JP2000321351A - 目標検出方法及びレーダ装置 - Google Patents

目標検出方法及びレーダ装置

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JP2000321351A
JP2000321351A JP11130184A JP13018499A JP2000321351A JP 2000321351 A JP2000321351 A JP 2000321351A JP 11130184 A JP11130184 A JP 11130184A JP 13018499 A JP13018499 A JP 13018499A JP 2000321351 A JP2000321351 A JP 2000321351A
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signal
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Yasushi Aoyanagi
靖 青柳
Hiroshi Endo
浩 遠藤
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SN比を向上させるとともに、距離の測定可
能レンジと、ドップラ遷移観測範囲の拡大を可能にす
る。 【解決手段】 変調及び逆拡散を拡散符号器1又は2か
らの拡散符号の種類別に行うことにより、信号の回り込
み等、相対速度がゼロの物体に対する圧縮能力とその他
の相対速度の物体に対する圧縮能力を変えるとともに、
復調手段であるミキサ20の後段にドップラフィルタバ
ンク装置23を設けることにより、CWの検出を観測す
る帯域を狭帯域にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続波(CW)レ
ーダの送信信号に拡散符号による位相変調を施し、同時
に移動物体からの反射信号を受信して距離や相対速度を
測定する目標検出方法及びレーダ装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種のレーダ装置には、
例えば特開平9−274079号公報に示されるよう
に、連続波(CW)レーダの送信信号にスペクトラム拡
散変調を施して、目標からの受信信号をCWと同一の局
部基準信号で復調し、復調信号とスペクトラム拡散信号
との相関をとり、自己相関関数を最大にする時間遅れに
基づいて目標までの距離を計測するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記CWを
利用するレーダ装置では、探知したい目標が遠方、かつ
小散乱断面積の場合には、例えば高速フーリェ変換(F
FT)等の狭帯域化手段によるSN改善を行ったとして
も、回路内の回り込み、アンテナのカップリング、近傍
の大型目標等による近傍からの非希望波による干渉によ
り、上記遠方の目標からの反射波がマスクされてしまう
という問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、SN比を向上させるとともに、変調及び逆拡散を複
数の拡散符号の種類別に行うことにより、信号の回り込
み等、相対速度がゼロの物体に対する圧縮能力とその他
の相対速度の物体に対する圧縮能力を変えることによ
り、距離の測定可能レンジと、ドップラ遷移観測範囲の
拡大を可能にするレーダ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、符号長の異なる拡散符号の中から所定
の拡散符号を順次選択して出力する出力手段と、レーダ
送信信号に前記選択された拡散符号による位相変調を施
して送信する送信手段と、物体からの受信信号に前記選
択された拡散符号による逆拡散を行って復調する復調手
段と、ドップラ遷移がゼロに代表される第1の周波数帯
域の場合、又は前記第1の周波数帯域以外の第2の周波
数帯域の場合での前記復調された信号を検出して、前記
物体の距離及び相対速度を測定する測定手段とを備えた
レーダ装置が提供される。
【0006】また、前記測定手段は、前記逆拡散された
受信信号の周波数帯域を含む評価帯域を周波数解析する
解析部と、前記選択された拡散符号の遅延時間に基づい
て、前記物体との距離を検出するとともに、前記周波数
解析された周波数に基づいて、前記物体との相対速度を
検出する距離・相対速度検出部とを有し、前記解析部が
周波数解析する評価帯域は、前記ドップラ遷移がゼロに
代表される第1の周波数帯域と、前記第1の周波数帯域
以外の第2の周波数帯域からなり、前記距離・相対速度
検出部は、前記周波数解析された第1の周波数帯域の周
波数に基づいて、前記物体との相対速度を検出するとと
もに、前記周波数解析された第2の周波数帯域の周波数
に基づいて、前記物体との相対速度を検出する。
【0007】すなわち、符号長の異なる拡散符号の中か
ら長い符号長の拡散符号を選択し、レーダ送信信号に前
記選択された拡散符号による位相変調を施して送信し、
物体から反射された信号を受信して、前記選択された拡
散符号で逆拡散による復調を行ってドップラ遷移がゼロ
付近の物体の距離及び相対速度を測定し、また短い符号
長を有する拡散符号を選択し、レーダ送信信号に前記選
択された拡散符号による位相変調を施して送信し、物体
から反射された信号を受信して、前記選択された拡散符
号で逆拡散による復調を行って前記ドップラ遷移が前記
ゼロ付近以外の物体の距離及び相対速度を測定する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るスペクトラム拡散の
レーダ装置の一実施形態を図1乃至図10の図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係るレーダ装置の構成
の第1実施例を示すブロック図である。図において、送
信側では、スイッチ制御装置10によるスイッチ11の
A側又はB側の切り替え制御で、PN符号を発生させる
拡散符号器1,2を選択している。中間周波数回路12
において、拡散符号器1又は2から発生させたPN符号
によって、中間周波数発振器13から発振された中間周
波数fiの信号を拡散して変調し、さらに高周波数回路
14で高周波数発振器15からの高周波数fhの搬送波
によってアップコンバートを行い、電波としてアンテナ
16から送信する。なお、拡散符号器1,2、スイッチ
制御装置10及びスイッチ11は、本発明の出力手段を
構成し、中間周波数回路12、中間周波数発振器13、
高周波数回路14及び高周波数発振器15は、本発明の
送信手段を構成している。
【0009】また、受信側では、アンテナ17で受信さ
れた反射波を、高周波数回路18において高周波数発振
器15からの上記搬送波によってダウンコンバートした
後に、ミキサ20で遅延回路19からのPN符号により
逆拡散を行ってCWを再生し、さらに中間周波数回路2
1において上記CWを中間周波数発振器22からの中間
周波数(fi−fb)によって中間周波数帯域の信号に
ダウンコンバートしている。なお、高周波数発振器1
5、高周波数回路18、遅延回路19、ミキサ20、中
間周波数回路21及び中間周波数発振器22は、本発明
の復調手段を構成している。
【0010】本実施例では、複数(例えば15個)のド
ップラフィルタ23a〜23oを有し、このダウンコン
バートされた信号を通過させてSNの改善を行う本発明
の通過帯域設定部を構成するドップラフィルタバンク装
置23と、通過した信号の振幅を検出する本発明の信号
検出部を構成する振幅検出回路24a〜24oと、その
中の最大振幅値を検出する最大振幅検出装置25と、上
記最大振幅を示すドップラフィルタの通過帯域に代表さ
れる値と拡散符号の位相差を検出して、目標の距離及び
相対速度を計測する本発明の距離・相対速度検出部を構
成する距離・相対速度検出装置26と、レーダ装置で用
いる各パラメータのデータや上記検出された各ターゲッ
ト情報のうち、過去一定時間内のデータを保持する記憶
装置27と、記憶装置27のデータを外部に出力する出
力装置28とを備えている。なお、各ドップラフィルタ
23a〜23oにおける通過帯域の周波数の一部は、隣
り合うドップラフィルタの通過帯域の一部と重なるよう
に設定されており、ドップラフィルタバンク装置23、
振幅検出回路24a〜24o、最大振幅検出装置25及
び距離・相対速度検出装置26は、本発明の測定手段を
構成している。
【0011】また、スイッチ制御装置10、遅延回路1
9、最大振幅検出装置25、距離・相対速度検出装置2
6、記憶装置27及び出力装置28は、通信路29を介
して相互に接続されている。記憶装置27が記憶する上
記パラメータのデータには、例えばPN符号の各ディレ
イ値、データ補完回数の上限値、距離スキャン周期等が
あり、上記ターゲット情報には、例えば各距離情報、各
相対速度情報、各フラグ、スキャン回数等がある。
【0012】ところで、PN符号のスペクトルは、図2
に示すような構成になっている。ここで、Tcはチップ
レート(PN符号のチップ長)、NはPN符号のエポッ
ク長である。このPN符号で、連続波(CW)を変調す
ると、図3に示すような「0」にピークが立つスペクト
ルとなる。スペクトル拡散のレーダ装置で目標が相対速
度を有する場合は、このスペクトルにドップラ遷移が生
じる。すなわち、電波が移動目標から反射されてくる時
に、その反射波の周波数fdは、ドップラ効果によっ
て、 fd=[(c+v)/(c−v)−1]f≒2vf/c …(1) だけ遷移する。ここで、cは光速度(3×108[m/
s])、vは目標との相対速度、fは電波の周波数を表
す。
【0013】例えば、CWの周波数fがミリ波帯(76
[GHz])の場合、この遷移量(反射波の周波数f
d)は、相対速度vが1[km/h]=1/3.6[m
/s]で、およそ140[Hz]であるため、相対速度
±200[km/h]を観測するためには、140[h
・Hz/km]×(±200[km/h])=±28
[kHz]のドップラ遷移が生じることが分かる。
【0014】逆拡散の操作で、PN符号の位相差が同期
した場合、受信信号はCWとなるが、上記のドップラ遷
移分だけ周波数がずれている。この受信信号を、PN符
号の位相差が一致していない非希望目標(以下、「クラ
ッタ」という)の信号と区別するためには、以下の
(a),(b)いずれかが、測定範囲内で満たされてい
なければならない。 (a)メインローブの第一線スペクトル(図2のA,
B)がドップラ遷移範囲外に生じていること。 (b)ドップラ遷移範囲内にA,Bがある場合は、いず
れの測定範囲内の目標からの反射信号の逆拡散結果よ
り、A,Bが低いこと。
【0015】このうち、狭帯域化によりSNが改善され
る形態となるのは、(a)が満たされている場合であ
る。しかし、この条件を成立させるためには、PN符号
の周期をあまり長くすることができず、上述したような
逆拡散時の干渉圧縮効果を十分に得られない。例えば、
76[GHz]帯で±200[km/h]の範囲で相対
速度の物体を検出したい場合は、40[MHz]のチッ
プレートで、エポック長が255チップが限界値とな
る。
【0016】また(b)は、干渉の低減効果があるが、
A,Bのレベルを落とすために相当の符号長が必要とな
る。しかも、ドップラフィルタバンク等の狭帯域化手段
によるSN改善ができない。一方、回り込み等のクラッ
タからの信号の多くは、相対速度がほぼゼロとなってい
る。
【0017】従って、本実施例では、上述した特徴をふ
まえて相対速度を持つ目標に対しては、短いPN符号を
逆拡散に用いることでドップラ遷移観測範囲を広げ、さ
らにその後段にA,B間を異なる中心周波数に設定され
た複数の狭帯域フィルタ(ドップラフィルタ)を有する
ドップラフィルタバンクを用いてSNを改善する。例え
ば、周波数帯域10分割ほどでほぼ10[dB]の改善
となる。例えば、本実施例では、相対速度分解能を30
[km/h]毎に設定するとして、15に周波数帯域を
分割する。本実施例では、1[dB]帯域幅のフィルタ
バンク通過帯域を設定し、例えばドップラフィルタ23
aを通過帯域38[kHz]〜42[kHz]に設定し
て本発明の第1の通過帯域設定部を構成し、ドップラフ
ィルタ23b〜23oを帯域38[kHz]〜42[k
Hz]を除いた帯域10[kHz]〜68[kHz]の
間で、各々4[kHz]の通過帯域に順次設定して本発
明の第2の通過帯域設定部を構成する。このとき、狭帯
域化によるSNの改善量は、約11[dB]となる。
【0018】また、相対速度が小さい目標に対しては、
PN符号による十分な圧縮効果を得るために、長い符号
により拡散・逆拡散を行うものとする。本実施例のレー
ダ装置の送信側では、条件(a),(b)を満足させる
ために、図1に示すように、短いPN符号(エポック長
N1)を発生させる拡散符号器1と、長いPN符号(エ
ポック長N2)を発生させる拡散符号器2とを設ける。
すなわち、RF周波数fc=fh+fi=76[GH
z]、IFオフセット周波数fb=40[kHz]、P
N符号クロック速度(チップレート)Rc=1/Tc=
40[MHz]、検出相対速度±200[km/h]で
評価帯域幅±28[kHz]とすると、図2のA,B間
隔は、(40[kHz]+28[kHz])×2[H
z]=136[kHz]以上あればよい。ここで、エポ
ック長N1の短いPN符号では、スペクトル間隔1/
(N1×Tc)>136[kHz]であり、エポック長
N1<294チップとなる。このエポック長N1は、こ
の条件を満たすM系列の系列を選択する。
【0019】また、エポック長N2の長いPN符号は、
回り込みの信号レベルに基づいて設定する。すなわち、
N1=255で拡散した場合に、回り込みの信号レベル
をさらに20[dB]圧縮しないと希望信号が検出でき
ない場合を考えると、(回り込みの信号レベル)20
[dB]≦(符号化利得の改善量)10log(N22
/N12)となり、これによりN2≧2550チップと
なる。この20[dB]の回り込みを圧縮するために必
要な最小の符号長を有するM系列を選択すれば良い。
【0020】また、本実施例では、周波数の測定範囲の
境界値f0、f1、f2、f3を設定する。長いPN符
号N2を用いた場合には、目標の検出相対速度範囲を±
10[km/h]に設定すると、評価帯域幅fdは式
(1)により±1.4[kHz]となり、上記境界値f
1、f2は、 f1=(40−1.4)[kHz]=38.6[kH
z] f2=(40+1.4)[kHz]=41.4[kH
z] となる。さらに、短いPN符号N1を用いた場合には、
上記以外の目標の所定の相対速度範囲を−200[km
/h]〜−10[km/h] 200[km/h]〜10[km/h] に設定し、評価帯域幅fdは式(1)により±28[k
Hz]となり、4[kHz]の通過帯域で上記fdを中
心周波数として設定すると、境界値はfd±2[kH
z]となる。従って、上記境界値f0、f3は、 f0=(40−28−2)[kHz]=10[kHz] f3=(40+28+2)[kHz]=70[kHz] となる。なお、これらの値は、予め設定されている。
【0021】本実施例では、図4の送信側フローチャー
トに示すように、電源が入ると、送信動作のための初期
設定を行った後(ステップ101)、拡散符号器1,2
からPN符号を発生させる(ステップ102)。次に、
スイッチ制御装置10によって選択された上記PN符号
により、中間周波数発振器13からの中間周波数fiを
拡散する(ステップ103)。なお、このステップ10
2では、相対速度がゼロ付近の測定を行う場合には、長
いエポック長N2を有するPN符号を選択し、相対速度
が非ゼロの目標を測定する場合には、短いエポック長N
1を有するPN符号を選択する。
【0022】さらに、本実施例の送信側では、拡散され
た信号を高周波数発振器15からの高周波数fhの搬送
波によってアップコンバートし(ステップ104)、電
波としてアンテナ16から送信している(ステップ10
5)。これに対して、本実施例のレーダ装置の受信側
は、図5〜図7の受信側フローチャートに示すような動
作を行う。すなわち、図5において、レーダ装置は初期
設定された後に動作を開始する(ステップ201)。ま
ず、スイッチ制御装置10では、フラグGのデータを記
憶装置27から読み出して(ステップ202)、Gが
「0」かどうか判断することで、距離検出用のPN符号
を、拡散符号器1のPN符号に設定するか、拡散符号器
2のPN符号に設定するか判断する(ステップ20
3)。
【0023】ここで、フラグGが「0」の場合には、ス
イッチ11をA端子側に接続させて拡散符号器1を選択
し(ステップ204)、またフラグGが「0」でない場
合には、スイッチ11をB端子側に接続させて拡散符号
器2を選択して(ステップ205)、距離検出用のPN
符号のディレイ値Tdを記憶装置27から読み出して
(ステップ206)、遅延回路18のディレイ値を上記
Tdに設定して逆拡散用PN符号を遅延させる(ステッ
プ207)。
【0024】そして、目標又はクラッタからの反射波
は、アンテナ17で受信され、高周波回路18で高周波
数発振器15からの搬送波によってダウンコンバートさ
れ(ステップ208)、この受信信号と遅延回路18に
よって所定時間Tdだけ遅延されたPN符号とをミキサ
20で積算して逆拡散を行い、CWを再生する(ステッ
プ209)。さらに、中間周波数回路21によって上記
CWを中間周波数発振器22からの中間周波数(fi−
fb)で中間周波数帯域の信号にダウンコンバートする
(ステップ210)。この操作により、CWはfbを中
心(ドップラ遷移なしの状態)としたCW信号となる。
なお、本実施例では、fbの周波数は40[kHz]と
する。
【0025】中間周波数回路21には、複数(例えば1
5個)のドップラフィルタ23a〜23oを有するドッ
プラフィルタバンク23が接続されており、図6に示す
ように再生された上記CWは、各ドップラフィルタ23
a〜23oへ入力され(ステップ211)、各ドップラ
フィルタの出力毎に各振幅検出回路24a〜24oが振
幅値を得て、上記各振幅値を最大振幅検出装置25に出
力する(ステップ212)。
【0026】最大振幅検出装置25では、記憶装置27
からフラグGを読み出し(ステップ213)、上記Gが
「0」かどうか判断する(ステップ214)。ここで、
最大振幅検出装置25は、フラグGが「0」の場合に
は、上記ドップラフィルタのうち、フィルタ番号が♯2
〜♯15のドップラフィルタ23b〜23oの振幅情報
を得て(ステップ215)、各振幅値の中から最大値、
例えばA(m)を選択し(ステップ217)、またフラ
グGが「0」でない場合には、フィルタ番号が♯1のド
ップラフィルタ23aの振幅情報を得て(ステップ21
6)、その最大値を得て(ステップ217)、上記最大
値を距離・相対速度検出回路26に出力する。ここで、
mは、上記最大値を出力したドップラフィルタの番号で
ある。
【0027】距離・相対速度検出装置26では、図7に
示すように、距離検出用のPN符号のディレイ値Tdを
記憶装置27から読み出して(ステップ218)、入力
した上記振幅の最大値A(m)が予め設定された閾値T
Hより大きいかどうか判断する(ステップ219)。こ
こで、最大値A(m)が閾値THより大きい場合には、
上記最大値が検出された時の遅延時間Tdから目標まで
の距離情報Lと、その最大値を出力した番号mのドップ
ラフィルタの中心周波数Fmから目標との相対速度情報
Vとを求めるを、 L=Td×c/2 [m] V=(c/2fh)(Fm−fb) [m/s] で算出し(ステップ220)、さらに上記求めたL、V
を記憶装置27に記憶させる(ステップ221)。ま
た、最大値A(m)が閾値THより小さい場合には、フ
ラグGが「1」かどうか判断し(ステップ222)、上
記Gが「1」でない場合には、Gを「1」にセットし
(ステップ223)、そのGを記憶装置27に記憶させ
て(ステップ224)、ステップ202に戻ってCW再
生の上記動作を繰り返し、また上記Gが「1」の場合に
は、Gを「0」にセットし(ステップ225)、そのG
を記憶装置27に記憶させる(ステップ226)。
【0028】そして、ディレイ値Tdが設定可能な遅延
時間の最大値Tmより小さいかどうか判断し(ステップ
227)、最大値Tmより小さい場合には、Td=Td
+Ts(Ts:チップレートTcの任意の整数倍)を演
算して(ステップ228)、上記演算結果であるTdを
記憶装置27に記憶させ(ステップ229)、またTd
が最大値Tmより大きい場合には、上記Tdを「0」に
して(ステップ230)、記憶装置27に記憶させた後
に(ステップ231)、ステップ202に戻ってCWの
再生を行う。
【0029】すなわち、本実施例では、フラグGが
「0」の場合には、拡散符号器1からの短いエポック長
のPN符号を用いて、拡散・逆拡散を行って相対速度が
非ゼロの目標測定を行い、逆拡散後、10[kHz]〜
38[kHz]、42[kHz]〜70[kHz]を通
す14種類の通過帯域からなるドップラフィルタを用い
て、希望波を通過させてSN比が高く、広いドップラ遷
移観測範囲の受信波を得る。また、フラグGが「1」の
場合には、拡散符号器2からの長いエポック長のPN符
号を用いて、拡散・逆拡散を行って相対速度がゼロ付近
(±10[km/h])の目標測定を行い、逆拡散後、
ドップラ遷移がゼロを代表する周波数fc付近(本実施
例では38[kHz]〜42[kHz])のみを通すド
ップラフィルタを用いて、非希望波を圧縮し、SNを向
上させた受信波を得る。
【0030】このように、本実施例では、ドップラ遷移
観測範囲に応じた2種類のPN符号のいずれかを選択し
て位相変調を施すことで、スペクトラム拡散変調した送
信信号によるドップラ遷移が作用したエコー、非希望
波、回り込み等、相対速度がゼロの物体に対する圧縮能
力とその他の相対速度の物体に対する圧縮能力を変える
ことにより、距離の測定可能レンジと、ドップラ遷移観
測範囲の拡大を可能にできる。
【0031】ところで、上記第1実施例では、最大振幅
値を出力したドップラフィルタの中心周波数に基づいて
目標との相対速度を検出するので、検出された相対速度
は正確さが欠ける場合がある。そこで、本発明では、こ
れを改善したレーダ装置の構成の第2実施例を図8のブ
ロック図に示す。図8において、図1の第1実施例と同
様の構成部分に関しては、説明の都合上、同一符号を付
記する。送信側は、第1実施例と同様であり、拡散した
信号を電波としてアンテナ16から送信している。ま
た、受信側でも、第1実施例と同様に、逆拡散を行って
再生されたCWを中間周波数帯域の信号にダウンコンバ
ートしている。
【0032】本実施例では、上記ダウンコンバートされ
た信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ30
と、上記デジタル信号を高速フーリェー変換して周波数
解析を行う本発明の解析部を構成するFFT装置31
と、目標の距離及び相対速度を計測する本発明の距離・
相対速度検出部を構成する距離・相対速度検出装置26
と、レーダ装置で用いる各パラメータのデータや上記検
出された各ターゲット情報のうち、過去一定時間内のデ
ータを保持する本発明の記憶手段を構成する記憶装置2
7と、記憶装置27のデータを外部に出力する出力装置
28とを備えている。なお、A/Dコンバータ30、F
FT装置31及び距離・相対速度検出装置26は、本発
明の測定手段を構成している。
【0033】次に、本実施例の動作について、図9、図
10のフローチャート説明する。なお、本実施例では、
送信動作及び受信動作の始めの一部は、図4の送信側フ
ローチャート及び図5の受信側フローチャートに示した
動作と同様で、送信側では、拡散変調された信号をアッ
プコンバートして、アンテナ16から送信しており、受
信側では、アンテナ17から受信した信号をダウンコン
バートして、遅延された拡散符号器からのPN符号で逆
拡散している。
【0034】図9において、A/Dコンバータ30は、
入力するCW信号に対してサンプリングを所定回数行っ
て、その信号点を記憶装置27に記憶させる(ステップ
301)。FFT装置31は、記憶装置27に上記信号
点が記憶されると、その信号点を読み出し(ステップ3
02)、CW信号を含む評価帯域(f0≦f≦f3)の
評価帯域fを周波数解析する(ステップ303)。な
お、本実施例では、f0=12[kHz]、f3=68
[kHz]である。そして、上記周波数帯の周波数、振
幅情報を記憶装置27に記憶させる(ステップ30
4)。
【0035】距離・相対速度検出回路26では、フラグ
Gのデータを記憶装置27から読み出して(ステップ3
05)、Gが「0」かどうか判断することで、距離検出
用のPN符号が、拡散符号器1のPN符号に設定されて
いるか、拡散符号器2のPN符号に設定されているか判
断する(ステップ306)。ここで、フラグGが「0」
の場合には、短いエポック長のPN符号を発生させる拡
散符号器1が選択されていると判断し、f0≦f≦f
1、f2≦f≦f3からなる周波数帯の周波数と振幅情
報を記憶装置27から読み出し(ステップ307)、ま
たフラグGが「0」の場合には、長いエポック長のPN
符号を発生させる拡散符号器2が選択されていると判断
し、f1≦f≦f2からなる周波数帯の周波数と振幅情
報を記憶装置27から読み出す(ステップ308)。そ
して、上記振幅情報から最大振幅を示す周波数fmとそ
の振幅値A(fm)を選択する(ステップ309)。な
お、本実施例では、f1=38.6[kHz]、f2=
41.4[kHz]である。
【0036】次に、距離・相対速度検出回路26では、
図10のフローチャートに示すように、距離検出用のP
N符号のディレイ値Tdを記憶装置27から読み出して
(ステップ310)、選択した最大振幅値A(fm)が
予め設定された閾値THより大きいかどうか判断する
(ステップ311)。ここで、最大振幅値A(fm)が
閾値THより大きい場合には、上記最大振幅値が検出さ
れた時の遅延時間Tdから目標までの距離情報L及び相
対速度Vを、 L=Td×c/2 [m] V=(c/2fh)(fm−fb) [m/s] で算出し(ステップ312)、さらに上記求めたLを記
憶装置27に記憶させる(ステップ313)。また、最
大振幅値A(fm)が閾値THより小さい場合には、フ
ラグGが「1」かどうか判断し(ステップ314)、上
記Gが「1」でない場合には、Gを「1」にセットし
(ステップ315)、そのGを記憶装置27に記憶させ
て(ステップ316)、図5のステップ202に戻って
CW再生の上記動作を繰り返し、また上記Gが「1」の
場合には、Gを「0」にセットし(ステップ317)、
そのGを記憶装置27に記憶させる(ステップ31
8)。
【0037】そして、ディレイ値Tdが設定可能な遅延
時間の最大値Tmより小さいかどうか判断し(ステップ
319)、最大値Tmより小さい場合には、Td=Td
+Ts(Ts:チップレートTcの任意の整数倍)を演
算して(ステップ320)、上記演算結果であるTdを
記憶装置27に記憶させ(ステップ321)、またTd
が最大値Tmより大きい場合には、上記Tdを「0」に
して(ステップ322)、記憶装置27に記憶させた後
に(ステップ323)、ステップ202に戻ってCWの
再生を行う。
【0038】すなわち、本実施例では、フラグGが
「0」の場合には、拡散符号器1からの短いエポック長
のPN符号を用いて、拡散・逆拡散を行って相対速度が
非ゼロの目標測定を行い、逆拡散後、周波数帯12[k
Hz]〜38.6[kHz]、41.4[kHz]〜6
8[kHz]の周波数解析された周波数及び振幅情報を
用いて、希望波を検出してSN比が高く、広いドップラ
遷移観測範囲の受信波を得る。また、フラグGが「1」
の場合には、拡散符号器2からの長いエポック長のPN
符号を用いて、拡散・逆拡散を行って相対速度がゼロ付
近(±10[km/h])の目標測定を行い、逆拡散
後、ドップラ遷移がゼロを代表する周波数fc付近(本
実施例では38.6[kHz]〜41.4[kHz])
の周波数解析された周波数及び振幅情報を用いて、非希
望波を圧縮し、SNを向上させた受信波を得る。
【0039】このように、本実施例でも、相対速度がゼ
ロの物体に対する圧縮能力とその他の相対速度の物体に
対する圧縮能力を変えることにより、距離の測定可能レ
ンジと、ドップラ遷移観測範囲の拡大を可能にできる。
また、本実施例では、最大振幅を示す周波数に基づいて
目標との相対速度を検出するので、正確な相対速度を求
めることができる。
【0040】本発明は、これら実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
実施が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、符号
長の異なる拡散符号の中から所定の拡散符号を順次選択
して出力する出力手段と、レーダ送信信号に前記選択さ
れた拡散符号による位相変調を施して送信する送信手段
と、物体からの受信信号に前記選択された拡散符号によ
る逆拡散を行って復調する復調手段と、ドップラ遷移が
ゼロに代表される第1の周波数帯域の場合、又は前記第
1の周波数帯域以外の第2の周波数帯域の場合での前記
復調された信号を検出して、前記物体の距離及び相対速
度を測定する測定手段とを備え、前記測定手段は、前記
逆拡散された受信信号の周波数帯域を含む評価帯域を周
波数解析する解析部と、前記選択された拡散符号の遅延
時間に基づいて、前記物体との距離を検出するととも
に、前記周波数解析された周波数に基づいて、前記物体
との相対速度を検出する距離・相対速度検出部とを有
し、前記解析部が周波数解析する評価帯域は、前記ドッ
プラ遷移がゼロに代表される第1の周波数帯域と、前記
第1の周波数帯域以外の第2の周波数帯域からなり、前
記距離・相対速度検出部は、前記周波数解析された第1
の周波数帯域の周波数に基づいて、前記物体との相対速
度を検出するとともに、前記周波数解析された第2の周
波数帯域の周波数に基づいて、前記物体との相対速度を
検出するので、SN比を向上させるとともに、変調及び
逆拡散を複数の拡散符号の種類別に行うことにより、信
号の回り込み等、相対速度がゼロの物体に対する圧縮能
力とその他の相対速度の物体に対する圧縮能力を変える
ことにより、距離の測定可能レンジと、ドップラ遷移観
測範囲の拡大を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダ装置の構成の第1実施例を
示すブロック図である。
【図2】PN符号のスペクトルを示す波形図である。
【図3】図2に示したPN符号でCWを変調した場合の
スペクトルを示す波形図である。
【図4】図1に示したレーダ装置の送信側の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】同じく、受信側の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】同じく、受信側の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】同じく、受信側の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】本発明に係るレーダ装置の構成の第2実施例を
示すブロック図である。
【図9】図8に示した受信側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】同じく、受信側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1,2 拡散符号器 10 スイッチ制御装置 11 スイッチ 12,21 中間周波数回路 13,22 中間周波数発振器 14,18 高周波数回路 15 高周波数発振器 16,17 アンテナ 19 遅延回路 20 ミキサ 23 ドップラフィルタバンク装置 23a〜23o ドップラフィルタ 24a〜24o 振幅検出回路 25 最大振幅検出装置 26 距離・相対速度検出装置 27 記憶装置 28 出力装置 29 通信路 30 A/Dコンバータ 31 FFT装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AB10 AB24 AC02 AC06 AD02 AH04 AH14 AH19 AH26 AH31 AH33 AH35 AJ13 AK01 AK03 AK21 AK28 AK35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号長の異なる拡散符号の中から所定の
    拡散符号を順次選択し、レーダ送信信号に前記選択され
    た拡散符号による位相変調を施して送信し、物体からの
    信号を受信して、前記選択された拡散符号で逆拡散によ
    る復調を行って前記物体の距離及び相対速度を測定する
    ことを特徴とする目標検出方法。
  2. 【請求項2】 前記目標検出方法では、前記符号長の異
    なる拡散符号の中から長い符号長を有する拡散符号を選
    択して、ドップラ遷移がゼロ付近の物体の測定を行い、
    また前記符号長の異なる拡散符号の中から短い符号長を
    有する拡散符号を選択して、前記ドップラ遷移が前記ゼ
    ロ付近以外の物体の測定を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の目標検出方法。
  3. 【請求項3】 符号長の異なる拡散符号の中から所定の
    拡散符号を順次選択して出力する出力手段と、 レーダ送信信号に前記選択された拡散符号による位相変
    調を施して送信する送信手段と、 物体からの受信信号に前記選択された拡散符号による逆
    拡散を行って復調する復調手段と、 ドップラ遷移がゼロに代表される第1の周波数帯域の場
    合、又は前記第1の周波数帯域以外の第2の周波数帯域
    の場合での前記復調された信号を検出して、前記物体の
    距離及び相対速度を測定する測定手段とを備えたことを
    特徴とするレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段は、異なる中心周波数に設
    定され、前記逆拡散された受信信号が入力する複数の通
    過帯域設定部と、 前記各通過帯域設定部を通過した信号のレベルを検出す
    る信号検出部と、 前記選択された拡散符号の遅延時間に基づいて、前記物
    体との距離を検出するとともに、前記検出された信号を
    通過させた通過帯域設定部の通過帯域に代表される値に
    基づいて、前記物体との相対速度を検出する距離・相対
    速度検出部とを有することを特徴とする請求項3に記載
    のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段は、前記ドップラ遷移がゼ
    ロに代表される第1の周波数帯域と、前記第1の周波数
    帯域以外の第2の周波数帯域とを有し、 前記距離・相対速度検出部は、前記信号を通過させた第
    1、第2の通過帯域に代表される値に基づいて、前記物
    体との相対速度を検出することを特徴とする請求項3又
    は4に記載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記測定手段は、前記逆拡散された受信
    信号の周波数帯域を含む評価帯域を周波数解析する解析
    部と、 前記選択された拡散符号の遅延時間に基づいて、前記物
    体との距離を検出するとともに、前記周波数解析された
    周波数に基づいて、前記物体との相対速度を検出する距
    離・相対速度検出部とを有することを特徴とする請求項
    3に記載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記解析部が周波数解析する評価帯域
    は、前記ドップラ遷移がゼロに代表される第1の周波数
    帯域と、前記第1の周波数帯域以外の第2の周波数帯域
    からなり、 前記距離・相対速度検出部は、前記周波数解析された第
    1の周波数帯域の周波数に基づいて、前記物体との相対
    速度を検出し、前記周波数解析された第2の周波数帯域
    の周波数に基づいて、前記物体との相対速度を検出する
    ことを特徴とする請求項3又は6に記載のレーダ装置。
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