JP2000325180A - 自動車の背凭れ用シートクッションパッド - Google Patents

自動車の背凭れ用シートクッションパッド

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JP2000325180A
JP2000325180A JP11142939A JP14293999A JP2000325180A JP 2000325180 A JP2000325180 A JP 2000325180A JP 11142939 A JP11142939 A JP 11142939A JP 14293999 A JP14293999 A JP 14293999A JP 2000325180 A JP2000325180 A JP 2000325180A
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JP
Japan
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backrest
cushion body
cushion
seat cushion
cushion pad
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Withdrawn
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JP11142939A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Okabe
憲幸 岡部
Kenkichi Matsumoto
研吉 松本
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の体格の大型化及び自動車自体の大型化
等の要望に対応してハイバック大型サイズ化を図りつ
つ、同時に身体保持機能に非常に優れた効果を発揮させ
ることができるようにする。 【解決手段】 背当て部1及びその両側に隆起部3,3
を有するクッション本体4と、ヘッドレスト部5を形成
する上部クッション体6とを含み、全体の実高さ寸法H
が840mm以上のハイバック背凭れ用シートクッショ
ンパッドAであって、クッション本体4における両側隆
起部3,3の全域及びその両側隆起部3,3の上端から
上部クッション体6におけるヘッドレスト部5の付根部
付近で着座者の首部に対応する高さに達するまでの幅方
向両側部分6a,6aの硬度をクッション本体4及び上
部クッション体6の他の部分の硬度よりも大きくしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の背凭れ用シ
ートクッションパッドに関するもので、特に、運転者用
フロントシートの背凭れとして使用するのに好適な自動
車の背凭れ用シートクッションパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の背凭れ用シートクッションパッ
ドは、一般的にウレタンなどの発泡原料を成形型内の発
泡成形空間に注入して発泡成形することにより製造さ
れ、このようにして製造されたシートクッションパッド
の表面をファブリック等の表皮で覆った上で自動車に取
り付けて使用される。
【0003】この種の自動車の背凭れ用シートクッショ
ンパッドとしては、運転者などの乗員が上半身を背当て
部に凭れかけたときに快適なクッション感覚が得られる
だけでなく、例えば運転中のコーナリング時に身体が横
方向にゆれ動くことで目線の高さが変動して運転に危険
などを伴わないような身体保持機能が要求される。この
ような要求に応える背凭れ用シートクッションパッドと
して、背当て部及びその両側に配置される隆起部が一体
成形されるクッション本体の両側隆起部に対応する部分
の硬度を背当て部に対応する部分の硬度よりも大きくす
る手段を採用しているのが一般的である。
【0004】一方、自動車の背凭れ用シートとしては、
運転者など乗員の体格の大型化及び自動車自体の大型化
等に伴いサイズ、特に背丈の大きなもの、いわゆるハイ
バックシートが要望されており、この要望に応えるべ
く、背当て部及び両側隆起部を有するクッション本体と
は別に、乗員の頭部を支えるヘッドレスト部を形成する
上部クッション体を発泡成形し、この上部クッション体
を上述したような構成のクッション体の上部に接着等に
よって接合一体化してなるハイバック大型サイズのもの
も従来より提案されているが、この従来より提案されて
いるハイバック大型サイズの背凭れ用シートクッション
パッドにおいても、上述した一般的技術のとおり、クッ
ション本体の両側隆起部に対応する部分のみの硬度を他
の部分の硬度よりも大きくして、その硬度の大きいクッ
ション本体の両側隆起部だけで身体保持機能を発揮させ
るように構成されているのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たハイバック大型サイズの背凭れ用シートクッションパ
ッドは、もともと運転者など乗員の体格の大型化及び自
動車自体の大型化等の要望に対応させたものであって、
サイズの大型化にもかかわらず高硬度部分は従前どお
り、つまり、大型化の前のままクッション本体の両側隆
起部だけに止められている従来のものでは、高硬度部分
の最高高さ位置が着座姿勢にある乗員の肩部よりも低く
なり、身体保持機能を十分に発揮させることができな
い。特に、上半身のうちの肩部より下方部位のみを横ゆ
れがないように保持しただけでは、高速コーナリングの
ように、身体に強大な遠心加速度が作用した場合、首部
に掛る負担が大きく、安定した着座姿勢を保つことがで
きず、また、首部を支点にして頭部が振れることによっ
て上半身全体に反力が加わり、その結果、高硬度の両側
隆起部に大きな荷重が働いてその部分を変形、破壊しや
すくなるという問題があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、乗員の体格の大型化及び自動車自体の大型化等の要
望に対応してハイバック大型サイズ化を図りつつ、同時
に身体保持機能に非常に優れた効果を発揮させることが
できる自動車の背凭れ用シートクッションパッドを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車の背凭れ用シートクッションパ
ッドは、背凭れ形状をなし背中を支える背当て部(1)
及びこの背当て部(1)の両側に配置されて背当て部
(1)の表面にその上下両端に亘る凹部(2)を形成す
る姿勢保持用の隆起部(3),(3)を有するクッショ
ン本体(4)と、このクッション本体(4)の上部に配
置されて頭部を支えるヘッドレスト部(5)を形成する
上部クッション体(6)とが一体化されている自動車の
背凭れ用シートクッションパッドであって、上記クッシ
ョン本体における両側隆起部の全域及びこの両側隆起部
の上端から上部クッション体におけるヘッドレスト部の
付根部付近で着座者の首部に対応する高さに達するまで
の幅方向両側部分の硬度をクッション本体及び上部クッ
ション体の他の部分の硬度よりも大きくしていることを
特徴とするものである。
【0008】上記構成の本発明によれば、背当て部
(1)及びその両側の姿勢保持用隆起部(3),(3)
を有するクッション本体(4)とその上部に配置されて
ヘッドレスト部(5)を形成する上部クッション体
(6)とを一体化することにより、背丈が非常に大きく
て、近年における乗員の体格の大型化及び自動車自体の
大型化等の要求に十分に対応可能なハイバック大型サイ
ズのシートクッショクパッドが得られる。また、このサ
イズの大型化に伴いクッション本体における両側隆起部
の全域及びこの両側隆起部の上端から上部クッション体
におけるヘッドレスト部の付根部付近で着座者の首部に
対応する高さに達するまでの幅方向両側部分の硬度を他
の部分の硬度よりも大きくすることによって、体格の大
きい乗員が着座したとき、その乗員の首部に達する高さ
までの範囲で下半身を両側から保持させるといった身体
保持機能を発揮させることが可能となり、その結果、高
速コーナリングのように、身体に強大な遠心加速度が作
用した場合でも首部に掛る負担を少なくし、頭部に振れ
を招かない安定した着座姿勢を保つことができる。
【0009】ここで、本発明が対象とする自動車の背凭
れ用シートクッションパッドは、背当て部(1)及び両
側隆起部(3),(3)を有するクッション本体(4)
とヘッドレスト部(5)を形成する上部クッション体
(6)とを別々に発泡成形した後、両者(4),(6)
を接着等により接合一体化したものであってもよいが、
特に、請求項2に記載したように、上記クッション本体
(4)と上部クッション体(6)とを単一の発泡空間
(7)への発泡原料の注入発泡により一体成形すること
が好ましい。この場合は、ハイバック大型サイズのシー
トクッションパッドの製造工程が少なくてすみ、製品コ
ストの低減が図れるとともに、接合箇所が無いために、
製品全体のクッション性、強度、品質を均等化しやす
く、着座使用時の違和感をなくし、かつ、耐久性の向上
も図ることができる。
【0010】また、本発明が対象とする自動車の背凭れ
用シートクッションパッドは、クッション本体(4)に
おける背当て部(1)の下端から上部クッション体
(6)におけるヘッドレスト部(5)の頂点までの実高
さ寸法(H)を、請求項3に記載したように、840m
m以上に設定することが望ましく、このような実高さ寸
法に設定することで、乗員の体格及び自動車自体の大型
化に十分に対応するサイズのシートクッションパッドを
得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1及び図2は本発明に係る自
動車の背凭れ用シートクッションパッドの正面図及び背
面図、図3は幅方向中央部での切断端面図である。この
背凭れ用シートクッションパッドAは、背凭れ形状をな
し運転者など乗員の背中を支える背当て部1及びこの背
当て部1の幅方向の両側に配置されて背当て部1の表面
にその上下両端に亘る長さで乗員の身体がスッポリと入
り、コーナリング時などにおいて身体が横方向に動かな
いように身体の姿勢を保持する形状の凹部2を形成する
姿勢保持用隆起部3,3を有するクッション本体4と、
このクッション本体4の上部に配置されて乗員の頭部を
支えるヘッドレスト部5を形成する上部クッション体6
とを後述する単一の発泡成形空間にポリウレタンなどの
発泡原料を注入し発泡させることにより一体成形してな
り、上記クッション本体4における背当て部1の下端か
ら上部クッション体6におけるヘッドレスト部5の頂点
5aまでの実高さ寸法Hが840mm以上に設定された
ハイバックの大型背凭れ用シートクッションパッドであ
る。
【0012】この大型サイズのハイバック背凭れ用シー
トクッションパッドAにおいて、上部クッション体6に
おけるヘッドレスト部5はその頂点5aに近付くほど漸
次幅狭な略亀頭形状に形成されているとともに、この略
亀頭形状ヘッドレスト部5を形成する上部クッション体
6と上記クッション本体4の上端とが一体成形されてい
る。
【0013】また、上記ヘッドレスト部5を形成する上
部クッション体6の上端部分からクッション本体4の上
端部付近にまで及ぶ範囲の背面には乗員に対する接触感
覚をソフトにするために袋状部11が折り返し状に一体
成形されている。
【0014】上記のごとき構成の大型サイズのハイバッ
ク背凭れ用シートクッションパッドAにおいて、上記ク
ッション本体4における両側隆起部3,3の全域及びこ
の両側隆起部3,3の上端から上部クッション体6にお
けるヘッドレスト部5の付根部付近で着座姿勢の乗員の
首部に対応する高さ位置に達するまでの幅方向両側部分
6a,6a(図1の斜線挿入部)の硬度を、クッション
本体4の背当て部1及び上部クッション体6のヘッドレ
スト部5など他の部分の硬度よりも大きくしている。
【0015】次に、上記したごとき大型サイズのハイバ
ック背凭れ用シートクッションパッドAの製造方法につ
いて説明する。図4及び図5は本製造方法に用いられる
成形型8の断面図及び平面図であり、該成形型8は、図
8に示すように連続搬送成形ライン9を構成する連続搬
送用台車13上に水平に固定された下部金型枠14A内
に着脱可能に収納保持される下型8Aと、上記下部金型
枠14Aの一辺側に水平支点15を介して揺動自在に枢
支連結された上部金型枠14Bに着脱可能に取り付けら
れて金型開閉機構(周知であるため、図示省略する)に
よる上部金型枠14Bの水平支点15周りの揺動に伴い
下型8Aに対して駆動開閉自在に構成された上型8Bと
からなる。上型8Bには、該上型8Bを下型8Aに対し
て閉鎖させた状態で図3に示すような断面形状のシート
クッションパッドAに対応する形状の単一の発泡成形空
間7を形成可能な中子状の分割型8Cが一体に揺動開閉
自在に保持されている。
【0016】また、上記成形型8により形成される発泡
成形空間7は、図6に概略的に示すように、硬度の大き
い両側隆起部3,3及びヘッドレスト部5の幅方向両側
部分6a,6aを発泡成形するための凹状の成形空間7
A,7Aと背当て部1及びヘッドレスト部5を発泡成形
するための平坦状の成形空間7Bとを有している。
【0017】上記のような成形型8が連続搬送成形ライ
ン9の注入ステーションに到達した時、上部金型枠14
B及びこれに収納保持された上型8Bを開閉機構を介し
て下部金型枠14A及び下型8Aに対して図7及び図8
に示すように、上方に110度の角度θまで揺動開放さ
せる。この状態で、下型8Aの上部において6軸多関節
式高圧注入機16をそのヘッド部16aの注入角度αを
一定に保ったままで水平面に沿って移動させながら、発
泡成形空間7のうち平坦状の成形空間7Bの全域に亘っ
て軟らかい発泡原料P1を万遍なく注入する。
【0018】そして、上記発泡原料P1がある程度まで
発泡した後、相対的に硬い発泡原料P2を凹状の成形空
間7A,7Aに注入する。
【0019】注入後は、直ちに図4に示すように、上部
金型枠14B及び上型8Bを開閉機構を介して揺動閉鎖
させて成形型8を連続搬送成形ライン9に沿って搬送さ
せつつ発泡原料Pを上記単一の発泡成形空間7で発泡さ
せることによって、図1乃至図3に示したような形状
で、両側部に着座者の首部に対応する高さに達するまで
の範囲で硬度の大きい部分を有するハイバック用の大型
シートクッションパッドAを一体成形するのである。
【0020】なお、上記クッション本体4とヘッドレス
ト部5を形成する上部クッション体5との接合箇所の幅
方向の中央部分に前後に貫通する孔部を形成してなるハ
イバック用の大型シートクッションパッドAにも同様に
適用可能である。
【0021】また、上記実施の形態では、クッション本
体4と上部クッション体6とを一体に発泡成形してなる
ハイバック大型サイズのシートクッションパッドAにつ
いて説明したが、クッション本体4と上部クッション体
6とを分割して別々に発泡成形した後、両者を接着等に
よって接合一体化してなるハイバック大型サイズのシー
トクッションパッドAに適用してもよいこともちろんで
ある。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、背当て
部及びその両側の隆起部を有するクッション本体とその
上部に配置されてヘッドレスト部を形成する上部クッシ
ョン体とを一体化した背丈の非常に大きいものであり、
近年における乗員の体格の大型化及び自動車自体の大型
化等の要求に十分に対応可能なハイバック大型サイズの
シートクッショクパッドが得られる。しかも、サイズの
大型化に伴いクッション本体における両側隆起部の全域
及びこの両側隆起部の上端から上部クッション体におけ
るヘッドレスト部の付根部付近で着座者の首部に対応す
る高さに達するまでの幅方向両側部分の硬度を他の部分
の硬度よりも大きくしているので、体格の大きい乗員が
着座したとき、その乗員の首部に達する高さまでの範囲
で下半身を全体的に両側からしっかり保持させるといっ
た優れた身体保持機能を発揮させることができ、したが
って、高速コーナリングのように、身体に強大な遠心加
速度が作用した場合でも首部に掛る負担を少なくして、
頭部に振れを招かない安定した着座姿勢が保てるととも
に、高硬度の両側隆起部に大きな荷重が働いてその部分
が変形、破壊されることも少なくなり、全体の耐久性向
上にも寄与する効果を奏する。
【0023】特に、請求項2に記載のように、クッショ
ン本体と上部クッション体とを単一の発泡空間への発泡
原料の注入発泡により一体成形する場合は、ハイバック
大型サイズのシートクッションパッドの製造工程を少な
くして製品コストの低減が図れるとともに、接合箇所が
無いことから、製品全体のクッション性、強度、品質を
均等化して着座使用時の違和感をなくし、かつ、耐久性
の一層の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の背凭れ用シートクッショ
ンパッドの正面図である。
【図2】同上背凭れ用シートクッションパッドの背面図
である。
【図3】図1のX−X線に沿う切断端面図である。
【図4】本発明に係る自動車の背凭れ用シートクッショ
ンパッドの製造方法に用いられる成形型の断面図であ
る。
【図5】同上成形型の平面図である。
【図6】同上成形型により形成される発泡成形空間の概
略構成図である。
【図7】同上製造方法の一工程で、発泡成形空間への発
泡原料の注入時における成形型の状態を示す断面図であ
る。
【図8】本発明に係る自動車の背凭れ用シートクッショ
ンパッドの製造方法に用いられる連続搬送成形ラインの
うち注入ステーションの設備構成を説明する概略正面図
である。
【符号の説明】
1 背当て部 2 凹部 3 隆起部 4 クッション本体 5 ヘッドレスト部 6 上部クッション体 6a,6a 高硬度部分 7 発泡成形空間 8 成形型 H 高さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 39/24 B29C 39/24 // B29K 105:04 B29L 31:58 Fターム(参考) 3B084 DA02 EA01 HA00 3B096 AB07 AD07 4F204 AG20 AH26 AH27 AR12 EA01 EB01 EF01 EF27 EF49 EK24 EL05 EL18 EL19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背凭れ形状をなし背中を支える背当て部
    及びこの背当て部の両側に配置されて背当て部の表面に
    その上下両端に亘る凹部を形成する姿勢保持用の隆起部
    を有するクッション本体と、このクッション本体の上部
    に配置されて頭部を支えるヘッドレスト部を形成する上
    部クッション体とが一体化されている自動車の背凭れ用
    シートクッションパッドであって、 上記クッション本体における両側隆起部の全域及びこの
    両側隆起部の上端から上部クッション体におけるヘッド
    レスト部の付根部付近で着座者の首部に対応する高さに
    達するまでの幅方向両側部分の硬度をクッション本体及
    び上部クッション体の他の部分の硬度よりも大きくして
    いることを特徴とする自動車の背凭れ用シートクッショ
    ンパッド。
  2. 【請求項2】 上記クッション本体と上部クッション体
    とは、単一の発泡空間への発泡原料の注入発泡により一
    体成形されたものである請求項1に記載の自動車の背凭
    れ用シートクッションパッド。
  3. 【請求項3】 上記クッション本体における背当て部の
    下端から上部クッション体におけるヘッドレスト部の頂
    点までの実高さ寸法が、840mm以上に設定されたも
    のである請求項1または2に記載の自動車の背凭れ用シ
    ートクッションパッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006110166A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Toyo Tire & Rubber Co Ltd シート用バックパッド
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