JP2933454B2 - 電波高度計 - Google Patents

電波高度計

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JP2933454B2
JP2933454B2 JP4330509A JP33050992A JP2933454B2 JP 2933454 B2 JP2933454 B2 JP 2933454B2 JP 4330509 A JP4330509 A JP 4330509A JP 33050992 A JP33050992 A JP 33050992A JP 2933454 B2 JP2933454 B2 JP 2933454B2
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満博 今吉
陽一郎 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば飛翔体等に搭載
し、外部からの妨害信号等の影響を受けることなく正確
に、自機の高度情報を取得できる電波高度計に関するも
のである。更に、本発明は、例えば超低空を低速度から
高速度にわたり飛行する飛翔体等に搭載し、外部からの
妨害信号等の影響をうけることなく正確に直下方向の高
度を計算できる電波高度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一般的な高度計としては周波
数変調方式(以下FM−CW方式と呼称する)があり、
特開昭58−86471号公報に詳細に述べられてい
る。これには図13に示されているように三角波発生器
201からの三角波形あるいはのこぎり波形を電圧制御
発振器202によって周波数変調した信号を増幅器20
3を経てアンテナA1から海面あるいは地面に向けて送
信する一方、該送信信号とアンテナA2により受信し増
幅器204を経て得た受信信号をミキサ205により混
合することにより、往復の伝播距離に相当した周波数差
を有するビート信号を得、このビート信号を増幅器20
6で増幅後、高度電圧発生器207において直接計数す
ることにより高度を算出する方法、あるいは、図14に
示すように、このビート信号が常に一定になるように周
波数弁別器211の弁別出力をフィードバックして電圧
制御発振器202における変調信号の周期を制御し、そ
の周期を高度電圧発生器207において計数することに
より高度を算出する方法等がある。
【0003】なお、図13には高度の高低を高低検出器
209で検出し、その検出結果に対応して追尾電圧発生
器210により受信信号のレベルを制御する構成が付加
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば空対艦ミサイル
のように超低高度においては高精度な高度情報を必要と
し、超低空以外においては自機の誘導のためにあらかじ
め決められた高度に達したかどうかの情報が必要となる
高速飛しょう体に対し、上記従来の電波高度計では高度
が超低空の場合、送受信間の時間差が限りなくゼロに近
づくにつれビート信号の繰り返しが極端に増加し、一方
周期が極端に短くなり装置の高速化が必要となる。
【0005】これに対し、超低空以外ではそれが逆にな
るため必然的に超低空の高度を高精度で得る装置と超低
空以外の高度を得る装置を同時に実現することが困難と
なってくる。また、飛しょう体が高速になれば必要とす
る高度は飛しょう体直下の高度というより斜め前方の高
度となるが、ビート信号のみでは直下か斜め前方かを区
別することは不可能である。
【0006】更にまた、上記従来の電波高度計では、高
度が超低空になるにつれて送受信間の時間差は限りなく
ゼロに近づき、時間差から高度を高精度に計算すること
は困難になってくる。特に超低空で海面や地上をかすめ
て飛行する様な場合や回転翼機が夜間低高度をホバリン
グする場合等に問題となる。加えて、FM−CW方式は
送信電波のスペクトル密度が高いため敵側に探知され易
いだけでなく、妨害波(例えば単純なCW妨害波におい
ても)の影響を受けやすい。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、高空から超低空の全範囲で使用可
能な対妨害性能及び超低空性能にすぐれた電波高度計を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる電波高度
計は、発振器から発生した信号を2位相ランダム変調
し、サーキュレータ及びアンテナを介して空間へ送信
し、この送信信号が海面または地面に当たって反射した
反射波を上記アンテナで受信し、この受信信号を上記サ
ーキュレータを介してミキサに入力して、受信信号と上
記発振器から発生した信号を混合し、この信号を2分配
した後にそれぞれを発振器から発生した信号を2位相ラ
ンダム変調する際に用いた符号と同じ符号でかつ時間的
にずれた符号で復調し、増幅器及び帯域通過フィルタを
介して振幅検波器で振幅検波し、この二つの検波信号の
差分を積分することによって得られた信号によって上記
符号の発振周波数を制御し、この発振周波数によって高
度情報を得るように構成される。
【0009】加えて、該電波高度計より受信信号と発振
器から発生した信号を混合して得られたベースバンド復
調信号及び送信信号変調用の2位相ランダム変調符号を
取り出し、前記ベースバンド復調信号を2分配した後に
それぞれを前記2位相ランダム変調符号を時間的にずら
した符号を用いて復調し、増幅器及び帯域通過フィルタ
を介して振幅検波し、この二つの検波信号の信号強度を
比較することによって設定された高度に達したことを検
出することができるように構成される。
【0010】また、ベースバンド復調信号を復調するた
めの2位相ランダム変調符号を時間的にずらした符号の
うちの一方を、符号遅延制御回路を用いて外部の信号に
より任意に設定することができるようにし、外部から任
意に設定された高度に達したことを検出することができ
るように構成される。更に、本発明は、発振器から発生
した信号を2位相ランダム変調し、サーキュレータ及び
アンテナを介して空間へ送信し、この送信信号が海面ま
たは地面に当たって反射した反射波を上記アンテナで受
信し、この受信信号を上記サーキュレータを介してミキ
サに入力して、受信信号と上記発振器から発生した信号
を混合し、この信号を送信時に2位相ランダム変調する
際に用いた符号と同じで且つ送信信号が海面又は地面に
反射することなく直接反射波と共に受信系に回り込むの
に要した時間分位相が遅れた符号で相関をとり、フィル
タを介することにより送信信号の回り込みを反射波と分
離除去し、再び先に相関をとるために用いた符号と同じ
で且つ位相も同じ符号で変調をかけ増幅器で増幅する。
この信号を2分配した後に、それぞれを発振器から発生
した信号を2位相ランダム変調する際に用いた符号と同
じ符号で、かつ、時間的に遅れた符号で復調し、増幅器
及び帯域通過フィルタを介して振幅検波器で振幅検波
し、この2つの検波信号の差分を積分することによって
得られた信号によって上記符号の発振周波数を制御し、
この発振周波数によって高度情報を得ることができるよ
うに構成される。
【0011】
【作用】上記した構成によれば、以下に本発明の原理に
ついて説明するように、低高度時には低高度用電波高度
計より高度情報を得るとともに、低高度以外では予め設
定された高度に達したことを、また、外部からの信号に
より設定された任意の高度に達したことを精度よくかつ
妨害されないで検出することが可能である。
【0012】上記した更に他の構成によれば、直下方向
の高度を精度よくかつ妨害されないで測定することが可
能である。
【0013】
【発明が基いている原理】海面または地面からの反射信
号に含まれる2位相ランダム変調信号は、送信信号に含
まれる2位相ランダム変調信号に対し、往復の伝播距離
分に相当した時間差を持っている。仮に2位相ランダム
変調信号にM系列を用いると、2つの符号の相関は時間
差が0つまり位相差が0の時ピークになり、位相差が増
えるにつれて相関出力も低下し、1クロック以上ずれる
と相関出力はほとんど得られなくなることが "SPREAD S
PECTRUM SYSTEMS by R.C.Dixon" 等に述べられている。
【0014】このことより反射信号に含まれる2位相ラ
ンダム変調符号に対し、あらかじめ伝播距離分に相当す
る時間分だけ遅らせた、他の2位相ランダム変調符号と
の相関をとると位相差が0となるため相関出力がピーク
となる。したがって、復調用の符号の位相差を設定され
た高度に相当する往復伝播距離分の時間だけ遅らせるこ
とにより、設定された高度の範囲内に達したことを検出
できるようにすることができる。
【0015】具体的には、設定された高度R0 に相当す
る往復伝播距離分の時間が送信信号変調用の符号(N+
1)クロック分である時に、受信信号とNクロック遅れ
た符号とによる相関の出力の関係は図5(A)に示すと
おりになる。従って、符号をNクロックだけ遅らせるこ
とにより、高度R0 を精度よく検出することが可能であ
る。
【0016】これによれば、例えば高度2000m通過
の情報を得た後に高度1000m通過の情報を得るな
ど、複数の設定高度の検出が連続的に可能となる。ま
た、固定の距離の測定のみでなく、低高度時には復調用
の符号の位相差を往復伝播距離分の時間遅れに対応して
可変することにより、任意の距離を測定することが可能
となる。
【0017】具体的には、送信信号の符号に対し1クロ
ック及び3クロック遅れた符号で受信信号との相関をと
ると二つの出力の差分は図6に示すとおりになる。これ
は高度がR1 の場合、図6(B)のように差分器の出力
は0となり高度が高くなるとマイナス、高度が逆に低く
なるとプラスの電圧を出力することになる。高度が高く
なると図6(A)のようにクロック周期が長くなり、高
度が低くなると図6(C)のようにクロック周期が短く
なる。このクロックをカウントすれば低高度を精度よく
測定することが可能である。
【0018】一方、アンテナの放射パターンが飛翔体の
直下より斜め前方になるようにすれば、アンテナの直下
方向はアンテナの放射特性が減衰方向となり、更に、海
面あるいは地面からの反射信号にドプラ信号が含まれて
いないため信号処理によりドプラの0成分をカットする
ようにすれば直下方向からの反射波を分離除去すること
が可能となる。これにより、斜め前方の高度があらかじ
め確実に得られることになり超低空を飛行することがで
きる。
【0019】また、妨害に強いことは先の文献に記述さ
れている。更に、アンテナの放射パターンが飛翔体の直
下である場合には、海面及び地面からの反射波と送信信
号の受信系への回り込みは、ドプラ成分が0であるの
で、これらを周波数で分離することはできない。特にあ
る程度高度が高くなってくると、反射波の電力が送信信
号の受信系への回り込みよりも小さくなってくる。そこ
で、これらの信号の伝播に要する時間差で、これらをそ
れぞれ分離し、送信信号の回り込みのみを除去する。具
体的には、伝播に要する時間差はそれぞれの信号を変調
している2位相ランダム符号の位相差となるので、送信
時に2位相ランダム変調をかけた符号を送信信号が受信
系に回り込むのに要した時間分位相を遅らせたものによ
り、反射波と送信信号の回り込みの相関をとってそれぞ
れを分離し、復調された送信信号の回り込みのみをフィ
ルタで除去する。その出力を相関をとる際に用いた符号
と同じで且つ位相が同じ符号で変調をかけ、増幅器で増
幅後、上述したと同様に処理を行ってドプラ0付近の周
波数成分を抽出すれば、直下方向からの反射波のみを抽
出することが可能となり、直下方向の高度が確実に得ら
れることとなる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明を実施例によ
り詳細に説明する。図1は、本発明による電波高度計の
一実施例の構成を示すブロック図である。図中、発振器
1の出力は送信信号として使用される信号以外に、受信
信号と混合するための信号を分配する方向性結合器2に
接続される。該方向性結合器2からの送信信号は関数発
生器22により出力を制御される可変減衰器3を通って
変調器4に入力される。該変調器4は符号発生器20の
符号に従って2位相変調を行うもので、変調された信号
はサーキュレータ5を介した後、送受信アンテナ6から
海面あるいは地面に向けて放射される。
【0021】次に、海面あるいは地面からの反射波は、
該送受信アンテナ6で受信されサーキュレータ5を介し
てミキサ7に入力される。該ミキサ7は受信信号と方向
性結合器2からのローカル信号の二信号を混合すること
により得られるベースバンド復調信号を分配器8に出力
する。該分配器8は信号を分配し、それぞれ一連のビデ
オ増幅器9、相関器10、ドプラフィルタアンプ11、
振幅検波器12、一連のビデオ増幅器13、相関器1
4、ドプラフィルタアンプ15、振幅検波器16、一連
のビデオ増幅器23、相関器24、ドプラフィルタアン
プ25、振幅検波器26、並びに一連のビデオ増幅器2
7、相関器28、ドプラフィルタアンプ29、振幅検波
器30に接続される。
【0022】該ビデオ増幅器9、ビデオ増幅器13、ビ
デオ増幅器23及びビデオ増幅器27は信号処理可能な
レベルまで増幅するものである。該相関器10、相関器
14、相関器24及び相関器28は符号発生器20から
の符号にもとづいて相関をとるもので、該符号発生器2
0からの符号は同一符号でかつ送信波に変調器4で変調
を行った符号に対し、それぞれ1クロックの遅れ、3ク
ロックの遅れ、1クロックの進み及びNクロックの遅れ
を有している。
【0023】ここで、Nは検出すべき高度の往復伝播距
離分の時間遅れに応じてあらかじめ設定される値であ
る。ドプラフィルタアンプ11、ドプラフィルタアンプ
15、ドプラフィルタアンプ25及びドプラフィルタア
ンプ29は海面及び地面との相対速度により得られるド
プラ信号のみを通過させ増幅するものである。
【0024】振幅検波器12、振幅検波器16、振幅検
波器26及び振幅検波器30でドプラ信号を検波した
後、該振幅検波器12及び該振幅検波器16からの出力
は差分器17で二つの信号の差分がとられ、該振幅検波
器26及び該振幅検波器30からの出力は比較器31に
おいて検波信号の強度が比較される。積分器18は差分
器17の出力を積分し、電圧制御クロック発振器19に
出力する。
【0025】該電圧制御クロック発振器19は積分器1
8の出力電圧により、低高度時には高度に相当したクロ
ック、低高度以外では一定のクロックを発振するもので
ある。符号発生器20は発振器1により発振された送信
信号を変調器4によって変調させる符号と、受信された
信号との相関をとるための相関器10、相関器14、相
関器24及び相関器28に供給される符号を発生するも
のである。
【0026】ここで、発振器1の発振周波数をf0 、ク
ロック発振器19の発振周波数をf c 、送受信アンテナ
6により受信された信号に含まれるドプラ周波数成分を
dとすると、動作時には、発振器1で発生した信号は
変調器4において図2に示すように拡散され、その状態
で送受信アンテナ6より放射される。ドプラ周波数fd
を含んだ状態で送受信アンテナ6により受信された信号
は、ミキサ7により図3に示すように復調される。ミキ
サ7により復調され、ビデオ増幅器9、ビデオ増幅器1
3、ビデオ増幅器23及びビデオ増幅器27で増幅され
た信号は相関器10とドプラフィルタアンプ11、相関
器14とドプラフィルタアンプ15、相関器24とドプ
ラフィルタアンプ25、及び相関器28とドプラフィル
タアンプ29の各組合せにより図4に示すようにドプラ
周波数成分fdのみが抽出される。
【0027】この時、受信信号に含まれる妨害信号は相
関器10、相関器14、相関器24及び相関器28によ
り、逆に抑圧される。このドプラ周波数成分fd の強度
は、高度との関係によって図5及び図6のように出力さ
れる。また、符号発生器20から相関器28への符号は
送信信号を変調させた符号に対して1クロックだけ進ん
でいるため相関がとれることはなく、相関器24を通過
した受信信号に対するスレッショルドレベルとして図5
(B)に示すように比較器31に入力される。さらに、
受信信号に妨害信号が含まれた場合及び低空時に海面あ
るいは地面からの受信信号のレベルが増大した場合にも
相関器28を通過する信号が、相関器24を通過した受
信信号に対するスレッショルドレベルとなることはいう
までもない。
【0028】従って、比較器31によって得られる振幅
検波器26及び振幅検波器30の比較結果により、予め
設定された検出すべき高度R0 が正確に検出されること
になり、また、低高度時には差分器17によって得られ
る振幅検波器12及び振幅検波器16の出力の差分を積
分器18によって積分し、その電圧値Vc によって電圧
制御クロック発振器19の発振周波数を制御することに
より、fc は常に高度R1 に追随することになる。
【0029】低高度時の高度R1 は、電圧制御クロック
発振器19の発振周波数をカウンタ21で計数すること
によって算出される。また、高度の情報を関数発生器2
2に入力し、その出力に基づいて減衰器3によって送信
出力を調整し、高度の如何にかかわらず受信電力が一定
となるようにすれば、超低空時にも受信系が飽和するこ
となく高度計測が可能となる。
【0030】図7は、本発明による電波高度計の他の実
施例の構成を示すブロック図であり、図1の実施例と同
様の構成要素には同一の符号を付しており、その詳細な
説明は省略する。この実施例においては、符号発生器2
0からの符号が、同一符号でかつ送信波に変調器4で変
調を行った符号に対し、それぞれ1クロックの遅れ、3
クロックの遅れ、1クロックの進み及び0クロックの遅
れを有している。そして、符号遅延制御回路32が外部
からの検出高度制御信号に基づいて、該符号発生器20
から該相関器24への符号をその間で遅延させるように
設けられている。この符号遅延制御回路32の遅延時間
は検出すべき高度の往復伝播距離分の時間遅れに対応し
た値である。
【0031】従って、図1の実施例について動作説明し
たように、比較器31によって得られる振幅検波器26
及び振幅検波器30の出力の比較結果により、外部から
の検出高度設定信号によって設定された検出すべき高度
0 が正確に検出されることとなり、また、低高度時に
は差分器17によって得られる振幅検波器12及び振幅
検波器16の出力の差分を積分器18によって積分し、
その電圧値Vc によって電圧制御クロック発振器19の
発振周波数を制御することにより、fc は常に高度R1
に追随することになる。
【0032】図8は、超低空における高度計測のための
更に他の実施例の構成を示すブロック図である。図にお
いて、発振器101の出力は送信信号として使用される
信号以外に、受信信号と混合するための信号を分配する
方向性結合器102に接続される。該方向性結合器10
2からの送信信号は関数発生器126により出力を制御
される可変減衰器103を通って変調器104に入力さ
れる。該変調器104は符号発生器124の符号に従っ
て2位相変調を行うもので、変調された信号はサーキュ
レータ105を介した後、送受信アンテナ106から海
面あるいは地面に向けて放射される。
【0033】次に海面あるいは地面からの反射波は、該
送受信アンテナ106で受信され、サーキュレータ10
5を介してミキサ107に入力される。該ミキサ107
は、受信信号と方向性結合器102からのローカル信号
の二信号を混合することにより得られるIF信号を相関
器108に出力する。該相関器108は送信信号の受信
系への回り込みと反射波からなる混合信号の相関をとる
ものであり、これらの送信信号と、送信時に2位相ラン
ダム変調をかけた符号と同じで且つ送信信号が受信系へ
回り込むのに要した時間分位相が遅れた符号で相関をと
ることにより、送信信号の受信系への回り込みのみを復
調し、フィルタ109に出力する。該フィルタ109
は、相関器108で復調された送信信号の受信系への回
り込みを除去するもので、復調されたドプラ0の成分を
除去し、反射波のみを変調器110に出力する。該変調
器110は、相関器108で相関をとった2位相ランダ
ム符号と同じで且つ時間的にも同位相の符号で反射波を
変調し、相関器108に入力する前の反射波の状態に戻
し増幅器111に出力する。該増幅器111は、反射波
を増幅し、分配器112に出力する。
【0034】該分配器112は信号を2分配するもの
で、それぞれ一連のビデオ増幅器113、相関器11
4、ドプラフィルタアンプ115、振幅検波器116、
並びに一連のビデオ増幅器117、相関器118、ドプ
ラフィルタアンプ119、振幅検波器120に接続され
る。該ビデオ増幅器113、ビデオ増幅器117は信号
処理可能なレベルまで増幅するものである。相関器11
4、相関器118は符号発生器124からの符号に基づ
いて相関をとるもので、該符号発生器124からの符号
は同一符号でかつ送信波に変調器104で変調を行った
符号に対し、それぞれ1クロック及び3クロック遅れて
いる。ドプラフィルタアンプ115、ドプラフィルタア
ンプ119は海面及び地面との相対速度0付近より得ら
れるDC成分及びドプラ信号のみを通過させ増幅するも
のである。
【0035】振幅検波器116、振幅検波器120でD
C成分及びドプラ信号の振幅を検出した後、差分器12
1で二つの信号の差分がとられる。積分器122は差分
器121の出力を積分し、電圧制御クロック発振器12
3に出力する。該電圧制御クロック発振器123は積分
器122の出力電圧により、高度に相当したクロックを
発振するものである。符号発生器124は発振器101
により発振された送信信号を変調器104によって変調
させる符号と受信された信号との相関をとるための相関
器114、相関器118の符号を発生するものである。
一方電圧制御クロック発振器123の出力はカウンタ1
25に接続され、高度に相当したクロックをカウントし
高度情報として外部に出力される。高度情報は関数発生
器126に接続され、該関数発生器126は高度変化に
対し、常に受信レベルが一定になるように送信信号を可
変減衰器103で制御する信号を出力する。
【0036】ここで、発振器101の発振周波数を
0 、電圧制御クロック発振器123の初期設定発振周
波数をfc 、送受信アンテナ106により受信された信
号に含まれるドプラ周波数成分をほとんど0とすると、
動作時には、発振器101で発生された信号は、変調器
104で図1の実施例と同様に図2に示すように拡散さ
れた状態で送受信アンテナ106から放射される。送信
信号のまわり込みを含んだ状態で送受信アンテナ106
より受信された信号は、ミキサ107により図9(A)
および(B)に示すように復調される。
【0037】ミキサ107により復調された信号は、相
関器108において図10(A)および(B)に示すよ
うに送信信号の受信系への回り込みのみが復調される。
復調された送信信号の受信系への回り込みは、図11
(A)および(B)に示すようにフィルタ109におい
て除去され、反射波だけが変調器110で相関器に入力
される前の状態に戻されて増幅器111で増幅される。
増幅器111で増幅された後、ビデオ増幅器113及び
ビデオ増幅器117で増幅された信号は、相関器114
とドプラフィルタアンプ115及び相関器118、ドプ
ラフィルタアンプ119により、図12(A)および
(B)に示すように反射波によるドプラ周波数成分のみ
が抽出される。この時、受信信号に含まれる妨害信号
は、相関器114及び相関器118の働きにより、逆に
抑圧される。
【0038】これら2系統の相関器とドプラフィルタで
抽出されたドプラ周波数成分は、差分器121で互いの
差がとられ、電圧制御クロック発振器123の発振周波
数f c と高度との関係によって、図1の実施例と同様に
図6に示されるように出力される。従って、差分器12
1によって得られる振幅検波器116及び振幅検波器1
20の出力の差分を積分器122によって積分し、その
電圧値Vc によって電圧制御クロック発振器123の発
振周波数を制御することにより、fc は常に高度R 1
追随することになる。
【0039】この時の高度R1 は、電圧制御クロック発
振器123の発振周波数をカウンタ125で計数するこ
とによって算出される。また、積分器122の出力
c 、すなわち高度の情報を関数発生器126に入力
し、その出力に基づいて減衰器103によって送信出力
を調整し、高度の如何にかかわらず受信電力が一定とな
るようにすれば、超低空時にも受信系が飽和することな
く高度計測が可能となる。
【0040】この実施例における超低空における高度計
測のための構成を、前述した実施例(図1および図7参
照)における設定高度検出のための構成、すなわち、そ
れぞれ一対の相関器(24,28)、ドプラフィルタア
ンプ(25,29)および振幅検波器(26,30)
と、それらの検波出力を比較する比較器(31)とから
なる構成を組み合わせることができることはいうまでも
ない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、海面または地面からの
反射信号に含まれるドプラ信号のみを抽出・増幅し、発
振器1の発振周波数f0 、符号発生器20,124で生
成される符号及び電圧制御クロック発振器19,123
の発振周波数fc の全てが正確に一致しない限りは、妨
害信号並びに雑音等の影響を排除することができる。
【0042】この結果、対妨害性及び超低空性能が優
れ、更に低速度から高速度にわたって、高精度な電波高
度計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電波高度計の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の電波高度計における送信信号の信号波
形を示す特性図である。
【図3】本発明の電波高度計における受信信号の復調信
号波形を示す特性図である。
【図4】受信信号から所望のドプラ周波数成分を抽出し
た際に得られる信号を示す特性図である。
【図5】比較器に入力される信号の信号波形を示す特性
図である。
【図6】差分器から出力される信号を示す信号波形図で
ある。
【図7】本発明による電波高度計の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明による電波高度計の更に他の実施例の構
成を示すグロック図である。
【図9】図8の実施例における受信信号を復調した際に
得られる信号の信号波形を示す特性図である。
【図10】図8の実施例における送信信号の受信系への
回り込みと反射波を分離するための相関器を通した際に
得られる信号の信号波形を示す特性図である。
【図11】図8の実施例における復調された送信信号の
受信系への回り込みを除去するためのフィルタを通した
際に得られる信号の信号波形を示す特性図である。
【図12】図8の実施例における受信信号から所望のド
プラ周波数成分を抽出した際に得られる信号の信号波形
を示す特性図である。
【図13】従来の方法による電波高度計の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図14】従来の方法による電波高度計の他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,101…発振器 2,102…方向性結合器 3,103…可変減衰器 4,104,110…変調器 5,105…サーキュレータ 6,106…送受信アンテナ 7,107…ミキサ 8,112…分配器 9,13,23,27,113,117…ビデオ増幅器 10,14,24,28,108,114,118…相
関器 11,15,25,29,115,119…ドプラフィ
ルタアンプ 12,16,26,30,116,120…振幅検波器 17,121…差分器 18,122…積分器 19,123…電圧制御クロック発振器 20,124…符号発生器 21,125…カウンタ 22,126…関数発生器 31…比較器 32…符号遅延制御回路 109…フィルタ 111…増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−256936(JP,A) 特開 平5−281340(JP,A) 特開 平5−107350(JP,A) 特開 昭61−205882(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調器(4)において発振器(1)から
    発生した信号を発振周波数(fc )でランダム符号を発
    生する符号発生器(20)からの符号により2位相ラン
    ダム変調し、その変調信号をサーキュレータ(5)及び
    アンテナ(6)を介して空間に送信し、この送信信号の
    反射波を該アンテナ(6)で受信し、該サーキュレータ
    (5)を介してミキサ(7)でこの受信信号を該発振器
    (1)から発生した信号と混合し、分配器(8)でその
    出力信号は分配され、その各々の信号は対応する複数の
    相関器(10,14,24,28)において発振器
    (1)から発生した信号を2位相ランダム変調する際に
    用いられた符号と同じ符号でかつ時間的にずれた符号で
    復調され、その各々の出力信号はそれぞれの帯域通過と
    増幅機能を有するフィルタ(11,15,25,29)
    を介して振幅検波器(12,16,26,30)で振幅
    検波され、このうち少くとも二つの検波信号はその差分
    をとる差分器(17)と差分信号の累積値を与える積分
    器(18)によって得られた信号として該符号発生器
    (20)からの符号の発振周波数(fc )を制御する電
    圧制御クロック発振器(19)を制御し、そしてカウン
    タ(21)で該発振周波数(fc )を計数することによ
    り低空での高度情報を得ることを特徴とする電波高度
    計。
  2. 【請求項2】 分配器(8)からの信号を相関器(2
    4,28)及び帯域通過と増幅機能を有するフィルタ
    (25,29)を介して振幅検波器(26,30)で振
    幅検波し、この二つの検波信号を比較器(31)に入力
    し、この比較器の出力により低空に限らず予め設定され
    た高度を検出することを特徴とする請求項1に記載の電
    波高度計。
  3. 【請求項3】 変調器(4)において発振器(1)から
    発生した信号を発振周波数(fc )でランダム符号を発
    生する符号発生器(20)からの符号により2位相ラン
    ダム変調し、その変調信号をサーキュレータ(5)及び
    アンテナ(6)を介して空間に送信し、この送信信号の
    反射波を該アンテナ(6)で受信し、該サーキュレータ
    (5)を介してミキサ(7)でこの受信信号を該発振器
    (1)から発生した信号と混合し、分配器(8)でその
    出力信号は分配され、その各々の信号は対応する複数の
    相関器(10,14,24,28)において発振器
    (1)から発生した信号を2位相ランダム変調する際に
    用いられた符号と同じ符号でかつ時間的にずれた符号及
    び外部からの検出高度設定信号に従って符号遅延制御回
    路(32)において遅延させられた符号で復調され、そ
    の各々の出力信号はそれぞれの帯域通過と増幅機能を有
    するフィルタ(11,15,25,29)を介して振幅
    検波器(12,16,26,30)で振幅検波され、こ
    のうち少くとも二つの検波信号はその差分をとる差分器
    (17)と差分信号の累積値を与える積分器(18)に
    よって得られた信号として該符号発生器(20)からの
    符号の発振周波数(fc )を制御する電圧制御クロック
    発振器(19)を制御し、そしてカウンタ(21)で該
    発振周波数(fc )を計数することにより低空での高度
    情報を得ることを特徴とする電波高度計。
  4. 【請求項4】 分配器(8)からの信号を、外部からの
    検出高度設定信号に従って符号遅延制御回路(32)に
    おいて遅延させられた符号により復調する相関器(2
    4,28)及び帯域通過と増幅機能を有するフィルタ
    (25,29)を介して振幅検波器(26,30)で振
    幅検波し、この二つの検波信号を比較器(31)に入力
    するようにし、符号発生器(20)から発生する符号の
    時間的ずれを外部からの信号に従って該符号遅延制御回
    路(32)において制御することにより、該比較器(3
    1)の出力から任意の高度を検出することを特徴とする
    請求項3に記載の電波高度計。
  5. 【請求項5】 変調器(104)において発振器(10
    1)から発生した信号を発振周波数(fc )でランダム
    符号を発生する符号発生器(124)からの符号により
    2位相ランダム変調し、その変調信号をサーキュレータ
    (105)及びアンテナ(106)を介して空間に送信
    し、この送信信号の反射波を該アンテナ(106)で受
    信し、該サーキュレータ(105)を介してミキサ(1
    07)でこの受信信号を該発振器(101)から発生し
    た信号と混合し、相関器(108)において、送信信号
    を2位相ランダム変調する際に用いられた符号と同じで
    且つ送信信号が海面又は地面に反射することなく反射波
    と共に受信系にまわり込むのに要した時間分位相が遅れ
    た符号で相関をとり、その出力信号はフィルタ(10
    9)を介して変調器(110)で相関器(108)で用
    いた符号と同じで且つ位相も同じ符号で変調をかけ、増
    幅器(111)で増幅された後に、分配器(112)で
    その出力信号は2分配され、その各々の分配信号は対応
    する相関器(114,118)において発振器(10
    1)から発生した信号を2位相ランダム変調する際に用
    いられた符号と同じ符号で且つ時間的に遅れた符号で復
    調され、その各々の出力信号はそれぞれの帯域通過と増
    幅機能を有するフィルタ(115,119)を介して振
    幅検波器(118,120)で振幅検波され、この二つ
    の検波信号はその差分をとる差分器(121)とその差
    分信号の累積値を与える積分器(122)によって得ら
    れた信号として該符号発生器(124)からの符号の発
    振周波数(fc )を制御する電圧制御クロック発振器
    (123)を制御し、そしてカウンタ(125)で該発
    振周波数(fc )を計数することにより高度情報を得る
    ことを特徴とする電波高度計。
  6. 【請求項6】 送信信号が海面又は地面に反射すること
    なく受信系にまわり込む信号と反射波を、相関器(10
    8)及びフィルタ(109)を介することにより分離、
    除去することを特徴とする請求項5に記載の電波高度
    計。
  7. 【請求項7】 分配器(112)からの信号を、更に、
    相関器(24,28)により2位相ランダム変調する際
    に用いられた符号と同じ符号でかつ時間的にずれた符号
    で復調し、帯域通過と増幅機能を有するフィルタ(2
    5,29)を介して振幅検波器(26,30)で振幅検
    波し、この二つの検波信号を比較器(31)に入力し、
    該比較器の出力により設定された高度を検出することを
    特徴とする請求項5に記載の電波高度計。
  8. 【請求項8】 得られた高度情報を関数発生器(22)
    に入力し、その出力に基づいて制御される減衰器(3)
    によって送信電力を調整し、高度にかかわらず受信電力
    を一定となるようにすることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれかに記載の電波高度計。
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