JP2000322124A - 熱処理システム用情報処理装置 - Google Patents

熱処理システム用情報処理装置

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JP2000322124A JP13028899A JP13028899A JP2000322124A JP 2000322124 A JP2000322124 A JP 2000322124A JP 13028899 A JP13028899 A JP 13028899A JP 13028899 A JP13028899 A JP 13028899A JP 2000322124 A JP2000322124 A JP 2000322124A
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喜啓 北詰
Yasuyuki Wakita
恭之 脇田
Kuniaki Namikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱処理プロセスの異常監視機能を損なうことな
く大規模な熱処理システムに対応できる熱処理プロセス
用情報処理装置を提供する。 【解決手段】複数の熱処理設備2、3、4、5、6、7
における熱処理状況を表すプロセスデータを時系列に検
知し、そのプロセスデータを第1記憶手段12aにより記
憶し、熱処理対象の識別データを熱処理設備識別データ
と熱処理日時データとを含むワークデータに対応付けて
第2記憶手段13aにより記憶する。その記憶されたプロ
セスデータに基づき熱処理プロセスにおける異常監視プ
ログラムを実行する第1情報処理手段12と、その記憶さ
れたプロセスデータとワークデータとに基づき、そのプ
ロセスデータとワークデータとを対応付ける第2情報処
理手段13とを備える。そのワークデータは、第2情報処
理手段13により第2記憶手段13aから第1情報処理手段
12を介することなく読み込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の熱処理設備
から構成される熱処理システムに適した情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の熱処理設備と、各熱処理設備を予
め定めた条件に応じて制御するプログラマブルコントロ
ーラ等の制御装置とを備える熱処理システムにより、種
々の熱処理対象の熱処理がなされている。その熱処理設
備として互いに独立して配置された浸炭炉や焼戻炉等を
用いてバッチプロセスにより熱処理を行う場合と、その
熱処理設備として複数の連続式熱処理装置を用いて連続
的に熱処理を行う場合とがある。
【0003】そのような熱処理プロセス中における異常
監視のため、各熱処理設備における加熱温度等の熱処理
状況を表すプロセスデータを時系列に検知する検知装置
が設けられている。上記制御装置に接続されるコンピュ
ータにより構成される第1の情報処理装置において、そ
の検知されたプロセスデータに基づき熱処理プロセスに
おける異常有無の判断等を行う異常監視プログラムが実
行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、その熱処理プロ
セスの履歴を求めるために用いられるワークデータとプ
ロセスデータは、上記制御装置から第1の情報処理装置
を介して第2の情報処理装置に送られていた。そのた
め、熱処理システムを構成する熱処理設備の数の増加等
によりワークデータが増大すると、第1の情報処理装置
の負荷が増大して異常監視プログラムの実行に長時間を
要するという問題が生じる。
【0005】また、バッチ式の熱処理プロセスにおい
て、熱処理対象の処理条件の履歴を把握する場合、従来
においては問題となる熱処理対象を含むロットを熱処理
した熱処理設備と熱処理日時とを帳票から検索し、しか
る後に、その熱処理設備における当該日時において時系
列に検知されたプロセスデータを求める作業が必要であ
る。このような作業は熱処理設備の数が多くなると非常
に煩雑で工数を要するものであり、熱処理対象の品質を
管理する上で最大のネックとなっていた。例えば、ある
ロットの全ての熱処理履歴を調べる場合、相異なる熱処
理設備と熱処理日時における温度記録等を探し出す必要
があるが、このような作業が非常に煩雑で不正確なもの
になる。また、従来の時系列に検知されたプロセスデー
タを示すチャートにおいては、その検出値のみが記録さ
れたものであるため、未熟な作業者にとっては、その検
出値の時間変化が示す熱処理条件の安定度が熱処理対象
の品質に及ぼす影響を把握するのは容易なことではなか
った。さらに、時系列に検知されたプロセスデータを示
すチャートの中でも、異常発生時におけるデータを特に
詳細に把握することが要望されていた。
【0006】本発明は、上記問題を解決することのでき
る熱処理システム用情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱処理システム
用情報処理装置は、複数の熱処理設備と、各熱処理設備
を予め定めた条件に応じて制御する手段と、各熱処理設
備における熱処理状況を表すプロセスデータを時系列に
検知する手段と、その時系列に検知されたプロセスデー
タを記憶する第1記憶手段と、熱処理対象の識別データ
を熱処理設備識別データと熱処理日時データとを含むワ
ークデータに対応付けて記憶する第2記憶手段と、その
記憶されたプロセスデータに基づき、熱処理プロセスに
おける異常監視プログラムを実行する第1情報処理手段
と、その記憶されたプロセスデータとワークデータとに
基づき、そのプロセスデータとワークデータとを対応付
ける第2情報処理手段とを備え、そのワークデータは、
前記第2情報処理手段により前記第2記憶手段から前記
第1情報処理手段を介することなく読み込まれることを
特徴とする。本発明の構成によれば、ワークデータは第
1情報処理手段を介することなく第2情報処理手段によ
り読み込まれるので、ワークデータが増大しても第1情
報処理手段の負荷が増大することはなく、異常監視プロ
グラムの実行に遅れが生じるのを防止できる。
【0008】本発明において、熱処理対象の識別データ
の入力手段と、その入力された熱処理対象の識別データ
に対応するワークデータを前記第2記憶手段から検索す
る手段と、その入力された熱処理対象の識別データに対
応する時系列に検知されたプロセスデータを、前記プロ
セスデータとワークデータとの対応付けに基づいて前記
第1記憶手段から検索する手段と、その熱処理対象の識
別データと、その検索されたワークデータと、その検索
された時系列に検知されたプロセスデータとを出力する
手段とを備えるのが好ましい。これにより、熱処理対象
の識別データを入力するだけで熱処理プロセスの履歴を
求めることができ、工程管理の簡便化、正確化、迅速化
を図り、熱処理対象の品質管理に貢献できる。
【0009】本発明において、プロセスデータの正常範
囲の上下限値を記憶する手段と、その記憶された正常範
囲の上下限値を、前記検索された時系列に検知されたプ
ロセスデータと共に出力する手段とを備えるのが好まし
い。これにより、時系列に検知されたプロセスデータの
値の正常範囲からのずれが熱処理対象の品質に及ぼす影
響を容易に把握することができる。
【0010】その時系列に検知されたプロセスデータの
出力手段としてタッチパネル付表示装置を含み、そのタ
ッチパネルのタッチ操作によりプロセスデータの表示倍
率が変更可能とされているのが好ましい。これにより、
時系列に検知されたプロセスデータをワンタッチで拡大
表示し、熱処理プロセスにおける見たい部分の詳細な熱
処理履歴を正確に把握することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して本発明の第
1実施形態を説明する。図1、図2に示すバッチ式熱処
理システム1は、複数の熱処理設備と、搬出入機構と、
情報処理設備とを備える。その複数の熱処理設備の中に
は同一の熱処理を行うものを含み、本実施形態では、熱
処理設備として第1浸炭炉2、第2浸炭炉3、第1焼戻
炉4、第2焼戻炉5、第1洗浄機6、および第2洗浄機
7を有する。その搬出入機構は、熱処理対象を各熱処理
設備に搬出入するもので、本実施形態では自動倉庫8
と、搬送軌道9上を走行する搬出入装置10と、各熱処
理設備の出入り口の開閉装置とから構成される。図2に
示すように、その情報処理設備は、プログラマブルコン
トローラーにより構成される主情報処理装置11、コン
ピュータにより構成される第1情報処理装置12(第1
情報処理手段)、およびコンピュータにより構成される
第2情報処理装置13(第2情報処理手段)を有する。
その主情報処理装置11はRS232C等のインターフ
ェイスを介して第1情報処理装置12と第2情報処理装
置13にデータ送信可能に接続される。
【0012】その主情報処理装置11は、予め定めた熱
処理条件に応じて各熱処理設備を制御し、また、熱処理
対象の識別データに対応付けられて記憶される熱処理設
備識別データと熱処理日時データとを含むワークデータ
に応じて搬出入機構を制御する。すなわち、搬出入機構
を構成する自動倉庫8、搬出入装置10、各熱処理設備
の出入り口の開閉装置等の作動用制御機器に、主情報処
理装置11からワークデータに対応する制御信号が送ら
れることで、熱処理対象15が自動倉庫8から出庫さ
れ、搬出入装置10により搬送され、搬送軌道9に沿っ
て配置された浸炭炉2、3、焼戻炉4、5、洗浄機6、
7に搬出入される。その搬出入装置10は公知のロボッ
トにより構成できる。主情報処理装置11が、各浸炭炉
2、3を構成するヒータ、冷却油攪拌装置等の作動用制
御機器に、浸炭温度、浸炭時間、冷却油温度等の熱処理
条件に対応する制御信号を送ることで、熱処理対象15
の浸炭処理が行われ、各焼戻炉4、5を構成するヒータ
等の作動用制御機器に、焼き戻し温度、焼き戻し時間等
の熱処理条件に対応する制御信号を送ることで、熱処理
対象15の焼き戻し処理が行われ、各洗浄機6、7を構
成する洗浄液ポンプ等の作動用制御機器に、洗浄温度、
洗浄時間等の熱処理条件に対応する制御信号を送ること
で、熱処理対象15の前洗浄および後洗浄が行われる。
【0013】各熱処理設備における熱処理状況を表すプ
ロセスデータを時系列に検知する手段が設けられてい
る。すなわち、各浸炭炉2、3における炉内雰囲気の浸
炭能力を示すカーボンポテンシャル、加熱温度、焼入れ
用冷却油温度、焼入れ用冷却油の攪拌の有無をプロセス
データとして検知する複数のセンサから構成される検知
装置2a、3aと、各焼戻炉4、5における焼き戻し温
度をプロセスデータとして検知するセンサから構成され
る検知装置4a、5aと、各洗浄機6、7における洗浄
剤温度をプロセスデータとして検知するセンサから構成
される検知装置6a7aが設けられる。その検知された
プロセスデータは主情報処理装置11に送られる。
【0014】その時系列に検知されたプロセスデータ
は、その主情報処理装置11から上記第1情報処理装置
12に送られ、第1情報処理装置12の記憶装置12a
(第1記憶手段)に記憶される。
【0015】その主情報処理装置11は、上記ワークデ
ータを上記第2情報処理装置13に送り、そのワークデ
ータは第2情報処理装置13の記憶装置13a(第2記
憶手段)に記憶される。なお、熱処理対象15は、単一
種類あるいは複数種類の単一あるいは複数のワークによ
り構成され、そのワークの品名と個数とはロット番号に
対応付けられ、そのワークデータと共に第2情報処理装
置13の記憶装置13aに記憶される。
【0016】その第1情報処理装置12は、記憶された
プロセスデータに基づき熱処理プロセスにおける異常の
有無判断等を行う監視プログラムを実行し、監視信号を
出力する。その監視信号に基づき、例えばプロセスデー
タや異常内容を表示装置により表示したり、ランプやブ
ザー等の警報装置により警報を発する。また、そのプロ
セスデータを、第1情報処理装置12に接続される外部
記憶装置等に送って記憶媒体に保存したり、表示装置や
プリンター等の出力装置に送ってもよい。
【0017】その第2情報処理装置13は、その第1情
報処理装置12の記憶装置12aに記憶されたプロセス
データと、第2情報処理装置13の記憶装置13aに記
憶されたワークデータとに基づき、そのプロセスデータ
とワークデータとを対応付けるプログラムを実行する。
この際、その第2情報処理装置13は自身の記憶装置1
3aに記憶されたワークデータを第1情報処理装置12
を介することなく読み込む。その第1情報処理装置12
の記憶装置12aに記憶されたプロセスデータを第2情
報処理装置13により読み込むため、第1情報処理装置
12と第2情報処理装置13とをインターフェイスを介
してデータ送信可能に接続してもよいし、光磁気ディス
ク(MO)等の記憶媒体を介してデータを送ってもよ
い。そのプロセスデータとワークデータとの対応付け結
果は第2情報処理装置13の記憶装置13aに記憶され
るようにしてもよいし、第2情報処理装置13に接続さ
れる外部記憶装置に記憶されるようにしてもよい。
【0018】その第2情報処理装置13に、熱処理対象
15の識別データの入力手段として入力装置22が接続
される。その識別データとして例えば熱処理対象15の
ロット番号が入力される。その識別データに合致する熱
処理対象15の履歴データとして、その入力された識別
データに合致する熱処理対象に対応する時系列に検知さ
れたプロセスデータとワークデータとが検索される。す
なわち、その第2情報処理装置13は、上記プロセスデ
ータとワークデータとの対応付けに基づいて入力された
識別データに対応する時系列に検知されたプロセスデー
タを上記第1情報処理装置12から検索し、入力された
識別データに対応するワークデータを第2情報処理装置
13から検索する。その熱処理対象15の識別データ、
検索された時系列に検知されたプロセスデータ、検索さ
れたワークデータは、その第2情報処理装置13に接続
されるタッチパネル付表示装置23やプリンタ24等の
出力手段により出力することが可能とされている。
【0019】図3は、そのタッチパネル付表示装置23
により出力されるデータの一例を示す。図示の例では、
検索された熱処理対象15のロット番号、その熱処理対
象15を構成するワークの品名と個数、その熱処理対象
15が搬出入された熱処理設備の識別データとしての名
称と熱処理設備内での滞在時刻、その滞在時に熱処理設
備において時系列に検知されたプロセスデータが表示さ
れる。そのプロセスデータとして、図示例では第1浸炭
炉2の炉内加熱温度(℃)、カーボンポテンシャル(C
p)、冷却油温度(℃)、冷却油攪拌の有無、第1洗浄
機6の前洗浄温度(℃)、後洗浄温度(℃)、および第
2焼戻炉5の焼き戻し温度(℃)が表示される。
【0020】本実施形態では、温度(℃)とカーボンポ
テンシャル(Cp)に関するプロセスデータの正常範囲
の上下限値が、上記プロセスデータとワークデータとの
対応付け結果と共に記憶され、図3において1点鎖線で
示すように検索された時系列に検知されたプロセスデー
タと共に出力可能とされている。その上下限値はプロセ
スデータと異なる色の線で表示してもよい。さらに、そ
のプロセスデータが正常範囲の上下限を超える異常が発
生した場合、例えば「第1浸炭炉のカーボンポテンシャ
ル異常、○:○〜○:○」といった異常内容と発生時刻
に対応する異常履歴データが作成され、プロセスデータ
と共に出力可能とされている。
【0021】その表示装置23に取り付けられたタッチ
パネルのタッチ操作により、時系列に検知されたプロセ
スデータの表示倍率が変更可能とされている。これによ
り、図3において縮小表示されたプロセスデータの中で
タッチ操作された領域Aを、図4に示すように拡大表示
することが可能とされている。その拡大表示画面には印
刷実行や表示倍率を戻すための画面スイッチB、Cが設
けられている。
【0022】図5〜図9を参照して本発明の第2実施形
態を説明する。図5、図6に示す本発明の第2実施形態
の熱処理システム101は、複数の熱処理設備として第
1連続式熱処理装置101aと第2連続式熱処理装置1
01bとを備え、さらに情報処理設備を備える。各連続
式熱処理装置101a、101bは、焼入炉102、そ
の焼入炉102内で熱処理対象115を搬送する第1搬
送コンベヤ103、焼入れ用冷却油攪拌装置104aを
有する油層104、その油層104内で熱処理対象11
5を搬送する第2搬送コンベヤ105、その第1搬送コ
ンベヤ103から第2搬送コンベヤ105への熱処理対
象115の移送装置114、熱処理対象115の水冷装
置108、テンパー炉106、このテンパー炉106内
で熱処理対象115を搬送する第3搬送コンベヤ107
を有する。その情報処理設備は、バーコードリーダーに
より構成される情報入力装置110、プログラマブルコ
ントローラーにより構成される主情報処理装置111、
コンピュータにより構成される第1情報処理装置112
(第1情報処理手段)、およびコンピュータにより構成
される第2情報処理装置113(第2情報処理手段)を
有する。その主情報処理装置111はRS232C等の
インターフェイスを介して第1情報処理装置112と第
2情報処理装置113にデータ送信可能に接続される。
【0023】その主情報処理装置111は、予め定めた
処理条件に応じて各連続式熱処理装置101a、101
bを制御する。すなわち、主情報処理装置111から各
焼入炉102を構成するヒータ、第1搬送コンベヤ10
3、各冷却油攪拌装置104a、および第2搬送コンベ
ヤ105の作動用制御器に、加熱温度、加熱時間、冷却
油温度等の処理条件に対応する制御信号が送られること
で、熱処理対象115の焼入処理が行われ、また、各テ
ンパー炉106を構成するヒータ、および第3搬送コン
ベヤ107の作動用制御器に、焼き戻し温度、焼き戻し
時間等の処理条件に対応する制御信号が送られること
で、熱処理対象115の焼き戻し処理が行われる。
【0024】各連続式熱処理装置101a、101bに
おける熱処理状況を表すプロセスデータを時系列に検知
する手段が設けられている。すなわち、各焼入炉102
における炉内雰囲気の焼入能力を示すカーボンポテンシ
ャル、加熱温度、第1搬送コンベヤ103の搬送速度、
各油層104の冷却油温度、各冷却油攪拌装置104a
による攪拌の有無、冷却水温度、各テンパー炉106に
おける焼き戻し温度、第3搬送コンベヤ107の搬送速
度をプロセスデータとして検知する複数のセンサから構
成される検知装置101a′、101b′が設けられ
る。各焼入炉102、テンパー炉106においては、搬
送方向に間隔をおいた複数ゾーンでの温度が検知され
る。その検知されたプロセスデータは主情報処理装置1
11に送られる。
【0025】その時系列に検知されたプロセスデータ
は、その主情報処理装置111から上記第1情報処理装
置112に送られ、第1情報処理装置112の記憶装置
112a(第1記憶手段)に記憶される。
【0026】上記情報入力装置110は、熱処理対象1
15に付されるバーコードを、その熱処理対象115が
連続式熱処理装置101a、101bに搬入される時に
読み取る。そのバーコードデータは、熱処理対象115
の識別データとして製品型番号とロット番号を含み、ま
た、その熱処理対象115の処理条件として焼入炉10
2における送り時間情報を含む。その読み取ったバーコ
ードデータと、その熱処理対象115を搬入した連続式
熱処理装置の識別データに対応する情報入力装置110
の識別コードと、熱処理日時データに対応するバーコー
ドの読み取り日時データとが、情報入力装置110から
主情報処理装置111に送られ、主情報処理装置111
から第1情報処理装置112と第2情報処理装置113
とに送られる。その第2情報処理装置113は、連続式
熱処理装置の識別データと熱処理日時データとを含むワ
ークデータを、その熱処理対象115の識別データに対
応付けて自身の記憶装置113a(第2記憶手段)に記
憶する。
【0027】その第1情報処理装置112は、記憶され
たプロセスデータと上記バーコードデータに基づき熱処
理プロセスにおける異常の有無判断等を行う監視プログ
ラムを実行し、監視信号を出力する。その監視信号に基
づき監視画面を表示装置150により表示する。
【0028】図7は、その表示装置150により表示さ
れる監視画面の一例を示す。図示の画像は、現在の日時
の表示部151、各連続式熱処理装置101a、101
bの識別名称表示部152、各焼入炉102の温度表示
部153aとカーボンポテンシャル表示部153b、各
第1搬送コンベヤ103の表示部154、各油層104
内の冷却油の表示部155、各攪拌装置104aの表示
部156、各第2搬送コンベヤ105の表示部157、
水冷装置108の表示部169、各テンパー炉106の
表示部158、第3搬送コンベヤ107の表示部15
9、現在処理中の熱処理対象115の位置の表示部16
0と型番号表示部161と加熱時間表示部162、第2
搬送コンベヤ105の搬送速度表示部163、次に処理
する熱処理対象115の型番号表示部164と加熱時間
表示部165を有する。各焼入炉102の温度表示部1
53aと各テンパー炉106の表示部158は、温度検
知位置に応じて複数ゾーンに区画表示され、検知温度が
正常か異常低下か異常高温かにより異なる色により表示
される。各冷却油の表示部155と各水冷装置108の
表示部169は、検知温度が正常か異常低下か異常高温
かにより異なる色により表示される。各焼入炉102の
カーボンポテンシャル表示部153bは、カーボンポテ
ンシャルが正常か異常低下か異常上昇かにより異なる色
により表示される。各第1搬送コンベヤ103の表示部
154、各攪拌装置104aの表示部156、各第2搬
送コンベヤ105の表示部157、各第3搬送コンベヤ
107の表示部159は、正常動作中か、立ち上げや調
整中か、停止中かで異なる色により表示される。また、
熱処理対象115の位置の表示部160は、熱処理対象
115のロットの先端位置と後端位置の何れでも設定さ
れた方、または両方を表示可能である。
【0029】その第2情報処理装置113は、その第1
情報処理装置112の記憶装置112aに記憶されたプ
ロセスデータと、第2情報処理装置113の記憶装置1
13aに記憶されたワークデータとに基づき、そのプロ
セスデータとワークデータとを対応付けるプログラムを
実行する。この際、その第2情報処理装置113は自身
の記憶装置113aに記憶されたワークデータを第1情
報処理装置112を介することなく読み込む。その第1
情報処理装置112の記憶装置112aに記憶されたプ
ロセスデータを第2情報処理装置113により読み込む
ため、第1情報処理装置112と第2情報処理装置11
3とをインターフェイスを介してデータ送信可能に接続
してもよいし、光磁気ディスク(MO)等の記憶媒体を
介してデータを送ってもよい。そのプロセスデータとワ
ークデータとの対応付け結果は、第2情報処理装置11
3の記憶装置113aに記憶されるようにしてもよい
し、第2情報処理装置113に接続される外部記憶装置
に記憶されるようにしてもよい。
【0030】その第2情報処理装置113に、熱処理対
象115の識別データの入力手段として入力装置122
が接続される。その識別データとして例えば熱処理対象
115のロット番号が入力される。その識別データに合
致する熱処理対象115の履歴データとして、その入力
された識別データに合致する熱処理対象に対応する時系
列に検知されたプロセスデータとワークデータとが検索
される。すなわち、その第2情報処理装置113は、上
記プロセスデータとワークデータとの対応付けに基づい
て入力された識別データに対応する時系列に検知された
プロセスデータを上記第1情報処理装置112から検索
し、入力された識別データに対応するワークデータを第
2情報処理装置113から検索する。その熱処理対象1
15の識別データ、検索された時系列に検知されたプロ
セスデータ、検索されたワークデータは、その第2情報
処理装置113に接続されるタッチパネル付表示装置1
23やプリンタ124等の出力手段により出力すること
が可能とされている。
【0031】図8は、そのタッチパネル付表示装置12
3により出力されるデータの一例を示す。図示の例で
は、検索対象の熱処理対象115が搬出入された連続式
熱処理装置の識別データとしての名称(図示例では第1
連続式熱処理装置101aに対応するNo.1ライ
ン)、その第1連続式熱処理装置101a内での滞在開
始日時、滞在時間、その滞在時に第1連続式熱処理装置
101aにおいて時系列に検知されたプロセスデータが
表示される。そのプロセスデータとして、図示例では焼
入炉102とテンパー炉106の各温度検知ゾーンの温
度(℃)、第1搬送コンベヤ103の送り速度から演算
される焼入炉102における送り時間、焼入炉102の
カーボンポテンシャル(Cp)、冷却油温度(℃)、第
2搬送コンベヤ105の搬送速度、冷却水温度(℃)、
テンパー炉106の各温度検知ゾーンの温度(℃)、お
よび第3搬送コンベヤ107の送り速度から演算される
テンパー時間が表示される。
【0032】その表示装置123に取り付けられたタッ
チパネルのタッチ操作により、時系列に検知されたプロ
セスデータの表示倍率が変更可能とされている。これに
より、図8において縮小表示されたプロセスデータの中
でタッチ操作された領域を、例えば図9に示すように焼
入炉102のカーボンポテンシャル(Cp)を拡大表示
することが可能とされている。その拡大表示画面には印
刷実行や表示倍率を戻すための画面スイッチD、Eが設
けられている。
【0033】本実施形態では、各プロセスデータの正常
範囲の上下限値が、上記プロセスデータとワークデータ
との対応付け結果と共に記憶され、図8、9において1
点鎖線で示すように検索された時系列に検知されたプロ
セスデータと共に出力可能とされている。その上下限値
はプロセスデータと異なる色の線で表示してもよい。さ
らに、そのプロセスデータが正常範囲の上下限を超える
異常が発生した場合は、例えば「焼入炉のカーボンポテ
ンシャル異常、○時○分〜○時○分」といった異常発生
の内容と時刻に対応する異常履歴データが作成され、表
示装置123やプリンター124により出力可能とされ
ている。
【0034】上記各実施形態の構成によれば、ワークデ
ータは第1情報処理装置12、112を介することなく
第2情報処理装置13、113により読み込まれるの
で、ワークデータが増大しても第1情報処理装置12、
112の負荷が増大することはなく、異常監視プログラ
ムの実行に遅れが生じるのを防止できる。よって、熱処
理プロセスの実行時における異常発生の有無判断の遅れ
を防止できる。また、熱処理対象15、115の識別デ
ータを入力するだけで熱処理プロセスの履歴を求めるこ
とができ、工程管理の簡便化、正確化、迅速化を図るこ
とができ、熱処理対象15、115の品質管理に貢献で
きる。また、検索された時系列に検知されたプロセスデ
ータと共にプロセスデータの正常範囲の上下限値を出力
することで、プロセスデータの値の正常範囲からのずれ
が熱処理対象の品質に及ぼす影響を容易に把握すること
ができる。また、時系列に検知されたプロセスデータを
ワンタッチで拡大表示し、熱処理プロセスにおける見た
い部分の詳細な熱処理履歴を正確に把握することが可能
になる。さらに、第1実施形態のように、熱処理設備と
して互いに独立して配置された浸炭炉2、3、焼戻炉
4、5、洗浄機6、7を用いてバッチプロセスにより熱
処理を行う場合において、複数の熱処理設備の中に同一
の熱処理を行うものがあっても、検索される熱処理対象
15の識別データに対応するプロセスデータとワークデ
ータとを迅速に対応させて履歴データを得ることができ
る。
【0035】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば熱処理設備、プロセスデータ、ワークデータの種類
は上記実施形態に記載された以外のものであってもよ
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、熱処理プロセスの異常
監視機能を損なうことなく大規模な熱処理システムに対
応でき、熱処理プロセスにおける履歴の検索作業を迅
速、正確に行うことで不良品発生等の対処能力を向上
し、熱処理対象の品質向上を図ることができる熱処理プ
ロセス用情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における熱処理システム
の構成説明図
【図2】本発明の第1実施形態における熱処理システム
の制御系の構成説明図
【図3】本発明の第1実施形態における熱処理システム
の履歴データを示す図
【図4】本発明の第1実施形態における熱処理システム
の履歴データの部分拡大図
【図5】本発明の第2実施形態における熱処理システム
の構成説明図
【図6】本発明の第2実施形態における熱処理システム
の制御系の構成説明図
【図7】本発明の第2実施形態における熱処理システム
における監視画面の一例を示す図
【図8】本発明の第2実施形態における熱処理システム
の履歴データを示す図
【図9】本発明の第2実施形態における熱処理システム
の履歴データの部分拡大図
【符号の説明】
2、3、4、5、6、7、101a、101b 熱処理
設備 2a、3a、4a、5a、6a、7a、101a′、1
01b′ 検知装置 11、111 主情報処理装置 12、112 第1情報処理装置 13、113 第2情報処理装置 22、122 入力装置 23、123 タッチパネル付表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇田 恭之 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 並河 邦耿 奈良県天理市嘉幡町229番地光洋リンドバ ーグ株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA30 AC02 AC32 BA05 CA01 CB05 FA03 FB04 5H220 AA01 BB10 BB11 CC05 CX04 GG03 JJ12 JJ19 JJ53 KK06 LL04 MM07 5H223 AA01 BB02 CC03 CC08 DD03 DD09 EE06 EE30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の熱処理設備と、各熱処理設備を予め
    定めた条件に応じて制御する手段と、各熱処理設備にお
    ける熱処理状況を表すプロセスデータを時系列に検知す
    る手段と、その時系列に検知されたプロセスデータを記
    憶する第1記憶手段と、熱処理対象の識別データを熱処
    理設備識別データと熱処理日時データとを含むワークデ
    ータに対応付けて記憶する第2記憶手段と、その記憶さ
    れたプロセスデータに基づき、熱処理プロセスにおける
    異常監視プログラムを実行する第1情報処理手段と、そ
    の記憶されたプロセスデータとワークデータとに基づ
    き、そのプロセスデータとワークデータとを対応付ける
    第2情報処理手段とを備え、そのワークデータは、前記
    第2情報処理手段により前記第2記憶手段から前記第1
    情報処理手段を介することなく読み込まれることを特徴
    とする熱処理システム用情報処理装置。
  2. 【請求項2】熱処理対象の識別データの入力手段と、そ
    の入力された熱処理対象の識別データに対応するワーク
    データを前記第2記憶手段から検索する手段と、その入
    力された熱処理対象の識別データに対応する時系列に検
    知されたプロセスデータを、前記プロセスデータとワー
    クデータとの対応付けに基づいて前記第1記憶手段から
    検索する手段と、その検索されたワークデータと、その
    検索された時系列に検知されたプロセスデータとを出力
    する手段とを備える請求項1に記載の熱処理システム用
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】プロセスデータの正常範囲の上下限値を記
    憶する手段と、その記憶された正常範囲の上下限値を、
    前記検索された時系列に検知されたプロセスデータと共
    に出力する手段とを備える請求項2に記載の熱処理シス
    テム用情報処理装置。
  4. 【請求項4】その時系列に検知されたプロセスデータの
    出力手段としてタッチパネル付表示装置を含み、そのタ
    ッチパネルのタッチ操作によりプロセスデータの表示倍
    率が変更可能とされている請求項2または3に記載の熱
    処理システム用情報処理装置。
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