JP2007049813A - 管路の内部スペーサー及び管路の内部スペーサーの先導具 - Google Patents

管路の内部スペーサー及び管路の内部スペーサーの先導具 Download PDF

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Abstract

【課題】既存のケーブルが存在しても敷設が可能で、さらに敷設後においても、ケーブルの追加挿入作業が簡単になり、しかもケーブルの損傷を低減させることを実現した管路の内部スペーサーを提供する。
【解決手段】可撓性を有する棒状の中心軸3aと、中心軸3aの側面部から放射状に延在する仕切片3b、3c、3dと、を備えた管路の内部スペーサー3を、複数の通信ケーブル4が収納可能な管路2の内部に挿入することによって、仕切片3b、3c、3dによって管路2の内部の空間を、通信ケーブル4を個々に収納可能な複数の収納部2a、2b、2cに分割するものであって、管路の内部スペーサー3は、中心軸3aの軸方向の任意の位置における、直角方向の断面形状が略一定であり、収納部2a、2b、2cは、中心軸3aの先端部から後端部に渡って形成され、かつ可撓性を有する1枚の板状部材からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の通信ケーブルが敷設される管路に適用され、管路の内部を複数に分割する管路の内部スペーサーに関する。
管路の内部に多数のケーブルを敷設する場合、通常、管路の内径はケーブルの外径に比較して相当大きくしてある。例えば、管路の内径の断面積とケーブル断面積との比率によれば、管路の内部に5つのケーブルを配線させることができる。
管路の殆どが地中に埋設される。このとき、管路の一部は、屈曲部を形成する。そのような管路に、追加のケーブルを敷設する場合、管路の端部からケーブルを差し込むことにより行われる。このとき、管路の屈曲部において、追加のケーブルは、既存のケーブルに接触し、既存のケーブルと追加のケーブルとの接触部分において摩擦が発生することにより、追加ケーブルを挿入する作業性が悪化し、さらには、ケーブルの外皮を損傷させるおそれがあった。
そこで、従来、管路の内部に分割具を等間隔に設置して分割空間を形成し、この空間にケーブルを敷設することによって、他のケーブルの影響を受けることなく通線可能にするという技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、管路の内部に、正面視X型又はY型のセパレータを挿入して、管路の内部の空間を正面視3分割又は4分割し、各分割空間にケーブルを配置するという技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−252628号公報 特開2000−287324号公報
しかしながら、上述した前者の技術においては、管路の内部に分割具を挿入しやすくするために、分割具を棒状又は線状部材によって連結しておく必要がある。しかも、分割具を等間隔に配置する必要があるため、複数の分割具を互いに連結させる作業に時間がかかる。また、管路の内部にケーブルのみが敷設されており、分割具が挿入されていない場合において、ケーブルがすでに配置されている管路の内部に分割具をさらに挿入することは大変困難である。
また、分割具を管路に配置させるためには、予め通線用ワイヤを管路の内部に通しておく必要があるため、通線用ワイヤの不足や無駄が発生するおそれがあるとともに、通線用ワイヤが例えば腐食により使用不可能となった場合には、分割空間にケーブルを通すことができなくなるおそれがある。
また、複数の分割具が所定の間隔をおいて配置されているので、ケーブルを通す空間は不連続である。このため、例えば、通線用ワイヤを通す作業において、不連続部分に通線用ワイヤの先端が衝突することにより、挿入作業が円滑に行われないおそれがある。そのため、上述したように、通線用ワイヤが例えば腐食により使用不可能となった場合には、分割空間にケーブルを通すことができなくなるおそれがある。
さらに、上述した後者の技術においては、管路の内部の空間を分割する分離突起が、所定の間隔を開けて複数配置されているので、管路の内部を分割した空間は、セパレータがある部分は分離され、そうでない部分は連続している、いわゆる不連続であるため、上述したように、例えば、通線用ワイヤを通す作業が円滑に行われないおそれがある。また、セパレータを管路の内部に挿入する際に、管路の開口縁部にセパレータが当たってしまい、セパレータの挿入作業が円滑に行われないおそれがある。
また、特許文献2には、1枚の分離突起に切込を形成したものについて記載されている。この場合においては、分割空間の連続性が比較的保たれるが、管路の屈曲部において不連続部分が発生し、上述したように、通線用ワイヤを通す作業が円滑に行われないおそれがある。また、セパレータを管内に敷設する際に、切り込み部分において手が挟まれるおそれがあり、さらには、異物を挟んでしまって異物をセパレータとともに管内に入れてしまい、後に、この異物がケーブルを追加する際の障害になるおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決し、既存のケーブルが存在しても敷設が可能にし、さらに敷設後においても、ケーブルの追加挿入作業を簡単にさせ、しかもケーブルの損傷を低減させることを実現した管路の内部スペーサー及び管路の内部スペーサーの先導具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、管路の内部の空間を、複数のケーブルを個々に収納可能な複数の収納部に分割する複数の仕切板を有する管路の内部スペーサーであって、仕切部を屈曲可能な1枚の板状部材によって構成することにより、管路の内部すべてに分割空間を形成させることが可能となり、既設のケーブルがあっても管路の内部スペーサーの挿入を容易に可能としたものである。具体的には、次に記載する構成を有するものである。
(1) 複数のケーブルを収納可能な管路の内部に挿入され、可撓性を有する棒状部材と、前記棒状部材の側面から前記管路の内面に向けて放射状に延在しかつ前記棒状部材の伸びる方向に伸びる複数の仕切部と、を備え、前記仕切部は前記管路の内部を複数の収納部に分割し、各収納部は前記ケーブルの少なくとも1つを収納することが可能である管路の内部スペーサーであって、前記棒状部材の半径方向における前記仕切部の高さは、前記棒状部材の伸びる方向において略一定であり、各仕切部は、前記棒状部材の先端部から後端部に渡って形成されかつ可撓性を有する板状部を有することを特徴とする管路の内部スペーサー。
これにより、管路の内部スペーサーを組み立てる作業が省略可能となる。また、仕切部が屈曲可能な1つの板状部材であるため分割空間が連続性を有するようになり、既設のケーブルが管路の内部にある場合でも、管路の内部への円滑な管路の内部スペーサーの挿入が可能となる。また、通線用ワイヤの挿入作業を円滑に行うことが可能となる。その結果、ケーブルの追加敷設作業を円滑に行うことが可能となる。
(2) 前記仕切部の表面は、前記収納部に収容された各ケーブルに接触しない非接触部を有することを特徴とする(1)の管路の内部スペーサー。
これにより、既設のケーブルがある管路の内部に管路の内部スペーサーを挿入する場合、又は収納部にケーブルを追加挿入する場合に、管路の内部スペーサーに非接触部が備えられているため、ケーブルと管路の内部スペーサーと摩擦抵抗が小さくなり、ケーブルの損傷を防止することができる。
(3) 前記棒状部材と前記仕切部とは同一部材であることを特徴とする(1)又は(2)記載の管路の内部スペーサー。
これにより、棒状部材及び仕切部に可撓性を持たせることが可能になり、棒状部材又は仕切部が折れ曲がって分割空間が不連続になるようなことが防止され、分割空間の連続性を保つことが可能になる。
(4) 前記仕切部の表面には、前記棒状部材の軸方向に対して直角方向に伸びる複数の凸部が前記軸方向に配列されてなる波面であり、前記非接触部は隣接する2つの凸部の間の凹部であることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
これにより、管路の内部に既設のケーブルがある場合には、既設のケーブルに沿って管路の内部スペーサーを移動させ、追加ケーブル挿入の際に、通線用ワイヤを管路の出口側にガイドする、といった仕切部によるガイド機能を維持するとともに、仕切部とケーブルとの接触面積を小さくすることが可能となり、ケーブルと管路の内部スペーサーとの摩擦抵抗に起因するケーブルの損傷を防止することができる。
(5) 前記凸部の端部には、各ケーブルに接触する曲面が形成されていることを特徴とする(4)記載の管路の内部スペーサー。
これにより、ケーブルが凸部の曲面にほぼ点接触するので、仕切部とケーブルとの接触面積を小さくすることが可能となり、ケーブルと管路の内部スペーサーとの摩擦抵抗に起因するケーブルの損傷を防止することができる。
(6) 前記仕切部の表面には、複数の凸部と前記凸部以外の領域によって前記非接触部とが形成されることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
これにより、管路の内部に既設のケーブルがある場合には、既設のケーブルに沿って管路の内部スペーサーを移動させ、追加ケーブル挿入の際に、通線用ワイヤを管路の出口側にガイドする、といった仕切部によるガイド機能を維持するとともに、仕切部とケーブルとの接触面積を小さくすることが可能となり、ケーブルと管路の内部スペーサーとの摩擦抵抗に起因するケーブルの損傷を防止することができる。
(7) 各仕切部は、各収納部を識別可能にする着色部を有することを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
これにより、通信ケーブルの追加挿入あるいは取り外し作業を行う際の指標とすることが可能になり、通信ケーブルの追加挿入あるいは取り外し作業において誤った作業を行うことを未然に防止することができる。
(8) (1)から(7)のいずれかに記載の管路の内部スペーサーの各仕切部の端部に取り付けられる仕切取付部と、それぞれが各仕切取付部から伸びる板状の複数の先端部と、各先端部が放射状に伸びるように接続され、前記棒状部材の伸びる方向に伸びる接続部と、を備え、前記接続部と各先端部の側面との間の距離は、前記接続部の伸びる方向に対して直角の方向において、各仕切取付部から離れるにつれて、短くなっている、管路の内部スペーサーの先導具。
(9) (1)から(7)のいずれかに記載の管路の内部スペーサーの各仕切部の端部に取り付けられる仕切取付部であって前記凸部に係合する凹部を有する仕切取付部と、それぞれが各仕切取付部から伸びる板状の複数の先端部と、各先端部が放射状に伸びるように接続され、前記棒状部材の伸びる方向に伸びる接続部と、を備え、前記接続部と各先端部の側面との間の距離は、前記接続部の伸びる方向に直角の方向において、各仕切取付部から離れるにつれて、短い、管路の内部スペーサーの先導具。
これらにより、管路の内部に既設のケーブルがある場合に、既設のケーブルに沿って管路の内部スペーサーを移動させることが可能になり、管路の内部スペーサーによって形成される複数の収納部の1つに、既設のケーブルを収納させることが可能になる。
本発明によれば、管路の内部の空間を分割する仕切部が、仕切部が延在する棒状部材の先端部から後端部に渡って形成されかつ可撓性を有する1枚の板状部材から構成されているため、分割空間が連続性を有するようになる。このため、既設のケーブルが管路の内部にある場合でも、管路の内部への円滑な管路の内部スペーサーの挿入が可能となるとともに、通線用ワイヤの挿入作業を円滑に行うことが可能となる。その結果、ケーブルの追加敷設作業を円滑に行うことが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における内部構成を示す斜視図、図2は内部スペーサーの正面図、図3は内部スペーサーの側面図である。
図1に示すように、第1の実施形態は、管路2、管路2の内部に挿入される内部スペーサー3及び管路2の内部が内部スペーサー3によって仕切られた収納部2a、2b、2cにそれぞれ挿通される通信ケーブル4a、4b、4cを含む構成を有している。
内部スペーサー3は、可撓性を有する棒状の中心軸3aと、この中心軸3aの側面から延在した3つの仕切片3b、3c、3dとを含む。中心軸3aは、棒状部材として作用する。図2に示すように、内部スペーサー3の正面から見た形状は、仮想正三角形の中心に中心軸3aが位置し、この仮想正三角形の中心からこの仮想正三角形の3つの頂点の位置まで放射状に3つの仕切片3b、3c、3dが延在している。したがって、内部スペーサー3は、中心軸3aの側面から管路2の内面に向けて放射状に延在しかつ中心軸3aの伸びる方向に伸びる複数の仕切片3b、3c、3dを含む。仕切片3b、3c、3dは、いずれも、仕切部として作用する。3つの仕切片3b、3c、3dの先端Rは、これが管路2の内面に摺動する際に生じる摩擦力を低減させるために、半円柱形状(換言すると横断面形状が半円)に形成されている。しかし、先端Rを横断面形状が矩形や多角形に形成してもよい。
また、中心軸3a及び仕切片3b、3c、3dは、例えば、波付硬質ポリエチレン管(FEP)又は通信ケーブル4a、4b、4cの外皮4fと同じポリエチレンのような可撓性を有する部材によって構成されている。
仕切片3b、3c、3dは、それぞれ1枚の板状の部材であり、中心軸3aの先端部から後端部に渡って形成されている。さらに、仕切片3b、3c、3dの両面は波状に形成されている。
図1及び図3に示すように、本実施形態においては、仕切片3b、3c、3dの板面には、中心軸3aの軸方向に対して直角方向に延びるライン状の凹部3e及び凸部3fが形成されている。凹部3e及び凸部3fは、中心軸3aの軸方向に交互に配列されている。
また、図3及び図11に示すように、仕切片3b、3c、3dの先端部を側面から見ると、仕切片3b、3c、3dのそれぞれの表面に形成された凹部3e及び凸部3fとそれの裏面に形成された凹部3e及び凸部3fとは、表面の凹部3e及び凸部3fと裏面の凹部3e及び凸部3fとが互いに線対称となるように配列されている。ここで、表面の凹部3eの深さ寸法(すなわち、凸部3fの高さ寸法)が大きすぎると、通信ケーブル4a、4b、4cが挿入される際に、凹部3e及び凸部3fに接触するという障害になる。このため、表面の凹部3eの深さ寸法は、通信ケーブル4a、4b、4cがこの凹部3eの両側の凸部3f及び3fに当接しているときに、通信ケーブル4a、4b、4cから若干離間する程度の寸法で良い。具体的には、10mmから14mmまでの範囲、特に、12mmから13mmの範囲が好ましい。
また、表面の凸部3fの最上点から裏面の凸部3fの最上点までの長さ寸法Wは、仕切片3b、3c、3dが中心軸3aを中心として周方向の弾性を有する程度の寸法に設定することが望ましい。したがって、凹部3eの深さ寸法(すなわち凸部3fの高さ寸法)は、内部スペーサー3の軸方向に対して直角方向の断面形状が軸方向の任意の位置において略一定と見なせる程度の寸法に設定することが望ましい。
そして、図2に示すように、管路2の内部の空間は、管路2の内部に内部スペーサー3を挿入することにより、3つの仕切片3b、3c、3dによって3つの収納部2a、2b、2cに分割され、形成される。これら3つの収納部2a、2b、2cには、通信ケーブル4a、4b、4cが配置される。
ここで、管路2の内部には、内部スペーサー3を挿入してから通信ケーブル4a、4b、4cを挿入しても良いし、内部スペーサー3と通信ケーブル4a、4b、4cとを束にして挿入しても良い。さらには、通信ケーブル4a、4b、4cを挿入してから内部スペーサー3を挿入しても良い。また、3つの収納部2a、2b、2cにおける1つ又は2つの収納部を、通信ケーブルの増設スペースとして空けておいても良い。
次に、管路2の内部に内部スペーサー3を挿入する作業について説明する。
図4はスペーサーの先端部に取り付ける通線先導具の構成を示す説明図であり、図4(a)は通線先導具の斜視図、図4(b)は通線先導具の側面図、図4(c)は通線先導具の背面図、図4(d)は図4(b)の通線先導具の分解斜視図、図4(e)は内部スペーサー3への接続状態を示す説明図、図4(f)は、図4(c)の点線fで示した領域の拡大断面図である。
図4(a)に示すように、通線先導具10は、3つの挟持片10a、10b、10cを組み合わせたものであり、底面が正三角形でありかつ先端部を削除した仮想三角錐において、この仮想三角錐の中心線から3本の斜辺に向かって放射状に、3枚の板状の延在部が形成された形状である。そして、通線先導具10は、先細りの先端部から管路2(図1参照)内に挿入され、後端部には内部スペーサー3の先端部が接続される。
挟持片10a、10b、10cはそれぞれ同型であり、図4(b)に示すように、等脚台形の板状部材にくの字状の曲げを施したものであり、曲げ線は等脚台形の二等分線に一致している。また、内部スペーサー3の3つの仕切片3b、3c、3dにおける、隣り合う2つの仕切片の角度は、本実施形態においては3カ所全て120°であるため、挟持片10a、10b、10cにおける曲げ角も全て120°に設定されている。そして、図4(c)に示すように、挟持片10a、10b、10cにおけるくの字の外面を互いに合わせて、ねじ等によって締結することによって通線先導具10が組み立てられる。これにより、挟持片10a、10b、10cは、3つの空間10dを形成する。
図4(f)に示すように、挟持片10a、10b、10cには、円柱状の凹部aとこの凹部aの底面の中心に形成された貫通穴bとが形成されている。また、凹部aと貫通穴bとは、これらの軸線がこれらの相手側のねじ穴cの軸線と一致するように、挟持片10a、10b、10cに形成されている。凹部aは、ねじ穴cに螺合する六角穴付きボルトdの頭部が挟持片10a、10b、10cの表面から突出しないような深さを有している。ボルトdの全体の長さは、ボルトdのねじ部がねじ穴cに螺合して挟持した2つの挟持片の両外側の寸法より短く設定されている。これにより、六角穴付きボルトdは2つの挟持片の表面から突出しない状態で2つの挟持片を挟持することができる。このため、通線先導具10を既設ケーブルがある管路2の内部に挿通させても、六角穴付きボルトdが既設ケーブルを傷つけるおそれがほとんどない。
挟持片10a、10b、10cの後端部には、図4(c)に示すように、前記した仮想三角錐の中心線に対して直角方向に延びるライン状の凹部10eが形成されている。凹部10eの形成位置は、挟持片10a、10b、10cを組み合わせた時に、各挟持片における凹部10e同士が互いに対向するように設定されている。
そして、挟持片10a、10b、10cを組み合わせる際に、各挟持片が有する凹部10eに、内部スペーサー3の先端部における最初の凸部3fを嵌合させてから、各挟持片をねじ等によって締結することによって、通線先導具10に内部スペーサー3が挟持される。
したがって、隣接する2つの挟持片10a、10b又は10b、10c又は10c、10aは、凸部3fに係合する凹部を有する仕切取付部11aと、仕切取付部11aから伸びる板状の先端部11bとを形成する。また、接続部11cは、これら先端部11bが放射状に伸びるように接続され、中心軸3aの伸びる方向に伸びている。したがって、2つの挟持片10a、10b、10cは、共同して仕切取付部を形成している。また、挟持片10a、10b、10cによって形成された3つの空間10dは、それぞれ、3つの仕切片3b、3c、3dによって形成された3つの収納部2a、2b、2cに連通される。よって、通信ケーブル4a、4b、4cを3つの収納部2a、2b、2c及び3つの空間10dに、配置することができる。
図5は管路の内部にスペーサー及び通信ケーブルを挿入する作業の一例を示す説明図である。図5に示す例は、所定の間隔で地表に立設させた2本の電柱間に通信ケーブルを敷設するものである。ここで、既に、2本の電柱間に管路2が敷設されており、電柱間の管路は地中に埋設されているものとする。さらに、この管路2の内部には1本の通信ケーブルが挿入されているものとする。
まず、内部スペーサー3に通線先導具10を予め取り付けておく。
次に、作業者は、一方の電柱上において、管路2の一端の開口を開放して通線先導具10を挿入する。これにより、通線先導具10によって既設のケーブルを取り除くことなく内部スペーサー3を管路2の内部に押し込むことによって内部スペーサー3を管路2の内部に挿入する。
この時、管路2の内部は、通線先導具10における2つの挟持片10a、10b又は10b、10c又は10c、10aが既存の通信ケーブルの側面に当接することにより、通線先導具10の回転方向の移動が規制され、既存の通信ケーブルに沿って通線先導具10が移動する。
そして、通線先導具10が他方の電柱に位置する管路2の他端から押し出されると、一方の電柱上において内部スペーサー3を切断する。これにより、管路2の内部に内部スペーサー3が敷設される。
管路2の内部に内部スペーサー3が敷設されると、管路2の内部空間は、内部スペーサー3が有する3つの仕切片3b、3c、3dによって、図2に示すように、3つの収納部2a、2b、2cに分割され、その中の1つの収納部に既存の通信ケーブルが位置するようになる。
次に、内部スペーサー3によって分割された3つの収納部において、通信ケーブルが挿入されてない2つの収納部のいずれかに、通線用ワイヤを挿入する。この時、通線用ワイヤは、内部スペーサー3の2つの仕切片によって管路2の半径方向への移動が規制されるので、2つの仕切片に沿って移動する。
そして、通線用ワイヤは、管路2の内部を通って管路2の開口から押し出される。そして通線用ワイヤに追加の通信ケーブルの先端を接続し、通線用ワイヤを抜き出すことによって、通信ケーブルが管路2の内部に挿入される。その後、通信ケーブルの両端を処理することにより、通信ケーブルの追加敷設が完了する。
第1の実施形態によれば、管路2の内部の空間を分割する内部スペーサー3に設けた仕切片3b、3c、3dがそれぞれ連続性のある1枚板であるため、収納部2a、2b、2cの空間に連続性を持たせることが可能になり、例えば、通線用ワイヤの挿入作業を円滑に行うことが可能になる。
また、内部スペーサー3の挿入作業において、仕切片3b、3c、3dが管路2の開口縁部に接触したとしても、挿入作業が途中で中断する程の摩擦力は殆ど発生しないので、内部スペーサー3の管路2の内部への挿入作業を円滑に行うことが可能である。
また、内部スペーサー3が管路2の内部に既に挿入されている状態で、新たな通信ケーブルを管路2の内部に挿入する場合においても、内部スペーサー3による分割空間が連続しているので、通信ケーブルは仕切片3b、3c、3dによって管路2の内部を安定してガイドされる。
さらに、ライン状の凹部3e及び凸部3fが内部スペーサー3の軸方向に対して直角方向に伸びるように、仕切片3b、3c、3dの板面に、形成されている。そして、これら凹部3e及び凸部3fは、内部スペーサー3の軸方向に交互に配列されているため、仕切片3b、3c、3dと通信ケーブルとの接触面積が小さくなり、仕切片3b、3c、3dと通信ケーブルとにおいて発生する摩擦力は低減される。その結果、内部スペーサー3又は通信ケーブルを管路2の内部に円滑に挿入することが可能になるとともに、内部スペーサー3又は通信ケーブルの挿入時に、既存の通信ケーブルあるいは追加挿入の通信ケーブルに損傷を与えることが防止できる。
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態における内部構成を示す斜視図、図7はスペーサーの正面図、図8はスペーサーの側面図である。なお、図1〜図3に示す第1の実施形態における部材と同一の部材には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。図6に示すように、第2の実施形態は、管路2、スペーサー15及び通信ケーブル4a、4b、4c、4dによって構成されている。
スペーサー15は、中心軸15aと、この中心軸15aの側面から延在した4つの仕切片15b、15c、15d、15eによって構成されている。スペーサー15を正面視した場合、図7に示すように、中心軸15aが仮想正方形の中心に位置している。この仮想正方形の中心から4つの頂点の位置まで放射状に4つの仕切片15b、15c、15d、15eが延在している。また、中心軸15a及び仕切片15b、15c、15d、15eは、例えば、波付硬質ポリエチレン管(FEP)あるいは通信ケーブル4a、4b、4c、4dの外皮と同じポリエチレンなど、可撓性、屈曲性を有する部材によって構成されている。仕切片15b、15c、15d、15eの先端Rは、これらの先端Rと管路2の内面との間に生じる摩擦力を低減させるために、横断面形状が半円となるように形成されている。しかし、先端Rの横断面形状を矩形や多角形に形成してもよい。
したがって、スペーサー15は、中心軸15aの側面から管路2の内面に向けて放射状に延在しかつ中心軸15aの伸びる方向に伸びる仕切片15b、15c、15d、15eを有している。
仕切片15b、15c、15d、15eは、それぞれ連続性を有する1枚の板状の部材であり、中心軸15aの先端部から後端部に渡って形成されている。さらに、仕切片15b、15c、15d、15eの板面には、複数の凸部15fがマトリクス状に配列されている。
また、図8に示すように、表面の凸部15fと裏面の凸部15fは、例えば、仕切片15b、15c、15d、15eの端部を側面視した場合に、表面の凸部15fと凸部15fとは互いに線対称となるように配列されている。ここで、凸部15fの高さ寸法は、大きすぎると通信ケーブルを挿入する際に障害になるため、隣り合う凸部15f及び15fに通信ケーブルが当接しているとき、凸部15fの形成領域以外の領域(すなわち隣り合う凸部15f及び15fの間の領域)が通信ケーブルから若干離間する程度の高さ寸法が良い。具体的には、10mmから14mmまでの範囲、特に、12mmから13mmの範囲が好ましい。
また、仕切片15b、15c、15d、15eにおいて、表面の凸部15fの最上点から裏面の凸部15fの最上点までの長さ寸法Wは、仕切片15b、15c、15d、15eそれぞれが、中心軸15aを中心として周方向の弾性を有する程度の寸法に設定することが望ましい。したがって、凸部15fの高さ寸法は、スペーサー15の軸方向に対して直角方向の断面形状が軸方向の任意の位置において略一定と見なせる程度の寸法に設定することが望ましい。
ここで、管路2の内部に、スペーサー15を挿入してから通信ケーブル4a、4b、4c、4dを挿入しても、スペーサー15と通信ケーブル4a、4b、4c、4dとを束にして挿入しても良い。さらには、通信ケーブル4a、4b、4c、4dを挿入してからスペーサー15を挿入しても良い。また、4つの収納部2a、2b、2c、2dの中のいくつかの収納部を、通信ケーブルの増設スペースとして空けておいても良い。
図9はスペーサーの先端部に取り付ける通線先導具の構成を示す説明図であり、図9(a)は通線先導具の斜視図、図9(b)は通線先導具の側面図、図9(c)は通線先導具の背面図、図9(d)は図9(c)におけるX部分の分解斜視図、図9(e)はスペーサー15への接続状態を示す説明図である。
図9(a)に示すように、通線先導具20は、4つの挟持片20a、20b、20c、20dを組み合わせたものであり、底面が正方形でありかつ先端部を削除した仮想四角錐において、この仮想三角錐の中心線から4本の斜辺に向かって放射状に4枚の板状の延在部が形成された形状である。したがって、4つの挟持片20a、20b、20c、20dは、4つの空間20eを形成する。そして、通線先導具20は、先細りの先端部から管路2(図6参照)内に挿入され、後端部にはスペーサー15の先端部が接続される。
したがって、通線先導具20は、凸部15fに係合する凹部を有する複数の仕切取付部21aと、それぞれが各仕切取付部21aから伸びる板状の複数の先端部21bと、各先端部21bが放射状に伸びるように接続され、中心軸15aの伸びる方向に伸びる接続部21cとを含む。接続部21cと各先端部21bの側面との間の距離は、接続部21cの伸びる方向に直角の方向において、各仕切取付部21aから離れるにつれて、短くなっている。
図9(a)に示すように、挟持片20a、20b、20c、20dは、それぞれ互いに同じ形状を有しており、等脚台形の板状部材にL字状の曲げを施したものである。曲げ線は等脚台形の二等分線に一致している。また、スペーサー15の4つの仕切片15b、15c、15d、15eにおける、隣り合う2つの仕切片の角度は、本実施形態においては4カ所全て90°であるため、挟持片20a、20b、20c、20dの曲げ角も全て90°に設定されている。そして、図9(c)に示すように、挟持片20a、20b、20c、20dにおけるL字の外面を互いに合わせて、ねじ等によって締結することによって通線先導具20が組み立てられる。
図9(c)に示すように、挟持片20a、20b、20c、20dの後端部には、前記した仮想四角錐の中心線に対して直角方向に延びるライン状の凹部が形成されている。凹部の形成位置は、挟持片20a、20b、20c、20dを組み合わせた時に、各挟持片における凹部同士が互いに対向するように設定されている。
そして、挟持片20a、20b、20c、20dを組み合わせる際に、各挟持片が有する凹部に、スペーサー15の先端部における最初の凸部15fを嵌合させてから、各挟持片をねじ等によって締結することによって、通線先導具20にスペーサー15が挟持される。これにより、4つの収納部2a、2b、2c、2dは、それぞれ、4つの空間20eに連通する。
なお、通線先導具20の管路2の内部への挿入作業については、図5を参照しながら説明した第1の実施形態における内部スペーサー3の管路2の内部への挿入作業と同じであるため、説明は省略する。
このように構成した第2の実施形態によれば、管路2の内部の空間を分割するスペーサー15に設けた仕切片15b、15c、15d、15eがそれぞれ連続性を有する1枚板であるため、仕切片15b、15c、15d、15eが管路2の開口縁部に接触したとしても連続的に摺動するため、挿入作業が途中で中断することが低減されるようになり、スペーサー15の管路2の内部への挿入作業を円滑に行うことが可能になる。また、スペーサー15が既に挿入されている状態で新たな通信ケーブルを追加挿入する場合においても、スペーサー15による分割空間が連続しているため、通信ケーブルは仕切片15b、15c、15d、15eによって管路2の内部を安定してガイドされるようになる。
第2の実施形態によれば、管路2の内部の空間を分割するスペーサー15に設けた仕切片15b、15c、15d、15eがそれぞれ1枚板であるため、収納部2a、2b、2c、2dの空間に連続性を持たせることが可能になり、例えば、通線用ワイヤの挿入作業を円滑に行うことが可能になる。
また、スペーサー15の挿入作業において、仕切片15b、15c、15d、15eが管路2の開口縁部に接触したとしても、挿入作業が途中で中断する程の摩擦力が発生しないようになり、スペーサー15の管路2の内部への挿入作業を円滑に行うことが可能になる。
また、スペーサー15が既に挿入されている状態で新たな通信ケーブルを追加挿入する場合においても、スペーサー15による分割空間が連続しているため、通信ケーブルは仕切片15b、15c、15d、15eによって管路2の内部を安定してガイドされるようになる。
さらに、仕切片15b、15c、15d、15eの板面には、マトリクス状に凸部15fが配列されているため、仕切片15b、15c、15d、15eと通信ケーブルとの接触面積が小さくなり、仕切片15b、15c、15d、15eと通信ケーブルとにおいて発生する摩擦力を低減することが可能になる。その結果、スペーサー15又は通信ケーブルを管路2の内部に円滑に挿入することが可能になるとともに、スペーサー15又は通信ケーブルの挿入時に、既存の通信ケーブルあるいは追加挿入の通信ケーブルに損傷を与えることが防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した構成に限るものではない。例えば、図10に示すように、仕切片3b、3c、3dにそれぞれ異なる色を着色しても良い。図10(a)は仕切片3b、3c、3dに異なる色C1、C2、C3を着色した例であり、図10(b)は仕切片3b、3c、3dによって形成される収納部単位で異なる色C1、C2、C3を着色した例である。このように仕切片3b、3c、3dに着色することより、通信ケーブルの追加挿入あるいは取り外し作業を行う際の指標とすることが可能になり、間違いのない通信ケーブルの追加挿入あるいは取り外し作業を行うことが可能になる。
また、第1の実施形態によれば、仕切片の表面がライン状の凹部3e及び凸部3fからなるいわゆるパルス波面となっているが、それに限らず、図11(a)に示すように滑らかな波面としても良い。また、さらには図11(b)に示すように、凸部3fの表面に緩やかな曲面とした、いわゆるかまぼこ形状としても良い。このように構成することにより、摩擦抵抗を低減し、スペーサーの挿入又は通信ケーブルの追加挿入作業を円滑に行うことが可能になる。
また、第1の実施形態によれば、仕切片の両面において、凸部同士及び凹部同士を対向させていたが、図11(c)に示すように、凸部3fと凹部3eを対向させても良い。このように構成することにより、仕切片に内部スペーサー3の軸方向の伸縮性を付与することが可能になり、管路2の屈曲部分における仕切片の変形具合を小さく抑えることが可能になる。
また、第2の実施形態によれば、凸部15fがマトリクス状に配置されているが、それに限らずランダム配置としても良い。また、凸部15fの形状も円柱状に限らず、例えば半球状に形成しても良い。
また、本実施形態においては、スペーサーによる管路の内部空間の分割数が3又は4であったが、それより多くても良く、管路2の口径に応じて適宜設定可能である。また、本実施形態においては、スペーサーの仕切片における放射方向の長さが全て同じであるため、中心軸が管路2の中心に位置するようになるが、それに限らず、図11(d)に示すように、複数の仕切片の長さを個々に変えて中心軸の位置を偏倚させても良い。このように構成することにより、例えば、管路の内部に既存の通信ケーブルとは口径の異なる通信ケーブルを追加挿入する場合においても、円滑に挿入作業を行うことが可能になる。
また、通線先導具についても、本実施形態のスペーサーと同様に、延在部の表面を波面としたり、延在部の表面に凸部を設けたりしても良い。
本発明の第1の実施形態における内部構成を示す斜視図である。 図1のスペーサーの正面図である。 図1のスペーサーの側面図である。 図1のスペーサーの先端部に取り付ける通線先導具の構成を示す説明図である。 管路の内部にスペーサー及び通信ケーブルを挿入する作業の一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態における内部構成を示す斜視図である。 図6のスペーサーの正面図である。 図6のスペーサーの側面図である。 図6のスペーサーの先端部に取り付ける通線先導具の構成を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
2 管路
2a、2b、2c、2d 収納部
3、15 スペーサー
3a、15a 中心軸
3b、3c、3d、15b、15c、15d、15e 仕切片
3e、10d 凹部
3f、15f 凸部
4a、4b、4c、4d 通信ケーブル
10 通線先導具
10a、10b、10c、20a、20b、20c、20d 挟持片

Claims (9)

  1. 複数のケーブルを収納可能な管路の内部に挿入され、可撓性を有する棒状部材と、前記棒状部材の側面から前記管路の内面に向けて放射状に延在しかつ前記棒状部材の伸びる方向に伸びる複数の仕切部と、を備え、
    前記仕切部は前記管路の内部を複数の収納部に分割し、
    各収納部は前記ケーブルの少なくとも1つを収納することが可能である管路の内部スペーサーであって、
    前記棒状部材の半径方向における前記仕切部の高さは、前記棒状部材の伸びる方向において略一定であり、
    各仕切部は、前記棒状部材の先端部から後端部に渡って形成されかつ可撓性を有する板状部を有することを特徴とする管路の内部スペーサー。
  2. 前記仕切部の表面は、前記収納部に収容された各ケーブルに接触しない非接触部を有することを特徴とする請求項1記載の管路の内部スペーサー。
  3. 前記棒状部材と前記仕切部とは同一部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の管路の内部スペーサー。
  4. 前記仕切部の表面には、前記棒状部材の軸方向に対して直角方向に伸びる複数の凸部が前記軸方向に配列されてなる波面であり、前記非接触部は隣接する2つの凸部の間の凹部であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
  5. 前記凸部の端部には、各ケーブルに接触する曲面が形成されていることを特徴とする請求項4記載の管路の内部スペーサー。
  6. 前記仕切部の表面には、複数の凸部と前記凸部以外の領域によって前記非接触部とが形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
  7. 各仕切部は、各収納部を識別可能にする着色部を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の管路の内部スペーサー。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の管路の内部スペーサーの各仕切部の端部に取り付けられる仕切取付部と、
    それぞれが各仕切取付部から伸びる板状の複数の先端部と、
    各先端部が放射状に伸びるように接続され、前記棒状部材の伸びる方向に伸びる接続部と、を備え、
    前記接続部と各先端部の側面との間の距離は、前記接続部の伸びる方向に対して直角の方向において、各仕切取付部から離れるにつれて、短くなっている、管路の内部スペーサーの先導具。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の管路の内部スペーサーの各仕切部の端部に取り付けられる仕切取付部であって前記凸部に係合する凹部を有する仕切取付部と、
    それぞれが各仕切取付部から伸びる板状の複数の先端部と、
    各先端部が放射状に伸びるように接続され、前記棒状部材の伸びる方向に伸びる接続部と、を備え、
    前記接続部と各先端部の側面との間の距離は、前記接続部の伸びる方向に直角の方向において、各仕切取付部から離れるにつれて、短い、管路の内部スペーサーの先導具。
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