が漏れていて
は、フィルタとしての機能が充分に発揮されないからで
ある。セル受け枠とハニカム型活性炭セルの外周との間
の気密の状態を確保するため、セル受け枠の内周及び/
又はハニカム型活性炭セルの外周とにシール部材を配設
することが好ましい。
【0016】
【実施例】次にこの発明の実施例について説明する。図
1はこの実施例で使用するハニカム型活性炭セル1を示
す斜視図である。この実施例ではハニカム型活性炭セル
1として株式会社神戸製鋼所の販売するアクトカーボン
(商品名)を用いた。そして、このセル1には酸化チタ
ンからなる光触媒がデッピングにより担持されている。
図1の(a)に示すように6つのセル1をカートリッジ
3で挟持して車載用活性炭フィルタ2を構成し、図4に
示すエアコン装置の空気導入ユニット100へ装着可能
とする(図1(b)参照)。
【0017】カートリッジ3は上側部材3aと下側部材
3bとから構成され、両者の相対向する部分には、図2
に示すように、爪4a、4bと爪受け部5a、5bがそ
れぞれ複数設けられている。上側部材3a及び下側部材
3bには各セル1を分離するパーテション7a、7bが
設けられている。各パーテションにはセル1の脱落を防
止するエッジ部が形成されている。パーテション7a、
7bで構成されるセル受け枠8内にセル1をそれぞれ嵌
め込み、爪4a、4bと爪受け部5a、5bとをスナッ
プ止めして図1(b)に示した活性炭フィルタ2を得
る。このように、ハニカム型活性炭セル1の単位を小さ
くすることにより、振動や衝撃など車両特有の厳しい環
境でこれを使用しても、セル1は殆ど破損しなくなる。
また、カートリッジ3で保持する方式により、各セル1
の組み付けが容易になる。
【0018】ハニカム型活性炭セル1とカートリッジ3
との間の気密性を確保するために、図3に示すように、
各セル1の外周縁にシール部材9を設けることが好まし
い。このシール部材9として実施例では発泡ウレタンを
使用した。このシール部材をカートリッジ3のセル受け
枠8の内周縁若しくはセル1の外周縁及びカートリッジ
3のセル受け枠8の内周縁の両方に設けることもでき
る。
【0019】図5は図1(b)の活性炭フィルタ2をエ
アコン装置の空気導入ユニット100に組み付けた状態
を示す。空気導入ユニット100において符号101に
示される部分にファンが内蔵されている。空気導入口1
03には図示しない外気/内気切換ダンパが接続され
る。空気導入ユニット100には集塵用フィルタ50を
出し入れするための開口部105が設けられている。こ
の開口部105はエアコン使用時には図示しない蓋体に
よって閉塞される。この開口部105はグローブボック
ス110内で開口する。図5において、符号50は集塵
用フィルタであり、グローブボックス110、開口部1
05を介して空気導入ユニット100に着脱可能に装着
される。この集塵用フィルタ50は不織布をプリーツ状
(波状)に加工し、その周縁を枠体で保持した構成であ
る。枠体の外周寸法はカートリッジ3の外周寸法と同一
であり、それぞれ空気導入ユニット100の内壁に気密
状態で接合されるように設計されている。この集塵用フ
ィルタ50とカートリッジ3で保持されたハニカム型活
性炭セルとで空気清浄用フィルタが構成される。
【0020】図6は他の実施例を示す。図5の実施例と
同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略す
る。この実施例では、活性炭フィルタ2と集塵用フィル
タ50との間に光源ユニット70が配置されている。こ
の光源ユニット70は2本の冷陰極管71を有し、この
冷陰極管71は活性炭フィルタ2と同一の外周寸法の枠
体で保持されている。冷陰極管71から放出される紫外
線により、ハニカム型活性炭セル1に担持された光触媒
が活性化される。これにより、セル1に吸着された臭気
成分、一酸化炭素及び窒素酸化物などのガス成分が酸化
分解される。光触媒による当該酸化分解反応を促進する
ことにより、セル1から臭気成分やガス成分が実質的に
除去され、セル1は常にリフレッシュされる。これによ
り、セル1は実質的にメインテナンスフリーとなり、セ
ル1を保持するカートリッジ3はエアコン装置の空気導
入ユニット100から取り外す必要がなくなる。即ち、
活性炭フィルタ2と光源ユニット70は空気導入ユニッ
ト100へ固定可能となる。図6の実施例では、集塵用
フィルタ50のみが空気導入ユニット100へ着脱可能
に挿着されている。
【0021】他の実施例を図7に示す。図6の例と同一
の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。こ
の実施例では、集塵用フィルタ50と活性炭フィルタ2
とがホルダ80へ着脱自在に挿着され、このホルダ80
がグローブボックス110、大径の開口部106を介し
て空気導入ユニット100へ着脱自在に挿着される。こ
れにより、集塵用フィルタ50及び活性炭フィルタ2の
取付け及び取出しが容易になる。ホルダ80から取り出
したカセット3はこれに紫外線を照射したり、若しくは
これを天日干しにすることにより、そのハニカム型活性
炭セル1が再生される。図8には、更に光源ユニット7
0をも着脱自在に挿着させるホルダ90を用いる例を示
す。
【0022】図9は、光源ユニット70を有する例(図
6、図8参照)において、ハニカム型活性炭セル1を再
生する再生装置200の概略構成を示す。コントローラ
201は汎用的なコンピュータからなり、メモリ203
にはこの再生装置200を作動させるためのプログラム
が保存されている。カウンター205はエアコン装置2
10及び冷陰極管71の可動時間を計測、保存する。カ
ートリッジ3に挟持された少なくとも1枚のハニカム型
活性炭セル1には温度計207が付設され、その温度が
常にモニターされる。符号209は冷陰極管71のオン
/オフを制御するドライバである。
【0023】この再生装置200は次のように動作する
(図10)。まず、エアコン装置210の停止が確認さ
れる。エアコン装置210の稼動中は送風により臭気成
分等がハニカム型活性炭セルへ新たに吸着されることは
もとより、再生に必要な温度まで当該セルが昇温されな
いからである。更に、エアコン装置210の延稼動時間
も測定される。例えば、エアコン装置10の延稼動時間
が1000時間を超えたとき、この再生装置200はス
タートする。エアコン装置10の稼動時間はカウンタ2
05により積算される。
【0024】ステップ1では、温度計207によりハニ
カム型活性炭セル1の表面温度が測定される。温度計2
07で測定された温度はコントローラ201により所定
の温度(例えば80℃)と比較され、測定温度が80℃
以下のときはステップ5に進む(ステップ3)。ステッ
プ5ではドライバ209が稼動して冷陰極管71がオン
となり、紫外線がハニカム型活性炭セル1の光触媒に照
射される。一方、測定温度が80℃を超えていたときは
冷陰極管71をオフとする(ステップ4)。再生を効率
良く行うため、冷陰極管71の光量は通常運転時の光量
よりも大きくすることが好ましい。ステップ7では、エ
アコン停止時における光照射の延時間が所定の時間(例
えば10時間)を超えたか否かを判断し、光照射延時間
が当該所定の時間を超えていたときには再生が完了した
として動作を終了する。
【0025】この発明は、上記発明の実施の形態及び実
施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の
範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲
で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
【0026】(11) 請求項1〜7のいずれかに記載
の車載用活性炭フィルタを備える車載用エアコン装置。 (12) 請求項1〜7のいずれかに記載の車載用活性
炭フィルタを備える車載用空気清浄器。 (13) 複数のハニカム型活性炭セルを保持可能なセ
ル受け枠を有し、その外郭が車載用エアコン装置の空気
導入ユニットに装着可能である、ことを特徴とするカー
トリッジ。 (14) 前記セル受け枠にはシール部材が取り付けら
れている、ことを特徴とする(13)に記載のカートリ
ッジ。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施例のハニカム型活性炭セ
ル及びそのカートリッジを示す斜視図である。
【図2】図2はカートリッジの組付け構造を示す部分拡
大図である。
【図3】図3はシール部材を外周に備えたハニカム型活
性炭セルの斜視図である。
【図4】図4は本発明の空気清浄用フィルタが取りつけ
られるエアコン装置の空気導入ユニットを示す図であ
る。
【図5】図5は第1の実施例の空気清浄用フィルタを示
す図である。
【図6】図6は他の実施例の空気清浄用フィルタを示す
図である。
【図7】図7は他の実施例の空気清浄用フィルタを示す
図である。
【図8】図8は他の実施例の空気清浄用フィルタを示す
図である。
【図9】図9は再生装置の概略構成図である。
【図10】図10は再生装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ハニカム型活性炭セル 2 活性炭フィルタ 3 カートリッジ 8 セル受け枠 50 集塵用フィルタ 70 光源ユニット 71 冷陰極管 80、90 ホルダ 100 空気導入ユニット 110 グローブボックス 200 再生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のハニカム型活性炭セルと、該複数
    のハニカム型活性炭セルを保持するカートリッジと、を
    備えてなる車載用活性炭フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記ハニカム型活性炭セルには光触媒が
    担持されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフ
    ィルタ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジは前記複数のハニカム
    型活性炭セルを実質的に一の平面上にならべて保持す
    る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジはパーティションで区
    切られてセル受け枠が形成され、前記複数のハニカム型
    活性炭セルはそれぞれ前記セル受け枠に嵌め込まれる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】 前記ハニカム型活性炭セルの周縁にシー
    ル部材が取り付けられている、ことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記セル受け枠にシール部材が取り付け
    られている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジは車載用エアコン装置
    の空気導入ユニットに取付け可能である、ことを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載のフィルタ。
  8. 【請求項8】 その周縁にシール部材が取り付けられて
    いる、ことを特徴とするハニカム型活性炭セル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011200857A (ja) * 2010-03-03 2011-10-13 Cataler Corp 光再生可能な吸着材及びその利用
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