JPH0556296A - テレビジヨン受像機 - Google Patents
テレビジヨン受像機Info
- Publication number
- JPH0556296A JPH0556296A JP21359491A JP21359491A JPH0556296A JP H0556296 A JPH0556296 A JP H0556296A JP 21359491 A JP21359491 A JP 21359491A JP 21359491 A JP21359491 A JP 21359491A JP H0556296 A JPH0556296 A JP H0556296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- horizontal
- distortion
- parallelogram
- polarity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モニターテレビジョン受像機の偏向ヨークの
もつ平行四辺形を、偏向ヨークを取り替えることなく修
正できる歪補正装置を得ること。 【構成】 垂直偏向電流に同期し、かつ、レベルおよび
極性が正から負まで可変のノコギリ波形の歪補正信号を
発生する手段１５を設け、この歪補正信号のレベルおよ
び極性に応じて水平同期信号遅延回路５によって水平同
期信号を遅延させるようにした。 【効果】 歪補正信号のレベルを変えることで平行四辺
形歪を補正する量が調節でき、その極性を変えることで
補正する平行四辺形歪の傾きの方向を変ることができ
る。
もつ平行四辺形を、偏向ヨークを取り替えることなく修
正できる歪補正装置を得ること。 【構成】 垂直偏向電流に同期し、かつ、レベルおよび
極性が正から負まで可変のノコギリ波形の歪補正信号を
発生する手段１５を設け、この歪補正信号のレベルおよ
び極性に応じて水平同期信号遅延回路５によって水平同
期信号を遅延させるようにした。 【効果】 歪補正信号のレベルを変えることで平行四辺
形歪を補正する量が調節でき、その極性を変えることで
補正する平行四辺形歪の傾きの方向を変ることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータの映像や、テレビジョン信号を映出するモニターテ
レビジョン受像機に関し、詳しくは、画像の平行四辺形
歪を補正する歪補正装置に関するものである。
ータの映像や、テレビジョン信号を映出するモニターテ
レビジョン受像機に関し、詳しくは、画像の平行四辺形
歪を補正する歪補正装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の陰極線管の偏向装置を示
す図で、１は陰極線管、１ａはその表示面、４は偏向ヨ
ーク、２はこの偏向ヨーク４の水平偏向巻線、３は垂直
偏向巻線である。
す図で、１は陰極線管、１ａはその表示面、４は偏向ヨ
ーク、２はこの偏向ヨーク４の水平偏向巻線、３は垂直
偏向巻線である。
【０００３】次に、動作について説明する。水平偏向巻
線２に水平偏向電流を供給し、垂直偏向巻線３に垂直偏
向電流を供給すると、陰極線管１の表示面１ａに、図６
に示すような走査ラスタ２０が形成される。偏向ヨーク
４の製造工程において、水平偏向巻線２おょび垂直偏向
巻線３は、図６に示した走査ラスタ２０のような平行四
辺形歪“α”が最少となる位置に調整したのち、図示し
ていないホルダに接着剤で固定している。
線２に水平偏向電流を供給し、垂直偏向巻線３に垂直偏
向電流を供給すると、陰極線管１の表示面１ａに、図６
に示すような走査ラスタ２０が形成される。偏向ヨーク
４の製造工程において、水平偏向巻線２おょび垂直偏向
巻線３は、図６に示した走査ラスタ２０のような平行四
辺形歪“α”が最少となる位置に調整したのち、図示し
ていないホルダに接着剤で固定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の偏向ヨーク４
は、このようにして製造されているので、偏向ヨーク４
を陰極線管１に装着したとき、製造時のバラツキによる
平行四辺形歪が生じても、補正する手段が無いという問
題点があった。
は、このようにして製造されているので、偏向ヨーク４
を陰極線管１に装着したとき、製造時のバラツキによる
平行四辺形歪が生じても、補正する手段が無いという問
題点があった。
【０００５】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、平行四辺形歪を修正できる平行
四辺形歪補正装置を備えたテレビジョン受像機を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、平行四辺形歪を修正できる平行
四辺形歪補正装置を備えたテレビジョン受像機を得るこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る平行四辺
形歪補正装置は、垂直偏向電流を検出し、この検出信号
で水平同期信号の遅延時間を調整して平行四辺形歪を補
正するようにしたものである。
形歪補正装置は、垂直偏向電流を検出し、この検出信号
で水平同期信号の遅延時間を調整して平行四辺形歪を補
正するようにしたものである。
【０００７】
【作用】この発明における水平同期信号の遅延時間の調
整手段は、垂直偏向電流に比例して順次水平同期信号の
遅延量を変えて画像の位置を補正し、平行四辺形歪を補
正する。
整手段は、垂直偏向電流に比例して順次水平同期信号の
遅延量を変えて画像の位置を補正し、平行四辺形歪を補
正する。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１において、５は水平同期信号遅延回路、６は
水平同期信号の入力端子、７は遅延時間制御信号の入力
端子、８はこの制御端子に取付られた可変抵抗器、９
ａ，９ｂはモノマルチバイブレータ、１０は遅延水平同
期信号の出力端子、１１は水平発振同期回路、１２は水
平偏向出力回路からなる水平偏向回路、１３は垂直偏向
出力回路、１４は垂直偏向電流を検出する抵抗器、１５
は歪補正波形発生バッファー回路、６はトランジスタ、
１７はトランジスタ１６のコレクタとエミッタ間に接続
した可変抵抗器、１８は可変抵抗器１７の可動片に接が
れた制御信号の出力端子で、制御信号の出力端子１８
は、遅延時間制御信号の入力端子７に接続されている。
する。図１において、５は水平同期信号遅延回路、６は
水平同期信号の入力端子、７は遅延時間制御信号の入力
端子、８はこの制御端子に取付られた可変抵抗器、９
ａ，９ｂはモノマルチバイブレータ、１０は遅延水平同
期信号の出力端子、１１は水平発振同期回路、１２は水
平偏向出力回路からなる水平偏向回路、１３は垂直偏向
出力回路、１４は垂直偏向電流を検出する抵抗器、１５
は歪補正波形発生バッファー回路、６はトランジスタ、
１７はトランジスタ１６のコレクタとエミッタ間に接続
した可変抵抗器、１８は可変抵抗器１７の可動片に接が
れた制御信号の出力端子で、制御信号の出力端子１８
は、遅延時間制御信号の入力端子７に接続されている。
【０００９】次に、動作について説明する。モノマルチ
バイブレータ９ａは、水平同期信号が入力されると、可
変抵抗器８によって定まる時定数時間だけ遅れたパルス
を発生し、次段のモノマルチバイブレータ９ｂで消耗の
パルス幅に整形された遅延水平同期信号が得られる。水
平発振同期回路１１は、この遅延水平同期信号と水平偏
向出力回路１２から入力される水平パルスの位相を比較
して、安定な水平発振を行ない、水平偏向出力回路１２
を駆動する。
バイブレータ９ａは、水平同期信号が入力されると、可
変抵抗器８によって定まる時定数時間だけ遅れたパルス
を発生し、次段のモノマルチバイブレータ９ｂで消耗の
パルス幅に整形された遅延水平同期信号が得られる。水
平発振同期回路１１は、この遅延水平同期信号と水平偏
向出力回路１２から入力される水平パルスの位相を比較
して、安定な水平発振を行ない、水平偏向出力回路１２
を駆動する。
【００１０】ここで、水平同期信号を遅延回路５を通さ
ずに、直接水平信号同期回路１１に入力したときの、表
示面１ａ上の映像２０の位置が図２の位置であった場
合、遅延水平同期回路５を経た水平同期信号を用いる
と、図３のように、左り方向に遅延時間だけ寄った映像
２０ａを表示するものとなる。
ずに、直接水平信号同期回路１１に入力したときの、表
示面１ａ上の映像２０の位置が図２の位置であった場
合、遅延水平同期回路５を経た水平同期信号を用いる
と、図３のように、左り方向に遅延時間だけ寄った映像
２０ａを表示するものとなる。
【００１１】次に、歪補正制御信号の作成動作について
説明する。まず、垂直偏向電流検出抵抗器１４によって
得た垂直出力回路１３の垂直ノコギリ波信号は、歪補正
波形発生バッファ回路１５のトランジスタ１６に入力さ
れ、エミッタから正極性の信号が、また、コレクタから
反転極性の信号が得られる。
説明する。まず、垂直偏向電流検出抵抗器１４によって
得た垂直出力回路１３の垂直ノコギリ波信号は、歪補正
波形発生バッファ回路１５のトランジスタ１６に入力さ
れ、エミッタから正極性の信号が、また、コレクタから
反転極性の信号が得られる。
【００１２】このトランジスタ１６のコレクタとエミッ
タ間には、可変抵抗器１７が接続されているので、可動
片がセンタにあるときは出力端子１８には何も信号が現
われないが、エミッタ側に移動すると正極性の垂直ノコ
ギリ信号が、また、コレクタ側に移動する反転極性のノ
コギリ波信号が得られる。このようにして得られた歪補
正制御信号は、遅延時間制御信号として入力端子７に入
力されて、水平同期信号の遅延量を調整する。
タ間には、可変抵抗器１７が接続されているので、可動
片がセンタにあるときは出力端子１８には何も信号が現
われないが、エミッタ側に移動すると正極性の垂直ノコ
ギリ信号が、また、コレクタ側に移動する反転極性のノ
コギリ波信号が得られる。このようにして得られた歪補
正制御信号は、遅延時間制御信号として入力端子７に入
力されて、水平同期信号の遅延量を調整する。
【００１３】すなわち、垂直同期で見ると、図４に示す
ように、例えば、正極性の歪補正制御信号を入力したと
きは、図４に実線で示した映像２０ｂのように左傾きに
なり、負極性の歪補正信号を入力したときは、図４に破
線で示した映像２０ｃのように右傾きとなり、その歪補
正制御信号のレベルを変えることで傾き量を調節するこ
とができる。したがって、偏向ヨーク４の平行四辺形歪
を、修正することができる。
ように、例えば、正極性の歪補正制御信号を入力したと
きは、図４に実線で示した映像２０ｂのように左傾きに
なり、負極性の歪補正信号を入力したときは、図４に破
線で示した映像２０ｃのように右傾きとなり、その歪補
正制御信号のレベルを変えることで傾き量を調節するこ
とができる。したがって、偏向ヨーク４の平行四辺形歪
を、修正することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、平行
四辺形歪の補正を、水平同期信号の遅延時間を垂直同期
で制御して映像の位相を調整するようにしたので、偏向
ヨークのもつ平行四辺形歪を補正することができる効果
が得られる。
四辺形歪の補正を、水平同期信号の遅延時間を垂直同期
で制御して映像の位相を調整するようにしたので、偏向
ヨークのもつ平行四辺形歪を補正することができる効果
が得られる。
【図１】この発明の一実施例の回路図である。
【図２】通常状態における陰極線管の表示面上の画像の
位置を示す図である。
位置を示す図である。
【図３】遅延水平同期信号によって表示面上に映出され
る画像の位置を示す図である。
る画像の位置を示す図である。
【図４】この実施例に係る歪補正信号による画像の補正
パターンを示す図である。
パターンを示す図である。
【図５】陰極線管と偏向ヨークの取付関係を示す図であ
る。
る。
【図６】偏向ヨークの平行四辺形歪を示す図である。
５ 水平同期信号遅延回路 １１ 水平発振同期回路 １２ 水平偏向出力回路 １３ 垂直偏向出力回路 １４ 垂直偏向電流を検出する抵抗器 １５ 歪補正波形発生バッファー回路 １６ トランジスタ １７ 可変抵抗器
Claims (1)
- 【請求項１】 垂直同期信号に同期しており、レベルが
正極性から負極性にわたって可変の歪補正波形信号を発
生する手段と、この歪補正波形信号のレベルに応じた量
だけ水平同期信号を遅延させる手段とを備え、この遅延
手段を経た水平同期信号で水平偏向動作を行うように構
成されたことを特徴とするテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21359491A JPH0556296A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21359491A JPH0556296A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | テレビジヨン受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556296A true JPH0556296A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16641780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21359491A Pending JPH0556296A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0556296A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62291693A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-18 | 株式会社リコー | Ｃｒｔデイスプレイ装置の水平偏向回路 |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21359491A patent/JPH0556296A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62291693A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-18 | 株式会社リコー | Ｃｒｔデイスプレイ装置の水平偏向回路 |
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