JP4182863B2 - キャビネット構造 - Google Patents

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Description

本発明はキッチン等の設備配管を併設するキャビネット構造に関するものである。
従来のこの種のキャビネット構造は、底板奥部にL字状に一体に成型されたコーナー部材で入隅構造あるいは出隅構造のどちらか一方をキャビネット本体の全幅にわたって形成されるものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
図15は、特許文献1に記載された従来のキャビネット構造を示すものである。図14に示すように、底板1と、背板2と、底板1の側端に立設された側板3によって形成されたキャビネット本体に、配管4をキャビネット本体の幅方向に通すことのできる配管スペース5をキャビネット本体に確保するため、キャビネット本体の全幅にわたってキャビネット本体奥部に断面L型のコーナー部材6を表裏反転自在に取り付けることにより、入隅構造と出隅構造のどちらかを選択して、使い分けできるという内容が提案されている。
特開平10−127381号公報
しかしながら上記の従来のキャビネット構造では、配管スペースとして不要なスペースまで配管スペースをとった形となり、有効な収納スペースを損なうという課題があった。また、従来のキャビネット構造の断面L型のコーナー部材6を表裏反転自在に取り付けるものでは、部材の強度は成形肉厚によって保たせることになるため、特にコーナー部を出隅構造にして有効収納スペースとして使用するには、強度に不安のある構造で実施するには困難なものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、必要な配管スペースを確保しながら、収納スペースを最大確保するキャビネットの提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のキャビネット構造は、配管スペースの必要寸法がわかる施工現場で簡単な加工を加えることにより、キャビネット本体の底板奥に設けた開口部の幅一部に配管スペースのための入隅構造を設け、残りの幅開口部には出隅構造を設け、前記の入隅構造と出隅構造の間の仕切り部材に両方の構造をキャビネット単体内で併設可能にする構造をもたせたキャビネット構造を特徴としたものである。
これによって、入隅構造内では配管スペースとして利用でき、隣接した出隅構造ではその上方で収納スペースとして有効利用できるようになる。
本発明のキャビネット構造は、必要な配管スペースを確保しながら、収納スペースを最大確保することができる。
第1の発明は、キャビネット本体の背板下端部及び底板奥部を短くして、庫内全幅にわたって開口部を設けたキャビネット本体に、前記開口部の幅方向の一部を閉蓋する略L字形状のコーナー部材により入隅構造部を設け、残りの開口部を閉蓋する略L字形状のコーナー部材により出隅構造部を設け、この出隅構造部と入隅構造部との接合部に仕切り部材を配置したキャビネット構造とすることにより、キャビネット単体内で入隅構造と出隅構造を併設することとなり、必要な配管スペースを確保しつつ出隅構造上方で収納スペースとして有効利用することができる。更に、出隅構造部と入隅構造部は略L字状の簡単な形状の部材で構成できるため、施工を容易にすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の入隅構造部と出隅構造部をキャビネット本体の内部より着脱可能な構成にすることで、配管などで不具合が発生したとき、取り外しができることとなり、施工性、メンテナンス性がより優れたものになる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の入隅構造部と出隅構造部をキャビネット本体の左右どちらにも組み換え可能な構成にすることにより、左右どちら側からでも配管が可能となり、キャビネット本体のLタイプRタイプを共用できることとなり、品揃えを少なく済ませることができる。
の発明は、特に、第の発明のコーナー部材を表裏反転させることで入隅構造部と出隅構造部に共用で使用できるようにすることで、入隅用と出隅用のそれぞれでコーナー部材を用意しなくともコーナー部材1個でその役目を果たすこととなり、コストを削減することができる。
の発明は、特に、第またはの発明のコーナー部材は断面略L字状の一体部材とすることにより、部材構成がシンプルとなり、施工性を改善できる。
の発明は、特に、第またはの発明のコーナー部材を略平板状の一体部材の所定位置より折り曲げて断面略L字状になるようにすることで、コーナー部材は平板状で輸送できるため、包装形態がシンプルとなりコストを削減することができる。
の発明は、特に、第またはの発明のコーナー部材を略平板状の平面部材と垂直部材と、前記平面部材と垂直部材を略L字状に繋ぐジョイント部材の少なくとも3個以上の部材からなるようにすることで、全ての部材は板状あるいは棒状にすることができるため、包装を小さくできコストを削減することができる。
の発明は、特に、第またはの発明のコーナー部材を略平板状の平面部材と垂直部材を備え、平面部材と垂直部材のそれぞれの1端部には相互に嵌合する結合手段を備え、平面部材と垂直部材を略L型に繋ぐようにすることで、施工性を向上することができる。
の発明は、特に、第またはの発明のコーナー部材の平面部材と垂直部材の断面形状を同一とすることにより、部材の種類を少なくできるため、部材の生産性と施工性を向上することができる。
10の発明は、特に、第1または第4〜のいずれか1つの発明のキャビネット本体の背板下端部と底板の奥部に接するコーナー部材の端部に取付位置決め用の突片とトッテを形成することで、施工時の取付作業が正確且つ簡易にできるようになり、施工性を向上することができる。
11の発明は、特に、第1または第4〜10のいずれか1つの発明のコーナー部材とキャビネット本体の側板の間にシール部材を設けることにより、側板との隙間をなくすこととなり、防虫性を向上することができる。
12の発明は、特に、第11の発明のシール部材を左右の入隅構造部と出隅構造部いずれのコーナー部材ともジョイントできるようにすることで、部材を共用することができることとなり、部材の種類を少なくすることができ、また、施工時の間違いもなくすことができるため、生産性、施工性を向上することができる。
13の発明は、特に、第1または第4〜12のいずれか1つの発明の仕切り部材は左右両側面が略同形状であり、いずれのコーナー部材ともジョイントできるようにすることで、1種類の部材で左右どちらの入隅構造部と出隅構造部に対応することができるため、部材の種類を少なくすることができ、また、施工時の間違いもなくすことができるため、生産性、施工性を向上することができる。
14の発明は、特に、第1〜13のいずれか1つの発明の出隅構造部を下方より受け止める補強部材を設置することにより、出隅構造の上に重量物を載置しても、補強物の作用により、頑丈で破損せず安全に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるキャビネット本体を示す斜視図で、図2はキャビネット本体構造全体を示す斜視図で、図3は入隅構造部と出隅構造部を形成するコーナー部材の垂直部材を示す斜視図で、図4はコーナー部材の平面部材を示す斜視図で、図5は前記垂直部材と平面部材とを断面L型に嵌合したコーナー部材を示す斜視図で、図6は入隅構造部と出隅構造部の間の仕切り部材を示す斜視図で、図7は本発明の第1の実施の形態における出隅構造部の側面から見た断面図で、図8は本発明の第1の実施の形態における入隅構造部の側面から見た断面である。
図1において、キャビネット本体7は背板8の背板下端部8a及び底板9の底板奥部9aを短くして開口部10が形成されており、前記開口部10は両方の側板11間の全幅にわたって形成されている。
図2に示すように、前記開口部10は、垂直部材12と平面部材13を略L字状に組み合わせたコーナー部材14と仕切り部材15で構成された入隅構造部16と出隅構造部17で閉蓋されている。
前記垂直部材12は樹脂または金属で幅方向に同一断面で一体に形成されており、キャビネット本体7の底板9から背板8の背板下端部8aまでの開口高さと略同寸法をもつ断面略I型で、一方の端縁12a付近には、前記開口部9への取付位置決め用の突片12bを突設させ、端縁12a近傍及び突片12bにはトッテの役目を果たすリブ12c及び12dが形成されており、且つキャビネット本体7に取り付けるための貫通穴12e及び12fを複数個設けており、他方の端縁には、開放部を備えた略円弧状の断面の嵌合凹12gを備え、嵌合凹部12gは弾性を有し、開放部を拡張することができ、外周部には突片12hと12iが一体に形成さている。
前記平面部材13は樹脂または金属で幅方向に同一断面で一体に形成されており、キャビネット本体7の底板9の底板奥部9aから背板8までの開口奥行きと略同寸法をもつ断面略I型で、一方の端縁13a付近には、前記垂直部材12と同様に、開口部9への取付位置決め用の突片13bとトッテの役目を果たすリブ13c及び13dとキャビネット本体7への取付用の貫通穴13e及び13fを複数個設けており、他方の端縁部には断面略円形の嵌合凸部13gが一体に形成さている。
前記垂直部材12の嵌合凹部12gと平面部材13の嵌合凸部13gは互いに嵌合可能で、嵌合させることにより、図5に示すように略L字状のコーナー部材14が構成され、本コーナー部材は図5に示すように平面部材13を下方に配設することにより出隅構造部17に使用し、上下反転することにより入隅構造部16に使用する。
また、前記垂直部材12と平面部材13の幅寸法はキャビネット本体7の開口部10の幅寸法と略等しい寸法であり、これらの部材を適宜切断することにより、入隅構造部16と出隅構造部17の両方に使用する。
図6に示すように、略直方体の仕切り部材15は、左右の両側面15aが同形状で外周4方に薄肉厚を残した溝15bと15cが薄壁15dを残して形成され、前面下部15eと上面奥部15fには外方向へL型の突片15gと15hが突設されている。図7に示すように、前記溝15bにはコーナー部材14を出隅構造の向きにしたとき挿入装着が可能であり、図8示すように、溝15cにはコーナー部材14を入隅構造の向きにしたとき挿入装着が可能になっている。
図7示すように、出隅構造部17の下方には補強部材18が配置されており、出隅構造部17のコーナー部材14を下方より保持している。
以上のように構成されたキャビネット構造について、以下その動作、作用を説明する。
まず、コーナー部材14の垂直部材12と平面部材13、さらに仕切り部材15と、前記コーナー部材と略同幅寸法をもつ補強部材18を用意する。
現場の配管位置に合わせてキャビネット本体7の側板11の左右いづれかの下奥部に配管を通せるように切り欠き11aを加工し、次に配管に必要な寸法幅に合わせてコーナー部材14の垂直部材12と平面部材13を切断し、垂直部材12と平面部材13を嵌合させて、略断面L字状のコーナー部材14にする。
嵌合方法は突片12h及び12iを嵌合凹部12gの口が開くように力を加え、開いた嵌合凹部12gに嵌合凸部13gを嵌入して装着する。
次に、前記の入隅構造部16のコーナー部材14の垂直部材12の端縁12aをキャビネット本体7の底板9の底板奥部9aに立設するように取り付ける。取り付けは位置決め用の突片12bと端縁12aが底板9の底板奥部9aに当たるまで、突片12bに形成されたリブ12dを手前に引っ張り、さらに側板11の内面にコーナー部材14の端面が当接するように位置を決めて、突片12bに設けた貫通穴12fを介して取付ねじ19で底板9に取り付ける。
次に、コーナー部材14の平面部材13の端縁13aをキャビネット本体7の背板8の背板下端部8aに前記同様位置決め用の突片13bと端縁13aとが背板8の背板下端部8aに当たるまで、リブ13cを前へ押しながら上に引っ張り、さらに側板11の内面に平面部材13の端面が当接するように位置を決めて、突片13bに設けた穴13fを介して取付ねじ19で背板8に取り付けて、入隅構造部16を完成させる。
次に仕切り部材15の側面15aに設けてある溝15cに前記のキャビネット本体に取り付けた入隅構造部16のコーナー部材14の端部に装着する。
次に残りの部材を使って、残りのキャビネット本体7の開口部10に出隅構造部17を完成させる。
まず、補強部材18を出隅構造部17のコーナー部材14と同幅寸法に切断し、平面部材13の裏面に両面テープなどを使って取り付ける。以下、前記入隅構造部16の場合と同様に、コーナー部材14を組み立て、仕切り部材15の側面15aに設けてある溝15bに出隅の形状になるように装着した後、平面部材の端部13aをキャビネット本体7の底板8の奥部8aに取り付ける。取り付けは位置決め用の突片13bと端縁13aが底板8の奥部8aに当たるまでに端縁13a形成されたリブ13dを手前に引っ張り、前記端縁13aに設けた貫通穴13eを介して取付ねじ19で底板9に取り付ける。
次に垂直部材12の端縁12aをキャビネット本体7の背板8の下端部8aに前記同様位置決め用の突片12bと端縁12aが背板8の背板下端部8aに当たるまでリブ12cを前へ押しながら上に引っ張り、端縁12aに設けた貫通穴12eを介して取付ねじ19で背板8に取り付ける。
こうして、キャビネット本体の開口部10を完全に覆うコーナー部材14及び仕切り部材15はキャビネット7内に入隅構造16と出隅構造部17の併設したものとなり、入隅構造部16内では配管スペースとして利用でき、出隅構造部17の上方では収納スペースとして有効利用でき、出隅構造部17下方の補強部材18により、重量物を載置しても、頑丈で破損せず安全に利用することができるようになる。
以上のように、本実施の形態においてはキャビネット7内で入隅構造部16と出隅構造部17を併設することにより、配管スペースを確保しながら、収納スペースを最大確保できる。
なお、本実施の形態においては、垂直部材12と平面部材13を切断することにより、入隅構造部16と出隅構造部17をキャビネット本体7に併設した構成としたが、前記垂直部材12および平面部材13を切断しないで、一体のコーナー部材14として組み立てれば、入隅構造部16あるいは出隅構造部17のいずれかをキャビネット本体7の全幅にわたって構成することができる。
(実施の形態2)
図9は本発明の第2の実施の形態のシール部材示す斜視図で、図10は入隅構造部16の断面図で、図12は出隅構造部17の断面図である。
なお,実施の形態1と同符号のものは同一の構成とし、説明は省略する。
図10に示すように、シール部材20は左右から入隅及び出隅いずれのコーナー部材14も挿入装着できる略L型の溝20aが両側面に形成された断面L字型の部材で、さらに側面にはキャビネット本体7への取付用の貫通穴20bが複数個形成されている。
前記シール部材20は図10および図11に示すようにキャビネット本体7の左右の側板11内面の開口部10に対応する位置に、入隅構造部16および出隅構造部17に合わせて上下方向を選択して、貫通穴20bを介して取付ねじ19で固着し、前記シール部材20の溝20aにコーナー部材14の端部を挿入し、密接保持される。
以上のように構成されたキャビネット構造について、以下その動作、作用を説明する。
まず、現場の配管位置に合わせてキャビネット本体7の側板11の左右いづれかの下奥部に配管を通せるように切り欠き11aを加工し、その側板11内面にシール部材20を入隅の方向にして貫通穴20bを介して取付ねじ19で取り付け、前記シール部材20に設けた溝20aに、前記実施の形態1と同様に必要寸法に切断したコーナー部材14を挿入装着し、取付ねじ19でキャビネット本体7に取り付け、コーナー部材14の他端部に仕切り部材15の側面15aに設けた溝15cを装着し、入隅構造部16が完成する。
次に、出隅構造部17であるが、別のシール材20の溝20aに残りのコーナー部材14を挿入装着し、平面部材13の裏面に両面テープなどを使って補強部材18を取り付けた後、出隅方向にし、前記仕切り部材15の側面の溝15bに挿入装着し、出隅方向になったシール部材20の側面に設けられた取付用穴20bを介して取付ねじ19で側板に取り付け、前記実施の形態1と同様にコーナー部材14を取付ねじ19でキャビネット本体11に取り付ける。
こうして、キャビネット本体の開口部を完全に覆うコーナー部材及び仕切り部材はキャビネット本体7内で入隅構造部16と出隅構造部17を併設したものとなり、入隅構造部16内では配管スペースとして利用でき、出隅構造17の上方では収納スペースとして有効利用でき、出隅構造17下方の補強部材18により、重量物を載置しても、頑丈で破損せず安全に利用することができるようになる。また、側板11にシール部材20を設けているため、防虫性能が向上する。
以上のように、本実施の形態においてはキャビネット本体7内で入隅構造部16と出隅構造部17を併設することにより、配管スペースを確保しながら、収納スペースを最大確保できる。
なお、本実施の形態2においては、垂直部材12と平面部材13を切断することにより、入隅構造部16と出隅構造部17をキャビネット本体7に併設した構成としたが、前記垂直部材12および平面部材13を切断しないで、一体のコーナー部材14として組み立てれば、図11および図12に示すような、入隅構造部16あるいは出隅構造部17のいずれかをキャビネット本体7の全幅にわたって構成することができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2においては、いずれもコーナー部材14としては垂直部材12と平面部材13からなる2個の部材から構成されるものとしたが、この構成に限られるものではなく、図12に示すように略L字状に一体に形成したコーナー部材21にすることにより、施工性をより向上することができる。
また、図13(a)に示すように、略平板状の部材22の中央部に折り曲げ可能な折り曲げ溝23を備え、図13(b)に示すようにL字状のコーナー部材24が形成できるものとすることにより、包装形態をシンプルにでき、輸送しやすくすることができる。
また、図14に示すように垂直部材25と平面部材26とジョイント部材27の3個の部材を互いに嵌合した構成とすることにより、全ての部材の形状をシンプルな板状あるいは棒状とすることができ、包装を小さくすることができ、また、前記垂直部材25と平面部材26を同一の断面形状とすることにより、部品の種類を少なくできるため、生産性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかわるキャビネット構造は、設備配管を併設するキャビネットにおける、施工性と収納性を向上するものであるから、家庭用に限らず、産業用のキャビネットの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるキャビネット本体を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるキャビネット構造全体を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるコーナー部材の垂直部材を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるコーナー部材の平面部材を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるコーナー部材の組み立て状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1における仕切り部材を示す斜視図 本発明の実施の形態1における出隅構造部を示す断面図 本発明の実施の形態1における入隅構造部を示す断面図 本発明の実施の形態2におけるシール部材示す斜視図 本発明の実施の形態2における入隅構造を示す断面図 本発明の実施の形態2における出隅構造を示す断面図 コーナー部材の別の構成を示す断面図 (a)コーナー部材の別の構成の展開状態を示す断面図(b)同組み立て状態を示す断面図 コーナー部材の別の構成を示す断面図 従来のキャビネット構造を示す断面図
符号の説明
7 キャビネット本体
8a 背板下端部
9a 底板奥部
10 開口部
14 コーナー部材
15 仕切り部材
16 入隅構造部
17 出隅構造部
18 補強部材
20 シール部材

Claims (14)

  1. キャビネット本体の背板下端部及び底板奥部を短くして、庫内全幅にわたって開口部を設けたキャビネット本体に、前記開口部の幅方向の一部を閉蓋する略L字形状のコーナー部材により入隅構造部を設け、残りの開口部を閉蓋する略L字形状のコーナー部材により出隅構造部を設け、この出隅構造部と入隅構造部との接合部に仕切り部材を配置したキャビネット構造。
  2. 前記入隅構造部と出隅構造部を構成するコーナー部材はキャビネット本体の内部より着脱可能な構成の請求項1に記載のキャビネット構造。
  3. 前記入隅構造部と出隅構造部はキャビネット本体の左右どちらにも組み換え可能とされた請求項1または2に記載のキャビネット構造。
  4. 前記コーナー部材は表裏反転させることで入隅構造部と出隅構造部に共用で使用できることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット構造。
  5. 前記コーナー部材は断面略L字状の一体部材としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  6. 前記コーナー部材は略平板状の一体部材を所定位置より折り曲げて断面略L字状になることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  7. 前記コーナー部材は略平板状の平面部材と垂直部材と、前記平面部材と垂直部材を略L字状に繋ぐジョイント部材の少なくとも3個以上の部材からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  8. 前記コーナー部材は略平板状の平面部材と垂直部材を備え、平面部材と垂直部材のそれぞれの1端部には相互に嵌合する結合手段を備え、平面部材と垂直部材を略L型に繋ぐことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  9. 前記コーナー部材の平面部材と垂直部材の断面形状が同一であることを特徴とする請求項7に記載のキャビネット構造。
  10. キャビネット本体の背板下端部と底板の奥部に接するコーナー部材の端部に取付位置決め用の突片とトッテを形成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  11. 前記コーナー部材とキャビネット本体の側板の間にシール部材を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  12. 前記シール部材は左右の入隅構造部と出隅構造部いずれのコーナー部材ともジョイントできることを特徴とする請求項11に記載のキャビネット構造。
  13. 前記仕切り部材は左右両側面が略同形状であり、入隅構造部と出隅構造部いずれのコーナー部材ともジョイントできることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
  14. 出隅構造部を下方より受け止める補強部材を備えた請求項1〜13のいずれか1項に記載のキャビネット構造。
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