JPH05284378A - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents
ダイナミックフォーカス回路Info
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- JPH05284378A JPH05284378A JP10406692A JP10406692A JPH05284378A JP H05284378 A JPH05284378 A JP H05284378A JP 10406692 A JP10406692 A JP 10406692A JP 10406692 A JP10406692 A JP 10406692A JP H05284378 A JPH05284378 A JP H05284378A
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- wave
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- waveform shaping
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスプレイモニタ等におけるブラウン管に
印加するフォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電圧
に変化せしめるダイナミックフォーカス回路に関する。 【構成】 水平周期のパルス波を第1の波形整形回路2
でパラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第1の増
幅回路3で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボ
ラ波を出力する。垂直周期の鋸波も第2の波形整形回路
5でパラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第2の
増幅回路6で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラ
ボラ波を出力する。第1の増幅回路3の出力と第2の増
幅回路6の出力とを合成回路7で合成し、フライバック
トランス(FBT)よりの直流フォーカス電圧に重畳す
る。
印加するフォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電圧
に変化せしめるダイナミックフォーカス回路に関する。 【構成】 水平周期のパルス波を第1の波形整形回路2
でパラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第1の増
幅回路3で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボ
ラ波を出力する。垂直周期の鋸波も第2の波形整形回路
5でパラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第2の
増幅回路6で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラ
ボラ波を出力する。第1の増幅回路3の出力と第2の増
幅回路6の出力とを合成回路7で合成し、フライバック
トランス(FBT)よりの直流フォーカス電圧に重畳す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管に印加する
フォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電圧に変化せ
しめるダイナミックフォーカス回路に関する。
フォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電圧に変化せ
しめるダイナミックフォーカス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイナミックフォーカス回路例を
図2(A)および(B)に示す。(A)は一つの実施
例、(B)は他の実施例をそれぞれ示す。ここで、ダイ
ナミックフォーカスとは、ブラウン管のフォーカス電極
に印加するフォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電
圧に変化させることをいう。ブラウン管においては、電
子ビームの位置で最適フォーカス電圧が異なり、画面の
中心から周辺部へ行くに従ってフォーカス電圧を高くす
る必要がある。その電圧変化は、中心部を底とするパラ
ボラ状である。そして、このパラボラ状は水平、垂直と
も満たさなければならない。以下、図2(A)および
(B)について、図3に示すそれぞれの主要ポイントの
波形図を併用して説明する。下記中の括弧内のカタ仮名
は図2(A)および(B)に対応した波形図を示す。図
2(A)において、21は水平周期のパルス波(イ)の入
力端、22は水平用波形整形回路、23は垂直周期の鋸波(
ロ)入力端、24は垂直用波形整形回路、25はトランジス
タTR21による増幅回路、26は出力端、27はブラウン管で
ある。入力端21の水平周期パルス波は水平用波形整形回
路22によりパラボラ波に整形される。また、入力端23の
垂直周期の鋸波も垂直用波形整形回路(積分回路)によ
りパラボラ波に整形される。そして、水平および垂直各
パラボラ波は図示のように合成する。(ハ)はその合成
波形である。合成波はコンデンサC21を介して増幅回路
25のTR21ベースに入力し、増幅、反転され、(ニ)に示
す波形を出力する。(ニ)はコンデンサC22(高圧用)
を介して、フライバックトランス(FBT)よりのフォ
ーカス電圧(直流)に重畳される。この重畳された電圧
が最終的なフォーカス電圧としてブラウン管27のフォー
カス電極に印加される。この結果、フォーカス電極に
は、画面中心に対し、1水平走査では左右が高い電圧が
印加され、1垂直走査では上下が高い電圧が印加され、
それぞれ画面中心を底としてパラボラ状に変化する。
図2(A)および(B)に示す。(A)は一つの実施
例、(B)は他の実施例をそれぞれ示す。ここで、ダイ
ナミックフォーカスとは、ブラウン管のフォーカス電極
に印加するフォーカス電圧をビーム位置に応じて適正電
圧に変化させることをいう。ブラウン管においては、電
子ビームの位置で最適フォーカス電圧が異なり、画面の
中心から周辺部へ行くに従ってフォーカス電圧を高くす
る必要がある。その電圧変化は、中心部を底とするパラ
ボラ状である。そして、このパラボラ状は水平、垂直と
も満たさなければならない。以下、図2(A)および
(B)について、図3に示すそれぞれの主要ポイントの
波形図を併用して説明する。下記中の括弧内のカタ仮名
は図2(A)および(B)に対応した波形図を示す。図
2(A)において、21は水平周期のパルス波(イ)の入
力端、22は水平用波形整形回路、23は垂直周期の鋸波(
ロ)入力端、24は垂直用波形整形回路、25はトランジス
タTR21による増幅回路、26は出力端、27はブラウン管で
ある。入力端21の水平周期パルス波は水平用波形整形回
路22によりパラボラ波に整形される。また、入力端23の
垂直周期の鋸波も垂直用波形整形回路(積分回路)によ
りパラボラ波に整形される。そして、水平および垂直各
パラボラ波は図示のように合成する。(ハ)はその合成
波形である。合成波はコンデンサC21を介して増幅回路
25のTR21ベースに入力し、増幅、反転され、(ニ)に示
す波形を出力する。(ニ)はコンデンサC22(高圧用)
を介して、フライバックトランス(FBT)よりのフォ
ーカス電圧(直流)に重畳される。この重畳された電圧
が最終的なフォーカス電圧としてブラウン管27のフォー
カス電極に印加される。この結果、フォーカス電極に
は、画面中心に対し、1水平走査では左右が高い電圧が
印加され、1垂直走査では上下が高い電圧が印加され、
それぞれ画面中心を底としてパラボラ状に変化する。
【0003】しかし、図2(A)の回路の場合、周波数
が大きく異なる水平パラボラ波と垂直パラボラ波とを共
通の増幅回路25(TR21)で増幅するためにそのコレクタ
出力が1垂直周期内で均一にならない。TR21コレクタ出
力波形(ニ)において、(a)(画面中心)の部分の振
幅と、(b)(画面上部)および(c)(画面下部)と
が本来同振幅(均一)であるべきところ不均一になって
おり、前者の方が後者より大きくなっている。この不均
一は画面中心と画面周辺部とのフォーカス最良点が一致
しないことを意味する。フォーカスは通常フォーカスボ
リュームで調整して最良点に合わせるが、上記不均一が
あると、画面中心部が最良になるボリューム調整位置と
周辺部のそれとが一致しないために、どちらかがフォー
カス最良点から外れることになる。
が大きく異なる水平パラボラ波と垂直パラボラ波とを共
通の増幅回路25(TR21)で増幅するためにそのコレクタ
出力が1垂直周期内で均一にならない。TR21コレクタ出
力波形(ニ)において、(a)(画面中心)の部分の振
幅と、(b)(画面上部)および(c)(画面下部)と
が本来同振幅(均一)であるべきところ不均一になって
おり、前者の方が後者より大きくなっている。この不均
一は画面中心と画面周辺部とのフォーカス最良点が一致
しないことを意味する。フォーカスは通常フォーカスボ
リュームで調整して最良点に合わせるが、上記不均一が
あると、画面中心部が最良になるボリューム調整位置と
周辺部のそれとが一致しないために、どちらかがフォー
カス最良点から外れることになる。
【0004】上記の欠点を改善した回路が図2(B)で
ある。次に、図2(B)につき説明する。図において、
31は水平周期のパルス波(イ)の入力端、32は水平用波
形整形回路、33は垂直周期の鋸波( ハ)の入力端、34は
垂直用波形整形回路、35はトランジスタTR31による増幅
回路、36は合成回路、37は出力端である。本回路は水平
パラボラ波と垂直パラボラ波とを共通の増幅回路で扱う
ことはしないで、垂直パラボラ波のみ増幅し、水平パラ
ボラ波は受動素子のみで処理しているところが特徴であ
る。そのため、入力端31の水平周期パルスの波形(イ)
は図2(A)の場合のそれより振幅を大きくしている。
水平用波形整形回路32は該水平周期パルスを波形整形し
てパラボラ波にする(ロ)。一方、垂直周期の鋸波
(ハ)は垂直用波形整形回路34によりパラボラ波に整形
され、増幅回路35のTR31ベースへC32を介して入力され
る。このパラボラ波は反転、増幅される(ニ)。波形
(ニ)はC33を介し、C31を介した水平パラボラ波
(ロ)と合成される(ホ)。この合成パラボラ波(ホ)
が出力される出力端37以降は図2(A)と同様である。
しかし、図2(B)の回路の場合、図2(A)における
前記の不均一性は解消されるが、水平用波形整形回路32
のコイルL31を可変型にして1台ごとに調整しなければ
ならないという欠点がある。コイルL31を固定型とする
と振幅の大きい水平周期パルスから希望のパラボラ波が
得られないからである。また、該コイル31は可変型のた
め高価なものになる。
ある。次に、図2(B)につき説明する。図において、
31は水平周期のパルス波(イ)の入力端、32は水平用波
形整形回路、33は垂直周期の鋸波( ハ)の入力端、34は
垂直用波形整形回路、35はトランジスタTR31による増幅
回路、36は合成回路、37は出力端である。本回路は水平
パラボラ波と垂直パラボラ波とを共通の増幅回路で扱う
ことはしないで、垂直パラボラ波のみ増幅し、水平パラ
ボラ波は受動素子のみで処理しているところが特徴であ
る。そのため、入力端31の水平周期パルスの波形(イ)
は図2(A)の場合のそれより振幅を大きくしている。
水平用波形整形回路32は該水平周期パルスを波形整形し
てパラボラ波にする(ロ)。一方、垂直周期の鋸波
(ハ)は垂直用波形整形回路34によりパラボラ波に整形
され、増幅回路35のTR31ベースへC32を介して入力され
る。このパラボラ波は反転、増幅される(ニ)。波形
(ニ)はC33を介し、C31を介した水平パラボラ波
(ロ)と合成される(ホ)。この合成パラボラ波(ホ)
が出力される出力端37以降は図2(A)と同様である。
しかし、図2(B)の回路の場合、図2(A)における
前記の不均一性は解消されるが、水平用波形整形回路32
のコイルL31を可変型にして1台ごとに調整しなければ
ならないという欠点がある。コイルL31を固定型とする
と振幅の大きい水平周期パルスから希望のパラボラ波が
得られないからである。また、該コイル31は可変型のた
め高価なものになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のように、従
来の回路(図2)は解決すべき問題を内在し、さらなる
改善が求められるものである。本発明は、前記説明の問
題、即ち、垂直周期内のパラボラ波の不均一を解消する
とともに無調整化を図ったダイナミックフォーカス回路
を提供することを目的とする。
来の回路(図2)は解決すべき問題を内在し、さらなる
改善が求められるものである。本発明は、前記説明の問
題、即ち、垂直周期内のパラボラ波の不均一を解消する
とともに無調整化を図ったダイナミックフォーカス回路
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平周期のパ
ルス波をパラボラ波にする第1の波形整形回路と、該第
1の波形整形回路よりの水平周期パラボラ波を位相反転
して増幅する第1の増幅回路と、垂直周期の鋸波をパラ
ボラ波にする第2の波形整形回路と、該第2の波形整形
回路よりの垂直周期パラボラ波を位相反転して増幅する
第2の増幅回路と、該第1の増幅回路の出力と該第2の
増幅回路の出力とを混合する混合回路とで構成したダイ
ナミックフォーカス回路を提供するものである。
ルス波をパラボラ波にする第1の波形整形回路と、該第
1の波形整形回路よりの水平周期パラボラ波を位相反転
して増幅する第1の増幅回路と、垂直周期の鋸波をパラ
ボラ波にする第2の波形整形回路と、該第2の波形整形
回路よりの垂直周期パラボラ波を位相反転して増幅する
第2の増幅回路と、該第1の増幅回路の出力と該第2の
増幅回路の出力とを混合する混合回路とで構成したダイ
ナミックフォーカス回路を提供するものである。
【0007】
【作用】水平周期のパルス波を第1の波形整形回路でパ
ラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第1の増幅回
路で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボラ波を
出力する。垂直周期の鋸波も第2の波形整形回路でパラ
ボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第2の増幅回路
で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボラ波を出
力する。第1の増幅回路の出力と第2の増幅回路の出力
とを合成回路で合成し、フライバックトランスよりの直
流フォーカス電圧に重畳する。
ラボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第1の増幅回
路で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボラ波を
出力する。垂直周期の鋸波も第2の波形整形回路でパラ
ボラ波に整形し、該パラボラ波を専用の第2の増幅回路
で増幅、反転し、所定レベル且つ波形のパラボラ波を出
力する。第1の増幅回路の出力と第2の増幅回路の出力
とを合成回路で合成し、フライバックトランスよりの直
流フォーカス電圧に重畳する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明によるダイナミッ
クフォーカス回路を説明する。図1は本発明によるダイ
ナミックフォーカス回路の一実施例を示す要部回路図で
ある。図において、1は水平周期パルス波の入力端、2
はコイルL1、第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2
および第1の抵抗R1とからなる第1の波形整形回路、3
はトランジスタTR1によるエミッタ接地型の第1の増幅
回路、4は垂直周期鋸波の入力端、5は第2の抵抗R2、
第3のコンデンサC3、第3の抵抗R3および第4のコンデ
ンサC4とからなる第2の波形整形回路、6はトランジス
タTR2によるエミッタ接地型の第2の増幅回路、7は第
5のコンデンサC5と第6のコンデンサC6(いずれも高耐
圧用)とからなる合成回路、8は該合成回路の出力端、
9はブラウン管である。
クフォーカス回路を説明する。図1は本発明によるダイ
ナミックフォーカス回路の一実施例を示す要部回路図で
ある。図において、1は水平周期パルス波の入力端、2
はコイルL1、第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2
および第1の抵抗R1とからなる第1の波形整形回路、3
はトランジスタTR1によるエミッタ接地型の第1の増幅
回路、4は垂直周期鋸波の入力端、5は第2の抵抗R2、
第3のコンデンサC3、第3の抵抗R3および第4のコンデ
ンサC4とからなる第2の波形整形回路、6はトランジス
タTR2によるエミッタ接地型の第2の増幅回路、7は第
5のコンデンサC5と第6のコンデンサC6(いずれも高耐
圧用)とからなる合成回路、8は該合成回路の出力端、
9はブラウン管である。
【0009】本発明の特徴はパラボラ波の増幅回路を水
平と垂直それぞれ別個に設け、扱う周波数を分けたこと
である。以下、本発明の動作について説明する。尚、括
弧内のカタ仮名は図3の図1における波形図を示す。入
力端1の水平周期のパルス(イ)は第1の波形整形回路
2によりパラボラ波に整形する。該第1の波形整形回路
2は、L1とC1とからなる積分回路、およびC2とR1とから
なる位相遅延回路により所定のパラボラ波に整形するも
のである。該パラボラ波はTR1で増幅、反転し、コレク
タに波形(ロ)を得る。一方、垂直周期の鋸波(ハ)も
第2の波形整形回路5によりパラボラ波に整形する。該
垂直周期の鋸波(ハ)は垂直出力回路(図示せず)より
偏向ヨークに供給する偏向電圧信号を積分して得たもの
のため、完全な鋸波ではなく、やや丸みの残った鋸波で
ある(図2も同)。また、第2の波形整形回路5ではR2
とC3とからなる第1の積分回路と、R3とC4とからなる第
2の積分回路とにより二重積分してパラボラ波を得る。
C7は直流分カット用である。該パラボラ波はTR2で増
幅、反転し、コレクタに波形(ニ)を得る。波形(ロ)
および(ニ)は、合成回路7で合成され、出力電圧
(ホ)を得る。該出力電圧(ホ)は図2(A)(B)の
場合と同様にして、FBTよりの直流フォーカス電圧に
重畳される。
平と垂直それぞれ別個に設け、扱う周波数を分けたこと
である。以下、本発明の動作について説明する。尚、括
弧内のカタ仮名は図3の図1における波形図を示す。入
力端1の水平周期のパルス(イ)は第1の波形整形回路
2によりパラボラ波に整形する。該第1の波形整形回路
2は、L1とC1とからなる積分回路、およびC2とR1とから
なる位相遅延回路により所定のパラボラ波に整形するも
のである。該パラボラ波はTR1で増幅、反転し、コレク
タに波形(ロ)を得る。一方、垂直周期の鋸波(ハ)も
第2の波形整形回路5によりパラボラ波に整形する。該
垂直周期の鋸波(ハ)は垂直出力回路(図示せず)より
偏向ヨークに供給する偏向電圧信号を積分して得たもの
のため、完全な鋸波ではなく、やや丸みの残った鋸波で
ある(図2も同)。また、第2の波形整形回路5ではR2
とC3とからなる第1の積分回路と、R3とC4とからなる第
2の積分回路とにより二重積分してパラボラ波を得る。
C7は直流分カット用である。該パラボラ波はTR2で増
幅、反転し、コレクタに波形(ニ)を得る。波形(ロ)
および(ニ)は、合成回路7で合成され、出力電圧
(ホ)を得る。該出力電圧(ホ)は図2(A)(B)の
場合と同様にして、FBTよりの直流フォーカス電圧に
重畳される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
平および垂直各パラボラ波の増幅回路をそれぞれ別個に
設け、最終段で合成するので、波形設定の際の回路定数
設計が水平、垂直各回路独自にできるという自由度が拡
がり、その結果、各パラボラ波の振幅や波形等の不均一
性が改善することができる。従って、画面上の中心部と
周辺部とのフォーカス品位の差を圧縮する効果を奏する
ものである。
平および垂直各パラボラ波の増幅回路をそれぞれ別個に
設け、最終段で合成するので、波形設定の際の回路定数
設計が水平、垂直各回路独自にできるという自由度が拡
がり、その結果、各パラボラ波の振幅や波形等の不均一
性が改善することができる。従って、画面上の中心部と
周辺部とのフォーカス品位の差を圧縮する効果を奏する
ものである。
【図1】本発明によるダイナミックフォーカス回路の一
実施例を示す要部回路図である。
実施例を示す要部回路図である。
【図2】(A)は従来のダイナミックフォーカス回路の
一実施例を示し、(B)は同じく他の実施例を示す要部
回路図である。
一実施例を示し、(B)は同じく他の実施例を示す要部
回路図である。
【図3】図1および図2の各主要ポイントの波形図であ
る。
る。
1 水平周期パルス波の入力端 2 第1の波形整形回路 L1 コイル C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ R1 第1の抵抗 3 第1の増幅回路 TR1 トランジスタ 4 垂直周期鋸波の入力端 5 第2の波形整形回路 C3 第3のコンデンサ R2 第2の抵抗 C4 第4のコンデンサ R3 第3の抵抗 6 第2の増幅回路 TR2 トランジスタ 7 合成回路 C5 第5のコンデンサ C6 第6のコンデンサ 8 出力端 9 ブラウン管 22 水平用波形整形回路 24 垂直用波形整形回路 25 増幅回路 26 出力端 32 水平用波形整形回路 34 垂直用波形整形回路 35 増幅回路 36 合成回路 37 出力端
Claims (6)
- 【請求項1】 ブラウン管に印加するフォーカス電圧の
発生において、水平周期のパルス波をパラボラ波にする
第1の波形整形回路と、該第1の波形整形回路よりの水
平周期パラボラ波を位相反転して増幅する第1の増幅回
路と、垂直周期の鋸波をパラボラ波にする第2の波形整
形回路と、該第2の波形整形回路よりの垂直周期パラボ
ラ波を位相反転して増幅する第2の増幅回路と、該第1
の増幅回路の出力と該第2の増幅回路の出力とを混合す
る混合回路とで構成したことを特徴とするダイナミック
フォーカス回路。 - 【請求項2】 前記第1の波形整形回路を、一端に水平
周期のパルス波を供給したコイルと、一端を該コイルの
他端に接続し、他端をアースした第1のコンデンサと、
一端を該コイルの他端と該第1のコンデンサの一端との
接続点に接続した第1の抵抗と、該第1の抵抗と並列に
接続した第2のコンデンサとで構成し、該第2のコンデ
ンサの一端を接続した該第1の抵抗の他端を前記水平周
期のパラボラ波の出力端としたことを特徴とする請求項
1記載のダイナミックフォーカス回路。 - 【請求項3】 前記第1の増幅回路を、ベースを水平周
期のパラボラ波の入力端とし、コレクタを出力端とした
エミッタ接地型のトランジスタ増幅回路で構成したこと
を特徴とする請求項1および2記載のダイナミックフォ
ーカス回路。 - 【請求項4】 前記第2の波形整形回路を、一端に垂直
周期の鋸波を供給した第2の抵抗と、一端を該第2の抵
抗の他端に接続し、他端をアースした第3のコンデンサ
と、一端を該第2の抵抗の他端と該第3のコンデンサの
一端との接続点に接続した第3の抵抗と、一端を該第3
の抵抗の他端に接続し、他端をアースした第4のコンデ
ンサとで構成し、該第3の抵抗の他端と該第4のコンデ
ンサの一端との接続点を前記垂直周期のパラボラ波の出
力端としたことを特徴とする請求項1記載のダイナミッ
クフォーカス回路。 - 【請求項5】 前記第2の増幅回路を、ベースを垂直周
期のパラボラ波の入力端とし、コレクタを出力端とした
エミッタ接地型のトランジスタ増幅回路で構成したこと
を特徴とする請求項1および4記載のダイナミックフォ
ーカス回路。 - 【請求項6】 前記混合回路を、一端に位相反転した水
平周期のパラボラ波を供給した第5のコンデンサと、一
端に位相反転した垂直周期のパラボラ波を供給し、他端
を該第5のコンデンサの他端に接続した第6のコンデン
サとで構成し、該第5のコンデンサおよび該第6のコン
デンサそれぞれの他端の接続点を混合出力端としたこと
を特徴とする請求項1と3および5記載のダイナミック
フォーカス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406692A JPH05284378A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ダイナミックフォーカス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406692A JPH05284378A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ダイナミックフォーカス回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284378A true JPH05284378A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14370798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10406692A Pending JPH05284378A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ダイナミックフォーカス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284378A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2292296A (en) * | 1994-08-08 | 1996-02-14 | Lg Electronics Inc | Dynamic focus circuit |
KR19990055699A (ko) * | 1997-12-27 | 1999-07-15 | 김영환 | 수직 포커스 증폭회로 |
KR20010026211A (ko) * | 1999-09-03 | 2001-04-06 | 박종섭 | 다이나믹 포커스 회로 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10406692A patent/JPH05284378A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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