JP2000325064A - 食品洗浄装置 - Google Patents
食品洗浄装置Info
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- JP2000325064A JP2000325064A JP11139428A JP13942899A JP2000325064A JP 2000325064 A JP2000325064 A JP 2000325064A JP 11139428 A JP11139428 A JP 11139428A JP 13942899 A JP13942899 A JP 13942899A JP 2000325064 A JP2000325064 A JP 2000325064A
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Abstract
できると共に、必要に応じて被洗浄物の移送速度を速め
ることができるようにした食品洗浄技術の提供。 【解決手段】 洗浄水を貯水する貯水槽1に取出しコン
ベア2が装着され、貯水槽の内部には、取出側12に向
けてエアを噴射することによる気泡の勢いによって被洗
浄物を洗浄しながら取出側へ移送させる洗浄路3が形成
されている食品洗浄装置である。洗浄路の上部に、洗浄
路の移送方向に対して直交する方向にロール状回転ブラ
シ6が設けられている。。
Description
の食品を殺菌、脱塩、洗浄するのに用いられる食品洗浄
装置に関する。
を貯水する貯水槽に取出しコンベアが装着され、前記貯
水槽の内部には、取出側に向けてエアを噴射することに
よる気泡の勢いによって被洗浄物を洗浄しながら取出側
へ移送させる洗浄路が形成されている。従って、この食
品洗浄装置では、貯水槽内に投入された被洗浄物は、エ
アの噴射による気泡を浴びて洗浄されながら、この気泡
の勢いによって洗浄路を取出側へ移送され、そして、取
出側に送られた被洗浄物は取出しコンベアですくい上げ
られ、この取出しコンベア上を搬送されて次の工程に送
られることになる。
来の食品洗浄装置では、被洗浄物に対する洗浄は、被洗
浄物に気泡を浴びせることによって行なわれているた
め、作業者の頭から落ちた毛髪が被洗浄物に付着してい
る場合や、泥や砂等の頑固な汚れの場合には、洗浄が不
十分になるという問題があった。
を解決するためになされたもので、被洗浄物に対する洗
浄を確実に行なうことができる食品洗浄装置を提供する
ことを課題としている。
ために、本発明の食品洗浄装置は、洗浄水を貯水する貯
水槽に取出しコンベアが装着され、前記貯水槽の内部に
は、取出側に向けてエアを噴射することによる気泡の勢
いによって被洗浄物を洗浄しながら取出側へ移送させる
洗浄路が形成されている食品洗浄装置において、前記洗
浄路の上部に、洗浄路の移送方向に対して直交する方向
にロール状回転ブラシが正逆転可能に設けられている構
成とした。
れた被洗浄物は、エアの噴射による気泡を浴びて洗浄さ
れながら、この気泡の勢いによって洗浄路を取出側へ移
送され、この取出側で取出しコンベアによりすくい上げ
られ、この取出しコンベア上を搬送されて取り下ろされ
る。そして、この洗浄路を移送される際にロール状回転
ブラシによっても洗浄作用と移送作用を受けるものであ
る。
状回転ブラシの下側回転方向が洗浄路の移送方向と逆)
させると、ロール状回転ブラシによって被洗浄物の移送
が阻止される状態になるため、被洗浄物の移送速度が遅
くなる。又、被洗浄物の移送速度が遅くなる分だけ気泡
による洗浄力が強まると共に、被洗浄物はロール状回転
ブラシによる洗浄を強く受けるため、強力に洗浄するこ
とができ、泥や砂、あるいは毛髪等を除去することがで
きる。尚、ロール状回転ブラシによって被洗浄物の移送
が阻止されるが、気泡による勢いが勝って被洗浄物が取
出側へ移送されるように、ロール状回転ブラシの回転数
を設定しておく。又、ロール状回転ブラシのところで被
洗浄物が滞留した時は回転ブラシを逆転(ロール状回転
ブラシの下側回転方向が洗浄路の移送方向と同一)させ
ると、ロール状回転ブラシによって被洗浄物が移送方向
に押される状態になり滞留が解消する。従って、被洗浄
物の種類や被洗浄物の汚れの程度に照らし、ロール状回
転ブラシの正逆転を選択し、必要に応じた洗浄力と移送
力で十分かつ能率的に被洗浄物を洗浄することができ
る。
いて詳細に説明する。図1は実施の1形態である食品洗
浄装置の側面断面図、図2はこの食品洗浄装置に設けた
ロール状回転ブラシの平面図、図3はこのロール状回転
ブラシのブラシ体を示す断面図、図4はロール状回転ブ
ラシの駆動構造を示す説明図である。
に洗浄水Wを貯水する貯水槽1を有し、この貯水槽1の
一端側が被洗浄物としての食品Hの投入側11とされ、
他端側が取出側12となっている。そして、この取出側
12に取出しコンベア2が、その一端側を水面より下方
に差し込むと共に他端側を上方に傾斜させた状態で装着
されている。尚、13はオ−バ−フロ−穴、14は逆流
防止ネットである。
で、この洗浄路3の下方には戻り流路4を形成するため
のメッシュパネル30が設けられている。又、31はエ
ア配送管で、取出側12側に向けて傾斜させた多数のノ
ズル管32が全長に亘って突設され、このノズル管32
の先端にはメッシュパネル30を通して洗浄路3に臨む
ように噴気口が形成されている。
出しコンベア2の手前で食品Hを強制的に潜行させ、浮
きゴミ(特に虫、毛髪、ワラクズ、食品クズ)をオ−バ
−フロ−穴13から排出させる。
の移送方向に対して直交する方向にロール状回転ブラシ
6が正逆転可能に設けられている。この場合、4個のロ
ール状回転ブラシ6が、その直径の半分程度が水面に没
する状態で並列して配置されている。ロール状回転ブラ
シ6は高さ調節が可能に形成されている。このロール状
回転ブラシは、図3に示すように、毛材60を線芯材6
1によって2つ折りする状態でチャンネル状型材62の
内部にカシメ込むことでブラシ体63が形成され、この
ブラシ体63をブラシ軸64に螺旋状に巻き付けた構造
となっている。従って、樹脂台や木台に毛材を植え込ん
だ植毛ブラシと異なり、毛材の抜けがなく、又、毛材を
長くかつ太く形成することができ、食品用として実用的
に使用することができるようになった。
れ、図4に示すように、貯水槽1の内面に設けた軸受枠
7のU字溝70内にブラシ軸64の両端が着脱可能に嵌
合されると共に、その軸受枠7の上面に押え枠8を設け
ることによって着脱可能に軸支されている。又、ロール
状回転ブラシ6には、一端にそれぞれスプロケット65
が設けられ、そして、一端が支軸90によって倒伏状態
と起立状態とに回動可能に軸着されたチエンフレーム9
1に駆動モータ92が取り付けられ、この駆動モータ9
2のモータ軸に設けた駆動スプロケット93とチエンフ
レーム91に設けた従動スプロケット94間にチエン9
5が掛け回され、チエンフレーム91の倒伏状態で前記
各スプロケット65にチエン95を噛み合わせるように
した駆動構造になっている。
した食品Hに対し、洗浄路3においてノズル管32から
噴射するエアで気泡を集中的に浴びせながら洗浄し、こ
の食品Hを気泡の勢いによって取出側12へ送る。そし
て、途中、ゴミ取り用ネットコンベア5で浮きゴミを分
離した後、取出側12に浮上させる。取出側12に浮上
した食品Hは取出しコンベア2ですくい上げられ、この
取出しコンベア2上を搬送されて取り下ろされる。
ール状回転ブラシ6によっても洗浄作用と移送作用を受
けるもので、この場合、ロール状回転ブラシ6の回転方
向によってその作用が異なることになる。
印A方向)させると、ロール状回転ブラシ6によって食
品Hの移送が阻止される状態になるため、食品Hの移送
速度が遅くなる。そして、食品Hの移送速度が遅くなる
分だけ気泡による洗浄力が強まると共に、食品Hはロー
ル状回転ブラシ6による洗浄を強く受けるため、強力に
洗浄することができ、泥や砂、あるいは毛髪、ゴミ、ワ
ラ等を除去することができる。尚、ロール状回転ブラシ
6によって食品Hの移送が阻止されるが、気泡による勢
いが勝って食品Hが取出側12へ移送されるように、ロ
ール状回転ブラシ6の回転数を設定しておく。又、ロー
ル状回転ブラシ6のところで食品Hが滞留した時は回転
ブラシ6を逆転(矢印B方向)させると、ロール状回転
ブラシ6によって食品Hが移送方向Cに押される状態に
なり滞留が解消する。従って、食品H(被洗浄物)の種
類や汚れの程度に照らし、ロール状回転ブラシ6の正逆
転を選択し、必要に応じた洗浄力と移送力で十分かつ能
率的に食品Hを洗浄することができる。
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はない。例えば、ロール状回転ブラシの数は、4個に限
ることはなく、複数個を一定間隔で設けてもよいし、複
数個を1ユニットとし、このユニットを複数個設けるよ
うにするなど、その数及び配列は適宜に決定できる。
又、ロール状回転ブラシの軸受構造や駆動構造も適宜に
決定できるもので、必要に応じて正逆転できればよい。
洗浄装置にあっては、正逆転可能なロール状回転ブラシ
を備えているため、被洗浄物の種類や被洗浄物の汚れの
程度に照らし、ロール状回転ブラシの正逆転を選択し、
必要に応じた洗浄力と移送力で十分かつ能率的に被洗浄
物を洗浄することができるという効果が得られる。
である。
の平面図である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 洗浄水を貯水する貯水槽に取出しコンベ
アが装着され、 前記貯水槽の内部には、取出側に向けてエアを噴射する
ことによる気泡の勢いによって被洗浄物を洗浄しながら
取出側へ移送させる洗浄路が形成されている食品洗浄装
置において、 前記洗浄路の上部に、洗浄路の移送方向に対して直交す
る方向にロール状回転ブラシが正逆転可能に設けられて
いることを特徴とした食品洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13942899A JP3590544B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 食品洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13942899A JP3590544B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 食品洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000325064A true JP2000325064A (ja) | 2000-11-28 |
JP3590544B2 JP3590544B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=15244975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13942899A Expired - Lifetime JP3590544B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 食品洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3590544B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341880A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 根菜類洗浄方法及び該装置 |
CN103212555A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-07-24 | 大连工业大学 | 多作用式海参清洗机 |
CN105455158A (zh) * | 2014-08-26 | 2016-04-06 | 王辉 | 一种用于薯片生产原料的预处理用输送装置 |
JP6157699B1 (ja) * | 2016-07-09 | 2017-07-05 | 小嶺機械株式会社 | 食品殺菌装置 |
CN111532741A (zh) * | 2020-04-16 | 2020-08-14 | 浙江农林大学暨阳学院 | 一种珍珠排列输送装置 |
CN114145333A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-03-08 | 山东省海洋科学研究院(青岛国家海洋科学研究中心) | 刺参提取多糖的预处理设备及工艺 |
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CN110946296A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-03 | 深圳市顺盛农业科技发展有限公司 | 一种移动式大型瓜果分级清洁设备及其使用方法 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP13942899A patent/JP3590544B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3590544B2 (ja) | 2004-11-17 |
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