JP2000324562A - 給湯器のリモコン装置 - Google Patents

給湯器のリモコン装置

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JP2000324562A
JP2000324562A JP11126278A JP12627899A JP2000324562A JP 2000324562 A JP2000324562 A JP 2000324562A JP 11126278 A JP11126278 A JP 11126278A JP 12627899 A JP12627899 A JP 12627899A JP 2000324562 A JP2000324562 A JP 2000324562A
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武弘 栗原
Masayoshi Murakami
昌義 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒なスイッチ操作を行なわずに設定書き換
え用の動作モードに移行でき、しかもリモコン装置に搭
載されるマイクロコンピュータの情報を容易に確認でき
る給湯器のリモコン装置を提供する。 【解決手段】 給湯器3の動作を制御するマイクロコン
ピュータの内部設定の書き換えを行なう保守用の動作モ
ードを備えたリモコン装置1において、該リモコン装置
1に対して電源供給が開始されると同時にリモコン装置
1が上記内部設定の書き換えを行なう保守用の動作モー
ドに移行するように設定される。そして、この保守用の
動作モードに移行した後、所定時間内に上記内部設定の
書き換えを行なう所定のスイッチ操作が行なわれない場
合には上記保守用の動作モードを解除するように設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は給湯器のリモコン
装置に関し、より詳細には、給湯器の動作を制御するマ
イクロコンピュータに記憶された情報の書き換えや、リ
モコン装置自体に内蔵されるマイクロコンピュータの状
態を監視(モニタ)する保守用の動作モードを備えたリ
モコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の給湯器においては、バーナや電磁
弁さらには送風ファンといった給湯器各部の動作はいず
れも制御中枢を構成するマイクロコンピュータによって
制御されている。そして、かかる給湯器制御用のマイク
ロコンピュータは、燃料の種類(たとえばガス種)や排
気バリエーション等が異なる多機種の給湯器に対応でき
るように、使用される給湯器の機種に応じて内部設定の
切り替えが可能とされている。
【0003】ところで、従来このようなマイクロコンピ
ュータの内部設定の切り替えは、上記マイクロコンピュ
ータが搭載される制御基板上でのジャンパー線の接続設
定やディップスイッチの位置設定によって行なわれてい
た。しかし、最近では作業の容易化や部品点数の減少を
図るなどの理由から、給湯器のマイクロコンピュータに
これら内部設定に関する情報を予め記憶させておくとと
もに、給湯器に接続されるリモコン装置のスイッチ操作
によって上記記憶された内部設定の書き換えが可能とさ
れた給湯システムが提案されており、現在ではかかる方
法が主流となりつつある。
【0004】しかしその一方では、このようなマイクロ
コンピュータの内部設定は、給湯器の工場出荷時ないし
は設置現場で一旦設定されると、その後は給湯器各部の
交換等が行なわれない限り変更する必要がない。そのた
め、かかる内部設定の書き換えをリモコン操作によって
行なわせる場合には、リモコン装置に上記書き換え専用
の動作モードを持たせるとともに、かかる設定書き換え
を行なう動作モードへの移行操作は、通常のリモコン操
作では操作しないような特定のスイッチ操作によるもの
とされている。
【0005】具体的には、たとえばリモコン装置上の特
定の操作スイッチを一定時間(たとえば5秒)以上長押
しさせたり、あるいは、複数(たとえば2つ)の操作ス
イッチを同時に押させるなどの操作が採用され、これに
より給湯器ユーザが誤って上記設定書き換え用の動作モ
ードに移行させないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな日常のスイッチ操作では行なわないような操作法を
もって上記設定書き換え用の動作モードへの移行を行な
わせると、たとえば給湯器の設置業者などマイクロコン
ピュータの内部設定を頻繁に行なう者にとっては、いち
いち上記特定のスイッチ操作を行なわねばならず、作業
が煩雑で面倒なものとなっていた。
【0007】また、その一方で上述した設定書き換え用
の動作モードを備えたリモコン装置においては、かかる
設定書き換え用の動作モードの他に給湯器各部の動作状
況を監視(モニタ)するモードを備えているが、この動
作モードは、従来専ら給湯器だけを監視対象としてお
り、リモコン装置に搭載されるマイクロコンピュータの
バージョンや当該マイクロコンピュータが搭載される基
板のバージョン等、リモコン装置側のマイクロコンピュ
ータに関する情報をモニタできるものは全く提供されて
いなかった。
【0008】すなわち、上述したような多機種の給湯器
に対応できるリモコン装置においては、複数機種の給湯
器に対する遠隔操作用の情報が該リモコン装置のマイク
ロコンピュータ内に格納されるが、当該マイクロコンピ
ュータに内蔵される情報が最新の情報であるか否か(つ
まり、給湯器の新機種に対応し得るか否か)は、リモコ
ン装置の外観を見ただけでは判断できない。そのため、
かかる判断は専らマイクロコンピュータのバージョンや
該マイクロコンピュータが搭載された基板のバージョン
等を確認することにより行なわれるが、浴室などに設置
されているリモコン装置は防水処理が施されているた
め、かかる判断のためにリモコン装置のケースを取り外
すことは好ましくないという問題があった。
【0009】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、面倒なス
イッチ操作を行なわずに設定書き換え用の動作モードに
移行でき、しかもリモコン装置に搭載されるマイクロコ
ンピュータに関する情報を容易に確認できる給湯器のリ
モコン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載された給湯器のリモコン装
置は、給湯器を遠隔操作するための操作スイッチを備え
るとともに、給湯器の動作を制御するマイクロコンピュ
ータの内部設定の書き換えを行なう保守用の動作モード
を備えたリモコン装置において、該リモコン装置に対し
て電源供給が開始されたことを条件として、動作モード
が通常の動作モードから上記内部設定の書き換えを行な
う保守用の動作モードに移行するように設定されている
ことを特徴とする。
【0011】すなわち、この請求項1に係る発明では、
マイクロコンピュータの内部設定の書き換えを行なう保
守用の動作モード(以下、メンテナンスライタモードと
称する)への移行が、リモコン装置に電源供給が開始さ
れると同時に行なわれるので、複雑なスイッチ操作を必
要とせずに簡単にメンテナンスライタモードに突入させ
ることができる。
【0012】また、本発明の請求項2に記載された給湯
器のリモコン装置は、上記保守用の動作モードに移行し
た後、所定時間内に所定の操作スイッチの操作が行なわ
れない場合に、上記保守用の動作モードが解除されるよ
うに設定されていることを特徴とする。そして、この請
求項2に記載の給湯器のリモコン装置は、好ましくは、
上記所定時間内に上記所定の操作スイッチ以外の操作ス
イッチが操作されると、上記保守用の動作モードが解除
されるように設定されていることを特徴とする。
【0013】すなわち、この請求項2に係る発明では、
リモコン装置の電源投入をメンテナンスライタモードに
移行する条件とした場合、たとえば一時的な停電などに
よってもリモコン装置はメンテナンスライタモードに移
行してしまうので、メンテナンスモード移行後に何等の
操作もなされない場合にはメンテナンスライタモードを
解除することにより、給湯器ユーザが誤ってマイクロコ
ンピュータの内部設定の書き換えを行なわないようして
いる。なお、ここでメンテナンスライタモードを解除し
た後の処理については、通常の動作モード(運転オン状
態)に復帰させ、あるいはリモコン装置を運転停止状態
(運転オフ状態)にさせる構成が採用され得る。
【0014】そして、この請求項2のリモコン装置は、
上記所定時間内に上記所定の操作スイッチ以外の操作ス
イッチが操作された場合にも、メンテナンスライタモー
ドが解除されるように構成されることにより、たとえば
上述した停電後に給湯器ユーザがリモコン装置の異常
(メンテナンスライタモードに移行していること)に気
付いて咄嗟にリモコン装置のスイッチ(上記所定の操作
スイッチ以外の操作スイッチ)を操作したような場合
に、誤ってマイクロコンピュータの内部設定が書き換え
られないようにされている。
【0015】また、本発明の請求項4に記載された給湯
器のリモコン装置は、給湯器を遠隔操作するための操作
スイッチと、給湯器およびそのリモコン装置の操作状況
などの各種情報を表示する表示部を備えたリモコン装置
であって、上記給湯器の動作状況を監視する保守用の動
作モードを備えたものにおいて、該リモコン装置の状態
を検出する手段を備え、上記保守用の動作モード下にお
いて、該リモコン装置の状態を上記表示部に表示可能に
構成してなることを特徴とする。
【0016】そして、好ましくは、この請求項4のリモ
コン装置は、上記リモコン装置の状態を検出する手段
が、該リモコン装置の動作を制御するマイクロコンピュ
ータのバージョンや当該マイクロコンピュータが搭載さ
れる基板のバージョンなど上記マイクロコンピュータに
関する情報を検出するとともに、上記表示部にこれらの
情報が表示されることを特徴とする。
【0017】すなわち、この請求項4に係るリモコン装
置は、給湯器の動作状況を監視する保守用の動作モード
(以下、メンテナンスモニタモードと称する)を備えた
リモコン装置において、当該メンテナンスモニタモード
下において、給湯器の動作状況の他にリモコン装置の状
況をも監視(モニタ)し得るように構成したものであ
る。そして、このモード下において、リモコン装置に内
蔵されるマイクロコンピュータに関する情報を監視可能
とすることで、複数種の給湯器に対応可能なリモコン装
置において、リモコン装置のケースを取り外すことな
く、該リモコン装置に搭載されるマイクロコンピュータ
のバージョン等を確認することができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給湯器のリモ
コン装置の一実施形態を図1ないし図4に基づいて詳細
に説明する。
【0019】図1に本発明に係る給湯器のリモコン装置
1を適用した給湯システムの概略構成を示す。この図1
に示す給湯器システムでは、上記リモコン装置1として
2台のリモコン装置1a,1bが用いられている。これ
らのリモコン装置1a,1bは、いずれも主として給湯
器3を遠隔操作するためのリモートコントローラであ
り、これらのリモコン装置1a,1bが二芯伝送線(二
芯ケーブル)2を介して上記給湯器3と接続されてい
る。これにより、各リモコン装置1a,1bのそれぞれ
に内蔵され各リモコン装置1a,1bの制御中枢を構成
するマイクロコンピュータ(図示せず)と、給湯器3の
制御中枢を構成するマイクロコンピュータ(図示せず)
との間での通信が可能とされ、リモコン装置1a,1b
からの遠隔操作等が可能とされている。また、上記二芯
伝送線2は、このような通信ラインとして使用される
他、上記給湯器3から各リモコン装置1a,1bに対す
る電源を供する電源ラインにも兼用されており、各リモ
コン装置1a,1bは給湯器3から電源供給を受けるよ
うに構成されている。
【0020】なお、図1において符号4で示すのは給湯
用の配管であり、この給湯器配管4の先端にはシャワー
5や図示しないカランが接続されている。また、符号6
は浴槽7への注湯配管を示しており、この注湯配管6を
介して給湯器3から浴槽7へ湯水の供給が可能に構成さ
れている。
【0021】また、図2は上記給湯システムに接続され
るリモコン装置1a,1bの外観を示している。具体的
には、図2(a) は、主として台所など浴室以外の部屋に
設置されるリモコン装置(台所リモコン)1aを示して
おり、また図2(b) は主として浴室に設置されるリモコ
ン装置(浴室リモコン)1bを示している。
【0022】ところで、これらのリモコン装置1a,1
bは、上述したようにその設置場所が異なることに関連
して、後述する操作スイッチ8や表示部9の具体的な形
態が相違するが、リモコン装置としての基本構成や基本
機能(たとえば双方とも後述する保守用の動作モードを
備える点など)は同じであるため、以下の説明において
は特に示さない限りこれらを総称してリモコン装置1と
称するものとする。
【0023】このリモコン装置1は、上述したようにそ
の内部にリモコン装置1の制御中枢を構成するマイクロ
コンピュータが内蔵されるとともに、給湯器3の遠隔操
作用として複数の操作スイッチ8(図示例では81〜8
8)と、該操作スイッチ8の操作状況や給湯器3の動作
状況などの各種情報を表示する表示部9を備えている。
【0024】より詳細には、上記マイクロコンピュータ
は、リモコン装置1の各部の動作や上記給湯器3に内蔵
されるマイクロコンピュータとの間での通信を制御する
ものである。そして、このマイクロコンピュータは、給
湯器3の遠隔操作にあたり、機種の異なる複数の給湯器
3に対して遠隔操作の指令を行なえるように、各機種毎
に対応する必要な情報を記憶している。また、このマイ
クロコンピュータは、給湯器3に対する遠隔操作を行な
うための通常の動作モードの他に、給湯器3やリモコン
装置1の保守用の動作モード(詳細は後述する)を備え
ており、これらの動作モードが後述する方法・操作によ
って切り替え可能とされている。
【0025】また、このリモコン装置1は、上記操作ス
イッチ8として、リモコン装置1の運転の入/切操作を
行なう運転スイッチ81と、上記給湯器3への遠隔操作
指令などを具体的に設定するその他の操作スイッチ82
〜88(たとえば、自動湯張りを指示する「ふろ自動ス
イッチ84」や、給湯温度のアップダウンを指示する
「アップスイッチ82」や「ダウンスイッチ83」等)
を備えており、これらの操作スイッチ8で操作された内
容が上記リモコン装置1に内蔵されるマイクロコンピュ
ータによって演算処理され、リモコン装置1の動作制御
や給湯器3に対する通信が行なわれている。
【0026】一方、上記表示部9は、予め設定された特
定の情報をランプの点灯/消灯で表示する固定情報表示
部91と、リモコン装置1の内部に格納された所定のプ
ログラムに基づいて画面上の表示内容を任意に設定でき
る可変情報表示部92とで構成されている。
【0027】固定情報表示部91は、内蔵された発光ダ
イオード等の発光素子を点灯/消灯させることにより予
め設定された所定の項目を示す文字や記号を点灯/消灯
させるもので、図2(a) に示す台所リモコン1aでは、
「給湯」,「予約」,「時計」等の各項目が表示可能と
されている(なお、図示例では「給湯」,「予約」,
「時計」の各項目が点灯状態にあり、その他の項目は消
灯状態にある場合が示されている)。
【0028】一方、可変情報表示部92は、発光する部
分(発光部)が小さな点状(たとえば直径数ミリメート
ル程度)に形成された複数の蛍光表示管を縦横に整列配
置(たとえば縦32ドット,横78ドットに整列配置)
してなるドットマトリクス表示器92で構成されている
(図2(a),(b) の符号92参照)。そして、このドット
マトリクス表示器92は、上記マイクロコンピュータか
らの指令に基づいて上記整列配置された個々の蛍光表示
管を適宜点灯/消灯させて、これら蛍光表示管で構成さ
れた画面上に所定の文字や図形等を表示させている。
【0029】より詳細には、この画面上には、給湯器3
のマイクロコンピュータから送信される給湯器3の動作
状況や、上記操作スイッチ8の操作状況等が文字や図形
として表示される。なお、図2(a) では、この画面上に
「給湯」,「12:39AM」,「42°C」の各文字
が表示された状態を示している。
【0030】しかして、このように構成されたリモコン
装置1は、給湯器3の遠隔操作を行なう通常の動作モー
ドの他に保守用の動作モードとして、給湯器3の制御中
枢を構成するマイクロコンピュータの内部設定の書き換
えを行なうメンテナンスライタモードと、リモコン装置
1に内蔵されるマイクロコンピュータに関する情報を監
視・表示するメンテナンスモニタモードを備えている。
そこで、次にこれら各保守用の動作モードについて説明
する。
【0031】メンテナンスライタモード:メンテナンス
ライタモードは、上述したように給湯器3に内蔵される
マイクロコンピュータの内部設定の書き換えを行なう専
用の動作モードであって、この動作モードに移行するこ
とにより、リモコン装置1に内蔵されるマイクロコンピ
ュータは、以後このモード下でなされるスイッチ操作に
応じて、給湯器3に対し内部設定の書き換え指令を出力
するものとされる。そして、この設定の書き換え指令を
受信した給湯器3では、その指令内容に応じてマイクロ
コンピュータに記憶された内部設定に関する情報の書き
換えが行なわれる。
【0032】そして、本発明では、かかるメンテナンス
ライタモードへの移行およびその解除は、図3のフロー
チャートに示される手順によって行なわれている。
【0033】すなわち、メンテナンスライタモードへの
移行は、図3ステップS1およびステップS2に示すよ
うに、リモコン装置1での格別の操作を必要とせずにリ
モコン装置1に対する電源投入(電源供給の開始)を条
件として自動的に行なわれる。
【0034】つまり、メンテナンスライタモードは上述
したように給湯器3の内部設定の書き換えを行なう動作
モードであるが、かかる内部設定の書き換えは、通常、
給湯器3における制御シーケンス等の変更を伴うので、
給湯器3でのシーケンス処理が開始される前、つまり、
給湯器3が何らかの動作を開始する前に行なわれるのが
好ましい。そのため、本実施形態では、リモコン装置1
の電源が投入された時点で、換言すれば給湯器3の電源
が投入され、上記二芯伝送線2を介してリモコン装置1
に電源供給が開始された時点で直ちにメンテナンスライ
タモードを立ち上げ、給湯器3がシーケンス処理を開始
する前にメンテナンスライタモードに移行させている。
【0035】そして、このようにしてメンテナンスライ
タモードに移行されると、次にリモコン装置1での処理
は続く図3ステップS3に移行し、メンテナンスライタ
モード下で内部設定の書き換え操作が行なわれた否かが
判断される。
【0036】この内部設定の書き換え操作の詳細は、リ
モコン装置1のマイクロコンピュータに設定された操作
方法によるものとされるが、図2に示すようなスイッチ
構成であれば、たとえば設定スイッチ85を操作して書
き換えを行なう項目(たとえばガス種や排気バリエーシ
ョン等書き換え可能な事項)を選択し、アップスイッチ
82およびダウンスイッチ83で各項目毎に具体的な内
容(たとえばガス種が選択されている場合には、13A
であるとか6Aであるといったガス種の詳細)を設定す
るといった操作法が採用され得る。
【0037】そして、このようにして内部設定の書き換
え操作が行なわれると、次に、この書き換えた内容を確
定して給湯器3に送信する操作が行なわれる(図3ステ
ップS4参照)。具体的には、上述した操作法による場
合には、この内容の確定操作としては、たとえばアップ
スイッチ82とダウンスイッチ83の同時押し等、通常
のリモコン操作では行なわないような所定の操作によっ
て行なうものとされる。
【0038】しかして、このように書き換えの内容が確
定され、かつその内容が給湯器3に送信されると、給湯
器3ではこの送信内容にしたがってマイクロコンピュー
タの内部設定が更新される。
【0039】一方、上記図3ステップS3において上記
の設定操作が行なわれない場合には、図3ステップS5
に移行して、メンテナンスライタモードに移行してから
の経過時間が所定の経過時間(たとえば10分)を超え
たか否かが判断され、所定時間経過にもかかわらず何等
のスイッチ操作もなされていない場合には、メンテナン
スライタモードが解除される。またその際、特に図示し
ないが、上記所定時間が経過するまでの間に、上述した
内部設定の書き換え操作以外の操作(たとえば上述の例
では、設定スイッチ85やアップスイッチ82,ダウン
スイッチ83以外のスイッチ操作)がなされた場合に
も、上記メンテナンスライタモードを解除するものとさ
れる。
【0040】これは、停電等によって一時的に電源供給
が遮断された後に再び電源供給が開始されると、本発明
のリモコン装置1では自動的にメンテナンスライタモー
ドに移行するので、そのような場合に給湯器ユーザが誤
って上記設定の書き換えを行うのを防止するためであ
り、したがって、上記所定の経過時間の設定については
かかる事情を考慮して適宜設定変更可能とされる。
【0041】また、メンテナンスライタモードを解除し
た後の処理としては、通常の動作モードに復帰するよう
にされるのが好ましいが、たとえば上記図3ステップS
5の処理中に上述した事情により給湯器ユーザが誤って
運転入/切スイッチ81を操作したような場合には、当
該スイッチ操作を優先してリモコン装置1を運転停止状
態(運転オフ状態)とすることを採用することも可能で
ある。
【0042】このように、本発明によれば、リモコン装
置1への電源投入と同時にメンテナンスライタモードに
移行されるため、面倒な操作を行なわずに容易にメンテ
ナンスライタモードに移行することができる。しかも、
マイクロコンピュータの設定の書き換えが行なわれるの
は、給湯器3の設置時や保守点検時であるところ、この
ような作業は給湯器3の電源を落としてから行なわれ、
その後に試運転等のために給湯器3に電源が投入される
ので、本発明では、この電源再投入時に自動的にメンテ
ナンスライタモードが立ち上がり、設定書き換え操作を
迅速に行なうことができる。
【0043】メンテナンスモニタモード:一方、メンテ
ナンスモニタモードは、保守用の動作モードの一つとし
て、従来のリモコン装置では専ら給湯器3の状態を監視
(モニタ)するモードとして設定されていた。つまり、
このモード下においては、リモコン装置に内蔵されるマ
イクロコンピュータは、操作スイッチの操作に応じて、
給湯器に対して給湯器各部の動作状態等を示すモニタ情
報の送信を要求し、これに応じて給湯器3から送信され
るモニタ情報を表示部に表示するものとされている。
【0044】本発明に係るリモコン装置1では、かかる
メンテナンスモニタモードにおいて、上述した給湯器3
の動作状況だけでなく、リモコン装置1自体の情報も表
示可能とされている。具体的には、この本発明では、こ
のメンテナンスモニタモード下において表示可能な事項
として、たとえば、リモコン装置1に内蔵されるマイク
ロコンピュータのバージョン(捺印名称)や該マイクロ
コンピュータが搭載された基板のバージョン、さらには
リモコン装置1の通信履歴やジャンパ接続の状態等、リ
モコン装置1に関する種々の情報の表示が可能とされ
る。
【0045】つまり、これらの情報は、いずれもリモコ
ン装置1に内蔵されるマイクロコンピュータの記憶部や
当該マイクロコンピュータによってアクセス可能な記憶
領域に予め記憶されるか、あるいはマイクロコンピュー
タの処理によっていつでも確認できる事項であるので、
上記メンテナンスモニタモード下では、上記マイクロコ
ンピュータがこれらの情報を読み出しあるいは確認し、
リモコン装置1の表示部9に表示させている。
【0046】なお、この表示部9への表示にあたって
は、本発明では、上記表示部9として文字や図形等を任
意に表示できる可変情報表示部92が採用されているこ
とから当該表示部9での表示態様の自由度が高いため、
これらの情報を文字や図形を使って直観的に認識できる
ように表示できるという利点があり、従来より多くの事
項をメンテナンスモニタモードで表示することが可能と
されている。
【0047】そこで、次にかかるメンテナンスモニタモ
ードへの移行およびその解除手順について、図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0048】すなわち、メンテナンスモニタモードへの
移行は、まず図4ステップS1において、当該モードへ
の移行操作が行なわれる。具体的には、この操作として
は、たとえば上記アップスイッチ82およびダウンスイ
ッチ83の同時長押し(数秒程度の長押し)など、通常
のリモコン操作では行なわないような操作が採用され
る。
【0049】そして、この操作によりメンテナンスモニ
タモードに移行すると、上記表示部9の可変情報表示部
92にメンテナンスモニタモードへの移行を示す表示が
行なわれる。ここでの表示としては、まずメンテナンス
モニタモードで監視(モニタ)する対象を選択させる表
示が行なわれる。具体的には、給湯器3に関する情報の
表示か、リモコン装置1に関する情報の表示かの選択が
要求される。
【0050】そこで、以下では、リモコン装置1に関す
る情報を選択する場合を説明する。この場合は、リモコ
ン装置1側の情報を表示する旨が選択されると、上記可
変情報表示部92の画面が、リモコン装置1の情報を表
示する画面(リモコン情報表示画面)に切替えられる
(図4ステップS3参照)。
【0051】そして、本実施形態では、このリモコン情
報表示画面において、まず、リモコン装置1に搭載され
るマイクロコンピュータのバージョン(捺印名称)が表
示される。なお、この捺印名称の表示は、予めマイクロ
コンピュータに記憶された情報に基づいて表示されるた
め、本発明のリモコン装置1では、内蔵されるマイクロ
コンピュータのバージョンをスイッチ操作だけで確認す
ることができる。
【0052】そして、この捺印名称の表示中は、上記リ
モコン装置1の内部ではメンテナンスモニタモードを抜
ける操作が行なわれたか否かの判断(図4ステップS4
参照)と、次の項目の表示を要求する操作が行なわれた
か否かの判断(図4ステップS5参照)とが行なわれて
いる。そして、メンテナンスモニタモードを抜けるため
の操作がなされると図4ステップS9に飛んでメンテナ
ンスモニタモードを終了し、リモコン装置1は通常の動
作モードに復帰される。また、ここで次の項目の表示を
要求する(項目アップの要求)操作がなされると、続く
図4ステップS6に移行して、次の表示項目(図示例で
はリモコン装置1のジャンパ接続の有無の情報)が表示
される。なお、次の項目の表示中に、メンテナンスモニ
タモードを抜ける操作がなされたか、また項目アップの
操作がなされたかの判断が行なわれるのは上記図4ステ
ップS4,ステップS5の場合と同様である(図4ステ
ップS7,ステップS8参照)。
【0053】ここで、上記項目をアップする操作やメン
テナンスモニタモードを抜ける操作は、上述したメンテ
ナンスライタモードの場合と同様に、リモコン装置1の
マイクロコンピュータに設定された操作方法によるもの
とされるが、たとえば項目アップは設定スイッチ85の
操作で行い、メンテナンスモニタモードを抜ける操作は
上記アップスイッチ82とダウンスイッチ83の同時長
押しによるものとされる。
【0054】このように、本発明のリモコン装置1で
は、メンテナンスモニタモードでリモコン装置1の情報
が表示されるように構成されたので、たとえばリモコン
装置1に搭載されるマイクロコンピュータのバージョン
の確認や、同マイクロコンピュータが搭載された基板の
バージョンの確認、さらには、リモコン装置1の通信履
歴やジャンパ接続の状態等がスイッチ操作のみで確認で
き、保守点検に必要な情報を容易に表示させることがで
きる。
【0055】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その発明の範囲内で種々設計変更可能であ
る。
【0056】たとえば、上記実施形態ではメンテナンス
モニタモードにおいてモニタできる項目として、リモコ
ン装置1の内部処理で表示できる事項のみを示したが、
たとえば表示部9の表示にしたがって操作スイッチを押
すことによってスイッチの接続確認(つまりマイクロコ
ンピュータがスイッチ操作を確実に認識しているか否か
の確認)を行なわせることも可能であり、そのように構
成することでスイッチの接触不良等を容易に確認できる
ようになる。
【0057】また、上記実施形態では、図2に示すリモ
コン装置の外観を基に具体的なスイッチ操作の内容を説
明したが、これらは使用されるリモコン装置の操作スイ
ッチの種別等によって適宜変更可能であることはもちろ
んである。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の給湯器の
リモコン装置によれば、リモコン装置が、該リモコン装
置に対して電源供給が開始されたことを条件として、給
湯器の動作モードが設定の書き換えを行なう保守用の動
作モードに移行するものとされているので、内部設定の
書き換えを行なうにあたり複雑な操作を必要とせずに容
易に保守用の動作モードに移行することができる。
【0059】また、保守用の動作モードに移行した後、
所定時間内に所定の操作スイッチの操作が行なわれない
場合や、上記所定時間内に上記所定の操作スイッチ以外
の操作スイッチが操作された場合に、上記保守用の動作
モードが解除されるように設定されることにより、たと
えば停電等によって意図しない状態で保守用の動作モー
ドに移行した場合でも、誤操作による設定の書き換えが
防止される。
【0060】また、本発明の給湯器のリモコン装置は、
リモコン装置の状態を検出する手段を備え、保守用の動
作モード下において、該リモコン装置の状態を上記表示
部に表示可能とすることにより、たとえばリモコン装置
に搭載されるマイクロコンピュータのバージョン等をリ
モコン装置のケースを外すことなく容易に確認できるの
で、防水処理が施されたリモコン装置などにおいては防
水機能を低下させることなく容易にマイクロコンピュー
タのバージョン等を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯器のリモコン装置を適用した
給湯システムの概略構成を示す説明図である。
【図2】同リモコン装置の外観構成図であり、図2(a)
は台所等浴室以外の部屋に設置されるリモコン装置の外
観を、図2(b) は浴室に設置されるリモコン装置の外観
を示している。
【図3】同リモコン装置における保守用の動作モード
(メンテナンスライタモード)への移行ならびにその解
除手順を示すフローチャートである。
【図4】同リモコン装置における保守用の動作モード
(メンテナンスモニタモード)への移行ならびにその解
除手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a,1b リモコン装置 2 二芯伝送線 3 給湯器 4 給湯配管 5 シャワー 6 注湯配管 7 浴槽 8,81〜88 操作スイッチ 9 表示部 91 固定情報表示部 92 可変情報表示部
フロントページの続き (72)発明者 栗原 武弘 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 村上 昌義 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 森川 健志 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L024 CC06 EE02 FF15 5K048 AA06 BA14 EB06 FB15 GC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器を遠隔操作するための操作スイッ
    チを備えるとともに、給湯器の動作を制御するマイクロ
    コンピュータの内部設定の書き換えを行なう保守用の動
    作モードを備えたリモコン装置において、 該リモコン装置に対して電源供給が開始されたことを条
    件として、動作モードが通常の動作モードから前記内部
    設定の書き換えを行なう保守用の動作モードに移行する
    ように設定されていることを特徴とする給湯器のリモコ
    ン装置。
  2. 【請求項2】 前記保守用の動作モードに移行した後、
    所定時間内に所定の操作スイッチの操作が行なわれない
    場合に、前記保守用の動作モードが解除されるように設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器
    のリモコン装置。
  3. 【請求項3】 前記所定時間内に前記所定の操作スイッ
    チ以外の操作スイッチが操作されると、前記保守用の動
    作モードが解除されるように設定されていることを特徴
    とする請求項2に記載の給湯器のリモコン装置。
  4. 【請求項4】 給湯器を遠隔操作するための操作スイッ
    チと、給湯器およびそのリモコン装置の操作状況などの
    各種情報を表示する表示部を備えたリモコン装置であっ
    て、前記給湯器の動作状況を監視する保守用の動作モー
    ドを備えたものにおいて、 該リモコン装置の状態を検出する手段を備え、 前記保守用の動作モード下において、該リモコン装置の
    状態を前記表示部に表示可能に構成してなることを特徴
    とする給湯器のリモコン装置。
  5. 【請求項5】 前記リモコン装置の状態を検出する手段
    が、該リモコン装置の動作を制御するマイクロコンピュ
    ータのバージョンや当該マイクロコンピュータが搭載さ
    れる基板のバージョンなど前記マイクロコンピュータに
    関する情報を検出するとともに、前記表示部にこれらの
    情報が表示されることを特徴とする請求項4に記載の給
    湯器のリモコン装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294834A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd アドレス記憶装置
JP2012007789A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Rinnai Corp 熱源システム
JP2015192387A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Toto株式会社 リモコン装置

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