JP2000320740A - ケーブル収納用地下埋設管及びそれを構成するケーブル収納用内管の保持板 - Google Patents

ケーブル収納用地下埋設管及びそれを構成するケーブル収納用内管の保持板

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JP2000320740A
JP2000320740A JP11130537A JP13053799A JP2000320740A JP 2000320740 A JP2000320740 A JP 2000320740A JP 11130537 A JP11130537 A JP 11130537A JP 13053799 A JP13053799 A JP 13053799A JP 2000320740 A JP2000320740 A JP 2000320740A
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holding plate
outer tube
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underground
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JP11130537A
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Toshimasa Kobayashi
敏正 小林
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SHIRATAKA KOGYO KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの地下埋設施工を簡易且つ能率的に
行う。又将来的なケーブルの増設収納を可能にする。 【解決手段】 外管2内に、保持板6で保持された内管
5を納装する。保持板6は、内管5を挿通させる挿通孔
12を有し、外管2の内部空間22の上側部分に、所要
間隔を置いて配置される。外管2の内部空間22のう
ち、保持板下方に、将来的にケーブル3を収納させるた
めの連続した予備収納スペース23を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話線や通信線、
電力線等のケーブルを地中化する工法で用いるケーブル
収納用地下埋設管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話線や通信線、電力線等のケーブルを
地中化する工法の一例としては、例えば図39に示すよ
うな地下埋設管aを用いる施工法が提供されている。該
地下埋設管aは、大径の外管b内に小径の可撓性の内管
cを多数本収容し、該内管cにケーブルdを収納する構
成のものであった。そして、前記のように収納したケー
ブルの接続や分岐、保守点検等を行うために、例えば図
40に示すように、200〜250mの管路長さ毎にボ
ックス状構造体eを配置し、該ボックス状構造体e内に
地下埋設管の端部分fを挿入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成の地下埋設管を用いて施工するときには次のような問
題点があった。 (1) 地下埋設管の長さは、前記のように200〜250
m程もある長距離に亘るものであるために、外管b内に
多数本の内管cを挿入したとき、途中で内管cが交差し
て、多数本の内管cの配置状態が、地下埋設管aの一端
gと他端hでは異なったものになりやすい。このように
内管cの配置状態が異なったものになると、前記ボック
ス状構造体e内におけるケーブル相互の接続に際して、
所要のケーブルを収納した内管を直ちには判別し難く、
ケーブルの接続に手間取る問題があった。
【0004】又このように内管が交差すると、地下埋設
管aの一端側においては内管の端部が全て揃った状態に
あっても、地下埋設管aの他端側においては、交差した
分だけ長さに不足を来たして内管の端部が不揃いとな
り、従って、該内管内に収納されたケーブルを前記ボッ
クス状構造体内で接続したり分岐したりする作業が煩雑
となる問題があった。
【0005】更に、前記交差によって蛇行した内管内に
ケーブルを通すことは、ケーブルの損傷を招く原因とも
なった。
【0006】そして内管の交差及び該交差に伴う前記問
題は、外管がカーブする部分において特に発生しやすか
った。
【0007】(2) 又、多数本の内管が収納状態にある外
管内に、更に内管を増設挿入せんとする場合は、図39
に示すように内管集合部jの上部分が凹凸面kを呈し、
しかも管路が長距離に亘ることから、先端が該凹凸面k
のあちこちに引っ掛かりながら内管が進入することにな
るために摩擦抵抗が大きく、該内管の挿入を円滑に行い
難い問題があった。特に外管がカーブする部分において
は、内管進入時の摩擦抵抗増大に伴う問題が大きかっ
た。
【0008】本発明は、かかる問題点を合理的に解決可
能とするケーブル収納用地下埋設管の提供を目的とする
ものであり、又該ケーブル収納用地下埋設管を構成する
ケーブル収納用内管の保持板の提供を目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
ケーブル収納用地下埋設管は、外管内に、該外管の長さ
方向に延長し且つケーブル収納用の収納空間が軸線方向
に延設されてなる内管を、保持板で保持させて納装した
ケーブル収納用地下埋設管である。そして、前記保持板
は、その厚さ方向に貫設された挿通孔に前記内管が挿通
せしめられ、前記外管の内部空間の上側部分に、前記外
管の長さ方向に所要間隔を置いて配置されており、前記
内部空間の内、保持板下方に形成された、前記外管の長
さ方向に延長する空間部は、将来的にケーブルを収納さ
せるための連続した予備収納スペースとされていること
を特徴とするものである。該ケーブル収納用地下埋設管
において、前記外管及び内管を合成樹脂製とするのがよ
い。
【0010】前記ケーブル収納用地下埋設管において、
前記外管を円筒状に形成すると共に前記保持板を半月板
状に形成し、該保持板を、その横方向が前記外管の長さ
方向に直交する状態で、該外管の内部空間の上側部分に
配置し、又該保持板の円弧状をなす外側面を前記外管の
内面に略密接する如くなすと共に、前記保持板の下端が
外管の中心より下側に位置して、下端横方向長さが、外
管の内径よりも小さいように設定するのがよい。
【0011】前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、前記保持板は、その下端両側が、前記外管の内面で
突設された支持突部で下方から支持される如く構成する
のがよい。
【0012】又前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、前記保持板は、その外側面の両側部分に凹設した凹
部に、前記外管の内面で突設した嵌合突部が嵌合される
如く構成するのがよい。
【0013】又前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、前記保持板の下端両側に脚部を下方に突設し、該脚
部の下端が前記外管の前記内部空間の底面に載る如く構
成するのがよい。
【0014】前記保持板が前記外管の周方向で回る恐れ
のある場合、前記外管の長さ方向に並置された保持板の
内、両端に位置する保持板に、その外側面に欠切部を設
け、該欠切部と外管の内面との間に形成された孔部に回
り止め片を圧入して該保持板の回り止めを図るのがよ
い。
【0015】この場合、両端に位置する前記保持板に設
けた欠切部と外管の内面との間に形成された孔部に回り
止め片を圧入する作業を、外管の端部開放部から手を挿
入して行い得るように、前記両端の保持板を位置決めす
るのがよい。
【0016】又前記保持板が前記外管の周方向で回る恐
れのある場合、前記外管の長さ方向に並置された保持板
の内、両端に位置する保持板に、その外側面に欠切部を
設け、該欠切部に、外管の内面に突設した回り止め突部
を嵌合させて、該保持板の回り止めを図るのがよい。
【0017】前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、内管を挿通させるための挿通孔を、保持板の横方向
に複数並設すると共に、隣り合う挿通孔相互を開口で連
通させるものとし、これらの挿通孔に挿通される複数本
の内管は、その隣り合う内管相互が、前記開口に配置さ
れる連結部で連結されたものとして構成するのがよい。
【0018】前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、内管を挿通させるための挿通孔を、保持板の縦方向
に複数並設すると共に、隣り合う挿通孔相互を開口で連
通させ、これらの挿通孔に挿通される複数本の内管は、
その隣り合う内管相互が、前記開口に配置される連結部
で連結されたものとして構成するのがよい。
【0019】前記各ケーブル収納用地下埋設管におい
て、前記予備収納スペースには、ケーブル収納用の収納
空間が軸線方向に延設されてなる管体の複数本が連結さ
れてなる連結管体が、前記外管の長さ方向に挿通される
ものとなし、該連結管体は、平行に配置された前記管体
の隣り合う管体相互が連結部で連結されて該隣り合う管
体間の間隔が一定に規制される如く構成するのがよい。
【0020】該ケーブル収納用地下埋設管において、前
記予備収納スペースに、前記連結管体が一段でのみ収納
されるものとなし、隣り合う管体相互を連結する前記連
結部は、可撓性を有したものとし、該連結部の所要の屈
曲によって、各管体が前記予備収納スペースの底面に接
し得るように構成するのがよい。
【0021】本発明に係るケーブル収納用地下埋設管を
構成するケーブル収納用内管の保持板は、ケーブル収納
用の収納空間が軸線方向に延設されてなる内管を外管内
に納装させて、ケーブル収納用地下埋設管を構成するに
際し、該内管を保持するために用いられる保持板であっ
て、該内管を挿通させるための挿通孔が、保持板の横方
向や縦方向等の所要の方向に複数並設されると共に、隣
り合う挿通孔相互が開口で連通されており、これらの挿
通孔には前記内管が挿通されるものとなされ、又、隣り
合う内管相互を連結する連結部が前記開口に配置される
ように構成したことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜4において本発明に係るケー
ブル収納用地下埋設管(以下地下埋設管という)1は、
例えば1〜5m程度(本実施の形態においては5m)の
長さに設定されてなる合成樹脂製の円筒状の外管2内
に、該外管2の長さ方向に延長し且つケーブル3収納用
の収納空間4が軸線方向に延設されてなる合成樹脂製の
円筒状の内管5を、外管長さ方向に所要間隔を置いて配
置された保持板6で保持させて納装したものである。
【0023】前記保持板6は本実施の形態においては、
例えば図5に示すように、発泡合成樹脂製等の樹脂製の
半月板状をなす10mm程度の肉厚を有する板体として
形成され、その円弧状の外側面7は、図4に示すよう
に、前記外管の内面9に略密接する如くなされると共
に、保持板6の下端10が外管の中心11より下側に位
置し、且つ下端横方向長さL1が、外管の内径L2より
も稍小さく設定されている。
【0024】又該保持板6は、図5〜6に示すように、
前記内管5を略密接に挿通させるための挿通孔12が、
保持板厚さ方向に貫設されている。該挿通孔12の配置
は、本実施の形態においては横方向3個の二段に設定さ
れ、横に隣り合う挿通孔12,12相互が開口13で連
通されている。そして、このように挿通孔12の設けら
れた保持板6を極力薄肉に形成しながらその強度向上を
図るために、保持板の表裏面部には、図5に示すよう
に、保持板の外縁15と挿通孔の縁16に沿ってリブ1
7が設けられている。
【0025】そして前記円弧状の外側面7の両端寄り部
位には、矩形状の欠切部19,19が設けられており、
該欠切部19と外管の内面9との間に形成された図7〜
8に示す孔部20に、例えばゴム質素材からなる回り止
め片21を圧入することにより、保持板6の回り止めを
図り得るように構成されている。
【0026】かかる構成を有する保持板6は、各挿通孔
12に前記内管5が図4、図6に示すように挿通せしめ
られた状態で、前記外管2の内部空間22の上側部分に
配置されており、該内部空間22の内、保持板下方に形
成された、外管長さ方向に延長する空間部は、将来的に
ケーブル3を収納させる(図4)ための連続した予備収
納スペース23とされている。
【0027】前記横方向に連なった3個の挿通孔12,
12,12に挿通される3本の内管5,5,5は、本実
施の形態においては、図4、図6に示すように、横に隣
り合う内管5,5、5,5の側部相互が、例えば内管全
長に亘って連結部25で連結されており、隣り合う内管
5,5間の間隔が一定に規制されている。そして該連結
部25が、前記開口13に配置される。該連結部25
は、屈曲可能の可撓性を有するのがよい。本実施の形態
においては、連結部25で連結された3連の内管が、樹
脂の押出成形によって一体に形成されている。
【0028】かかる構成の外管2と内管(外管2と略同
長さ)5と保持板6とを用いて本発明に係る地下埋設管
1を構成するには、図1〜2に示すように、複数枚例え
ば5枚の保持板6,6,6,6,6を用い、外管2の両
端から約50cm内側に入った部位に端部の保持板6
a,6aを配置すると共に、その中間において、1m間
隔で3枚の保持間6b,6b,6bを配置している。そ
して図4に示すように、夫々の保持板6の、横方向に連
なった3連の挿通孔12,12,12に、連結部25を
介して並列された前記3本の内管5,5,5を、該連結
部25を前記開口13に配置させて略密接に挿通させ
る。
【0029】前記のように、保持板6の下端10が外管
の中心11より下側に位置して、保持板6の下端長さL
1が、外管2の内径L2よりも小さく設定されているた
め、外管2の内部空間22の上側部分に配置された保持
板6は、その下端両側26,26と外管の内面9との係
合によって下方向への落下の恐れはないが、周方向に回
転する恐れはあるので、図3〜4、図8に示すように、
両端に位置する前記保持板6a,6aに関し、前記左右
の孔部20,20に、前記回り止め片21を、例えば外
管の端部開放部27から手を挿入して圧入せしめ、該回
り止め片21の弾性圧縮に伴う摩擦抵抗によって保持板
6を回り止めする。これにより、図1に示す地下埋設管
1が構成されることになる。
【0030】かかる構成の地下埋設管1,1相互を順次
連結して地下埋設管を延長するのであるが、その際、内
管5,5の端部分29,29相互を、図9〜10に示す
ような直管継手30で連結し或いは図11〜12に示す
ような屈曲可能の自在継手31で連結すると共に、外管
2,2の端部分32,32相互を、図13〜15に示す
ような直管状の環状連結具33や図16に示すような屈
曲した環状連結具35で連結する。
【0031】前記直管継手30は、図9〜10に示すよ
うに、内管5,5相互を直線状に連結する場合に用いら
れるもので、全体が円筒管状を呈しており、長さ方向の
中央部に、挿入位置規制用の小さな突条36が周設さ
れ、その左右側が夫々、連結されるべき内管の端部分2
9,29に挿入せしめられる継手部37,37とされて
いる。そして該継手部37の端部寄りの外周面には環状
凹溝39,39が設けられ、該環状凹溝39に環状の弾
性止水材40が嵌着されている。
【0032】又前記自在継手31は、図11〜12に示
すように、内管5,5相互を所要の屈曲状態に連結する
もので、全体が円筒管状を呈し、中央部の蛇腹状伸縮部
41の両端に、連結されるべき内管の端部分29,29
に挿入される継手部37,37が連設されている。そし
て該継手部37の端部寄りの外周面には環状凹溝39,
39が設けられ、該環状凹溝39に環状の弾性止水材4
0が嵌着されている。
【0033】又前記直管状の環状連結具33は、図13
〜15に示すように、外管の端部分32,32相互を直
線状に連結する場合に用いられるもので、半割り円筒状
をなす連結体42,42の一端部43,43相互を蝶番
部45によって開閉可能に構成すると共に、閉じた連結
体42,42の他端部46,46相互をボルト47で固
定可能に構成されている。なお、図14においては、便
宜上、内管5及び保持板6を省略している。
【0034】又前記屈曲した環状連結具35は、図16
に示すように、外管の端部分32,32相互を稍屈曲し
た状態で連結する場合に用いられるもので、半割り円筒
状をなす屈曲した連結体42,42の一端部43,43
相互を蝶番部45によって開閉可能に構成すると共に、
閉じた連結体42,42の他端部46,46相互をボル
ト47で固定可能に構成されている。
【0035】そして、かかる構成の環状連結具33,3
5を用いて外管の端部分32,32相互を連結するに
は、例えば図14に示すように、開いた環状連結具の一
方の連結体42aの凹部49の左右部分に、連結される
べき外管の端部分32,32を載せる。この際、図17
に示すように、該端部分32,32を、弾性圧縮可能の
シート状パッキン50で予め被覆しておく。その後、も
う一方の連結体42bを閉じ、この状態で、連結体42
a,42bの他端部46,46相互をボルト47で固定
する。この連結状態で、前記シート状パッキン50が圧
縮状態となり、外管の端部分32,32相互が水密に連
結されることとなる。
【0036】図18は、カーブ状態で地下埋設管1を連
結した状態を示すものであり、比較的短い地下埋設管
1,1相互を折れ線状に連結することによってカーブに
対応している。
【0037】このようにして地下埋設管1,1相互を連
結して形成された連通状態にある収納空間4の夫々に
は、図4に一点鎖線で示すように電話線や通信線、電力
線などの各種のケーブル3が収納される。そして、所定
長さに延長された延長地下埋設管51の両端部分52,
52は、図19に示すように、ケーブルの接続や分岐、
保守点検などを行うためのボックス状構造体53に連結
される。
【0038】又、保持板6の下方に形成された連続した
予備収納スペース23は、将来的にケーブルを増設収納
する場合に利用されるものである。図4はその増設状態
の一例を示すものであり、可撓性の連結部55,55に
より並列状態で連結された3本の管体56,56,56
を、該連結部55を所要に屈曲させて前記予備収納スペ
ース23に挿入し、各管体56にケーブル3を収納して
いる。該連結部55の所要の屈曲によって、各管体56
が、前記予備収納スペース23の底面57に接してお
り、予備収納スペースの円弧状底面57に沿った安定配
置状態となっている。なお本実施の形態においては、前
記連結部55で連結された3連の管体が樹脂の押出成形
によって一体に形成されている。
【0039】このように挿入された管体56,56,5
6の配置状態は、独立した3本の管体を挿入する場合と
は異なり、隣り合う管体56,56間の間隔が一定に規
制されているために、管体の交差による蛇行を生じさせ
ることなく、管体相互を位置規制された状態で正しく挿
入できることになる。
【0040】本実施の形態においては、前記外管2が円
筒状に構成されているため、増設される3連の管体は、
前記保持板の下端全体に形成された広幅の平滑な外管底
面57を、障害なく移動し、又その自重によって、前記
予備収納スペース23の下端部に左右バランスよく納装
されることになる。そしてこのように納装された管体の
所要のものに、図4に一点鎖線で示すようにケーブル3
が収納されるのである。
【0041】〔その他の実施の形態〕 (1) 図20は、本発明に係る地下埋設管1の他の実施の
形態を示すものであり、保持板6は、図21に示すよう
に、前記と同様に半月板状に構成されており、内管5を
挿通させるための挿通孔12を6個具えている。前記実
施の形態における場合と異なるのは、上下対向した挿通
孔12,12相互を開口13で連通した点である。そし
てこの場合は、上下平行して配置された2本の内管5,
5相互を連結部25で連結することによって該上下の内
管間の間隔を所要に保ち、該連結部25を前記開口13
に配置させている。この場合も前記と同様にして、前記
保持板6の下方に、連続した予備収納スペース23が形
成されており、該予備収納スペース23に、将来的にケ
ーブル3を増設収納可能となされている。
【0042】(2) 図22は、本発明に係る地下埋設管1
のその他の実施の形態を示すものであり、外管2が四角
筒状に構成されている。又前記保持板6は、図23に示
すように、その下端両側で脚部59,59が下方に突設
されており、該左右の脚部59,59が外管底面57に
載ることによって、該外管底面57から浮き上がった状
態で配置されている。
【0043】この場合も前記と同様にして、保持板6に
設けた各挿通孔12に内管5が挿通せしめられると共
に、該保持板6の下方に、連続した予備収納スペース2
3が形成されており、該予備収納スペース23に、将来
的にケーブルを増設収納するために用いる管体56を挿
入可能となされている。
【0044】図24は、外管2を四角筒状に構成した地
下埋設管の他の態様を示すものであり、保持板6は、図
25に示すように、上下対向する挿通孔12,12相互
が開口13で連通せしめられると共に、その下端両側で
脚部59,59が下方に突設されており、該左右の脚部
59,59が外管底面57に載ることによって、該外管
底面57から浮き上がった状態で配置されている。
【0045】(3) 図26は外管2を四角筒状に構成した
場合のその他の態様を示すものであり、外管2の両側部
分の内面に、矩形板状をなす保持板6の下端両側部分5
8,58を支持する支持突部60,60を突設してな
る。前記円筒状の外管2を用いて本発明に係る地下埋設
管1を構成する場合も、外管2の内面に、保持板6の下
端両側部分を支持する支持突部を設けることとしてよ
い。
【0046】(4) 図27〜28は、本発明に係る地下埋
設管1のその他の態様を示すものであり、外管2は円筒
状に形成されると共に、保持板6は半月板状に形成さ
れ、該保持板の下端10が外管の中心より下側に位置し
て、下端横方向長さが、外管2の内径よりも稍小さく設
定されている。この場合は、外管2の内部空間22の上
側部分に配置された保持板6は下方向に落下する恐れは
ないが、周方向に回転する恐れはあるので、この回転の
恐れを、保持板外側面7に凹設した凹部61に、前記外
管の内面で突設した嵌合突部62を嵌合させることによ
って阻止している。
【0047】半月板状に形成された前記保持板6の下端
10が外管2の中心より上側に位置し且つ下端横方向長
さが、外管の内径よりも稍小さく設定されているとき
は、外管2の内部空間22の上側部分に配置された保持
板6が下方向に落下し、又外管周方向に回転する恐れが
あるので、前記嵌合突部62は、下方向への保持板の移
動と外管周方向での保持板回転とを阻止することにな
る。前記嵌合突部62のこのような作用の内、下方向へ
の保持板の移動阻止作用は、外管2を図22に示すよう
な四角筒状に構成し、矩形板状をなす保持板6を外管2
の内部空間22の上側部分に配置したときも同様に発揮
される。
【0048】これらと同様の作用効果は、例えば図29
に一部分を示すように、保持板6の外側面7に突設した
嵌合突部63を外管2の内面9に凹設した条溝65に嵌
合させることによっても達成される。
【0049】(5) 図30は、半月板状体の上端部分を切
除した保持板6を用いて構成した地下埋設管1を示すも
のであり、その回り止めを図るために、その円弧状の外
側面7に欠切部19が設けられ、該欠切部19と外管2
の内面9との間に形成された孔部に回り止め片21が圧
入されている。
【0050】(6) 前記保持板6に設ける挿通孔12の数
やその形態は、前記実施の形態で示したものには特定さ
れず、例えば、独立して設けられた各挿通孔に内管を挿
通するように構成してもよい。或いは挿通孔を横に並設
する場合、隣り合う2つの挿通孔の組の一部に関して挿
通孔相互を開口で連通することとしてもよい。例えば3
個の挿通孔を横に並設した場合、隣り合う2個の挿通孔
を開口で連通させる一方、残りの1個は独立させる等で
ある。
【0051】(7) 内管の横断面形態は、前記円筒状のも
のに特定されない。
【0052】(8) 保持板の外側面に、回り止め片圧入用
の孔部を形成する欠切部19を設ける場合、その個数は
1個でもよい。
【0053】(9) 本発明において外管2は、前記のよう
に樹脂製とされることの他、高い耐圧性が要求される場
合にはコンクリート製とされることもある。
【0054】(10)図31〜34は、本発明に係る地下埋
設管1のその他の態様を示すものであり、特に外管2の
形態が前記と異なっている。そして、図31〜32にお
いては、保持板6を図26に示すと同様に支持突部6
0,60で支持している。又図33〜34においては、
保持板6を図22に示すと同様にして脚部59,59で
支持している。
【0055】(11)保持板6の外面に設けた切欠部と外管
の内面との間に形成された孔部に回り止め片を圧入して
保持板の回り止めを行う場合、該回り止め片21は、前
記したゴム質素材からなる一体品としての楔片には特定
されず、図35に示すような、芯板66をゴムシート6
7で包んだものとしても構成できる。又、板バネやコイ
ルバネ等を用いた弾性圧縮性を有する各種摩擦部材を用
いても構成できる。特に外管の弾性変形が期待できると
きには、弾性圧縮性を有さない摩擦部材であってもよ
い。又、所要の回り止めを行い得る限り、該孔部の配置
や形態は特定されない。
【0056】(12)隣り合う内管5,5相互や管体56,
56相互を連結部25,55で連結する場合、該連結部
は、隣り合う内管間や管体間の間隔を一定に規制できる
ものであれば、前記したものの他、各種の公知手段を用
いて構成できる。
【0057】(13)外管として円筒状の管体を用いる場
合、前記したものの他、図36に示すような、内周面6
9が平滑である蛇腹状管体等を外管として用いることも
できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によるときは、ケーブルの地下埋
設施工を簡易且つ能率的にしかもコスト低減を図って施
工できると共に、将来的にケーブルの増設収納が必要に
なったときは、外管内に設けた前記予備収納スペースで
対処できることになる。以下これを具体的に説明する。
【0059】(1) 本発明に係る地下埋設管は、外管内に
収納する内管の配置状態を、保持板に設けた挿通孔によ
って位置規制できる。従って、各内管の収納空間にケー
ブルを順序よく整列状態で収納させることができ、収納
空間に収納されているケーブルの配置状態が明確であ
る。それ故、ケーブルの接続や分岐等の作業を行うに際
し、収納されているケーブルを容易且つ確実に判別で
き、これらの作業を正確且つ能率的に行うことができる
こととなる。
【0060】(2) 外管内に内管を多数本収容する前記従
来工法によるときは、内管が交差することによって収納
空間が蛇行状態になる場合が生じ、該内管内へのケーブ
ルの収納作業を円滑に行ない難い場合が生じたのである
が、各収納空間が位置規制されている本発明の地下埋設
管によるときは、収納空間の蛇行がないために、該収納
空間へのケーブル収納を円滑且つ能率的に行ない得るこ
とになる。
【0061】(3) 保持板の下方に、連続した予備収納ス
ペースが形成されているため、将来的にケーブルの増設
挿入が必要となったときは、この予備収納スペースでケ
ーブルの増設収納を図り得ることとなる。そして該予備
収納スペースは、保持板で保持された内管が何ら障害と
なることなくケーブルの増設収納を行ない得る増設専用
のスペースであるため、該ケーブルの増設収納を円滑に
行うことができる。予備収納スペースに複数本の管体を
挿通させ、該管体にケーブルを収納させる場合、平行す
る管体相互が連結部で連結された複数連の管体を挿通さ
せることにすれば、隣り合う管体間の間隔を一定に規制
でき、管体の挿通を正しく且つ能率的に行うことができ
る。
【0062】(4) 外管を円筒状に構成すると共に前記保
持板を半月板状に構成し、保持板の下端を外管の中心よ
り下側に位置させて、下端横方向長さを外管の直径より
も稍小さく設定し、又、保持板の円弧状の外側面に設け
た欠切部と外管の内周面との間に形成された孔部に回り
止め片を圧入する構成とした場合は、市販の安価な円筒
管を用いながら、保持板の下端両側と外管内面との係合
によって保持板の落下防止できると共に、前記孔部への
回り止め片の圧入という簡単な手段によって保持板を回
り止めでき、該保持板を所定の固定状態で配置できる利
点がある。そして特に、両端に位置する保持板を、外管
の端部開放部から手を挿入して回り止め片の圧入作業を
行ない得る位置に配置するときは、特別な器具を用いる
ことなく前記回り止め防止を容易に達成できることにな
る。
【0063】(5) 横方向や縦方向で隣り合う挿通孔相互
を開口で連通状態としたときは、平行に配置された隣り
合う内管相互を連結部で連結してなる複数連の内管を一
体として挿通孔に挿通させることができ、内管の挿通作
業を能率化し得ることとなる。又、内管相互が連結部で
連結された複数連の内管を保持板の挿通孔に挿通させた
とき、内管が横に並置されているときは、該並置方向に
直交する方向での剛性が比較的小さく、図37に矢印F
1で示す上向きや矢印F2で示す下向きに該複数連の内
管が撓むことができるため、例えば障害物を避ける場合
等において、曲率半径の大きい縦カーブで地下埋設管を
埋設させんとするとき、安価な前記直管継手を用いて内
管相互を連結したときにも、無理なくカーブ施工に対応
できる利点がある。一方、内管が縦に並置されていると
きは、該並置方向に直交する方向での剛性が比較的小さ
く、図38に矢印F3や矢印F4で示す向きに該複数連
の内管が撓むことができるため、曲率半径の大きい横カ
ーブで地下埋設管を埋設させんとするとき、同様にし
て、無理なくカーブ施工に対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】地下埋設管を示す断面図である。
【図2】地下埋設管を分解して示す斜視図である。
【図3】地下埋設管を示す一部欠切斜視図である。
【図4】その断面図である。
【図5】保持板を示す斜視図である。
【図6】保持板の挿通孔に内管を挿通した状態を示す斜
視図である。
【図7】保持板の外側面に設けた欠切部と外管の内面と
の間に形成された孔部に圧入される回り止め片を示す斜
視図である。
【図8】回り止め片を孔部に圧入した状態を示す断面図
である。
【図9】内管相互を連結する直管継手を示す斜視図であ
る。
【図10】直管継手で内管相互を連結した状態を示す断
面図である。
【図11】内管相互を所要の屈曲状態に連結する自在継
手を示す斜視図である。
【図12】自在継手で内管相互を屈曲状態に連結した状
態を示す断面図である。
【図13】外管相互を直線状に連結する環状連結具を示
す斜視図である。
【図14】環状連結具で外管相互を連結した状態を示す
断面図である。
【図15】環状連結具で外管相互を直線状に連結した状
態を示す平面図である。
【図16】環状連結具で外管相互を屈曲状態に連結した
状態を示す平面図である。
【図17】連結されるべき外管の端部分をシート状パッ
キンで被覆した状態を示す斜視図である。
【図18】カーブ状態で地下埋設管を連結した状態を示
す平面図である。
【図19】延長された地下埋設管の両端部分をボックス
状構造体に連結した状態を示す断面図である。
【図20】地下埋設菅の他の態様を示す断面図である。
【図21】それに用いる保持板を示す斜視図である。
【図22】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図23】それに用いる保持板を示す斜視図である。
【図24】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図25】それに用いる保持板を示す斜視図である。
【図26】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図27】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図28】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図29】保持板の外側面に設けた嵌合突部を、外管の
内面に凹設した条溝に嵌合させた状態を示す部分断面図
である。
【図30】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図31】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図32】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図33】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図34】地下埋設管のその他の態様を示す断面図であ
る。
【図35】回り止め片の他の態様を示す断面図である。
【図36】外管の他の態様を示す部分正面図である。
【図37】横に並置された複数連の内管の撓み作用を説
明する斜視図である。
【図38】縦に並置された複数連の内管の撓み作用を説
明する斜視図である。
【図39】従来の地下埋設管を示す斜視図である。
【図40】延長された従来の地下埋設管の端部分を、ボ
ックス状構造体に連結した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 地下埋設管 2 外管 3 ケーブル 4 収納空間 5 内管 6 保持板 7 外側面 9 外管の内面 10 保持板の下端 11 外管の中心 12 挿通孔 13 開口 19 欠切部 20 孔部 21 回り止め片 22 外管の内部空間 23 予備収納スペース 25 連結部 59 脚部 61 凹部 62 嵌合突部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管内に、該外管の長さ方向に延長し且
    つケーブル収納用の収納空間が軸線方向に延設されてな
    る内管を、保持板で保持させて納装したケーブル収納用
    地下埋設管であって、 前記保持板は、その厚さ方向に貫設された挿通孔に前記
    内管が挿通せしめられ、前記外管の内部空間の上側部分
    に、前記外管の長さ方向に所要間隔を置いて配置されて
    おり、前記内部空間の内、保持板下方に形成された、前
    記外管の長さ方向に延長する空間部は、将来的にケーブ
    ルを収納させるための連続した予備収納スペースとされ
    ていることを特徴とするケーブル収納用地下埋設管。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の外管内に、該外管の長さ方
    向に延長し且つケーブル収納用の収納空間が軸線方向に
    延設されてなる合成樹脂製の内管を、保持板で保持させ
    て納装したケーブル収納用地下埋設管であって、 前記保持板は、その厚さ方向に貫設された挿通孔に前記
    内管が挿通せしめられ、前記外管の内部空間の上側部分
    に、前記外管の長さ方向に所要間隔を置いて配置されて
    おり、前記内部空間の内、保持板下方に形成された、前
    記外管の長さ方向に延長する空間部は、将来的にケーブ
    ルを収納させるための連続した予備収納スペースとされ
    ていることを特徴とするケーブル収納用地下埋設管。
  3. 【請求項3】 前記外管は円筒状に形成されると共に、
    前記保持板は半月板状に形成され、該保持板は、その横
    方向が前記外管の長さ方向に直交する状態で、該外管の
    内部空間の上側部分に配置されており、又該保持板の円
    弧状をなす外側面は前記外管の内面に略密接する如くな
    されると共に、前記保持板の下端が外管の中心より下側
    に位置して、下端横方向長さが、外管の内径よりも小さ
    く設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    のケーブル収納用地下埋設管。
  4. 【請求項4】 前記保持板は、その下端両側部分が、前
    記外管の内面で突設した支持突部で下方から支持されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル収
    納用地下埋設管。
  5. 【請求項5】 前記保持板は、その外側面の両側部分に
    凹設した凹部に、前記外管の内面で突設した嵌合突部が
    嵌合されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ケーブル収納用地下埋設管。
  6. 【請求項6】 前記保持板の下端両側に脚部が下方に突
    設され、該脚部の下端が前記外管の前記内部空間の底面
    に載ることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル
    収納用地下埋設管。
  7. 【請求項7】 前記保持板が前記外管の周方向で回る恐
    れのある場合、前記外管の長さ方向に並置された保持板
    の内、両端に位置する保持板に、その外側面に欠切部が
    設けられ、該欠切部と外管の内面との間に形成された孔
    部に回り止め片が圧入されて保持板の回り止めが図られ
    ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のケーブル収納用地下埋設管。
  8. 【請求項8】 両端に位置する前記保持板に設けた欠切
    部と外管の内面との間に形成された孔部に回り止め片を
    圧入する作業を、外管の端部開放部から手を挿入して行
    い得るように、前記両端の保持板を位置決めしたことを
    特徴とする請求項7記載のケーブル収納用地下埋設管。
  9. 【請求項9】 前記保持板が前記外管の周方向で回る恐
    れのある場合、前記外管の長さ方向に並置された保持板
    の内、両端に位置する保持板に、その外側面に欠切部が
    設けられ、該欠切部に、外管の内面に突設した回り止め
    突部が嵌合せしめられて、保持板の回り止めが図られて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    ケーブル収納用地下埋設管。
  10. 【請求項10】 内管を挿通させるための挿通孔が、保
    持板の横方向に複数並設される共に、隣り合う挿通孔相
    互が開口で連通されており、これらの挿通孔に挿通され
    る複数本の内管は、その隣り合う内管相互が、前記開口
    に配置される連結部で連結されていることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載のケーブル収納用地下埋
    設管。
  11. 【請求項11】 内管を挿通させるための挿通孔が、保
    持板の縦方向に複数並設されると共に、隣り合う挿通孔
    相互が開口で連通されており、これらの挿通孔に挿通さ
    れる複数本の内管は、その隣り合う内管相互が、前記開
    口に配置される連結部で連結されていることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれかに記載のケーブル収納用地下
    埋設管。
  12. 【請求項12】 前記予備収納スペースには、ケーブル
    収納用の収納空間が軸線方向に延設されてなる管体の複
    数本が連結されてなる連結管体が、前記外管の長さ方向
    に挿通されるものとなされ、該連結管体は、平行に配置
    された前記管体の隣り合う管体相互が連結部で連結され
    て該隣り合う管体間の間隔が一定に規制されていること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のケーブ
    ル収納用地下埋設管。
  13. 【請求項13】 前記予備収納スペースには前記連結管
    体が一段でのみ収納されるものとなされ、隣り合う管体
    相互を連結する前記連結部は、可撓性を有しており、該
    連結部の所要の屈曲によって、各管体が前記予備収納ス
    ペースの底面に接し得るように構成されていることを特
    徴とする請求項12記載のケーブル収納用地下埋設管。
  14. 【請求項14】 ケーブル収納用の収納空間が軸線方向
    に延設されてなる内管を外管内に納装させて、ケーブル
    収納用地下埋設管を構成するに際し、該内管を保持する
    ために用いられる保持板であって、該内管を挿通させる
    ための挿通孔が、保持板の横方向や縦方向等の所要の方
    向に複数並設されると共に、隣り合う挿通孔相互が開口
    で連通されており、これらの挿通孔には前記内管が挿通
    されるものとなされ、又、隣り合う内管相互を連結する
    連結部が前記開口に配置されるように構成したことを特
    徴とするケーブル収納用地下埋設管を構成するケーブル
    収納用内管の保持板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310343A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Sekisui Chem Co Ltd ケーブル保護用多条管
CN111668798A (zh) * 2019-03-07 2020-09-15 三元Act股份有限公司 传送带构件单体、传送带构件、传送带构件中间单体
KR20210004117A (ko) * 2019-07-03 2021-01-13 삼원액트 주식회사 벨트부재 및 이를 포함하는 케이블 안내장치

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