JPH04326693A - 画像補正装置 - Google Patents

画像補正装置

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Publication number
JPH04326693A
JPH04326693A JP9716791A JP9716791A JPH04326693A JP H04326693 A JPH04326693 A JP H04326693A JP 9716791 A JP9716791 A JP 9716791A JP 9716791 A JP9716791 A JP 9716791A JP H04326693 A JPH04326693 A JP H04326693A
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JP
Japan
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correction
signal
detection
light
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP9716791A
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English (en)
Inventor
Susumu Tsujihara
辻原 進
Tomohisa Tagami
知久 田上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラ−テレビジョン受像
機を補正する装置に関し、各種の補正を自動的に行う画
像補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に3原色を発光する3本の投写管を
用いてスクリ−ンに拡大投写するビデオプロジェクター
においては、投写管のスクリ−ンに対する入射角(以下
集中角と呼ぶ)が各投写管で異なるためスクリ−ン上で
色ずれ、フォーカスずれ、偏向歪、輝度変化が生じる。 これらの各種の補正は、水平および垂直走査周期に同期
させてアナログ的な補正波形をつくり、この波形の大き
さ、形を変えて調整する方式をとっているが、補正精度
の点で問題がある。また各種の補正をスクリーン上での
ずれを目視により観察して手動で補正するため、調整時
間がかかるという問題がある。そこでコンバ−ゼンス精
度の高い方法として、特公昭59−8114号公報のデ
ィジタルコンバ−ゼンス装置が、また自動的に偏向歪を
補正する方法として、特開昭58−24186号公報の
電子ビーム偏向制御装置が提案されている。
【0003】(図14)に従来に自動補正が可能な画像
補正装置のブロック図を示す。シャドウマクス43面に
塗布されたインデックス蛍光体から電子ビーム位置を検
出器60で検出し、この検出信号からコンバーゼンス補
正用や幾何学的歪補正用の信号を処理装置66で作成し
ている。処理装置66からの信号は波形発生装置52に
供給されて、コンバーゼンスヨーク44や偏向ヨーク4
6を駆動するための各走査波形を発生し、自動的にコン
バーゼンスと幾何学的歪が補正できる。
【0004】以上のように、コンバーゼンスや幾何学的
歪等の電子ビームの位置制御を自動的に補正することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、画面上の色ずれや幾何学的歪補正以外の
、フォーカスずれ、輝度、色純度等の各種の補正データ
の入力が必要であるため調整時間が非常にかかるという
問題点を有していた。また、陰極線管内のシャドウマク
ク面にインデックス蛍光体が塗布されているため、特殊
な陰極線管が必要であると共に、シャドウマクク面の熱
的変形に検出誤差が生じる問題点を有していた。また複
数の投写管を用いて拡大投写するビデオプロジェクター
には適応できないという問題点を有していた。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、外部に光電変換
素子を設け、電子ビームや光の位置と量を検出して、自
動的に補正することにより高精度の補正と調整時間を大
幅に短縮できる直視型や投写型のCRT表示装置の画像
補正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1〜3の本発明は
、表示画上に映出されたテスト信号を検出する検出手段
と、検出面の所定位置に設けた複数の光遮蔽板によりテ
スト信号の位置を抽出する抽出手段と、抽出手段からの
抽出信号に応じて前記表示手段の電子ビームや光の位置
を補正する補正信号を発生する発生手段を備えている。
【0008】また、検出面の所定位置に斜め光遮蔽板を
設けて抽出する手段を備えている。また、所定位置に設
けた光遮蔽板に対応する位置でテスト信号を検出する手
段を備えている。
【0009】請求項4〜6の本発明は、画面上の光の位
置やレベルを検出手段と、検出手段からの検出信号に応
じて各種の補正信号を発生する手段を備えている。
【0010】また、検出手段は光の位置とレベルを検出
する第1と第2の光電変換素子で構成される手段を備え
ている。
【0011】また、位置検出信号では色ずれや幾何学歪
、レベル検出信号では色純度やホワイトバランスの補正
信号を発生する手段を備えている。
【0012】請求項7〜8の本発明は、方角と各部の磁
気強度と方向を検出する検出手段と、検出信号により画
面上の電子ビームの位置を補正する補正信号を発生する
手段を備えている。
【0013】また、発生手段は方角検出信号により粗調
整用の補正信号を、磁気強度検出信号により微調整用の
補正信号を発生する手段を備えている。
【0014】
【作用】請求項1〜3記載の発明によれば、画面からの
画像光を光遮蔽して光電変換手段により位置情報を検出
し、この検出信号により位置を補正する補正信号を作成
することにより、高精度の補正と表示装置の無調整化を
実現できる。また直視型から投写型の各種のCRT表示
装置に容易に対応可能である。
【0015】請求項4〜6記載の発明によれば、画面か
らの画像光の位置と量を検出し、この検出信号により各
種の補正信号を作成し補正することにより、高精度でか
つ自動的に補正できるため表示装置の完全な無調整化を
実現できる。
【0016】請求項7〜8記載の発明によれば、方角や
各部磁気強度を検出し、この検出信号により電子ビーム
の位置を補正する補正信号を作成することにより、高精
度の色純度が自動的に補正できるため、安定な均一画像
が実現できる。
【0017】
【実施例】(図1(a))は本発明の第1の一実施例に
おける画像補正装置のブロック図を示すものである。 (図1(b))は(図1(a))の遮蔽板1の説明図で
ある。(図1(a)(b))において、48は同期信号
が供給される入力端子、4は入力端子50からの同期信
号に同期した偏向波形を作成するための偏向部、5は入
力端子48からの映像信号の振幅等を制御するための信
号処理部、1は陰極線管40の画像光を遮蔽して画面上
の電子ビームや光の位置するための複数個の斜めスリッ
ト6で構成された光遮蔽板、2は前記遮蔽板1からの抽
出された光信号より光の位置を検出するための検出部、
3は前記検出部2からの検出信号から光に位置を補正す
るための補正信号を作成するための補正波形作成部であ
る。
【0018】以上のように構成された本実施例の画像補
正装置について、以下その動作を説明する。入力端子5
0には同期信号が入力され、偏向部4で画面をラスタ走
査するための補正電流を作成し偏向ヨーク46やコンバ
ーゼンスヨーク44に供給して走査速度を制御している
。入力端子48からの映像信号が入力され、信号処理部
5で陰極線管(以降CRTと呼ぶ)4のカソード電極を
駆動するための各種の信号処理や増幅を行っている。 CRT40の画面光は複数個のスリットが配置された光
遮蔽板1で電子ビーム(光)の特定位置の光の位置を抽
出している。このスリット6の形状は各走査方向の位置
を検出できるように斜め状の形状となっている。遮蔽板
1からの光は検出部2で光電変換された後、位置検出及
び計測し、この検出信号から補正波形作成部3でコンバ
ーゼンスや幾何学歪の補正を行うための最適補正波形を
作成している。前記補正波形作成部3からの補正波形は
走査を制御するための偏向部4に供給されて補正される
【0019】以上にように、画面上の電子ビームの位置
を光遮蔽板を設けて容易に検出し、この検出信号により
各種補正波形を求めるもとにより自動的に各種の補正を
行うことがである。
【0020】次に、制御手段について詳細に説明するた
め(図2)のブロック図と(図3)の波形図を用いる。 検出部2は光電変換素子11と時間−電圧変換(T−V
)12と計測回路13で構成され、偏向部4は画面振幅
.偏向歪補正回路9とコンバーゼンス補正回路10で構
成されている。(図3(h))に遮蔽板1に設けられた
スリット6の全体構成図を示し、その拡大図を(図3(
a))に示すように、斜めスリット6の形状は/字状と
なっている。(図3(a))に示す斜めスリット6上の
テスト信号14,15が映出された場合、その抽出され
る光はタイミング信号は(図3(d))に示す波形とな
る。 遮蔽板1からの光は光電変換素子11に供給される。光
電変換素子11で光電変換された信号は時間−電圧変換
12に供給されて、時間軸を電圧情報に変換した後計測
回路13に入力される。計測回路13では基準信号(図
3(a))の信号14と集束信号(図3(a))の信号
15のタイミングやレベルが計測される。
【0021】(図3(a))の水平方向のコンバーゼン
ス等の位置計測を行う場合は(図3(b))のように、
基準信号(G信号)と集束信号(RB信号)の位置ずれ
量t1を計測する。また垂直方向のコンバーゼンス等の
位置計測を行う場合も同様に図3(c))のように、基
準信号(G信号)と集束信号(RB信号)の位置ずれ量
t2を計測する。計測の方法としては、(図3(b)(
c))のタイミングパルスをもとに(図3(e))と(
図3(f))に示すようになゲート信号を作成し、この
信号から(図3(f)(g))に示すランプ信号を発生
して時間軸を電圧情報に変換している。従って、水平方
向の補正量としてはV1、垂直方向の補正量としてはV
2の直流電圧が算出できる。以上の時間−電圧変換12
からの時間電圧変換された信号は、計測回路13に供給
されて各補正方向のずれ量が計測する。前記計測回路1
3からの位置ずれが計測された信号は補正波形作成部3
に供給され、各種の補正波形を作成している。位置ずれ
量を計測したデータからは、コンバーゼンスや偏向歪、
画面振幅等を制御するための補正波形を作成している。
【0022】なお、本発明では(図3)に示すように代
表点のみの補正手段について説明したが、全画面の補正
を行うためには、(図3(e))に示す各光電変換素子
11からの情報を順次検出して行うことによりダイナミ
ック的な補正が実現できる。位置ずれ量は従来例でも述
べたようにディジタルコンバーゼンス方式により行うこ
とができ、その基本ブロック図を(図4)に示す。その
構成は、同期信号より各種アドレス信号を作成するため
のアドレス発生回路16と、各補正点のデータを記憶す
るたためのメモリ17と、補正点間のデータ補間を行う
ための補間回路18と、補間されたデータをアナログ量
に変換するためのD/A変換器19と、アナログ量を平
滑するためのLPF(低域通過フィルタ)20で構成さ
れている。
【0023】以上にように、偏向部4では各色の表示領
域が全画面に渡って均一に位置するための偏向直線性の
補正波形や、画面振幅の補正データにより偏向補正が行
われ偏向コイルを駆動している。また各色の表示領域が
全画面に渡って同一に位置するための色ずれの補正波形
やデータによりコンバーゼンス補正が行われコンバーゼ
ンスヨークを駆動している。
【0024】次に、検出手段について詳細に説明するた
め(図5)の画面図を用いる。(図5)に遮蔽板6とテ
スト信号の映出の方法の画面図を示す。(図5(a))
に複数のスリット6が配列された遮蔽板1を、(図5(
b))に水平方向の位置ずれを検出する場合のテスト信
号を、(図5(c))に垂直方向の位置ずれを検出すえ
う場合のテスト信号を示し、各検出方向とも左から右方
向のテスト信号が順次シフトして検出を行っている。(
図5(a))の示す複数のスリット6に対応する位置に
(図5(b)(c))の各方向のテスト信号が映出され
るように設定され、位置検出が行われる。
【0025】次に、複数の投写管を用いて大画面表示を
行うビデオプロジェクターの場合の構成について説明す
るため、(図6)の構成図を用いる。(図1)ではCR
Tを用いた直視型タイプについて説明したが、投写型の
ビデオプロジェクターの場合においても同様に行うこと
ができる。(図6)において、23は大画面を表示する
ためのスクリーン、24は複数の投写管を駆動するため
のブデオプロジェクターである。スクリーン23に投写
されたテスト信号は、遮蔽板1と検出部2により位置ず
れ量が求めされる。よって、直視型から投写型の各種の
CRT表示装置に適応できる。
【0026】また、斜めスリットの角度は水平及び垂直
方向を両方検出する観点からは45度が有利であるが、
水平及び垂直の補正量を考慮すると補正量の大きい方に
設定する方が有利である。一般にCRT表示装置を考え
ると、水平方向の補正量が大きいため角度的には45度
より寝かせる方向(45度以下)に設定する方が有利と
考えられる。
【0027】以上のようにこの実施例によれば、画面か
らの画像光を光遮蔽して光電変換手段により位置情報を
検出し、この検出信号により位置を補正する補正信号を
作成することにより、高精度の補正と表示装置の無調整
化を実現できる。また直視型から投写型の各種のCRT
表示装置に容易に対応可能である。また、光電変換素子
をCRT外部からの装着が可能であるため、特殊なCR
Tを必要としない点や、シャドウマクスの熱的変形によ
る検出誤差が生じないため高精度の補正が実現できると
共に、補正点数の変更に対しても容易に対応可能である
。また、画面上に複数個の調整点を設け調整点間のデー
タ補間を行って補正波形を作成することにより、安定で
高精度の補正が実現することができる。
【0028】(図7)〜(図10)に本発明の第2の実
施例の画像補正装置を示すものである。第1の実施例の
構成と異なるのは、画面からの画像光の位置と量を検出
し、この検出信号により各種の補正信号を作成して自動
補正を行うようにした点である。本発明の第2の実施例
の画像補正装置のブロック図を示す(図7)において、
25は表示画面からの画像光の位置とレベルを検出する
ための検出部、33は前記検出部25からの検出信号か
ら光に位置や量を補正するための補正信号を作成するた
めの補正波形作成部、27は前記補正波形発生部33か
らの補正信号により各種の信号処理を行うための信号処
理部である。(図7)において第1の実施例と同様の動
作を行うものは同じ番号で示し説明は省略する。
【0029】本実施例の画像補正装置を詳細に説明する
ため(図8)の検出対象と各補正の関係表を用いる。 (図7)の陰極線管40の画面上の映出された画像光は
検出部25でその光の位置と量が検出される。(図8)
に示すように検出対象とその関係は、光の位置検出では
コンバーゼンスや幾何学歪の補正に対応し、光の量(レ
ベル)検出ではビームランディングやユニフォニティま
たホワイトバランスの補正に対応している。従って、検
出部25からの光の位置と量が検出された検出信号は補
正波形作成部33に供給されて、各種の補正信号が作成
される。補正波形発生部33からの補正信号は偏向部4
と信号処理部27に供給されており、偏向部4には色ず
れを補正するためのコンバーゼンス補正信号と、偏向直
線性等の幾何学歪を補正するための偏向補正信号が供給
される。また信号処理部27には地磁気等の影響により
色純度が変化を補正するためのビームランディング補正
信号と、CRTに起因する輝度むら等を補正するための
ユニフォニティ補正信号や、ローライトやハイライトの
階調性のバランスを補正するためのホワイトバランス補
正信号が供給され、(図8)に示す各種の補正が画像光
の位置と量に応じて自動的に補正される。
【0030】以上にように、画面からの画像光の位置と
量を検出し、この検出信号により各種の補正信号を求め
るもとにより自動的に各種の補正を行うことがである。
【0031】次に、制御手段について詳細に説明するた
め(図9)のブロック図と(図10)の画面図を用いる
。検出部25は光の位置を検出するための光電変換素子
11と光の量を検出するための光電変換素子32と時間
−電圧変換(T−V)12と計測回路35で構成され、
偏向部4は画面振幅.偏向歪補正回路9とコンバーゼン
ス補正回路10で構成され、信号処理部27はユニフォ
ミティ補正回路28と直流再生回路29と利得制御回路
30とランディング補正回路31で構成されている。な
お、コンバーゼンス補正と幾何学歪を補正する動作につ
いては第1の実施例と同様のため、信号処理部29につ
いて詳細に説明する。CRT40の画面上36に(図1
0)に示すように各種の補正のためのテスト信号が映出
され、この光の量を光電変換素子32で光電変換される
。光電変換素子32で光電変換された信号は計測回路1
3に入力される。計測回路13では基準信号とのレベル
の比較と各画面位置でのサンプルホールドを行って直流
電位に変換された後、補正波形作成部33に供給されて
光の量に対応した補正信号を作成している。
【0032】第1番目にホワイトバランスの補正を行う
場合について説明する。ホワイトバランス補正とは、C
RT40に発光特性に起因する各階調毎の色バランスを
補正するものであり、(図10(a))に示す各階調の
テスト信号をCRT40の画面上36に映出し、各階調
の光の量を光電変換素子32で検出される。光電変換素
子32で光電変換された信号は計測回路35でレベルが
計測され、計測された信号は補正波形作成部33に供給
される。補正波形作成部33では(図10(a))に示
す、黒レベル信号の0%や25%信号でローライトの補
正信号を、白レベル信号の75%や100%信号でハイ
ライトの補正信号が作成される。ローライト補正信号は
直流再生回路29に供給されてCRT40に駆動するR
GB信号のカットオフを制御している。またハイライト
補正信号は利得制御回路30に供給されてCRT40に
駆動するRGB信号の振幅を制御することにより、自動
的にホワイトバランスの補正を行うことができる。
【0033】第2番目にユミフォミティの補正を行う場
合について説明する。ユミフォミティ補正とは、CRT
に起因する画面各部での輝度のバラツキを補正するもの
であり、(図10(b))に示すホワイト信号をCRT
40の画面上36に映出し、各部の光の量を光電変換素
子32で検出される。光電変換素子32で光電変換され
た信号は計測回路35で(図10(c))の各補正点で
のレベルが計測され、計測された信号は補正波形作成部
33に供給される。補正波形作成部33では(図10(
c))に示す、各調整点毎の補正信号が作成される。こ
の補正信号は映像信号と補正波形を乗算して変調映像信
号を作成するユニフォミティ補正回路28供給されてC
RT40に駆動するRGB信号の各部の振幅を制御する
ことにより、自動的に均一画面を表示するためのユニフ
ォミティの補正を行うことができる。
【0034】第3番目にビームランディングの補正を行
う場合について説明する。ビームランディング補正とは
、特に地磁気に起因する画面各部の色純度の低下を補正
するものであり、(図10(b))に示すホワイト信号
をCRT40の画面上36に映出し、各部の光の量を光
電変換素子32で検出される。光電変換素子32で光電
変換された信号は計測回路35で(図10(b))の画
面中心部と周辺部でのレベルが計測され、計測された信
号は補正波形作成部33に供給される。補正波形作成部
33では(図10(d))に示す、CRT40の電子ビ
ームをX,Y,Z軸方向に移動させて各色の光の量が最
大となる各部毎の補正信号が作成される。この補正信号
は画面中心軸の補正では受像機内の外枠の各面をコイル
で覆い補正するX,Y,Z軸の地磁気キャンセル方法や
、画面周辺部ではCRTの周辺部にランディング補正コ
イル34を装着して周辺補正方法等のランディング補正
回路31供給されて陰極線管40に駆動するRGB信号
の電子ビームの位置を制御することにより、自動的に均
一画面を表示するためのビームランディングの補正を行
うことができる。以上ように、光に位置検出によるコン
バーゼンスや幾何学歪補正以外に、光の量を検出してビ
ームランディング補正や、ユニフォニティ補正や、ホワ
イトバランス補正を行うことにより画像の均一化の自動
補正は実現できる。
【0035】以上のようにこの実施例によれば、画面か
らの画像光の位置と量を検出し、この検出信号により各
種の補正信号を作成し補正することにより、高精度でか
つドリフトや変動等に対しても自動的に補正できるため
表示装置の完全な無調整化を実現できる。また、画面上
に複数個の調整点を設け調整点間のデータ補間を行って
補正波形を作成することにより、安定で高精度の補正が
実現することができる。
【0036】(図11)〜(図12)に本発明の第3の
実施例の画像補正装置を示すものである。第1の実施例
の構成と異なるのは、方角や各部磁気強度を検出し、こ
の検出信号により電子ビームの位置を補正する補正信号
を作成して自動補正を行うようにした点である。本発明
の第3の実施例の画像補正装置のブロック図を示す図1
1において、73はセットの方角や画面上の各部の磁気
強度を検出するための磁気検出部、72は前記検出部7
3からの検出信号からランディングを補正するための補
正信号を作成するための補正波形作成部、74は前記補
正波形発生部72からの補正信号によりセット内の磁気
を補正するためのランディング補正部、71は手動で地
磁気を設定するための方角設定部である。(図11にお
いて第1の実施例と同様の動作を行うものは同じ番号で
示し説明は省略する。(図11(a))にブロック図、
(図11(b))にランディング補正を行うランディン
グ補正部の詳細な構成図を示す。
【0037】以上のように構成された本実施例の画像補
正装置について、以下その動作を説明する。磁気検出部
73ではセットの方角と画面上の各部の磁界強度を例え
ばホール素子で検出しており、この検出信号をもとに補
正波形作成部72で地磁気の方角を補正するための方角
補正信号や、陰極線管40の表示画面36の周辺部の部
分補正するための周辺補正信号を作成している。補正波
形作成部72からの補正信号はランディング補正部74
に供給されて方角や周辺磁気の補正をキャンセルする方
向に補正される。また方角設定部71により手動で方角
設定が可能である。ランディング補正部74は(図11
(b))に示すように、セット外枠にX,Y軸の磁気キ
ャンセルコイルや画面周辺部にランディング補正コイル
34を設けることにより磁界補正を行っている。
【0038】以上にように、方角や各部磁気強度を検出
し、この検出信号により電子ビームの位置を補正する補
正信号を作成して自動補正を行うことができる。
【0039】本実施例の画像補正装置を詳細に説明する
ため(図12(a))の地磁気によるビームの動きを示
す影響図を用いる。同図に地磁気(各方角)と(図12
(b))の垂直磁気の電子ビームの動きを示すように、
各方角や北−南半球により画面上での電子ビームの影響
が大きく異なる。特にハイビジョン等のシャドウマクス
ピッチの小さいCRTでは、色純度の点で重要な項目と
なる。従って、(図11)に示すように各軸の補正(X
,Y,Z軸補正)や周辺部(周辺部のランディングコイ
ル)を行うことにより、完全に磁気キャンセルを行うこ
とにより均一な画像を自動的に映出できる。なお、補正
コイルには直流電流を各方角毎に極性と量の制御するこ
とにより実現できる。
【0040】次に、検出と補正方法について詳細に説明
するため(図13)の構成図を用いる。(図13(a)
)には地磁気と周辺部の補正を行うため表示画面周辺部
に8個のランディング補正コイルを設けている。また(
図13(b)(c))に画面全体の補正を行うため(d
)のセット外枠の対象位置2面にX,Y軸補正コイルを
設けている。(図13(d))に全体構成図を示す。セ
ット内の方角検出信号により(図13(a))の各部に
大まかな補正データと、(図13(b)(c))のX軸
,Y軸に最適な補正データが読み出される。次に周辺部
の補正では、各ランディング補正コイル81〜88に対
応する補正点A〜Iに対応する位置に磁気検出素子の例
えばホール素子が設けられ、磁気強度が検出される。こ
の磁界強度が無磁界をとなる方向に各補正コイルに最適
電流が供給され自動的に補正される。
【0041】以上のようにこの実施例によれば、方角や
各部磁気強度を検出し、この検出信号により電子ビーム
の位置を補正する補正信号を作成することにより、高精
度の色純度が自動的に補正できるため、安定な均一画像
を実現することができる。
【0042】なお、第1〜3の実施例において、理解を
容易にするためCRTを用いた表示装置について述べた
が、それ以外の表示装置についても有効であることは言
うまでもない。
【0043】また、第1の実施例において、テスト信号
と光遮蔽部の形状は水平,垂直テスト信号と斜めスリッ
トを用いた場合について述べてきたが、それ以外の形状
についても有効であることは言うまでもない。
【0044】また、第2の実施例において、光の位置の
検出方法としては表示画面を外部から検出する場合につ
いて述べたが、直視型ではシャドウマクス面に検出素子
を塗布して検出する方法や、投写型ではスクリーン面の
検出素子を塗布して検出方法としてもよい。
【0045】また、第3の実施例において、方角と磁気
強度を検出する素子としてはホール素子を用いた場合に
ついて述べたが、それ以外の磁界検出素子でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3記載
の発明によれば、画面からの画像光を光遮蔽して光電変
換手段により位置情報を検出し、この検出信号により位
置を補正する補正信号を作成することにより、高精度の
補正と表示装置の無調整化を実現できる。また直視型か
ら投写型の各種のCRT表示装置に容易に対応可能であ
る。また、光電変換素子をCRT外部からの装着が可能
であるため、特殊なCRTを必要としない点や、シャド
ウマクスの熱的変形による検出誤差が生じないため高精
度の補正が実現できると共に、補正点数の変更に対して
も容易に対応可能である。
【0047】また請求項4〜6記載の発明によれば、画
面からの画像光の位置と量を検出し、この検出信号によ
り各種の補正信号を作成し補正することにより、高精度
でかつドリフトや変動等に対しても自動的に補正できる
ため表示装置の完全な無調整化を実現できる。また、画
面上に複数個の調整点を設け調整点間のデータ補間を行
って補正波形を作成することにより、安定で高精度の補
正が実現することができる。
【0048】また請求項7〜8記載の発明によれば、方
角や各部磁気強度を検出し、この検出信号により電子ビ
ームの位置を補正する補正信号を作成することにより、
高精度の色純度が自動的に補正できるため、安定な均一
画像を実現することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における画像補
正装置のブロック図である。 (b)は(a)の遮蔽板の説明図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図3】(a)〜(g)は本発明の一実施例の動作の動
作波形図と画面図である。(h)は本発明の一実施例の
遮蔽板の画面図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するためのブロ
ック図である。
【図5】(a)(b)(c)は本発明の一実施例の動作
の表示画面図である。
【図6】本発明の一実施例の動作の投写型に応用したと
きの構成図である。
【図7】本発明の第2の一実施例における画像補正装置
のブロック図である。
【図8】本発明の第2の一実施例の動作を説明するため
の関係図である。
【図9】本発明の第2の一実施例の動作を説明するため
のブロック図である。
【図10】(a)〜(d)は本発明の第2の一実施例の
動作の表示画面図と構成図である。
【図11】(a)は本発明の第3の一実施例における画
像補正装置のブロック図である。 (b)は本発明の第3の一実施例におけるランディング
補正を行なうランディング補正部の詳細な構成図である
【図12】(a)(b)は本発明の第3の一実施例の動
作を説明するための関係図である。
【図13】(a)〜(d)は本発明の第3の一実施例の
動作を説明するための構成図である。
【図14】従来の画像補正装置のブロック図である。
【符号の説明】
1  遮蔽板 2,25  検出部 3,26,72  補正波形作成部 4  偏向部 5,27  信号処理部 6  斜めスリット 73  磁気検出部 71  方角設定部 74  ランディング補正部 40  陰極線管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カラーテレビジョン受像機の受像情報
    を表示する表示手段と、前記表示画上に映出されたテス
    ト信号を検出する検出手段と、前記検出面の所定位置に
    設けた複数の光遮蔽板によりテスト信号の位置を抽出す
    る抽出手段と、前記抽出手段からの抽出信号に応じて前
    記表示手段の電子ビームや光の位置を補正する補正信号
    を発生する発生手段と、前記発生手段からの出力により
    前記表示手段を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴
    とする画像補正装置。
  2. 【請求項2】  抽出手段は斜め光遮蔽板を検出面の所
    定位置に設けて抽出したことを特徴とする請求項1記載
    の画像補正装置。
  3. 【請求項3】  検出手段は所定位置に設けた光遮蔽板
    に対応する位置でテスト信号を検出したことを特徴とす
    る請求項1記載の画像補正装置。
  4. 【請求項4】  カラーテレビジョン受像機の受像情報
    を表示する表示手段と、前記表示画上の所定位置に複数
    の光電変換素子を設け、電子ビームや光の位置とレベル
    を検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に
    応じて前記表示手段の電子ビームや光の位置と量を補正
    する補正信号を発生する発生手段と、前記発生手段から
    の出力により、前記表示手段を駆動する駆動手段を備え
    たことを特徴とする画像補正装置。
  5. 【請求項5】  検出手段は光の位置を検出する第1の
    光電変換素子と、光のレベルを検出する第2の光電変換
    素子で構成したことを特徴とする請求項4記載の画像補
    正装置。
  6. 【請求項6】  発生手段は位置検出信号により色ずれ
    や幾何学歪の補正信号を発生し、レベル検出信号により
    色純度やホワイトバランスの補正信号を発生したことを
    特徴とする請求項4記載の画像補正装置。
  7. 【請求項7】  カラーテレビジョン受像機の受像情報
    を表示する表示手段と、前記表示手段に表示画上の所定
    位置に複数の磁気検出素子を設け、方角と磁界強度を検
    出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に応じ
    て前記表示手段の電子ビームや位置を補正する補正信号
    を発生する発生手段と、前記発生手段からの出力により
    、前記表示手段を駆動する駆動手段を備えたことを特徴
    とする画像補正装置。
  8. 【請求項8】  発生手段は方角検出信号により粗調整
    用の補正信号を発生し、各部の磁界強度検出信号により
    微調整用の補正信号を発生したことを特徴とする請求項
    7記載の画像補正装置。
JP9716791A 1991-04-26 1991-04-26 画像補正装置 Pending JPH04326693A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339639B1 (ko) * 1999-04-06 2002-06-05 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 화상보정방법 및 화상보정장치와 음극선관 디스플레이장치

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