JPH09247490A - 遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器 - Google Patents

遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器

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JPH09247490A
JPH09247490A JP9056827A JP5682797A JPH09247490A JP H09247490 A JPH09247490 A JP H09247490A JP 9056827 A JP9056827 A JP 9056827A JP 5682797 A JP5682797 A JP 5682797A JP H09247490 A JPH09247490 A JP H09247490A
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signal
delay
delay compensation
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JP9056827A
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Hyonsoku Kim
ヒョンソク キム
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    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
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    • HELECTRICITY
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    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/96Circuit elements other than coils, reactors or the like, associated with the tube
    • H01J2229/964Circuit elements other than coils, reactors or the like, associated with the tube associated with the deflection system

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカス回路の浮遊容量により発生する遅
延を補償するダイナミックフォーカス増幅器を提供す
る。 【解決手段】 二つの単安定マルチバイブレータ(IC
1,IC2)から構成され,入力された水平フライバッ
ク信号に応じてDC制御され適切なデューティサイクル
により遅延を補償できる矩形波を形成する遅延補償回路
部(10)と,その出力矩形波に応じて水平パラボラ波
形を生成するフォーカス波形発生部(20)と,その出
力水平パラボラ波形に応じて調整された利得値によりそ
の後端に十分な電流を供給するために増幅する増幅部
(30)と,遅延補償回路部及び波形発生部の動作を制
御する制御信号を出力する制御部(40)とから構成さ
れ,DC調整によりユーザがダイナミックコントロール
を調整できるので,高解像度ディスプレイ装置における
フォーカス滲みを解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遅延補償ダイナミッ
クフォーカス増幅器に係り,特に制御部の制御信号とし
て,二つの単安定マルチバイブレータを用いて,入力同
期信号に対応して出力パルスを遅延させてパルス幅を変
更し,単安定マルチバイブレータの出力信号を入力とし
て水平パラボラ信号を形成して増幅してからフォーカス
回路(フォーカスパッケージ)に印加することにより遅
延を補償する遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常のTVや低解像度のディスプレイ装
置では,不適切なフォーカス電圧に起因する不鮮明なビ
ームスポットはあまり重要視されない。しかし,高解像
度のディスプレイ装置(VDT)では,フォーカスエラ
ーが極めて深刻な影響を与えるのでフォーカス電圧を最
適に制御する必要がある。
【0003】ここで,通常のディスプレイ装置で採用さ
れているスタティックフォーカスとは,一般的に,一定
電圧を,電子銃の第3または第4グリッド(G3または
G4)に印加して電子レンズを形成してフォーカスを合
わせる方法をいう。
【0004】しかし,単にスタティックフォーカスを行
うだけでは,電子銃と陰極線管(CRT)との関係で,
電子ビームの到達距離がCRTの中心部と周辺部とでは
異なるため,画面の中心部で最良のフォーカスに調整し
ても,画面の周辺部ではフォーカスが甘くなってしま
う。従って,高解像度のディスプレイ装置(VDT)の
ように最適なフォーカスが要求される場合には,フォー
カス電圧を各ビームの到達点に応じて変化させる必要が
ある。
【0005】そのために,フォーカス電圧を画面の中心
部と周辺部とでは異なるように変調する,いわゆるダイ
ナミックフォーカス回路が使用されている。すなわち,
ダイナミックフォーカス回路では,電子ビームが画面の
中心部に到達する距離と画面の周辺部に到達する距離と
の差を補償するための処理を施している。
【0006】また,最近では,表示画面をさらに平面化
するディスプレイ装置の開発が進められているが,表示
画面が平面化されればされるほどダイナミックフォーカ
スの重要性が増してきている。
【0007】最適なフォーカスを得るためには,画面の
中心から周辺部へいくにつれてフォーカス電圧を高くす
る必要があるので,最適なフォーカス電圧波形は水平方
向にも垂直方向にもパラボラ(法物線)形状を成す,い
わゆるパラボラ波形である。かかるパラボラ波形は,通
常,二つの偏向電流の波形を形成し増幅してフォーカス
電極に交流(AC)電圧を印加することにより得られ
る。
【0008】その際,垂直方向には,例えば80V〜1
50V(AC),水平方向には,例えば200V〜80
0V(AC)の電圧が印加される。これはダイナミック
フォーカス回路が基本的に高圧回路であることを示して
いる。
【0009】ここで,水平パラボラダイナミック電圧を
遅延させると,実際に表示される信号部分と水平フライ
バックから出るパラボラ信号が時間上一致せず左右のフ
ォーカスバランスが取れない場合が発生する。
【0010】かかる不一致を補償するために,水平フラ
イバックパルス(HFLB)または水平同期信号(H−
SYNC)を用いて遅延を行い,実際に表示される信号
部分とダイナミックパラボラ信号を一致させる処理が行
われている。
【0011】ここで,従来のダイナミックフォーカス波
形を形成し増幅する方法では,水平S字補正回路から発
生する水平パラボラ波形を用いてトランスにより増幅
し,フライバックトランスのフォーカス回路に印加して
いる。
【0012】かかる従来の回路を図6を参照しながら説
明する。図6に示すように,水平同期信号を抵抗R1を
通して水平出力トランジスタQ1のベースに印加して増
幅し,水平出力トランジスタQ1のコレクタから増幅さ
れた信号を出力する。この出力信号は,ダンパダイオー
ドD1を導通または遮断状態にして,キャパシタC1,
C2の充放電動作により偏向コイルH−DYに鋸歯波形
の電流を流し,水平S字補正キャパシタC3に水平パラ
ボラ波形を生成する。
【0013】ところで,フォーカス精度を高めるために
一部の陰極線管では,既存のフォーカス電圧(例えば,
330〜350V)より高い水平フォーカス電圧(例え
ば,450〜550V)を要求している。この要求を満
たすためには,トランスを用いてS字補正波形を増幅
し,所望の水平ダイナミックフォーカス電圧を獲得する
必要があるが,その際には,トランスT1の1次コイル
に十分な電流が供給される必要がある。
【0014】しかし,かかるS字補正回路に流れる電流
は,電流源として使用するには不向きであり,陰極線管
で必要とするフォーカス電圧を得ることは困難である。
【0015】また,最近では,高解像度モニタの水平周
波数が90KHz以上に高まる傾向にある点にも留意す
る必要がある。
【0016】ここで,増幅された水平フォーカスダイナ
ミック電圧がフライバックトランスのフォーカス回路に
印加される際には,フォーカス回路自体の浮遊容量また
はトランスT1によりフォーカス波形が0.5μs〜
1.5μs程遅延することが知られている。この点,従
来のように割合に低い水平周波数の場合には,0.5μ
s〜1.5μs程度の遅延は陰極線管フォーカス性能に
さほど影響を及ばない。しかし,水平周波数が高まる場
合,この程度の遅延も水平同期1周期に多大な影響を及
ぼすことになる。
【0017】さらに,陰極線管のフォーカス電圧が50
0Vに高まる場合には,図7に示すように,この遅延が
及ぶ影響はさらに大きくなり,陰極線管の画面の左側と
右側との電圧差が200〜300Vほどにまで達し,陰
極線管フォーカスに多大な影響を与えることになる。
【0018】水平ダイナミックフォーカス電圧を増幅す
る方法として,図8に示したようなカスケード増幅器を
使用する場合がある。しかし,かかる方法によっても,
フォーカス回路に十分な電流が供給されない場合には,
フォーカス電圧が減少する傾向があるので問題となって
いた。
【0019】かかる短所を補うため,図9に示すよう
に,カスケード出力端に補償用プッシュプル回路を接続
してインピーダンスマッチングと電流供給を行う方法が
提案されている。しかし,陰極線管フォーカス電圧が高
い場合には十分な耐圧特性を有するPNPトランジスタ
及びNPNトランジスタを使用すべきであるが,特にP
NPトランジスタの場合には,−600V以上の耐圧特
性を有しているトランジスタが殆どないので,実際の適
用が困難である。さらに,この増幅方法であっても,フ
ライバックトランスのフォーカス回路の浮遊容量に起因
する問題点は存在する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記のよう
な従来の遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器の有す
る問題点に鑑みて成されたものであり,浮遊容量に起因
してフォーカス波形に生じる遅延を効果的に補償するこ
とが可能な新規かつ改良された遅延補償ダイナミック増
幅器を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明に基づいて構成される遅延補償ダイナミック
フォーカス増幅器は,請求項1に記載のように,二つの
単安定マルチバイブレータ(IC1,IC2)より構成
され,水平フライバック信号が入力されると,DC調整
により,遅延補償が可能な所定のデューティサイクルを
有する矩形波信号から成る遅延補償出力信号を形成する
遅延補償回路部(10)と,遅延補償回路部(10)か
ら出力される遅延補償出力信号に応じた水平パラボラ波
形を出力するフォーカス波形発生部(20)と,フォー
カス波形発生部から出力される水平パラボラ波形に応じ
て,所定の利得値によりその後端に十分な電流を供給す
るように増幅する増幅部(30)と,遅延補償回路部
(10)及び波形発生部(20)の動作を制御する制御
信号(40)を出力する制御部とを備えている。このよ
うに,本発明によれば,DC調整により,ユーザがダイ
ナミックフォーカス回路を調整することができるので,
高解像度ディスプレイ装置におけるフォーカス滲みの問
題を解決できる。
【0022】さらに,上記遅延補償ダイナミックフォー
カス増幅器の波形発生部(20)は,請求項2に記載の
ように,制御部(40)からの制御信号に応じてその出
力電圧が変化するプッシュプル増幅器(Q409,Q4
10)と遅延補償回路部からの出力矩形波を受けて増幅
する電界効果トランジスタ(Q411)とから成る増幅
器を備えていることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら本
発明に基づいて構成された遅延補償ダイナミックフォー
カス増幅器の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0024】図1は,本実施の形態にかかる遅延補償ダ
イナミック増幅器の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる遅延補償ダイナミック増幅器は,
図示のように,遅延補償回路部10と,フォーカス波形
発生部20と,増幅部30と,制御部40とから主に構
成されている。
【0025】遅延補償回路部10は,制御部40から供
給される遅延調節信号HF_DELAY及びデューティ
調節信号HF_DUTYに応じて,印加された水平フラ
イバックパルスを適切に補償されたデューティ幅を有す
る信号に変換して出力する。波形発生部20は,遅延補
償回路部10から出力信号を受けて,パラボラ波形を形
成する。増幅部30は,波形発生部20を介して制御部
40から供給される利得調節値HF_GAINに応じて
増幅されたパラボラ信号を出力する。
【0026】次に,本実施の形態にかかる増幅器の各構
成要素についてさらに詳細に説明する。まず,遅延補償
部10の具体的な一実施形態について図2を参照しなが
ら説明すると,遅延補償部10は,二つの単安定マルチ
バイブレータIC1,IC2と,トランジスタQ401
〜Q406と,演算増幅器IC3,IC4とから構成さ
れる二つの差動増幅器から成る。
【0027】水平フライバック信号H_FLB(水平偏
向フライバック信号の波形を矩形波に変換した信号)が
単安定マルチバイブレータIC1に入力されると,第1
差動増幅器に伝達される制御部の遅延信号に応じて,単
安定マルチバイブレータIC1が不安定状態に成り,そ
の出力端子OUTにパルス信号が出力される。
【0028】その際,出力端子OUTから出力される信
号のパルス幅は,キャパシタC402と差動増幅器(ト
ランジスタQ401〜Q403)と演算増幅器IC3に
入力される制御部40の制御信号HF_DELEYに応
じて,遅延を補償できるように調整され,従ってかかる
パルス幅の矩形波が出力される。なお,制御信号HF_
DELAYは,制御部10から印加される0〜12Vの
電圧信号である。
【0029】第1単安定マルチバイブレータIC1の出
力端子OUTから出力されたパルス信号は,第2単安定
マルチバイブレータIC2に入力される。一方,第2マ
ルチバイブレータIC2の他の入力端には第2差動増幅
器が接続されており,第2差動増幅器には,制御部40
のデューティ調節信号HF_DUTYが入力される。こ
のように,トランジスタQ404〜Q406及び演算増
幅器IC4よりなる差動増幅器とキャパシタC403の
動作により,そのパルス幅を変化させることが可能とな
る。
【0030】また,第2単安定マルチバイブレータIC
2の出力端子OUTには,フォーカス波形発生部20の
電界効果トランジスタQ411を駆動できる適切なデュ
ーティサイクルを有する矩形波パルスが出力される。
【0031】このように第2単安定マルチバイブレータ
IC2から発生されたパルスは,さらにバッファ用トラ
ンジスタQ407,Q408を介してフォーカス波形発
生部20に入力される。
【0032】図3には,フォーカス波形発生部の回路の
一例が示されている。図示のように,遅延補償部10か
ら出力されたデューティサイクルが調整された矩形波信
号は,電界効果トランジスタQ411のゲートに入力さ
れる。フォーカス波形発生部20は,遅延補償回路部1
0の出力を受けるとともに,抵抗R415を通してプッ
シュプル増幅器Q409,Q410に入力される制御部
40の利得制御信号HF_GAINに応じて所定の水平
パラボラ波形を増幅部30に出力する。
【0033】図4に示した通り,増幅部30は十分な電
流供給による増幅率を高めるためのカスケードを用いた
1次増幅部31と,補償プッシュプルを用いたインピー
ダンスマッチング部分32と,トランスTを用いた2次
増幅部33とから構成される。
【0034】フォーカス波形発生部20から出力される
パラボラ波形は,トランジスタQ412,Q413とか
ら構成されたカスケード増幅器31により増幅される。
カスコード増幅器31から出力された信号は,抵抗R4
21を介して補償プッシュプル回路32に入力され,イ
ンピーダンス整合が行われるとともに電流が増幅され,
水平フォーカス信号としてトランスTの1次側に入力さ
れ,さらに2次増幅された後,フライバックトランスT
のフォーカス回路に入力される。
【0035】図5には,本実施の形態にかかる遅延補償
ダイナミックフォーカス増幅器の各構成要素に表れる信
号波形が示されている。
【0036】まず,図5(A)に示すように水平偏向ヨ
ークH_DYを介して発生されるフライバックパルス
は,図5(B)に示すような矩形波に変換され,遅延補
償回路部10の第1単安定マルチバイブレータIC1に
印加される。ここで,水平同期信号H_SYNCを水平
フライバック信号H_FLBの代わりに使用できるが,
この方法は水平位置が変化するとフォーカス変化が生じ
るおそれがある。
【0037】また,第1単安定マルチバイブレータIC
1の他の入力端には,第1差動増幅器を介して制御部4
0の遅延制御信号HF_DELAYが印加される。そし
て,第1単安定マルチバイブレータIC1の出力端に
は,図5(C)に示すような遅延補償ができる矩形波が
出力される。
【0038】この出力は,再び第2単安定マルチバイブ
レータIC2の入力端に印加される。また,第2単安定
マルチバイブレータIC2の他の入力端には第2差動増
幅器を介して制御部40のデューティ調節制御信号HF
_DUTYが印加される。かかる構成により,図5
(C)に示すような矩形波を基準として,第2単安定マ
ルチバイブレータIC2の出力端には図5(D)のよう
にパルス幅が調整された矩形波が出力される。これは,
その後端に接続される波形発生部20の電界効果トラン
ジスタ(FET)Q411を駆動するに好適なデューテ
ィサイクルを有する矩形波である。
【0039】一方,遅延補償回路部10の第2単安定マ
ルチバイブレータIC2の出力信号Dに応じて駆動され
るトランジスタQ411の出力信号は,図5(E)に示
すように現れる。その際,トランジスタQ411のB+
端をDC調節(DC制御)することにより出力の利得値
を調節できる。従って,キャパシタC406の両端で検
出できる増幅部30に印加される信号は,図5(F)に
示すようなパラボラ波形として現れる。
【0040】このように,本実施の形態によれば,DC
調整により,ユーザがダイナミックフォーカス回路を調
整することができるので,高解像度ディスプレイ装置に
おけるフォーカス滲みの問題を解決できる。
【0041】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器の好適な実
施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定さ
れない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された
技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例
に想到しうることは明らかであり,それらについても当
然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば,制
御部の制御信号によりダイナミックフォーカスを調整可
能なので,フォーカス回路自体の浮遊容量に起因する遅
延を効果的に補償することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用されるフォーカス遅延ダイナミッ
クフォーカス回路の実施の一形態の概略構成を示したブ
ロック図である。
【図2】本発明に適用される遅延補償回路部の実施の一
形態の概略構成を示す回路図である。
【図3】本発明に適用される波形発生部の実施の一形態
の概略構成を示す回路図である。
【図4】本発明に適用される増幅部の実施の一形態の概
略構成を示す回路図である。
【図5】本発明に基づいて構成されたフォーカス遅延ダ
イナミックフォーカス回路の各構成部から発生される信
号の様子を示す波形図である。
【図6】従来の水平パラボラ波形発生回路の概略構成を
示すブロック図である。
【図7】水平パラボラ信号の遅延により陰極線管の電圧
変化を示す波形図である。
【図8】従来のカスケード増幅器を備えたダイナミック
フォーカス増幅器の概略構成を示す回路図である。
【図9】従来のプッシュプル増幅器を備えたダイナミッ
クフォーカス増幅器の概略構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 遅延補償回路部 20 波形発生部 30 増幅部 32 補償プッシュプル回路 40 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの単安定マルチバイブレータより構
    成され,水平フライバック信号が入力されると,DC調
    整により,遅延補償が可能な所定のデューティサイクル
    を有する矩形波信号から成る遅延補償出力信号を形成す
    る遅延補償回路部と;前記遅延補償回路部から出力され
    る遅延補償出力信号に応じた水平パラボラ波形を出力す
    るフォーカス波形発生部と;前記フォーカス波形発生部
    から出力される水平パラボラ波形に応じて,所定の利得
    値によりその後端に十分な電流を供給するように増幅す
    る増幅部と;前記遅延補償回路部及び波形発生部の動作
    を制御する制御信号を出力する制御部と;から成ること
    を特徴とする,遅延補償ダイナミックフォーカス増幅
    器。
  2. 【請求項2】 前記波形発生部は,前記制御部からの制
    御信号に応じてその出力電圧が変化するプッシュプル増
    幅器と前記遅延補償回路部からの出力矩形波を受けて増
    幅動作する電界効果トランジスタとから成る増幅器を備
    えていることを特徴とする,請求項1に記載の遅延補償
    ダイナミックフォーカス増幅器。
JP9056827A 1996-02-24 1997-02-24 遅延補償ダイナミックフォーカス増幅器 Pending JPH09247490A (ja)

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KR19960004537 1996-02-24
KR1019970000026A KR100242836B1 (ko) 1996-02-24 1997-01-03 지연 보상 다이나믹 포커스 증폭기
KR1996P4537 1997-01-03
KR1997P26 1997-01-03

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JP (1) JPH09247490A (ja)
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JP2002160099A (ja) * 2000-11-29 2002-06-04 Kawasaki Hydromechanics Corp Acサーボモータ駆動のプレス方法および装置

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