JP2000323444A - 研磨液組成物 - Google Patents

研磨液組成物

Info

Publication number
JP2000323444A
JP2000323444A JP12891999A JP12891999A JP2000323444A JP 2000323444 A JP2000323444 A JP 2000323444A JP 12891999 A JP12891999 A JP 12891999A JP 12891999 A JP12891999 A JP 12891999A JP 2000323444 A JP2000323444 A JP 2000323444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
polishing
polishing composition
monomer
solution composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12891999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3912927B2 (ja
Inventor
Ryoichi Hashimoto
良一 橋本
Shigeo Fujii
滋夫 藤井
Yasuhiro Yoneda
康洋 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP12891999A priority Critical patent/JP3912927B2/ja
Publication of JP2000323444A publication Critical patent/JP2000323444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912927B2 publication Critical patent/JP3912927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁層と金属層を有する被研磨表面において、
金属膜の研磨速度を向上させ、且つ金属配線層のディッ
シング等の防止効果に優れた研磨液組成物を提供するこ
と。 【解決手段】絶縁層と金属層を有する被研磨表面を研磨
する研磨液組成物であって、不飽和ジカルボン酸系共重
合物及び水を含有し、pHが7以下である研磨液組成物
(第1研磨液組成物)、第1研磨液組成物にさらに、有
機酸及び/又は酸化剤を含有する研磨液組成物(第2研
磨液組成物)、並びに第1又は第2研磨液組成物にさら
に研磨材を含有する研磨液組成物(第3研磨液組成
物)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁層と金属層を
有する被研磨表面を研磨する研磨液組成物に関する。さ
らに詳しくは、半導体基板上の埋め込み金属配線の形成
に適用される研磨液組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程における金属配線
層形成において、半導体基板上の絶縁膜表面に配線形状
の溝を形成し、該溝を有する絶縁膜上に銅等からなる金
属膜を堆積し、前記金属膜をポリッシング装置及び研磨
液による研磨処理により、前記溝内のみに金属層を残存
させる配線形成における金属の研磨工程〔メタルケミカ
ルメカニカルポリッシング(Metal Chemical Mechanical
Polishing、以下メタルCMPという)〕が採用されて
いる。
【0003】しかしながら、このメタルCMPには絶縁
膜の溝内に残存した金属配線層にディッシング(Dishin
g)と呼ばれるくぼみが発生し、金属配線層の断面積が減
少して、電気抵抗の増大等を引き起こすという問題があ
る。このディッシングは、研磨液組成物により金属配線
層の表面が絶縁体表面よりも過剰に研磨又はエッチング
されて生じるとされている。特に、主要な配線金属の1
つである銅は、研磨液組成物により過剰にエッチングさ
れて、ディッシングが発生しやすいという欠点がある。
【0004】従って、絶縁膜上の金属膜を研磨するため
のエッチング作用は残しつつも、配線形成時には、金属
層にディッシング等の欠陥が存在しない研磨液が望まれ
ている。
【0005】従来の研磨液としては、例えば、特開平1
0−44047号公報には、水、研磨剤、酸化剤及び有
機酸、さらには界面活性剤を含むスラリーが記載されて
いるが、ディッシング防止に有効に作用する界面活性剤
の具体的な記載はない。特開昭63―272460号公報には、
ポリマレイン酸、マレイン酸とビニル基を有する化合物
の共重合物の研磨液組成物が記載されているが、この研
磨組成物はpH9以上のアルカリ性のものである。ま
た、特表平7−502778号公報には、イオン性の特
性を持つポリマーのポリカルボキシル塩の界面活性剤を
研磨液に添加することが記載されているが、この研磨組
成物は、絶縁層を平坦化することを目的とするものであ
り、半導体基板の配線金属の研磨には言及しておらず、
ディッシング防止を目的としたものではない。
【0006】一方、特開平8−22970号公報には研
磨液組成物にカルボキシル基またはその塩、スルホン基
又はその塩からなる少なくとも1つの親水基を有する分
子量100以上の高分子有機化合物を含有した研磨液が
記載されているが、具体的な不飽和ジカルボン酸系共重
合物に関する記載はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、絶縁
層と金属層を有する被研磨表面において、金属膜の研磨
速度を向上させ、且つ金属配線層のディッシング等の防
止効果に優れた研磨液組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、〔1〕
絶縁層と金属層を有する被研磨表面を研磨する研磨液組
成物であって、不飽和ジカルボン酸系共重合物及び水を
含有し、pHが7以下である研磨液組成物(以下、第1
研磨液組成物ともいう)、〔2〕さらに、有機酸及び/
又は酸化剤を含有する〔1〕記載の研磨液組成物(以
下、第2研磨液組成物ともいう)、〔3〕さらに、研磨
材を含有する〔1〕又は〔2〕記載の研磨液組成物(以
下、第3研磨液組成物ともいう)に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる不飽和ジカル
ボン酸系共重合物とは、分子内に式(1)又は(2):
【0010】
【化1】
【0011】(式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立して
水素原子、メチル基又はエチル基、X 1 及びX2 はそれ
ぞれ独立して水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子、アンモニウム基又は有機アンモニウム基を
示す)で表される単量体ユニットを有する重合物をい
う。
【0012】本発明は、前記不飽和ジカルボン酸系共重
合物を用いることに一つの大きな特徴があり、かかる不
飽和ジカルボン酸系共重合物を含有する研磨液組成物を
用いることで、研磨速度を向上させるだけでなく、金属
膜の過剰なエッチングを防止することができ、ディッシ
ング等の欠陥のない研磨表面を得ることができるという
優れた効果が発現される。
【0013】式(1)又は(2)中において、X1 及び
2 は、水素原子、アンモニウム基、モノエタノールア
ンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノー
ルアンモニウム、トリエチルアンモニウム等の有機アン
モニウム基が好ましい。
【0014】不飽和ジカルボン酸系共重合物は、例え
ば、不飽和ジカルボン酸系化合物とそれらと共重合し得
る単量体とを共重合させることにより得ることができ
る。
【0015】不飽和ジカルボン酸系化合物としては、マ
レイン酸系化合物、フマル酸系化合物、イタコン酸系化
合物等が好ましく、式(3)〜(6):
【0016】
【化2】
【0017】(式中、R3 〜R8 はそれぞれ独立して水
素原子、メチル基又はエチル基を示し、X1 及びX2
前記と同様である)で表される化合物が挙げられ、具体
的には、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、それらの
酸無水物、それらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、
アミン塩等の塩基性塩等が挙げられる。これらの中で
は、重合性の観点からマレイン酸系化合物が好ましい。
【0018】不飽和ジカルボン酸系化合物と共重合し得
る単量体としては、(A)分子内にカルボキシル基を有
するモノカルボン酸系単量体、(B)分子内にカルボキ
シル基を有さない非カルボン酸系単量体が挙げられる。
(A)の単量体としては、不飽和モノカルボン酸系単量
体又はその塩が挙げられ、具体的にはアクリル酸、メタ
クリル酸、それらのアンモニウム塩、有機アミン塩等が
挙げられる。(B)の単量体としては、(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体、ビニルエステル系単量体、芳香
族ビニル系単量体、α−オレフィン、ビニルエーテル系
単量体、アリル化合物、N−アルキル置換(メタ)アク
リルアミド、ニトリル系単量体等が挙げられる。
【0019】具体的には、(メタ)アクリル酸エステル
系単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、n―ブチル(メタ)アクリレート、2―エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ステアリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シルエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等;ビ
ニルエステル系単量体としては、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル等;芳香族ビニル系単量体としては、スチレ
ン、メチルスチレン、ビニルナフタレン等;α−オレフ
ィンとしては、イソブチレン、ジイソブチレン等;ビニ
ルエーテル系単量体としては、ビニルメチルエーテル、
ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等;
アリル化合物としては、アリルアルコール、アリルエチ
ルエーテル、アリルブチルエーテル、アリルグリシジル
エーテル又はアリルアルコールのアルキレンオキサイド
(以下、AOという)付加物(なお、AO付加物には、
エチレンオキサイド(以下、EOという)付加物、プロ
ピレンオキサイド(以下、POという)付加物等が含ま
れる)等;N−アルキル置換(メタ)アクリルアミドと
しては、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチ
ル(メタ)アクリルアミド等;ニトリル系単量体として
は、(メタ)アクリロニトリル等が挙げられる。
【0020】前記不飽和ジカルボン酸系化合物と前記の
単量体とを共重合する方法としては、例えば、式(3)
で表される不飽和ジカルボン酸系化合物又はイタコン酸
無水物と、これらと共重合し得る単量体とを共重合した
後、酸無水物部分を加水分解する方法、さらにアンモニ
ア、有機アミンで中和する方法がある。なお、式(3)
で表される不飽和ジカルボン酸系化合物と共重合し得る
単量体としては、スチレン、イソブチレン、ジイソブチ
レン等が挙げられる。
【0021】また、式(4)〜(6)で表される不飽和
ジカルボン酸系化合物と、これらと共重合し得る単量体
とを共重合する方法が挙げられる。なお、式(4)〜
(6)で表される不飽和ジカルボン酸系化合物と共重合
し得る単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、ア
リルアルコール、アリルアルコールのAO付加物、ポリ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポ
リエチレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。
【0022】また、不飽和ジカルボン酸系共重合物は、
2,2’−アゾビスイソブチルニトリル、2,2’−ア
ゾビス〔2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン〕二硫酸塩二水和物、ベンゾイルパーオキサイド、過
硫酸アンモニウム、過酸化水素等の重合開始剤の存在下
に塊状重合、溶液重合等の公知の重合方法により前記不
飽和ジカルボン酸系化合物とそれと共重合し得る単量体
とを共重合させることによっても得ることができる。
【0023】不飽和ジカルボン酸系共重合物の組成は、
研磨速度を向上させ、且つディッシングを抑制する観点
から、以下のように設定される。即ち、不飽和ジカルボ
ン酸と(A)の単量体との共重合物の組成は、不飽和ジ
カルボン酸ユニットが、3〜95モル%、より好ましく
は5〜80モル%、さらに好ましくは5〜50モル%、
特に好ましくは5〜30モル%である。また、不飽和ジ
カルボン酸と(B)の単量体との組成は、不飽和ジカル
ボン酸ユニットが、5〜95モル%、さらに好ましくは
20〜80モル%、特に好ましくは40〜80モル%で
ある。
【0024】不飽和ジカルボン酸系共重合物の分子量
は、研磨速度を向上させ、かつディッシングを抑制する
観点から、500〜50000が好ましく、1000〜
10000が特に好ましい(ゲル浸透クロマトグラフィ
ー(GPC)によるポリスチレンスルホン酸ナトリウム
換算)。
【0025】不飽和ジカルボン酸系共重合物の研磨液組
成物中における配合量は、研磨速度を上げ、且つエッチ
ング速度を下げてディッシングを防ぐ観点から、0.0
1〜30重量%が好ましく、0.05〜5重量%がより
好ましく、0.1〜3重量%がさらに好ましい。
【0026】本発明に用いられる水は、媒体として用い
られるものである。その配合量は、被研磨物を効率よく
研磨できる観点から、好ましくは60〜99.99重量
%、より好ましくは70〜99.4重量%、さらに好ま
しくは80〜99重量%である。
【0027】かかる組成を有する本発明の第1研磨液組
成物のpHは、7以下であり、研磨速度を実用レベルに
保ち、且つディッシングを防止する観点及び表面の微細
なスクラッチ傷を除去する観点から、1〜7が好まし
く、2 〜6がより好ましく、3〜5がさらに好ましい。
pHを前記範囲内に調整するために、必要に応じて、硝
酸、硫酸等の無機酸、有機酸、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム、アンモニア、有機アミン等の塩基性物質を
適宜配合することができる。
【0028】本発明の第2研磨液組成物は、第1研磨液
組成物に有機酸及び/又は酸化剤をさらに含有させたも
のである。本発明において、かかる有機酸を用いること
で、金属層を構成する各種金属、特に銅と錯体を形成又
は結合し、金属層を脆弱な層にして、研磨の際に、金属
層の除去を容易にするという効果が発現される。
【0029】また、特に、有機酸と不飽和ジカルボン酸
系共重合物を併用することで、より高い研磨速度が実現
でき、且つディッシングを防止することができる。
【0030】有機酸は、酸性を示す官能基を有する有機
化合物である。これらの酸性を示す官能基は、カルボキ
シル基、ホスホン基、スルホン基、スルフィン基、フェ
ノール基、エノール基、チオフェノール基、イミド基、
オキシム基、芳香族スルホアミド基、第一級及び第二級
ニトロ基等が挙げられる。
【0031】カルボキシル基を有する有機酸としては、
モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸
及びアミノカルボン酸が挙げられる。具体的には、モノ
カルボン酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、バレリアン酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン
酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ピルビン酸等;ジカルボン酸としては、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フ
タル酸等;ヒドロキシカルボン酸としては、グルコン
酸、酒石酸、グリコール酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸
等;アミノカルボン酸としては、エチレンジアミンテト
ラ酢酸、ニトリロトリ酢酸等が挙げられる。ホスホン基
を有する有機酸としては、1−ヒドロキシエチリデン−
1,1−ジホスホン酸等;スルホン基を有する有機酸と
しては、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸、ナフタリンスルホン酸等;スルフ
ィン基を有する有機酸としては、ベンゼンスルフィン
酸、p−トルエンスルフィン酸等が挙げられる。これら
の中でも、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシ
カルボン酸及びアミノカルボン酸が好ましく、酢酸、シ
ュウ酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、エチレンジアミンテトラ
酢酸及びニトリロトリ酢酸がさらに好ましい。これらの
有機酸は、単独で又は2種以上を混合して用いてもよ
い。また、これらの有機酸の分子量は、500未満が好
ましい。
【0032】有機酸は、第2研磨液組成物中において水
を媒体とした状態で使用される。有機酸の第2研磨液組
成物中における配合量は、金属層の除去のために実用レ
ベルでの研磨速度を確保し、且つ金属層の過剰なエッチ
ングを防ぐために種々選択することができ、例えば、好
ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.2〜
8重量%、さらに好ましくは0.3〜5重量%である。
【0033】本発明に用いられる酸化剤は、金属を酸化
させるものである。本発明においては、かかる酸化剤を
用いることにより、金属層を酸化させ、金属層の機械的
研磨効果を促進させる効果が発現されると考えられる。
【0034】酸化剤としては、過酸化物、過マンガン酸
又はその塩、クロム酸又はその塩、硝酸又はその塩、ペ
ルオクソ酸又はその塩、酸素酸又はその塩、金属塩類、
硫酸等が挙げられる。
【0035】その具体例として、過酸化物としては、過
酸化水素、過酸化ナトリウム、過酸化バリウム等;過マ
ンガン酸又はその塩としては、過マンガン酸カリウム
等;クロム酸又はその塩としては、クロム酸金属塩、重
クロム酸金属塩等;硝酸又はその塩としては、硝酸、硝
酸鉄(III) 、硝酸アンモニウム等;ペルオクソ酸又はそ
の塩としては、ペルオクソ二硫酸、ペルオクソ二硫酸ア
ンモニウム、ペルオクソ二硫酸金属塩、ペルオクソリン
酸、ペルオクソ硫酸、ペルオクソホウ酸ナトリウム、過
ギ酸、過酢酸、過安息香酸、過フタル酸等;酸素酸又は
その塩としては、次亜塩素酸、次亜臭素酸、次亜ヨウ素
酸、塩素酸、臭素酸、ヨウ素酸、過塩素酸、次亜塩素酸
ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム等;金属塩類として
は、塩化鉄(III) 、硫酸鉄(III) 、クエン酸鉄(III) 、
硫酸アンモニウム鉄(III) 等が挙げられる。好ましい酸
化剤としては、過酸化水素、硝酸鉄(III) 、過酢酸、ペ
ルオクソ二硫酸アンモニウム、硫酸鉄(III) 及び硫酸ア
ンモニウム鉄(III) が挙げられ、特に過酸化水素が好ま
しい。これらの酸化物は、単独で又は2種以上を混合し
て使用してもよい。
【0036】酸化剤は、第2研磨液組成物中において水
を媒体とした状態で使用される。該酸化剤の第2研磨液
組成物中における配合量は、金属層の迅速な酸化によ
り、実用レベルの研磨速度を得る観点から、好ましくは
0.1〜60重量%、より好ましくは0.2〜50重量
%、さらに好ましくは0.3〜30重量%である。
【0037】また、第2研磨液組成物における不飽和ジ
カルボン酸系共重合物の配合量は、好ましくは0.01
〜30重量%、より好ましくは0.05〜5重量%、さ
らに好ましくは0.1〜3重量%である。水の配合量
は、好ましくは60〜99.89重量%、より好ましく
は70〜99.4重量%、さらに好ましくは80〜99
重量%である。
【0038】本発明の第1及び第2研磨液組成物は、固
定砥石等を用いる研磨方式において有効である。例え
ば、固定砥石による研磨方式に第1研磨液組成物を使用
することにより、研磨速度を向上させるだけでなく、金
属層のディッシングを防止することができる。
【0039】本発明の第3研磨液組成物は、第1又は第
2研磨液組成物に研磨材をさらに含有させたものであ
り、遊離研磨材による研磨方式に用いられるものであ
る。
【0040】研磨材としては、研磨用に一般に使用され
る研磨材を使用することができ、例えば、二酸化ケイ
素、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化チタン、酸
化ジルコニウム、窒化ケイ素、二酸化マンガン、炭化ケ
イ素、酸化亜鉛、ダイヤモンド及び酸化マグネシウムが
挙げられる。
【0041】この具体例として、二酸化ケイ素として
は、コロイダルシリカ粒子、フュームドシリカ粒子、表
面修飾したシリカ粒子等;酸化アルミニウムとしては、
α―アルミナ粒子、γ―アルミナ粒子、δ―アルミナ粒
子、θ―アルミナ粒子、η―アルミナ粒子、無定型アル
ミナ粒子、その他の製造法の異なるフュームドアルミナ
やコロイダルアルミナ等;酸化セリウムとしては、酸化
数が3価又は4価のもの、結晶系が六方晶系、等軸晶系
又は面心立方晶系のもの等;酸化チタンとしては、一酸
化チタン、三酸化チタン二チタン、二酸化チタン、その
他の製造法の異なるフュームドチタニア等;酸化ジルコ
ニウムとしては、結晶系が単斜晶系、正方晶系又は非晶
質のもの、その他の製造法の異なるフュームドジルコニ
ウム等;窒化ケイ素としては、α―窒化ケイ素、β―窒
化ケイ素、アモルファス窒化ケイ素、その他の形態の異
なるもの等;二酸化マンガンとしては、α―二酸化マン
ガン、β―二酸化マンガン、γ―二酸化マンガン、δ―
二酸化マンガン、ε―二酸化マンガン、η―二酸化マン
ガン等が挙げられる。これらの研磨材は、単独で又は2
種以上を混合して用いてもよい。
【0042】かかる研磨材の一次粒子の平均粒径は、一
定の研磨速度を維持する観点から、好ましくは5nm以
上、より好ましくは10nm以上、さらに好ましくは2
0nm以上、特に好ましくは50nm以上である。ま
た、被研磨物の表面に引っ掻き傷(スクラッチ)を発生
させない観点から、好ましくは1000nm以下、より
好ましくは500nm以下、さらに好ましくは300n
m以下、特に好ましくは200nm以下、最も好ましく
は100nm以下である。
【0043】特に、研磨材としてフュームドシリカ粒子
を用いた場合には、研磨速度を向上させる観点から、一
次粒子の平均粒径は、5nm以上、好ましくは10nm
以上、より好ましくは20nm以上である。
【0044】なお、研磨材の一次粒子の平均粒径は、
0.1%ポリスチレンスルフォン酸ソーダ水溶液100
gに、該研磨材0.1gを加え、次いで超音波を印加し
た該研磨材を分散させたものを透過型電子顕微鏡で観察
して画像解析により求められる。
【0045】第3研磨液組成物を半導体装置の配線形成
の際に用いる場合、前記不飽和ジカルボン酸系共重合物
との添加相乗効果が向上する観点から、特に好ましく用
いられる研磨材は、純度が好ましくは98重量%以上、
より好ましくは99重量%以上、特に好ましくは99.
9重量%以上のシリカ粒子である。かかる研磨材として
は、四塩化ケイ素等の揮発性ケイ素化合物を酸水素焔中
での高温加水分解により製造されるフュームドシリカ、
又はケイ酸アルカリやケイ酸エチルを出発原料とする製
法で得られるコロイダルシリカが挙げられる。
【0046】なお、前記研磨材の純度は次のようにして
求められる。即ち、研磨材1〜3gを酸又はアルカリ水
溶液に溶かし、ICP(プラズマ発光分析)法により、
ケイ素イオンを定量することにより測定することができ
る。
【0047】かかる研磨材は、第3研磨液組成物中にお
いて水を媒体とした、いわゆるスラリー状態で使用され
る。研磨材の第3研磨液組成物中における配合量は、本
発明の研磨液組成物の粘度や被研磨物の要求品質等に応
じて種々選択することができ、第1又は第2研磨液組成
物100重量部に対して、0.01〜30重量部、より
好ましくは0.02〜20重量部、さらに好ましくは
0.05〜10重量部である。
【0048】本発明の研磨液組成物は、絶縁層と金属層
を有する表面を研磨の対象とし、メタルCMPに用いら
れる。金属層を形成する金属としては、銅又は銅合金、
アルミニウム又はアルミニウム合金、タングステン等が
挙げられる。これらの中では、特に半導体基板上の埋め
込み金属配線形成工程に用いる場合、銅又は銅合金が好
ましい。かかる銅又は銅合金の金属配線層の形成に、本
発明の研磨液組成物を用いると、研磨速度を向上させる
効果や埋め込み金属配線層のディッシングを抑制する効
果が特に顕著に発現される。また、絶縁層を形成する材
としては、二酸化ケイ素、窒化物(例えば、窒化タンタ
ル、窒化チタン等)、フッ素添加二酸化ケイ素、テフロ
ン、(登録商標)ポリイミド、有機SOG(スピンオン
グラス)、水素含有SOG等が挙げられる。
【0049】これらの被研磨物の形状は、半導体基板上
の絶縁膜表面に配線形状の溝を形成し、該溝を含む絶縁
膜上に金属が堆積した形状であることが好ましい。ま
た、絶縁膜と金属層の間にタンタル、チタン又はそれら
の窒化物からなるバリア膜が設けられてもよい。特に金
属層が銅又は銅合金である場合、前記バリア膜を設ける
ことにより、絶縁層への銅の拡散を防止できるため好ま
しい。
【0050】
【実施例】実施例1〜10及び比較例1〜5 表1に不飽和ジカルボン酸系化合物、それと共重合させ
た単量体、それらの共重合組成比(モル比)、並びに得
られた不飽和ジカルボン酸系共重合物及びマレイン酸重
合物の分子量を示した。表1に示した不飽和ジカルボン
酸系共重合物又はマレイン酸重合物と表2に示した有機
酸をそれぞれ表2に示す含有量で、31%過酸化水素水
2重量%及び残部水と混合して、第2研磨液組成物を得
た。得られた第2研磨液組成物100重量部に対して、
表2に示した研磨材5重量部を混合し、攪拌した後、p
H調整を行い、第3研磨液組成物を得た。なお、使用し
た各研磨材は、フュームドシリカ(1次粒径:50n
m)、コロイダルシリカ(1次粒径:30nm)であ
る。また、被研磨物を片面研磨機により下記の条件にて
研磨した。
【0051】<片面加工機の設定条件> 使用片面加工機:エンギス社製 片面加工機(定盤サイ
ズ30cm) 加工圧力:300gf/cm2 研磨パッド:上層:IC1000(ロデールニッタ社製)、下
層:SUBA400 (ロデールニッタ社製) 定盤回転数:60rpm 研磨液組成物供給流量:100mL/min 研磨時間:2分間
【0052】また、相対研磨速度、被研磨表面のディッ
シング等の研磨液組成物の特性を以下の方法に従って評
価した。
【0053】〔相対研磨速度〕相対研磨速度を求めるた
めに用いた被研磨対象物は、シリコン基板上に電気メッ
キ等で銅膜を成膜したシリコン基板である。また、研磨
速度は、研磨前後の銅膜表面を20箇所測定し、それを
研磨時間で除すことにより求め、比較例1又は2を基準
として相対値を求めた。その結果を表2に示す。
【0054】〔ディッシング〕ディッシング評価のため
に、銅ダマシン配線パターン付きウエハ(SKW社製、
「SKW6-2」、サイズ: 200mm)から20mm角のチップを
5枚切り出し、セラミック製の貼り付け板に固定後、上
記条件で研磨し、ディッシング評価用サンプルとした。
ディッシング評価は、配線幅のサイズが1500μm×
1500μmのパターンの断面の走査型電子顕微鏡観察
により行った。その結果を表2に示す。なお、表中、
「無」はディッシングが無いこと、「有」はディッシン
グが1箇所以上あることを示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】実施例の結果から、非カルボン酸系の単量
体を用いた不飽和ジカルボン酸系共重合物や、モノカル
ボン酸系単量体を用いた不飽和ジカルボン酸系共重合物
を研磨液組成物に配合すると、マレイン酸重合物(マレ
イン酸100モル%)を配合する場合に比べて、著しく
研磨速度は上がり、ディッシングは抑えられることがわ
かる。また、不飽和ジカルボン酸系共重合物と有機酸と
酸化剤を併用することにより、より高い研磨速度を実現
でき、且つディッシングを防止できることがわかる。ま
た、pH7以下で研磨することで、十分な研磨速度を実
現することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の研磨液組成物を絶縁層と金属層
を有する被研磨表面の研磨に用いることにより、金属膜
の研磨速度が向上しかつ配線金属層にディッシング等の
欠陥を発生させないという効果が奏される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 13/06 101 C09K 13/06 101 H01L 21/306 H01L 21/306 M (72)発明者 米田 康洋 和歌山市湊1334番地 花王株式会社研究所 内 Fターム(参考) 3C058 AA07 CB02 CB03 CB10 DA02 DA17 5F043 AA22 BB15 DD04 DD30 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層と金属層を有する被研磨表面を研
    磨する研磨液組成物であって、不飽和ジカルボン酸系共
    重合物及び水を含有し、pHが7以下である研磨液組成
    物。
  2. 【請求項2】 不飽和ジカルボン酸系共重合物が、不飽
    和ジカルボン酸系化合物と(メタ)アクリル酸エステル
    系単量体、ビニルエステル系単量体、芳香族ビニル系単
    量体、α−オレフィン、ビニルエーテル系単量体、アリ
    ル化合物、不飽和カルボン酸系単量体又はその塩、N−
    アルキル置換(メタ)アクリルアミド並びにニトリル系
    単量体からなる群より選ばれた1種以上の単量体とを共
    重合してなる請求項1記載の研磨液組成物。
  3. 【請求項3】 さらに、有機酸及び/又は酸化剤を含有
    する請求項1又は2記載の研磨液組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、研磨材を含有する請求項1〜3
    いずれか記載の研磨液組成物。
  5. 【請求項5】 金属層が半導体基板上の銅又は銅合金の
    埋め込み金属配線層である請求項1〜4いずれか記載の
    研磨液組成物。
JP12891999A 1999-05-10 1999-05-10 研磨液組成物 Expired - Fee Related JP3912927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12891999A JP3912927B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 研磨液組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12891999A JP3912927B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 研磨液組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000323444A true JP2000323444A (ja) 2000-11-24
JP3912927B2 JP3912927B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=14996628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12891999A Expired - Fee Related JP3912927B2 (ja) 1999-05-10 1999-05-10 研磨液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912927B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004004009A (ja) * 2002-03-27 2004-01-08 Kobe Steel Ltd 銅合金中の晶・析出物の抽出分離方法およびこれに用いる抽出分離用液
WO2004068570A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Hitachi Chemical Co., Ltd. Cmp研磨剤及び研磨方法
JP2005123577A (ja) * 2003-08-05 2005-05-12 Rohm & Haas Electronic Materials Cmp Holdings Inc 半導体ウェーハにおけるエロ−ジョンを低減させるためのケミカルメカニカルプラナリゼーション組成物
WO2006009160A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Hitachi Chemical Co., Ltd. Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
JP2008055591A (ja) * 2006-03-31 2008-03-13 Kohjin Co Ltd 加工速度向上剤及び該加工速度向上剤を含有した水溶性研磨・研削加工液
JPWO2006035771A1 (ja) * 2004-09-27 2008-05-15 日立化成工業株式会社 Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
WO2009017095A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Hitachi Chemical Co., Ltd. 金属用研磨液及び研磨方法
US7553345B2 (en) 2002-12-26 2009-06-30 Kao Corporation Polishing composition
JP2009170935A (ja) * 1999-08-13 2009-07-30 Cabot Microelectronics Corp 停止化合物を伴う化学機械的研磨系及びその使用方法
KR101266537B1 (ko) 2008-12-19 2013-05-27 제일모직주식회사 금속 배선 연마용 cmp 슬러리 조성물
WO2018150856A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物、その製造方法および研磨用組成物を用いた研磨方法
JP2019087660A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 Agc株式会社 研磨剤と研磨方法、および研磨用添加液
KR20200088636A (ko) * 2019-01-15 2020-07-23 한남대학교 산학협력단 분산성이 우수한 연마 슬러리 조성물

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170935A (ja) * 1999-08-13 2009-07-30 Cabot Microelectronics Corp 停止化合物を伴う化学機械的研磨系及びその使用方法
JP2004004009A (ja) * 2002-03-27 2004-01-08 Kobe Steel Ltd 銅合金中の晶・析出物の抽出分離方法およびこれに用いる抽出分離用液
US7553345B2 (en) 2002-12-26 2009-06-30 Kao Corporation Polishing composition
WO2004068570A1 (ja) * 2003-01-31 2004-08-12 Hitachi Chemical Co., Ltd. Cmp研磨剤及び研磨方法
US8168541B2 (en) 2003-01-31 2012-05-01 Hitachi Chemical Co., Ltd. CMP polishing slurry and polishing method
CN100377310C (zh) * 2003-01-31 2008-03-26 日立化成工业株式会社 Cmp研磨剂以及研磨方法
US7838482B2 (en) 2003-01-31 2010-11-23 Hitachi Chemical Co. Ltd. CMP polishing compound and polishing method
US7837800B2 (en) 2003-01-31 2010-11-23 Hitachi Chemical Co., Ltd. CMP polishing slurry and polishing method
JP2005123577A (ja) * 2003-08-05 2005-05-12 Rohm & Haas Electronic Materials Cmp Holdings Inc 半導体ウェーハにおけるエロ−ジョンを低減させるためのケミカルメカニカルプラナリゼーション組成物
WO2006009160A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Hitachi Chemical Co., Ltd. Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
CN102585765B (zh) * 2004-07-23 2015-01-21 日立化成株式会社 Cmp研磨剂以及衬底的研磨方法
KR100856171B1 (ko) * 2004-07-23 2008-09-03 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 Cmp연마제 및 기판의 연마방법
US9293344B2 (en) 2004-07-23 2016-03-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. Cmp polishing slurry and method of polishing substrate
JPWO2006035771A1 (ja) * 2004-09-27 2008-05-15 日立化成工業株式会社 Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
JP4853287B2 (ja) * 2004-09-27 2012-01-11 日立化成工業株式会社 Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
JP2008055591A (ja) * 2006-03-31 2008-03-13 Kohjin Co Ltd 加工速度向上剤及び該加工速度向上剤を含有した水溶性研磨・研削加工液
US8288282B2 (en) 2007-07-30 2012-10-16 Hitachi Chemical Co., Ltd. Polishing liquid for metal and method of polishing
JP5327050B2 (ja) * 2007-07-30 2013-10-30 日立化成株式会社 金属用研磨液及び研磨方法
WO2009017095A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Hitachi Chemical Co., Ltd. 金属用研磨液及び研磨方法
KR101266537B1 (ko) 2008-12-19 2013-05-27 제일모직주식회사 금속 배선 연마용 cmp 슬러리 조성물
JP7208019B2 (ja) 2017-02-17 2023-01-18 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物、その製造方法および研磨用組成物を用いた研磨方法
CN110312776A (zh) * 2017-02-17 2019-10-08 福吉米株式会社 研磨用组合物、其制造方法和使用研磨用组合物的研磨方法
KR20190120192A (ko) * 2017-02-17 2019-10-23 가부시키가이샤 후지미인코퍼레이티드 연마용 조성물, 그 제조 방법 및 연마용 조성물을 사용한 연마 방법
JPWO2018150856A1 (ja) * 2017-02-17 2019-12-26 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物、その製造方法および研磨用組成物を用いた研磨方法
CN110312776B (zh) * 2017-02-17 2021-11-30 福吉米株式会社 研磨用组合物、其制造方法和使用研磨用组合物的研磨方法
TWI767993B (zh) * 2017-02-17 2022-06-21 日商福吉米股份有限公司 研磨用組成物、其製造方法及使用研磨用組成物之研磨方法
WO2018150856A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物、その製造方法および研磨用組成物を用いた研磨方法
KR102575250B1 (ko) 2017-02-17 2023-09-06 가부시키가이샤 후지미인코퍼레이티드 연마용 조성물, 그 제조 방법 및 연마용 조성물을 사용한 연마 방법
JP2019087660A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 Agc株式会社 研磨剤と研磨方法、および研磨用添加液
TWI794326B (zh) * 2017-11-08 2023-03-01 日商Agc股份有限公司 研磨劑與研磨方法、及研磨用添加液
US11713404B2 (en) 2017-11-08 2023-08-01 AGC Inc. Polishing agent, polishing method, and liquid additive for polishing
KR20200088636A (ko) * 2019-01-15 2020-07-23 한남대학교 산학협력단 분산성이 우수한 연마 슬러리 조성물
KR102228684B1 (ko) 2019-01-15 2021-03-15 한남대학교 산학협력단 분산성이 우수한 연마 슬러리 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912927B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101200566B1 (ko) 차단재 연마 용액
JP5176154B2 (ja) Cmp研磨剤及び基板の研磨方法
KR101563023B1 (ko) 화학 기계 연마용 수계 분산체 및 화학 기계 연마 방법
JP5827221B2 (ja) ポリシリコン除去速度の抑制のためのcmp組成物および方法
US20070045234A1 (en) Compositions and methods for chemical mechanical polishing silicon dioxide and silicon nitride
US7291280B2 (en) Multi-step methods for chemical mechanical polishing silicon dioxide and silicon nitride
KR20050046620A (ko) 구리 연마용 조성물 및 방법
US6443811B1 (en) Ceria slurry solution for improved defect control of silicon dioxide chemical-mechanical polishing
JP5177430B2 (ja) 化学機械研磨用水系分散体、その製造方法および化学機械研磨方法
JP2000323444A (ja) 研磨液組成物
JP2005502188A (ja) ケミカルメカニカル研磨組成物およびそれに関する方法
KR20040002907A (ko) 계면활성제를 갖는 연마 조성물
US20070210278A1 (en) Compositions for chemical mechanical polishing silicon dioxide and silicon nitride
JP2005252255A (ja) シリカ及び窒化ケイ素のケミカルメカニカルポリッシングのための組成物及び方法
JP2006253690A (ja) インターレベル絶縁層をケミカルメカニカルポリッシングするための組成物および方法
JP4406111B2 (ja) 研磨液組成物
WO2005109480A1 (ja) 研磨用スラリー
JP2005191548A (ja) シリカ及び窒化ケイ素のケミカルメカニカルポリッシングのための組成物及び方法
JP4278773B2 (ja) 研磨液組成物
JP4368495B2 (ja) 研磨液組成物
JP2001085374A (ja) 研磨液組成物
JP4811586B2 (ja) 化学機械研磨用水系分散体およびその製造方法ならびに化学機械研磨方法
KR20070075455A (ko) 다공성 알루미나를 포함하는 금속배선용 수성 연마 슬러리
JP2006287051A (ja) 半導体基板研磨液組成物用添加剤
JP2001298004A (ja) 研磨液組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees