JP2000320772A - 流体継手 - Google Patents

流体継手

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JP2000320772A
JP2000320772A JP11126460A JP12646099A JP2000320772A JP 2000320772 A JP2000320772 A JP 2000320772A JP 11126460 A JP11126460 A JP 11126460A JP 12646099 A JP12646099 A JP 12646099A JP 2000320772 A JP2000320772 A JP 2000320772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の増加や組立工数の増加を防止でき
るとともに、非接続状態における確実な流体漏洩防止が
可能な構成を備えた流体継手を得る。 【解決手段】 ソケット2内に摺動可能な弁体3を配置
し、該弁体3を接続対象部材11により押し動かすこと
で開放して接続対象部材11との間に流路を構成する流
体継手1において、上記ソケット2の内部に形成された
空洞2B部内周面と上記弁体3の外周面との間における
同一箇所で、上記ソケット2側と上記弁体3側との間の
シールと、上記ソケット2側およびこれに挿脱される接
続対象部材11側との間のシールが可能なOリング5を
共用可能に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体継手に関
し、さらに詳しくは、ソケットに接続される相手側の接
続部材による押圧力を利用して流路を開放することがで
きる流体継手に関する。
【0002】
【従来の技術】空気や水などの流体を供給する際に用い
られる流体継手には、内部が空洞とされているソケット
と、このソケット内部に挿嵌されて摺動可能な開閉バル
ブと、ソケット内部で流体の移動方向両側にそれぞれ配
置されているプラグおよびソケットアダプタとを備えた
構成のものが公知である。
【0003】この従来の流体継手においては、ソケット
アダプタと開閉バルブとの間に配置されているバネによ
って通常開閉バルブが閉じられた状態に維持されてい
る。そして、このような流体継手では、プラグが挿入さ
れると、このプラグの挿入に連動して開閉バルブが押し
動かされ、開閉バルブの周面に形成されている孔が開放
されてソケットアダプタ内と連通する。その結果、開閉
バルブソケットアダプタ内に流れた流体が開閉バルブの
先端外周面を迂回して孔に達し、その孔からプラグ側に
向け流れるように構成されている。
【0004】ところで、このような従来の流体継手にあ
っては、流体が開閉バルブの先端部外周面を迂回して孔
に達することから、ソケットアダプタの空洞部内径を大
きくする必要があり、これによって、継手が大型化する
虞れがあった。
【0005】そこで、従来では、上記ソケットアダプタ
の空洞内周面に開閉バルブの外周面を接触させた構成と
し、開閉バルブには軸方向に沿って貫通するスリット状
の流体流通部を設け、その流体流通部を介して流体を流
せるようにすることで開閉バルブの外周面とソケットア
ダプタの空洞部内周面との間に形成されていた流体の流
路用隙間をなくした構成が既に提案されている(例え
ば、特許第2803988号等)。
【0006】いま、図17を参照して開閉バルブに流体
流通路を設けた従来の流体継手の一例を説明すると、次
の通りである。
【0007】図17は、流体継手の接続状態を示す図で
あり、同図において、流体継手100は、内部に空洞部
を有するソケット本体101と、ソケット本体101に
締結されるプラグ102と、プラグ102内で摺動可能
に配置されているバルブ体103と、を主要部として備
えている。
【0008】バルブ体103は、プラグ102内に配置
されているスプリング104によって図17において左
方向への移動習性が付与されており、その移動は、図1
8に示すように、ソケット本体101内に配置されてい
るカラー105によって規制される。
【0009】図19および図20において、上記バルブ
体103は、周方向の等分位置にプラグ102の空洞部
内周面に当接可能な突起103Aを有し、さらに、軸部
には、プラグ102の空洞部内に連通可能な流路103
Bが軸端部から外周面に向けて形成されている。従っ
て、バルブ体103に向けて流れる流体は、流路103
Bを介してバルブ体103の軸端から外周面に向け流
れ、突起103Aとプラグ102の空洞部内周面との間
の隙間(図20中、符号Sで示す空間)を通過してプラ
グ102側に流れる。尚、図19において符号103C
は、カラー105に当接する面をシールするためのOリ
ングが装填される凹部を示している。
【0010】そして、図17においてソケット本体10
1の内部には、上記カラー105に隣り合う位置にスラ
イドカラー106が配置されている。
【0011】スライドカラー106は、ソケット本体1
01内に挿入される相手側のソケットアダプター107
を摺動案内する部材であり、その外周面および内周面に
はそれぞれOリング108,109が配置されて、バル
ブ体103側とソケット本体101との間、およびソケ
ットアダプタ107とソケット本体101との間のシー
ルが行われるように構成されている。
【0012】ソケットアダプタ107は、ソケット本体
101の外周面に挿嵌されているロック部材110によ
って挿入位置に保持される。
【0013】ロック部材110は、ソケット本体101
に形成されている孔に装填されたボール111をソケッ
トアダプタ107の凹部に対して係脱させることができ
る構成を備えており、ロック部材110内に配置されて
いるスプリング112の習性によりボール111を、常
時、ソケットアダプタ107の凹部に係合させるように
構成されている。
【0014】上記構成の流体継手においては、通常、ス
プリング104の付勢により、図18に示すように、バ
ルブ体103がカラー105に衝止され、流体の流路を
閉じ、プラグ102側に形成されている流体通路102
A内への流体の流れを遮断する。
【0015】一方、ソケットアダプタ107が挿入され
ると、図17に示すように、バルブ体103がスプリン
グ104の付勢に抗して押し動かされるので、ソケット
アダプタ107側の流体通路107Aとバルブ体103
側の流路103Bとが連通し、図20に示した隙間Sを
介してプラグ102側の流体通路102A側からの流体
の流れが許容される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の流体継手は、次のような課題を有していた。第1
に、Oリング108,109がそれぞれ個別のシール特
性を持つ関係上、それぞれの設置場所を異ならせて組み
付けする必要があり、それだけ部品点数が増加するとと
もに組立が困難となる。
【0017】第2に、バルブ体103に形成されている
流路103Bは、図21に示すように、ソケットアダプ
タ107に形成されている流体通路107Aに対して流
路面積が小さくなっているために、ソケットアダプタ1
07内を流れた流体が流路103Bにおいて絞られるこ
とになり、所謂、流量損失が発生してしまう。
【0018】さらに、第3には、バルブ体103は、図
18に示すように、カラー105によって流路103B
の全域を完全に塞ぐことができる構成にはなっていない
ので、ソケットアダプタ107がソケット本体101か
ら抜き取られる過程でプラグ102側の流路102Aと
流路103Bとが連通する場合があり、しかも、ソケッ
トアダプタ107が抜き取られた後にはカラー105に
よる衝止位置でのみシールされる構成であることから、
流体の漏れを確実に防止することができない場合があ
り、所謂、開閉弁としての機能を持ち合わせた構成には
なっていない。
【0019】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、部品点数の増
加や組立工数の増加を防止できるとともに、非接続状態
における確実な流体漏洩防止が可能な構成を備えた流体
継手を提供しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ソケット内に摺動可能な
弁体を配置し、該弁体を接続対象部材により押し動かす
ことで開放して上記接続対象部材との間に流路を形成す
る流体継手を技術的前提とし、上記ソケットの内部に形
成された空洞部内周面と上記弁体の外周面との間におけ
る同一箇所で、上記ソケット側と上記弁体側との間のシ
ールと、上記ソケット側およびこれに挿脱される接続対
象部材側との間のシールが可能なOリングを、共用可能
に設けたことを特徴とするものである。
【0021】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の流体継手において、上記弁体には、上記接続対
象部材に有する流体通路と同径に形成されて軸方向端部
に開口する流体導入口と、この流体導入口に連通して径
方向に貫通する流路とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0022】また、上記目的を達成するため、請求項3
に記載の発明は、ソケット内に摺動可能な弁体を配置
し、該弁体を接続対象部材により押し動かすことで開放
して上記接続対象部材との間に流路を形成する流体継手
を技術的前提とし、上記ソケット内部に挿嵌された端部
が該ソケットと一体化され、上記接続対象部材が挿入さ
れた際に一端が拡径可能であるとともに他端が縮径可能
であり、該他端が上記ソケット本体の外周面に係合可能
な可撓性部材からなる接続対象部材保持手段を備え、上
記接続対象部材保持手段は、内部に上記接続対象部材が
挿入されたときに該接続対象部材と係合して上記接続対
象部材の抜け止めを行ない、上記一端が拡径されること
で上記接続対象部材を引き抜ける状態に設定することを
特徴とするものである。
【0023】そして、請求項4記載の発明は、請求項1
または請求項3に記載の流体継手を前提とし、上記ソケ
ット内に位置する弁体には、該ソケット内周面に当接可
能なリブが周方向に沿って複数設けられ、リブの配置位
置間の空間を介して流体を通過させる構成としたことを
特徴とするものである。
【0024】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1または請求項3に記載の流体継手を前提とし、上記ソ
ケット内部には、上記弁体における上記ソケットと上記
弁体あるいは上記接続対象部材との間のシールを行うO
リングの受け面を一端に有し、他端には上記弾性体の受
け部を有する台座部材を挿嵌して構成したことを特徴と
するものである。
【0025】そして、請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至請求項5のいずれかに記載の流体継手を前提と
し、上記弁体の外周面と上記ソケットの内周面との間に
は、上記弁体が閉じられた際に、該弁体において径方向
に貫通して形成された流路の開口を覆うことができると
ともに、該弁体とソケットとの間のシールを行う部材の
受け部を有するカラーが設けられていることを特徴とす
るものである。
【0026】
【作用】それ故、請求項1に記載の発明では、ソケット
側と弁体側とのシールおよびソケット側およびこれに挿
嵌される接続対象部材との間のシールを行うOリングが
同一箇所で供用できるので、異なる位置にOリングを設
けた場合と違って、部品点数および装填位置の加工が容
易となる。
【0027】また、請求項2に記載の発明では、軸方向
端部に開口する流体導入口を接続対象部材に形成されて
いる流体通路と同じ口径とすることができるので、流れ
込んでくる流体の流量損失を生じさせないようにでき
る。
【0028】さらに、請求項3に記載の発明では、接続
対象部材が装填された際に接続対象部材保持手段が撓み
変形するのを利用して接続対象部材保持手段をソケット
に対して係合させることができるとともに、接続対象部
材保持手段の一端を拡径するだけの操作で接続対象部材
を引き抜ける状態とすることができるので、接続対象部
材をねじ込んだりする操作を要することなく単に挿脱操
作のみで接続対象部材の着脱可能とすることができる。
【0029】そして、請求項4に記載の発明では、ソケ
ット内周面に当接して弁体の摺動案内を行うリブの配置
位置間の空間を介して流体を通過させることができるの
で、弁体の外周囲を迂回させる場合と違って、ソケット
内周面の口径を小さくすることができる。
【0030】また、請求項5に記載の発明では、弁体に
シール部材の受け部とこの弁体を閉じ方向に付勢する弾
性体の受け部とを纏めて設けることにより、弁体以外の
部材により上記シール部材および弾性体の受け部を設け
る必要がなく、構成を簡素化できる。
【0031】さらに、請求項6に記載の発明では、弁体
が閉じられているときに弁体に設けられている流路の開
口を覆うことができるとともに、弁体とソケットとの間
のシールを行う部材の受け部を有するカラーが備えられ
ているので、閉じた状態の弁体からの流体の漏洩を確実
に防止でき、さらに、シール部材を弁体とソケットとの
間の所定位置に位置決めすることも可能となるので、弁
体とソケットとの間のシール性を確保して接続対象部材
が抜き取られる際の流体の漏洩を確実に防止できる。
【0032】
【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す実施の形
態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0033】図1は、この発明の実施の第1形態例に係
る流体継手1の弁体3が閉じ状態にある時を示す断面図
であり、同図において流体継手1は、ソケット本体2
と、弁体3と、これら両者間のシールを行うOリング
4,5と、接続対象部材保持手段6と、を備えている。
以下に各部材の詳細を説明する。
【0034】ソケット本体2は、軸方向一端にホース等
との接続部2Aが設けられており、接続部2Aに連続す
る胴部の内部には空洞部2Bが形成され、後記する弁体
3が摺動可能に支持されている。空洞部2Bは接続部2
Aの内部に形成されている流体通路2A1と連通させて
ある。
【0035】弁体3は、ソケット本体2の空洞部2B内
に配置されているスプリングなどの弾性体7により常
時、閉じ習性を付与されている部材であり、図2に示す
ように、流体導入口3A1が内部に形成された筒部3A
を有し、その筒部3Aの一部には、流体導入口3Aに連
通して弁体3の径方向に貫通する流路3Bが形成されて
いる。
【0036】図2において弁体3には、軸方向において
筒部3A側の端部と反対側の端部近傍に、ソケット2の
空洞部内周面に当接可能な高さを有する複数のリブ3C
が周方向に沿って等分位置、本形態例では3等分位置に
設けられており、それらリブ3Cと隣り合う位置には、
Oリング8(図1参照)を装着するための受け部に相当
する凹部3Dが形成されている。
【0037】弁体3では、図3に示すように、ソケット
2内を流れる流体が流体通路2A1よりリブ3Cの配置
位置間の空間部Pを通過して流路3Bを通過し、流体導
入口3A1内に流れる。
【0038】図1においてOリング4,5は、弁体3の
外周面とソケット本体2の空洞部2Bの内周面との間で
同一箇所に並設されており、これら各Oリング4,5
は、両リング4,5間に位置するスペーサ9によって仕
切られ、一方のOリング4が後記する接続対象物11と
ソケット本体2側の空洞部2Bとの間のシールを行い、
他方のOリング5が弁体3とソケット本体2の空洞部2
B内周面との間のシールを行う。
【0039】一方、ソケット本体2の空洞部2B内周面
と弁体3の外周面との間には、閉じ態位にあるときの弁
体3の流路3Bの開口を覆うことができるカラー10が
配置されている。
【0040】カラー10には、弁体3の摺動方向に沿っ
た幅方向の一方が弁体3に有するOリング8に当接可能
であるとともに、Oリングの他方に相当しているOリン
グ5の受け面が設けられている。
【0041】カラー10は、弁体3が弾性体7の付勢に
より、図1において左側に向け移動する閉じ態位にある
とき、弁体3に有する流路3Bの開口を覆うことで弁体
3を介した流体の流れを遮断することができる。また、
図6および図7に示すように接続対象物11が挿入され
て接続過程にあるとき、および、接続態位にあるときに
は、弁体3がカラー10から離れることで流路3Bの開
口を開放するように構成されている。
【0042】上記接続対象部材11は、本形態例の場
合、図4に示すように、ホース(図示されず)の先端に
取り付けられたパイプ部材が相当しており、内部には弁
体3の筒部3Aに形成されている流体導入口3A1(図
2参照)と同径の流体通路11Aが形成されているとと
もに、外周面の一部には、後記する接続対象部材保持手
段6と係合可能な突起11Bおよびソケット本体2内へ
の挿入量を規制することができる鍔状のストッパ11C
が設けられている。
【0043】そして、図1において、上記接続対象部材
保持手段6には、ソケット本体2の空洞部2B内に一端
部6Aが圧入されるとともに、他端部6Bが径方向で複
数に分割されて二重筒構造とされた可撓性部材が用いら
れている。二重筒部のうちで外筒部6Cの内面にはソケ
ット本体2の外周面に形成されている凹状の係合部2C
に係脱可能な係合突起6C1が設けられ、複数分割され
ている他端部6Bの内面には接続対象部材11の外周面
に設けられている突起11B(図4参照)が嵌合可能な
凹状部6B1が形成されている。
【0044】接続対象物保持手段6は、二重筒の基部を
支点として外筒部6Cが揺動できるように構成されてお
り、接続対象部材11の突起11Bが凹状部6B1に対
して入り込む前段階で拡径されるとともに、係合突起6
C1を有する端部は縮径することができる。縮径可能な
端部は図6に示すように、ソケット本体2側の係合部2
Cに係合突起6C1が係合することができる。これによ
り、接続対象物11を接続する際には接続対象部材保持
手段6に対して挿入するだけの操作ですみ、また、接続
対象部材11を引き抜く際には、接続対象部材保持手段
6における係合突起6C1を有する端部をソケット本体
2側の係合部2Cに向けて押しつけておき、接続対象部
材11を引き抜く方向に移動させるだけで接続対象部材
11の突起11Bにより接続対象部材保持手段6の端部
を拡径して接続対象部材11を引き抜くことができる。
【0045】本形態例に係る流体継手は、以上のように
構成されているため、図1に示すように、接続対象部材
11が接続されていない状態では、ソケット本体2の空
洞部2B内で弁体3が弾性体7の付勢により左側に移動
した状態を維持される。このとき、弁体3の流路3B
は、その開口がカラー10によって覆われるので、流路
3Bと接続部2Aの流体通路2A1とが遮断され、さら
にカラー10とOリング5とが密接することで流体の漏
洩が阻止される。
【0046】そして、上記接続対象部材11がソケット
2の空洞部2B内に挿入され始めると、図5に示す状態
が得られる。
【0047】即ち、図5において、接続対象部材11が
ソケット2の空洞部2B内に挿入されると、弁体3が接
続対象物11の先端により押し動かされる。これによ
り、弁体3は、弾性体7の付勢に抗して、図5において
右側に移動し、流路3Bがカラー10から離れることに
より流路3Bが開放され始める。
【0048】一方、接続対象部材11がソケット本体2
の空洞部2B内に挿入されると、接続対象部材11に有
する突起11Bにより接続対象部材保持手段6の他端部
6Bが拡径され、接続対象部材11をソケット2内に挿
入することができる。
【0049】次に、図5に示す状態から接続対象部材1
1がさらに挿入され、図6に示すように、接続対象部材
11に有するストッパ11Cが接続対象部材保持手段6
の他端縁に衝合すると、接続対象部材11の挿入が完了
する。
【0050】この状態では、弁体3に有する流路3Bの
開口がカラー10から完全に離れているので、ソケット
2Aの流体通路2A1内から流れた流体は弁体3流路3
Bを通過し、接続対象部材11に向けて流れることがで
きる。
【0051】そして、接続対象部材11が挿入され終わ
ると、図7に示すように、接続対象部材11の内部に形
成されている流体通路11Aと弁体3の筒部3Aに形成
されている流体導入口3A1とが連通して同面積の流路
が構成される。
【0052】流路3Bの開口から流れ出る流体は、図8
に示すように、弁体3に有するリブ3Cの配置位置間の
空間Pを介してソケット2の空洞部2B内に流れ、接続
部2Aに有する流体通路2A1に向け流れる。尚、図6
において矢印で示す方向は、流体の流れる方向を示して
いる。
【0053】ソケット2内に挿入された状態の接続対象
部材11をソケット2から引き抜く場合には,接続対象
部材保持手段6の外筒部6Cに有する係合突起6C1を
ソケット2側の係合部2Cに係合させるように押し付け
た状態とし、この状態で接続対象部材11を引き抜く。
接続対象部材11が引き抜かれる際には突起11Bによ
って接続対象部材保持手段6の他端部6Bが拡径される
ので、接続対象部材11を引き抜くことができる。接続
対象部材11が引き抜かれるときには接続対象部材保持
手段6も連れ動こうとするが、係合突起6C1と係合部
2Cとが係合させた状態に維持されているので,接続対
象部材11のみが引き抜かれることになる。この結果、
接続対象部材11の着脱操作としては、挿脱方向への移
動のみで済み,ねじ込みなどの時間のかかる操作を必要
としないで済む。
【0054】本形態例によれば、弁体3の筒部3Aに形
成されている流体導入口3A1が接続対象部材11に有
する流体通路11Aと同径にされているので、接続対象
部材11内を流れた流体が弁体3の入り口で絞り抵抗を
受けることがないので、従来の流体継手で生じていた流
量損失を確実に防止することができる。
【0055】尚、上記形態例では、弁体3における弾性
体7の支持部の構成として、弾性体7を挿嵌できる外径
を有した凸部を設けた構成を例にとり説明したが、この
発明にあってはこれに限定されるものではなく、例え
ば、図9乃至図12に示す構成とすることも可能であ
る。
【0056】即ち、図9においては、弁体3における弾
性体7の受け部を平坦面とし、その平坦面からは弾性体
7の軸方向に延出する壁部3Eが周方向に沿って複数箇
所に設けてある。この場合の壁部3Eは、その外径が図
1に示した例におけるリブ3Cの外径寸法に合わせてあ
り、これにより、弾性体7の外れ防止とともにソケット
2の空洞部2B内周面を弁体3が摺動する際のガイド部
を兼用させることができる。尚、図10は、図9におけ
る弁体3を右側から視た場合の図である。
【0057】また、図11においては、弁体3における
弾性体7と対向する面に弾性体7を受けるための凹部3
Fを形成し、その凹部3F内に弾性体7の一端を填め込
むことで弾性体7が弁体3から外れるのを防止してい
る。尚、図12は、図11における弁体3を右側から視
た図である。
【0058】さらに、弁体3は、リブ3Cを設けてソケ
ット2の空洞部2Bを摺動する際の案内部とする場合に
限らず、図13に示すように、リブ3Cを設ける代わり
に、弁体3の一部に鍔部3Gを設け、この鍔部3Gの外
周面をソケット2の空洞部2Bに当接させるようにする
ことも可能である。この場合には、図13と図14に示
すように、図3において符号Pで示した空間部に相当す
る流体の通路3G1を周方向に沿って複数箇所設ける。
【0059】次に、図15は、この発明の第2形態例を
示す図6相当の断面図であり、同図に示す形態例では、
カラー10を設ける代わりに、有底筒状の台座部材12
を設けたことを特徴としている。
【0060】即ち、上記台座部材12は、ソケット本体
2の接続部2A側に底部を有し、空洞部2Bの内径に対
応する外径寸法を有する有底筒部材であり、底部12A
には接続部2Aの流体通路2A1に連通する開口12A
1が形成されている。
【0061】そして、台座部材12における底部12A
の内面は、弾性体7の受け部とされ、この底部12Aと
反対側の端部12Bは、Oリング5の受け面とされてい
る。台座部材12におけるOリング5と対面する端部1
2Bは、弁体3および接続対象部材11を挿嵌できる内
径を持ち、図1に示したカラー10としての機能を持ち
合わせている。
【0062】また、台座部材12における外周部のうち
で、弁体3に有するリブ3Cが移動する箇所には、図1
5および図16に示すように、移動方向に沿った長手方
向を有するスリット12Cが形成され、このスリット1
2Cから弁体3のリブ3Cがソケット2の空洞部2B内
周面に向けて突出して当接できるように構成されてい
る。
【0063】この形態例に係る流体継手は、以上のよう
に構成されているため、流体継手1の組立時、ソケット
本体2の空洞部2Bにおいて接続部2A側の内部に台座
部材12が装着される。台座部材12を装着するに際し
ては、予め、弁体3をリブ3Cが台座部材12のスリッ
ト12Cから突出する状態で組み込んでおき、弁体3と
ともに台座部材12をソケット2の空洞部2B内に配置
する。
【0064】そして、台座部材12がソケット2の空洞
部2B内に装着されると、次いで、Oリング4,5およ
びスペーサ9が順次空洞部2B内に配置され、接続対象
部材保持手段6の一端6A(図1参照)が空洞部2B内
に圧入される。
【0065】このとき、上記台座部材12は、弾性体7
の受け部とともにOリング5と対向当接してシール面を
構成する。このため、接続対象部材11が空洞部2B内
に挿入されるまでの間、あるいは空洞部2Bから引き抜
かれる場合には、カラーとしての機能を有する端部12
Bによって弁体3における流路3Bの開口を覆い、接続
部2A側の流体通路2A1と弁体3の筒部3A側の流体
導入口3A1との連通を遮断する。
【0066】一方、接続対象部材11が空洞部2B内に
挿入されると、前記第1形態例と同様に、弁体3が接続
対象部材11によって押し動かされることにより、流路
3Bの開口が台座部材12の端部12Bから離れて開口
が開放され、接続部2Aの流体通路2A1と筒部3Aの
流体導入口3A1とを連通させる。
【0067】このように本形態例によれば、空洞部2B
の内径と台座部材12の底部12Aの外径寸法とを対応
させてあるので、空洞部2B内に装填されると必然的に
空洞部2Bの断面中心に台座部材12の断面中心を一致
させることができ、空洞部2Bの断面中心を基準として
配置される弁体3およびOリング5とに対しても断面中
心を一致させ、中心位置のずれが発生した場合と違っ
て、弁体3の移動を阻害しないように構成できるととも
に、Oリング5と適正な密着状態を維持できることでシ
ール効果を低下させないようにすることができる。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ソケッ
ト側と弁体側とのシールおよびソケット側およびこれに
挿嵌される接続対象部材との間のシールを行うOリング
が同一箇所で供用できるので、異なる位置にOリングを
設けた場合と違って、部品点数および装填位置の加工を
容易にすることが可能となる。
【0069】請求項2に記載の発明によれば、軸方向端
部に開口する流体導入口を接続対象部材のに形成されて
いる流体通路と同じ口径とすることができるので、流れ
込んでくる流体の流量損失を生じさせないようにでき
る。
【0070】請求項3に記載の発明によれば、接続対象
部材が装填された際に接続対象部材保持手段が撓み変形
するのを利用して接続対象部材保持手段をソケットに対
して係合させることができるとともに、接続対称部材保
持手段の一端を拡径するだけの操作で接続対象部材を引
き抜ける状態とすることができるので、接続対象部材を
ねじ込んだりする操作を要することなく単に挿脱操作の
みで接続対象部材の着脱可能とすることができる。これ
により、接続対象部材の接続及び接続解除操作をきわめ
て簡単なものとすることが可能となる。
【0071】請求項4に記載の発明によれば、ソケット
内周面に当接して弁体の摺動案内を行うリブの配置位置
間の空間を介して流体を通過させることができるので、
弁体の外周囲を迂回させる場合と違って、ソケット内周
面の口径を小さくすることができる。
【0072】請求項5に記載の発明によれば、弁体にシ
ール部材の受け部とこの弁体を閉じ方向に付勢する弾性
体の受け部とを纏めて設けることにより、弁体以外の部
材により上記シール部材および弾性体の受け部を設ける
必要がなく、構成を簡素化することが可能となる。
【0073】請求項6に記載の発明によれば、弁体が閉
じられているときに弁体に設けられている流路の開口を
覆うことができるとともに、弁体とソケットとの間のシ
ールを行う部材の受け部を有するカラーが備えられてい
るので、閉じた状態尾弁体からの流体の漏洩を確実に防
止でき、さらに、シール部材を弁体とソケットとの間の
所定位置に位置決めすることも可能となるので、弁体と
ソケットとの間のシール性を確保して接続対象部材が抜
き取られる際の流体の漏洩を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る流体継手の
構成を接続対象部材の非接続状態で説明するための断面
図である。
【図2】図1に示した流体継手に用いられる弁体の断面
図である。
【図3】図2に示した弁体を左側から視た図である。
【図4】図1に示した流体継手に接続される接続対象部
材の構成を説明するための断面図である。
【図5】図1に示した流体継手に対して図4に示した接
続対象部材が挿入される過程を説明するための断面図で
ある。
【図6】図1に示した流体継手に対して図4に示した接
続対象部材の挿入完了時の状態を説明するための断面図
である。
【図7】図6中、符号(7)で示す方向の矢視断面図で
ある。
【図8】図6中、符号(8)で示す方向の矢視断面図で
ある。
【図9】図1に示した流体継手に用いられる弁体の変形
例を説明するための断面図である。
【図10】図9に示した弁体を右側から視た図である。
【図11】図1に示した流体継手に用いられる弁体の他
の変形例を説明するための断面図である。
【図12】図11に示した弁体を右側から視た図であ
る。
【図13】図1に示した流体継手に用いられる弁体のさ
らに他の変形例を説明するための断面図である。
【図14】図13に示した弁体を右側から視た図であ
る。
【図15】この発明の実施の第2形態例に係る流体継手
の構成を示す断面図である。
【図16】図15において符号(16)で示す方向の矢
視断面図である。
【図17】従来の流体継手の一例を説明するための断面
図である。
【図18】図17に示した流体継手における接続対象部
材の非接続状態を説明するための断面図である。
【図19】図17に示した流体継手に用いられる弁体の
構成を説明するための断面図である。
【図20】図19に示した弁体を左側から視た図であ
る。
【図21】図17中、符号(21)で示す方向の矢視断
面図である。
【符号の説明】
1 流体継手 2 ソケット本体 2A 接続部 2A1 流体通路 2B 空洞部 2C 係合部 3 弁体 3A 筒部 3A1 流体導入口 3B 流路 3C リブ 4,5 Oリング 6 接続対象部材保持手段 6A ソケット本体に圧入される一端部 6B 他端部 6B1 凹状部 6C 外筒部 6C1 係合突起 7 弾性体 10 カラー 11 接続対象部材 11A 流体通路 11B 凹状部に係合する突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット内に摺動可能な弁体を配置し、
    該弁体を接続対象部材により押し動かすことで開放して
    上記接続対象部材との間に流路を形成する流体継手にお
    いて、 上記ソケット内部に形成された空洞部内周面と上記弁体
    の外周面との間における同一箇所で、上記ソケット側と
    上記弁体側との間のシールと、上記ソケット側およびこ
    れに挿脱される接続対象部材側との間のシールが可能な
    Oリングを、共用可能に設けたことを特徴とする流体継
    手。
  2. 【請求項2】 前記弁体には、上記接続対象部材に有す
    る流体通路と同径に形成されて軸方向端部に開口する流
    体導入口と、この流体導入口に連通して径方向に貫通す
    る流路とが設けられていることを特徴とする請求項1記
    載に記載の流体継手。
  3. 【請求項3】 ソケット内に摺動可能な弁体を配置し、
    該弁体を接続対象部材により押し動かすことで開放して
    上記接続対象部材との間に流路を形成する流体継手にお
    いて、 上記ソケット内部に挿嵌された端部が該ソケットと一体
    化され、上記接続対象部材が挿入された際に一端が拡径
    可能であるとともに他端が縮径可能であり、該他端が上
    記ソケット本体の外周面に係合可能な可撓性部材からな
    る接続対象部材保持手段を備え、 上記接続対象部材保持手段は、内部に上記接続対象部材
    が挿入されたときに該接続対象部材と係合して上記接続
    対象部材の抜け止めを行ない、上記一端が拡径されるこ
    とで上記接続対象部材を引き抜ける状態に設定すること
    を特徴とする流体継手。
  4. 【請求項4】 前記ソケット内に位置する弁体には、該
    ソケット内周面に当接可能なリブが周方向に沿って複数
    設けられ、リブの配置位置間の空間を介して流体を通過
    させる構成とされていることを特徴とする請求項1また
    は請求項3のいずれかに記載の流体継手。
  5. 【請求項5】 前記ソケット内部には、上記弁体におけ
    る上記ソケットと上記弁体あるいは上記接続対象部材と
    の間のシールを行うOリングの受け面を一端に有し、他
    端には上記弾性体の受け部を有する台座部材が挿嵌され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項3のいず
    れかに記載の流体継手。
  6. 【請求項6】 前記弁体の外周面と上記ソケットの内周
    面との間には、上記弁体が閉じられた際に、該弁体にお
    いて径方向に貫通して形成された流路の開口を覆うこと
    ができるとともに、該弁体とソケットとの間のシールを
    行う部材の受け部を有するカラーが設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    流体継手。
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