JPH0795440A - フォーカス装置 - Google Patents
フォーカス装置Info
- Publication number
- JPH0795440A JPH0795440A JP23782393A JP23782393A JPH0795440A JP H0795440 A JPH0795440 A JP H0795440A JP 23782393 A JP23782393 A JP 23782393A JP 23782393 A JP23782393 A JP 23782393A JP H0795440 A JPH0795440 A JP H0795440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- voltage
- waveform
- circuit
- flyback transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレビジョン受像機等のCRTを用いた表示
装置のフォーカス調整を精度よく簡単に短時間で行える
フォーカス装置を提供する。 【構成】 偏向回路10より取り出された水平・垂直の
偏向パルスによって、パラボラ波形発生回路11では、
水平・垂直のパラボラ波形を発生し、加え合わせ、フラ
イバックトランス12で発生させる高圧の直流バイアス
電圧に前記パラボラ波形を重畳し、CRT13のフォー
カス電極14に加え電子ビームのフォーカス径を制御す
る。そこで、外部フォーカス径検出手段15でテスト信
号発生手段17で発生したテストパターンの少なくとも
2ヶ所のフォーカス径を測定し、フォーカス径が最小と
なるよう波形制御回路16で水平・垂直のパラボラ波形
の電圧振幅を制御することにより、全画面にわたる高精
度なフォーカス調整を実現する。
装置のフォーカス調整を精度よく簡単に短時間で行える
フォーカス装置を提供する。 【構成】 偏向回路10より取り出された水平・垂直の
偏向パルスによって、パラボラ波形発生回路11では、
水平・垂直のパラボラ波形を発生し、加え合わせ、フラ
イバックトランス12で発生させる高圧の直流バイアス
電圧に前記パラボラ波形を重畳し、CRT13のフォー
カス電極14に加え電子ビームのフォーカス径を制御す
る。そこで、外部フォーカス径検出手段15でテスト信
号発生手段17で発生したテストパターンの少なくとも
2ヶ所のフォーカス径を測定し、フォーカス径が最小と
なるよう波形制御回路16で水平・垂直のパラボラ波形
の電圧振幅を制御することにより、全画面にわたる高精
度なフォーカス調整を実現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機な
どの陰極線管(以後CRTと略称)を用いた表示装置の
フォーカスを改善するフォーカス装置に関するものであ
る。
どの陰極線管(以後CRTと略称)を用いた表示装置の
フォーカスを改善するフォーカス装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機などのCRT
を用いた表示装置では、中央部と周辺部の偏向距離の違
いによる電子ビームのフォーカスずれを補正するために
フォーカス装置が用いられている。このフォーカス装置
は、画面の中心から周辺部に行くに従ってフォーカス電
圧が高くなっており、フォーカス電圧を画面の縦断面、
横断面で見ると図8に示すように水平・垂直両成分とも
パラボラ波形になる。よって、フォーカス補正用波形と
しては一般に用いられているパラボラ波形を例に説明す
る。
を用いた表示装置では、中央部と周辺部の偏向距離の違
いによる電子ビームのフォーカスずれを補正するために
フォーカス装置が用いられている。このフォーカス装置
は、画面の中心から周辺部に行くに従ってフォーカス電
圧が高くなっており、フォーカス電圧を画面の縦断面、
横断面で見ると図8に示すように水平・垂直両成分とも
パラボラ波形になる。よって、フォーカス補正用波形と
しては一般に用いられているパラボラ波形を例に説明す
る。
【0003】以下図を用いながら、従来のフォーカス装
置の一例を説明する。図7は従来のフォーカス装置のブ
ロック図を示すものである。図7において、70は偏向
回路、71はパラボラ波形発生回路、72はフライバッ
クトランス、73はCRT、74はフォーカス電極であ
る。
置の一例を説明する。図7は従来のフォーカス装置のブ
ロック図を示すものである。図7において、70は偏向
回路、71はパラボラ波形発生回路、72はフライバッ
クトランス、73はCRT、74はフォーカス電極であ
る。
【0004】以上のように構成されたフォーカス装置に
おいて、まず偏向回路70より水平・垂直の偏向パルス
を取り出し、パラボラ波形発生回路71に入力する。パ
ラボラ波形発生回路71では、この偏向パルスより偏向
周期に同期した水平・垂直のパラボラ波形を発生し、2
つのパラボラ波形を加え合わせる。そしてフライバック
トランス72で発生させる高圧の直流バイアス電圧に前
記パラボラ波形を重畳し、CRT73のフォーカス電極
74をドライブしフォーカスを制御する。
おいて、まず偏向回路70より水平・垂直の偏向パルス
を取り出し、パラボラ波形発生回路71に入力する。パ
ラボラ波形発生回路71では、この偏向パルスより偏向
周期に同期した水平・垂直のパラボラ波形を発生し、2
つのパラボラ波形を加え合わせる。そしてフライバック
トランス72で発生させる高圧の直流バイアス電圧に前
記パラボラ波形を重畳し、CRT73のフォーカス電極
74をドライブしフォーカスを制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、固定のパラボラ波形をフォーカス
電極に入力し、目視あるいはフォーカス径測定装置等を
用い直流バイアス電圧を手動で変化させ、最適フォーカ
スに調整する必要があり、またパラボラ波形の振幅など
を変化させた場合、もう一度直流バイアス電圧を調整す
る必要が生じ、そのため調整に時間がかかり誤差も生じ
るという問題点を有していた。
うな従来の構成では、固定のパラボラ波形をフォーカス
電極に入力し、目視あるいはフォーカス径測定装置等を
用い直流バイアス電圧を手動で変化させ、最適フォーカ
スに調整する必要があり、またパラボラ波形の振幅など
を変化させた場合、もう一度直流バイアス電圧を調整す
る必要が生じ、そのため調整に時間がかかり誤差も生じ
るという問題点を有していた。
【0006】そこで本発明は上記問題点に留意し、CR
Tの外部前面にフォーカス径検出手段を配置し、前記フ
ォーカス径検出手段でテスト信号発生手段により映し出
されたテストパターンの少なくとも2ヶ所のフォーカス
径を測定し、フォーカス劣化を最小にするようパラボラ
波形の電圧振幅を制御することにより、高精度のフォー
カスを得ることを目的とする。
Tの外部前面にフォーカス径検出手段を配置し、前記フ
ォーカス径検出手段でテスト信号発生手段により映し出
されたテストパターンの少なくとも2ヶ所のフォーカス
径を測定し、フォーカス劣化を最小にするようパラボラ
波形の電圧振幅を制御することにより、高精度のフォー
カスを得ることを目的とする。
【0007】さらに直流バイアス電圧も自動制御するこ
とにより短時間で正確なフォーカス制御が行えるフォー
カス装置を提供することを目的とする。
とにより短時間で正確なフォーカス制御が行えるフォー
カス装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明のフォーカス装置は、偏向回路に同期した
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フォーカス補正用波形の電圧振幅を制
御する波形制御回路とを有している。
に第1の発明のフォーカス装置は、偏向回路に同期した
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フォーカス補正用波形の電圧振幅を制
御する波形制御回路とを有している。
【0009】また、第2の発明は,偏向回路に同期した
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス
電圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォ
ーカス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用
波形の電圧振幅を制御する波形制御回路とを有してい
る。
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス
電圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォ
ーカス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用
波形の電圧振幅を制御する波形制御回路とを有してい
る。
【0010】また、第3の発明は,偏向回路に同期した
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス
電圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォ
ーカス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用
波形の電圧振幅を制御する波形制御回路と、前記波形発
生回路の出力振幅に応じて前記直流バイアス電圧制御回
路の直流バイアス電圧を補正する直流電圧補正回路とを
有している。
フォーカス補正用波形の電圧を発生する波形発生回路
と、高圧の直流電圧を発生し、その直流電圧に前記フォ
ーカス補正用波形を重畳するフライバックトランスと、
前記フライバックトランス出力が印加されて電子ビーム
を集束させる陰極線管のフォーカス電極と、テストパタ
ーンを発生するテスト信号発生手段と、前記テストパタ
ーンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出する
フォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の
出力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス
電圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォ
ーカス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用
波形の電圧振幅を制御する波形制御回路と、前記波形発
生回路の出力振幅に応じて前記直流バイアス電圧制御回
路の直流バイアス電圧を補正する直流電圧補正回路とを
有している。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、テスト信号発生
手段で発生したテストパターンを、外部に置かれたフォ
ーカス径検出手段により少なくとも2ヶ所のフォーカス
径を測定し、フォーカス径が最小となるようパラボラ波
形の電圧振幅または直流バイアス電圧を制御することに
より短時間で正確にフォーカス制御を行い、画面全体に
わたる高精度のフォーカスが可能となる。
手段で発生したテストパターンを、外部に置かれたフォ
ーカス径検出手段により少なくとも2ヶ所のフォーカス
径を測定し、フォーカス径が最小となるようパラボラ波
形の電圧振幅または直流バイアス電圧を制御することに
より短時間で正確にフォーカス制御を行い、画面全体に
わたる高精度のフォーカスが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第一の実施例におけ
るフォーカス装置のブロック図で、10は偏向回路、1
1はパラボラ波形発生回路、12はフライバックトラン
ス、13はCRT、14はフォーカス電極、15はフォ
ーカス径検出手段、16は波形制御回路、17はテスト
信号発生手段である。また図2はテスト信号発生手段1
7で発生するテストパターンの一例で、20はフォーカ
ス径測定点である。また、図3はテストパターンをフォ
ーカス径測定手段で測定したときの輝度とフォーカス径
との関係を示す図である。
しながら説明する。図1は本発明の第一の実施例におけ
るフォーカス装置のブロック図で、10は偏向回路、1
1はパラボラ波形発生回路、12はフライバックトラン
ス、13はCRT、14はフォーカス電極、15はフォ
ーカス径検出手段、16は波形制御回路、17はテスト
信号発生手段である。また図2はテスト信号発生手段1
7で発生するテストパターンの一例で、20はフォーカ
ス径測定点である。また、図3はテストパターンをフォ
ーカス径測定手段で測定したときの輝度とフォーカス径
との関係を示す図である。
【0013】図1のように構成された本実施例のフォー
カス装置において、まず偏向回路10より水平・垂直の
偏向パルスを取り出し、パラボラ波形発生回路11に入
力する。パラボラ波形発生回路11では、この偏向パル
スより偏向周期に同期した水平・垂直のパラボラ波形を
作り、2つのパラボラ波形を加え合わせる。そしてフラ
イバックトランス12で発生させる高圧の直流バイアス
電圧に前記パラボラ波形を重畳し、フォーカス電極14
に加え電子ビームのフォーカス径を制御する。
カス装置において、まず偏向回路10より水平・垂直の
偏向パルスを取り出し、パラボラ波形発生回路11に入
力する。パラボラ波形発生回路11では、この偏向パル
スより偏向周期に同期した水平・垂直のパラボラ波形を
作り、2つのパラボラ波形を加え合わせる。そしてフラ
イバックトランス12で発生させる高圧の直流バイアス
電圧に前記パラボラ波形を重畳し、フォーカス電極14
に加え電子ビームのフォーカス径を制御する。
【0014】この時、テスト信号発生手段17で図2に
示すようなテストパターンを発生させ、フォーカス径検
出手段15により画面中央および画面隅のフォーカス径
fを図3に示すような輝度とフォーカス径の関係を用い
て測定する。検出手段としては例えばCCDセンサーを
用いることができる。フォーカスが最適のときは、図3
(a)に示すようにフォーカス径fは最小となり、フォ
ーカス径がずれているときは図3(b)に示すようにフ
ォーカス径fはすそ野の部分が広がり最適フォーカス時
のフォーカス径より大きくなる。
示すようなテストパターンを発生させ、フォーカス径検
出手段15により画面中央および画面隅のフォーカス径
fを図3に示すような輝度とフォーカス径の関係を用い
て測定する。検出手段としては例えばCCDセンサーを
用いることができる。フォーカスが最適のときは、図3
(a)に示すようにフォーカス径fは最小となり、フォ
ーカス径がずれているときは図3(b)に示すようにフ
ォーカス径fはすそ野の部分が広がり最適フォーカス時
のフォーカス径より大きくなる。
【0015】そこで、画面中央のフォーカス径faと画
面隅のフォーカス径fbを測定して、フォーカス径fa、
fbがそれぞれ最小となるよう波形制御回路16で水平
・垂直のパラボラ波形の電圧振幅を制御し、走査中央部
の電圧が画面中央部で得られた最適電圧になるようDC
的に制御してフォーカス電極14をドライブすることに
より最適フォーカスに調整する。画面中央のフォーカス
径faと画面隅のフォーカス径fbとが同時に最小となら
ない場合があれば、例えばfaとfbの平均値を最小にす
るよう制御することができる。
面隅のフォーカス径fbを測定して、フォーカス径fa、
fbがそれぞれ最小となるよう波形制御回路16で水平
・垂直のパラボラ波形の電圧振幅を制御し、走査中央部
の電圧が画面中央部で得られた最適電圧になるようDC
的に制御してフォーカス電極14をドライブすることに
より最適フォーカスに調整する。画面中央のフォーカス
径faと画面隅のフォーカス径fbとが同時に最小となら
ない場合があれば、例えばfaとfbの平均値を最小にす
るよう制御することができる。
【0016】次に、本発明の第二の実施例を図4のブロ
ック図に示し、図2、図3も用いて説明する。また、図
1と共通する部分については同一符号を用いて説明を省
略する。図4において、40は直流バイアス電圧制御回
路である。
ック図に示し、図2、図3も用いて説明する。また、図
1と共通する部分については同一符号を用いて説明を省
略する。図4において、40は直流バイアス電圧制御回
路である。
【0017】図4に示す本実施例のフォーカス装置にお
いて、テスト信号発生手段17で図2に示すようなテス
トパターンを発生させ、フォーカス径検出手段15によ
り、まず画面中央のフォーカス径fcを図3に示すよう
な輝度とフォーカス径の関係を用いて測定し、フォーカ
ス径fcが最小となるよう直流バイアス電圧制御回路4
0で直流バイアス電圧を制御して画面中央でのフォーカ
ス径fcを最適に補正する。その後画面隅でのフォーカ
ス径fdをフォーカス径検出手段15で輝度とフォーカ
ス径の関係から測定し、フォーカス径fdが最小となる
よう波形制御回路16で水平・垂直のパラボラ波形の電
圧振幅を制御する。この直流バイアス電圧制御とパラボ
ラ波形の電圧振幅制御を繰り返して、最適フォーカスに
調整する。画面中央のフォーカス径fcと画面隅のフォ
ーカス径fdとが同時に最小とならない場合は、fa、f
bと同様に平均値を最小とするような制御を用いること
ができる。
いて、テスト信号発生手段17で図2に示すようなテス
トパターンを発生させ、フォーカス径検出手段15によ
り、まず画面中央のフォーカス径fcを図3に示すよう
な輝度とフォーカス径の関係を用いて測定し、フォーカ
ス径fcが最小となるよう直流バイアス電圧制御回路4
0で直流バイアス電圧を制御して画面中央でのフォーカ
ス径fcを最適に補正する。その後画面隅でのフォーカ
ス径fdをフォーカス径検出手段15で輝度とフォーカ
ス径の関係から測定し、フォーカス径fdが最小となる
よう波形制御回路16で水平・垂直のパラボラ波形の電
圧振幅を制御する。この直流バイアス電圧制御とパラボ
ラ波形の電圧振幅制御を繰り返して、最適フォーカスに
調整する。画面中央のフォーカス径fcと画面隅のフォ
ーカス径fdとが同時に最小とならない場合は、fa、f
bと同様に平均値を最小とするような制御を用いること
ができる。
【0018】次に、本発明の第三の実施例を図5のブロ
ック図に示し、図6にパラボラ波形の電圧振幅の平均値
と波高値との関係を示し、図2、図3も用いて説明す
る。また、図1と共通する部分については同一符号を用
いて説明を省略する。
ック図に示し、図6にパラボラ波形の電圧振幅の平均値
と波高値との関係を示し、図2、図3も用いて説明す
る。また、図1と共通する部分については同一符号を用
いて説明を省略する。
【0019】図5において、50は直流バイアス電圧制
御回路、51は直流電圧補正回路である。また、図6に
おいて、60は水平のパラボラ波形、61は垂直のパラ
ボラ波形、62は電圧振幅の平均値、63は波高値、6
4は電圧振幅の平均値から波高値までの電圧レベルを示
している。
御回路、51は直流電圧補正回路である。また、図6に
おいて、60は水平のパラボラ波形、61は垂直のパラ
ボラ波形、62は電圧振幅の平均値、63は波高値、6
4は電圧振幅の平均値から波高値までの電圧レベルを示
している。
【0020】図5に示す本実施例のフォーカス装置にお
いて、まずテスト信号発生手段17で図2に示すような
テストパターンを発生させ、フォーカス径検出手段15
により、まず画面中央のフォーカス径feを図3に示す
ような輝度とフォーカス径の関係を用いて測定し、フォ
ーカス径feが最小となるよう直流バイアス電圧制御回
路50で直流バイアス電圧を制御して画面中央でのフォ
ーカス径feを最適に補正する。
いて、まずテスト信号発生手段17で図2に示すような
テストパターンを発生させ、フォーカス径検出手段15
により、まず画面中央のフォーカス径feを図3に示す
ような輝度とフォーカス径の関係を用いて測定し、フォ
ーカス径feが最小となるよう直流バイアス電圧制御回
路50で直流バイアス電圧を制御して画面中央でのフォ
ーカス径feを最適に補正する。
【0021】その後、画面隅でのフォーカス径ffをフ
ォーカス径検出手段15で輝度とフォーカス径の関係か
ら測定し、フォーカス径ffが最小となるよう波形制御
回路16で水平・垂直のパラボラ波形の電圧振幅を制御
する。そして、波形制御回路16により制御されたパラ
ボラ波形の電圧振幅の平均値から波高値までの電圧レベ
ル64を直流電圧補正回路51で検出し、その変化分を
直流バイアス電圧制御回路50に加えて直流バイアス電
圧を補正し、補正された直流バイアス電圧に前記水平・
垂直両成分の合成されたパラボラ波形を重畳してフォー
カス電極14をドライブすることにより最適フォーカス
に調整する。
ォーカス径検出手段15で輝度とフォーカス径の関係か
ら測定し、フォーカス径ffが最小となるよう波形制御
回路16で水平・垂直のパラボラ波形の電圧振幅を制御
する。そして、波形制御回路16により制御されたパラ
ボラ波形の電圧振幅の平均値から波高値までの電圧レベ
ル64を直流電圧補正回路51で検出し、その変化分を
直流バイアス電圧制御回路50に加えて直流バイアス電
圧を補正し、補正された直流バイアス電圧に前記水平・
垂直両成分の合成されたパラボラ波形を重畳してフォー
カス電極14をドライブすることにより最適フォーカス
に調整する。
【0022】この直流電圧補正回路51による補正によ
って、水平・垂直両成分の合成されたパラボラ波形の電
圧振幅の平均値62が変化しても常にフォーカス電極1
4の直流バイアス電圧は直流バイアス電圧制御回路50
で設定した画面中央での最適電圧値に固定される。画面
中央のフォーカス径feと画面隅のフォーカス径ffとが
同時に最小とならない場合は、fa、fbと同様に平均値
を最小とするような制御を用いることができる。
って、水平・垂直両成分の合成されたパラボラ波形の電
圧振幅の平均値62が変化しても常にフォーカス電極1
4の直流バイアス電圧は直流バイアス電圧制御回路50
で設定した画面中央での最適電圧値に固定される。画面
中央のフォーカス径feと画面隅のフォーカス径ffとが
同時に最小とならない場合は、fa、fbと同様に平均値
を最小とするような制御を用いることができる。
【0023】以上のようにして、CRT画面のフォーカ
スを自動的に高精度に調整することができる。
スを自動的に高精度に調整することができる。
【0024】なお、本実施例ではフォーカス径検出手段
での検出を画面中央および画面隅の2ヶ所で行う場合に
ついて説明したが、検出箇所を増やし波形制御を行うこ
とにより、フォーカスの精度をいっそう向上させること
ができることは言うまでもない。
での検出を画面中央および画面隅の2ヶ所で行う場合に
ついて説明したが、検出箇所を増やし波形制御を行うこ
とにより、フォーカスの精度をいっそう向上させること
ができることは言うまでもない。
【0025】また、本実施例ではテストパターンに図2
のようなクロスハッチ信号を用いたが、クロスハッチ信
号に限定するものではなくドットパターンなど他のテス
トパターンでもフォーカス径の測定ができることは言う
までもない。
のようなクロスハッチ信号を用いたが、クロスハッチ信
号に限定するものではなくドットパターンなど他のテス
トパターンでもフォーカス径の測定ができることは言う
までもない。
【0026】さらに、本実施例ではパラボラ波形として
説明したが、パラボラ波形に限定するものではなく、x
4波形など他の波形にも適用されることは言うまでもな
い。
説明したが、パラボラ波形に限定するものではなく、x
4波形など他の波形にも適用されることは言うまでもな
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、フォー
カス径検出手段でテスト信号発生手段より発生したテス
トパターンのフォーカス径fを輝度とフォーカス径の関
係を用いて測定し、フォーカス径fが最小となるようフ
ォーカス補正用波形の電圧振幅または直流バイアス電圧
を自動補正することにより、短時間で正確に全画面にわ
たる高精度なフォーカス特性を得ることができ、その実
用的効果は大きい。
カス径検出手段でテスト信号発生手段より発生したテス
トパターンのフォーカス径fを輝度とフォーカス径の関
係を用いて測定し、フォーカス径fが最小となるようフ
ォーカス補正用波形の電圧振幅または直流バイアス電圧
を自動補正することにより、短時間で正確に全画面にわ
たる高精度なフォーカス特性を得ることができ、その実
用的効果は大きい。
【図1】本発明の第一の実施例におけるフォーカス装置
のブロック図
のブロック図
【図2】同実施例のテスト信号発生回路で発生するテス
トパターン図
トパターン図
【図3】同実施例のフォーカス径測定手段での輝度とフ
ォーカス径の関係を示す特性図
ォーカス径の関係を示す特性図
【図4】本発明の第二の実施例におけるフォーカス装置
のブロック図
のブロック図
【図5】本発明の第三の実施例におけるフォーカス装置
のブロック図
のブロック図
【図6】同第三の実施例におけるパラボラ波形の電圧振
幅の平均値と波高値との関係を示す図
幅の平均値と波高値との関係を示す図
【図7】従来例のフォーカス装置のブロック図
【図8】フォーカス補正用波形を示す図
14 フォーカス電極 15 フォーカス径検出手段 16 波形制御回路 17 テスト信号発生手段 40、50 直流バイアス電圧制御回路 51 直流電圧補正回路 62 電圧振幅の平均値 63 波高値 64 電圧振幅の平均値から波高値までの電圧レベル
Claims (3)
- 【請求項1】偏向回路に同期したフォーカス補正用波形
の電圧を発生する波形発生回路と、高圧の直流電圧を発
生し、その直流電圧に前記フォーカス補正用波形を重畳
するフライバックトランスと、前記フライバックトラン
ス出力が印加されて電子ビームを集束させる陰極線管の
フォーカス電極と、テストパターンを発生するテスト信
号発生手段と、前記テスト信号発生手段のテストパター
ンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出するフ
ォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の出
力に基づき前記フォーカス補正用波形の電圧振幅を制御
する波形制御回路とを有するフォーカス装置。 - 【請求項2】偏向回路に同期したフォーカス補正用波形
の電圧を発生する波形発生回路と、高圧の直流電圧を発
生し、その直流電圧に前記フォーカス補正用波形を重畳
するフライバックトランスと、前記フライバックトラン
ス出力が印加されて電子ビームを集束させる陰極線管の
フォーカス電極と、テストパターンを発生するテスト信
号発生手段と、前記テスト信号発生手段のテストパター
ンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出するフ
ォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の出
力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス電
圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォー
カス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用波
形の電圧振幅を制御する波形制御回路とを有するフォー
カス装置。 - 【請求項3】偏向回路に同期したフォーカス補正用波形
の電圧を発生する波形発生回路と、高圧の直流電圧を発
生し、その直流電圧に前記フォーカス補正用波形を重畳
するフライバックトランスと、前記フライバックトラン
ス出力が印加されて電子ビームを集束させる陰極線管の
フォーカス電極と、テストパターンを発生するテスト信
号発生手段と、前記テスト信号発生手段のテストパター
ンにより少なくとも2ヶ所のフォーカス径を検出するフ
ォーカス径検出手段と、前記フォーカス径検出手段の出
力に基づき前記フライバックトランスの直流バイアス電
圧を制御する直流バイアス電圧制御回路と、前記フォー
カス径検出手段の出力に基づき前記フォーカス補正用波
形の電圧振幅を制御する波形制御回路と、前記波形発生
回路の出力振幅に応じて前記直流バイアス電圧制御回路
の直流バイアス電圧を補正する直流電圧補正回路とを有
するフォーカス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23782393A JPH0795440A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | フォーカス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23782393A JPH0795440A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | フォーカス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795440A true JPH0795440A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17020935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23782393A Pending JPH0795440A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | フォーカス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795440A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23782393A patent/JPH0795440A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4316211A (en) | Color kinescope convergence measuring system | |
US5959414A (en) | Moire reducing apparatus | |
EP0556839B1 (en) | Cathode ray tube control apparatus | |
JPH0148553B2 (ja) | ||
JPH0795440A (ja) | フォーカス装置 | |
US6304034B1 (en) | Cathode ray tube and image correcting method | |
JPH11331630A (ja) | 画像歪みの補正方法及び装置 | |
JPH06303623A (ja) | 陰極線管制御装置 | |
JPH07115653A (ja) | フォーカス装置 | |
JPH06303448A (ja) | フォーカス制御装置 | |
JPH06296282A (ja) | 陰極線管制御装置 | |
KR0129959B1 (ko) | 칼라음극선관의 컨버젼스 측정방법 및 장치 | |
US5644196A (en) | Beam landing location error correction arrangement | |
JPH0818986A (ja) | 自動コンバーゼンス装置 | |
KR100275008B1 (ko) | 디스플레이 장치의 사다리꼴 국부 왜곡 보정 장치 및 방법 | |
JP3250287B2 (ja) | 陰極線管のビームスポットの位置ずれの測定方法及び測定装置 | |
JPH04326693A (ja) | 画像補正装置 | |
JPH07115654A (ja) | 自動コンバーゼンス装置 | |
JPH0927919A (ja) | モアレ低減装置 | |
JPH0576017A (ja) | 画像補正装置 | |
JPH06121178A (ja) | 陰極線管制御装置 | |
JPS5895472A (ja) | 陰極線管駆動装置 | |
JPH04172095A (ja) | 画像補正装置 | |
JPH05236485A (ja) | 陰極線管制御装置 | |
JPH09298675A (ja) | モアレ低減装置 |