JP2000322378A - プログラム可能クロックシフトを用いた調節可能データ遅延 - Google Patents

プログラム可能クロックシフトを用いた調節可能データ遅延

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JP2000322378A
JP2000322378A JP2000073167A JP2000073167A JP2000322378A JP 2000322378 A JP2000322378 A JP 2000322378A JP 2000073167 A JP2000073167 A JP 2000073167A JP 2000073167 A JP2000073167 A JP 2000073167A JP 2000322378 A JP2000322378 A JP 2000322378A
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clock
delay
latch
signal
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Andrew S Kopser
エス.コプサー アンドリュー
Burton J Smith
ジェイ. スミス バートン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • H04L7/0012Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines by comparing receiver clock with transmitter clock
    • HELECTRICITY
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/0033Correction by delay
    • H04L7/0037Delay of clock signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0016Arrangements for synchronising receiver with transmitter correction of synchronization errors
    • H04L7/0045Correction by a latch cascade

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ伝送回路にプログラム可能クロック遷移
を用いた調節可能データ遅延を備えることにより、異な
る長さおよび伝搬速度を有する伝送線路上で伝送される
信号の正確なタイミングを確保すること。 【解決手段】送り側回路と、該送り側回路に接続される
受け側回路と、該送り側回路と該受け側回路との間の通
信線路と、該通信線路内のマスタラッチであって、該マ
スタラッチ出力のタイミングが第1のクロック信号によ
って制御されるマスタラッチと、該通信線路内のスレー
ブラッチであって、該スレーブラッチ出力のタイミング
が第2のクロック信号によって制御されるスレーブラッ
チと、該第1および該第2のクロック信号を互いに関連
して制御し、該第1のクロック信号と該第2のクロック
信号との間の関係を選択的に可変する可変遅延回路と、
を含む回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ伝送回路の分
野に関し、より詳細には、異なる長さおよび伝搬速度を
有する伝送線路上で伝送される信号の正確なタイミング
を確保するデータ伝送回路に関する。
【0002】
【従来の技術】データは伝送線路で1つの回路から別の
回路へ伝送される。伝送線路の長さは、2つの回路間の
距離によって決定されることが多い。第1の回路により
データが送られてから第2の回路によりデータが受け取
られるまでの時間間隔は、たいてい伝送線路の長さの関
数である。
【0003】システムのクロック速度が増加した場合、
データが伝送線路を移動するのに要する実際の時間は変
化しないが、相対時間が変化する。クロック速度が約3
0%増加した場合、以前は2クロックサイクルで伝送線
路を移動していたデータ信号が、3クロックサイクルを
要するようになる。従来技術において、解決策の1つ
は、システムのクロック速度を決して変更しないことで
ある。しかしながら、これは後々のシステムの変更およ
び性能向上を制限する。また、異なるクロック速度でシ
ステムを試験することを困難にする。
【0004】また、1つの回路から別の回路にデータが
伝送されるとき、異なる伝送線路を移動する多くの信号
間の相対タイミングを同一に保つことを確実にするの
が、しばしば望ましい。すべての伝送線路が互いに同一
の長さであったり、またはほぼ同一の長さである場合、
同一の相対タイミングを維持することはかなり容易であ
る。しかしながら、多くのアプリケーションにおいて、
伝送線路同士の長さの相違が十分に大きく、互いに異な
る長さを有する2つの異なる伝送線路で送られるデータ
間のタイミングスキュー(skew)が起こる。このタイミ
ングスキューが十分に大きくなった場合、第1の伝送線
路上で互いに関連するデータの信頼性がもはや確保でき
ず、それに続く問題が生じ得る。
【0005】1つの回路から別の回路にデータを伝送す
るときにスキューを避けるための、現行の解決策の1つ
は、すべてのデータ伝送線路が互いにおおむね同じ長さ
を有することを確実にすることである。従って、1つの
線路が他の線路より極度に短いとき、2つの回路間を異
なるパターンで通路決めすることにより、その長さを増
大させる。これは例えば、多くの屈曲および方向転換を
行い得、そのあるものは、所望の長さを達成するために
連続して密接に配置された90度の方向転換になる。こ
のような解決策は、すべての伝送線路を最長の伝送線路
と物理的に同じ長さする必要があるという欠点を有す
る。従って、すべてのデータ伝送は、2つの回路間で起
こり得る最も遅い通信リンクに基づいて遅延される。ま
たこれは、2つの回路間で著しく大きな面積を占有する
という欠点を有する。回路が集積チップ上にある場合、
伝送線路に長さを追加することは、ただでさえ貴重なチ
ップ面積を占有する。また、遅延パターンのレイアウト
および形状に依存する線路に、望ましくないキャパシタ
ンス、または場合によりインダクタンスを加え得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による回路は、送
り側回路と、該送り側回路に接続される受け側回路と、
該送り側回路と該受け側回路との間の通信線路と、該通
信線路内のマスタラッチであって、該マスタラッチ出力
のタイミングが第1のクロック信号によって制御される
マスタラッチと、該通信線路内のスレーブラッチであっ
て、該スレーブラッチ出力のタイミングが第2のクロッ
ク信号によって制御されるスレーブラッチと、該第1お
よび該第2のクロック信号を互いに関連して制御し、該
第1のクロック信号と該第2のクロック信号との間の関
係を選択的に可変する可変遅延回路と、を含み、それに
より、上記目的が達成される。
【0007】前記可変遅延回路が前記第1のクロック信
号の遅延を選択的に可変し、第1のクロック素子と直列
に接続可能な複数の遅延素子をさらに含み、直列に接続
された遅延素子の数が選択可能であってもよい。
【0008】前記可変遅延回路が前記マスタラッチに結
合されてもよい。
【0009】前記送り側回路と前記受け側回路との間の
複数の通信線路と、各通信線路に結合されたマスタラッ
チと、各通信線路に結合されたスレーブラッチと、をさ
らに含んでもよい。
【0010】単一の可変遅延回路が複数のマスタラッチ
に結合されており、該マスタラッチとそれぞれのスレー
ブラッチとの間の相対タイミングをともに制御してもよ
い。
【0011】複数の可変遅延回路を備え、該可変遅延回
路のそれぞれがそれぞれのマスタラッチに接続され、各
マスタラッチとスレーブラッチとの組み合わせのタイミ
ング遅延を他のマスタラッチおよびスレーブラッチに関
連して個別に制御してもよい。
【0012】本発明による回路は、第1の回路と、複数
の通信線路によって該第1の回路に接続された第2の回
路と、該第1の回路と該第2の回路とに接続されたシス
テムクロックと、該第1の回路と該第2の回路との間の
該通信線路に結合され、該通信線路上の信号と該システ
ムクロックとの間の相対遅延を選択する、可変遅延回路
と、を含み、それにより、上記目的が達成される。
【0013】前記システムクロックが、前記通信線路上
の第1の周波数において供給されて、前記可変遅延回路
が遅延を供給しないように選択され、該システムクロッ
クが第2の周波数のときに、該通信線路上の信号におい
て1クロックサイクルの遅延を発生させるように該遅延
が選択されてもよい。
【0014】前記第1の回路と前記第2の回路との間に
複数の通信線路をさらに含んでもよい。
【0015】前記通信線路のそれぞれが、単一のバス内
にあり、互いにおおむね同一の長さを有してもよい。
【0016】前記通信線路のそれぞれが、該複数の通信
線路のうちでお互いに関連して、異なる長さを有してよ
い。
【0017】前記データバス内の各通信線路に対し、単
一の可変遅延回路を備えてもよい。
【0018】互いに異なる各それぞれの通信線路に対す
る複数の可変遅延回路を備えてもよい。
【0019】前記通信線路に結合されるマスタラッチで
あって、該マスタラッチのタイミングが第1のクロック
信号によって制御されるマスタラッチと、該通信線路内
に結合されたスレーブラッチであって、該スレーブラッ
チのタイミングが第2のクロック信号によって制御され
るスレーブラッチと、をさらに含んでもよい。
【0020】前記可変遅延回路の出力が前記マスタラッ
チに結合され、該マスタラッチのタイミングを制御して
もよい。
【0021】本発明による方法は、伝送線路の信号を伝
送するステップと、該伝送線路上の該信号のタイミング
をシステムクロックによって制御するステップと、該伝
送線路上の該信号と該システムクロックとの間のタイミ
ング関係を、選択された様態で可変するステップと、を
含む、クロック信号に関連した信号の出力を選択的に可
変する方法であって、それにより、上記目的が達成され
る。
【0022】前記信号を可変するステップが、前記伝送
線路上の前記信号の遅延を、前記クロック信号に関連し
て導入してもよい。
【0023】前記可変遅延は、前記データ信号が前記受
け側回路で受け取られるときに導入されてもよい。
【0024】本発明の原理による回路は、システムのク
ロック速度が大きく変化することを可能にし、尚もって
システム全体の正確な動作を確保することができる。本
回路はまた、2つの回路間の異なる長さの伝送線路上で
のデータの受け取りを電気的に一致させ同期化すること
ができる。
【0025】送り側回路と受け側回路とは信号を交換す
るために互いに接続される。送り側回路と受け側回路と
の間の伝送線路は、データの形式で信号を運ぶ。受け側
回路は、伝送線路で送られたデータを受け取るマスタラ
ッチを含む。マスタラッチの出力のタイミングは、第1
のクロック信号で制御される。スレーブラッチは、マス
タラッチからの出力を受け取る。スレーブラッチの出力
制御のタイミングは、第1のクロック信号とは異なる第
2のクロック信号で制御される。可変遅延回路がマスタ
ラッチに対するクロック信号に接続されている。可変遅
延回路は、複数の遅延素子を含む。選択された数の遅延
素子が、マスタラッチに対するクロックの通路に配置さ
れる。選択される遅延素子の数は、ソフトウェアの制御
下にあるので、遅延はプログラム可能である。クロック
周波数、伝送線路の長さ、データが送られる速度、回路
の種類などの要因により異なる遅延がプログラムされ得
る。
【0026】実施形態の1つによると、回路が初期化さ
れるとき、選択レジスタにソフトウェアが取り込まれ格
納される。選択レジスタの出力はマルチプレクサを制御
して、複数の入力から1つの線路出力を選択する。それ
ぞれ異なる量の遅延を有する複数の遅延線路が、入力と
して、マルチプレクサに結合される。適切な遅延を供給
する遅延線路が、マスタラッチへのクロックを遅延させ
るための出力として選択される。
【0027】各伝送線路または各伝送線路の組に対する
マスタラッチおよびスレーブラッチのクロックが制御さ
れ、2つの回路間でのスレーブラッチのデータ出力が他
の伝送線路上のスレーブラッチのデータ出力と常に同期
化することを確実にする。遅延の量は、受け側回路の各
伝送線路上でプログラム可能である。従って、第2の回
路の入力端子のそれぞれでデータを受け取るためのタイ
ミングが制御され得、送り側回路がデータを伝送すると
き、これらの入力端子が互いに以前と同じ関係を有する
ことを確実にする。
【0028】ソフトウェアプログラム可能な遅延の量を
有することは、伝送線路が形成された後でも受け側回路
内で遅延の量を容易にカスタマイズし得るというさらな
る利点を提供する。伝送線路の遅延の量を変更しても、
伝送線路の長さが互いに同じままであれば、様々なとき
に望ましいであろう。例えば、500メガヘルツ以上の
ような高速でデータが伝送されるときに比べ、50メガ
ヘルツ以上のような低速でデータが伝送されるときに
は、クロック周波数を増加し得るか、または各伝送線路
が異なって動作し得る。従って、本発明により、一組の
伝送線路または複数の伝送線路同士の相対遅延を、異な
る伝送周波数またはその他の任意の要因に基づき再プロ
グラムし得る。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は送り側回路10および受け
側回路12を示す。送り側回路10と受け側回路12と
の間には、比較的短い伝送線路14、中間長さの伝送線
路16、および長い伝送線路18を含む複数の伝送線路
15が存在する。各伝送線路は、端子17で受け側回路
12に接続されている。
【0030】回路10および12は、電気的構成部品の
任意の回路であり得る。実施形態の1つでは、回路10
および12はともに、同一の集積半導体チップ上に存在
する。伝送線路15は、集積回路上に形成され、導電パ
ターンを構成して、チップ内の1つの回路から、同じチ
ップ内の別の回路へデータを搬送する。例えば、伝送線
路は、メモリアレイからのデータを演算論理ユニットま
たは同一チップ上の異なるレジスタに伝送し得る。別の
実施形態では、回路10および12は、互いに関連する
プリント回路基板上に位置する、それぞれ独立した集積
回路である。伝送線路15はプリント回路基板に取り付
けられ、基板上の金属線路が2つの独立した集積チップ
間の相互接続を提供する。第3の実施形態では、回路1
0および12は、コンピュータ内で互いに間隔をおいて
配置された2つの異なるプリント回路基板であり得る。
伝送線路15は、2つの基板を互いに接続するデータバ
ス内に存在する。接続は、1つの基板上の1つのチップ
と別の基板上の第2のチップとの間か、あるいは1つの
基板上の複数のチップと第2の基板の1つ以上のチップ
との間であり得る。
【0031】図2は、マスタラッチ20、スレーブラッ
チ22、ならびにクロックキング入力をマスタラッチ2
0とスレーブラッチ22との両方に供給するクロック線
路24を有する回路を示す。この回路は、可変遅延回路
26も含む。可変遅延回路は、NORゲート28、マル
チプレクサ30、ソフトウエア符号選択レジスタ32、
およびマルチプレクサ30への入力のために接続された
複数の選択可能遅延素子32を含む。
【0032】ラッチ20および22は、クロックがハイ
のときデータが入力から出力へ即座に渡され、クロック
がローのとき、たとえ入力のデータが変化し得ても、出
力のデータが変化せず同じままである種類のラッチであ
る。従って、クロックがハイのときにマスタラッチ20
に供給されるデータは、ラッチを介した伝達により最小
限起こり得る遅延を除いては遅延なく即座に出力に渡さ
れる。ラッチは非常に高速なので、データは事実上遅延
なく出力Qに到着する。他方、クロックがローのとき
は、出力データ値は、一定に保たれ変化しない。新しい
データがマスタラッチ20の入力に提示された場合、新
しいデータ値は入力にとどまり、出力には伝送されな
い。ローからハイへクロックが遷移するとき、ラッチ2
0の入力での値は、クロック端子30に印加されたクロ
ックの立ち上がりエッジにおいて、ラッチQの出力へ伝
送される。データ入力およびクロック端子32に印加さ
れたクロックに関しては、スレーブラッチ22の動作も
同じである。
【0033】クロック信号CKはメインシステムクロッ
クである。これは、図1に示すように回路10から回路
12へのデータ伝送のための同期化を提供するシステム
クロックである。これは、図1には簡略化のため図示し
ないが、当該分野で公知の様態により、システムクロッ
クとして回路10および回路12に供給される。このシ
ステムクロックは、線路24においてスレーブラッチク
ロック端子36に供給される。また、NORゲート28
の入力の1つにも供給される。NORゲート28の出力
CKMは、マスタラッチに対するクロックであり、マス
タラッチ20のクロック端子30において供給される。
NORゲート28の他の入力端子は、インバータ40を
介してマルチプレクサ30に接続されている。マスタラ
ッチ20に対するNORゲート28の両方の出力がロー
CKMであり、入力のいずれか一方がハイであるとき、
出力CKMはローである。
【0034】また、システムクロックCKは、各入力間
の様々な遅延素子とともにマルチプレクサ30の入力に
供給される。マルチプレクサ30の第1のCK入力は、
単一の遅延素子42を含み、第2の入力は3つの遅延素
子42を含み、第3の入力は5つの遅延素子42を含
む、というように、その特定の回路に所望される数の遅
延素子42を有する。実施形態の1つにおける遅延素子
42は、単純なインバータである。もちろん、遅延素子
42は、所望の遅延を供給する公知の伝搬時間を有す
る、他の任意の適切な回路であり得る。例えばこれは、
入力がラッチの伝搬遅延を伴って出力に供給されるよう
に、常にイネーブルされているラッチ、シフトレジスタ
型の素子、または当該分野で公知の他の任意の適切な遅
延素子を含み得る。
【0035】マルチプレクサ30への入力の1つは、イ
ネーブル線路44を含む。イネーブル線路44は、常に
アクティブである。本実施形態では、イネーブル線路4
4は、常にハイに結合されているが、ローにイネーブル
されている回路では、もちろん常にローに結合され得
る。
【0036】マルチプレクサ30の入力の1つは、選択
レジスタ34の制御のもとインバータ40に供給するた
めの出力として選択される。出力として供給される特定
の入力の選択は、選択レジスタ34からマルチプレクサ
30への選択ピンによって決定される。選択レジスタ3
4からのデータ信号出力は、出力として供給される入力
ピンの1つをイネーブルし、他の入力をブロックする。
各ピンは異なる遅延を有するので、所望の遅延を有する
入力が出力として供給するために選択される。
【0037】選択レジスタ34は、マルチプレクサ30
に対する選択符号を格納するメモリである。選択符号
は、ソフトウェア制御のもと、スキャンイン線路上に供
給される。回路10および12を含む回路に電力が最初
に供給されたとき、適切なイネーブルおよびパワーアッ
プ符号が回路全体に供給される。これらの符号は、選択
レジスタ34にロードされるソフトウェアデータを含
む。別の実施形態では、回路が試験されて適切な遅延が
確認された後、選択レジスタ34内のデータがROMな
ど変更不可能なメモリ内でプログラムされる。さらに別
の実施形態では、選択レジスタ34内の符号が、プログ
ラムからの新しいソフトウェア符号を供給することによ
り、回路の動作中の任意の時刻において変更される。そ
のようなソフトウエア符号は、マルチプレクサからの任
意の出力をイネーブルし得、従ってソフトウェア制御の
下で異なる遅延を供給し得る。これは、データ同期化性
能を向上させるための試験目的か、またはシステム動作
中のより良い制御のための他の理由により実施される。
選択レジスタ34をロードするためのソフトウェアの使
用は、回路の寿命内で、または回路動作中においてさ
え、任意の時期に遅延の量が容易に変更できる、という
利点を提供する。老朽化、異なる線路の異なる端子17
への接続、端子上での信号伝搬の型、信号が伝搬する速
度などの要因のいずれかに基づき、信号線路の伝送特性
が互いに関連して変化する場合、回路の寿命までの間ず
っと、所望のように遅延をプログラムする能力を、ユー
ザは保持する。
【0038】図3は、本発明の動作を図示するための、
図2の回路の様々なノードの、異なる遅延条件下でのタ
イミング図である。第1の例では、回路12で受け取ら
れるデータ伝送に対して、クロックサイクルの遅延を伴
わない回路の動作が説明されている。その次に、回路1
2により受け取られたデータのタイミングが本発明の原
理によりいかに遅延し得るかを示すために、第2の例が
与えられる。
【0039】信号CK、CKM、データDM、およびQ
は、図2の同じ符号を付された位置の信号を表す。第1
の周波数のシステムクロックCKは、立ち上がりエッジ
1、t4、t7等を有する。第1の例では、NORゲー
ト28からのマスタラッチ出力に対するクロックCKM
は、システムクロックCKの完全な逆位相である。時刻
2では、CKMは立ち上がりエッジを有するが、CK
は立ち下がりエッジを有し、時刻t4ではCKは立ち上
がりエッジを有するが、CKMは立ち下がりエッジを有
する。CKとCKMとの間には、NORゲート28の伝
搬遅延時間に基づく僅かな遅延が存在し得るが、しかし
ながら、この遅延は本発明の目的に対しては非常に小さ
い。
【0040】この第1の例では、マルチプレクサ30の
常にアクティブな入力44が、マルチプレクサ30の出
力のために選択されるので、インバータ40からNOR
ゲート28への入力はロー信号である。これは、遅延を
生じない。従って、クロックCKは、NORゲート28
の出力CKMを制御し、インバータとして機能させる。
データは、システムクロックCKのタイミング制御の
下、回路10からの伝送線路15に沿って、時刻tD
受け側回路12に到着する。データは伝送線路14、1
6、または18に沿って移動し得る。クロック信号に関
係するデータ信号D1の受け取りのための正確なタイミ
ングは公知でなく、線路の長さ、または本明細書に記載
するその他の要因など、送られる伝送線路の特性に基づ
く。この例では、データパルスD1は、システムクロッ
クCKがローであり、CKMがハイであるのに関連し
て、時刻tDに到着する。到着の時刻にはCKMがハイ
なので、データ信号は即座に出力DMに渡され、出力D
Mはデータ入力を記録する。DMの信号は、スレーブラ
ッチ22の入力に供給される。その後の時刻t4では、
システムクロックCKがハイに遷移し、スレーブラッチ
22をイネーブルする。次にデータD1が受け取られた
後の、クロックパルスの次の立ち上がりエッジで出力Q
に渡される。次のデータパケットD2は、データが第2
の回路12に受け取られた後の、システムクロックの次
の立ち上がりクロックパルスである時刻t 7で、出力Q
に渡される。データが受け取られた後に後続するクロッ
クサイクル上で出力Qに渡されることで、このプロセス
は反復する。
【0041】次に、出力Qでのタイミングが1クロック
サイクル分ずれる場合の例を挙げる。本発明の原理によ
ると、これは、マスタラッチへのクロックCKMのイネ
ーブル時間を短縮することを伴う。すなわち、マスタラ
ッチへのイネーブル信号の後半部(back portion)が切
リ取られ、システムクロック信号CKの直接の逆位相と
して通常ローに下がるのよりも早くローにもたらされ
る。立ち下がりエッジが通常のクロック信号CKMに先
だって下がるように早められる時間量は、遅延素子42
により導入される遅延の量により決定される。僅か1
つ、または非常に少ない遅延素子42を導入すること
は、クロックパルスの立ち下がりエッジをほんの僅かだ
け早める。より多くの遅延素子42を導入することは、
さらに大きな量でクロックパルスの立ち下がりエッジを
早めるので、クロックエッジはより早く下がる。遅延ク
ロックパルスCKMD内の破線42は、立ち下がりエッ
ジが早められる時間を示しており、通常下がるのより
も、選択された時間だけ早く下がる。これにより、マス
タクロックCKMに対して、より短いイネーブル時間を
生じる。先行エッジのための立ち上がり時刻は以前と変
わらないが、立ち下がりエッジが通常下がるよりも早い
時間で下がるので、マスタラッチ20がイネーブルされ
るときのウィンドウを短縮する。
【0042】可変遅延44の量は、伝送線路14、1
6、および18の長さに基づいて、互いに関連して選択
されるのに加え、本明細書に記載するようにデータ伝送
特性など他の要因に基づいても選択される。
【0043】次に、早められた立ち下がりエッジ時刻を
備える回路の動作を説明し、これがデータ信号のクロッ
クサイクルプログラム可能遅延をいかにして可能にする
かの理解を提供する。システムクロックCKは、この変
化に影響されない。この例では、立ち上がりエッジは、
時刻t1、t4、t7等において同時に発生する。同様
に、クロックCKMの立ち上がりエッジは影響を受けな
いので、遅延された信号CKMDは、時刻t2、t5、t
8等において同時に立ち上がりエッジを有する。ここで
もデータは時刻tDで到着する。クロックCKMDの立
ち下がりエッジは時刻tDより前の時刻t3において発生
する。遅延されたクロックCKMDの立ち下がりエッジ
の繰り上げ42の量は、データ到着時刻tDより前に発
生するように選択される。従って、データパルスD1が
到着するとき、マスタラッチ20はディスエーブルされ
ており、データは入力にとどまって出力には伝送されな
い。遅延システム下でのマスタラッチの出力DMDも同
様にとどまり、新しいデータD1に従って変化しない。
従って、線DMDから見て取れるように、遅延条件下で
のラッチの出力は、同じままである。後続する時刻t4
において、クロックCKはハイになり、スレーブラッチ
22をイネーブルする。マスタラッチから供給されたデ
ータが変化していないので、スレーブラッチ22に存在
するデータは、遅延データDMDであり、これにより出
力Qが遅延されて、新しいデータの代わりに以前からマ
スタラッチに存在したデータQDとなる。次のクロック
パルスt 5において、CKがローに遷移するのと同時に
CKMDはハイに遷移する。CKMDがハイに遷移する
とき、データD1はまだ入力に存在しており、信号DM
Dに示されるように線DM上のデータD1として出力に
供給される。従って、データD1は、スレーブラッチ2
2の入力上のマスタラッチ20の出力において保持され
る。後続するクロックパルスt6では、タイミングが信
号CKMDに示すように早められているので、マスタラ
ッチへのクロックは下がる。後続するデータパルスD2
は、まだ到着していないので、このデータパルスの到着
まで、マスタラッチ20はディスエーブルされている。
後続の時刻t7では、線路24上にシステムクロックの
立ち上がりエッジが存在し、スレーブラッチ22をイネ
ーブルする。今度はデータD1が線DM上で遅延されて
存在するので、このデータがQD、即ち遅延されたQと
して出力に供給される。従って、遅延されたデータD1
は、システムクロックから1つ次に後続するクロックパ
ルスの立ち上がりエッジ上の出力で供給される。同一の
時間枠の間において、新しいデータD2がマスタラッチ
20に供給される。後続する時刻t8では、伝送信号C
KMDによりマスタラッチがイネーブルされ、データD
2が遅延された形式DMDで、線DMに伝送される。時
刻t9での、システムクロックの次の後続エッジ上で
は、信号QDにより示される遅延データとしてデータD
2が出力Qにおいて供給される。同様に、すべての後続
データが、出力Qとして供給される前に、システムクロ
ックから1クロックサイクル遷移される。
【0044】この例から見て取れるように、Qにおける
実際のデータの出力は、システムクロックから正確に完
全な1サイクル分遅延されている。データは、尚もって
CKと完璧に同期化しているが、遅延されている。受け
側回路12による受け取りの後の後続クロックパルス上
で供給されるよりもむしろ、完全な1クロックサイクル
遅延されている。
【0045】実施形態の1つでは、すべての伝送線路1
5は、おおむね同じ長さを有する。例えば、バス上の回
路間に線路14のみが存在し、線路16および18は存
在しないと想定されたい。この実施形態では、単一の遅
延回路26が、すべての端子に備えられる。マスタラッ
チCDMに対するクロックは、単一の回路26から各端
子17に供給され、信号は、各ピンにおいてそれぞれの
マスタラッチ20に入力される。これにより、大幅な面
積が節約でき、すべての線路15上で、後退か否かに関
わらず、ともに動作する遅延が可能になる。
【0046】別の実施形態では、図2の遅延回路が、受
け側回路12の各個別の入力端子17に供給される。各
遅延回路により供給される遅延の量は、入力端子17を
個別にプログラム可能である。極端に長い18のよう
な、いくつかの線路に対しては、線路がすでに遅延を有
しているのでプログラムされる遅延は0であり得る。1
4または16のような他の伝送線路に対しては、線路1
8に関連した相対長さに依存して、クロックサイクルの
遅延が導入され得るので、伝送線路18上のデータの到
着と一致する。データ信号に対するタイミングの繰り上
げは、各入力端子17に対してカスタム選択され得、た
とえ異なる時刻tDにおいてデータが各端子に到着して
も、すべての端子において正確に1クロックサイクルの
遅延を確保できる。
【0047】マスタクロックCKMの立ち下がりエッジ
に対する繰り上げの量は、各クロックの速度に対する、
または必要とされる各伝送線路に対する個別のカスタム
ベースにより決定される。最初の実施形態では、伝送線
路の特徴および回路構成部品の当初の製造においてプロ
グラムされる遅延が決定される。さらなる実施形態で
は、様々な条件および異なるクロック速度、ならびにク
ロック速度の変動または他の動作条件における変化に依
存するソフトウェアプログラムの制御の下で、回路構成
部品が試験され得る。いくつかの受け側端子17は、あ
る状況では1クロック遅延パルスを有してよく、他の状
況ではまったく遅延を有さなくてもよい。受け側端子1
7から回路12へのデータの出力は、伝送線路のそれぞ
れに関連して計時されるので、データは、同一のクロッ
クパルス上で、透過性の様態において各端子から受け側
回路12に供給される。また、本発明は、所望により2
つの回路間の関係の再設計中において、実際の伝送線路
の接続を変更し得るという、さらなる利点を有する。例
えば、新しい伝送線路が追加されたり、1つの伝送線路
からの接続が異なる入力端子17へ変更されて線路の長
さが変わったりした場合、回路の試験中または回路の寿
命内の任意のときにこれを実施し得る。伝送線路が新し
い所望の位置に接続された後で、新しい接続に適切なよ
うに、受け側回路の端子17に遅延が設定される。従っ
て、回路の製造中において、伝送線路は望ましいように
接続され得る。その長さは互いに僅かに異なり得、1つ
の回路と次の回路とでも異なり得るが、各伝送線路に対
する個別の制御下で遅延がソフトウェアプログラム可能
なので、尚もって信頼できる動作が確保され得る。大幅
な基板およびチップ面積が節約できる。また、この回路
設計は、設計中において線路の正確な長さを過度に考慮
する必要がない。受け側回路でのタイミングは、回路が
組み立てられ試験された後で、ソフトウェアにより高精
度に調節され得る。
【0048】本明細書では、本発明の特定の実施形態を
例示目的で記載したが、本発明の精神および範囲から逸
脱することなく様々な変更をなし得ることは、上述のこ
とから理解される。従って、本発明は添付の請求の範囲
以外により限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理による第1および第2の回路のブ
ロック図である。
【図2】本発明の原理による選択可能遅延回路のブロッ
ク図である。
【図3】可変遅延が同一のクロックパルスにデータをい
かに同期化させるかを示す、図2の回路における様々な
ノードの図である。
【符号の説明】
10 送り側回路 12 受け側回路 15 伝送線路 17 入力端子 20 マスタラッチ 22 スレーブラッチ 24 クロック線路 26 可変遅延回路 28 NORゲート 30 マルチプレクサ 34 選択レジスタ 36 スレーブラッチクロック端子 40 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03L 7/00 (71)出願人 500001703 Merrill Place, 411 F irst Avenue South, Suite 600, Seattle,W ashington 98104−2860,U. S.A. (72)発明者 アンドリュー エス.コプサー アメリカ合衆国 ワシントン 98103, シアトル, ノース 55ティーエイチ ス トリート 109 (72)発明者 バートン ジェイ. スミス アメリカ合衆国 ワシントン 98112, シアトル, 21エスティー アベニュー イースト 923

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り側回路と、 該送り側回路に接続される受け側回路と、 該送り側回路と該受け側回路との間の通信線路と、 該通信線路内のマスタラッチであって、該マスタラッチ
    出力のタイミングが第1のクロック信号によって制御さ
    れるマスタラッチと、 該通信線路内のスレーブラッチであって、該スレーブラ
    ッチ出力のタイミングが第2のクロック信号によって制
    御されるスレーブラッチと、 該第1および該第2のクロック信号を互いに関連して制
    御し、該第1のクロック信号と該第2のクロック信号と
    の間の関係を選択的に可変する可変遅延回路と、を含む
    回路。
  2. 【請求項2】 前記可変遅延回路が前記第1のクロック
    信号の遅延を選択的に可変し、 第1のクロック素子と直列に接続可能な複数の遅延素子
    をさらに含み、直列に接続された遅延素子の数が選択可
    能である、請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記可変遅延回路が前記マスタラッチに
    結合された、請求項1に記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記送り側回路と前記受け側回路との間
    の複数の通信線路と、 各通信線路に結合されたマスタラッチと、 各通信線路に結合されたスレーブラッチと、をさらに含
    む、請求項1に記載の回路。
  5. 【請求項5】 単一の可変遅延回路が複数のマスタラッ
    チに結合されており、該マスタラッチとそれぞれのスレ
    ーブラッチとの間の相対タイミングをともに制御する、
    請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 複数の可変遅延回路を備え、該可変遅延
    回路のそれぞれがそれぞれのマスタラッチに接続され、
    各マスタラッチとスレーブラッチとの組み合わせのタイ
    ミング遅延を他のマスタラッチおよびスレーブラッチに
    関連して個別に制御する、請求項4に記載の回路。
  7. 【請求項7】 第1の回路と、複数の通信線路によって
    該第1の回路に接続された第2の回路と、 該第1の回路と該第2の回路とに接続されたシステムク
    ロックと、 該第1の回路と該第2の回路との間の該通信線路に結合
    され、該通信線路上の信号と該システムクロックとの間
    の相対遅延を選択する、可変遅延回路と、を含む回路。
  8. 【請求項8】 前記システムクロックが、前記通信線路
    上の第1の周波数において供給されて、前記可変遅延回
    路が遅延を供給しないように選択され、該システムクロ
    ックが第2の周波数のときに、該通信線路上の信号にお
    いて1クロックサイクルの遅延を発生させるように該遅
    延が選択される、請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の回路と前記第2の回路との間
    に複数の通信線路をさらに含む、請求項7に記載の回
    路。
  10. 【請求項10】 前記通信線路のそれぞれが、単一のバ
    ス内にあり、互いにおおむね同一の長さを有する、請求
    項9に記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記通信線路のそれぞれが、該複数の
    通信線路のうちでお互いに関連して、異なる長さを有す
    る、請求項9に記載の回路。
  12. 【請求項12】 前記データバス内の各通信線路に対
    し、単一の可変遅延回路を備える、請求項10に記載の
    回路。
  13. 【請求項13】 互いに異なる各それぞれの通信線路に
    対する複数の可変遅延回路を備える、請求項11に記載
    の回路。
  14. 【請求項14】 前記通信線路に結合されるマスタラッ
    チであって、該マスタラッチのタイミングが第1のクロ
    ック信号によって制御されるマスタラッチと、 該通信線路内に結合されたスレーブラッチであって、該
    スレーブラッチのタイミングが第2のクロック信号によ
    って制御されるスレーブラッチと、 をさらに含む、請求項7に記載の回路。
  15. 【請求項15】 前記可変遅延回路の出力が前記マスタ
    ラッチに結合され、該マスタラッチのタイミングを制御
    する、請求項14に記載の回路。
  16. 【請求項16】 伝送線路の信号を伝送するステップ
    と、 該伝送線路上の該信号のタイミングをシステムクロック
    によって制御するステップと、 該伝送線路上の該信号と該システムクロックとの間のタ
    イミング関係を、選択された様態で可変するステップ
    と、を含む、クロック信号に関連した信号の出力を選択
    的に可変する方法。
  17. 【請求項17】 前記信号を可変するステップが、前記
    伝送線路上の前記信号の遅延を、前記クロック信号に関
    連して導入する、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記可変遅延は、前記データ信号が前
    記受け側回路で受け取られるときに導入される、請求項
    17に記載の方法。
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