JP2000319941A - パワーショベルの油圧制御装置 - Google Patents

パワーショベルの油圧制御装置

Info

Publication number
JP2000319941A
JP2000319941A JP11125867A JP12586799A JP2000319941A JP 2000319941 A JP2000319941 A JP 2000319941A JP 11125867 A JP11125867 A JP 11125867A JP 12586799 A JP12586799 A JP 12586799A JP 2000319941 A JP2000319941 A JP 2000319941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot
pressure
valve
control
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11125867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3738152B2 (ja
Inventor
Masao Kashiwagi
雅夫 柏木
Haruki Ubukata
春樹 生形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP12586799A priority Critical patent/JP3738152B2/ja
Publication of JP2000319941A publication Critical patent/JP2000319941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3738152B2 publication Critical patent/JP3738152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】馬力一定制御機能を備えたパワーショベルにお
いて、旋回モータとブームシリンダとを同時に起動させ
たとき、旋回モータの負荷によって可変吐出量ポンプの
吐出量が少なくなっても、それら旋回モータとブームシ
リンダとを同時に駆動させられるようにする。 【解決手段】 旋回モータ制御用のパイロット切換弁1
に、その切り換えストロークを制御する一対のストッパ
ー4,5を設ける。また、このストッパーに当たってパ
イロット切換弁1の切り換え量を規制する制御シリンダ
6,7を設ける。一方、制御シリンダに圧力流体を供給
したり、その供給を阻止したりするタイマーバルブ9を
備える。さらに、このタイマーバルブは、その両側にパ
イロット室9b,9cを設け、この両側のパイロット室
には共通のパイロット圧を導く構成にし、一方のパイロ
ット室にはそのパイロット圧を直接導き、他方のパイロ
ット室にはスプリング12を設けるとともに、タイミン
グ制御用絞り10を介してパイロット圧を導き、しか
も、この他方のパイロット室は圧力保持用絞り11を介
してタンクTに連通させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクチュエータ
の負荷圧を検出して馬力一定制御をする可変吐出量ポン
プでアクチュエータを動作させるパワーショベルの油圧
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種の装置は、
各アクチュエータ、例えば旋回モータ、アームシリンダ
およびブームシリンダなどを同時に動作させたときに
は、それらアクチュエータのうちの最大負荷圧を検出
し、その最大負荷圧を基準に可変吐出量ポンプの馬力が
一定になるように制御している。ここでいう馬力一定制
御とは、「圧力×流量」の値を一定値以下に保つことで
ある。つまり、最大負荷圧が大きくなれば、ポンプ吐出
量を減らし、最大負荷圧が小さくなれば、ポンプ吐出量
を増やして、ポンプの出力馬力を一定値以下に保つよう
にしている。
【0003】上記の構成において、例えば、旋回モータ
とブームシリンダとを同時に起動させたとき、あるいは
ブームシリンダを起動させた直後に旋回モータを起動さ
せようとしたとき、慣性体である旋回モータの起動時の
負荷圧が、ブームシリンダの負荷圧よりも大きくなるの
が通常なので、最大負荷圧は旋回モータの負荷圧で決ま
ってしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
旋回モータとブームシリンダとを同時に起動させたと
き、あるいはブームシリンダを起動させた直後に旋回モ
ータを起動させようとしたとき、その起動時には、旋回
モータの負荷圧で可変吐出量ポンプの馬力が制御される
ので、ポンプの吐出量が非常に少ないものになる。可変
吐出量ポンプの吐出量が少なくなれば、ブームシリンダ
の作動速度が極端に落ちてしまう。そのために、例え
ば、土砂をバケットですくいながら、それをダンプカー
に積み込むときなどに、バケットが十分に持ち上げられ
ない。バケットが持ち上げられないまま、旋回モータだ
けが作動してしまうと、バケットがダンプカーに衝突し
たりする問題があった。この発明の目的は、旋回モータ
とブームシリンダとを同時に、あるいはブームシリンダ
を起動させた直後に旋回モータを起動したとしても、ブ
ームシリンダをある程度のスピードで動作させられる装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、馬力一定制
御をする可変吐出量ポンプに、旋回モータ制御用のパイ
ロット切換弁と、アームシリンダ制御用のパイロット切
換弁と、ブームシリンダ制御用のパイロット切換弁とを
接続してなるパワーショベルの油圧制御装置を前提にす
る。
【0006】上記の装置を前提にしつつ、第1の発明
は、旋回モータ制御用のパイロット切換弁にストッパー
を設けるとともに、このストッパーを当接させてパイロ
ット切換弁の切り換え位置を規制制御する制御シリンダ
を設ける一方、制御シリンダに圧力流体を供給したり、
その供給を阻止したりするタイマーバルブを備え、この
タイマーバルブは、その両側にパイロット室を設け、こ
の両側のパイロット室には上記各切換弁を切り換えるた
めのパイロット圧を導く構成にし、一方のパイロット室
にはそのパイロット圧を直接導き、他方のパイロット室
にはスプリングを設けるとともに、タイミング制御用絞
りを介してパイロット圧を導き、しかも、この他方のパ
イロット室は圧力保持用絞りを介してタンクに連通させ
た点に特徴を有する。
【0007】第2の発明は、ブームシリンダ制御用のパ
イロット切換弁のパイロットラインを、タイマーバルブ
を介して制御シリンダに接続した点に特徴を有する。第
3の発明は、旋回モータ制御用のパイロット切換弁のパ
イロットラインを、タイマーバルブを介して制御シリン
ダに接続した点に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示した第1実施例は、可変
吐出量ポンプPに、旋回モータ制御用のパイロット切換
弁1、アームシリンダ制御用のパイロット切換弁2およ
びブームシリンダ制御用のパイロット切換弁3を接続し
ている。そして、可変吐出量ポンプPは、図示していな
い馬力一定制御機構によって、その出力馬力が一定に制
御される。つまり、各アクチュエータの最高負荷圧を検
出し、その負荷圧に応じて可変吐出量ポンプPの吐出量
が制御される。
【0009】上記のようにした旋回モータ制御用のパイ
ロット切換弁1の両側には、一対のストッパー4,5を
設けている。このストッパー4,5は、パイロット切換
弁1の切り換え動作にともなって移動する。そして、こ
のストッパー4,5の移動軌跡内に、一対の制御シリン
ダ6,7を設けている。上記制御シリンダ6,7は、そ
のピストンロッド6a,7aを切換弁1の切り換え方向
と平行に保っている。言い換えると、ピストンロッド6
a,7aをストッパー4,5に対して直交するようにし
ている。なお、制御シリンダ6,7の受圧径は、パイロ
ット切換弁1のスプール受圧径より大きくしている。し
たがって、パイロット切換弁を切り換えるパイロット圧
をこの制御シリンダ6,7に導くことによって、制御シ
リンダの推力をパイロット切換弁のスプールの推力より
も大きく保てる。
【0010】そして、制御シリンダ6,7が図示の最収
縮位置にあるとき、パイロット切換弁1がフルストロー
ク可能になる。また、制御シリンダ6,7が伸張する
と、その伸張位置にあるピストンロッド6a,7aとス
トッパー4,5とが当たってパイロット切換弁1の切り
換え量が規制される。この切り換え量が規制されたパイ
ロット切換弁1は、その開度も全開状態よりも小さな開
度に保てる。ただし、その開度は、旋回モータやブーム
シリンダの容量などの諸条件に応じて異なるが、だいた
い全開状態よりも70%〜80%程度に保つのが通常で
ある。
【0011】一方、パイロット切換弁3のパイロットラ
インのうち、上記ブームシリンダを上げるときにパイロ
ット圧を導くパイロットライン8に、タイマーバルブ9
を接続し、このタイマーバルブ9を介して、パイロット
ライン8と制御シリンダ6,7とを連通させるようにし
ている。ただし、タイマーバルブ9がノーマル位置であ
る図面右側位置にあるときには、パイロットライン8と
制御シリンダ6,7との連通が遮断される。そして、タ
イマーバルブ9が図面左側位置に切り換わると、パイロ
ットライン8が制御シリンダ6,7に連通する。
【0012】上記のようにしたタイマーバルブ9の具体
的な構成は、次のとおりである。タイマーバルブ9の流
入ポート9aを、上記パイロットライン8に連通してい
る。また、この流入ポート9aの上流側の圧力を、タイ
マーバルブ9の両側のパイロット室9b,9cにパイロ
ット圧として導くようにしている。ただし、一方のパイ
ロット室9bには、上記パイロット圧を直接導いている
が、他方のパイロット室9cには、タイミング制御用絞
り10を経由してパイロット圧を導くようにしている。
【0013】また、上記他方のパイロット室9cは、圧
力保持用絞り11を介してタンクTにも連通している。
ただ、この圧力保持用絞り11の開口径は、タイミング
制御用絞り10の開口径よりも十分に小さくしている。
このようにした他方のパイロット室9cには、スプリン
グ12を設けている。したがって、両パイロット室9
b、9cにパイロット圧が作用していないときには、こ
のスプリング12の作用で、タイマーバルブ9が図示の
ノーマル位置である右側位置を保つ。さらに、流出ポー
ト9dは、両制御シリンダ6,7に対してパラレルに接
続され、タンクポート9eはタンクTに接続されてい
る。
【0014】上記のようにしたタイマーバルブ9が右側
位置にあるとき、流入ポート9aと流出ポート9dとの
連通が遮断され、流出ポート9dがタンクポート9eに
連通する。また、タイマーバルブ9が図面左側位置に切
り換わると、流出ポート9dとタンクポート9eとの連
通が遮断されるとともに、流入ポート9aと流出ポート
9eとが連通する。
【0015】流入ポート9aと流出ポート9eとが連通
すれば、パイロットライン8側の圧力流体が、制御シリ
ンダ6,7に供給される。圧力流体が供給された制御シ
リンダ6,7は伸張するとともに、その最伸張位置で、
旋回モータ制御用のパイロット切換弁1に設けたストッ
パー4または5に当たる。このストッパーと4または5
と、制御シリンダ6または7とが当たった位置では、前
記したようにパイロット切換弁1の開度が、全開状態の
60%〜80%程度に保たれるようにしている。
【0016】なお、制御シリンダ6,7は、流出ポート
9dに対して並列に接続しているので、同時に同一方向
に伸張する。ただし、パイロット切換弁1は、常に左右
いずれか一方にしか切り換わらないので、その切り換え
方向に位置するストッパーだけが、制御シリンダのロッ
ド6aまたは7aに当たることになる。
【0017】上記のようにしたタイマーバルブ9が切り
換わるタイミングは、次のとおりである。まず、パイロ
ットライン8にパイロット圧が発生すると、その圧力が
両パイロット室9bおよび9cに導かれる。ただし、一
方のパイロット室9bには、パイロットライン8の圧力
がダイレクトに導かれるが、他方のパイロット室9bに
は、タイミング制御用絞り10を経由して導かれる。し
かも、他方のパイロット室9bは圧力保持用絞り11を
介してタンクTにも通じているので、その昇圧までに多
少の時間を必要とする。
【0018】したがって、一方のパイロット室9b側
は、パイロットライン8の圧力まで即座に上昇するが、
他方のパイロット室9c側は、タイミング制御用絞り1
0の圧力降下分だけ昇圧のタイミングが遅れる。上記の
ように他方のパイロット室9c側における圧力上昇のタ
イミングが遅れるので、そのタイミング遅れの時間帯で
両パイロット室9b、9cの圧力に差が生じる。この圧
力差によって、タイマーバルブ9はスプリング12のバ
ネ力に抗して移動し、図面左側位置に切り換わる。
【0019】この左側位置では、パイロットライン8の
圧力流体を制御シリンダ6,7に供給するので、制御シ
リンダ6,7がその圧力流体の作用で伸張位置を保つ。
そして、他方のパイロット室9cの圧力が徐々に上昇し
て、その圧力の作用力とスプリング12のバネ力とを合
計した力が、一方のパイロット室9b側の作用力に打ち
勝ったとき、タイマーバルブ9が図面右側位置に復帰す
る。タイマーバルブ9が図面右側位置に復帰すれば、制
御シリンダ6,7が流出ポート9dおよびタンクポート
9eを経由してタンクTに連通する。
【0020】次に、旋回モータとブームシリンダとを同
時に起動して、例えば、土砂をバケットですくいなが
ら、それをダンプカーに積み込む場合について説明す
る。なお、ブームシリンダを起動させた直後に旋回モー
タを起動させる場合については、旋回モータとブームシ
リンダとの同時起動とほとんど同じなので、説明を省略
する。旋回モータとブームシリンダとを同時に起動させ
るためには、旋回モータを制御するパイロット切換弁1
のパイロットラインと、パイロット切換弁3のうち、ブ
ームシリンダの上げを制御するパイロットラインとに同
時にパイロット圧を導く。
【0021】ブームシリンダを制御するパイロット切換
弁3にパイロット圧を導けば、タイマーバルブ9の両パ
イロット室9b,9cにも圧力が導かれる。しかし、他
方のパイロット室9c側では、その圧力上昇のタイミン
グが遅れるので、タイマーバルブ9は、パイロット室9
bの圧力作用で、図面左側位置に切り換わる。タイマー
バルブ9が左側位置に切り換われば、ブームシリンダを
上げ制御するためにパイロットライン8に導かれたパイ
ロット圧が、制御シリンダ6,7にも導かれるので、こ
の制御シリンダ6,7が伸張する。
【0022】制御シリンダ6,7の伸張によって、旋回
モータを制御するパイロット切換弁1の切り換え量が規
制され、その開度が全開状態の60%〜80%に保たれ
る。つまり、可変吐出量ポンプPは、旋回モータの起動
時の負荷圧で馬力一定制御され、その吐出量が減少させ
られる。しかし、吐出量が減少した中で、旋回モータ側
に供給される流量を絞ることによって、ブームシリンダ
の動作を確保するようにしている。
【0023】したがって、パイロット切換弁1および3
の切り換え初期には、速度が遅いながらも旋回モータお
よびブームシリンダの両方を、同時に起動させることが
できる。このように旋回モータもブームシリンダも動か
せるので、バケットで土砂などをすくってそれを持ち上
げながら旋回することができる。また、旋回モータがい
ったん起動してしまえば、起動時の抵抗が除かれるの
で、旋回モータにはそれほど大きな負荷が作用しない。
そのために起動後は、ブームシリンダの負荷圧に応じて
馬力が一定に制御されることになる。
【0024】上記のように旋回モータが起動した後に
は、タイマーバルブ9のパイロット室9c側の圧力も上
昇して、それを再び図面右側位置に切り換える。タイマ
ーバルブ9が右側位置に切り換われば、制御シリンダ
6,7がタンクTに連通するので、パイロット切換弁1
のストッパー4または5を規制する力がなくなる。
【0025】ストッパー4,5に対する制御シリンダ
6,7の規制力がなくなれば、パイロット切換弁1は、
そのパイロット圧の作用力で全開位置までフルストロー
クする。したがって、以後は、通常の制御状態になる。
なお、タイマーバルブ9は、旋回モータがし、発生圧力
が高い間、制御シリンダ6,7を伸張状態に保つととも
に、圧力低下した後に右側位置に復帰するように、タイ
ミング制御用絞り10と圧力保持用絞り11の開度およ
びスプリング12のバネ力を調整する。
【0026】図2に示した第2実施例は、タイマーバル
ブ9の他方のパイロット室9cを、旋回モータを制御す
るパイロット切換弁1のパイロットライン13、14
に、タイミング制御用絞り15およびシャトル弁16を
介して連通させたものである。ただし、この他方のパイ
ロット室9cを、圧力保持用絞り11を介してタンクT
に連通している点は、第1実施例と同様である。また、
タイマーバルブ9の一方のパイロット室9bは、第1実
施例と同様にパイロットライン8に直接連通させてい
る。
【0027】なお、この第2実施例は、パイロットライ
ン8,13,14のそれぞれに導かれるパイロット圧が
等しいことを前提にしている。このように各パイロット
圧が等しければ、一方のパイロット室9bをパイロット
ライン8に連通させ、他方のパイロット室9cをパイロ
ットライン13aあるいは14に連通させても、原理的
には第1実施例と同じになる。
【0028】図3に示した第3実施例は、タイマーバル
ブ9の両パイロット室9b,9cを、旋回モータを制御
するパイロット切換弁1のパイロットライン13,14
に連通させたものである。そして、この第3実施例で
も、旋回モータが慣性力を発生するまでの間、パイロッ
ト切換弁のストロークを規制する原理は、第1,2実施
例と同じである。なお、上記各実施例は、1ポンプで制
御するロードセンシング制御にも適用できるものであ
る。
【0029】
【発明の効果】このパワーショベルの油圧制御装置によ
れば、旋回モータが定常圧になるまでの間、旋回モータ
を制御するパイロット切換弁の開度を小さく保てるの
で、旋回モータの負荷が大きくて可変吐出量ポンプの吐
出量が少なくなっても、旋回モータとともにブームシリ
ンダを起動させられる。このように旋回モータとブーム
シリンダとを同時に起動させられるので、例えば、土砂
をバケットですくいながら、それを旋回してダンプカー
に積み込むときにも、バケットを持ち上げながら旋回さ
せることができる。したがって、バケットが持ち上げら
れないまま、旋回モータだけが作動してしまうという問
題も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の回路図である。
【図2】第2実施例の回路図である。
【図3】第3実施例の回路図である。
【符号の説明】
P 可変吐出量ポンプ 1〜3 パイロット切換弁 4,5 ストッパー 6,7 制御シリンダ 8 パイロットライン 9 タイマーバルブ 9a 流入ポート 9b 一方のパイロット室 9c 他方のパイロット室 9d 流出ポート 9e タンクポート 10 タイミング制御用絞り 11 圧力保持用絞り 12 スプリング 13,14 パイロットライン 15 タイミング制御用絞り
フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 AB03 AB05 BA01 BB02 BB03 CA02 DA03 DB02 DC04 3H089 AA82 BB15 BB17 BB19 CC01 CC08 DA03 DB32 EE07 EE15 EE32 FF07 GG02 JJ02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 馬力一定制御をする可変吐出量ポンプ
    に、旋回モータ制御用のパイロット切換弁と、アームシ
    リンダ制御用のパイロット切換弁と、ブームシリンダ制
    御用のパイロット切換弁とを接続してなるパワーショベ
    ルの油圧制御装置において、旋回モータ制御用のパイロ
    ット切換弁にストッパーを設けるとともに、このストッ
    パーに当接させてパイロット切換弁の切り換え位置を規
    制制御する制御シリンダを設ける一方、制御シリンダに
    圧力流体を供給したり、その供給を阻止したりするタイ
    マーバルブを備え、このタイマーバルブは、その両側に
    パイロット室を設け、この両側のパイロット室には上記
    各切換弁を切り換えるためのパイロット圧を導く構成に
    し、一方のパイロット室にはそのパイロット圧を直接導
    き、他方のパイロット室にはスプリングを設けるととも
    に、タイミング制御用絞りを介してパイロット圧を導
    き、しかも、この他方のパイロット室は圧力保持用絞り
    を介してタンクに連通させてなるパワーショベルの油圧
    制御装置。
  2. 【請求項2】 ブームシリンダ制御用のパイロット切換
    弁の上げ制御側のパイロットラインを、タイマーバルブ
    を介して制御シリンダに接続した請求項1記載のパワー
    ショベルの油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 旋回モータ制御用のパイロット切換弁の
    パイロットラインを、タイマーバルブを介して制御シリ
    ンダに接続した請求項1記載のパワーショベルの油圧制
    御装置。
  4. 【請求項4】 ブーム制御用のパイロット切換弁の上げ
    制御側のパイロットラインを、タイマーバルブを介して
    制御シリンダに接続するとともに、このパイロットライ
    ンからの圧力をタイマーバルブの一方のパイロット室に
    導き、スプリングを設けた他方のパイロット室には、旋
    回モータ制御用のパイロット切換弁のパイロットライン
    側のパイロット圧を導いてなる請求項1記載のパワーシ
    ョベルの油圧制御装置。
JP12586799A 1999-05-06 1999-05-06 パワーショベルの油圧制御装置 Expired - Fee Related JP3738152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12586799A JP3738152B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 パワーショベルの油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12586799A JP3738152B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 パワーショベルの油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000319941A true JP2000319941A (ja) 2000-11-21
JP3738152B2 JP3738152B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=14920907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12586799A Expired - Fee Related JP3738152B2 (ja) 1999-05-06 1999-05-06 パワーショベルの油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3738152B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011041410A2 (en) * 2009-09-29 2011-04-07 Purdue Research Foundation Regenerative hydraulic systems and methods of use
JP2015169250A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 川崎重工業株式会社 建設機械の油圧駆動システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011041410A2 (en) * 2009-09-29 2011-04-07 Purdue Research Foundation Regenerative hydraulic systems and methods of use
WO2011041410A3 (en) * 2009-09-29 2011-07-21 Purdue Research Foundation Regenerative hydraulic systems and methods of use
US9194107B2 (en) 2009-09-29 2015-11-24 Purdue Research Foundation Regenerative hydraulic systems and methods of use
JP2015169250A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 川崎重工業株式会社 建設機械の油圧駆動システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3738152B2 (ja) 2006-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5642616A (en) Fluid pressure control system for hydraulic excavators
JP3124094B2 (ja) 複数アクチュエータの制御装置
JPH07127607A (ja) 作業機械の油圧装置
JP2007238327A (ja) ストール防止制御エンジンを備えた油圧システム
US8701396B2 (en) Hydraulic system
US6557277B1 (en) Hydraulic circuit of working machine
JP2007255506A (ja) 建設機械の操作制御回路
JPS62270803A (ja) 油圧回路の制御方法
JP3562657B2 (ja) 可変容量油圧ポンプの容量制御装置
JP2000319941A (ja) パワーショベルの油圧制御装置
JPH0841933A (ja) 掘削機の油圧制御装置
JP4386476B2 (ja) 静水圧駆動系
JPH1037905A (ja) アクチュエータ作動回路
JP2002022054A (ja) 方向制御弁
JP2001050204A (ja) タイマーバルブ
JP3689600B2 (ja) パワーショベルの油圧制御装置
JP2002286002A (ja) 油圧制御装置
JPS6242145B2 (ja)
JP2002021808A (ja) 作業機械の液圧回路
JP2003148406A (ja) 油圧シリンダの駆動装置
JP3062171B1 (ja) 産業機械の油圧装置
JPH04136508A (ja) 油圧回路に用いる操作弁
JP2002061606A (ja) 油圧シリンダの再生油量コントロール弁
JPS6216467Y2 (ja)
JP3444506B2 (ja) 圧油供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees