JP2000324356A - パラボラ信号発生装置 - Google Patents

パラボラ信号発生装置

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JP2000324356A
JP2000324356A JP13091499A JP13091499A JP2000324356A JP 2000324356 A JP2000324356 A JP 2000324356A JP 13091499 A JP13091499 A JP 13091499A JP 13091499 A JP13091499 A JP 13091499A JP 2000324356 A JP2000324356 A JP 2000324356A
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Japan
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circuit
parabolic
output
signal
input
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JP13091499A
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Inventor
Hiroaki Hirahara
裕明 平原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FBTに理想的な形状のパラボラ波形を印加
することを可能にするパラボラ波形発生装置を提供す
る。 【解決手段】 パラボラ波の底部の位置と、パラボラ波
の開始から底部までの曲線の次数およびゲインと、パラ
ボラ波の底部から終点までの曲線の次数およびゲインと
を補正することを特徴とするパラボラ信号発生装置とし
たもので、パラボラ信号発生回路において先に補正を加
えておくことにより、最終段のFBTに理想的なパラボ
ラ波形を印加することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やディスプレイの偏向回路やダイナミックフォーカス
回路(以下DAFと称する)における、パラボラ信号発
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機やディスプレ
イの大型画面化および平面化に伴う陰極線管(以下CR
Tと称する)のフォーカス特性向上の為、DAF回路が
導入されCRTの周辺フォーカス特性を向上させてきて
いる。DAF回路においてはパラボラ波形を発生させ、
CRTのフォーカス端子に重ねあわせてその目的を達成
している。
【0003】従来例としては例えば特開平5−2208
6号公報に示すように、鋸歯状波を絶対値回路、対数ア
ンプ、直線アンプ、逆対数アンプなどを用いることによ
り、温度特性の良い精度の高いパラボラ波形の発生を実
現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的にDAF回路に
おいては、数V程度のパラボラ波形発生回路の出力波形
を高耐圧トランジスタやトランスを用いて、1000〜
1500V程度に増幅してフライバックトランス(以下
FBTと略す)に印加している。しかしながらこれらの
増幅回路においては、低電力で実現しようとするため回
路の応答速度や周波数特性が十分でなく、またFBTの
入力容量などの影響でFBTに印加される最終的なパラ
ボラ波形の位相が変化したりパラボラ波形が歪んだりし
ていた。その結果本来CRTに印加されるべき理想的な
DAF電圧に対して無視できない電圧差が生じ、特にハ
イビジョンテレビなどの高精細テレビの画面上で局部的
なフォーカスずれ(ぼけ)となって視認されるという問
題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、FB
Tに理想的な形状のパラボラ波形を印加することを可能
にするパラボラ波形発生装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では (1)パラボラ波の底部の位置と、パラボラ波の開始か
ら底部まで(以下波形前半部と呼ぶ)の曲線の次数およ
びゲインと、パラボラ波の底部から終点(以下波形後半
部と呼ぶ)までの曲線の次数およびゲインとを補正する
ことを特徴としたパラボラ信号発生装置としている。
【0007】(2)鋸歯状波発生回路と、上側スライス
回路と、下側スライス回路と、スライス電圧発生回路
と、第1のn次パラボラ波発生回路と、第2のn次パラ
ボラ波発生回路と、反転回路と、第1のゲイン調整回路
と、第2のゲイン調整回路と、加算回路からなり、鋸歯
状波発生回路出力をそれぞれ上側スライス回路と下側ス
ライス回路に入力し、上側スライス回路出力を第1のゲ
イン調整回路に入力し、第1のゲイン調整回路出力を第
1のn次パラボラ波発生回路に入力し、下側スライス回
路出力を反転回路に入力し、反転回路出力を第2のゲイ
ン調整回路に入力し、第2のゲイン調整回路出力を第2
のn次パラボラ波発生回路に入力し、第1のn次パラボ
ラ波発生回路出力と第2のn次パラボラ波発生回路出力
を加算することによりパラボラ波を発生させ、スライス
電圧発生回路出力を上側スライス回路と下側スライス回
路に入力するよう構成されたことを特徴とする請求項1
に記載のパラボラ信号発生装置としている。
【0008】(3)n次パラボラ波発生回路が、対数ア
ンプと、n倍アンプと、逆対数アンプとから構成されて
いることを特徴とする請求項2に記載のパラボラ信号発
生装置としている。
【0009】(4)パラボラ信号発生回路出力を増幅回
路に入力し、増幅回路出力を減衰回路に入力し、減衰回
路出力を誤差検出回路に入力し、誤差検出回路はあらか
じめ設定された理想的なパラボラ信号と減衰回路出力の
電圧を複数の箇所で比較して、その差分信号をパラボラ
信号発生回路に入力し、パラボラ信号発生回路は差分信
号が小さくなるようにパラボラ信号を補正して出力する
ことを特徴とするパラボラ信号発生装置としている。
【0010】(5)パラボラ信号発生回路が請求項1に
記載の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパ
ラボラ信号発生装置としている。
【0011】(6)パラボラ信号発生回路が請求項2に
記載の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパ
ラボラ信号発生装置としている。
【0012】(7)パラボラ信号発生回路が請求項3に
記載の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパ
ラボラ信号発生装置としている。
【0013】上記の構成によって、FBTに理想的な形
状のパラボラ波形を印加するパラボラ波形発生装置を提
供することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の発明は、パラボラ波の底部
の位置と、波形前半部の曲線の次数およびゲインと、波
形後半部のパラボラ波の底部から終点までの曲線の次数
およびゲインとを補正すすることを特徴とするパラボラ
信号発生装置としたもので、パラボラ信号発生回路にお
いて先に補正を加えておくことにより、最終段のFBT
に理想的なパラボラ波形を印加することを可能にすると
いう作用がある。
【0015】第2の発明は、鋸歯状波発生回路と、上側
スライス回路と、下側スライス回路と、スライス電圧発
生回路と、第1のn次パラボラ波発生回路と、第2のn
次パラボラ波発生回路と、反転回路と、第1のゲイン調
整回路と、第2のゲイン調整回路と、加算回路からな
り、鋸歯状波発生回路出力をそれぞれ上側スライス回路
と下側スライス回路に入力し、上側スライス回路出力を
第1のゲイン調整回路に入力し、第1のゲイン調整回路
出力を第1のn次パラボラ波発生回路に入力し、下側ス
ライス回路出力を反転回路に入力し、反転回路出力を第
2のゲイン調整回路に入力し、第2のゲイン調整回路出
力を第2のn次パラボラ波発生回路に入力し、第1のn
次パラボラ波発生回路出力と第2のn次パラボラ波発生
回路出力を加算することによりパラボラ波を発生させ、
スライス電圧発生回路出力を上側スライス回路と下側ス
ライス回路に入力するよう構成されたことを特徴とする
請求項1に記載のパラボラ信号発生装置としたもので、
パラボラ信号発生回路において先に補正を加えておくこ
とにより、最終段のFBTに理想的なパラボラ波形を印
加することを可能にするという作用がある。
【0016】第3の発明は、n次パラボラ波発生回路
が、対数アンプと、n倍アンプと、逆対数アンプとから
構成されていることを特徴とする請求項2に記載のパラ
ボラ信号発生装置としたもので、パラボラ信号発生回路
において先に補正を加えておくことにより、最終段のF
BTに理想的なパラボラ波形を印加することを可能にす
るという作用がある。
【0017】第4の発明は、パラボラ信号発生回路出力
を増幅回路に入力し、増幅回路出力を減衰回路に入力
し、減衰回路出力を誤差検出回路に入力し、誤差検出回
路はあらかじめ設定された理想的なパラボラ信号と減衰
回路出力の電圧を複数の箇所で比較して、その差分信号
をパラボラ信号発生回路に入力し、パラボラ信号発生回
路は差分信号が小さくなるようにパラボラ信号を補正し
て出力することを特徴とするパラボラ信号発生装置とし
たもので、パラボラ波形発生回路において自動的に補正
を加えて、最終段のFBTに理想的なパラボラ波形が印
加されるようにするという作用がある。
【0018】第5の発明は、パラボラ信号発生回路が請
求項1に記載の装置であることを特徴とする請求項4に
記載のパラボラ信号発生装置としたもので、パラボラ波
形発生回路において自動的に補正を加えて、最終段のF
BTに理想的なパラボラ波形が印加されるようにすると
いう作用がある。
【0019】第6の発明は、パラボラ信号発生回路が請
求項2に記載の装置であることを特徴とする請求項4に
記載のパラボラ信号発生装置としたもので、パラボラ波
形発生回路において自動的に補正を加えて、最終段のF
BTに理想的なパラボラ波形が印加されるようにすると
いう作用がある。
【0020】第6の発明は、パラボラ信号発生回路が請
求項3に記載の装置であることを特徴とする請求項4に
記載のパラボラ信号発生装置としたもので、パラボラ波
形発生回路において自動的に補正を加えて、最終段のF
BTに理想的なパラボラ波形が印加されるようにすると
いう作用がある。
【0021】以下本発明の実施の形態について図を用い
て説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1におけるパラボ
ラ信号発生装置について、図1および図2を用いて説明
する。
【0022】図1は本発明の実施の形態1におけるパラ
ボラ信号発生装置のブロック図で、図2は図1の各部の
波形を示したものである。図1において、1はパラボラ
信号発生回路、2は波形底部位置補正回路、3は波形前
半部の次数補正回路、4は波形前半部のゲイン補正回
路、5は波形後半部の次数補正回路、6は波形後半部の
ゲイン補正回路、7はアンプである。図2において、
(a0)、(a1)は図1の(a)点の波形、(b
0)、(b1)は図1の(b)点の波形である。パラボ
ラ信号発生回路1が理想的なパラボラ波形として図2の
(a0)のような波形を出力すると、そのときのアンプ
7の出力は(b0)のように歪んだものとなる。
【0023】これはアンプ7の周波数特性や応答速度、
アンプ7の出力が接続されているFBTの入力容量の影
響などによるものである。(b0)のような波形がFB
Tに印加されると、CRTの管面上でも部分的なフォー
カスずれ(ぼけ)となって視認される。このため理想的
なパラボラ波形(a0)の底部(中央)に対し、(b
0)がΔtだけ遅れているので、波形底部位置補正回路
2によって(a1)に示すようにパラボラ信号発生回路
1の出力波形(a1)の底部を時間Δtだけ進める。
【0024】また(b0)では波形前半部のゲインが足
りていないので、(a1)に示すようにゲイン補正回路
4と次数補正回路3により補正を行う。さらに(b0)
で後半部の次数が大きくなっているので、(a1)に示
すように次数補正回路5とゲイン補正回路6により補正
を行う。
【0025】以上のように波形前半部と後半部で独立し
てパラボラ波形を補正することにより(b1)に示すよ
うに波形前半部および波形後半部がそれぞれ理想的なパ
ラボラ波形に補正され、波形全体としてもほぼ理想的な
パラボラ波形となる。1回の補正で増幅回路7の出力が
補正しきれなかったときは、出力がばらつき許容範囲内
になるまで以上の補正を繰り返す。
【0026】実施の形態1におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0027】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おけるパラボラ信号発生装置について、図3および図4
を用いて説明する。図3において、11は鋸歯状波発生
回路、12は上側スライス回路、13は下側スライス回
路、14はスライス電圧補正回路、15は反転回路、1
6、17はゲイン調整回路、18、19はn次パラボラ
波発生回路、20は加算回路である。
【0028】図4において(c)から(g)はそれぞれ
図3中の(c)点から(g)点の動作波形を示す。同期
パルスが鋸歯状波発生回路11に入力されると鋸歯状波
発生回路11は(c)に示す鋸歯状波を出力する。上側
スライス回路12は、(c)の鋸歯状波をスライス電圧
補正回路14によって設定された電圧Vsを基準とし
て、鋸歯状波の上側をスライスして(d1)に示す波形
を出力する。(d1)の波形はゲイン調整回路16に入
力され、ゲイン調整を行うと同時にパルスを付加した後
(e1)に示す波形を出力する。このパルスは、後のブ
ロックでスライス後の波形をパラボラ波に変換する際
に、直線の変化が大きい部分でリンギング等の歪みが発
生するのでその防止用に付加している。(e1)の波形
はn次パラボラ波発生回路18において、あらかじめ設
定された次数の曲線に変換して(f1)に示す波形を出
力する。
【0029】また(c)に示した鋸歯状波は同時に下側
スライス回路13に入力され、上記と同様の動作で波形
の下側をスライスした後、反転回路15によって上下反
転し、ゲイン調整回路17によってゲイン調整を行うと
ともにパルスを付加して(e2)の波形を出力する。
(e2)はn次パラボラ波発生回路19に入力され、上
記と同様に(f2)に示す波形を出力する。(f1)と
(f2)は加算回路20に入力されて加算され、パラボ
ラ波(g)が出力される。
【0030】以上の構成により、パラボラ波の底部の位
置はスライス電圧補正回路14のスライス電圧設定で補
正可能であり、パラボラ波の開始から底部までの曲線の
ゲインはゲイン調整回路16および17で補正可能であ
り、曲線の次数はn次パラボラ波発生回路18および1
9で補正可能である。これらの補正手段を用いて実施の
形態1と同様に補正を行うことにより、FBTに印加さ
れるパラボラ波を理想的な形状にすることが可能であ
る。
【0031】実施の形態2におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0032】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おけるパラボラ信号発生装置について、図5を用いて説
明する。図5において、7、11から17、20は図3
と同じである。26、29は対数アンプ、25、30は
直線アンプ、26、31は逆対数アンプである。同期パ
ルスが鋸歯状波発生回路11に入力されてから、対数ア
ンプ26および29に信号が入力されるまでの動作は実
施の形態2と同じである。
【0033】ここで、対数アンプに鋸歯状波が入力され
た場合に、逆対数アンプからn次の曲線が出力されるこ
とを式を用いて示す。対数アンプの入力電圧をX、出力
をY1、直線アンプの出力をYn、逆対数アンプの出力
をYoとすると、おのおのの出力Y1、Yn、Yoは
(数1)、(数2)、(数3)のようになり、逆対数ア
ンプの出力波形の次数が、直線アンプの定数nで補正で
きることがわかる。
【0034】
【数1】
【0035】
【数2】
【0036】
【数3】
【0037】逆対数アンプ28、31から信号が出力さ
れてからの動作は実施の形態2と同様である。これらの
回路を用いて実施の形態1と同様に補正することによ
り、FBTに印加されるパラボラ波を理想的な形状にす
ることが可能である。
【0038】実施の形態3におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0039】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
おけるパラボラ信号発生装置について、図6を用いて説
明する。図6において、1、7は図1と同じである。2
4はアッテネータ、25は誤差検出回路である。図6の
(a)点および(b)点の波形は図2に示した波形と同
じである。同期信号が入力されるとパラボラ信号発生回
路1は(a0)に示すようなパラボラ波を出力すると、
アンプ7の出力は(b0)に示すように歪んだ波形とな
る。これはアンプ7の周波数特性や応答速度、アンプ7
の出力が接続されているFBTの入力容量の影響などに
よるものである。出力(b0)をアッテネータ24に入
力すると、アッテネータ24は信号をピークツーピーク
で6V程度になるように減衰させて誤差検出回路25に
出力する。
【0040】誤差検出回路25にはあらかじめ理想パラ
ボラ波の形状が設定されており、入力信号との誤差を信
号としてパラボラ信号発生回路1に出力する。パラボラ
信号発生回路1は入力された誤差信号をもとに、補正し
たパラボラ波(a1)を出力する。出力(a1)をアン
プ7に入力すれば、理想的なパラボラ波形(b1)を出
力する。
【0041】実施の形態4におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0042】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
おけるパラボラ信号発生装置について、図7を用いて説
明する。図7において、1から7は図1と同じで、24
から25は図6と同じである。本実施例において、同期
信号がパラボラ信号発生回路1に入力されてからアンプ
7がパラボラ信号をFBTに出力する動作は実施の形態
1と同様である。またFBTに出力されるパラボラ波形
をフィードバックし誤差検出回路25に入力する動作は
実施の形態4と同様である。
【0043】誤差検出回路25は、あらかじめ設定され
た理想パラボラ信号との誤差を、パラボラ波の底部の位
置、波形前半部の曲線の次数およびゲイン、波形後半部
の曲線の次数およびゲインについて検出し、その誤差を
2から6の各補正回路に出力する。誤差信号を2から6
の各補正回路に出力する動作は実施の形態4と同様であ
る。入力された誤差信号をもとにした2から6の各補正
回路の動作は実施の形態1と同様である。
【0044】実施の形態5におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0045】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
おけるパラボラ信号発生装置について、図8を用いて説
明する。図8において、7、11から20は図3と同じ
で、24、25は図7と同じである。同期信号が鋸歯状
波発生回路11に入力されてから、アンプ7がパラボラ
波をFBTに出力するまでの動作は実施の形態2と同様
である。FBTへ出力されるパラボラ波をフィードバッ
クして誤差検出回路25に入力する動作は実施の形態5
と同様である。
【0046】誤差検出回路25は、あらかじめ設定され
た理想パラボラ信号との誤差を、パラボラ波の底部の位
置、波形前半部の曲線の次数およびゲイン、波形後半部
の曲線の次数およびゲインについて検出し、その誤差を
14、16,17,18、19の各回路に出力する。こ
れらの各回路がパラボラ信号を補正する動作は実施の形
態2と同様である。
【0047】実施の形態6におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0048】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
おけるパラボラ信号発生装置について図9を用いて説明
する。図9において、7、11から17、24、25は
図9と同じで、26、29は対数アンプ、27、30は
直線アンプ、28、31は逆対数アンプである。同期信
号が鋸歯状波発生回路11に入力されてから、信号が対
数アンプ26、29に入力されるまでの動作は実施の形
態2と同様である。対数アンプ26、29に信号が入力
されてから、逆対数アンプ28、31がパラボラ波形を
出力する動作は実施の形態3と同様である。パラボラ波
が加算されてアンプ7からFBTに出力される動作は実
施の形態2と同様である。FBTへの出力をフィードバ
ックして誤差検出回路25が誤差信号を出力する動作は
実施の形態6と同様である。
【0049】誤差検出回路25が出力した誤差信号は、
それぞれ14、16、17、27、30の各回路に出力
される。14,16、17の各回路の補正動作は実施の
形態2と同様であり、27、30の各回路がパラボラ波
形の次数を補正する動作は実施の形態3と同様である。
【0050】実施の形態7におけるパラボラ信号発生装
置は上記動作により、FBT印加時にほぼ理想的なパラ
ボラ波形を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明のパラボラ信号発生
装置によれば、FBTに理想的な形状のパラボラ波形を
印加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図2】図1のパラボラ信号発生装置の各部波形図
【図3】本発明の実施の形態2におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図4】図3のパラボラ信号発生装置の各部波形図
【図5】本発明の実施の形態3におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図6】本発明の実施の形態4におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図7】本発明の実施の形態5におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図8】本発明の実施の形態6におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【図9】本発明の実施の形態7におけるパラボラ信号発
生装置のブロック図
【符号の説明】
1 パラボラ信号発生回路 2 パラボラ波底部補正回路 3 パラボラ波前半部ゲイン補正回路 4 パラボラ波前半部次数補正回路 5 パラボラ波後半部ゲイン補正回路 6 パラボラ波後半部次数補正回路 7 アンプ 11 鋸歯状波発生回路 12 上側スライス回路 13 下側スライス回路 14 スライス電圧補正回路 15 反転回路 16、17 ゲイン調整回路 18、19 n次パラボラ波発生回路 20 加算回路 24 アッテネータ 25 誤差検出回路 26、29 対数アンプ 27、30 直線アンプ 28、31 逆対数アンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラ波の底部の位置を補正する手段
    と、パラボラ波の開始から底部までの曲線の次数および
    ゲインを補正する手段と、パラボラ波の底部から終点ま
    での曲線の次数およびゲインを補正する手段とを有する
    ことを特徴とするパラボラ信号発生装置。
  2. 【請求項2】 鋸歯状波発生回路と、上側スライス回路
    と、下側スライス回路と、スライス電圧発生回路と、第
    1のn次パラボラ波発生回路と、第2のn次パラボラ波
    発生回路と、反転回路と、第1のゲイン調整回路と、第
    2のゲイン調整回路と、加算回路からなり、鋸歯状波発
    生回路出力をそれぞれ上側スライス回路と下側スライス
    回路に入力し、上側スライス回路出力を第1のゲイン調
    整回路に入力し、第1のゲイン調整回路出力を第1のn
    次パラボラ波発生回路に入力し、下側スライス回路出力
    を反転回路に入力し、反転回路出力を第2のゲイン調整
    回路に入力し、第2のゲイン調整回路出力を第2のn次
    パラボラ波発生回路に入力し、第1のn次パラボラ波発
    生回路出力と第2のn次パラボラ波発生回路出力を加算
    することによりパラボラ波を発生させ、スライス電圧発
    生回路出力を上側スライス回路と下側スライス回路に入
    力するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のパラボラ信号発生装置。
  3. 【請求項3】 n次パラボラ波発生回路が、対数アンプ
    と、n倍アンプと、逆対数アンプとから構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のパラボラ信号発生装
    置。
  4. 【請求項4】 パラボラ信号発生回路出力を増幅回路に
    入力し、増幅回路出力を減衰回路に入力し、減衰回路出
    力を誤差検出回路に入力し、誤差検出回路はあらかじめ
    設定された理想的なパラボラ信号と減衰回路出力の電圧
    を複数の箇所で比較して、その差分信号をパラボラ信号
    発生回路に入力し、パラボラ信号発生回路は差分信号が
    小さくなるようにパラボラ信号を補正して出力すること
    を特徴とするパラボラ信号発生装置。
  5. 【請求項5】 パラボラ信号発生回路が請求項1に記載
    の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパラボ
    ラ信号発生装置。
  6. 【請求項6】 パラボラ信号発生回路が請求項2に記載
    の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパラボ
    ラ信号発生装置。
  7. 【請求項7】 パラボラ信号発生回路が請求項3に記載
    の装置であることを特徴とする請求項4に記載のパラボ
    ラ信号発生装置。
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